JP3650387B2 - エキスパンションジョイント及び欠損カバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、間隙を介在させて隣接した躯体間を床カバー板で連結するとともに、躯体変動に追随して床カバー板が相対変位することにより変動を吸収するエキスパンションジョイント及びその欠損カバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11(ア)に示されるように、躯体Aと躯体Bの間隙Gに床カバー板10をスライド移動自在に設置し、躯体間隙幅方向(以下、X方向という)の変動を床カバー板10が躯体Bの床面11に沿って前後にスライド移動することにより吸収し、躯体間隙長手方向(以下、Y方向という)の変動を躯体Bとともに床カバー板10が躯体Aの外壁12に沿って横にスライド移動することにより吸収するエキスパンションジョイントの構成では、Y方向への躯体の変動量が大きいときなどに、建物Aの外壁12と床カバー板10の側縁の間に同図(イ)に示されるような欠損部Sが生じる。そのため、図12に示されるように、床カバー板10の両側部に欠損カバー板14、14を配してなる欠損カバー装置13を設置して欠損部Sを閉鎖し、歩行の安全性を確保するようにしている。
【0003】
この欠損カバー装置13は、略々三角形状に形成された欠損カバー板14、14を、その頂点の端部14aを躯体B側に寄った床カバー板10の下面で回転自在に支持するととともに他端部14bを同じく床カバー板10の下面に設置された、周面にバネが装着された支持杆15で側方へ弾圧付勢して、床カバー板10に一体に取り付けて構成されており、躯体がX方向へ変動したときは床カバー板10の側方に張り出した欠損カバー板の端部14b、14bがそれぞれ床カバー板10の下側内方へ回動して床カバー板10とともに躯体Bの床面11に沿って前後にスライド移動し、また、Y方向へ大きく変動したときには床カバー板10とともに躯体Aの外壁12に沿って横にスライド移動し、外壁12と床カバー板側縁の間に出来る欠損部Sを欠損カバー板14で閉鎖するように設けられていた(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−120186公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記欠損カバー装置13は、欠損部Sを確実に閉鎖することができ、地震が発生したときでも躯体連結部の歩行通路を安全に確保できるものの、床カバー板10と一体の構造であるため、エキスパンションジョイントを設置する現場毎に床カバー板10を含めた装置の設計及び構成部材の製作が必要であり、施工に多くの工数を要するものであった。
【0006】
そこで、本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、躯体とエキスパンションジョイントの連結部床面の欠損を閉鎖する欠損カバー装置を、エキスパンションジョイントの設置場所や床カバー板の形状などに関わりなく、様々な構造のエキスパンションジョイントに取り付けて利用できるように構成し、施工の容易化及び工数の削減を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本発明は、間隙を介在させて相対する躯体間に床カバー板をスライド移動自在に設置して間隙を閉鎖するエキスパンションジョイントにおいて、両端部間が伸縮自在な複数の伸縮体の各一端部を一方の躯体の壁面に回転自在に連結し、各他端部を他方の躯体の壁面に回転自在に且つ間隙長手方向へスライド移動自在に連結するとともに、これら伸縮体と交差するように配置したビーム材の一端部を一方の躯体の壁面に回転自在に連結し、他端部を他方の躯体の壁面に回転自在に且つ前記伸縮体と一体に間隙長手方向へスライド移動自在に連結して構成される欠損カバー装置を、床カバー板の下側に設けたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明のエキスパンションジョイントの欠損カバー装置は、間隙を介在させて相対する一方の躯体に固定して取り付けられる固定枠板と、他方の躯体にスライド移動自在に取り付けられる滑動枠板と、両端部の間隔を伸縮し得るように設けられていて前記両枠板に両端部がそれぞれ回転自在に支持される複数の伸縮体と、これら伸縮体と交差するように配置されて前記両枠板に両端部がそれぞれ回転自在に支持されるビーム材とを有して構成されることを特徴とする。
【0009】
