JP3875861B2 - 情報記録装置、情報記録方法、及び、プログラム - Google Patents

情報記録装置、情報記録方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を記録するための装置、方法、及び、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体、例えばMDに記録された音楽情報は、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding )形式又はATRAC3形式等で圧縮されている。
また、MD等の記録媒体には、各音楽情報のタイトルを示すタイトル情報が記録されている。
【0003】
音楽情報を記録する記録装置は、音楽情報をATRAC3形式で記録する際、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列(例えば「LP:」等)を、曲のタイトルに自動的に書き込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の記録装置は、タイトルの文字数が多くて上記文字列を書き込むスペースがない場合、上記文字列をタイトルの先頭部分に上書きしたり、タイトルの全文字を消去して上記文字列だけを書き込んだりする場合がある。このため、タイトルの判別が困難となる場合がある。
【0005】
従って、本発明は、情報のタイトルを容易に判別可能にする情報記録装置、情報記録方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報記録装置は、記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録手段と、前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録手段と、から構成され、前記タイトル記録手段は、前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別手段と、前記形式判別手段の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入手段と、を備え、前記挿入手段は、前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、ことを特徴とする。
【0007】
前記情報記録手段は、前記記録対象情報を第1の記録形式又は第2の記録形式で記録し、前記形式判別手段は、前記記録対象情報の記録形式が前記第1の記録形式であるか、前記第2の記録形式であるかを判別し、前記挿入手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、該記録対象情報が該第2の記録形式で記録されていることを示す所定の文字列を前記形式情報として前記タイトルの先頭に挿入してもよい。
【0009】
利用者の操作に従って、前記記録対象情報のタイトルを入力する入力手段をさらに備え、前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、前記文字列を挿入するためのスペースを予め確保し、該スペースに続けてタイトルを入力し、前記挿入手段は、前記入力手段が確保したスペースに前記文字列を挿入してもよい。
【0010】
前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、利用者の操作に従って入力可能なタイトルの文字数を制限することにより、前記文字列を挿入するためのスペースを予め確保してもよい。
【0011】
前記挿入手段は、利用者の操作に従って、前記記録対象情報のタイトルを入力する入力手段を備え、前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、前記文字列を予め入力し、該文字列に続けてタイトルを入力してもよい。
【0012】
また、本発明の第2の観点に係る情報記録方法は、記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録工程と、前記情報記録工程で記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録工程と、を備え、前記タイトル記録工程は、前記情報記録工程で記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別工程と、前記形式判別工程の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入工程と、を備え、前記挿入工程は、前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、ことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータを、記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録手段と、前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録手段と、から構成され、前記タイトル記録手段は、前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別手段と、前記形式判別手段の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入手段と、を備え、前記挿入手段は、前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、ことを特徴とする情報記録装置として機能させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態にかかるミニディスクレコーダについて図面を参照して説明する。
