JP3650640B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットに関し、更に詳しくは、写真フイルムパトローネの詰め替え防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影レンズやシャッタ機構等の撮影機構が組み込まれ、予め写真フイルムとパトローネとが装填されたレンズ付きフィルムユニット、例えば「写ルンですSuper800」(商品名)等が本出願人より製造販売されている。このようなレンズ付きフィルムユニットでは、撮影を行うごとにパトローネのスプールに係合された巻上げノブを回転操作して、撮影済みの写真フイルムを1コマ分だけパトローネ内に巻き上げるようになっている。写真フイルムには、パーフォレーションに従動スプロケットの歯が噛合されており、この従動スプロケットは写真フイルムの移動によって1回転して、シャッタチャージやフイルムの巻き止め、更には撮影枚数表示板の回動等も行っている。
【0003】
ところで、特開平5−19368号公報では、撮影画面の1コマあたりに2個のパーフォレーションを形成した写真フイルムが提案されている。これらの2個のパーフォレーションは、各コマごとにコマの先頭に対応する位置とコマの後端に対応する位置とに設けられており、これらのパーフォレーション間に各コマが撮影されることを前提としている。このためパーフォレーションは、1コマ分の長さを決めるための長い間隔と、各コマの相互間隔を決めるための短い間隔との2種類の間隔で交互に並んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記レンズ付きフイルムユニットは、資源の有効利用の観点から、使用後に回収されて再利用することが行われている。しかしながら、単に写真フイルムやパトローネのみを詰め替えるだけでは、撮影機構の劣化等が発生している場合に初期の性能を確保することができなくなるばかりでなく、写真フイルムに擦り傷を発生させるおそれもある。したがって、回収されたレンズ付きフイルムユニットは、部品の再利用のための検査装置などで各種機能検査や洗浄等が行われている。このため、不用意なフイルムの詰め替えなどを阻止する必要がある。この不用意な詰め替え阻止手段は種々提案されており、各々の提案は特有の効果を有しているが、再利用が不可能なほど破壊されてしまう場合もあったり、部品点数や組み立て作業工程数が増えることもあるという問題も少なからずある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、使用後のレンズ付きフイルムユニットへの不用意な写真フイルムパトローネの詰め替えを簡単な構成で阻止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、1コマあたりに標準サイズの小パーフォレーションと、この小パーフォレーションよりも大きな大パーフォレーションとがそれぞれ1個ずつ設けられた写真フイルムを予め装填し、小パーフォレーションに噛合する小歯と大パーフォレーションに噛合する大歯とが外周に設けられ、撮影後の1コマ巻き上げにより回転してシャッタチャージやフイルム巻止めを行う従動スプロケットを備えたものである。また、請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、大歯の内部を肉抜きしたものである。
【0007】
更に、請求項3記載のレンズ付きフイルムユニットは、大歯がパーフォレーションの付勢よりも強い力で押圧されると、従動スプロケット内に入り込む方向に弾性変形するように、大歯の一部に切欠を設けたものである。
【0008】
また、請求項4記載のレンズ付きフイルムユニットは、従動スプロケットに、大歯と小歯とを回転対称で二対設けたものである。
【0009】
【作用】
使用後のレンズ付きフイルムユニットから撮影済みの写真フイルムを取り出し、未使用の写真フイルムを詰め替えようとすると、市販の写真フイルムの標準サイズのパーフォレーションは、従動スプロケットの大歯と大きさが合わないため詰め替えができない。また、標準サイズのパーフォレーションに噛合できるように従動スプロケットの大歯に加工が施されても、大歯は内部が肉抜きされているので破断して従動スプロケットから取れてしまうので、やはり写真フイルムの詰め替えはできない。
【0010】
また、小歯が小パーフォレーションへの噛合に失敗して大パーフォレーションに噛合した場合には、大パーフォレーションが写真フイルムと干渉して写真フイルムの巻き上げができなくなることがある。しかしながら、大歯の一部に切欠を設けておくと、大歯が写真フイルムに当接したときに従動スプロケット内に入り込む方向に変形するので、従動スプロケットはそのまま回転することができ、1コマ分のコマ送りミスで済む。