本発明の欠損カバー装置は、床カバー板下側の間隙内であって、躯体変動に伴う床カバー板のスライド移動によって欠損部となる空間部に設置される。躯体の変動が発生した場合、床カバー板がY方向へ大きくスライド移動しときは、欠損カバー装置は床カバー板のスライドによって出来た欠損部分に保持されて伸縮体が欠損部を塞ぎ、床カバー板の側方に歩行通路を形成して歩行の安全性を確保する。欠損カバー装置は、各伸縮体の伸縮、その両端部における回動及び一側の躯体壁面に沿ったスライド移動により躯体の変動量及びその方向に応じて変形するため、エキスパンションジョイントが変動を吸収する妨げとなることはない。また、欠損カバー装置は、エキスパンションジョイントとは別個に設置され、床カバー板のスライド動作に連動して変形するようには構成されていないので、エキスパンションジョイントの設置場所や床カバー板の形状などに関わりなく、適宜な構造のエキスパンションジョイントに取り付けて利用可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は躯体Aと躯体Bの間隙Gに設置したエキスパンションジョイントの構成部材の配置を示した図、図2はその側断面を示した図であり、図示されるように、このエキスパンションジョイント1は、隣接した躯体A、Bの床面を連結して間隙Gを塞ぐ床パネル板2と、床パネル板2の両側に立設された伸縮壁体3、3と、床パネル板2の下側に設置された欠損カバー装置4、4とを備えて構成されている。なお、図2を除いた各図では床パネル板2と伸縮壁体3を破線で示してある。
【0011】
床パネル板2は、間隙Gよりも幅が2倍近く広い幅広の矩形板状に形成されており、片側の端部を躯体Aの外壁に沿ってY方向へスライド移動可能に支持し、他側の端部を躯体Bの床面上に載せてX方向へスライド移動可能に支持して取り付けてある。
詳しくは、図2に示されるように、床パネル板2の躯体A側の端部21は、その下縁に固着された突条部21aを、躯体Aの開口61の下縁に沿って外壁62から突出させた水平に伸びた凹溝部62aに嵌め入れて、端部21を外壁62に接し合わせたまま水平にスライド移動し得るように設置してある。また、床パネル板2の躯体B側の端部22は、躯体B側の床面71に重ね合わせて当該床面上をX方向へスライド移動し得るように設置してある。床パネル板2は、躯体A、Bに支持させた状態で水平に維持されて、両体の床面と略面一に連なった床面を形成するとともに両床面に面した開口Gを覆ってその上面を閉鎖する。
【0012】
伸縮壁体3、3は、適宜な高さを有する複数の板体を組み合わせて両側端部の間隔を伸縮し得るように構成されており、間隙Gを挟んで対向した躯体Aと躯体Bの外壁面で前記両側端部をそれぞれ回動自在に支持して取り付けてある。
詳しくは、図1に示されるように、伸縮壁体3、3は、その躯体A側の端部を開口61の両側の外壁62、62に、回転軸を躯体間隙高さ方向(以下、Z方向という)に向けて設置された支軸62b、62bに連結し、また、他側の端部を躯体Bの床面71の両側に立設した外壁72、72に、同じく回転軸をZ方向に向けて設置された支軸72a、72aに連結してあり、X方向への変動が起きたときは両側端部間が伸縮し、Y方向への変動が起きたときには両端が前記支軸62b、72a廻りをそれぞれ回動して、両躯体との連結状態を維持したままX、Y何れの方向にも変位し得るように設置してある。
【0013】
欠損カバー装置4、4は、それぞれ躯体Aに取り付けられる固定枠板41と、躯体Bに取り付けられる滑動枠板42と、両枠板間に架け渡して取り付けられる複数の伸縮体43及びビーム材44との各部材により構成されており、床カバー板2の下側の間隙G内で、床カバー板2の左右の片半面にそれぞれ重なるように配して設置されている。
【0014】
詳しくは、固定枠板41は、長尺なステンレス板などの鋼板を長手方向に沿った折れ目で断面略コ字形に折り曲げてなり、図1に示されるように、その一端部41aを開口61よりも若干外側に位置させて、間隙Gに接する躯体Aの外壁62に水平に固定して取り付けてある。
【0015】
滑動枠板42は、固定枠板41と同様に長尺鋼板を断面略コ字形に折り曲げてなる枠板の中央面部に、躯体Bの外壁72に取り付けられたガイド体42cと係合し同体に沿ってスライド移動可能に形成された係合体42bを固着して形成してある。係合体42bとガイド体42cは係合対応形状の凹凸係合筋を表面に設けたアルミ押し出し形材であり、ガイド体42cは床パネル板2よりも長尺に形成されていて、図2に示されるように、前記固定枠板41と対面する躯体Bの外壁72に、固定枠板41と同高さ且つ水平に固定して取り付けてある。滑動枠板42は、ガイド体42cに係合体42bを係合させて当該ガイド体に支持され、ガイド体42cに沿って外壁72の表面をY方向へスライド移動し得るように設置してある。
【0016】
