JP3650028B2 - 特にホーンを鳴らすためのスイッチング素子を有するステアリングホイール - Google Patents
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Description
この発明は請求項1の前文に記載されているように、特に、ホーンを鳴らすためのスイッチング素子を有するステアリングホイールに関する。
【0002】
自動車のホーンは、自動車のドライバが特に重大な状況において警報信号を発することができるようにするためのものである。ホーン信号は通常は自動車のステアリングホイールの中央を押すことによって駆動される。そうすることによって、カバーの少なくとも一部の領域がステアリングホイールの方へ動かされ、それによって、機械式のスイッチング素子を短絡する。
【0003】
衝突が起きたときに自動車のドライバを保護するエアバッグユニットをステアリングホイールの中に設置しようとすると、ホーンを鳴らすためのコンタクトの配置に関して問題が生じる。
【0004】
ホーン信号を駆動するためのスイッチング素子を一体化するために、DE19732022は、エアバッグを収容している容器の上端に配置されているコンタクトと、エアバッグカバーから突き出していて容器の端部の方を向いているウェブの下側に配置されている対向するコンタクトとによってホーンスイッチを形成することを提案している。ここでは、カバーも圧縮スプリングを用いてウェブによって容器の上端に支持されている。
【0005】
しかし、ホーンリレーが直接スイッチングされることはだんだんなくなってきている。それによって、使用されるスイッチング電流を小さくすることができ、その結果、電磁環境両立性が改善される。スイッチング電流が小さいと、スイッチング素子の金属コンタクトが閉じたときに発生する電圧スパイクが干渉源となる。電圧スパイクの意味するところは、スイッチング素子によって駆動することのできる信号ホーンなどの電気作動コンポーネントが常に信頼性よくトリップ動作する保証はないということである。
【0006】
この問題を解決するために、ホーンを鳴らすためのコンタクトに圧電材料のフィルムを使用することが提案されている。このフィルムはカバーとエアバッグユニットとの間に挿入することができ、カバーの中央部分を軸方向に押すことによって通常のやり方でホーンを鳴らすことができる。この解決策の例がEP534694B1、US-A5,499,841、DE4329120A1及びEP568764A1などに開示されている。しかし、この解決策の欠点は、フィルムに用いる圧電材料が比較的高価なことである。
【0007】
また、電圧スパイクを検出してこれを修正する電子回路へ通常の電気スイッチング素子を接続することができる。しかし、この場合も、高価なサブアセンブリを追加する必要がある。
【0008】
この発明の目的は、電気作動コンポーネントを信頼性よく駆動できるとともに安価に製造できる電気作動コンポーネント駆動用のスイッチング素子を有するステアリングホイールを提供することである。
この目的は請求項1の特徴を有するステアリングホイールによって実現されている。
【0009】
これによれば、導入部分で特定されているような電気スイッチング素子を有するタイプのステアリングホイールにおいて、スイッチング素子は二つの電気コンタクト素子を有し、ステアリングホイールの一部を手動で動かすことによって作動させることができ、少なくとも一方のコンタクト素子が電気伝導性を有する材料から構成された部分を有し、スイッチング素子が作動された後に電流がこの伝導性材料の部分を流れる。
【0010】
この発明の解決策にとって重要なことは、スイッチング素子が閉じた後に、伝導性合成材料から構成された少なくとも一つの部分が閉回路の中にあることである。これにより、この伝導性合成材料の部分は他の伝導性素子と直列に接続されている。従って、電流は電気伝導性を有する材料の中だけを流れ、他の並列導体の中には流れない。特に、並列に配置された金属導体素子は存在しない。
【0011】
この場合には伝導性合成材料は伝導性のポリマあるいはポリマー化合物から構成することができる。しかし、非伝導性のポリマあるいはポリマー化合物もカーボンファイバなどの伝導性材料を添加することによって伝導性にすることができる。この場合には、伝導性ファイバが合成材料の中に細かく分散されることによって、少なくとも体積の一部分にわたってそれ自身が伝導性になる。
【0012】