【0015】
本発明の実施の形態にかかるミニディスクレコーダは、音楽情報をATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)形式又はATRAC3形式等で圧縮して、MD(Mini Disc;登録商標)に記録する。また、ミニディスクレコーダは、音楽情報をATRAC3形式で記録した場合、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列、例えば「LP:」等を、曲タイトルの先頭に挿入する。
【0016】
上記ミニディスクレコーダは、図1に示すように、MD10に音楽情報を記録する記録装置1と、曲タイトルの入力及び修正等を行うために用いられるタイトル入力装置2と、から構成されている。
【0017】
記録装置1は、コントローラ11と、記録再生部12と、UTOCメモリ13と、タイトルメモリ14と、操作部15と、表示部16と、から構成されている。
【0018】
コントローラ11は、RAM(Random Access Memory )、ROM(Read Only Memory )、及び、CPU(Central Processing Unit )等から構成されるマイクロコンピュータである。コントローラ11は、予め提供されたプログラム及びデータ等に従って記録装置1の動作を制御し、音楽情報をMD10に記録する。
【0019】
例えば、コントローラ11は、ミニディスクレコーダに接続される再生装置にセットされた他の記録媒体(MDやCD(Compact Disc)等)に記録されている音楽情報をMD10に記録する。また、曲のタイトルを示すタイトル情報が他の記録媒体に記録されている場合、コントローラ11は、録音した曲のタイトル情報を、他の記録媒体からMD10にコピーする。また、コントローラ11は、音楽情報をATRAC3形式で記録した場合、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列、例えば「LP:」等を、曲タイトルの先頭に挿入する。なお、コントローラ11が行う詳しい動作については後述する。
【0020】
記録再生部12は、コントローラ11の制御に従って動作し、MD10に記録されている情報を再生したり、MD10に情報を記録したりする。
【0021】
MD10の情報記録面は、図2に示すように、UTOC(User Table Of Contents)情報が記録されるUTOCエリア10aと、各トラックの音楽情報が記録されるプログラムエリア10bと、から構成されている。UTOC情報は、各トラックのプログラムエリア10b上での位置を示すアドレス(スタートアドレスとエンドアドレス)、ディスクタイトルと各トラックに記録されている曲のタイトル、及び、各トラックの録音モード(ATRAC又はATRAC3)等を示す。
【0022】
記録再生部12は、所定位置にロードされたMD10から、初めにUTOC情報を読み出す。そして、記録再生部12は、コントローラ11の制御に従って、MD10のプログラムエリア10bに記録されている所定トラックの音楽情報を読み出す。記録再生部12は、読み出した音楽情報にEFM復調、ディインターリーブ、誤り訂正、及び、伸張等の処理を施してアナログの音楽信号を生成し、所定のアンプやスピーカ等を介して音声として出力する。また、記録再生部12は、ミニディスクレコーダに接続された再生装置等から供給されるアナログの音楽信号をA/D変換し、圧縮、インターリーブ、誤り訂正符号の付加、及び、EFM変調等の処理を施してMD10の未記録領域に記録する。
【0023】
UTOCメモリ13は、記録再生部12がMD10から読み出したUTOC情報を記憶する。MD10が記録再生部12にセットされている間、UTOC情報の更新はUTOCメモリ13上で行われる。そして、更新されたUTOC情報は、MD10がアンロードされる直前に、MD10のUTOCエリア10aに記録される。
【0024】
タイトルメモリ14は、MD10に録音される曲のタイトル情報を記憶する。具体的には、タイトルメモリ14は、他の記録媒体からMD10に音楽情報を記録する際、ミニディスクレコーダに接続される再生装置から音楽情報と共に供給されるタイトル情報を記憶する。
【0025】
操作部15は、複数の操作ボタン等を備え、ミニディスクレコーダの利用者により操作される。操作部15は、利用者の操作に従って、電源のオン/オフ、音楽情報の再生、録音、ポーズ、ストップ、サーチ、及び、MD10のイジェクト等を指示する信号をコントローラ11に出力する。
【0026】