伸縮体43は、図2及び図3に示されるように、表面に係合対応形状の凹凸係合筋を設けた適宜な長さを有する一対のアルミ押し出し形材431、432を互いに係合一体化させてなり、両形材が長手方向に沿って相互にスライドすることによって、その両端部43a、43bの間隔を伸縮することができるように形成されている。各伸縮体43は、図3及び図4に示されるように、一側の端部43aが、固定枠板41の上面に一定の間隔を開けて複数設置された、回転軸をZ方向に向けた支軸51で回転自在に支持され、また、他側の端部43bが、滑動枠板42の上面に一定の間隔を開けて複数設置された、回転軸をZ方向に向けた支軸52で回転自在に支持されて両枠板の上面に平行に並べて設置されており、両端部43a、43bが各支軸廻りで回動することにより、両枠板に対する各伸縮体43の交差角度を変えることができるようになっている(図5、図6参照)。
【0017】
なお、欠損部を閉鎖した各伸縮体43に歩行者が足を踏み入れたときに、各伸縮体43にかかる荷重に対する強度維持のため、各伸縮体43は、その短手辺を鉛直に向けて両枠板上に取り付けてある。また、歩行者の足が脱落しないよう、隣接する伸縮体43との間隙、つまり支軸51及び支軸52の配置間隔は、一般的な大人の靴幅よりも狭い85mm程度に設定してある。
【0018】
ビーム材44は、ステンレスなどの鋼材からなり、図1及び図3に示されるように、前記両枠板の下側で各伸縮体43と交差するように配置するとともに、その一端部を固定枠板41の端部41aの下面で回転軸を前記支軸51と同方向に向けて当該支軸直下に設置された支軸53に回転自在に連結し、また、他端部を滑動枠板42の端部42aの下面で回転軸を前記支軸52と同方向に向けて当該支軸直下に設置された支軸54に回転自在に連結して取り付けてある。
【0019】
これらの部材からなる欠損カバー装置4は、適宜な間隔を開けて固定枠板41と滑動枠板42を並置し、その上面に設けた各支軸51、52に各伸縮体43の両端部43a、43bを枢着するとともに、その下面に設けた支軸53及び支軸54にビーム材の両端部をそれぞれ枢着して構成される。
両枠板を間隙Gの幅(g)だけ離間させた状態では、図4に示されるように、各伸縮体43は最大伸長幅の略1/2程度の長さとなって両枠板に対して斜めに傾斜した配置となる。同図において、固定枠板41を固定した状態でビーム材44が支軸53を支点として時計廻りに回転すると、各伸縮体43が伸長すると同時に滑動枠板42が左方にスライドして間隙幅gは広がり、ビーム材44が支軸53を支点として反時計廻りに回転すると、各伸縮体43が縮退すると同時に滑動枠板42が右方にスライドして間隙幅gは狭まる。つまり、欠損カバー装置4は、前記支軸53を支点としてビーム材44が回転するのに伴って滑動枠板42上面の各支軸52がビーム材44端部の回転軌跡と平行な軌跡に沿って変位せしめられ、これに応じて各伸縮体43が伸縮変形し、間隙幅gの伸縮がなされるようになっている。
【0020】
図1に示されるように、本形態のエキスパンションジョイント1では、床カバー板2の両側の間隙Gが欠損部となる可能性があるため、当該欠損部となる位置に重ねて欠損カバー装置4、4を設置してある。同図において、間隙G内に設置された二つの欠損カバー装置4、4の内、左側は前記図4に示された構成のもの、右側は図4に示されたものとは左右対称に構成されたものである。
このように構成されたエキスパンションジョイント1は、躯体Aの開口61の下縁で支持された床カバー板2が間隙G内に水平に張り出して躯体Bの床面71に重なり合わさって間隙Gを閉鎖する。
【0021】
地震などによって躯体A、BがX方向に変動して間隙Gが狭まった場合、両躯体の変動に伴って床カバー板2が床面71の上面を同方向へスライド移動し、また、伸縮壁体3も同方向へ縮退して変動を吸収する。このとき、図7に示されるように、欠損カバー装置4は、両躯体の変動に伴いビーム材44にかかる圧縮によって滑動枠板42が床カバー板2の中央側へスライド移動せしめられ、これに伴って各伸縮体33が縮み、狭まった間隙G内に折り畳められる。
【0022】
他方、躯体A、BがX方向に変動して間隙Gが広がった場合、床カバー板2が床面71の上面を同方向へスライド移動し、また、伸縮壁体3も同方向へ伸長して変動を吸収する。このとき、図8に示されるように、欠損カバー装置4は、両躯体の変動に伴いビーム材44にかかる引っ張り力によって滑動枠板42が床カバー板2の外側へスライド移動せしめられ、これに伴って各伸縮体33が伸長し、広がった間隙G間に大きく拡張する。
【0023】
また、躯体A、BがY方向に変動して両躯体の位置が同方向にずれた場合、両躯体の変動に伴って躯体Bとともに床カバー板2が躯体躯体Aの外壁62に沿ってY方向へスライド移動し、また、伸縮壁体3、3が両端部を回動させつつ伸長して変動を吸収する。このとき、図9に示されるように、欠損カバー装置4は滑動枠板42が躯体Bの外壁72に沿って相対スライドして当初の取り付け形状のままに保持されるので、開口部61と床カバー板2の外面との間の欠損部Sは当該位置に複数並置された伸縮体43によって閉鎖され、床カバー板2の側方に歩行通路を形成して歩行の安全性を確保することができる。
【0024】