スイッチング素子の電気抵抗は伝導性合成材料によって変わるため、電圧スパイクは平滑化され、スイッチングのときに大きな電圧スパイクを生じることなく容易にかつ信頼性よく電流をスイッチングすることができる。合成材料の伝導性及び層の厚さを対応して選択することによって、スイッチング素子はそれぞれの用途に最適な形で適合させることができる。
【0013】
このため、ステアリングホイールの可動部分はステアリングホイールの中央部分においてカバーで形成されていることが好ましく、そのカバーは、特に、エアーバッグカバーであることが好ましい。
好ましい実施の形態においては、少なくとも一つのコンタクト素子のコンタクト表面は電気伝導性の合成材料から構成されている。従って、コンタクト素子間の接触は伝導性合成材料を介して行われる。
【0014】
合成材料としてエラストマが使用されることがさらに好ましい。エラストマの弾性によってスイッチング素子のコンタクトの間には非常に大きなコンタクト表面が実現される。なぜなら、これは対向するコンタクトの表面に順応し、従って、スイッチングの信頼性が改善されるからである。エラストマを使用することによって機械的な負荷が減ることによってスイッチング素子の寿命が延びる。なぜなら、金属コンタクトと違って、コンタクトが閉じるときにコンタクト表面の非弾性変形が起きないからである。成形が容易であるため、熱可塑性エラストマを使用することが特に好ましい。
【0015】
一つの実施の形態においては、それ自身は伝導性の合成材料のポリマではなく、もともとは非伝導性の合成材料が、特に、カーボンファイバなどの伝導性フィラーを添加することによって伝導性を付与されている。合成材料の抵抗は前記伝導性フィラーの選択及び比率によって変えることができる。
【0016】
ある実施の形態においては、コンタクト素子の最小限一つが電気伝導性を有する合成材料から成るコンタクトプロファイルを有しており、その輪郭がコンタクト表面を形成している。ある変形においては、二つのコンタクト素子の各々に対して一つのコンタクトプロファイルが設けられている。コンタクトプロファイルの形での設計では、スイッチング素子の連続的な製造が可能であり、それによって、コスト効率のよい製造及び処理ができ、取り付けが容易になるという利点がある。電気伝導性を有する合成材料ということは、外側形状、すなわち、特に、コンタクトプロファイルの断面が特殊な要件や他の機能に容易に適合可能であることを意味している。従って、コンタクトプロファイルはコンタクトギャップに対するシール用プロファイルとしても同時に機能する。コンタクトプロファイル全体がコンタクト表面として作用し、それによって、明らかにこの構造の汎用性が増大する。
【0017】
コンタクトプロファイルの中に金属導体を埋め込むことも望ましい。金属ストランドの他に、例えば、ケーブルなどの周知の材料も電極として適している。コンタクトプロファイルを完全に伝導性合成材料から形成して、金属導体を接続のみに使用することも可能である。
別の実施の形態においては、押し出し成形あるいは射出成形によってコンタクトプロファイルが製造される。この製造方法は、特に、コスト効率がよく、簡単である。
【0018】
一つの実施の形態においては、二つのコンタクト素子は相互に動作可能な状態で配置されている。ステアリングホイールの一部を手動で動かすと、一方のコンタクト素子のコンタクト表面が他方のコンタクト素子のコンタクト表面へ直接接触する。コンタクトが閉じることによって、対応する電気作動コンポーネントが駆動される。
【0019】
この場合には、コンタクト素子の一方はステアリングホイールベース上に配置されており、他方のコンタクト素子は手動で動かすことのできるステアリングホイール部分上に配置されている。この設計によれば、コンポーネントを追加せずに済ませられる。なぜなら、カバーを動かすことによって、コンタクトとそれに対向するコンタクトが相互に押し付けられ、直接的に短絡するからである。
【0020】
ある実施の形態においては、コンタクト及びそれに対向するコンタクトは単一のプロファイルに配置されている。この場合には二つのコンタクト素子は非伝導性材料から構成された弾性変形可能なプロファイル上に配置されており、非伝導性プロファイルが変形することによってコンタクト素子が電気接触するようになっている。非伝導性プロファイルは両方のコンタクト素子、すなわち、コンタクト及びそれに対向するコンタクトを含んでいることが好ましい。両方のコンタクト素子は適当な可撓性を有する好ましい合成材料から形成された材料の中に埋め込まれており、相互に所定の距離だけ離間されている。両方のコンタクトを一つのコンタクトプロファイルの中に配置することは、この発明によるステアリングホイールの製造を簡単でコスト効率のよいものにしている。
