JP4041152B1 - 返しを有する固定具 - Google Patents

返しを有する固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP4041152B1
JP4041152B1 JP2006335499A JP2006335499A JP4041152B1 JP 4041152 B1 JP4041152 B1 JP 4041152B1 JP 2006335499 A JP2006335499 A JP 2006335499A JP 2006335499 A JP2006335499 A JP 2006335499A JP 4041152 B1 JP4041152 B1 JP 4041152B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
cloth
opening
bag
scattering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006335499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008143689A (ja
Inventor
酒井正雄
Original Assignee
酒井 正雄
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 酒井 正雄 filed Critical 酒井 正雄
Priority to JP2006335499A priority Critical patent/JP4041152B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4041152B1 publication Critical patent/JP4041152B1/ja
Publication of JP2008143689A publication Critical patent/JP2008143689A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

【課題】手で覆いの裾に触れることなく覆い本体内部へ生ゴミの入ったゴミ袋を確実に送り込むことができ、立体的な支持具を必要としない散乱防止用覆いであって、カラス等鳥獣の食い散らし散乱被害を確実に防ぐことのできる散乱防止用覆いを廉価に供すること。
【解決手段】網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いを供する。一枚の前記布状体を二つ折りにして両側端を縫合した袋状覆いの上部を切り欠いて前記開口補助手段を有する投入口とし、当該投入口の下方に表布と裏布を合わせ縫合して横方向に延びる縫合部を設け、該縫合部の上部に前記進入路を形成したことを特徴とする散乱防止用覆いを供する。
【選択図】 図7

