JP3643754B2 - 信号記録/再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、MD(ミニディスク)等の記録メディアの装填が可能であって、該記録メディアに記録されている音響信号等のデータ及び該データに関連する付加情報の再生、及び/又は該記録メディアに対するデータ及び付加情報の記録が可能な信号記録/再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、音響信号のデジタル記録が可能であると共にランダムアクセスによる音響信号の再生が可能なMDプレーヤが急速に普及している。
MDプレーヤの記録メディアであるMDには、音楽等の音響信号と、ディスクのタイトルや各曲のタイトルを表わすネーム情報を含む付加情報とが記録されている。
MDプレーヤには、ディスプレイ及び複数の操作キーが配備されており、MDの装填時には、MDから付加情報が再生され、該付加情報に含まれるネーム情報に基づいて、ディスクのタイトルがディスプレイに表示される。又、各曲の再生開始時には、前記ネーム情報に基づいて、曲のタイトルがディスプレイに表示される。
又、ディスクのタイトルや曲のタイトルのネーム情報をディスプレイに表示させて、該表示を見ながら、前記操作キーの操作によりネーム情報に編集を加えることが可能であり、編集の加えられたネーム情報は、MDに上書き記録される。この様にして、MDに記録されている付加情報が更新される。
【0003】
しかしながら、上記従来のMDプレーヤにおいては、プレーヤ本体の省スペース化及び小型化を図るべく、ディスプレイは出来るだけ小さく形成されているため、該ディスプレイに表示されるネーム情報が見づらく、又、各操作キーは出来るだけ小さく形成されているため、操作性が悪い。このため、ネーム情報の編集操作が困難である問題があった。
又、プレーヤ本体の省スペース化及び小型化を図るためには、プレーヤ本体に配備する操作キーの数を出来るだけ少なく抑える必要があるため、1つの操作キーにより入力可能な文字数が多く設定されている。従って、ユーザは、多数の文字の中から所望の文字を選択しなければならず、ネーム情報の編集に時間がかかる問題があった。
【0004】
そこで、本願出願人は、MDレコーダとパーソナルコンピュータとをケーブルによって接続し、パーソナルコンピュータに接続されたディスプレイにネーム情報を表示させて、キーボードの操作によってネーム情報を編集することが可能なディスクファイリングシステムについて出願中である。
該ディスクファイリングシステムによれば、パーソナルコンピュータに接続されたディスプレイに表示されるネーム情報は見易く、然もキーボードに対する操作性は良好であるため、ネーム情報の編集操作が容易である。又、パーソナルコンピュータに接続されたキーボードによって文字を入力するので、短い時間でネーム情報を編集することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ディスクファイリングシステムにおいては、MDに記録されているネーム情報を編集するために、MDレコーダとパーソナルコンピュータとを接続するための通信手段(インターフェース、通信用回路、及び通信制御用ソフトウエア)をMDレコーダ及びパーソナルコンピュータのそれぞれに設ける必要があり、それだけコストアップとなる問題がある。
又、実際にネーム情報の編集を行なう際には、MDレコーダとパーソナルコンピュータとをケーブルで接続するという面倒な作業が必要であることや、ケーブルの長さによってMDレコーダとパーソナルコンピュータの置き場所が制限されてしまうといった問題がある。
そこで本発明の目的は、MD等の記録メディアに記録されている付加情報を容易に且つ短時間で編集することが出来、又、装置のコストダウンを図ることが可能であり、然もケーブルを用いることなく付加情報を編集することが出来る信号記録/再生装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
ところで、近年、インターネットの普及、データの圧縮及び伸長技術の発達、及び半導体メモリの高容量化及び小型化によって、各種のデータをインターネット上から入手して半導体メモリに記録することが可能となっている。
例えば、パーソナルコンピュータ或いは、パーソナルコンピュータに接続された周辺機器に、メモリカード等の記録メディアを装填し、音楽等の音響信号をインターネットからパーソナルコンピュータにダウンロードして、該音響信号を記録メディアに記録することが行なわれている。
そこで本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意研究を行なった結果、パーソナルコンピュータ、或いはパーソナルコンピュータの周辺機器に装填が可能な上記記録メディアを利用して、MD等の記録メディアに記録されている付加情報を更新することに想到し、本発明の完成に至った。
【0007】
本発明に係る信号記録/再生装置は、第1記録メディア及び第2記録メディアの装填が可能であって、第1記録メディアに記録されているデータ及び該データに関連する付加情報の再生、及び/又は第1記録メディアに対するデータ及び付加情報の記録が可能であると共に、第2記録メディアに対する付加情報の記録が可能である。そして、該信号記録/再生装置は、
ユーザによる情報再生操作に応じて、装填されている第1記録メディアから付加情報を再生し、再生した付加情報を装填されている第2記録メディアに記録する付加情報処理手段と、
前記第2記録メディアが取り出された後に再び装填されたとき、ユーザによる情報更新操作に応じて、該第2記録メディアからユーザにより編集の加えられた付加情報を再生し、前記第1記録メディアに記録されている付加情報を、前記再生した付加情報に更新する情報更新手段
とを具えている。
【0008】
上記本発明に係る信号記録/再生装置を用いて第1記録メディアに記録されている付加情報を更新する際には、該装置に加え、第2記録メディアの装填が可能であって画像表示器及び情報入力器を具えた編集装置が用いられる。
編集装置においては、第2記録メディアが装填されている状態で、ユーザにより情報表示操作が行なわれると、該第2記録メディアから付加情報が読み出され、読み出された付加情報が画像表示器に表示される。
その後、ユーザにより情報編集操作が行なわれると、画像表示器に表示されている付加情報に編集が加えられ、第2記録メディアに記録されている付加情報が、該編集の加えられた付加情報に更新される。
【0011】
ユーザは、第1記録メディアに記録されている付加情報を更新せんとする際、先ず、第1記録メディア及び第2記録メディアを信号記録/再生装置に装填して、情報再生操作を行なう。この操作によって、第1記録メディアに記録されている付加情報が第2記録メディアに記録されることになる。
【0012】
次に、ユーザは、上記第2記録メディアを編集装置に装填して情報表示操作を行なう。この操作によって、第2記録メディアに記録されている付加情報が画像表示器に表示されることになる。
その後、ユーザは、画像表示器に表示されている付加情報を見ながら、例えばキーボード等の情報入力器を用いて情報編集操作を行なう。これによって、第2記録メディアに記録されている付加情報に編集が加えられることになる。ここで、編集装置の画像表示器は、MDプレーヤ等の信号記録/再生装置に配備されているディスプレイよりも大きく形成されているので、該画像表示器に表示される付加情報は大きく、見易いものとなる。又、キーボード等の情報入力器の操作キーは大きく形成されているので、操作性は良好である。この様に、編集装置によれば、画像表示器に表示されている付加情報は見易く、然もキーボード等の情報入力器は操作性が良好であるので、容易に付加情報を編集することが出来る。又、キーボード等の情報入力器を用いるので、短時間で付加情報を編集することが出来る。
【0013】
その後、ユーザは、上記第2記録メディアを信号記録/再生装置に戻して情報更新操作を行なう。この操作が行なわれると、第1記録メディアに記録されている付加情報が、第2記録ディアに記録されている付加情報、即ち、上述の如く編集の加えられた付加情報に更新されることになる。
本発明に係る信号記録/再生装置においては、編集装置と通信するための通信手段は不要であるため、装置のコストダウンを図ることが出来る。又、第1記録メディアに記録されている付加情報の編集に際し、該装置と編集装置とを接続するケーブルは不要である。
【0014】
具体的には、更に、
第2記録メディアを識別するための識別情報を格納するための情報格納手段と、
ユーザによる前記情報再生操作に応じて、装填されている第2記録メディアの識別情報を作成し、作成した識別情報を該第2記録メディアに記録すると共に情報格納手段に格納する識別情報処理手段
とを具え、前記情報更新手段は、
ユーザによる前記情報更新操作に応じて、装填されている第2記録メディアから識別情報を再生し、再生した識別情報と情報格納手段に格納されている識別情報とを対比して、両識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、
両識別情報が一致すると判断されたとき、前記第2記録メディアから付加情報を再生し、前記第1記録メディアに記録されている付加情報を、前記再生した付加情報に更新する更新処理手段
とを具えている。
【0015】
該具体的構成においては、ユーザにより情報再生操作が行なわれると、上述の如く第1記録メディアから再生された付加情報が第2記録メディアに記録される。又、第2記録メディアの識別情報が作成されて、該識別情報が、前記付加情報に加えて第2記録メディアに記録されると共に、情報格納手段に格納される。
【0016】
その後、ユーザにより情報更新操作が行なわれると、装填されている第2記録メディアから識別情報が再生され、再生された識別情報と情報格納手段に格納されている識別情報とが対比される。ここで、信号記録/再生装置に装填されている第2記録メディアが、装填されている第1記録メディアの付加情報が記録されたものである場合は、両識別情報が一致するのに対し、信号記録/再生装置に装填されている第2記録メディアが、装填されている第1記録メディアの付加情報が記録されたものでない場合は、両識別情報が不一致となる。
両識別情報が一致すると判断された場合は、第2記録メディアから付加情報が再生され、第1記録メディアに記録されている付加情報が、前記再生された付加情報に更新される。
【0017】
又、具体的には、情報更新手段により更新動作が実行された後、装填されている第2記録メディアから付加情報及び識別情報を消去する情報消去手段を具えている。
【0018】
第1記録メディアに記録されている付加情報が第2記録メディアに記録されている付加情報に更新された後は、該第2記録メディアに記録されている付加情報及び識別情報は不要である。
上記具体的構成においては、ユーザが操作を行なうことなく自動的に、第2記録メディアから不要な付加情報及び識別情報が消去されることになる。
【0019】
更に具体的には、第1記録メディアに記録されているデータは、音響信号及び/又は映像信号を含む音響・映像信号である。
【0020】
上記具体的構成において、第1記録メディアは例えばMDであって、前記付加情報には、例えばディスクのタイトルや各曲のタイトルを表わすネーム情報が含まれている。
【0021】
更に又、具体的には、第2記録メディアには音響・映像信号を記録することが可能であって、更に、装填されている第2記録メディアに記録されている音響・映像信号を再生する再生回路、及び/又は該第2記録メディアに音響・映像信号を記録する記録回路を具えている。
【0022】
該具体的構成においては、ユーザが、第2記録メディアを装填した後、第2記録メディアを対象とする再生操作を行なうと、第2記録メディアに記録されている音響・映像信号が再生されることになる。又、ユーザが、第1記録メディア及び第2記録メディアを装填した後、第2記録メディアに記録されている音響・映像信号を第1記録メディアに記録するための操作を行なうと、第2記録メディアに記録されている音響・映像信号が再生されて、第1記録メディアに記録されることになる。
又、ユーザが、第1記録メディア及び第2記録メディアを装填した後、第1記録メディアに記録されている音響・映像信号を第2記録メディアに記録するための操作を行なうと、第1記録メディアに記録されている音響・映像信号が再生されて、第2記録メディアに記録されることになる。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る信号記録/再生装置によれば、MD等の記録メディアに記録されている付加情報を容易に且つ短時間で編集することが出来る。又、通信手段の省略によって装置のコストダウンを図ることが可能である。更に、付加情報の編集に際して、ケーブルは不要である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1に示す信号記録再生装置(1)に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本発明に係る信号記録再生装置(1)を前面側から見た外観を模式的に表わしている。
本発明に係る信号記録再生装置(1)は、MD(4)及びメモリカード(5)の装填が可能であって、前面パネルには、MD(4)を装填するためのMD挿入口(10)と、メモリカード(5)を装填するためのメモリカード挿入口(11)とが開設されている。
又、前面パネルの両側には、複数の放音孔(図示省略)が開設された放音領域(13)(13)が設けられ、上面には、装置本体を持ち運ぶ際に把持すべき取っ手(12)が取り付けられている。
MD(4)には、音楽等の音響信号、及びディスクのタイトルや各曲のタイトルを表わすネーム情報を含む付加情報が記録されており、ユーザは、該信号記録再生装置(1)と図2に示すパーソナルコンピュータ(3)を用いて、MD(4)に記録されているネーム情報を更新することが可能である。
【0025】
図2は、上記メモリカード(5)の装填が可能なパーソナルコンピュータ(3)の外観を模式的に表わしている。
該パーソナルコンピュータ(3)は、ディスプレイ(31)及びキーボード(32)を具えており、後述の如くメモリカード(5)に記録されたネーム情報を編集するためのソフトウエアが搭載されている。
尚、該パーソナルコンピュータ(3)は、インターネットから音楽等の音響信号をダウンロードして、該音響信号をメモリカード(5)に記録することも可能である。この様にして音響信号の記録されたメモリカード(5)は、例えば図3に示すヘッドフォン型のオーディオプレーヤ(6)に装填され、該プレーヤ(6)によって音響信号が再生される。
【0026】
図4は、上記信号記録再生装置(1)の具体的な構成を表わしている。
該信号記録再生装置(1)においては、MD(4)に対する信号の書込み及び読出しを行なうピックアップ回路(22)、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)方式による圧縮処理や伸長処理等を行なうMD用信号処理回路(23)、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換処理回路(24)、アナログ信号を増幅するアンプ回路(25)、及びスピーカ(26)が直列に接続されており、前記MD用信号処理回路(23)には、信号処理時に使用される作業用メモリ(27)が接続されている。該作業用メモリ(27)は、例えば、前記圧縮処理及び伸長処理、装置本体に衝撃が加わってMD(4)に対する信号の記録及び再生が途切れた場合であっても連続した記録及び再生を可能とするために行なわれるショックプルーフ処理等の際に使用される。
ピックアップ回路(22)及びMD用信号処理回路(23)は、マイクロコンピュータからなる制御回路(2)に接続され、該制御回路(2)によって動作が制御されている。
【0027】
又、信号記録再生装置(1)には、メモリカード(5)とのデータ通信を行なうためのメモリカードインターフェース(20)が設けられ、該メモリカードインタフェース(20)には、圧縮処理や伸長処理等を行なうメモリカード用信号処理回路(21)が接続されている。該メモリカード用信号処理回路(21)は、前記MD用信号処理回路(23)及び前記D/A変換処理回路(24)に接続されている。
メモリカードインターフェース(20)及びメモリカード用信号処理回路(21)は、上記制御回路(2)に接続され、制御回路(2)によって動作が制御されている。
制御回路(2)には、操作キー群(28)が接続されると共にディスプレイ(29)が接続されている。
【0028】
上記信号記録再生装置(1)においては、ユーザによりMD(4)が装填されると、制御回路(2)からピックアップ回路(22)に対し付加情報再生指令が発せられ、ピックアップ回路(22)は、該指令に応じて、MD(4)に記録されている付加情報を再生する。再生された付加情報はMD用信号処理回路(23)に供給されて所定の信号処理が施される。
制御回路(2)は、MD用信号処理回路(23)から付加情報を読み出し、内蔵せるメモリ(図示省略)に書き込んだ後、該付加情報に含まれるネーム情報に基づいてディスク情報表示信号を作成し、該信号をディスプレイ(29)に供給する。この結果、ディスクのタイトルがディスプレイ(29)に表示されることになる。
【0029】
又、MD(4)が装填されている状態で、操作キー群(28)を構成する複数の操作キーの内、MD(4)を対象とした再生を指令するための再生キーが操作されると、制御回路(2)からピックアップ回路(22)に対し音響信号再生指令が発せられ、ピックアップ回路(22)は、該指令に応じて、MD(4)に録音されている音楽の音響信号を再生し、再生した音響信号をMD用信号処理回路(23)に供給する。MD用信号処理回路(23)に供給された音響信号は、該回路(23)によって伸長処理等の信号処理が施された後、D/A変換処理回路(24)に供給されてアナログの音響信号に変換され、アナログの音響信号は、アンプ回路(25)に供給されて増幅された後、スピーカ(26)に供給される。この結果、MD(4)に録音されている音楽の音声がスピーカ(26)から出力されることになる。
又、制御回路(2)は、上述の如くメモリに書き込んだ付加情報に含まれるネーム情報に基づいて曲情報表示信号を作成し、該信号をディスプレイ(29)に供給する。この結果、曲のタイトルがディスプレイ(29)に表示されることになる。
【0030】
又、メモリカード(5)が装填されている状態で、操作キー群(28)を構成する複数の操作キーの内、メモリカード(5)を対象とした再生を指令するための再生キーが操作されると、制御回路(2)からメモリカード用信号処理回路(21)に対し音響信号再生指令が発せられ、メモリカード用信号処理回路(21)は、該指令に応じて、メモリカード(5)に録音されている音楽の音響信号を再生する。再生された音響信号は、該信号処理回路(21)によって伸長処理等の信号処理が施された後、D/A変換処理回路(24)に供給されてアナログの音響信号に変換され、アナログの音響信号は、アンプ回路(25)に供給されて増幅された後、スピーカ(26)に供給される。この結果、メモリカード(5)に録音されている音楽の音声がスピーカ(26)から出力されることになる。
【0031】
又、MD(4)及びメモリカード(5)が装填されている状態で、操作キー群(28)を構成する複数の操作キーの内、メモリカード(5)からMD(4)への録音を指令するための録音キーが操作されると、制御回路(2)からメモリカード用信号処理回路(21)に対し音響信号再生指令が発せられ、メモリカード用信号処理回路(21)は、該指令に応じて、メモリカード(5)に録音されている音楽の音響信号を再生する。再生された音響信号は、該信号処理回路(21)によって伸長処理等の信号処理が施され、更に、MD用信号処理回路(23)に供給されて圧縮処理等の信号処理が施された後、ピックアップ回路(22)に供給され、該回路(22)によってMD(4)に記録される。この様にして、メモリカード(5)に録音されている音楽がMD(4)に録音されることになる。
又、制御回路(2)からMD用信号処理回路(23)に付加情報が供給され、該付加情報は、MD用信号処理回路(23)によって所定の信号処理が施された後、ピックアップ回路(22)に供給され、該回路(22)によってMD(4)に記録される。
【0032】
又、MD(4)及びメモリカード(5)が装填されている状態で、操作キー群(28)を構成する複数の操作キーの内、MD(4)からメモリカード(5)への録音を指令するための録音キーが操作されると、制御回路(2)からピックアップ回路(22)に対し音響信号再生指令が発せられ、ピックアップ回路(22)は、該指令に応じて、MD(4)に録音されている音楽の音響信号を再生し、再生した音響信号をMD用信号処理回路(23)に供給する。MD用信号処理回路(23)に供給された音響信号は、該回路(23)によって伸長処理等の信号処理が施された後、メモリカード用信号処理回路(21)に供給されて圧縮処理等の信号処理が施され、該信号処理回路(21)によってメモリカード(5)に記録される。この様にして、MD(4)に録音されている音楽がメモリカード(5)に録音されることになる。
【0033】
本発明に係る信号記録再生装置(1)においては、MD(4)に記録されているネーム情報を更新することが可能であり、上記信号記録再生装置(1)の操作キー群(28)には、その際に操作すべきネームロードキー及びネームストアキーが含まれている。
【0034】
ネームロードキーが操作されると、制御回路(2)からピックアップ回路(22)に対しネーム情報再生指令が発せられ、ピックアップ回路(22)は、該指令に応じて、MD(4)に記録されているネーム情報を再生する。ここで、MD(4)の付加情報記録領域には、図5(a)(b)に示す如く、ディスクについてのタイトル記録領域(41)と、録音されている各曲についてのタイトル記録領域(42)(42)(42)(42)とが形成されており、各領域にそれぞれの情報が記録されている。尚、図中の空欄は、ディスクのタイトルや曲のタイトルが入力されていないことを表わしている。
上述の如く再生されたネーム情報は、図4に示すMD用信号処理回路(23)に供給されて所定の信号処理が施された後、メモリカード用信号処理回路(21)に供給される。又、制御回路(2)によって、装填されているメモリカード(5)を識別するための識別コードが作成され、作成された識別コードがメモリカード用信号処理回路(21)に供給される。メモリカード用信号処理回路(21)に供給されたネーム情報及び識別コードは、該信号処理回路(21)によってメモリカード(5)の空き領域に記録される。具体的には、メモリカード(5)には、図6に示す如く、識別コードの記録領域(51)、MD(4)についてのタイトル記録領域(52)、MD(4)に録音されている各曲についてのタイトル記録領域(53)(53)(53)(53)が形成され、各領域にそれぞれの情報が記録される。
又、図4に示す制御回路(2)は、メモリカード(5)におけるネーム情報及び識別コードの記録位置を表わす記録アドレスと前記識別コードとを、内蔵せるメモリに書き込む。
【0035】
一方、ネームストアキーが操作されると、制御回路(2)からメモリカード用信号処理回路(21)に対し識別コード再生指令が発せられ、メモリカード用信号処理回路(21)は、該指令に応じて、メモリカード(5)に記録されている識別コードを再生する。制御回路(2)は、メモリカード用信号処理回路(21)から識別コードを読み出すと共に、内蔵せるメモリから識別コードを読み出し、両識別コードが一致するか否かを判断する。
制御回路(2)は、両識別コードが一致すると判断した場合は、内蔵せるメモリから前記記録アドレスを読み出し、該アドレスに基づいて、メモリカード用信号処理回路(21)に対するネーム情報再生指令を作成し、該指令をメモリカード用信号処理回路(21)に出力する。メモリカード用信号処理回路(21)は、該指令に応じて、メモリカード(5)に記録されているネーム情報を再生する。再生されたネーム情報は、MD用信号処理回路(23)に供給されて所定の信号処理が施された後、ピックアップ回路(22)に供給され、該回路(22)によってMD(4)に上書き記録される。
その後、制御回路(2)からメモリカード用信号処理回路(21)に対し情報消去指令が発せられ、メモリカード用信号処理回路(21)は、該指令に応じて、メモリカード(5)に記録されているネーム情報及び識別コードを消去する。
【0036】
図7は、上記制御回路(2)によって実行されるネーム情報更新手続きを表わしている。
先ずステップS1では、ユーザによりネームロードキーが操作されたか否かを判断し、ノー(no)と判断された場合はステップS1にて同じ判断を繰り返す一方、ユーザによりネームロードキーが操作されてイエス(yes)と判断された場合は、ステップS2に移行する。
ステップS2では、MD(4)が装填されているか否かを判断し、イエスと判断された場合は、続いてステップS3にて、メモリカード(5)が装填されているか否かを判断し、イエスと判断された場合は、ステップS4に移行する。これに対し、MD(4)が装填されていない場合、及びメモリカード(5)が装填されていない場合は夫々、ステップS2及びステップS3にてノーと判断されて、ステップS1に戻る。
【0037】
ステップS4では、MD(4)からネーム情報を再生した後、ステップS5では、再生したネーム情報及びメモリカード(5)の識別コードをメモリカード(5)の空き領域に記録し、続いてステップS6では、前記識別コードと、メモリカード(5)におけるネーム情報及び識別コードの記録アドレスとを、内蔵せるメモリに書き込む。
【0038】
その後、ステップS7では、ユーザによりネームストアキーが操作されたか否かを判断し、ノーと判断された場合は、ステップS7にて同じ判断を繰り返す一方、ステップS7にてイエスと判断された場合は、ステップS8に移行して、メモリカード(5)に記録されている識別コードと、内蔵せるメモリに書き込まれている識別コードとが一致するか否かを判断し、ノーと判断された場合は、ステップS7に戻る。
一方、ステップS8にてイエスと判断された場合は、ステップS9に移行して、内蔵せるメモリに記録されている記録アドレスに基づき、メモリカード(5)に記録されているネーム情報を再生し、該ネーム情報をMD(4)に上書き記録した後、ステップS10では、メモリカード(5)に記録されているネーム情報及び識別コードを消去して、手続きを終了する。
【0039】
ユーザによりMD(4)及びメモリカード(5)が装填されて、ネームロードキーが操作されたとき、上記手続きによって、MD(4)に記録されているネーム情報、及び該メモリカード(5)の識別コードがメモリカード(5)に記録されることになる。
又、前記MD(4)及びメモリカード(5)が装填されている状態で、ユーザによりネームストアキーが操作されたとき、上記手続きによって、メモリカード(5)に記録されているネーム情報がMD(4)に上書き記録された後、メモリカード(5)に記録されているネーム情報及び識別情報が消去されることになる。
【0040】
ユーザは、本発明に係る信号記録再生装置(1)とパーソナルコンピュータ(3)を用いて、MD(4)に記録されているネーム情報を更新せんとする際、先ず、MD(4)及びメモリカード(5)を図1及び図3に示す信号記録再生装置(1)に装填した後、ネームロードキーを操作する。該操作によって、MD(4)からネーム情報が再生され、該ネーム情報及びメモリカード(5)の識別コードがメモリカード(5)の空き領域に記録される。
【0041】
次にユーザは、メモリカード(5)を信号記録再生装置(1)から取り出し、該メモリカード(5)を図2に示すパーソナルコンピュータ(3)に装填した後、ネーム情報を編集するためのソフトウエアを起動する。続いて、ユーザは、メモリカード(5)に記録されているネーム情報をディスプレイ(31)に表示させて、該表示を見ながら、キーボード(32)の操作によりネーム情報の編集を行なう。ここで、パーソナルコンピュータ(3)のディスプレイ(31)は、従来のMDプレーヤや上記信号記録再生装置(1)に配備されるディスプレイ(29)よりも大きく形成されているので、ディスプレイ(31)に表示されるネーム情報は大きく、かかるネーム情報は見易い。又、キーボード(32)の操作キーは、従来のMDプレーヤや上記信号記録再生装置(1)に配備される操作キーよりも大きく形成されているので、操作性は良好である。従って、ユーザは、ネーム情報を容易に編集することが出来る。
又、ユーザはキーボード(32)を用いるので、短い時間でネーム情報を編集することが出来る。
上述の如く編集の加えられたネーム情報は、メモリカード(5)に上書き記録される。この様にして、前述の如くメモリカード(5)に記録されているネーム情報が、編集の加えられたネーム情報に更新されることになる。
【0042】
その後、ユーザは、メモリカード(5)をパーソナルコンピュータ(3)から取り出し、該メモリカード(5)を図1及び図3に示す信号記録再生装置(1)に戻した後、ネームストアキーを操作する。このとき、メモリカード(5)に記録されている識別コードと、制御回路(2)に内蔵されたメモリに記録されている識別コードが一致すると判断されて、メモリカード(5)からネーム情報が再生され、再生されたネーム情報がMD(4)に上書き記録された後、メモリカード(5)に記録されているネーム情報及び識別コードが消去されることになる。この様にして、MD(4)に記録されているネーム情報が、上記編集の加えられたネーム情報に更新されることになる。
例えば、図5(a)に示す如くディスクのタイトル及び各曲のタイトルが入力されていないMD(4)を対象として、ディスクのタイトルと、1曲目及び2曲目の曲のタイトルとを入力する編集操作を行なった場合、MD(4)に記録されているネーム情報は、同図(b)の如く更新されることになる。
【0043】
本発明の信号記録再生装置(1)によれば、MD(4)に記録されているネーム情報の編集に際して、該装置(1)とパーソナルコンピュータとを接続するケーブルは不要である。
又、MD(4)に記録されているネーム情報が更新された後、メモリカード(5)に記録されている不要なネーム情報及び識別コードが自動的に消去されるので、メモリカード(5)からネーム情報及び識別コードを消去するための操作は不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号記録再生装置の外観を前面側から見た模式図である。
【図2】メモリカードの装填が可能なパーソナルコンピュータの外観を表わす模式図である。
【図3】メモリカードの他の利用形態を説明する図である。
【図4】上記信号記録再生装置の具体的構成を表わすブロック図である。
【図5】MDのネーム情報が変化している例を説明する図である。
【図6】メモリカードの信号記録フォーマットを表わす図である。
【図7】上記信号記録再生装置の制御回路によって実行されるネーム情報更新手続きを表わすフローチャートである。
【符号の説明】
(1) 信号記録再生装置
(2) 制御回路
(20) メモリカードインターフェース
(21) メモリカード用信号処理回路
(22) ピックアップ回路
(23) MD用信号処理回路
(24) D/A変換処理回路
(25) アンプ回路
(26) スピーカ
(27) 作業用メモリ
(28) 操作キー群
(29) ディスプレイ
(3) パーソナルコンピュータ
(31) ディスプレイ
(32) キーボード
(4) MD
(5) メモリカード
Claims (5)
- 第1記録メディア及び第2記録メディアの装填が可能であって、第1記録メディアに記録されているデータ及び該データに関連する付加情報の再生、及び/又は第1記録メディアに対するデータ及び付加情報の記録が可能であると共に、第2記録メディアに対する付加情報の記録が可能な信号記録/再生装置であって、
ユーザによる情報再生操作に応じて、装填されている第1記録メディアから付加情報を再生し、再生した付加情報を装填されている第2記録メディアに記録する付加情報処理手段と、
前記第2記録メディアが取り出された後に再び装填されたとき、ユーザによる情報更新操作に応じて、該第2記録メディアからユーザにより編集の加えられた付加情報を再生し、前記第1記録メディアに記録されている付加情報を、前記再生した付加情報に更新する情報更新手段
とを具えていることを特徴とする信号記録/再生装置。 - 更に、
第2記録メディアを識別するための識別情報を格納するための情報格納手段と、
ユーザによる前記情報再生操作に応じて、装填されている第2記録メディアの識別情報を作成し、作成した識別情報を該第2記録メディアに記録すると共に情報格納手段に格納する識別情報処理手段
とを具え、前記情報更新手段は、
ユーザによる前記情報更新操作に応じて、装填されている第2記録メディアから識別情報を再生し、再生した識別情報と情報格納手段に格納されている識別情報とを対比して、両識別情報が一致するか否かを判断する判断手段と、
両識別情報が一致すると判断されたとき、前記第2記録メディアから付加情報を再生し、前記第1記録メディアに記録されている付加情報を、前記再生した付加情報に更新する更新処理手段
とを具えている請求項1に記載の信号記録/再生装置。 - 更に、情報更新手段により更新動作が実行された後、装填されている第2記録メディアから付加情報及び識別情報を消去する情報消去手段を具えている請求項2に記載の信号記録/再生装置。
- 第1記録メディアに記録されているデータは、音響信号及び/又は映像信号を含む音響・映像信号である請求項1乃至請求項3の何れかに記載の信号記録/再生装置。
- 第2記録メディアには音響・映像信号を記録することが可能であって、更に、装填されている第2記録メディアに記録されている音響・映像信号を再生する再生回路、及び/又は該第2記録メディアに音響・映像信号を記録する記録回路を具えている請求項4に記載の信号記録/再生装置。
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