JP3650544B2 - ゴミ集積場用ネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴミ回収日等に屋外のゴミ集積場に一時的に集積されるゴミ袋の散乱を防止するとともに、カラスや猫,犬等の動物がゴミ集積場に集積されたゴミ袋を破ってゴミが散乱するのを防止するゴミ集積場用ネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、家庭や職場等の種々の生活空間から排出される生ゴミ等のゴミは、所定のゴミ回収日にゴミ袋に入れて所定のゴミ集積場に出されている。ゴミ集積場は、町内や団地毎等に電柱や塀,ガードレール付近等の道端の所定位置に決められていることが多く、ゴミ集積場では、ゴミ回収車がゴミの回収に来るまでゴミ袋が山積みされたまま放置されている。
【0003】
しかしながら、従来から、ゴミ集積場に集められるゴミ袋内には生ゴミが含まれているので、ゴミ回収車によるゴミ袋の回収までに、カラスや猫,犬等の動物がゴミ袋を破って残飯等をあさり、周囲にゴミを散乱させるという問題点を有していた。
そこで、近年では、カラスや猫,犬等の動物がゴミ袋を破るのを防止するために、ゴミ集積場に集められるゴミ袋の山を覆うゴミ集積場用ネットに関するものとして種々のものが開発されている。
【0004】
例えば、実開平6−16307号公報(以下、イ号公報という)には、無結節に編んだ柔軟な網の各辺にロープを挿通し、網の角部から各ロープの端部を引き出し、ロープの端部を利用して全体を支柱などに固定して生ごみに被せた生ごみ回収用の防護ネット、が開示されている。
【0005】
特開平8−58910号公報(以下、ロ号公報という)には、ごみ袋の山を覆う網体の周縁部に沿って重りを止着してなるごみ袋防護装置、が開示されている。
【0006】
特開平10−129802号公報(以下、ハ号公報という)には、所要の網目を有して収納空間を形成する網本体において、該網本体の内部に所要数の空間保持体を具備してなるゴミ収納網、が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のゴミ集積場用ネットは以下の課題を有していた。
【0008】
イ号公報に記載の生ごみ回収用の防護ネットでは、網が平面状に形成されているので網に膨らみがなく、立体的に盛り上がっているごみ袋の山に該生ごみ回収用の防護ネットを被せた際に、ごみ袋の嵩により生ごみ回収用の防護ネットの周縁部が地面から浮き、地面との間に間隙部が形成され、間隙部からカラスや猫,犬等の動物がごみ袋を引き出してごみを散乱し、ごみ袋を確実に防護できない。特に、該生ごみ回収用の防護ネットを塀等に吊り下げてごみ袋を覆った場合、ごみ袋の嵩により塀と該生ゴミ回収用の防護ネットの間に間隙部ができ、間隙部からカラスや猫,犬等の動物がごみ袋を引き出してごみを散乱させる。また、ごみ袋の山を完全に該生ごみ回収用の防護ネットで覆う場合には、ごみ袋の山の占有面積よりはるかに大きな網の面積が必要になり生ごみ回収用の防護ネットが大型化し、生ごみ回収用の防護ネットが歩道等にはみ出し邪魔になるとともに、取り扱い性に欠ける。また、ごみ袋の山が崩れ、ごみ袋が生ごみ回収用の防護ネットからはみ出易い。更に、網の各辺に挿通されたロープが網の角部から引き出されているので、ロープが地面と接して汚れ、ごみ袋を該生ごみ回収用の防護ネット内に入れる使用者に不快感を与え、衛生性に欠け、また、ロープが地面と接しているので地面との摩擦によりロープが切れ易く耐久性に欠ける。という課題を有していた。
【0009】
ロ号公報に記載のごみ袋防護装置では、ごみ袋防護装置の周縁部が地面と接するので周縁部が汚れ、周縁部を捲ってごみ袋を網体内に入れる使用者に不快感を与えるとともに、衛生性に欠ける。また、網体が平面状に形成されているので、特に集積されたごみ袋の山が大きい場合、該ごみ袋防護装置の周縁部が地面から浮き、地面との間に間隙部ができ、間隙部からカラスや猫,犬等の動物がごみ袋を引き出してごみを散乱し、ごみ袋を確実に防護できない。更に、網体の周縁部に折り返し部を形成して折り返し部に鎖を挿通して重りとしているので、折り返し部が地面と接して摩擦等により摩耗し、損傷し易く耐久性に欠けるとともに、折り返し部が損傷した場合、網体全ての交換を要しメンテナンス性に欠ける。という課題を有していた。
【0010】
ハ号公報に記載のゴミ収納網では、網本体の内部に所要数の空間保持体を具備しているので、該ゴミ収納網の部品点数が多く生産作業が煩雑になるとともに、該ゴミ収納網の生産時に空間保持体取り付けの手間を要し、生産性に欠ける。また、網本体に所要数の空間保持体を有しているので、該ゴミ収納網の未使用時に空間保持体が嵩張り収納性に欠ける。更に、網本体の内部に空間保持体を有し、ゴミ袋の山と網本体の間に空間を形成するので、網本体が大型化する。という課題を有していた。
【0011】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ゴミ袋の山を広範囲に広げることなく覆うことができるとともに、カラスや猫,犬等の動物によりゴミ袋が引き出されてゴミが荒らされるのを確実に防止でき、また、簡単な構造で生産性に優れるとともに、耐久性やメンテナンス性に優れたゴミ集積場用ネットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために本発明におけるゴミ集積場用ネットは、以下の構成を有している。
【0013】
本発明の請求項1に記載のゴミ集積場用ネットは、網地と、4×n(但し、nは1〜24の整数)本のストランドで編組された編組ロープと前記編組ロープの前記ストランド間に所定間隔で挿通される仕立部材とからなり前記仕立部材が前記網地の周縁部の網目挿通され配設された縁部材と、を有し、前記網地が膨出状に形成され、前記編組ロープの前記ストランドの各々が約180°異なる方向に交互に露出するように編組され、かつ、略同一直線上に露出した前記ストランドと他の略同一直線上に露出した前記ストランドの色が異なる構成を有している。
【0014】
これにより、網地が膨出状に形成されているので、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋を広範囲に広げることなくゴミ袋を山積みにした状態で該ゴミ集積場用ネットでゴミ袋の山を確実に覆うことができるという作用を有する。また、山積みされたゴミ袋に網地を覆設した場合でも、該ゴミ集積場用ネットの縁部材が地面から浮き、地面と縁部材との間に間隙部ができるのを防止できるという作用を有する。
また、縁部材が、編組ロープと、編組ロープのストランド間に挿通される仕立部材で構成されているので、仕立部材を編組ロープのストランド間に挿通し、次に網地の周縁部の網目に挿通する作業を繰り返すことにより、網地と編組ロープを仕立部材で連結することができ、編組ロープと網地の連結作業が容易にできるという作用を有する。
編組ロープがストランドで編組されているので、編組ロープを長さ方向に圧縮させるか、スパイキ等の挿通具をストランド間に挿通するだけで容易にストランド間を広げることができ、仕立部材を容易にストランド間に挿通できる。更に、各ストランドのピッチが分かり易く、特に、糸通し等の挿通具を用いた場合、ストランド間に挿通具を挿通すると同時に仕立部材をストランド間に挿通することができ、仕立部材の挿通作業が容易にできるという作用を有する。
略一直線上に露出したストランド間に仕立部材を挿通して網地と編組ロープを連結した場合、仕立部材が地面に接し難く仕立部材の耐久性や網地と編組ロープとの連結強度を向上できるという作用を有する。
また、編組ロープとして、ストランドの各々が約180°異なる方向に交互に露出したものを用いることにより、ストランドのピッチが分かり易く、特に、編組ロープを網地の周縁部の長さより短くし、網地の周縁部をいせ込みながら編組ロープと連結する際に、網地のいせ込みが容易にでき、容易に網地を膨出状にすることができる。
更に、略一直線上に露出したストランドの色と、そのストランドと隣り合う他の一直線上に露出したストランドの色を異ならせることにより、各ストランドのピッチがより分かりやすくなり、仕立部材の挿通作業性や網地のいせ込み作業性を向上できる。
【0015】
ここで、網地としては、ポリエチレン製,ナイロン製,テトロン製等の合成樹脂製で、耐久性や耐候性に優れ、網目が角目状や菱目状のものが用いられる。また、網地に撥水加工や防炎加工等を施してもよい。撥水加工を施すことにより、網地が雨等で濡れて使用者に不快感を与えたり、網地の重量が増加して取り扱い性が低下するのを防止でき、また、防炎加工を施すことにより、ゴミ集積場で火災が発生した際に網地が燃えるのを防止できる。
また、網地は、平面部と側面部で立体的に形成して網地を膨出状としたものや、平面状の網地の周縁部に縁部材を取り付けるとともに網地の周縁部を絞り込み(いせ込み)網地を膨出状としたもの、又は、平面状の網地の周縁部の所定部(例えば、長方形状の網地の四隅)を束ねて結束し網地を膨出状としたもの等が用いられる。