【0011】
【実施例】
図2は、本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を示すものである。レンズ付きフイルムユニット2は、写真フイルムパトローネや各種撮影機構が内蔵されたユニット本体3とこれを収納する紙箱4とから構成されている。紙箱4は、ユニット本体3に組み込まれた巻上げノブ5,シャッタボタン6等を露呈させるような輪郭となっており、また、撮影レンズ7,ファインダ8及び撮影枚数表示窓9等を露出させるための穴が設けられている。
【0012】
ユニット本体3は、図3に示すように、本体基部12、後カバー13、露光ユニット14、及び前カバー15とから構成されている。本体基部12の前面には、露光ユニット14が着脱自在に取り付けられる。露光ユニット14は、撮影レンズ7を備えた露光付与機構、フイルム巻き上げ機構、及びシャッタチャージ機構等が組み込まれており、これらはユニット化されている。後カバー13は、本体基部12の背後に着脱自在に取り付けられ、本体基部12との間でパトローネ付き写真フイルム16を光密に収納する。
【0013】
前カバー15は、本体基部12の前面に着脱自在に取り付けられる。この前カバー15の上面には、一部を切り欠いて弾性自在に形成したシャッタボタン6が設けられている。このシャッタボタン6の下部には、押圧ロッド18が設けられており、詳しくは後述する露光ユニット14の構成部品を押圧して露光付与機構を作動させる。
【0014】
本体基部12には、パトローネ20を収納するためのパトローネ収納室21と、パトローネ20から全部引き出した未露光の写真フイルム22をフイルムロール22aの形態で収納するためのフイルムロール室23とが一体成形されている。本実施例では、フイルムロール22aを巻芯24に巻き付けて形成している。この巻芯24は、後カバー13に設けた一対のフォーク25,26によって上下端がフイルムロール22aの内部で回動自在に支持される。なお、巻芯24を省略したフイルムロール22aをフイルムロール室23に収納するようにしてもよい。この場合には、一対のフォーク25,26も省略することができる。
【0015】
パトローネ収納室21とフイルムロール室23との底は開口となっており、パトローネ付き写真フイルム16を装填した後に、後カバー13に設けたプルトップ式の底蓋28,29によってそれぞれ塞がれる。
【0016】
パトローネ収納室21とフイルムロール室23との間には、暗箱31が設けられている。暗箱31の背面側には露光開口が形成されている。この露光開口は、ここを通るフイルム面とともに撮影レンズ7を通る光軸7aを中心として湾曲した形状となっている。また後カバー13には、フイルム面に対峙する部分にフイルム支持面32が形成されている。このフイルム支持面32もフイルム面と同じに湾曲している。なお、暗箱31を露光ユニット14に設けてもよい。また、暗箱31を分割して一部を露光ユニット14に、他部を本体基部12に設け、露光ユニット14を本体基部12に取り付けることで暗箱31が形成されるようにしてもよい。
【0017】
暗箱31の前面側には、撮影レンズ7を透過した被写体光を露光開口に導くための開口34が形成されている。また、暗箱31の上方には、詳しくは後述する従動スプロケットを写真フイルム22に向けて露呈させるための開口31aが形成されている。この開口31aは、撮影レンズ7側から見た露光開口に対して上方左側に形成されている。
【0018】
巻き上げノブ5は、パトローネ収納室21の上面に回動自在に配置され、パトローネ収納室21に装填されたパトローネ20のスプール36に係合している。この巻き上げノブ5は、一部が後カバー13から露呈されており、この露呈された部分をフイルム巻き上げ方向(図中反時計方向)に回転させることにより、スプール36がフイルム巻き取り方向に回転して撮影済みの写真フイルム22をパトローネ20の内部に収納する。
【0019】
巻き上げノブ5の外周には歯列5aが形成されている。この歯列5aには、本体基部12に設けた逆止爪37が係合している。逆止爪37は、巻き上げノブ5がフイルム巻き上げ方向とは逆の方向(図中時計方向)に回転操作されることを禁止している。
【0020】