【0021】
一方、コンタクト素子に対して動作可能なコンポーネントを設けて、手動で動作可能なステアリングホイール部分を手動で動かすことによってそのコンポーネントを動かすことが可能である。コンポーネントがこのように動くことによって、一方のコンタクト素子のコンタクト表面が他方のコンタクト素子のコンタクト表面と電気的に接触する。突起部がエアバッグユニットのハウジング上に設けられ、たとえば、この突起部がここではスイッチング素子を作動させるためのコンポーネントとして作用する。この実施の形態においては、コンタクトプロファイルをカバーあるいはステアリングホイール上へスナップさせることができるような断面を有するコンタクトプロファイルを使用することが特に好ましい。
【0022】
この場合、コンポーネントは電気伝導性を有しており、二つのコンタクト表面が前記コンポーネントを介して電気的に接触するようになっている。
【0023】
別の実施の形態においては、コンタクト素子の一方はシート状金属部分から形成されている。このシート状金属部分は、例えば、エアバッグユニットに対するガス発生器のベース、あるいはガス発生器のキャリヤ、あるいはエアバッグユニットのハウジングである。
【0024】
コタクト素子を粒子の影響から保護するために、コンタクト素子の各々の一部は弾性フォームから成る保護部材によって取り囲まれている。従って、特に、ダストによるコンタクト表面の汚染が効果的に防止され、長期間にわたるスイッチング信頼性も保証される。
【0025】
コンタクトギャップを設計するときにてこ作用を考慮する必要性がないため、コンタクトをステアリングホイールベースと反対側の支持箇所に近接させた状態でカバーの外側端部の領域に配置することによって、カバーとステアリングホイールベースとの間の距離を短くすることが可能である。コンタクトギャップを狭くすることによってもカバーとステアリングホイールベースとの間の距離を短くなる。カバーのエッジに配置された作動部分に作用することによってカバーが動かされると、スイッチング素子が作動される。この場合の作動素子はカバーの動きを伝えてスイッチング素子を駆動することのできる任意の手段でよい。コンタクト素子がコンタクトプロファイルとして設計され、カバーのエッジ領域に配置されている場合には、カバーがその中央ではなくて一方のサイドのみで動かされたとしても、スイッチング素子は信頼性よく駆動される。
【0026】
コンタクト及びそれに対向するコンタクトはカバーとステアリングホイールとの間のコンタクトギャップの中をカバーのエッジの周辺に沿って少なくとも部分的に配置されていることが好ましい。
【0027】
さらに、コンタクトプロファイルの断面を適当に選択することによって、コンタクトプロファイルがカバーあるいはステアリングホイール内、あるいは、これらの両方内へスナップされるようにすることができる。この目的ために、例えば、コンタクトプロファイルの電気伝導性を有する合成材料にその長手方向に沿った溝あるいは突起部を設けることも可能である。
【0028】
コンタクトプロファイルは、例えば、半円形の断面を有していることが適切であり、その可撓性のために、カバーのエッジ及び/又はステアリングホイールベースの中に配置された適当な溝の中へ押し込むことができる。ステアリングホイールベースは、特に、コンタクトプロファイルが配置されている領域に発泡プラスチック層をしばしば有しており、コンタクトプロファイルがこの層の中に容易にスナップされ得るようになっている。
【0029】
この発明において使用されるコンタクトプロファイルは市販されているプラグとソケットとから成るコネクタを用いて容易に形成したり連結したりすることができる。
ステアリングホイールに対するエアバッグカバーの軸方向の可動性は、当該分野において周知の方法によって、例えば、三つあるいはそれより多くのスプリングを用いてエアバッグユニットをステアリングホイール上に吊すことによってで実現することができる。
以下、添付図面を参照してこの発明をより詳細に説明する。
【0030】
図1はこの発明によるステアリングホイール1の平面図を示している。ステアリングホイールのステアリングホイールリム2は部分的にのみ示されている。ステアリングホイール1に設けられたエアバッグユニット10は図示されていない。四本のスポーク4によってステアリングホイールリム2が連結されているステアリングホイールハブ3が中心に配置されている。