Description

本発明はカラスや犬猫等の鳥獣によるによる生ゴミ食い散らし散乱被害を防ぐことを主たる目的とする散乱防止用覆いに関するものである。
近年,都市部ではカラスが生ゴミの入ったゴミ袋を切り裂いて,中の残飯等を食いあさり,袋の内容物を路上等に散乱させる被害が日常化している。強固な収納庫や収納箱を用いればこれらの被害は防げるが,ゴミ集荷場を路上の一角に設定しなければならないという事情がこのゴミ収納庫や収納箱の設置を防げている。この問題の解決のために投入口を有するネットで構成された覆いや折りたたみ式の収納箱が各種発明されている。しかし、これらのネット類は路上に放置されがちであって,折り畳みのための構造物、特に金属製骨材を有する散乱防止用具は放置された場合に危険性を考慮して採用できないという事情がある。金属製の立体的な構造物を有さず、小さくまとめて片づけることのできる散乱防止用覆いであって、カラス等による生ゴミ散乱被害を確実に防ぐ使い勝手の良い散乱防止用覆いが望まれる。
実用新案登録第3068439号 実用新案登録第3068439号は「砂やその他の比較的細かいものもの等を入れて使用することのできる袋であって、袋体の四隅のうちの一隅部にのみ一定の範囲で斜め方向に開口させた開口部を設けると共に、該開口部から袋体内部に折り返された形で挿入する筒状折り返し部を設けたことを特徴とする袋。」(請求項1)である。当該考案は開口部を閉めて結ぶという作業をしなくても当該開口部から投入した「砂などの比較的細かいもの」が流出しないためのものであり、投入した「砂などの比較的細かいもの」を取り出そうとすると極めて取り出しにくい構成といえる。投入口をただ折り返しただけの該考案を、生ゴミ等を入れたゴミ袋を収集するための散乱防止用覆いとして使用した場合には、ゴミ袋が投入しにくく、又投入されたゴミ袋を回収する上で極めて不都合といえる。投入されたゴミ袋が容易に回収できる袋型散乱防止用覆いが望まれる。
実用新案登録第3069617号 実用新案登録第3069617号は「柔軟な材質のネットを筒状に縫合し、得られる筒状体の開口した一方を上部にしてゴミ投入口とし、開口した他方を下部にしてゴミ収集口をし、前記ゴミ投入口の周縁部のほぼ全周にわたってロープ体を取り付け、また、前記集縁部に吊り具を取り付けたことを特徴とする防鳥ネット。」であります。当該考案は一定の高さを有するなんらかの支持体に吊り具で吊り下げることをもって使用可能となるものであり、ゴミ収集所に前記支持体が存在しない場合であって支持体を設置することが不可能な場所での使用が困難である。路面に放置した状態であっても覆い内部へのスムーズな投入が可能な散乱防止用覆いが望まれる。
特許第3670656号 本願は特許第3670656号の利用発明であって、該特許第3670656号は「廃棄物等をまとめてこれを覆うことのできる網や布である布状体によって構成された前記廃棄物等を投入するための投入口を設けてある覆いであって、該投入口は使用時に外側に位置する外布と使用時に内側に位置する内布によって二枚合わせの筒状に構成され、該二枚合わせの間から前記覆いの下に前記廃棄物等を投入できるようにした構成であることを特徴とする散乱防止用覆い。」であり、本願が「投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆い」である点に於いて同一である。本願はこの上に立って「投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けた」構成としたものである。
特許第3743764号 特許第3743764号は『網や布である布状体に廃棄物等を投入するための開口部を設けた構成であり,当該開口部周縁に沿って「下がり」を設けたことを特徴とする散乱防止用覆い。』である。本願発明の一部実施例は当該発明の利用発明であり、開口部周縁に「さがり」と同様の「折り返し」を設けることで、前記開口補助手段が投入口を塞ぐ効果を高めた生ゴミ等の散乱防止用覆いである。
特許第3585126号 特許第3585126号は「廃棄物等をまとめて、これを覆うことのできる網や布である布状体によって立体的に構成され、該立体上部に前記ごみ類等を投入するための投入口を設け下部に開口部を有する覆いであり、立体的に縫製された前記覆いの任意の場所における垂直方向の切断面において、下部開口部の幅が前記覆いの横幅最長部よりも短く、前記下部開口部が、平面的に見て外周部よりも内側に位置し、投入口から投入したゴミ袋等が前記覆いの裾上に載ることで鳥獣の侵入を防ぐと共に収集物の散乱防止効果を確実にすることを特徴とする散乱防止用覆い。」である。本願発明の一部実施例は当該発明の利用発明である。前記「任意の場所における垂直方向の切断面において、下部開口部の幅が前記覆いの横幅最長部よりも短く、前記下部開口部が、平面的に見て外周部よりも内側に位置」する代わりに「下端部を折り返すことで見かけ上の閉鎖状態を構成し」投入された収集物が覆いの裾の上に載り自重で押さえ込む構成である。収集物を回収する際に投入されたゴミ袋等収集物の重量により当該閉鎖された下部開口部を押し広げ、該収集物が容易に通過できる構成の散乱防止用覆いである。
手で覆いの裾に触れることなく覆い本体内部へ生ゴミの入ったゴミ袋を確実に送り込むことができ、立体的な支持具を必要としない散乱防止用覆いであって、カラス等鳥獣の食い散らし散乱被害を確実に防ぐことのできる散乱防止用覆いを廉価に供すること。
網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、前記布状体による筒状体を横方向に伸びるように配してその側端を投入口とし、該投入口に開口補助手段を設け、該投入口に連続する筒状部分を前記進入路とすることで、把手を把持して前記開口補助手段を引き上げると収集物が筒状体の内部に滑り込み、該筒状体の底部(腹部)に切れ目を設け収納された収集物の排出用開口部としたことを特徴とする散乱防止用覆いを供する。