写真フイルム22は、写真フイルム22の後端がスプール36に係止されており、図4に示すように、フイルム先端部22b、フイルム露光部22c、及びフイルム後端部22dとから構成されている。フイルム露光部22cには、一方の側縁に沿ってサイズの異なった大小2個のパーフォレーション39,40が2種類の間隔で交互に配列されており、間隔の長いパーフォレーション39,40の間の中心を前記露光開口のフイルム給送方向(長手方向)の中心に合わせた状態で露光を行いコマ41が形成される。
【0021】
写真フイルム22は、レンズ付きフイルムユニット2専用のものであり、一般のカメラに用いられる市販の写真フイルムに追加工が施されている。写真フイルム22と市販の写真フイルムとの差異は、コマ41の先頭側に配置されるパーフォレーション39の大きさである。市販の写真フイルムの標準サイズのパーフォレーション39は、パーフォレーション40と同サイズとされているが、写真フイルム22のパーフォレーション39は、フイルム巻き上げ方向の上流側に大きく広げられている。
【0022】
また、写真フイルム22には、フイルム先端部22b側のコマ41a(レンズ付きフイルムユニット2では最終コマ)とフイルム後端部22d側のコマ41b(レンズ付きフイルムユニット2では最初のコマ)の隣にそれぞれ大小のパーフォレーション39a,40aが1個ずつ形成され、短い間隔で並んだ大小のパーフォレーション39,40が必ず対となるようにされている。フイルム先端部22bの大パーフォレーション39aは、市販形態の写真フイルムに予め形成されたパーフォレーションを大きく加工したものであり、また、フイルム後端部22dの小パーフォレーション40aは市販形態の写真フイルムには形成されておらず、新たに形成したものである。
【0023】
これによりレンズ付きフイルムユニット2に専用で用いられる写真フイルム22には、大パーフォレーション39が乳剤面側から見てコマ41の左上、すなわちコマ41に対してフイルム巻き上げ方向側に配列される。この大パーフォレーション39は、小パーフォレーション40よりもフイルム給送方向に沿った長さが長くされている。他方の小パーフォレーション40はコマ41の右上、すなわち、コマ41に対してフイルム巻き上げ方向とは逆側に配列されており、当然大パーフォレーション39よりもフイルム給送方向に沿った長さが短くなっている。そして、どちらのパーフォレーション39,40もフイルム幅方向の長さは同じとされている。
【0024】
露光ユニット14には、露光付与機構,フイルム巻き止め機構,及びシャッタチャージ機構の他に、フイルムカウンタ機構が設けられている。これらの機構は、図5に示すように、暗箱31を構成するベース板43の上面に形成された軸44に順に挿入されるシャッタ駆動レバー45,枚数表示板46と、軸47に順に挿入される捩じりバネ48,係止レバー49と、軸受け開口50に挿入される回転部材51と、従動スプロケット52,板バネ53,シャッタ羽根54とから構成されている。
【0025】
従動スプロケット52は、回転部材51の下部に係合されて、暗箱31の上部の開口31aからフイルム面に向けて露呈される。従動スプロケット52の円周面52aには、短い間隔で並んだ一対の大小パーフォレーション39,40に順次に噛合する一対の大小の歯56,57が、円周面52a上に180°の回転対称で2対もうけられており、1コマ分のフイルム移送に従動して半回転する。この円周面52aの長さとしては写真フイルムの1コマ分の長さと同じか、或いはこれよりも短くするのが望ましい。なお、従動スプロケット52の従動方向は、同図に示す反時計方向である。
【0026】
図1(A),(B)に示すように、大歯56は、フイルム給送方向の長さWが小パーフォレーション40の幅W1よりも長く、大パーフォレーション39の幅W2よりも僅かに短いサイズで形成されており、大パーフォレーション39にのみ噛合できるようになっている。これにより、図中破線で示す標準サイズのパーフォレーション58を有する市販の写真フイルムが装填されても、大歯56とパーフォレーション58とが噛合できないので、写真フイルムの詰め替えを防止することができる。
【0027】
また、大歯56は、内部に肉抜き部59が形成されており、一端56aで従動スプロケット52の円周面52aに連結されている。この一端56aの肉厚W3は、大パーフォレーション39の幅W2と標準サイズパーフォレーション58の幅W4との差(W2−W4)よりも細く形成されている。そのため、市販の写真フイルムのパーフォレーション58に噛合できるようにするために大歯56に切削加工等が施されると、大歯56の一端56aが破断されて従動スプロケット52から取れてしまうので、確実に写真フイルムの詰め替えを防止することができる。
【0028】