網地の膨出率としては、縁部材で囲まれた平面状の面積に対して網地を展開したときの総面積を10%〜500%増、好ましくは、20%〜200%増にするのが好ましい。これにより、壁や塀に寄りかからせて集積したゴミ袋の山の場合でも、地面に山積みされたゴミ袋の山の場合でも、該ゴミ集積場用ネットで確実に覆うことができる。ここで、膨出率が20%より小さくなるにつれて、該ゴミ集積場用ネットの外形が小さい場合にゴミ袋の集積率が低くなり使用し難くなる傾向が有り、また、膨出率が200%より大きくなるにつれて、ゴミ袋を該ゴミ集積場用ネット内に入れる際に、既に集積されているゴミ袋の下方に縁部材が入り込み縁部材を捲り上げ難くなる傾向が有る。更に、膨出率が10%より小さくなるにつれて、ゴミ袋の山を該ゴミ集積場用ネットで覆設した際に縁部材が地面から浮き地面と縁部材との間に間隙部ができる傾向が顕著になり、また、膨出率が500%より大きくなるにつれて、該ゴミ集積場用ネットの網地が嵩張り取り扱い性や未使用時の収納性を低下させる傾向が顕著になり、いずれも好ましくない。
【0016】
縁部材としては、編組ロープ等のロープや、ゴムやストレッチヤーン等の伸縮性を有した伸縮部材等が好適に用いられる。特に、縁部材が伸縮部材からなる場合、集積場に集積されたゴミ袋の山を該ゴミ集積場用ネットで覆った際に、縁部材の伸縮により、縁部材がゴミ袋の下方に入り込んでゴミ袋に引っ掛かり該ゴミ集積場用ネットが風等で容易に捲れあがったり、ゴミ袋の山から外れて飛んだりするのを防止できる。
縁部材として、編組ロープの中心や各ストランドに鉛線やワイヤロープ,鉛や鉄等の金属片を挿入してもよい。これにより、縁部材の重量が重くなるため、該ゴミ集積場用ネットの縁部が使用時に地面から浮き上がるのを防止できるとともに、風等により該ゴミ集積場用ネットの縁部が捲れあがるのを防止できる。
【0017】
特に、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにし少なくとも1ヵ所以上の縁部材同士を縫合又は係合等により連結した場合、該ゴミ集積場用ネットが袋状となり、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れたまま容易に持ち運びができ、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋を該ゴミ集積場用ネットごと一度に回収でき、ゴミ袋の回収作業性を向上できる。
【0018】
編組ロープとしては、4×1本〜4×4本のストランドで編組しているのが好適に用いられる。これにより、網地と編組ロープを仕立部材で連結する際に、ストランド間を広げて容易に仕立部材を挿通することができ、該ゴミ集積場用ネットの仕立作業性を向上できる。尚、ストランドの本数が、4×24本より多くなると、ストランド間に仕立部材を挿通し難くなる傾向が有るとともに、各ストランドの径が細くなり編組ロープの表面に凹凸ができ難く断面が略円形状になるため、編組ロープが地面に対して滑り易く、特に、編組ロープ上に人が乗った際に横転事故を引き起こす可能性が有り好ましくない。
また、特に、ストランドの色の一方を黒等の暗視色とし、他方を青,緑,黄,赤等の明視色とするのが好ましい。これにより、色の対比が明確で各ストランドのピッチがより明確になり、該ゴミ集積場用ネットの生産性を更に向上でき、また、特に、明視色を蛍光性とした場合、夜間でも該ゴミ集積場用ネットの位置が見やすく、特に、夜間にゴミ回収を行う場合にゴミの集積場所が分かり易く回収作業性を向上できるとともに、歩行者や自動車等が該ゴミ集積場用ネットを引っ掛けるのを防止できる。
【0021】
仕立部材としては、編組ロープのストランド間に挿通した挿通部で編組ロープの表面に仕立部材が露出しないように挿通するのが好ましい。これにより、仕立部材の挿通部が編組ロープの表面に露出していないので、仕立部材が地面等で摩擦されて損傷するのを防止でき、仕立部材の耐久性を向上でき、しいては該ゴミ集積場用ネットの耐久性を向上できる。
【0022】
本発明の請求項に記載のゴミ集積場用ネットは、請求項1に記載の発明において、前記縁部材が、前記網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の前記網地の外周長さの40%〜95%の長さで形成された構成を有している。
【0023】
これにより、縁部材の長さが網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の網地の外周長さより短く形成されているので、網地をいせ込みながら縁部材に取り付けることができ、網地と縁部材を連結するだけで、容易に網地をいせ込んで膨出状に形成できるという作用を有する。
【0024】
ここで、特に、縁部材が編組ロープと仕立部材で構成されている場合、編組ロープの長さが、網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の網地の外周長さの40%〜95%で形成され、仕立部材が、編組ロープと網地の連結に要する長さに応じて形成される。これにより、網地の周縁部をいせ込んで網地を膨出状にすることができる。
【0025】
尚、縁部材の長さが、網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の網地の外周長さの40%より短く形成されている場合、網地のいせ込み量が多くなり該ゴミ集積場用ネットの生産作業性に欠けるとともに、該ゴミ集積場用ネットの網地の膨出率が大きくなり過ぎ取り扱い性や未使用時の収納性に欠ける傾向が有り、また、網地の網目を略正方形にした際の網地の外周長さの95%より長く形成されている場合、網地のいせ込み量が少なくなり過ぎ網地に十分な膨出を形成できず、ゴミ袋の山を該ゴミ集積場用ネットで確実に覆うことができなくなる傾向が有り、いずれも好ましくない。
特に、縁部材の長さを、網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の網地の外周長さの50%〜90%で形成するのが好ましい。これにより、通常ゴミ集積場に集積される平均的なゴミ袋の山を該ゴミ集積場用ネットで覆うのに必要な膨出率を持たせて網地を縁部材にいせ込み連結することができる。
【0026】
本発明の請求項に記載のゴミ集積場用ネットは、請求項1又は2に記載の発明において、前記網地及び/又は前記縁部材に、内設又は所定部に配設された重量付加部材を備えた構成を有している。
【0027】
これにより、網地や縁部材が風等で捲れあがり、該ゴミ集積場用ネットがゴミ袋の山から外れたり、該ゴミ集積場用ネットが飛んだりするのを防止できるという作用を有する。
特に、縁部材に重量付加部材を取り付けた場合、縁部材が地面から浮き上がるのを確実に防止でき地面と縁部材の間に間隙部ができるのを防止できるとともに、カラスや猫,犬等の動物が縁部材を持ち上げて該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋等を荒らすのを防止できるという作用を有する。
縁部材に重量付加部材を内設した場合、重量付加部材が該ゴミ集積場用ネットの外周側等に露出せず、該ゴミ集積場用ネットの取り扱い性を向上できるという作用を有する。
【0028】
ここで、重量付加部材としては、縁部材に配設する場合、縁部材に外嵌される重りや縁部材に取り付けられるチェーン、縁部材内に内設した鉛や鉄等の金属片やワイヤ等が用いられる。特に、縁部材が編組ロープと仕立部材で構成されている場合、編組ロープに重量付加部材を配設するのが好ましく、例えば、編組ロープに外嵌される筒状体からなる重りや、編組ロープの中心や各ストランドに挿入して内設された鉛線やワイヤロープ,鉛片等が用いられる。これにより、重量付加部材を容易に配設することができるとともに、編組ロープに挿通される仕立部材の重量を重くしていないため、仕立部材の挿通作業性や網地の取付作業性が低下するのを防止できる。また、重量付加部材は、縁部材の全周、又は、各辺部の所定部や、縁部材の角部等に配設される。
また、網地に重量付加部材を配設する場合、網地の周縁部側に重量付加部材を配設するのが好ましい。これにより、網地の周縁部が地面から浮き上がるのを防止できるとともに、周縁部が風等で捲れるのを防止でき、また、網地の中央側に重量付加部材が配設されていないので、網地が内部のゴミ袋に密着するのを防止でき、使用者の不快感を軽減できる。
【0029】
尚、重量付加部材を縁部材に内設又は配設する場合、重量付加部材により縁部材の重量を0.05kg/m〜2.5kg/m、好ましくは0.1kg/m〜1.0kg/m、より好ましくは、0.2kg/m〜0.5kg/mとする。これにより、該ゴミ集積場用ネットが風で捲れたり飛んだりするのを防止できるとともに、使用者が縁部材を捲り上げる際に縁部材を容易に持ち上げることができる。縁部材が0.1kg/mより軽くなると縁部材が風で容易に捲れ上がりゴミ袋の山から外れて飛ぶ傾向が強くなり、1.0kg/mより重くなると使用者が縁部材を持ち上げ難く使用性に欠ける傾向が強くなるが、団地等の風の少ない所で使用する場合や該ゴミ集積場用ネットが大型の場合は風で該ゴミ集積場用ネットが飛ぶことが少ないため、縁部材の重量を0.05kg/mにしてもよく、また、海岸沿い等の風の強い所で使用する場合や該ゴミ集積場用ネットを塀やフェンス等に掛けて使用する場合では風で該ゴミ集積場用ネットが捲れたり飛んだりし易いため、縁部材の重量を2.5kg/mとしてもよい。更に、縁部材が0.2kg/m〜0.5kg/mの場合、特に、平均的なゴミ集積場の大きさ(2m×3m、若しくは3m×4mの方形状)に応じて該ゴミ集積場用ネットを作成する場合に適しており、縁部材が風で捲れあがったり該ゴミ集積場用ネットが風で飛ぶのを防止できるとともに、使用者が縁部材を容易に持ち上げてゴミ袋を内部へ入れることができ、また、該ゴミ集積場用ネットの全重量が重くなり過ぎず持ち運びが容易にできる。
