JP3649951B2 - 液体容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、魔法びん、水筒など主として携帯型の液体容器に関し、特に廃棄処分時における材料の分別やリサイクル使用が容易にできる液体容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
魔法びん、水筒などの携帯用の液体容器は、金属製の容器本体、その上端開口部に嵌合される中栓、その開口部の外周面に形成された開口ねじ部、上記の開口部と中栓をカバーするキャップ、及び上記の容器本体に取付けられたハンドル又は吊り紐により構成されるのが一般的である。この場合、ハンドルや吊り紐を取付け、また中栓やキャップを螺合させるために、容器本体の肩部分に合成樹脂製の肩部材が固着され、その肩部材にハンドル等の取付け部と、中栓等の螺合部が設けられる。
【0003】
また、必要に応じてハンドルや吊り紐を取外したシンプルな形状にしてバッグ等に収納し易くするために、上記の肩部材をハンドル等の取付け部材と、中栓等の螺合用のねじ部材の2部材に分け、そのねじ部材を容器本体の開口部に固着すると共に、ハンドル等の取付け部材を該ねじ部材に着脱自在に螺合した構成をとることも知られている(特開平8−228839号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の液体容器を廃棄処分する際、材料ごとに分離しようとしても、容器本体に固着された肩部材或いは肩部材の一部を構成する上記のねじ部材は、容器本体から容易に分離させることができない問題があった。
【0005】
また、通常の使用時における手入れに際しても、各部材に分離できないためにすみずみまで掃除ができない不便があった。
【0006】
そこで、この発明は液体容器の各構成部材ごとに容易に分離できるようにして、廃棄処分時に材料ごとの分別とそのリサイクル使用が容易にでき、また十分な手入れができるようにした液体容器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、容器本体、その開口部に嵌合される中栓、その開口部の外周面に形成された開口ねじ部、上記の開口部と中栓をカバーするキャップ、及び上記の容器本体に取付けられたハンドルからなる液体容器において、上記の開口ねじ部を容器本体の胴部より小径に形成して両者の間に段差部を設け、上記のハンドルを環状のハンドル基部に取付け、該ハンドル基部を上記の開口ねじ部に着脱自在に嵌合して上記の段差部に当て、上記の開口ねじ部に螺合した締付け部材により上記のハンドル基部を締付け、該締付け部材に設けたキャップねじ部に上記のキャップを螺合した構成とした。
【0008】
なお、この場合、上記の容器本体の底面に底ねじ部を設け、該底ねじ部を容器本体より小径に形成して両者の間に底段差部を設け、上記ハンドルの他端を環状の下部ハンドル基部に取付け、該下部ハンドル基部を上記の底ねじ部に着脱自在に嵌合して上記の底段差部に当て、上記底ねじ部に螺合した底部材により上記の下部ハンドル基部を締付けた構成や、上記の開口ねじ部を上記の段差部側の大径ねじ部と先端側の小径ねじ部の2部分により形成し、その大径ねじ部に上記の締付け部材を螺合し、上記の小径ねじ部に上記の中栓を螺合した構成をとることができる。
【0009】
更に、前記の課題を解決する他の手段として、容器本体、その開口部に嵌合される中栓、その開口部の外周面に形成された開口ねじ部、上記の開口部と中栓をカバーするキャップ、及び上記の容器本体に取付けられたハンドルからなる液体容器において、上記の開口ねじ部を容器本体の胴部より小径に形成して両者の間に段差部を設け、上記のハンドルを環状のハンドル基部に取付け、該ハンドル基部を上記の開口ねじ部に着脱自在に螺合した構成をとることもできる。
【0010】
この場合、上記の容器本体の底面に底ねじ部を設け、該底ねじ部に底部材を螺合した構成を採用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示した第1実施形態の液体容器は携帯型魔法びんであり、ステンレス製真空二重容器でなる容器本体1は、胴部2の上端部に該胴部2より小径の開口ねじ部3が設けられ、胴部2と開口ねじ部3の間に段差部4が設けられる。
【0012】
上記の開口ねじ部3は、上記の段差部4側が大径ねじ部5となり、また先端側が小径ねじ部6となるよう中間部分にねじ部段差部7が設けられる。また、胴部2の底面に円筒状の底ねじ部8が固着され、その底ねじ部8を胴部2より小径に形成することにより、両者の間に底段差部9を設けている。底ねじ部8の内側に真空排気時に使用されたチップ管の切断端(図示省略)が存在する。
【0013】
上記の容器本体1に取付けられるハンドルユニット11は、環状の上部ハンドル基部12と下部ハンドル基部12’及び両者の間のヒンジピン13、13により結合されたハンドル14とからなる。上記の上部ハンドル基部12と下部ハンドル基部12’は、それぞれ開口ねじ部3の大径ねじ部5と底ねじ部8に着脱自在に嵌合され、図2(a)に示すように、上部ハンドル基部12は段差部4に当接され、下部ハンドル基部12’は底段差部9に当接される。
【0014】
上記の上部ハンドル基部12を固定するために、環状の締付け部材15が大径ねじ部5に螺合され、上記の段差部4との間でこれを締め付けて固定する。また下部ハンドル基部12’を固定するために、有底の底部材16が底ねじ部8に螺合され、上記の底部材16と底段部9との間で下部ハンドル基部12’を締め付けて固定する。
【0015】