【0031】
コンタクト21及びそれに対向するコンタクト22の形の二つの電気コンタクト素子を有する電気スイッチング素子21,22も図示されている。このスイッチング素子はコネクタ26によって電気的に接続することができる。図1に示されている実施の形態においては、コンタクト21とそれに対向するコンタクト22の両方とも、エアバッグユニット10の組み付け後に、カバー11の底部外側エッジが位置する領域においてステアリングホイール1へ取り付けられる。
【0032】
図2は図1のB−B線断面図を示しており、この図2にはエアバッグユニット10も示されている。これらの図面は同じスケールではない。エアバッグユニット10は動作可能なステアリングホイール部分として機能するカバー11と、エアバッグ(図示されていない)と、ガス発生器キャリヤ13上に固定されたガス発生器12とを有している。ガス発生器キャリヤ13及びカバー11はエアバッグユニット10のハウジングを形成しており、カバー11に設けられたリセス14と、ガス発生器キャリヤ13に設けられたロック用突起部15とによって相互に連結されている。エアバッグユニット10は四つのスプリング(図示されていない)によってステアリングホイールベース5へ動作可能な状態で固定されている。従って、カバー11がステアリングホイールベース5の方へ動かされることによってホーン信号を発生することができる。
【0033】
この発明によるスイッチング素子の機能は図2の詳細拡大図から最もよくわかる。エアバッグユニット10のカバー11の部分には、カバー11が動かされたときにスイッチング素子を作動させるコンポーネントとして、伝導性部分23がガス発生器キャリヤ13の底部外側エッジに設けられている。上述したように、コンタクト21及びそれに対向するコンタクト22はステアリングホイールベース5へ取り付けられている。コンタクト21及びそれに対向するコンタクト22の両方とも伝導性合成材料から成るコンタクトプロファイル25から形成されていて、抵抗を小さくするために、その中に銅ストランド24が埋設されている。カバー11の作動によって、エアバッグユニット10全体がステアリングホイール1の方へ動かされる。伝導性部分23がコンタクト21,22上へ押し付けられて、これらを短絡し、それによってホーン信号を駆動する。
【0034】
この場合に特に適した合成材料はエラストマである。エラストマの弾性によって、スイッチング素子が駆動されたときのコンタクト21,22間のコンタクト表面が明かに改善され、それによってスイッチング特性が改善される。また、合成材料の弾性によってコンタクト21,22の摩耗が著しく低減され、それによって、スイッチング素子の寿命が延び、コンタクトが当たったときのノイズが低減する。好ましいエラストマはEPDMあるいは熱可塑性エラストマ(TPE)であり、特に、熱可塑性ポリエステルエラストマが好ましい。
【0035】
合成材料を伝導性にするために、カーボンファイバ、グラファイトダストあるいは金属粒子などの伝導性フィラーが添加される。これらの割合は広い範囲で可変であり、特定の用途に合わされる。20から40%の割合でカーボンファイバを添加するのが特に好ましい。
【0036】
スイッチング素子はカバー11の周辺全体に沿って延びているために、カバー11を軸方向にしっかりと作動しなかった場合でも、伝導性部分23は少なくとも部分的にコンタクト21,22上へ押し付けられ、それによって、ホーン信号を駆動する。
【0037】
図4はコンタクト21及び/又は対向するコンタクト22の好ましい実施の形態を示している。これもまた電極としての金属ストランド24を有している。金属ストランドは伝導性の合成材料プロファイル25によって囲まれている。ほぼ長方形の延長部も半円形の下側部分の中央に設けられている。この延長部の面がコンタクト表面20を形成している。一方においては、押し出し成形や対応する型の中での射出成形によって容易にかつ安価に製造できるため、コンタクトプロファイル25のこの設計は特に好ましい。他方においては、適当な溝の中へプロファイルをスナップすることによって、ステアリングホイールベース5及び/又はカバー11へ、あるいは、ガス発生器キャリヤ13あるいはエアバッグユニット10のハウジングの他の部分へ容易に取り付けることができる。この目的のために、伝導性合成材料あるいは溝が設けられた材料、あるいは、その両方がそれに応じて弾性を有している。
【0038】