【0030】
本発明の請求項に記載のゴミ集積場用ネットは、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の発明において、前記網地及び/又は前記縁部材の所定部に配設又は形成された係止部材、前記網地及び/又は前記縁部材の所定部に結束された若しくは前記縁部材の編組ロープのストランド間に挿通して編組ロープに取り付けられた補助仕立部材、の内いずれか1以上を備えた構成を有している。
【0031】
これにより、網地及び/又は縁部材の所定部に係止部材を配設又は形成した場合、該ゴミ集積場用ネットを塀やフェンス,ガードレール、又は竿等の棒状やパイプ状のネット掛け具等に係止して使用することができ、使用性を向上できるという作用を有する。
該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして対向する部分を係止部材で係止することにより、該ゴミ集積場用ネットを袋状にして使用することができ、該ゴミ集積場用ネットを種々の場所で種々の形状で使用することができ、使用性を向上できるという作用を有する。
【0032】
また、網地の所定部に補助仕立部材を配設した場合、該ゴミ集積場用ネットの網地の補強ができ耐久性を向上できるという作用を有する。
特に、網地の略中央に補助仕立部材を配設し該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして使用した際に、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋等を入れて保護することができ、カラス等の動物によりゴミが荒らされるのを防止できるという作用を有する。
縁部材の所定部に補助仕立部材を配設した場合、補助仕立部材に重量付加部材や、係止部材を取り付けることができるという作用を有する。
【0033】
ここで、係止部材としては、塀やフェンス,ガードレール,竿等の棒状やパイプ状のネット掛け具等に係止されるフック状やリング状,S字状等の金具や、紐、又は、該ゴミ集積場用ネットの外周の所定部に縁部材で輪状部を形成したもの等が用いられる。また、特に、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにした際に対向する網地の縁部材の辺部にフック状の係止部材を取り付けた場合、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして対向する縁部材や網目、又は対向する位置に配設されたリング状等の係止部材にフック状の係止部材を係止するだけで、容易に該ゴミ集積場用ネットを袋状にすることができる。更に、係止部材は縁部材や網地に嵌着、又は仕立糸等により結束される。
【0034】
補助仕立部材としては、網地や縁部材の所定部に結束されたロープ状物等が用いられる。また、特に、縁部材が、編組ロープと仕立部材で構成されている場合、仕立ロープ等からなる補助仕立部材を仕立部材と同様に編組ロープのストランド間に挿通して編組ロープに取り付けることができ、更に、補助仕立部材に重量付加部材や係止部材等を取り付けることができる。また、補助仕立部材をストランド間に挿通して重量付加部材や係止部材等を編組ロープに取り付けた場合、補助仕立部材を取り外すだけで容易に重量付加部材や係止部材を編組ロープから取り外すことができ、特に、該ゴミ集積場用ネットの洗浄等のメンテナンスが容易にできる。
【0035】
更に、網地の略中央にロープ状の補助仕立部材を配設し、補助仕立部材に係止部材を配設するとともに、該ゴミ集積場用ネットを補助仕立部材で二つ折りにして係止部材で竿等のパイプ状や棒状のネット掛け具等につり下げて使用することもできる。また、この場合、対向する縁部材の辺部の所定部に係止部材を配設し、対向する辺部を連結してもよい。これにより、二つ折りにした該ゴミ集積場用ネットが広がり縁部材間に大きな間隙部ができるのを防止できる。
【0036】
本発明の請求項に記載のゴミ集積場用ネットは、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の発明において、前記網地が二重に形成され、及び/又は、前記網地又は前記縁部材に連結され前記網地に対向して底部を形成する第2ネットを備えた構成を有している。
【0037】
これにより、網地を二重に形成することにより、網地を補強することができ、網地の耐久性を向上できるとともに、網地を破る動物の被害をより確実に防止できるという作用を有する。
網地が二重に形成されているので、該ゴミ集積場用ネットの外周側の網地が直接ゴミ袋等に触れるのを防止でき、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際の不快感を軽減できるという作用を有する。
【0038】
網地又は縁部材に連結された第2ネットを備えることにより、該ゴミ集積場用ネットを、膨出状の膨らみを有した袋状にすることができ、網地と第2ネットで形成された袋状内部へゴミ袋等を入れることができ、狭い場所でもゴミ袋が占める占有面積を広げることなくゴミ袋を集積できるという作用を有する。
また、内部にゴミ袋を入れたまま集積されたゴミ袋を、該ゴミ集積場用ネットと共に容易に持ち運ぶことができ、集積されたゴミ袋の回収作業性を向上できるという作用を有する。
【0039】
ここで、網地を二重にする際の網地としては、一方の網地の網目の大きさと他方の網地の網目の大きさを同一にしても異ならせてもよい。特に、一方の網地の膨出率を他方の網地の膨出率より大きくして膨出率の大きい方の網地を該ゴミ集積場用ネットの外周側にした場合、膨出率の大きい方の網地が該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋等に直接触れるのを確実に防止でき、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際の不快感を軽減できる。
【0040】
第2ネットとしては、膨出状又は平面状に形成された網地からなるものや、網地の周縁部に縁部材を有したもの等が用いられる。特に、網地が膨出状に形成されたものを用いた場合、広い空間を形成できゴミ袋をより多く集積できる。
また、第2ネットとしては、網地の縁部材に仕立糸や補助仕立部材等で連結、又は、第2ネットの縁部材を仕立糸等で縫合、等により連結される。ここで、網地又は縁部材と第2ネットを連結する場合、一部に開口部を残して連結される。
これにより、開口部から内部へゴミ袋を容易に入れることができる。尚、網地又は第2ネットの所定部にゴミ袋投入用の開閉部を形成した場合は、開口部を形成しなくてもよい。
【0041】
本発明の請求項に記載のゴミ集積場用ネットは、請求項1乃至の内いずれか1項に記載の発明において、前記網地又は前記第2ネットの所定部に開閉自在に形成された投入開閉部を備えた構成を有している。
【0042】
これにより、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際に、縁部材を捲り上げることなく、投入開閉部から入れることができ、ゴミ袋の山が崩れるのを防止でき、ゴミ袋の山の上方側から容易にゴミ袋を入れることができるという作用を有する。
【0043】
ここで、投入開閉部としては、網地及び/又は第2ネットの所定部に開口した投入開口部と、投入開口部に開閉自在に配設された蓋部材とを有し、投入開口部と蓋部材の開閉部にファスナーやスナップ,マジックファスナー(商品名)等を設けたものや、投入開口部の縁部にロープを通し、ロープにより投入開口部の縁部を絞って投入開口部を閉じるもの、又は、網地及び/又は第2ネットの所定部にファスナーやマジックファスナー等で開閉自在に形成したもの等が用いられる。
【0044】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0045】
図1は実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの全体斜視図である。
図1において、1は実施の形態1におけるゴミ集積場用ネット、2はポリエチレン製,ナイロン製,テトロン製等の合成樹脂製からなりいせ込みされて全体が膨出状に形成されている網目が菱目状の略四角形状の網地、3は網地2の周縁部に配設され鉛線等の重量付加部材が内設された縁部材である。
ここで、実施の形態1では、網地2に撥水加工を施している。
【0046】
次に、実施の形態1におけるゴミ集積場用ネット1の網地2と縁部材3の連結部について、以下図面を用いて説明する。
【0047】
図2は実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの周縁部を示す要部拡大平面図である。
図2において、2aは網地2の周縁部の菱目状の網目、4は4×2本のストランドからなる縁部材3の編組ロープ、5は2本のストランド5a,5bを1組として約180°異なる方向に交互に露出するように編組された編組ロープ4のストランド、6は2本のストランド6a,6bを1組としてストランド5と略同一直線上に露出したストランド5と同色のストランド、7は2本のストランド7a,7bを1組としてストランド5,6と約90°異なる位置で約180°異なる方向に交互に露出するように編組されストランド5,6と色の異なる編組ロープ4のストランド、8は2本のストランド8a,8bを1組としてストランド7と略同一直線上に露出したストランド7と同色のストランド、9は編組ロープ4のストランド5,7間,網目2a,ストランド6,8間,網目2aに順に編組ロープ4の長さ方向に挿通された仕立部材である。