表示部16は、液晶パネル又はエレクトロルミネッセンスパネル等から構成される。表示部16は、コントローラ11の制御に従って、所定の文字列やマーク等を表示することにより、記録装置1の動作状況等を利用者に提示する。また、表示部16は、記録再生部12が動作を停止している間、記録再生部12にセットされているMD10のディスクタイトルを表示する。また、表示部16は、音楽情報の再生中又は記録中に、対象となっているトラックの番号(トラックナンバ)と、曲のタイトルと、再生経過時間又は録音経過時間と、を表示する。
【0027】
タイトル入力装置2は、例えばリモコン装置等であり、タイトル処理部21と、入力部22と、タイトルメモリ23と、表示部24と、から構成されている。
【0028】
タイトル処理部21は、RAM、ROM、及び、CPU等から構成されるマイクロコンピュータである。タイトル処理部21は、予め提供されたプログラム及びデータ等に従ってタイトル入力装置2の動作を制御し、曲タイトルの入力及び修正等を行う。なお、タイトル処理部21の詳しい動作については後述する。
【0029】
入力部22は、曲タイトルの入力及び修正等を行うための複数の入力キーを備えている。例えば、入力部22は、英字、数字、特殊文字、スペース等の文字キー、カーソルキー、1文字分を削除するためのBS(Back Space)キー、実行キー、記録装置1にタイトルの読み出し命令を与えるタイトル読出キー、及び、記録装置1にタイトルの書き込み命令を与えるタイトル書込キー等を備えている。入力部22は、ミニディスクレコーダの利用者により操作され、利用者の操作に従って、曲タイトルの入力又は修正等を行うための様々な信号をタイトル処理部21に出力する。
【0030】
タイトルメモリ23は、記録装置1から供給されるタイトル情報を記憶する。タイトルメモリ23が記憶するタイトル情報は、利用者が入力部22を操作して行うタイトルの入力及び修正によって更新される。
【0031】
表示部24は、液晶パネル又はエレクトロルミネッセンスパネル等から構成され、タイトルの入力・修正画面等を表示する。
【0032】
次に、以上のように構成されるミニディスクレコーダの動作について説明する。
始めに、タイトル情報を記録している他の記録媒体からMD10に音楽情報を記録する場合の動作について説明する。
【0033】
なお、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列(例えば「LP:」等)を曲のタイトルに自動的に書き込むか否かを選択できる場合、ミニディスクレコーダの利用者は、操作部15を操作して、LP自動書込モードを予めオンに設定しておく。LP自動書込モードがオフに設定されている場合のミニディスクレコーダの動作は、以下に示す、音楽情報がATRAC3形式で記録されていない場合の動作と同様である。
【0034】
始めに、利用者は、ミニディスクレコーダと再生装置とを専用ケーブル等で接続する。そして、利用者は、記録対象の音楽情報を記録している他の記録媒体を再生装置にセットし、音楽情報の記録先となるMD10を記録装置1の記録再生部12にセットする。
【0035】
記録装置1のコントローラ11は、利用者によりMD10がセットされると、記録再生部12を制御して、MD10のUTOCエリア10aに記録されているUTOC情報を読み出し、UTOCメモリ13に記録する。
【0036】
その後、利用者は、記録装置1の操作部15及び/又は再生装置を操作して、記録対象の音楽情報が記録されているトラックの番号、及び、録音モード(ATRAC又はATRAC3)等を選択する。
そして、利用者は、記録装置1の操作部15及び/又は再生装置を所定の手順で操作し、音楽情報の記録開始を指示する。
【0037】
利用者の記録開始指示に応答して、ミニディスクレコーダに接続された再生装置は、記録媒体に記録されている所定トラックの音楽情報及びタイトル情報を再生し、ミニディスクレコーダに出力する。
一方、記録装置1のコントローラ11は、記録再生部12を制御し、再生装置から供給される音楽情報を、利用者が選択した録音モード(記録形式)でMD10に記録する。
【0038】
また、コントローラ11は、図3に示すタイトルコピー処理を行い、再生装置から音楽情報と共に供給されるタイトル情報をUTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録する。
【0039】
始めに、コントローラ11は、再生装置から供給されるタイトル情報をタイトルメモリ14に記録する(ステップS101)。
そして、コントローラ11は、利用者が選択した録音モードがATRAC3モードであるか否か、即ち、MD10に記録する音楽情報の記録形式がATRAC3形式であるか否かを判別する(ステップS102)。
【0040】
録音モードがATRAC3モードでないと判別した場合(ステップS102;NO)、コントローラ11は、タイトルメモリ14が記憶しているタイトル情報を記録用のデータに変換し、UTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録して(ステップS103)、タイトルコピー処理を終了する。
【0041】
一方、録音モードがATRAC3モードであると判別した場合(ステップS102;YES)、コントローラ11は、上記文字列(例えば「LP:」)を挿入するスペースがタイトル情報に存在するか否かを判別する(ステップS104)。
【0042】