図3及び図5はコンタクト21及び/又は対向するコンタクト22の別の実施の形態を示している。図4に示されているコンタクト素子21と異なり、これは伝導性プロファイル部分28と非伝導性プロファイル部分29を有するプロファイルから成っている。プロファイルの中に埋設された金属ストランド24は伝導性プロファイル部分28と接触している。非伝導性の弾性合成材料はステアリングホイールベース5及び/又はカバー11へ取り付けられるような形状になっている。図3のプロファイルの非伝導性部分29は本質的に半円形の断面を有しており、伝導性プロファイル部分28へ連結されている。図5に示されているコンタクト素子21のプロファイル断面は図4に示されているコンタクト素子のそれに対応している。伝導性プロファイル部分28及び非伝導性プロファイル部分29の両方に対して同じポリマあるいは同じポリマー化合物を使用し、カーボンファイバを添加することによって伝導性プロファイル部分28に伝導性を付与することがここでは特に有用である。
【0039】
図6は図2の図Aに対応する詳細図を示している。コンタクト21はコンタクトプロファイル25によって形成されており、対向するコンタクト22はガス発生器キャリヤ13へ連結されたシート状金属部分23によって形成されている。特に、コスト効率のよいこの実施の形態においても、カバー11とステアリングホイールベース5との間のコンタクトギャップを非常に狭く維持することができる。これは、カバー11のエッジの領域におけるコンタクトプロファイル25の構造によって可能となっている。
【0040】
図7及び図8に示されているこの発明によるステアリングホイール1の実施の形態はコンタクト21及びそれに対向するコンタクト22の両方を含んだ非伝導性合成材料から成る弾性プロファイル27を有している。その他の構造は図1及び図2に示されているものに対応しているので、説明は省略する。図5におけるエアバッグユニット10のないステアリングホイール1の平面図からわかるように、コンタクト21とそれに対向するコンタクト22は弾性プロファイル27の中にいっしょに収容されており、ここでもコネクタ26へ連結されている。
【0041】
図8は図7のステアリングホイール1のD−D線断面図を示しているが、エアバッグユニット10が描かれている。この実施の形態においても、弾性プロファイル27はステアリングホイールベース5へ固定されている。突起部16がホーン信号を駆動するためのコンポーネントとしてガス発生器キャリヤ13上に設けられている。しかし、図1及び図2による実施の形態における伝導性部分23と異なり、ここでは伝導性は問題にならない。コンタクト21は対向するコンタクト22といっしょにプロファイル27を押すことによって短絡される。
【0042】
図8の詳細図において、実際の「コンタクトギャップ」は弾性プロファイル27の内側のコンタクト表面20の間に位置していることがわかる。外側の弾性かつ電気絶縁性のプロファイル27はコンタクト素子21を有しており、その中に金属導体24が埋設されている。カバー11が動かされると、プロファイル27が押し付けられて、コンタクト21とそれに対向するコンタクト22との間のギャップが閉じられる。従って、金属導体24が伝導性合成材料を介して接触し、ホーン信号が駆動される。
【0043】
図9及び図10はこの発明によるステアリングホイール1の第3の実施の形態を示している。この実施の形態においては、コンタクト21はステアリングホイールベース5上にコンタクトプロファイル25の形で設けられており、対向するコンタクト22はカバー11上にコンタクトプロファイル25の形で設けられている。従って、図9においてはコンタクト21はコネクタ26へ接続されている。
【0044】
図10に示されているF−F線断面図、特に、詳細拡大図からわかるように、この実施の形態においては伝導性部分23も突起部16も必要ない。その代わりに、ホーンは、カバー11が軸方向に動かされたときに、コンタクト素子21,22が直接接触することによって鳴らされる。
【0045】
この場合には、カバー11がエアバッグユニット10の残りの部分に対して動作可能なように、カバー11とガス発生器キャリヤ13とを連結する役割を果たすカバー11のリセス14を設計することもできる。このため、スイッチング素子を作動させるためにカバー11を別個に動かすことが可能になる。従って、この発明によるステアリングホイール1の設計に関して他の可能性が生まれる。例えば、ステアリングホイール1へのエアバッグユニット10の連結を変形可能な設計にし、自動車の乗員の保護性を改善することもできる。