【0048】
ここで、実施の形態1では、ストランド5乃至8の各ストランド5a乃至8bの内、全て又は1乃至複数のストランド5a乃至8bの各々に、略中心に鉛線からなる重量付加部材を内設し、縁部材3の全重量が、該ゴミ集積場用ネット1が風により捲れてゴミ袋の山から外れたり飛んだりせず、かつ、該ゴミ集積場用ネット1内にゴミ袋を入れる使用者が縁部材3を容易に捲りあげてゴミ袋を入れることができる重さにしている。尚、実施の形態1では、縁部材3は、ゴミ集積場の広さに応じて約1m〜約3m×約1m〜約4mの方形状に形成され、重量付加部材により、0.1kg/m〜1.0kg/mで形成されている。縁部材3が0.1kg/mより軽くなると重量の軽いゴミ袋が風で飛ばされる際に縁部材3が風で捲れ易くゴミ集積場用ネット1が容易にゴミ袋の山から外れたり、ゴミ集積場用ネット1が風で飛ばされたりする傾向が有り、また、縁部材3が1.0kg/mより重くなると使用者がゴミ袋を該ゴミ集積場用ネット1内に入れる際に縁部材3を捲りあげ難く使用性が低下する傾向が有る。
【0049】
また、実施の形態1では、縁部材3の編組ロープ4の長さが、網地2の網目2aを広げ展開して略正方形にした際の網地2の外周長さの60%に形成され、網地2の網目2aが、図2に示すように、編組ロープ4のストランド5乃至8の1/2ピッチ毎に取り付けられている。これにより、網地2の周縁部がいせ込まれ、図1に示すように、網地2が膨出状に形成される。
【0050】
以上のように構成された実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの使用状態について、以下図面を用いて説明する。
図3は実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す断面図である。
図3において、Xはゴミ集積場用ネット1内に収納されたゴミ袋である。
【0051】
ゴミ集積場用ネット1は、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋Xの山に、図3に示すように、覆設して使用される。ここで、ゴミ集積場用ネット1の網地2がいせ込まれて膨出状に形成されているので、図3に示すように、ゴミ袋Xの山を覆うように網地2が膨出状となる。
また、ゴミ袋Xをゴミ集積場用ネット1内に入れる場合、使用者がゴミ集積場用ネット1の縁部材3を持って捲り上げ、地面と縁部材3の間からゴミ集積場用ネット1で覆われた中へゴミ袋Xが入れられる。更に、ゴミ袋Xの回収時には、ゴミ集積場用ネット1が取り外されてゴミ袋Xが回収される。
【0052】
尚、図3では、ゴミ集積場用ネット1を地面上等に置かれたゴミ袋Xの山に覆設して使用しているが、この他、ゴミ集積ボックスやコンテナ容器,コンクリートブロックによるゴミ用の囲い等に収容されているゴミ袋の山の上方にゴミ集積場用ネット1を覆設して使用してもよく、また、ゴミ集積ボックスやコンテナ容器、ゴミ用の囲いに直接ゴミ集積場用ネット1を被せて蓋として使用してもよく、更に、ゴミ集積ボックスやコンテナ容器、ゴミ用の囲いの所定部にゴミ集積場用ネット1の所定部を固定してゴミ袋の山やゴミ用の囲いにゴミ集積場用ネット1を被せてもよい。これにより、ゴミ袋が各容器等の上方から突出している場合でもゴミ集積場用ネット1で全てを覆うことができるとともに、各容器とゴミ集積場用ネットとの間に間隙部ができるのを防止できるので、猫やカラス等の動物にゴミが荒らされるのを防止できる。
【0053】
以上のように実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、以下の作用を有する。
(1)網地が膨出状に形成されているので、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋の山に該ゴミ集積場用ネットを覆設した際に、ゴミ袋の山を覆うように網地が膨出状になり、縁部材の編組ロープが地面から浮き上がり、地面と縁部材の間に間隙部が形成されるのを防止でき、カラスや猫,犬等の動物が該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋を荒らすのを防止できる。
(2)縁部材が編組ロープと編組ロープのストランド間に挿通される仕立部材で構成されているので縁部材が柔軟性を有し、また、編組ロープのストランドに重量付加部材を内設しているので、縁部材が地面に密着し、縁部材と地面との間から、カラスや猫,犬等の動物が該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋を引き出してゴミを荒らすのを防止できるとともに、該ゴミ集積場用ネットが中の重量の軽いゴミ袋と共に風により捲れあがったり、ゴミ袋の山から該ゴミ集積場用ネットが外れ、風で飛んだりするのを防止できる。
(3)縁部材が、編組ロープと、編組ロープのストランド間に挿通される仕立部材で構成されているので、仕立部材を編組ロープのストランド間と網地の周縁部の網目とに交互に挿通することにより、容易に網地と編組ロープを連結することができ、該ゴミ集積場用ネットの生産作業性を向上できる。
(4)仕立部材が、略一直線上に露出したストランドに沿って挿通されているので、仕立部材が地面に直接接し難く仕立部材の耐久性に優れるとともに、網地と編組ロープとの連結が確実にできる。
(5)編組ロープが、約180°異なる方向に露出した8本4組のストランドで形成されているので、編組ロープを長さ方向に圧縮するかスパイキや糸通し等の挿通具をストランド間に挿通するだけで所定のストランド間を広げることができ、仕立部材を容易にストランド間に挿通でき、また、各ストランドのピッチが分かり易く所定のピッチで容易に仕立部材を挿通することができ、仕立部材の挿通作業性に優れる。
(6)編組ロープのストランドが、略一直線上に露出したストランドの色と、そのストランドと隣り合う他の一直線上に露出したストランドの色が異なっているので、ストランドのピッチが分かり易く仕立部材の挿通作業性や網地のいせ込み作業性に優れる。
(7)縁部材の編組ロープの長さが、網地の網目を広げて略正方形にした際の網地の外周長さの60%の長さで形成され、網地の外周長さより短く形成されているので、網地を縁部材にいせ込みながら取り付けることができ、網地と編組ロープを仕立部材で連結するだけで容易に網地を膨出状に形成することができる。
【0054】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0055】
図4は実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの全体斜視図である。
図4において、10は実施の形態2におけるゴミ集積場用ネット、11はポリエチレン製,ナイロン製,テトロン製等の合成樹脂製からなりいせ込みされて全体が膨出状に形成されている網目が角目状の略四角形状の網地、12は網地11の周縁部に配設された縁部材である。
【0056】
次に、実施の形態2におけるゴミ集積場用ネット10の網地11と縁部材12の連結部について、以下図面を用いて説明する。
【0057】
図5は実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの周縁部を示す要部拡大平面図である。
図5において、11aは網地11の周縁部の角目状の網目、13は縁部材12の4×2本のストランドからなる編組ロープ、14は2本のストランド14a,14bを1組として約180°異なる方向に交互に露出するように編組された編組ロープ13のストランド、15は2本のストランド15a,15bを1組としてストランド14と略同一直線上に露出したストランド14と同色のストランド、16は2本のストランド16a,16bを1組としてストランド14,15と約90°異なる位置で約180°異なる方向に交互に露出するように編組されストランド14,15と色の異なる編組ロープ13のストランド、17は2本のストランド17a,17bを1組としてストランド16と略同一直線上に露出したストランド16と同色のストランド、18は編組ロープ13のストランド15,17間,網目11a,ストランド15,17間に順に編組ロープ13の長さ方向に挿通された仕立部材、19は編組ロープ13の長さ方向にストランド15,17間に順に挿通され仕立部材18と約180°異なる位置に配設された補助仕立部材、20は補助仕立部材19に連結された鎖からなる重量付加部材、20aは重量付加部材20の輪部である。
【0058】
ここで、実施の形態2では、網地11及び/又は縁部材12の原料として蛍光剤を添加し易いポリエチレン等を使用し、網地11の所定部及び/又は縁部材12のストランド16,17の所定部には蛍光剤を添加している。また、ストランド14,15を黒等の暗視色とし、ストランド16,17を黄等の明視色としている。尚、実施の形態1の縁部材3と同様に、各ストランド14a乃至17bの内全て又は所定のストランドの略中心に鉛線からなる重量付加部材を内設したものを用いてもよい。
【0059】