網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、一枚の前記布状体を二つ折りにしてその折り目を上に配し、当該二つ折りの両側端を縫合して下部が開口する袋状の覆いとし、該袋状覆いの上部を切り欠いて前記開口補助手段を有する投入口とし、当該投入口の下方に該袋状覆いの表布と裏布を合わせ縫合して横方向に延びる縫合部を設け、該縫合部の上部に前記進入路を形成したことを特徴とする散乱防止用覆いを供する。
網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、前記布状体による筒状体を横方向に伸びるように配してその側端を投入口とし、該投入口に開口補助手段を設け、該投入口に連続する筒状部分を前記進入路とすることで、把手を把持して前記開口補助手段を引き上げると収集物が筒状体の内部に滑り込み、該筒状体の底部(腹部)に切れ目を設け収納された収集物の排出用開口部としたことを特徴とする散乱防止用覆いであるため,次の効果を奏する。
進入路内に投入物を載置し、開口補助手段を吊り上げることで該投入物を覆い本体内部に送り込むことができ、開口補助手段が倒れ込んで前記投入口周辺を押さえ込むことから、該投入口を自動的に塞いでカラス等の侵入を防ぐことができる。
網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、一枚の前記布状体を二つ折りにしてその折り目を上に配し、当該二つ折りの両側端を縫合して下部が開口する袋状の覆いとし、該袋状覆いの上部を切り欠いて前記開口補助手段を有する投入口とし、当該投入口の下方に該袋状覆いの表布と裏布を合わせ縫合して横方向に延びる縫合部を設け、該縫合部の上部に前記進入路を形成したことを特徴とする散乱防止用覆いであるため,次の効果を奏する。
収納物の被覆効果が高く収納量の多い散乱防止用覆いであって、かつ、該覆いを把持し引き上げると収納された収集物が前記下部開口部より排出され、収集物回収作業の効率を高めることができる散乱防止用覆いが少ない労力と単純な構成によって実現可能となる。
本願発明は,狭い路地などを収集場所として行う生ゴミの回収に効果的な散乱防止用覆いに関するものである。本願中の横方向とは水平方向を意味せず、斜め横方向を含むものである。また、開口部の開口補助手段は収集物の投入をし易くするためのものであって、完全な意味で一定形状を保つものではなく、収集物の投入が容易であるような状態を保つものであることを意味する。
図1は実施例1の長さの一部を省略することで横幅を短縮して描いた斜視図である。布や網などであるほぼ矩形の布状体1の対向する側辺を寄せ合わせて縫合し、筒状体11(1)とする。該筒状体11(1)を横方向に伸びるように配してその側端を投入口2とし、該投入口2に開口補助手段3を設ける。該投入口2に連続する筒状部分を前記進入路12とする。本図では該筒状体11(1)の両側端にパイプによる枠体31を設け、投入口2の開口補助手段3としてる。該開口補助手段3はある程度の柔軟性を有することが安全上望ましいが、硬質のものであっても効果に変わりはない。該開口補助手段3は柔軟なゴム状の材質によるホースを円形に撓め両端どうしを合わせて接合したものや、筒状の袋に砂を詰めたもの等を投入口2の周縁に配する。該開口補助手段3には把手32を構成することが望ましい。把手32を引き上げると収集物が筒状体11(1)の内部に滑り込んで取り込まれ汚れたネットに手を触れることなく確実に取り込むことができる散乱防止用覆いである。
図2は実施例1の部分図であって、開口補助手段3の具体的例を列挙したものである。
図Aは塩ビ管やビニールホース3111等のパイプ材を円形に撓めてその端部どうしを接合し、枠体A311を形成したものである。同様の方法によって小さなリング状の把手A321を形成し、結束や接着により前記枠体A311と接合する。図Bは布3121やシートを筒状に形成し、中に砂など一定の重量を有して流動性のある物質を詰め、その端部どうしを縫合等により接合することで枠体B312を形成したものである。前記布3121やシートを筒状に形成する際にその一部を突起させ把手B322とする。該突起部の中に切り欠き部3122を構成し該把手B322を握りやすくする。図Cは一定の厚さを有するゴム状の板301を2枚合わせにし、その両端をボルト302によって結合し、開口補助手段B30としたものである。該ゴム状の板301は二枚合わせの平らな状態に接合することも、輪のように接合することも可能である。ゴム状の板301に硬質の把手をネジで固定し把手C323とした。
図3は実施例1の作用図である。本図左側のように筒状体11(1)を路面に置き、枠体31(3)を筒状体11(1)である進入路12の上に該進入路12(1)の内部が見えるように平面的に置く。該枠体31(3)の中央に収集物4であるゴミ袋41を載置する。次いで本図右側のように把手32を把持して枠体31(3)を引き上げるとゴミ袋41は筒状体11(1)の内部に滑り込む。次いで枠体31(3)は本図左側のように倒れて開口部周辺を押さえ込むことからカラス等鳥獣の侵入を防ぐことができる。本実施例の特徴は投入口2の開口補助手段3であるパイプによる枠体31(3)以外には一定の形状を保つ部材が使用されておらず、主材料であるネット等の布状体1は力を加えれば自在に変形することから衝撃等によって人体に危害を加える可能性が極めて低い。狭い路地等に置いた場合、全体が筒状であることから小さくまとまっており、通行を妨げることがない。
図4は実施例2の長さの一部を省略することで横幅を短縮して描いた斜視図である。実施例1との相違点は筒状体11(1)の底部(腹部)111に切れ目を設け、収納された収集物の排出用開口部112としたことである。該排出用開口部112は投入されたゴミ袋41等の収集物4を取り出して回収するためのものであり、該排出用開口部112を下にして筒状体11(1)を引き上げると内部の収集物4が外に滑り出す。本図では開口補助手段3である枠体31(3)の形状がかまぼこ型を呈しているが形状はこれにこだわらない。開口補助手段3の形状をかまぼこ型や矩形あるいは円形リングに突起物をつけるなどして、該枠体31(3)を立てたときに筒状体11(1)の路面に接すべき位置を明確にしておくと、前記排出用開口部112が周囲の筒状体11を構成する布状体1で覆われて露出し難く、投入されたゴミ袋41が該排出用開口部112の周縁を押さえ込んで鳥獣の侵入防ぐ効果を高める。当該実施例は特許第3585126号の利用発明である。