【0046】
図11は図10に示されている実施の形態の変形を示している。図10と異なり、一方のコンタクト素子(この場合には対向するコンタクト22)はコンタクトプロファイルとしてではなく、金属コンタクトリベット31の形に設計されている。
【0047】
特に、ダストなどの外部の汚染から保護するために、ステアリングホイールベース5とカバー11との間にコンタクトリベット31のまわりの保護部材として環状の弾性フォーム部材30が配置されている。フォーム部材30の弾性は十分に大きく、ステアリングホイールベース5上に配置されたコンタクトプロファイル25に順応可能であり、コンタクトリベット31を外部からシールしてダストが入らないようにしている。フォーム部材は連続気泡フォームから構成されており、湿気の適切な交換が確保されており、水分の凝結が効果的に防止されている。
【0048】
もちろん、上述したスイッチング素子はホーンを鳴らすためだけに適しているわけではなく、他の電気的に作動されるデバイスにも使用することができる。従って、例えば、エアバッグカバーの軸方向の作動によって、ヘッドランプフラッシャを制御することも可能である。例えば、カバーの一方のサイドを軸方向に操作することによってホーンを鳴らし、カバーの反対側のサイドを軸方向に操作することによってヘッドランプフラッシャを駆動することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ホーンを鳴らすためのスイッチング素子として二つのコンタクトプロファイルを有するこの発明によるステアリングホイールの部分平面図である。
【図2】 図1のステアリングホイールのB−B線断面図である。
【図3】 伝導性及び非伝導性の合成材料から成るプロファイルの断面図である。
【図4】 伝導性合成材料から成るコンタクトプロファイルの断面図である。
【図5】 伝導性及び非伝導性の合成材料から成るプロファイルの別の断面図である。
【図6】 対向するコンタクトとしてシート状金属を有するこの発明によるステアリングホイールの一実施の形態の詳細図である。
【図7】 ホーンを鳴らすためのスイッチング素子として非伝導性の弾性プロファイルを有するこの発明によるステアリングホイールの部分平面図である。
【図8】 図7のステアリングホイールのD−D線断面図である。
【図9】 ホーンを鳴らすためのスイッチング素子として二つのコンタクトプロファイルを有するこの発明による別のステアリングホイールの部分平面図である。
【図10】 図9のステアリングホイールのF−F線断面図である。
【図11】 ホーンを鳴らすためのスイッチング素子としてコンタクトプロファイル及びコンタクトリベットを有するこの発明によるステアリングホイールの部分平面図である。
【符号の説明】
5 ステアリングホイールベース
11 カバー
16 突起部
20 コンタクト表面
21,22 コンタクト
23 伝導性部分
24 金属導体
25 コンタクトプロファイル
30 弾性フォーム部材
Claims (18)
- 特にホーンを鳴らすための電気スイッチング素子を有するステアリングホイールであって、
スイッチング素子が二つの電気コンタクト素子(21,22)を有し、スイッチング素子は、一方のコンタクト素子(21)のコンタクト表面(20)が他方のコンタクト素子(22)のコンタクト表面(20)へ電気的に接触してスイッチング素子の中を電流が流れるように、ステアリングホイール(11)の一部を手動で動かすことによって作動させることが可能であり、少なくとも一つのコンタクト素子(21,22)が電気伝導性を有する合成材料から成る部分を有し、スイッチング素子の作動後に電流がその部分を流れるようになっており、
少なくとも一方のコンタクト素子(21,22)が電気伝導性合成材料から成るコンタクトプロファイル(25)を有し、その輪郭がコンタクト表面(20)を形成し、さらに、コンタクトプロファイル(25)の中に金属導体(24)が埋設されており、
ステアリングホイール(11)の一部がステアリングホイールの中央部分におけるカバーによって形成されており、コンタクト素子(21,22)がカバー(11)のエッジの周辺に沿ってほぼその全周にわたって連続的に延びているステアリングホイール。 - 合成材料がエラストマである請求項1に記載のステアリングホイール。
- エラストマが熱可塑性エラストマである請求項2に記載のステアリングホイール。