また、重量付加部材20は、補助仕立部材19を編組ロープ13のストランド15,17間,重量付加部材20の輪部20a,ストランド15,17間に順に挿通することにより、編組ロープ13に連結される。また、重量付加部材20は、縁部材12の全周又は縁部材12の所定辺部,縁部材12の角部等、縁部材12の任意の位置に取り付けられる。尚、実施の形態2では、縁部材12の一対の対向する辺部に重量付加部材20を取り付けている。
【0060】
更に、実施の形態2では、縁部材12の編組ロープ13の長さが、網地11の網目11aを広げて最大に展開し略正方形にした際の網地11の外周長さの90%の長さに形成されている。また、網地11は、図5に示すように、編組ロープ13のストランド15の1ピッチ間に網目11aを2目づつ取り付けて編組ロープ13と連結されている。これにより、網地11の周縁部がいせ込まれ、図4に示すように、網地11が膨出状に形成される。
【0061】
以上のように構成された実施の形態2におけるゴミ集積場用ネット10は、実施の形態1と同様に、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋の山に覆設して使用される他、ガードレール等にゴミ集積場用ネット10を掛けて使用される。
【0062】
図6は実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す全体斜視図である。
図6において、21はガードレールである。
ゴミ袋Xがガードレール21付近に集積される場合、図6に示すように、ゴミ集積場用ネット10を二つ折りにしてガードレール21に掛けて使用する。尚、ゴミ集積場用ネット10をガードレール21に掛けて使用する場合、ゴミ集積場用ネット10が受ける風の影響が大きくなるため、重量付加部材20側が地面と接するようにゴミ集積場用ネット10をガードレール21に掛けるのが好ましい。これにより、縁部材12を地面に接触させることができるとともに、縁部材12が風等で捲れ上がるのを防止できる。また、重量付加部材20をガードレール21側へ設置して対向する辺部同士を近接させるのが好ましい。これにより、二つ折りにした辺部間からゴミ袋等がはみ出たり、動物がゴミ袋等を荒らすのを防止できる。更に、ガードレール21の代わりに、フェンス等にゴミ集積場用ネット10を掛けて使用することもできる。
【0063】
以上のように実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1の作用に加えて、以下の作用を有する。
(1)縁部材の編組ロープに鎖からなる重量付加部材を仕立部材で連結しているので、縁部材の重量を大きくすることができ、該ゴミ集積場用ネットをガードレール等に掛けて使用する場合でも、縁部材が風等で捲れあがったりして該ゴミ集積場用ネットが飛ぶのを防止できる。
(2)縁部材に重量付加部材を有しているので、縁部材を地面に確実に接触させることができ、地面と縁部材の間に間隙部ができず、カラスや猫,犬等の動物が縁部材を捲り上げて該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋等を荒らすのを防止できる。
(3)編組ロープのストランド間に挿通される補助仕立部材を有しているので、補助仕立部材を仕立部材と同様にストランド間に挿通すると同時に重量付加部材の鎖の輪部に補助仕立部材を挿通することにより、容易に重量付加部材を編組ロープに取り付けることができる。
(4)補助仕立部材をストランド間に挿通すると同時に重量付加部材を編組ロープに取り付けているので、該ゴミ集積場用ネットのメンテナンスの際に、補助仕立部材を取り外すだけで容易に重量付加部材を取り外すことができ、該ゴミ集積場用ネットの洗浄等が容易にできメンテナンス性を向上できる。
(5)網地及び/又は縁部材に蛍光剤を添加しているので、明け方や夕方等の周囲が暗い時に網地及び/又は縁部材が光り、特に、ガードレール等に掛けて使用し歩道等の路上に該ゴミ集積場用ネットがはみ出ている場合でも、歩行者や自動車が該ゴミ集積場用ネットを引っ掛けるのを防止でき安全性を向上することができるとともに、夜間にゴミを回収する場合に回収場所を見つけやすくゴミの回収作業性を向上できる。
【0064】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0065】
図7は実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットの全体平面図である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0066】
図7において、30は実施の形態3におけるゴミ集積場用ネット、3a,3bは縁部材3の互いに対向した辺部、3c,3dは辺部3a,3bと隣り合い互いに対向した辺部、31はゴミ集積場用ネット30の縁部材3の辺部3aに仕立糸で結束又は辺部3aに嵌着されたフック状の係止部材、32は辺部3b,3cと辺部3b,3dの角部に取り付けられたリング部材、33はリング部材32に係合された鉛や鉄塊等からなる重量付加部材である。
【0067】
尚、係止部材31としては、一方に連結孔を有し、実施の形態2の重量付加部材20の取り付けと同様に、縁部材3の編組ロープ4のストランド15,17間と連結孔に補助仕立部材19を挿通して係止部材31を縁部材3の辺部3aの所定部に連結してもよく、また、縁部材3の辺部3aの所定部に係止部材31を仕立糸等で結束してもよい。更に、S字状の係止部材31を用い一端を縁部材3の辺部3aに嵌着してもよく、若しくは、フック状の代わりにリング状の金具やループ状の紐体等からなる係止部材を用いてもよい。
【0068】
また、リング部材32としては、リング状の金具や紐を仕立糸で縁部材3に結束する代わりに、縁部材3を辺部3b,3cと辺部3b,3dの角部で突出させて輪状に形成したもの等を用いてもよい。
【0069】
以上のように構成された実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットの使用状態について、以下図面を用いて説明する。
図8は実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図である。
図8において、34は民家や公園等の塀、35はフック状の係止部材31が係合される竿等のパイプ状や棒状のネット掛け具、35aはネット掛け具35を塀34に掛合したフック状の掛け部材である。ここで、ネット掛け具35としては、係止部材31が係止できる形状であればよい。
【0070】
ゴミ集積場が塀34沿いにあり、塀34沿いにゴミ袋等が集積される場合、ゴミ集積場用ネット30は、掛け部材35aで塀34に掛けられたネット掛け具35に、図8に示すように、係止部材31を係止してゴミ集積場用ネット30の辺部3a側を吊り下げて使用される。ここで、ネット掛け具35を塀34に掛ける代わりに、直接塀34に係止部材31を係止してもよく、特に、塀34が金網やフェンスの場合、塀34に係止部材31を直接係止し易い。
ゴミ集積場用ネット30を係止部材31でネット掛け具35に係止すると、網地2でゴミ袋Xが覆われ、また、重量付加部材33が地面と接するとともに、辺部3bが地面と接触する。ここで、重量付加部材33を塀34側へ寄せると、辺部3c,3dと塀34の間に大きな間隙部が形成されるのを防止できる。
また、ゴミ袋Xは、辺部3c,3dからゴミ集積場用ネット30内に入れられる。
【0071】
以上のように実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1又は2の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)該ゴミ集積場用ネットを塀沿い等で使用する場合にも、該ゴミ集積場用ネットの縁部材と塀との間に大きな間隙部を形成することなく、塀に沿って該ゴミ集積場用ネットを取り付けることができ、塀に沿って山積みにされたゴミ袋等を該ゴミ集積場用ネットで確実に覆うことができ、カラスや猫,犬等の動物によりゴミ袋が荒らされるのを防止できる。
(2)該ゴミ集積場用ネットが係止部材を有しているので、塀やネット掛け具に該ゴミ集積場用ネットを係止して一辺側を吊り下げて使用することができ、該ゴミ集積場用ネットを種々の場所で使用できる。
(3)縁部材の角部に重量付加部材を有しているので、重量付加部材を塀側へ寄せるだけで縁部材の辺部と塀との間に大きな間隙部ができるのを防止できるとともに、角部が風等により捲れ上がるのを確実に防止でき、また、塀に沿った辺部側からゴミ袋等を容易に該ゴミ集積場用ネット内に入れることができる。
【0072】
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0073】
図9は実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットの平面図である。尚、実施の形態1乃至3と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図9において、40は実施の形態4におけるゴミ集積場用ネット、12a,12bは縁部材12の互いに対向した辺部、12c,12dは辺部12a,12bと隣り合い互いに対向した辺部、41は縁部材12の辺部12a,12bに所定間隔で配設されたフック状の係止部材である。