また、大歯56を一端56aのみで従動スプロケット52に連結したことにより、大歯56には一端56aを中心にして変形が可能な弾性が付与されている。例えば、小歯57が小パーフォレーション40への噛合に失敗して大パーフォレーション39に噛合した場合、大歯56は噛合するパーフォレーションが存在しないため写真フイルム22の平面に突き当たることになる。この突き当たった大歯が弾性の付与されていないものならば、写真フイルム22と大歯とが干渉して写真フイルム22の巻き上げができなくなり、そのレンズ付きフイルムユニット2は使用不可能となってしまう。
【0029】
しかしながら、本発明のレンズ付きフイルムユニットでは、大歯56が写真フイルム22の平面に対して突き当たっても、図中に2点鎖線で示すように、大歯56は一端56aを中心にして従動スプロケット52内に入り込む方向に弾性変形するので、従動スプロケット52は従動回転が可能となり写真フイルムの1コマ分のズレだけで済む。また、大歯56は、一端56aの太さの調整によって、大パーフォレーション39による付勢よりも強く押圧されたときだけ弾性変形するようになっているので、平常時の従動回転に何ら支障をきたすことはない。
【0030】
小歯57は、小パーフォレーション40に噛合するサイズとなっている。そして、写真フイルムの1コマ移送では、一対の歯のうち小歯57が小パーフォレーション40から外れ、大歯56が大パーフォレーション39に確実に係合した状態で完了する。
【0031】
図5に示すように、回転部材51は、下方から被押圧部60,シャッタチャージカム61,巻止めカム62,二歯ギヤ63とから構成されており、これらは一体に形成されている。被押圧部60には、板バネ53が押しつけられており、従動スプロケット52が写真フイルム22のパーフォレーション39,40の何れとも噛合していないときに、板バネ53が自身の弾性によって被押圧部60に設けられた突起60aを押圧して回転部材51を従動方向に回動させる。これにより、従動スプロケット52の歯57は、次のパーフォレーション40に噛合可能な位置に移動されることになる。
【0032】
捩じりバネ48は、一端48aがシャッタ駆動レバー45を反時計方向(レリーズ完了位置)に向けて付勢し、他端48bが係止レバー49を時計方向(巻き止め位置)に向けて付勢している。係止レバー49は、捩じりバネ48の付勢によって爪部49aが巻止めカム62の外周に当接されている。1コマ分の写真フイルムの巻き上げにより回転部材51が半回転すると、シャッタ駆動レバー45はシャッタチャージカム58によって時計方向(チャージ位置)に向けて回動される。
【0033】
また、係止レバー49は、回転部材51が半回転するごとに爪部49aが巻止めカム62の溝62aに合致するので、捩じりバネ48の付勢によって時計方向に僅かに回動される。係止レバー49が時計方向に回動されると、係止レバー49の下突条部49bがシャッタ駆動レバー45の立ち上がり片45aに当接してシャッタ駆動レバー45をシャッタチャージ位置に保持する。また、このときには、係止レバー49の巻止め爪49cが巻上げノブ5の外周の歯列5aに噛合して、フイルム巻上げ操作を阻止している。
【0034】
また、回転部材51が半回転されたときには二歯ギヤ63も半回転されるが、このときに二歯ギヤ63は、枚数表示板46を一目盛り分だけ時計方向に回転させる。枚数表示板46の上面には、その回転ピッチに対応して枚数表示用の目盛りが設けられている。この目盛りはその時点で撮影可能なフイルム枚数、すなわち残数表示目盛りとなっているから、この目盛りを表示窓9を通して観察することによって残りコマ数を確認することができる。
【0035】
シャッタボタン6が押下されると、押圧ロッド18が係止レバー49の立ち下がり片49dを押圧して反時計方向(巻き止め解除位置)に向けて回動させる。これにより、係止レバー49の下突条部46bとシャッタ駆動レバー45の立ち上がり片45aとの当接が解除されるので、シャッタ駆動レバー45は捩じりバネ48の付勢によって反時計方向に回動する。このときに、シャッタ駆動レバー45の蹴飛ばしアーム45bが、軸65に揺動自在に組み付けられたシャッタ羽根54を蹴飛ばして図中時計方向に回動させる。これにより、シャッタ開口67が開放され、写真フイルム22への露光が行われる。また、シャッタ羽根54は引き戻しバネ66の付勢によって反時計方向に回動されて、すぐにシャッタ開口67を閉じる。
【0036】
係止レバー49が反時計方向に回動されると、巻き止め爪49cが歯列5aから退避し、爪部49aが溝62aから退避しているので、撮影済みの写真フイルム22の巻き上げ操作が可能な状態となっている。巻上げノブ5をフイルム巻上げ方向(反時計方向)に回転操作すると、前述のように回転部材51が半回転され、シャッタチャージと枚数表示板46の一目盛り分の回動とが行われる。