- 合成材料が、特に、カーボンファイバなどの伝導性フィラーを添加することによって伝導性を付与されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)の各々に対してコンタクトプロファイル(25)が設けられている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- コンタクトプロファイル(25)が押し出し成形あるいは射出成形によって製造されている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- 二つのコンタクト素子(21,22)が相互に動作可能に配置され、また、ステアリングホイールの部分(11)を手動で動かすことによって、一方のコンタクト素子(21)のコンタクト表面(20)が他方のコンタクト素子(22)のコンタクト表面(20)へ直接接触する請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- 一方のコンタクト素子(21)がステアリングホイールベース(5)上に配置され、他方のコンタクト素子(22)がステアリングホイールの部分(11)上に配置されている請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- 二つのコンタクト素子(21,22)が非伝導性材料から構成された弾性変形可能なプロファイル(27)上に配置され、この非伝導性のプロファイル27が変形することによってコンタクト素子(21,22)が電気的に接触するようになっている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)に対して動作可能なコンポーネント(16,23)が設けられ、ステアリングホイールの部分(11)を手動で動かすことによってコンポーネント(16,23)が動かされ、それによって、一方のコンタクト素子(21)のコンタクト表面(20)が他方のコンタクト素子(22)のコンタクト表面(20)と電気的に接触させられる請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- コンポーネント(23)が電気伝導性を有し、二つのコンタクト表面(20)が前記コンポーネント(23)を介して電気的に接触する請求項10に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)の一方がシート状金属部分によって形成されている請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)の各々の少なくとも一つの部分が、弾性フォームから成る保護部材(30)によって、特に、ダストなどの粒子の影響から保護されている請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- スイッチング素子(21,22)がカバー(11)の外側エッジの領域に配置され、カバー(11)が動かされたときに、カバーのエッジに配置された作動部分(16,23)の影響によってスイッチング素子(21,22)が作動される請求項1〜請求項13に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)がカバー(11)とステアリングホイールベース(5)との間のコンタクトギャップの中をカバー(11)のエッジの周辺に沿って少なくとも部分的に延びている請求項14に記載のステアリングホイール。
- コンタクト素子(21,22)が相互に動作可能であり、コンタクト素子(21,22)の一方がカバー(11)のエッジの領域において動作可能なコンポーネントを形成している請求項14又は請求項15に記載のステアリングホイール。
- コンタクトプロファイル(25)が所定の断面を有し、溝の中に係合可能であり、従って、ステアリングホイールベース(5)あるいはカバー(11)へ取り付けることができるようになっている請求項1〜請求項16のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
- ステアリングホイールがエアバッグユニットを有し、カバー(11)がこのエアバッグユニットに対するカバーになっている請求項1〜請求項17のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
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