ここで、実施の形態4では、網地2は実施の形態1と同様にいせ込まれて縁部材12に連結されている。また、縁部材12に、実施の形態1の縁部材3と同様に、重量付加部材を内設してもよい。
また、係止部材41としては、実施の形態3の係止部材31と同様に辺部12a,12bに取り付けられる。また、辺部12a,12bの対向する同位置に係止部材41を配設してもよく、また、異なる位置に配設してもよい。
【0074】
以上のように構成された実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットの使用状態について、以下図面を用いて説明する。
図10は実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図である。
尚、係止部材41をガードレール21に係止してゴミ集積場用ネット40を使用する代わりに、フェンスや塀、若しくは、竿等の棒状やパイプ状のネット掛け具が横架されたネットスタンド等に係止部材41を係止して使用してもよい。
【0075】
ゴミ集積場用ネット40は、辺部12aに配設されたフック状の係止部材41をガードレール21に係止し、次いで、辺部12bに配設されたフック状の係止部材41を辺部12aに係止して、図10に示すように、ゴミ集積場用ネット40を二つ折りにして使用される。ここで、ゴミ集積場用ネット40は、二つ折りにした輪側が袋状になり、図10に示すように、網地2が地面に接している。
また、ゴミ袋Xは、辺部12b側の係止部材41を辺部12aから外すか、辺部12c,12dのいずれかの間からゴミ集積場用ネット40内に入れられる。更に、ゴミ集積場用ネット40内からゴミ袋Xを回収する場合は、辺部12b側の係止部材41を辺部12aから外してゴミ袋Xを取り出してもよく、また、ゴミ集積場用ネット40ごと回収してゴミ排出場所でゴミ袋Xを排出することもできる。
【0076】
尚、折り重なった辺部12c,12dの各所定部にフック状の結合具を配設して対向する辺部12c,12dに係止して辺部12c,12d同士を連結、又は、各辺部12c,12dの所定部にループ状の結合部を形成して対向するループ状の結合部を交互に挿通して辺部12c,12d同士を連結、若しくは、結合用ロープを用いて辺部12c,12d同士を連結してもよい。
また、辺部12c,12d同士を連結した場合、ゴミ集積場用ネット40内からゴミ袋Xを回収する際に、辺部12b側の係止部材41を辺部12aから外すとともに、各辺部12c,12dの連結を外してゴミ袋Xを回収してもよい。
【0077】
以上のように実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至3の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)縁部材の対向する辺部にフック状の係止部材を有しているので、ガードレールに該ゴミ集積場用ネットを容易に掛けることができるとともに、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして、容易に袋状に形成して使用することができる。
(2)該ゴミ集積場用ネットを袋状にして使用できるため、該ゴミ集積場用ネット内に集積されたゴミ袋の山を、該ゴミ集積場用ネットのまま運ぶことができ、ゴミ袋等の回収作業性を向上できる。
(3)ガードレールやフェンス,ネットスタンド等に係止部材を係止して使用することができるので、任意の場所で容易に設置することができ、任意の場所で使用することができるとともに、不要な時には容易に取り外すことができる。
【0078】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0079】
図11は実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットの平面図であり、図12は実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図である。尚、実施の形態1乃至4と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0080】
図中、50は実施の形態5におけるゴミ集積場用ネット、51はガードレールやフェンスの代わりに地面に設置されるネットスタンド、52はネットスタンド51の上部に横架された竿等のパイプ状や棒状のネット掛け具である。
実施の形態5におけるゴミ集積場用ネット50は、2枚のゴミ集積場用ネット50の縁部材12の辺部12b,12c,12dを互いに仕立糸等で連結して袋状にし、図12に示すように、ネットスタンド51に横架されたネット掛け具52にフック状の係止部材31を係止し、袋状にした2枚のゴミ集積場用ネット50の辺部12a側を吊り下げ袋状の辺部12b側を地面に接して使用される。尚、ゴミ集積場用ネット50内にゴミ袋等を入れる場合、係止部材31をネット掛け具52から外してゴミ集積場用ネット50内に入れられる。
また、特に、辺部12bを開閉自在に連結した場合、ゴミ集積場用ネット50内に集積されたゴミ袋を回収する際に、ゴミ集積場用ネット50ごと運んでゴミ排出場所で辺部12bの連結を解き開放してゴミ袋を落下排出させることができる。ここで、辺部12b同士は、ロープやファスナー等により結合、又は、辺部12bに所定間隔でループを形成し互いのループを交互に挿通して結合される。
【0081】
以上のように実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至4の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)ゴミ集積場用ネットを2枚合わせて袋状にしているので、該ゴミ集積場用ネット内のゴミ袋の集積率が向上し、より多くのゴミ袋を集積できる。
(2)ゴミ集積場用ネットがネット掛け具にフック状の係止部材で係止されているので、どちらからでも係止部材を取り外してゴミ集積状用ネット内にゴミ袋を入れることができ、使用性を向上できる。
(3)特に、ゴミ集積場用ネットの下方の辺部を開閉自在に連結した場合、ゴミ袋の回収時に該ゴミ集積場用ネットごと回収してゴミ排出場所で下方の辺部を開放するだけでゴミ袋を落下排出することができ、ゴミの回収作業性を向上できる。
【0082】
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0083】
図13は実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットの平面図である。
尚、実施の形態1乃至5と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0084】
図13において、60は実施の形態6におけるゴミ集積場用ネット、61はゴミ集積場用ネット60の網地2の略中央に辺部3a,3bと略平行に配設され係止部材31が所定間隔で配設されたロープ状の補助仕立部材、62は辺部3c,3dの所定部に配設されたフック状の辺部用係止部材である。
ここで、辺部用係止部材62としては、フック状の他、対向する辺部3c,3dを結束する紐状体等、ゴミ集積場用ネット60を補助仕立部材61で二つ折りにした際に、対向する辺部3c,3dを連結できるものが用いられる。
【0085】
以上のように構成された実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットの使用状態について、以下図面を用いて説明する。
図14は実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図である。
ゴミ集積場用ネット60は、係止部材31をネット掛け具52に係止し、ゴミ集積場用ネット60を補助仕立部材61で二つ折りにし、辺部3a,3bが地面側に接するように吊り下げて使用される。ここで、辺部用係止部材62を対向する辺部3c,3dに係止して、ゴミ集積場用ネット60の辺部3c,3dが連結される。
ゴミ袋Xは、辺部3c,3dのいずれかの辺部用係止部材62を外して辺部3c,3dのいずれかからゴミ集積場用ネット60内に入れられる。
【0086】
尚、補助仕立部材61,係止部材31を外し、ゴミ集積場用ネット60の略中央を辺部3a,3bと略平行にネット掛け具52やガードレール,フェンス等に掛け、辺部用係止部材62で対向する辺部3c,3dを連結して使用してもよい。これにより、ゴミ集積場用ネット60を辺部用係止部材62でネット掛け具52やガードレール,フェンス等に取り付けることができ、ゴミ集積場用ネット60が風で飛ぶのを防止できる。
【0087】
以上のように実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至5の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)補助仕立部材を網地の略中央に有しているので、網地の補強ができ、また、補助仕立部材に係止部材を有しているので、網地を二つ折りにしてネット掛け具に係止部材を係止して補助仕立部材側を吊り下げて使用することができ、幅の狭い歩道等でも該ゴミ集積場用ネットを使用できる。
(2)二つ折りにした際に対向する辺部を結合する辺部用係止部材を有しているので、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして使用する際に対向する辺部間に大きな間隙部が形成されるのを防止でき、カラスや猫,犬等の動物により内部のゴミ袋等が荒らされるのを防止できる。