具体的には、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報が示すタイトルの文字数を判別する。そして、コントローラ11は、タイトルとして入力可能な最大文字数と判別した文字数との差が、上記文字列の文字数以上あるか否かを判別する。例えば、上記文字列として「LP:」を書き込む場合、コントローラ11は、上記文字数の差が3文字以上あるか否かを判別する。
【0043】
上記文字列を挿入するスペースがあると判別した場合(ステップS104;YES)、コントローラ11は、後述するステップS106の処理を行う。
一方、上記文字列を挿入するスペースがないと判別した場合(ステップS104;NO)、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報が示すタイトルの最後尾から1文字ずつ削除し、上記文字列の挿入スペースを作成する(ステップS105)。
【0044】
具体的には、コントローラ11は、タイトルをその最後尾から1文字ずつ削除し、入力可能な最大文字数とタイトルの文字数との差を、上記文字列の文字数に一致させる。例えば、入力可能な最大文字数が10文字で、入力されているタイトルが9文字で、上記文字列として「LP:」を書き込む場合、図4(a)及び(b)に示すように、上記文字数の差が3文字となるようにタイトルをその最後尾から削除してシフトさせる。
【0045】
その後、コントローラ11は、例えば図4(c)に示すように、タイトル情報が示すタイトルの先頭に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列(LP:)を挿入する(ステップS106)。
【0046】
そして、コントローラ11は、上記文字列が挿入されたタイトル情報を記録用のデータに変換して、UTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録し(ステップS107)、タイトルコピー処理を終了する。
【0047】
以上のようにして、他の記録媒体からMD10に音楽情報が記録されると共に、曲のタイトルがコピーされる。また、音楽情報がATRAC3形式で記録される場合、タイトルの先頭部分又は全体を消去することなく、タイトルの先頭に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列が自動的に挿入される。これにより、音楽情報のタイトルを容易に判別することができる。
【0048】
次に、タイトル情報を記録していない他の記録媒体からMD10に音楽情報を記録する場合の動作について説明する。
【0049】
この場合、記録対象である音楽情報は、上記と同様にして、他の記録媒体からMD10に記録される。しかし、他の記録媒体にタイトル情報が記録されていないため、ミニディスクレコーダの利用者が、タイトル入力装置2の入力部22を操作して、曲のタイトルを入力する。
【0050】
なお、上記と同様に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列(例えば「LP:」等)を曲のタイトルに自動的に書き込むか否かを選択できる場合、利用者は、操作部15を操作して、LP自動書込モードを予めオンに設定しておく。LP自動書込モードがオフに設定されている場合のミニディスクレコーダの動作は、以下に示す、音楽情報がATRAC3形式で記録されていない場合の動作と同様である。
【0051】
利用者は、曲のタイトルを入力する際、入力部22を所定の手順で操作し、タイトル入力装置2をタイトル入力モードに設定する。これにより、タイトル入力装置2のタイトル処理部21は、図5に示すタイトルインプット処理を開始する。
【0052】
始めに、タイトル処理部21は、表示部24を制御し、タイトル入力画面を表示する(ステップS201)。
表示部24のタイトル入力画面には、利用者が入力するタイトルが表示される。利用者は、表示部24のタイトル入力画面を見ながら入力部22を操作し、MD10に録音する曲のタイトルを入力する。そして、利用者は、入力部22が備える所定キー(タイトル書込キー)を押下して、入力したタイトルを確定する。
【0053】
タイトル処理部21は、タイトル書込キーの押下により入力部22から供給される所定の信号に応答し、利用者が入力したタイトルを示すタイトル情報をタイトルメモリ23に記録する(ステップS202)。
続いて、タイトル処理部21は、録音開始時に利用者が選択した録音モードを記録装置1から取得する(ステップS203)。例えば、タイトル処理部21は、利用者が選択した録音モードを示すモード信号の供給を指示するモード読出信号を記録装置1に出力する。記録装置1のコントローラ11は、タイトル処理部21から供給されるモード読出信号に応答して、利用者が選択した録音モードを示すモード信号をタイトル入力装置2に返信する。
【0054】
そして、タイトル処理部21は、記録装置1から取得した録音モードがATRAC3モードであるか否か、即ち、MD10に記録する音楽情報の記録形式がATRAC3形式であるか否かを判別する(ステップS204)。
【0055】
録音モードがATRAC3モードでないと判別した場合(ステップS204;NO)、タイトル処理部21は、タイトルメモリ23が記憶しているタイトル情報を記録用のデータに変換する。続いて、タイトル処理部21は、記録用に変換したタイトル情報と、タイトル情報の記録を指示するタイトル書込信号と、を記録装置1に送信し(ステップS205)、タイトルインプット処理を終了する。
【0056】