図5は実施例3の一部を省略することで横幅を短縮して描いた一部断面を含む斜視図である。本実施例の実施例1・実施例2との相違点は筒状体11(1)の端部を投入口2周縁である枠体31の位置から該筒状体11の内側に向かって折り返し、「返し」13を構成した点にある。投入されたゴミ袋41等の収集物4が一旦、当該「返し」13をくぐり抜けて筒状体11の内部に入ると該ゴミ袋41は該「返し」13に覆われ、鳥獣から遮断されて鳥獣による食い散らし散乱被害を防ぐ効果を高める。当該実施例における「返し」13は特許第3743764号の「下がり」に相当し、本実施例は特許第3743764号記載発明の利用発明である。使用方法は実施例1と同様であり、「返し」13の効果により生ゴミなどのゴミ袋を鳥獣から遮断する効果を一層高めたものである。なお該「返し」13は投入された収集物4の逆流を防ぐものではない。
図6は実施例4の斜視図である。実施例2の筒状体の底部(腹部)111周辺を下に延長して袋状を形成し、下端の切れ目を袋状の排出用開口部としたものと同様である。本図は、一枚の布状体1を折り返して生じた折り目を袋状体14の上辺141とし、2枚合わせになった布状体1の両側辺142を縫合等によって接合することで袋状体14とし、袋状体14の下辺143を縫合せずに開放し、下部が開口する袋状体14とする。当該袋状体14の上部の一端を開口させて前記開口補助手段3を設け、収集物の投入口2とする。該投入口2周縁に枠体31を設け、該枠体31の下端から横方向に向かって袋状体14(1)の表布と裏布を合わせて直線状に縫合し、縫合部145を形成する。該縫合部145によって袋状体14(1)の上端部に横方向に伸びる進入路12を構成する。該縫合部145によって投入口2と袋状体14(1)の内部とが区切られ、鳥獣に侵入されにくい構成が二枚合わせに折った布状体1を直線的に縫合するだけで製造可能になる。少ない作業工程による極めて単純な構成の散乱防止用覆いでありながら、確実な被覆効果を得ることができる。
該投入口2より収集物4を投入して収納し、収集物4の回収時には当該袋状体14を引き上げることで当該収集物4が排出用開口部B144より排出され、回収作業の効率を高める。効果に於いて実施例2とほぼ同様であるが収納量を増やす事ができ、横方向の長さを短く構成できる。
図7は実施例5の斜視図である。実施例5との相違点は袋状体14の下辺143を折り返して折り返し部146を形成した点にある。該折り返し部146の両端は布状体1が曲折して3枚か4枚が重合する。該重合した状態の袋状体14を縫合して縫合部B147を形成する。このことにより、収納された収集物は折り返し部146周辺に載り、自重で押さえつけ、排出用開口部B144を塞ぐことから、カラス等の侵入を確実に防ぐことができる。図8は実施例5の別例であって、図7図に於いて袋状体14の表布と裏布を重ね合わせたまま折り返し、折り返し部146を構成したのに対し、本図では表布1401と裏布1402とをそれぞれ内側に折り返して折り返し部146を構成している。このことにより収集物の回収作業の際、袋状体14を取り除く場合に収集物の重量による抵抗が少なくなり前記回収作業が容易となる。
図9も実施例5の別例であって、図6の袋状体14は布状体1を二枚合わせにし側端を縫合して平面的に構成したものであるが、図7は蚊帳型の立体に縫製したものである。蚊帳状の立体の上に筒状体が載った構成であり、覆い本体である蚊帳状体の天井部と進入路12を構成する筒状体の底部(腹部)が切り欠かれ連絡している。また、折り返し部146は内側に折り返すことで該蚊帳状の覆い本体下端部を胴部より狭め、収納した収集物4が当該覆いの裾上に載りやすくしたものであって、特許第3585126号の利用発明に当たる。
図10は実施例6の斜視図である。実施例5との相違点は実施例6で投入口2を袋状体14の側上端に設け収集物を横方向に向かって投入する構成であったものを、本実施例では投入口2を袋状体14の上部中央に設け、投入口2から縦方向に投入された投入物が横方向に向きを変え、進入路12を移動して覆い内部に送り込まれる構成としたものである。投入口2の下には縫合部C148を形成し、該投入口2と袋状体14の内部を隔離する。該縫合部C148の上部を進入路12とする。このことによって収納された収集物に対する被覆効果を確実なものにすることができる。本図では投入口2と縫合部C148を袋状体14の左右の中央に設けてあるが、片側に寄せることも可能であり、その場合、収納物の落下位置が変わる以外には効果に大きな違いが生じない。
実施例1の一部を省略することで横幅を短縮して描いた斜視図である。 実施例1の部分図である。 実施例1の作用図である。 実施例2の一部を省略することで横幅を短縮して描いた斜視図である。 実施例3の一部を省略することで横幅を短縮して描いた一部断面を有する斜視 図である。 実施例4の斜視図である。 実施例5の斜視図である。 実施例5の別例の斜視図である。 実施例5の別例の斜視図である。 実施例6の斜視図である。
符号の説明
1 布状体
11 筒状体
111 筒状体の底部(腹部)
112 排出用開口部
12 進入路
13 「返し」
14 袋状体
1401 表布
1402 裏布
141 袋状体の上辺
142 袋状体の両側辺
143 袋状体の下辺
144 排出用開口部B
145 縫合部
146 折り返し部
147 縫合部B
148 縫合部C
2 投入口
3 開口補助手段
30 開口補助手段B
301 ゴム状の板
302 ボルト
31 枠体
311 枠体A
3111 ビニールホース
312 枠体B
3121 布
3122 切り欠き部
32 把手
321 把手A
322 把手B
323 把手C
4 収集物
41 ゴミ袋