(3)縁部材に重量付加部材を内設しているので、縁部材の外周に重量付加部材を配設することなく縁部材全体の重量を重くすることができ、風等により各辺部が捲れ上がりゴミ袋が露出するのを防止できるとともに、重量付加部材が縁部材の外周側に露出していないので、該ゴミ集積場用ネットの取り扱い性を向上できる。
(4)補助仕立部材と係止部材を外し、ネット掛け具やガードレール,フェンス等に該ゴミ集積場用ネットを掛け、辺部用係止部材で対向する辺部を係止した場合、該ゴミ集積場用ネットが風で飛ぶのを防止できる。
【0088】
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0089】
図15は実施の形態7におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す断面図である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0090】
図15において、70は実施の形態7におけるゴミ集積場用ネット、71は網地2と同様に縁部材3にいせ込まれて連結された膨出状の網地である。
ここで、網地71は網地2より大きな膨出率で形成するのが好ましい。これにより、網地71がゴミ集積場用ネット70内のゴミ袋と接するのを確実に防止でき、使用性を向上できる。
また、縁部材3としては、縁部材3に重量付加部材を内設する代わりに、実施の形態2に示すように、縁部材12の外周側に重量付加部材を配設してもよい。また、重量付加部材を内設した縁部材3の外周側にさらに重量付加部材を配設して縁部材3の重量を大きくしてもよい。
【0091】
以上のように実施の形態7におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至6の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)網地が二重に形成されているので、網地の強度を向上させることができ、動物により網地が破損されるのを防止できる。
(2)二重に形成された網地の外側が、ゴミ袋等と直接触れるのを防止でき、該ゴミ集積場用ネット内に使用者がゴミ袋を入れる際の不快感を軽減できる。
(3)網地が二重に形成されているので、カラス等の動物により網地の外側からゴミ袋が破られるのを防ぐことができる。
【0092】
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0093】
図16は実施の形態8におけるゴミ集積場用ネットの上下を逆にした状態を示す斜視図である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
【0094】
図16において、80は実施の形態8におけるゴミ集積場用ネット、81は縁部材3に三方を連結された第2ネット、82は縁部材3と第2ネット81間に形成された開口部である。
実施の形態8におけるゴミ集積場用ネット80では、開口部82からゴミ袋等が内部へ入れられる。また、ゴミ集積場用ネット80内に集積されたゴミ袋は、第2ネット81又は網地2や縁部材3を引き開口部82を広げ、開口部82側を下方に向けて開口部82から排出される。
ここで、第2ネット81は、開口部82を除いて縁部材3に網地2と同様に連結される。尚、第2ネット81として、網地と縁部材で構成されたものを用いてもよく、縁部材同士を結合用ロープや仕立糸で連結してもよい。また、実施の形態8では、第2ネット81は、縁部材3に連結した際に略平面状となる大きさに形成されている。尚、第2ネット81として、網地2と同様に縁部材3に連結した際にいせ込まれて膨出状となるものや、立体的に形成して全体が膨出状となるものを用いてもよい。これにより、該ゴミ集積場用ネット80のゴミ袋の収容率を向上できる。
【0095】
以上のように実施の形態8におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至7の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)開口部から網地と第2ネットで囲まれた内部へゴミ袋等を入れることができるので、狭い場所でもゴミ袋等の占有面積を広げることなくゴミ袋等を集積できる。
(2)ゴミ袋等を袋状に形成された該ゴミ集積場用ネット内に集積することができるので、ゴミ袋等の回収時に該ゴミ集積場用ネットごと搬送することができ、ゴミ袋等の回収作業性を向上できる。
【0096】
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットについて、以下図面を用いて説明する。
【0097】
図17は実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの側面図である。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図17において、90は実施の形態9におけるゴミ集積場用ネット、91は網地2に開閉自在に形成された投入開閉部、92は投入開閉部91に配設されたファスナーである。
ゴミ集積場用ネット90内にゴミ袋Xを入れる場合、ファスナー92を開けてゴミ袋Xが内部へ入れられる。また、ゴミ集積状用ネット90内に集積されたゴミ袋Xを回収する場合は、ゴミ集積状用ネット90をゴミ袋Xの山から取り外して回収される。
【0098】
次に、投入開閉部を有したゴミ集積場用ネットの他の例について、図面を用いて説明する。
図18(a)は実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの投入開閉部の開状態時を示す図であり、図18(b)は実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの投入開閉部の閉状態時を示す図である。
図18において、93はゴミ集積場用ネット、94はゴミ集積場用ネット93の上方に開閉自在に形成された投入開閉部、95は縁部に摺動自在に2本の開閉ロープ95aを挿通した投入開口部である。
ゴミ集積場用ネット93内にゴミ袋Xを入れる場合、図18(a)に示すように、投入開口部95を開けて内部へゴミ袋Xが入れられる。次いで、投入開口部95を閉じる場合、2本の開閉ロープ95aを互いに他方向に引いて投入開口部95を絞り、図18(b)に示すように、巾着状に閉じられる。また、ゴミ集積状用ネット93内に集積されたゴミ袋Xを回収する場合は、ゴミ集積状用ネット93をゴミ袋Xの山から取り外して回収される。
【0099】
以上のように実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットは構成されているので、実施の形態1乃至8の作用に加えて以下の作用を有する。
(1)ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際に、縁部材を捲り上げることなく、ゴミ袋の山の上方の投入開閉部から入れることができ、ゴミ袋の山が崩れるのを防止でき、使用性を向上できる。
【0100】
【発明の効果】
以上のように本発明におけるゴミ集積場用ネットによれば、以下の優れた効果を実現できる。
【0101】
請求項1に記載の発明によれば、
(1)網地が膨出状に形成されているので、ゴミ集積場に集積されたゴミ袋を広範囲に広げることなくゴミ袋を山積みにした状態で該ゴミ集積場用ネットでゴミ袋の山を確実に覆うことができ、ゴミ袋がゴミ集積場からはみ出すのを防止できる。
(2)網地が膨出状に形成されているので、ゴミ袋が山積みされている場合でもゴミ袋の山を完全に覆うことができ、該ゴミ集積場用ネットの縁部材が地面から浮き縁部材と地面との間に間隙部ができるのを防止でき、カラスや猫,犬等の動物が該ゴミ集積場用ネット内に潜り込んだり、ゴミ袋等を引き出したりしてゴミを荒らすのを防止でき、公衆衛生性を向上できる。
(3)縁部材が、編組ロープと編組ロープのストランド間に挿通された仕立部材で構成されているので、仕立部材を編組ロープのストランド間に挿通して網地の周縁部の網目に挿通する作業を繰り返すだけで、容易に網地を縁部材と連結することができ、該ゴミ集積場用ネットの生産性に優れるとともに、メンテナンス性に優れる。
(4)編組ロープが、4×n本のストランドで編組されているので、編組ロープを長さ方向に圧縮させるか、スパイキ等の挿通具をストランド間に挿通するだけでストランド間を広げて仕立部材を容易に挿通することができ、仕立部材の挿通作業性に優れ、該ゴミ集積場用ネットの生産性に優れる。
(5)特に、仕立部材を編組ロープの略同一直線上に露出したストランド間に挿通した場合、仕立部材の挿通部が露出せず地面に接しないので、仕立部材の耐久性を向上できるとともに、網地と編組ロープとの連結強度に優れる。
(6)特に、各ストランドが約180°異なる方向に交互に露出している場合、各ストランドのピッチがより分かり易く、仕立部材の挿通作業性に優れ、また、特に、編組ロープを網地の周縁部の長さより短くし、網地の周縁部をいせ込みながら編組ロープと連結する際に、網地のいせ込みが容易にでき容易に網地を膨出状にすることができ、該ゴミ集積場用ネットの生産性に優れる。
【0103】