【0037】
以上のように撮影を繰り返し、最後のコマ41への撮影が終了すると、枚数表示板46の下面に形成されたカム46aが、係止レバー49の立ち上がり突起49eに当接して巻き止め解除位置内に保持するので、巻上げノブ5は回転が自由となり、写真フイルム22をパトローネ20内に全て巻き込むことができる。
【0038】
次に上記実施例の作用について説明する。図2に示すレンズ付きフイルムユニット2を購入したユーザーは、始めに巻上げノブ5を回転操作して撮影準備を行う。巻上げノブ5が回転操作されると、図5に示すように、写真フイルム22がパトローネ20内に巻き上げられる。
【0039】
写真フイルム22の移動により、大パーフォレーション39に噛合されていた大歯56が押圧され、従動スプロケット52が僅かに反時計方向に回動され、同軸に係合された回転部材51も同方向に同量の回転を行う。このときには従動スプロケット52の各歯56,57と、パーフォレーション39,40とは全く噛合していない状態となり、板バネ53は回転部材51の被押圧部60の突起60aを押圧して、回転部材51を反時計方向に回転させる。さらに写真フイルム22を移動すると、従動スプロケット52の小歯57が次の小パーフォレーション40に噛合し、大歯56が大パーフォレーション39に噛合する。巻上げノブ5の回転操作が開始されてから大歯56が大パーフォレーション39に噛合するまでの間に、回転部材51は反時計方向に半回転される。
【0040】
回転部材51が半回転する間には、シャッタチャージカム61がシャッタ駆動レバー45を捩じりバネ48の付勢に抗して時計方向に回動させる。また、係止レバー49は、捩じりバネ48の付勢によって時計方向に回動して爪部49aを巻止めカム62の溝62に係合させて回転部材51の回転をロックする。また、このときに係止レバー49は、下突条部49bをシャッタ駆動レバー45の立ち上がり片45aに当接させてシャッタ駆動レバー45をチャージ位置に保持し、更に、巻止め爪49cを巻上げノブ5の外周の歯列5aに噛合させて、巻上げノブ5の回転操作を阻止する。これにより、レンズ付きフイルムユニット2の撮影準備が完了する。
【0041】
その後、ファインダ8で撮影範囲を確認し、シャッタボタン6を押下すると、押圧ロッド18が係止レバー49の立ち下がり片49dを押圧して反時計方向(巻き止め解除位置)に向けて回動させる。これにより、係止レバー49の下突条部46bとシャッタ駆動レバー45の立ち上がり片45aとの当接が解除されるので、シャッタ駆動レバー45は捩じりバネ48の付勢によって反時計方向に回転する。このときに、シャッタ駆動レバー45の蹴飛ばしアーム45bが、軸65に揺動自在に組み付けられたシャッタ羽根54を蹴飛ばして図中時計方向に回動させる。これにより、シャッタ開口67が開放され、写真フイルム22への露光が行われる。また、シャッタ羽根54は引き戻しバネ66の付勢によって反時計方向に回動されて、すぐにシャッタ開口67を閉じる。
【0042】
1コマ分の撮影が終了した時点では、巻き止め爪49cが歯列5aから退避し、爪部49aが溝62aから退避しているので、撮影済みの写真フイルム22の巻き上げ操作が可能な状態となっている。巻上げノブ5をフイルム巻上げ方向(反時計方向)に回転操作すると、前述のように回転部材51が半回転され、シャッタチャージと枚数表示板46の一目盛り分の回動とが行われる。
【0043】
また、何らかの不具合により、小歯57が小パーフォレーション40に噛合できずに大パーフォレーション39に噛合し、大歯56が写真フイルム22の平面部に突き当たっても、図1に2点鎖線で示すように、大歯56は一端56aで弾性変形するので従動スプロケット52の回転は可能であり、写真フイルム22の1コマ分のズレという被害だけでレンズ付きフイルムユニット2が使用不可能になることを防止できる。
【0044】
以上のように撮影と写真フイルムの巻き上げとを繰り返し、最後のコマ41aへの撮影が終了すると、枚数表示板46の下面に形成されたカム46aが、係止レバー49の立ち上がり突起49eに当接して巻き止め解除位置内に保持するので、巻上げノブ5は回転が自由となり、写真フイルム22をパトローネ20内に全て巻き込むことができる。
【0045】