Claims (2)

  1. 網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、前記布状体による筒状体を横方向に伸びるように配してその側端を投入口とし、該投入口に開口補助手段を設け、該投入口に連続する筒状部分を前記進入路とすることで、把手を把持して前記開口補助手段を引き上げると収集物が筒状体の内部に滑り込み、該筒状体の底部(腹部)に切れ目を設け収納された収集物の排出用開口部としたことを特徴とする散乱防止用覆い。
  2. 網や布である布状体によって構成され、投入口を有し、該投入口から横方向に延びる覆い本体内部への進入路を有する覆いであって、該投入口の形状を維持すると共に当該投入口周辺を自重で押さえて閉鎖することのできる一定の重量を有した開口補助手段を設けたことを特徴とする散乱防止用覆いにおいて、一枚の前記布状体を二つ折りにしてその折り目を上に配し、当該二つ折りの両側端を縫合して下部が開口する袋状の覆いとし、該袋状覆いの上部を切り欠いて前記開口補助手段を有する投入口とし、当該投入口の下方に該袋状覆いの表布と裏布を合わせ縫合して横方向に延びる縫合部を設け、該縫合部の上部に前記進入路を形成したことを特徴とする散乱防止用覆い。
JP2006335499A 2006-12-13 2006-12-13 返しを有する固定具 Expired - Fee Related JP4041152B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006335499A JP4041152B1 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 返しを有する固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006335499A JP4041152B1 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 返しを有する固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4041152B1 true JP4041152B1 (ja) 2008-01-30
JP2008143689A JP2008143689A (ja) 2008-06-26

Family

ID=39078327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006335499A Expired - Fee Related JP4041152B1 (ja) 2006-12-13 2006-12-13 返しを有する固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4041152B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095543A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Masaaki Fujita 鳥獣除け用ゴミネット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008143689A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2350164C (en) Leash pouch
USRE48199E1 (en) Containment bag for use in a commercial disposal container
US4132442A (en) Apparatus for picking-up and removing objects
US9669994B2 (en) Yard clean-up tools and methods
US6848394B1 (en) Cat litter box
CA2493051A1 (en) Removable box tarpaulin for a vehicle
US20050284399A1 (en) Animal enclosure with cover
US9565836B2 (en) Universally attachable leash bag for the sanitary collection and transport of pet waste and personal items
US5390628A (en) Mechanized animal litter apparatus and method of operating
US6016573A (en) Pet scarf with pouch
JP4041152B1 (ja) 返しを有する固定具
JP3585126B1 (ja) 散乱防止用覆い
US20220348404A1 (en) Material collection and handling device
US20190191669A1 (en) Pet waste collection system
JP3143408U (ja) ゴミのカラス及び猫犬の食い散らし対策防護具
JP3670656B1 (ja) 散乱防止用覆い
JP3756923B1 (ja) 散乱防止用覆い
US20150337510A1 (en) Pet waste bag dispenser
JP2006034101A (ja) カラス除け被覆体
JP2609068B2 (ja) ごみ袋防護装置
JP3116620U (ja) 収容ネット
JP3650544B2 (ja) ゴミ集積場用ネット
JP2023175588A (ja) ごみ集積用具
JP3743764B1 (ja) 散乱防止用覆い
JP2010052944A (ja) 収容体

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071030

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees