JP3649717B2 - 鋼管杭の頭部とコンクリート基礎との結合のための結合具および結合構造 - Google Patents

鋼管杭の頭部とコンクリート基礎との結合のための結合具および結合構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は土木または建築構造物のコンクリート基礎と鋼管杭の頭部の結合のための結合具および結合構造に関することで、具体的には鋼管杭の頭部に容易に装着でき、コンクリート基礎と鋼管杭とが堅固に結合できるようにする結合具およびその結合構造に関することである。
【0002】
【従来の技術】
鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合構造としては、一般に次のように2種類ある。
【0003】
第1の構造は、鋼管杭の頭部を鋼管杭の直径以上の長さでコンクリート基礎内に埋め込んで、鋼管杭の埋め込まれた部分で鋼管杭の頭部に作用する圧入力又は引抜力を支持するようになした構造である。
【0004】
第2の構造は、鋼管杭の頭部をコンクリート基礎内に約10cm程度の長さだけ埋め込んで、補強鉄筋を用いて鋼管杭の頭部とコンクリート基礎を連結し、コンクリート基礎から鋼管杭の頭部へ作用する負荷を支持するようになした構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
第1の構造では、コンクリート基礎内に埋め込まれた鋼管杭の干渉で、コンクリート基礎の底面に配置される主補強鉄筋が切断され、第2の構造よりも鉄筋の配置が複雑で所要鉄筋量が増加する短所がある。従って、第2の構造が一般的に使用されている。
【0006】
上記の第2の構造の例として、図6に示したように、鋼管杭1の内部に+字型補強板6を挿入して溶接した後、円形のふた板5を鋼管杭1の上部に設置して溶接し、鋼管杭1の側面に補強鉄筋3を溶接する構造がある。しかし、この様な従来の構造では、ふた板5の効果がわずかで、+字型補強板6は自身の重量の大きさで設置が難しく、費用も多少高かいという問題点があった。特に、鋼管杭1の側面に補強鉄筋を溶接をしなければならなかったので、溶接作業に伴う労力と費用とが多く所要された。
【0007】
このような問題を解決するために、大韓民国特許第229166号が提案されたが、これもやはり、+字形補強板とふた板とを一体的に結合したものを鋼管杭の上部に設置してあるので、最終的に上記の問題点の解決が出来なかった。
【0008】
この後、図7に示したように、鋼管杭の内部にコンクリートを満たした構造が開発された。鋼管杭1の内部側壁にずれ止め用突起部101と下部板フランジ102とを別々に溶接したあと、下部板フランジ102の上に下部板103を設置して鋼管杭1を区分けする。補強鉄筋3を下部板103の上部に設置し、コンクリートを打設する。
【0009】
しかし、このような従来の技術では、鋼管杭1の内壁にずれ止め用突起部101と下部板フランジ102とを溶接によって設置しなければならないが、鋼管杭1の内部が狭いため、突起部及びフランジの設置作業が非常に困難で溶接不良になる可能性が高い。
【0010】
このような従来の技術の問題点を解決するために、本発明者は、図8に示した構造を開発し、これを大韓民国特許第2000−12472号として出願した。この構造では、下部にて下部板フランジ202が一体的に設けられた円筒形の結合具200が鋼管杭1の内部に完全に挿入され、ボルト201を用いて前記結合具200を鋼管杭1の側面に一体的に結合する。上記結合具200の側面上部には、コンクリート基礎2の内に埋め込まれる補強鉄筋3が垂直に配置される。鋼管杭1の断面を閉鎖するために、上記下部板フランジ202には下部板203が置かれる。コンクリート基礎を形成する際、下部板203の上部に形成された鋼管杭1の内部にもコンクリートが中詰される。
【0011】
このような従来の技術では、鋼管杭の頭部に作用する軸方向力(圧縮力と引張力)を、鋼管杭の表面とコンクリートとの間の付着力と、鋼管杭と結合具とを結合するボルトの力によって支持しなければならない。しかし、上記付着力は施工時の鋼管杭の表面状態、すなわち鋼管杭の表面に土とか水などの異物質が付いている程度によって影響を受けるので、このようなことを考慮して設計の時に十分な安全率を確保しなければならない。
【0012】
例えば、一般的に厚さ9 mm、直径508 mmの鋼管杭の標準耐力140トンのうち、許容付着力である11トンを除いた129トンは、鋼管杭と結合具を結合するボルトが支持しなければならないので、これのためには約28個程度のボルトを必要とする。このように多数のボルトを取り付けるためには費用が増加し、経済性が低下する。
【0013】
また、コンクリートと鋼管杭の付着力を確保するためには、結合具の位置が鋼管杭の上部から鋼管杭の直径以上下方に離れて位置しなければならないので、結局ボルトの位置が地面より下にあって、ボルトの穴を設けてボルトを結合するのが非常に難しいという問題点がある。
【0014】
一般的に、鋼管杭における圧縮力は、コンクリート基礎からの軸方向力で鋼管杭が 支持しなければならない引張力に比して非常に大きい。本発明者はこのような鋼管杭の特性に着眼して、鋼管杭の頭部の内部をコンクリートで中詰する構造ながらも、鋼管杭が支持しなければならない軸方向力を効果的に支持できる結合具を開発することになった。
【0015】
従って、本発明は、従来技術が有していた制限事項及び欠点に起因する一又は複数の問題点を確実に防止することができる鋼管杭の頭部とコンクリート基礎とを結合する結合具及び結合構造を教示する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、鋼管杭と結合具を締結するボルトまたは溶接部の耐力が 鋼管杭に作用する引張力を負担するようにして、相対的に大きい荷重である圧縮力の大部分は、結合具のフランジまたは水平部の耐力が負担するようにすることによって、施工性と経済性を向上させることができる鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合具および結合構造を提供することである。
【0017】
本発明のその他の目的は鋼管杭の頭部の曲げ剛性を増加させて、より大きい曲げモメントに耐えれるようにすることと共に、鋼管杭の上部のコンクリート基礎に発生する支持応力を減らして、より大きい圧縮力に耐えれるようにした鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合具および結合構造を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、工場で製作された結合具を鋼管杭の頭部に挿入した後、コンクリートを中詰してコンクリートと結合具との間の付着強度を確保することにより、より優れた性能を発揮できるようにした鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合具および結合構造を提供することである。
【0019】
本発明において更に付加される利点、目的、及び特徴については、後述する説明中にて述べられており、そして、その利点、目的、及び特徴の部分は、後述の試験を行うことにより所謂当業者にとって明確なものとなるであろうし、また、本発明を実行することにより学び得るであろう。本発明に係る前記目的及び利点は、添付図面のみならず、特に本明細書中に記載された説明及び特許請求の範囲により示される構成によって明確に理解することができ実現することができる。
【0020】
これらの目的及び利点を実現するため、そして本発明の目的に基づき、鋼管杭の結合具の構成をここで具体的に表すと、本発明では、上部側面に鋼管杭とボルト結合をするための多数のボルト穴を所定間隔で有し、内部面にはコンクリートと機械的な噛み合わせ作用をするずれ止め突起部が突設され、鋼管杭の内径に対応する外径を有して前記鋼管杭の頭部へ挿入される円筒形の垂直部と、結合具が前記鋼管杭の頭部へ挿入された場合に、前記結合具が前記鋼管杭に掛かっているようにし、また、前記結合具に作用する圧縮力を前記鋼管杭に伝達するために、前記垂直部の上段部から外部へ突出されているフランジと、前記鋼管杭の断面を閉鎖するように、前記垂直部の下部に一体で具備され、補強鉄筋が固定される多数の鉄筋装着穴が形成されている底板とを備えることを特徴とする鋼管杭の結合具を提供する。
【0021】
前記結合具において、前記底板の中央に中央穴が形成され、該中央穴を閉鎖するように蓋板が覆うように構成することも可能である。この場合、底板を形成する鋼材の使用量を減らすことができる。
【0022】
また、本発明の別の構成として、鋼管杭の内径に対応する外径を具備して前記鋼管杭の頭部へ挿入される円筒形の垂直部と、該垂直部の上部にて外輪が円形状をなして所定幅を有し、鋼管杭の内部に結合具が挿入された場合に前記結合具が前記鋼管杭に掛けられるべく前記垂直部の上部から外側へ突出したフランジ、及び円周に沿って所定間隔で設けられた垂直ロッドを固定するための垂直ロッド固定孔を有する水平部とを備える結合具本体と、前記水平部に形成された垂直ロッドの固定孔に、一端部が挿入固定されて垂直下向へ延長されている多数の垂直ロッドと、前記垂直ロッドの他端部に連結されて、前記鋼管杭の断面を閉鎖する底板とを備えることを特徴とする鋼管杭の結合具を提供する。
【0023】
前記結合具において、前記垂直部の側面には多数のボルト穴が形成されて、垂直部が上記鋼管杭の頭部に挿入された場合に、前記結合具本体と鋼管杭とをボルトによって結合することができる。また、前記水平部のフランジの下部と鋼管杭の上段部をともに溶接することで、結合具本体と鋼管杭とうを一体的に結合することもできる。前記水平部と垂直部の間に、前記水平部と垂直部を支持するための垂直な多数のリブを具備する構成としてもよい。
【0024】
また、前記結合具によれば、コンクリート基礎に埋め込まれて定着される補強鉄筋の端部が挿入固定される多数の補強鉄筋の固定用穴が、前記水平部の円周に沿って所定間隔で形成されている構成としてもよい。また、前記垂直部の内壁に、内部に中詰されるコンクリートと機械的に噛み合わせるべく突起およびずれ止め突起部を設けさせてもよい。
【0025】
また、本発明では、鋼管杭の内径に対応する外径を具備して前記鋼管杭の頭部へ挿入される円筒形の垂直部と、該垂直部の下端部にて外輪が円形状をなして所定幅を有し、垂直ロッドを固定するための垂直ロッド固定孔が円周に沿って所定間隔で設けられた水平部と、鋼管杭の上端部にて掛けられるべく前記垂直部の上端部から外側へ突出したフランジとを備える結合具本体と、前記本体の前記水平部に形成された垂直ロッドの固定孔に一端部が挿入固定されて垂直下向へ延長されている多数の垂直ロッドと、前記垂直ロッドの他端部に連結され、前記鋼管杭の断面を閉鎖する底板とを備えることを特徴とする鋼管杭結合具を提供する。
【0026】
前記結合具において、その本体と鋼管杭とをボルトで結合することもできる。またこれとは別に前記水平部のフランジの下部と鋼管杭の上端部とをともに溶接することによって前記本体と鋼管杭とを一体的に結合することもできる。前記水平部と垂直部との間にて水平部と垂直部を支持するため、垂直の多数のリブを具備することもできる。また、前記水平部には、コンクリート基礎に埋め込まれて設けられる補強鉄筋の端部が装着される多数の補強鉄筋の固定用穴を、前記水平部の円周に沿って、所定間隔で形成することもできる。
【0027】
本発明に関する前述の概略的な説明と後述の詳細な説明とは模範的な説明であり、更に、特許請求の範囲に記載された発明を説明することを意図するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下では、添付された図面を参照して本発明の正しい一実施例を詳細に説明する。まず、図1aないし図1cに示した実施例について説明する。図1aは、本発明による結合具の一実施例の分解斜視図であり、図1bは、図1aの結合具が結合された状態で図1aの線A-Aで切断した断面が見えるように示した斜視図である。図1cは、図1aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【0029】
本発明による結合具10は、鋼管杭1の内径に対応する外径を持っており、鋼管杭1の頭部に挿入される円筒形の垂直部12と、結合具10が鋼管杭1の頭部に挿入されたとき、結合具10が鋼管杭1に掛かれているようにするため、上記垂直部12の上段部から半径方向の外側へ突出され、上記垂直部12と一体で形成されている突起部14と、鋼管杭1の断面を閉鎖するように上記垂直部12の下部に一体で形成されている底板15とを具備している。上記突起部14は、結合具10に作用する圧縮力を鋼管杭1に伝達できるようにする機能もする。
【0030】
図1aおよび図1bに示したように、上記の垂直部12の上部側面には、多数のボルト穴16が所定間隔で形成されている。上記ボルト穴16には、上記垂直部12が鋼管杭1の頭部に挿入されたとき、ボルト17を鋼管杭1の側面に形成された対応ボルト穴と上記垂直部12のボルト穴16に貫通させ体結することによって、鋼管杭1と結合具10とを一体で結合することになる。コンクリート基礎から結合具10に作用する引張力は、上記ボルト17を通じて 鋼管杭1に伝達される。
【0031】
図8に示した従来の結合具では、結合具と鋼管杭を結合するボルトが圧縮力のほとんどを負担しなければならないので、多数のボルトが必要だが、本発明では、結合具10と鋼管杭1を結合するボルト17が、主に引張力を負担することになり、必要なボルト17の数を減らすことができる。
【0032】
上記垂直部12の側面には、ずれ止め帯板18が内部に向いて突設けっている。上記ずれ止め帯板18は垂直部12と底板15で形成された空間にコンクリートが中詰されると、コンクリートと機械的な噛み合わせ作用をするので、コンクリート基礎から伝達される軸方向力(圧縮力または引張力)が鋼管杭1に伝達される。上記ずれ止め帯板18は、垂直部12内部に形成されていて、その擴張が垂直部12によって拘束されているので、垂直部12と底板15で形成された空間に中詰されたコンクリートは、指圧強度がとても大きくなる。その結果、結合具10に作用する圧縮力の相当な部分は、ずれ止め帯板18により負担されて、底板15に伝達される圧縮力が小さくなる。従って、底板15の厚さを薄くすることができるし、垂直部12の長さも短くすることができる。これは結合具10に使用される鋼材の量を減らすし、結合具10の重さを減少させる効果をもたらすので、結局、結合具10の施工性及び経済性を向上させる。
【0033】
底板15には、その円周に沿って所定間隔で、補強鉄筋の固定用穴19が形成されている。上記補強鉄筋の固定用穴19には垂直した補強鉄筋3の一端部が挿入される。補強鉄筋3の他端部は、コンクリート基礎2に埋め込まれる(図1c参照)。上記補強鉄筋3の一端部と、上記補強鉄筋の固定用穴19とをボルト結合すると、ボルト結合によるせん断抵抗力を追加で利用することができ、コンクリート基礎に定着される上記補強鉄筋3の定着長さを減らすことができる。
【0034】
結合具10の重さを減らすために、上記底板15の中央部の厚さを外側の厚さと異なるようにするのも出来る。図面に示した実施例では、上記底板15の中央に中央孔8を形成し、上記中央孔8の上には、鉄板または木の板等の薄いふた板9を被り、中央孔8を閉鎖する構成が開始されてある。
【0035】
一方、底板15を堅固に支持するためには、底板15と垂直部12との間に、垂直な補強用リブ7を多数設置することもできる。
【0036】
以下には、上記で説明した本発明の実施例による結合具の設置構造および設置方法を説明する。
【0037】
図1cに示したように、結合具10の垂直部12を鋼管杭1の上部に挿入した後、ボルト17を利用して、鋼管杭1の上部と垂直部12とを締結する。補強鉄筋3の端部を底板15の補強鉄筋の固定用穴19に入れ固定する。上記補強鉄筋の固定用穴19と上記の補強鉄筋3に、それぞれ、ねじ部を設けてお互いねじ結合する場合、ねじ結合によるせん断抵抗力を追加で利用できる。そして、補強鉄筋3を底板15に結合した後、垂直部12を鋼管杭1に挿入し締結できる。
【0038】
鋼管杭1の上には、コンクリート基礎2の鉄筋4を配筋し、上記垂直部12の内部とコンクリート基礎2にコンクリートを中詰て養生させる。
【0039】
図8に示した従来の結合具には、鋼管杭の内壁に土とか水などの異物質が付いていて、コンクリートと鋼管杭との間の付着強度が低下するが、本発明では、結合具が工場で製作されて設置されるので、コンクリート打設時にコンクリートと結合具との間の付着強度の低下の心配がない。
【0040】
次では、図2aないし図2cに示した本発明の他の実施例に関して説明する。
【0041】
図2aには、本発明の他の実施例による結合具20が分解斜視図で示されている。図2bには、図2aの結合具が結合された状態で、図2aの線A−Aにしたがって切断した断面が図示できるようにした上記結合具20の斜視図が示されている。また、 図2cには、上記結合具20がコンクリート基礎と結合された状態の断面図が示されている。
【0042】
結合具20は、鋼管杭1の内径に対応する外径をもっていて鋼管杭1の頭部に挿入される円筒型の垂直部22、および上記垂直部22の上部に所定幅の円形輪の形状にされており、鋼管杭1の上端部にかけられるように外部に露出されたフランジ24とをもっている水平部23が形成されている本体21と、上記本体21の水平部23に一端部が固定され、垂直で下向に延長されている垂直ロッド30と、上記垂直ロッド30の他端部に固定され、鋼管杭1の断面を閉鎖する底板25とを具備している。
【0043】
上記水平部23には、垂直ロッド30の一端部が挿入され固定される垂直鉄筋の固定孔31が所定の間隔で形成されている。垂直部22が水平部23の端部から鋼管杭1の厚さ以上内部へ後退し、鉛直で具備され、水平部23のふちの垂直部22の外部に突出する部分がフランジ24を形成する。上記フランジ24は結合具20が 鋼管杭1の上端部にかけられるようにし、結合具20に作用する圧縮力を鋼管杭1に伝達する。
【0044】
また、水平部23には、コンクリート基礎2の内部に埋め込まれ定着される補強鉄筋3が固定される補強鉄筋の固定用穴29が具備されることも出来る。上記補強鉄筋3と補強鉄筋の固定用穴29にも、それぞれ、ねじ部を形成し、補強鉄筋3と補強鉄筋の固定用穴29をねじ結合することも出来る。補強鉄筋3と補強鉄筋の固定用穴29をねじ結合すると、結合力が向上され、鋼管杭1の内部に定着される補強鉄筋3の定着長さを減らすことが出来、費用の低減が出来、作業性が向上する。
【0045】
上記垂直部22の側面には、多数のボルト穴26が所定の間隔で形成されている。上記 垂直部22が鋼管杭1の頭部に挿入されたとき、ボルト27が鋼管杭1の側面に形成された対応ボルト穴を貫通し、ボルト穴26に挿入されることになって、鋼管杭1と結合具20が一体で結合される。結合具20に作用する引張力は上記ボルト27を通じて鋼管杭1に伝達される。
【0046】
また、垂直で結合された水平部23と垂直部22とを支持するために、垂直な多数のリブ37が水平部23と垂直部22との間に具備できる。上記リブ37の数は8〜12個が適当であるが、必ずしも、これに限定されることではない。
【0047】
図1aないし図1cに示した実施例とは異なって、本実施例では、上記底板25が垂直部22と分離されている。このように、本実施例では、底板25と垂直部22が分離されているので、底板25の上にコンクリートが中詰されたとき、コンクリートと鋼管杭1の側面の表面との間の付着力によって、軸方向力(圧縮力または引張力)を負担できるようになり、その結果、鋼材の使用量を低減できるし、経済性と施工性の向上ができる。
【0048】
上記底板25は、鋼管杭1の内径より小さい直径の円形の板で作られる。上記底板25は、垂直ロッド30によって、上記水平部23と連結され鋼管杭1の内部を閉鎖する。底板25によって閉鎖され、底板25の上部に形成された鋼管杭1の内部空間にコンクリートが中詰されたとき、コンクリートが漏れないように、上記底板25の外周面に密封部材(図示されていない)を具備するのも出来る。密封部材を設置すると、鋼管杭の下部から地下水が流入するの防止するのが出来る。
【0049】
上記垂直ロッド30の一端部は、水平部23の垂直鉄筋の固定孔31に挿入され固定される。底板25にも垂直鉄筋の固定孔32が形成され、垂直ロッド30の他端部が上記底板25に形成された垂直鉄筋の固定孔32に挿入され固定される。垂直ロッド30の端部を上記底板25および/または水平部に固定する方法としては、それぞれの垂直ロッド30を固定用の穴31、32に挿入したあと、その端部にナットを装着し固定するのも出来るし、または垂直ロッド30の端部にねじ部を形成し、上記の固定孔31,32、にもそれに対応するねじ部を形成し、お互いねじ結合によって固定するのも出来る。上記垂直ロッド30の数は構造計算によって決定されるが、約8〜12個が望ましい。しかし、必ずしもこれに限定されるのではない。
【0050】
以下には、上記に説明した本実施例による結合具20の設置構造および設置方法を説明する。
【0051】
水平部23と垂直部22で造られた本体21と、垂直ロッド30と、そして底板25とを組立て結合具20を完成する。すなわち、垂直ロッド30の一端部を底板25の垂直鉄筋の固定孔32に固定し、垂直ロッド30の他端部を水平部23の垂直鉄筋の固定孔31に結合する。しかし、垂直ロッド30の組立手順はこれに限定されない。
【0052】
その後、組立てた結合具20を鋼管杭1の上部に挿入し、水平部23のフランジ24を鋼管杭1の上部に掛けるように設置する。鋼管杭1の上部側面に形成されたボルト穴と垂直部22のボルト穴26を一致させた後、ボルト27を挿入して締結することによって、結合具20を鋼管杭1とを結合する。
【0053】
次に、コンクリート基礎に埋め込まれる補強鉄筋3を結合具20に装着する。図2bおよび図2cに示したように、本体21の水平部23に補強鉄筋の固定用穴29を形成し、補強鉄筋3を上記補強鉄筋の固定用穴29に固定して垂直に設置する。
【0054】
補強鉄筋3を設置した後、その鋼管杭1の上部にコンクリート基礎用鉄筋4を配筋し、上記底板25によって閉鎖され形成された鋼管杭1の内部とコンクリート基礎にコンクリートを中詰って養成させる。
【0055】
図2dには、上記で説明した実施例の変形例が示されたが、図2dは結合具20が組立てられた状態で、端面が図示されるようにした斜視図である。
【0056】
図2dに示したように、垂直部22の側面と鋼管杭1とをボルトで結合する代わりに、上記水平部23のフランジ24に面取り部33を形成し、この面取り部33と鋼管杭1の上部をお互い溶接し、結合具20と鋼管杭1とを一体で結合することも出来る。結合具20と鋼管杭1をボルト27で結合する場合には、現場で結合具20のボルト穴26にあわせて、鋼管杭1の側面にもボルト穴を穿孔しなければならないが、溶接によって結合具20と鋼管杭1を結合する場合には、このようなボルト穴の穿孔作業は不要で、作業性は向上する。また、ボルト穴26を穿孔することによって発生する結合具20と鋼管杭1の断面損失がないため、鋼管杭1の耐力を十分活用できるようになる。
【0057】
また、補強鉄筋3を水平部23に結合しないで、補強鉄筋3を水平部23の中央に形成された穴に挿入し、底板25の上に所定の間隔にあわせて垂直にセットし、コンクリートを打設するのも可能である。
【0058】
以下に、図3aないし図3cに示した本発明のまた他の実施例について説明する。
【0059】
図3aには、本発明のまた他の実施例による結合具40を分解斜視図で示しており、図3bには、図3aの結合具が結合された状態で、図3aの線A−Aによって切取った断面が図示されるように示した上記結合具40の斜視図が図示されているし、図3cには、結合具40がコンクリート基礎2と結合された形状が断面図で示されている。図3dには、結合具40が鋼管杭1に溶接によって結合され、補強鉄筋3の端部が水平部と結合されていない状態で、底板の上に置かれた実施例を図示した斜視図が示されている。また、図3eには、図3dに示した実施例がコンクリート基礎2と結合した形状が断面図で示されている。
【0060】
図3aないし図3eに示した実施例は、前述した図2aないし図2dに図示した実施例の変形例であり、上記水平部が垂直部の下部に形成されていることである。
【0061】
具体的には、結合具40は、鋼管杭1の内径に対応する外径をもっており鋼管杭1内に挿入される円筒型の垂直部42と、上記垂直部42の下部に所定幅の円形輪の形状で造られた水平部43と、鋼管杭1の上部に掛けられるように上記垂直部42の上部に突設けされた突起部44とからなっている本体41と、上記本体41の水平部43に一端部が固定され垂直下向に延長されている垂直鉄筋50と、上記垂直鉄筋50の他端部に固定され鋼管杭1の断面を閉鎖する底板45とを具備している。
【0062】
図2aないし図2eに示した実施例では、水平部23が垂直部22の最上部に形成されて、水平部23が垂直部22の外径よりもっと外部に拡張され突出するので、その突出した部分がフランジ24を形成した。これに比べって、図3aないし図3eに示した実施例では、水平部43が垂直部42の下端部に形成されて突起部44を垂直部42の上端部に別途形成した。
【0063】
このように、本実施例では、水平部43が垂直部42の下部に形成されているので、上記垂直に結合した水平部43と垂直部42とを支持するための垂直な多数のリブ57は、水平部43の上部に形成される(図2aないし図2eに示した実施例では、リブ57が水平部の下部に具備される)。本実施例に関するその他の説明は、図2aないし図2dに示した実施例に関する内容と同一するので、省略する。
【0064】
本実施例では、補強鉄筋が鋼管杭の内部で結合具と連結され、コンクリートによってを補強されるので、補強鉄筋と結合具との間の連結部分をもっと補強できるようになる。
一方、図3aないし図3cに示した実施例の場合にも、補強鉄筋3を水平部23に結合しないで、補強鉄筋3を水平部43の中央に形成された穴に挿入し、底板45の上に所定間隔にあわせて垂直に位置させた後、コンクリートを打設するのも可能である( 図3dないし図3e参考)。
【0065】
図4aおよび図4bには、図3aないし図3cに示した実施例のまた異なる変形例が示されている。図4aは結合具40が鋼管杭1の頭部に装着された状態で断面が見えるように示した断面斜視図で、図4bは上記結合具40がコンクリート基礎2と結合された形状を示した断面図である。
【0066】
図4aおよび図4bに示した実施例では、垂直部42の側面を鋼管杭1とボルト結合する代わりに、上記水平部43の突起部44に面取り部33を形成し、この面取り部33と鋼管杭1の上部とをお互い溶接することによって、結合具40が 鋼管杭1と一体で結合している。
【0067】
図5aおよび図5bは、図3aないし図3cに示した実施例にあって、垂直部22の内壁に突起58およびずれ止め帯板59が追加に形成されている結合具の形状を、それぞれの断面斜視図および断面図に示したものである。上記突起58およびずれ止め帯板59は、垂直部の内部に充填されるコンクリートが乾燥収縮によって垂直部と分離するのを防止し、コンクリートとの機械的な噛み合わせ作用によってコンクリートから伝達する引張荷重と圧縮荷重を負担することで、底板に作用する荷重を減少させることになる。このような突起58および ずれ止め帯板59は、先に説明した実施例にも具備できる。
【0068】
図4a、図4b、図5aおよび図5bに示した実施例に関するその他の説明は、先に説明した実施例に関する内容と同一するので繰り返し説明しないことにする。先に説明した本発明の全ての実施例の場合、垂直鉄筋に帯鉄筋を巻いて補強することも出来る。
【0069】
以上の様様な実施例を通じて説明した本発明によると、コンクリート基礎から鋼管杭に伝達される引張力は、結合具と鋼管杭を結合するボルトまたは溶接部が負担するようにし、相対的に大きい荷重である圧縮力のほとんどは結合具の突起部および/または水平部の耐力が負担することになる。従って、従来の結合具に比べって、結合具と鋼管杭を結合するためのボルトの数を大幅に減らすことが出来るし、それによって施工性と経済性を向上させることが出来る。
【0070】
また、本発明の結合具を利用すると、鋼管杭の頭部を鉄筋コンクリート構造にすることが出来るので、鋼管杭の頭部にかかる曲げモーメントおよび圧縮力にもっと上手に耐えることが出来る。
【0071】
その他にも、工場で生産された結合具を鋼管杭の内に挿入した後、結合具と鋼管杭との間にコンクリートを中詰するので、コンクリートと結合具との間の付着強度が向上し、鋼管杭の内部に挿入される結合具の垂直部の深さを減らすことが出来る。従って、その分結合具の鋼材料が減るので結合具の製造原価を節減できる。
【0072】
【発明の効果】
【図面の簡単な説明】
【図1a】 本発明による結合具の一実施例の分解斜視図である。
【図1b】 図1aの結合具が結合された状態で、図1aの線A−Aで切断した断面が見えるように図示した斜視図である。
【図1c】 図1aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図2a】 本発明による結合具の他の実施例の分解斜視図である。
【図2b】 図2aの結合具が結合された状態で、図2aの線A−Aで切断した断面が見えるように図示した斜視図である。
【図2c】 図2aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図2d】 図2aの結合具の変形例が結合された状態で断面が見えるように図示した斜視図である。
【図3a】 本発明による結合具のまた他の実施例の分解斜視図である。
【図3b】 図3aの結合具が結合された状態で、図3aの線A−Aで切断した断面が見えるように図示した斜視図である。
【図3c】 図3aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図3d】 図3aの結合具の変形例が結合された状態で断面が見えるように図示した斜視図である。
【図3e】 図3dの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図4a】 図3aの結合具の変形されたまた他の実施例が結合された状態で断面が見えるように図示した斜視図である。
【図4b】 図4aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図5a】 図3aの結合具の変形されたまた他の実施例が結合された状態で断面が見えるように図示した斜視図である。
【図5b】 図5aの結合具がコンクリート基礎と結合された状態の断面図である。
【図6】 従来の結合具の斜視図である。
【図7】 従来のコンクリート基礎と鋼管杭の結合構造を見せる断面図である。
【図8】 従来のコンクリート基礎と鋼管杭の結合構造を見せる断面図である。
【符号の説明】
1 鋼管杭
2 コンクリート基礎
3 補強鉄筋
4 鉄筋
7,37,57 補強用リブ
中央孔
10,20,40 結合具
12,22,42 垂直部
23,43 水平部
14,44,58 突起部
15,45 底板
16,26 ボルト穴
17,27 ボルト
18,59 ずれ止め帯板
19 補強鉄筋の固定用穴
21,41 本体
24 フランジ
25 底板
29 固定用穴
31,32 固定孔
30 垂直ロッド
50 垂直鉄筋
33 面取り部

Claims (3)

  1. 鋼管杭の内径に対応する外径を具備して前記鋼管杭の頭部へ挿入される円筒形の垂直部と、該垂直部の上部にて外輪が円形状をなして所定幅を有し、鋼管杭の内部に結合具が挿入された場合に前記結合具が前記鋼管杭に掛けられるべく前記垂直部の上部から外側へ突出したフランジ、円周に沿って所定間隔で設けられた垂直ロッドを固定するための垂直ロッド固定孔を有する水平部とを有する結合具本体、
    前記水平部に形成された垂直ロッドの固定孔に、一端部が挿入固定されて垂直下向へ延長されている多数の垂直ロッド、及び
    前記垂直ロッドの他端部に連結されて前記鋼管杭の断面を閉鎖する底板
    を備え、
    前記垂直部が前記鋼管杭とボルト結合され、又は、前記フランジが前記鋼管杭に溶接結合されて、前記鋼管杭と前記結合具の本体とが一体に結合され、
    前記水平部と垂直部との間には、前記水平部と垂直部とを支持するための垂直の多数のリブが設けられ、
    前記水平部には、コンクリート基礎に埋め込まれて設けられる補強鉄筋の端部が挿入装着される多数の補強鉄筋の固定孔が、前記水平部の円周に沿って所定間隔で形成されている
    ことを特徴とする鋼管杭の結合具。
  2. 鋼管杭の内径に対応する外径を具備して前記鋼管杭の頭部へ挿入される円筒形の垂直部と、該垂直部の上部にて外輪が円形状をなして所定幅を有し、鋼管杭の内部に結合具が挿入された場合に前記結合具が前記鋼管杭に掛けられるべく前記垂直部の上部から外側へ突出したフランジ、円周に沿って所定間隔で設けられた垂直ロッドを固定するための垂直ロッド固定孔を有する水平部とを有する結合具本体、
    前記水平部に形成された垂直ロッドの固定孔に、一端部が挿入固定されて垂直下向へ延長されている多数の垂直ロッド、及び
    前記垂直ロッドの他端部に連結されて前記鋼管杭の断面を閉鎖する底板
    を備える鋼管杭の結合具が、前記鋼管杭の頭部に装着されて前記鋼管杭と一体的に結合され、
    前記水平部の中央に形成された穴に挿入され、前記底板の上にて所定間隔を空けて設けられた補強鉄筋が、前記結合具の外部へ垂直に延長されてコンクリート基礎に埋め込まれて設けられ、
    前記コンクリート基礎をなすコンクリートが、前記底板と前記垂直部とによって形成された空間に中詰され、前記鋼管杭の頭部と前記コンクリートとがお互いに一体的に連結されるべくなしてある
    ことを特徴とする結合具を用いた鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合構造。
  3. 前記本体の前記水平部には、補強鉄筋の固定用穴が円周に沿って所定の間隔で形成され、
    前記補強鉄筋は、その一端部が前記水平部の前記補強鉄筋の固定穴に固定され、その他端部は前記結合具の外部へ垂直に延長されてコンクリート基礎に埋め込まれて設けられていることを特徴とする請求項記載の結合具を利用した鋼管杭の頭部とコンクリート基礎の結合構造。
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