記録装置1のコントローラ11は、タイトル処理部21から供給されるタイトル書込信号に応答し、タイトル書込信号と共に供給されるタイトル情報を、UTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録する。
【0057】
一方、録音モードがATRAC3モードであると判別した場合(ステップS204;YES)、タイトル処理部21は、上記と同様にして、上記文字列(例えば「LP:」)を挿入するスペースがタイトル情報に存在するか否かを判別する(ステップS206)。
【0058】
上記文字列を挿入するスペースがあると判別した場合(ステップS206;YES)、タイトル処理部21は、後述するステップS208の処理を行う。
一方、上記文字列を挿入するスペースがないと判別した場合(ステップS206;NO)、タイトル処理部21は、上記と同様にして、タイトルメモリ23のタイトル情報が示すタイトルを最後尾から1文字ずつ削除し、上記文字列の挿入スペースを作成する(ステップS207)。
【0059】
その後、タイトル処理部21は、上記と同様に、タイトル情報が示すタイトルの先頭に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列(LP:)を挿入する(ステップS208)。
【0060】
そして、タイトル処理部21は、上記文字列が挿入されたタイトル情報を記録用のデータに変換する。続いて、タイトル処理部21は、記録用に変換したタイトル情報と、タイトル情報の記録を指示するタイトル書込信号と、を記録装置1に送信し(ステップS209)、タイトルインプット処理を終了する。
【0061】
記録装置1のコントローラ11は、タイトル処理部21から供給されるタイトル書込信号に応答し、タイトル書込信号と共に供給される、上記文字列が挿入されたタイトル情報を、UTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録する。
【0062】
以上のようにして、利用者が入力した曲のタイトルがUTOC情報に記録される。また、音楽情報がATRAC3形式で記録される場合、タイトルの先頭部分又は全体を消去することなく、タイトルの先頭に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列が自動的に挿入される。これにより、音楽情報のタイトルを容易に判別することができる。
【0063】
次に、既に入力されているタイトルを修正(又は変更)する場合の動作について説明する。
【0064】
始めに、利用者は、タイトル入力装置2の入力部22を所定の手順で操作し、タイトルを修正するトラックの番号を選択し、入力部22が備える所定キー(タイトル読出キー)を押下する。
【0065】
タイトル処理部21は、タイトル読出キーの押下により入力部22から供給される所定の信号に応答し、利用者が選択したトラックのタイトル情報の供給を指示するタイトル読出信号を記録装置1に出力する。
【0066】
記録装置1のコントローラ11は、タイトル処理部21から供給されるタイトル読出信号に応答して、利用者が選択したトラックのタイトル情報をUTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報から取得し、タイトル入力装置2に返信する。
【0067】
タイトル処理部21は、記録装置1から供給されるタイトル情報をタイトルメモリ23に保存すると共に、表示部24を制御してタイトル情報が示すタイトルを表示する。なお、曲のタイトルが入力されていない場合、表示部24には、例えばカーソルのみが表示される。
【0068】
利用者は、表示部24に表示されたタイトルを見ながら入力部22を操作し、タイトルを修正する。そして、利用者は、入力部22が備える所定キー(タイトル書込キー)を押下して、修正したタイトルを確定する。
【0069】
タイトル処理部21は、タイトル書込キーの押下により入力部22から供給される所定の信号に応答し、図6のタイトル修正処理を開始する。
【0070】
始めに、タイトル処理部21は、利用者が修正したタイトルを示すタイトル情報をタイトルメモリ23に記録する。これにより、タイトル処理部21は、タイトルメモリ23が記憶しているタイトル情報を更新する(ステップS301)。
【0071】
そして、タイトル処理部21は、ステップS302以降、上記したタイトルインプット処理のステップS203以降の処理と実質的に同一の処理を行い、利用者が修正したタイトルを示すタイトル情報をUTOC情報に記録する。
【0072】
以上のようにして、利用者が修正したタイトルがUTOC情報に記録される。また、音楽情報がATRAC3形式で記録されている場合は、上記と同様に、タイトルの先頭部分又は全体を消去することなく、タイトルの先頭に、音楽情報がATRAC3形式で記録されていることを示す文字列が自動的に挿入される。これにより、音楽情報のタイトルを容易に判別することができる。
【0073】
また、以上のようにして音楽情報の記録及びタイトルの入力等が終了すると、利用者は、MD10をミニディスクレコーダから取り出すために、操作部15が備える所定の操作ボタン(取出ボタン)を押下する。これにより、操作部15は、MD10の排出を指示するディスク排出信号をコントローラ11に出力する。
【0074】
コントローラ11は、操作部15から供給されるディスク排出信号に応答し、記録再生部12を制御してUTOCメモリ13のUTOC情報をMD10のUTOCエリア10aに記録する。