躯体A、BがX、Y両方向にそれぞれ変動した場合、前記と同様、両躯体の変動に応じて床カバー板2と伸縮壁体3、3が変位して変動を吸収する。このとき、両躯体のY方向への変動に伴ってできる開口部61と床カバー板2の外面との間の欠損部Sも、図10に示されるように、床カバー板2の側方に張り出した欠損カバー装置4によって閉鎖され、歩行の安全性を確保することができる。
【0025】
なお、図では床カバー板の両側が間隙となる形態のエキスパンションジョイントを示したが、本発明はカバー板の形状や変動吸収構造、躯体状況を選ばずに施工可能である。また、図示した床カバー板、伸縮壁体及び欠損カバー装置の形態は一例であり、各部材は他の適宜な形態に設けることができる。
伸縮体はスライド係合するアルミ形材を用いて構成したが、歩行しても変形をきたさない強度を備えた他の伸縮部材を用いて構成してもよい。また、伸縮体及びビーム材の取り付けは、固定枠板や滑動枠板を介在させずに、躯体の壁面に両部材の端部を直接固定し、或いはスライド移動自在に取り付けてもよい。本発明の欠損カバー装置にさらに躯体のZ方向の変動を吸収する機能を装備させることは適宜に行われる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、床カバー板がスライド移動して出来た欠損部が欠損カバー装置の伸縮体によって閉鎖され、床カバー板の側方に歩行通路を形成して歩行の安全性を確保することができる。また、欠損カバー装置は、エキスパンションジョイントとは別個に設置され、床カバー板のスライド動作と連動するようには構成されていないので、エキスパンションジョイントの設置場所や床カバー板の形状などにかかわりなく、様々な構造のエキスパンションジョイントに取り付けて利用可能であり、これにより施工の容易化と工数の削減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエキスパンションジョイントの構成部材の配置を示した図である。
【図2】図1のエキスパンションジョイントの側断面を示した図である。
【図3】(ア)は図2のア−ア線に沿った断面図、(イ)は同イ−イ線に沿った断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の欠損カバー装置の構成を示す平面図である。
【図5】本発明の他の形態の欠損カバー装置の構成を示す外観図である。
【図6】図5の欠損カバー装置の伸縮体を端部で回動させた状態の外観図である。
【図7】図1のエキスパンションジョイントが躯体間隙をX方向に狭めたときの欠損カバー装置の動作を示した図である。
【図8】図1のエキスパンションジョイントが躯体間隙をX方向に広げたときの欠損カバー装置の動作を示した図である。
【図9】図1のエキスパンションジョイントが躯体間隙をY方向にずらしたときの欠損カバー装置の動作を示した図である。
【図10】図1のエキスパンションジョイントが躯体間隙をX、Y両方向に変位させたときの欠損カバー装置の動作を示した図である。
【図11】従来のエキスパンションジョイントの構成を示し、(ア)は間隙に取り付けた状態、(イ)はY方向にカバー板がスライド移動した状態である。
【図12】従来の欠損カバー装置の構成を床カバー板の下側から示した図である。
【符号の説明】
A 躯体、B 躯体、G 間隙、S 欠損部、1 エキスパンションジョイント、2 床カバー板、3 伸縮壁体、4 欠損カバー装置、41 固定枠板、42滑動枠板、43 伸縮体、44 ビーム材、51〜54 支軸、61 躯体Aの開口、62 躯体Aの外壁、71 躯体Bの床面、72 躯体Bの外壁
Claims (2)
- 間隙を介在させて相対する躯体間に床カバー板をスライド移動自在に設置して間隙を閉鎖するエキスパンションジョイントにおいて、
両端部間が伸縮自在な複数の伸縮体の各一端部を一方の躯体の壁面に回転自在に連結し、各他端部を他方の躯体の壁面に回転自在に且つ間隙長手方向へスライド移動自在に連結するとともに、これら伸縮体と交差するように配置したビーム材の一端部を一方の躯体の壁面に回転自在に連結し、他端部を他方の躯体の壁面に回転自在に且つ前記伸縮体と一体に間隙長手方向へスライド移動自在に連結して構成される欠損カバー装置を、床カバー板の下側に設けたことを特徴とするエキスパンションジョイント。 - 間隙を介在させて相対する一方の躯体に固定して取り付けられる固定枠板と、他方の躯体にスライド移動自在に取り付けられる滑動枠板と、両端部の間隔を伸縮し得るように設けられていて前記両枠板に両端部がそれぞれ回転自在に支持される複数の伸縮体と、これら伸縮体と交差するように配置されて前記両枠板に両端部がそれぞれ回転自在に支持されるビーム材とを有して構成されるエキスパンションジョイントの欠損カバー装置。
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