請求項に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、
(7)縁部材の長さが網地の網目を広げて展開し略正方形にした際の網地の外周長さより短く形成されているので、網地を縁部材にいせ込みながら取り付けることができ、網地と縁部材を連結するだけで、容易に網地をいせ込んで膨出状に形成でき、該ゴミ集積場用ネットの生産性に優れる。
【0104】
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、
(8)網地及び/又は縁部材に配設された重量付加部材を有しているので、該ゴミ集積場用ネットが風により捲れたりゴミ袋の山から外れて飛ぶのを防止でき、確実にゴミ集積場のゴミ袋の山を覆うことができる。
(9)特に、縁部材に重量付加部材を配設した場合、縁部材が地面から浮き上がり、縁部材と地面との間に間隙部が形成されるのを確実に防止できるとともに、カラスや猫,犬等の動物が縁部材を押し上げて内部のゴミ袋等を荒らすのを確実に防止できる。
(10)縁部材に重量付加部材を内設した場合、重量付加部材が該ゴミ集積場用ネットの外周側に露出せず、該ゴミ集積場用ネットの取り扱い性を向上でき使用性に優れる。
【0105】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の効果に加えて、
(11)網地及び/又は縁部材の所定部に係止部材を配設又は形成した場合、該ゴミ集積場用ネットを塀やフェンス,ガードレール、又は竿等のネット掛け具等に係止して使用することができ、種々の場所で使用でき汎用性に優れる。
(12)特に、該ゴミ集積場用ネットを二つ折りにして対向する位置を係止部材を係止することにより、該ゴミ集積場用ネットを袋状にして使用することができ、特に、狭いゴミ集積場でも集積されたゴミ袋を広範囲に広げることなく該ゴミ集積場用ネットで覆うことができるとともに、ゴミ袋の回収時に該ゴミ集積場用ネットとともにゴミ袋を移動することができ、回収作業性を向上できる。
(13)網地の所定部に補助仕立部材を配設した場合、該ゴミ集積場用ネットの網地の補強ができ、また、縁部材の所定部に補助仕立部材を配設した場合、補助仕立部材に重量付加部材や係止部材を取り付けることができ、使用性や汎用性に優れる。
【0106】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の効果に加えて、
(14)網地を二重に形成することにより、網地を補強することができ、該ゴミ集積場用ネットの耐久性を向上できるとともに、カラスや猫,犬等の動物が網地を破るのを防止でき、動物による被害を確実に防止できる。
(15)網地を二重に形成することにより、外周側の網地が直接ゴミ袋等に触れるのを防止でき、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際の不快感を軽減でき、使用性に優れる。
(16)網地又は縁部材に連結された第2ネットを備えることにより、該ゴミ集積場用ネットを膨出状の膨らみを有した袋状に形成することができ、狭い場所でもゴミ袋が占める占有面積を広げることなくゴミ袋を集積でき、使用性に優れる。
(17)該ゴミ集積場用ネットを袋状にした場合、内部に集積されたゴミ袋を該ゴミ集積場用ネットと共に容易に持ち運ぶことができ、ゴミ袋等の回収作業性に優れる。
【0107】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至の効果に加えて、
(18)網地及び/又は第2ネットの所定部に投入開閉部を備えているので、該ゴミ集積場用ネット内にゴミ袋を入れる際に、縁部材を捲り上げることなく、投入開閉部から入れることができ、ゴミ袋の山が崩れるのを防止でき、ゴミ袋の山の上方側から容易にゴミ袋を入れることができ使用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの全体斜視図
【図2】実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの周縁部を示す要部拡大平面図
【図3】実施の形態1におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す断面図
【図4】実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの全体斜視図
【図5】実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの周縁部を示す要部拡大平面図
【図6】実施の形態2におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す全体斜視図
【図7】実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットの全体平面図
【図8】実施の形態3におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図
【図9】実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットの平面図
【図10】実施の形態4におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図
【図11】実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットの平面図
【図12】実施の形態5におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図
【図13】実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットの平面図
【図14】実施の形態6におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す斜視図
【図15】実施の形態7におけるゴミ集積場用ネットの使用状態を示す断面図
【図16】実施の形態8におけるゴミ集積場用ネットの上下を逆にした状態を示す斜視図
【図17】実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの側面図
【図18】(a)実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの投入開閉部の開状態時を示す図
(b)実施の形態9におけるゴミ集積場用ネットの投入開閉部の閉状態時を示す図
【符号の説明】
1,10,30,40,50,60,70,80,90,93 ゴミ集積場用ネット
2,11,71 網地
2a,11a 網目
3,12 縁部材
3a,3b,3c,3d,12a,12b,12c,12d 辺部
4,13 編組ロープ
5,5a,5b,6,6a,6b,7,7a,7b,8,8a,8b,14,14a,14b,15,15a,15b,16,16a,16b,17,17a,17b ストランド
9,18 仕立部材
19,61 補助仕立部材
20,33 重量付加部材
20a 輪部
21 ガードレール
31,41 係止部材
32 リング部材
34 塀
35,52 ネット掛け具
35a 掛け部材
51 ネットスタンド
62 辺部用係止部材
81 第2ネット
82 開口部
91,94 投入開閉部
92 ファスナー
95 投入開口部
95a 開閉ロープ

Claims (6)

  1. 網地と、4×n(但し、nは1〜24の整数)本のストランドで編組された編組ロープと前記編組ロープの前記ストランド間に所定間隔で挿通される仕立部材とからなり前記仕立部材が前記網地の周縁部の網目挿通され配設された縁部材と、を有し、前記網地が膨出状に形成され、前記編組ロープの前記ストランドの各々が約180°異なる方向に交互に露出するように編組され、かつ、略同一直線上に露出した前記ストランドと他の略同一直線上に露出した前記ストランドの色が異なることを特徴とするゴミ集積場用ネット。
  2. 前記縁部材が、前記網地の網目を広げ展開して略正方形にした際の前記網地の外周長さの40%〜95%の長さで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴミ集積場用ネット。
  3. 前記網地及び/又は前記縁部材に、内設又は所定部に配設された重量付加部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴミ集積場用ネット。
  4. 前記網地及び/又は前記縁部材の所定部に配設又は形成された係止部材、前記網地及び/又は前記縁部材の所定部に結束された若しくは前記縁部材の編組ロープのストランド間に挿通して編組ロープに取り付けられた補助仕立部材の内いずれか1以上を備えていることを特徴とする請求項1乃至の内いずれか1項に記載のゴミ集積場用ネット。
  5. 前記網地が二重に形成され、及び/又は、前記網地又は前記縁部材に連結され前記網地に対向して底部を形成する第2ネットを備えていることを特徴とする請求項1乃至の内いずれか1項に記載のゴミ集積場用ネット。
  6. 前記網地又は前記第2ネットの所定部に開閉自在に形成された投入開閉部を備えていることを特徴とする請求項1乃至の内いずれか1項に記載のゴミ集積場用ネット。
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