通常、使用済みのレンズ付きフイルムユニット2は、ユーザーによって現像取扱店等に同時プリントの依頼が行なわれるが、ユーザーの中にはレンズ付きフイルムユニット2から写真フイルムパトローネ16を自分で取り出し、市販の写真フイルムパトローネを詰め替えて再使用を図ることがある。しかしながら、図1に示すように、従動スプロケット52の大歯56の幅Wは、市販の写真フイルムの標準サイズのパーフォレーション58に噛合できない大きさとなっているため、写真フイルムの詰め替えを行うことはできない。また、大歯56にパーフォレーション58に噛合できるように切削加工が施されると、大歯56は円周面52aに連結されている一端56aが破断されて取れてしまうので、従動スプロケット52は機能を失ってしまう。これにより、不確実な遮光能しか得られない写真フイルムの詰め替えを確実に防止することができる。
【0046】
上記実施例では、1コマあたりにサイズの異なる2個のパーフォレーションを設けた写真フイルムをレンズ付きフイルムユニット専用としているが、レンズ付きフイルムユニット用の写真フイルムはこれに限らず、1コマあたりに1個の大パーフォレーションと複数の小パーフォレーションとを設けたものでもよい。また、1コマあたり1個のパーフォレーションを設けた写真フイルムでもよい。これらの場合には、パーフォレーションの形状及び数に合わせて従動スプロケットの歯の形状及び数を決めればよい。
【0047】
また、レンズ付きフイルムユニット用の写真フイルムのパーフォレーションの形状としては、市販の写真フイルムのパーフォレーションに対してフイルム幅方向の長さを異ならせた形状としてもよい。また、大きさを異ならせる他に、例えば丸や三角等、形状を異ならせたものでものよいが、いずれの場合も市販の写真フイルムのパーフォレーションに噛合できるように従動スプロケットの歯に追加工が施されたときに、歯が破壊されるなどして従動スプロケットとしての機能を失うようにする。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、使用後に市販の写真フイルムパトローネを詰め替えようとしても、市販の写真フイルムの標準サイズのパーフォレーションと従動スプロケットの大歯との大きさが合わないので詰め替えはできない。また、従動スプロケットの大歯を標準サイズのパーフォレーションに噛合できるように加工しても、大歯は肉抜きされているので破断して取れてしまいやはり詰め替えはできない。
【0049】
また、従動スプロケットの歯とパーフォレーションとの噛合が外れて、大歯が写真フイルムの平面部に突き当たっても、大歯は従動スプロケット内に入り込む方向に弾性変形するので従動スプロケットはそのまま回転することができ、1コマ分のコマ送りミスだけでレンズ付きフイルムユニットが使用不可能になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従動スプロケットの歯と写真フイルムのパーフォレーションとの大きさの関係を示す説明図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】写真フイルムパトローネの構成を示す説明図である。
【図5】フイルム巻上げ機構の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
16 写真フイルムパトローネ
22 写真フイルム
39 大パーフォレーション
40 小パーフォレーション
52 従動スプロケット
56 大歯
57 小歯

Claims (4)

  1. 1コマあたりに標準サイズの小パーフォレーションと、この小パーフォレーションよりも大きな大パーフォレーションとがそれぞれ1個ずつ設けられた写真フイルムが予め装填され、小パーフォレーションに噛合する小歯と大パーフォレーションに噛合する大歯とが外周に設けられ、撮影後の1コマ巻き上げにより回転してシャッタチャージやフイルム巻止めを行う従動スプロケットを備えたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 前記大歯は、内部が肉抜きされていることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. 前記大歯は、パーフォレーションの付勢よりも強い力で押圧されると、従動スプロケット内に入り込む方向に弾性変形するように一部が切り欠かれていることを特徴とする請求項1及び2記載のレンズ付きフイルムユニット。
  4. 前記従動スプロケットには、大歯と小歯とが回転対称で二対設けられていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のレンズ付きフイルムユニット。
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