上記の締付け部材15は、その内周面に前記の大径ねじ部5に螺合する内周ねじ部17が設けられると共に、外周面上部において一段小径に形成された嵌合部18の外周面にキャップねじ部19が設けられる。上記の上部ハンドル基部12と締付け部材15とを合わせた高さが、ほぼ大径ねじ部5の高さと等しい(図2(a)参照)。
【0016】
上記の小径ねじ部6にはその上端の開口部21から内部に挿入した中栓22の頭部23が螺合される。また、上記の締付け部材15のキャップねじ部19にキャップ24が螺合され、そのキャップ24により中栓22と開口ねじ部3がカバーされる。
【0017】
なお、下部ハンドル基部12’を省略して、ハンドル14を上部ハンドル基部12のみにより容器本体1に取付けるようにしてもよい。
【0018】
第1実施形態の液体容器は以上のようなものであり、通常の状態では、図2(a)に示すように、使用者がハンドル14を把持して携帯する。手入れの際、或いは廃棄処分の際には、容器本体1、ハンドルユニット11、締付け部材15、底部材16、中栓22、キャップ24の各螺合を外すことにより、これらの各部材に分離することができる。
【0019】
また、使用時において、ハンドル14が不要な場合は、締付け部材15及び底部材16を外し、ハンドルユニット11を取り除いた後、これらの部材15、16を再びそれぞれ大径ねじ部5と底ねじ部8に螺合させ、段差部4、底段差部9に当接させると、図2(b)に示すように、ハンドル14の無いスッキリした外観の液体容器とすることができる。
【0020】
なお、上記の第1実施形態においてハンドルユニット11のハンドル14に代えて吊り紐を使用することができる。「特許請求の範囲」における「ハンドル」には吊り紐を含む概念である。
【0021】
次に、図3及び図4に示した第2実施形態の液体容器も携帯型の魔法びんであり、容器本体1の構造、底部材16、中栓22の構造は前述の場合と同じである。従って、同じ部分には同じ符号を附して示すに留め、重複した説明を省略する。
【0022】
この場合のハンドルユニット25は、前記の締付け部材15と同様の構成のハンドル基部26にハンドル27を一体に設けたものである。ハンドル基部26は内周ねじ部17を有すると共に、外周面にキャップねじ部19が設けられる。キャップ24がそのキャップねじ部19に螺合される。
【0023】
上記の構造でなる第2実施形態の液体容器も、手入れの際、或いは廃棄処分の際には、容器本体1、ハンドルユニット25、底部材16、中栓22、キャップ24の各螺合を外すことにより、これらの各部材に分離することができる。
【0024】
なお、この場合のハンドル27も「吊り紐」を含む概念である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、この発明は液体容器を各構成部材に分離することが容易にできるので、行き届いた手入れができると共に、廃棄処分の際には材料の分別とそのリサイクル使用が容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の分解断面図
【図2】(a)同上の断面図
(b)同上の他の使用状態における断面図
【図3】第2実施形態の分解断面図
【図4】同上の断面図
【符号の説明】
1 容器本体
2 胴部
3 開口ねじ部
4 段差部
5 大径ねじ部
6 小径ねじ部
7 ねじ部段差部
8 底ねじ部
9 底段差部
11 ハンドルユニット
12 上部ハンドル基部
12’ 下部ハンドル基部
13 ヒンジピン
14 ハンドル
15 締付け部材
16 底部材
17 内周ねじ部
18 嵌合部
19 キャップねじ部
21 開口部
22 中栓
23 頭部
24 キャップ
25 ハンドルユニット
26 ハンドル基部
27 ハンドル

Claims (2)

  1. 容器本体、その開口部に嵌合される中栓、その開口部の外周面に形成された開口ねじ部、上記の開口部と中栓をカバーするキャップ、及び上記の容器本体に取付けられたハンドルからな、上記の開口ねじ部を容器本体の胴部より小径に形成して両者の間に段差部を設け、上記のハンドルを環状のハンドル基部に取付け、該ハンドル基部を上記の開口ねじ部に着脱自在に嵌合して上記の段差部に当て、上記の開口ねじ部に螺合した締付け部材により上記のハンドル基部を締付け、該締付け部材に設けたキャップねじ部に上記のキャップを螺合した液体容器において、上記の容器本体の底面に底ねじ部を設け、該底ねじ部を容器本体より小径に形成して両者の間に底段差部を設け、上記ハンドルの他端を環状の下部ハンドル基部に取付け、該下部ハンドル基部を上記の底ねじ部に着脱自在に嵌合して上記の底段差部に当て、上記底ねじ部に螺合した底部材により上記の下部ハンドル基部を締付けたことを特徴とする液体容器。
  2. 容器本体、その開口部に嵌合される中栓、その開口部の外周面に形成された開口ねじ部、上記の開口部と中栓をカバーするキャップ、及び上記の容器本体に取付けられたハンドルからなり、上記の開口ねじ部を容器本体の胴部より小径に形成して両者の間に段差部を設け、上記のハンドルを環状のハンドル基部に取付け、該ハンドル基部を上記の開口ねじ部に着脱自在に嵌合して上記の段差部に当て、上記の開口ねじ部に螺合した締付け部材により上記のハンドル基部を締付け、該締付け部材に設けたキャップねじ部に上記のキャップを螺合した液体容器において、上記の開口ねじ部を上記の段差部側の大径ねじ部と先端側の小径ねじ部の2部分により形成し、その大径ねじ部に上記の締付け部材を螺合し、上記の小径ねじ部に上記の中栓を螺合したことを特徴とする液体容器。
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