【0075】
そして、コントローラ11は、記録再生部12を制御して、MD10を排出する。
以上のようにして、MD10に記録されているUTOC情報が更新される。
【0076】
なお、コントローラ11は、ミニディスクレコーダに接続された再生装置から供給されるタイトル情報をUTOC情報に記録する際、上記文字列(例えば「LP:」)の挿入スペースがタイトル情報にない場合はタイトルを強制的に消去してもよい。
【0077】
具体的には、コントローラ11は、上記したタイトルコピー処理の代わりに、例えば図7に示すタイトルコピー処理を行ってもよい。
図7に示すように、ステップS401からステップS404までの処理は、上記したタイトルコピー処理のステップS101からステップS104までの処理と実質的に同一である。
【0078】
ステップS404の処理で上記文字列(LP:)の挿入スペースがあると判別した場合(ステップS404;YES)、コントローラ11は、後述するステップS406の処理を行う。
【0079】
一方、上記文字列(LP:)の挿入スペースがないと判別した場合(ステップS404;NO)、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報が示すタイトルを消去する(ステップS405)。
【0080】
その後、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報に、上記文字列(LP:)を書き込む(ステップS406)。これにより、上記文字列の挿入スペースがない場合は、上記文字列のみがタイトル情報として記録される。また、上記文字列の挿入スペースがある場合は、タイトルの先頭に上記文字列が挿入される。
【0081】
そして、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報を記録用のデータに変換して、UTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録し(ステップS407)、タイトルコピー処理を終了する。
【0082】
以上のようにして、再生装置から供給されるタイトル情報を記録する際、上記文字列(LP:)の挿入スペースがない場合はタイトルが強制的に消去される。
【0083】
また、上記文字列(LP:)の挿入スペースがない場合、コントローラ11は、タイトルを最後尾から1文字ずつ削除するか、タイトルの全文字を消去するかを利用者に選択させるようにしてもよい。
【0084】
この場合、コントローラ11は、上記したタイトルコピー処理の代わりに、図8に示すタイトルコピー処理を行う。
図8に示すように、ステップS501からステップS504までの処理は、上記したタイトルコピー処理のステップS101からステップS104までの処理と実質的に同一である。
【0085】
ステップS504の処理で上記文字列(LP:)の挿入スペースがあると判別した場合(ステップS504;YES)、コントローラ11は、後述するステップS509の処理を行う。
【0086】
一方、上記文字列(LP:)の挿入スペースがないと判別した場合(ステップS504;NO)、コントローラ11は、表示部16を制御し、例えば「Title Full」等のメッセージを表示する(ステップS505)。これにより、コントローラ11は、タイトルの文字数が多すぎて上記文字列の挿入スペースがないことを利用者に通知し、タイトルを最後尾から1文字ずつ削除するか、タイトルの全文字を消去するかを利用者に選択させる。
【0087】
利用者は、操作部15を操作して、タイトルを最後尾から1文字ずつ削除するか、又は、タイトルの全文字を消去するかを選択する。操作部15は、利用者の操作に従って、タイトルを1文字ずつ削除するか、全文字を消去するかを示す信号をコントローラ11に出力する。
【0088】
コントローラ11は、利用者の操作によって操作部15から供給される信号により、タイトルを1文字ずつ削除するか、全文字を消去するかを判別する(ステップS506)。
【0089】
1文字ずつ削除すると判別した場合(ステップS506;1文字ずつ削除)、コントローラ11は、上記と同様に、タイトルメモリ14のタイトル情報が示すタイトルを1文字ずつ削除して、上記文字列の挿入スペースを作成し(ステップS507)、後述するステップS509の処理を行う。
【0090】
一方、全文字を消去すると判別した場合(ステップS506;全文字消去)、コントローラ11は、タイトルメモリ14のタイトル情報が示すタイトルの全文字を消去する(ステップS508)。
【0091】
そして、コントローラ11は、上記と同様に、タイトルメモリ14のタイトル情報に、上記文字列(LP:)を書き込んで(ステップS509)、タイトル情報をUTOCメモリ13が記憶しているUTOC情報に記録し(ステップS510)、タイトルコピー処理を終了する。
【0092】
以上のようにして、再生装置から供給されるタイトル情報を記録する際、上記文字列(LP:)の挿入スペースがない場合は、タイトルの一部を削除するか、タイトルの全文字を消去するかを、利用者が選択することができる。
【0093】
また、コントローラ11は、図7又は図8のタイトルコピー処理でタイトルの全文字を消去した場合、タイトルの文字数が多すぎたためにタイトルを消去したことを示す情報を表示部16に表示してもよい。
【0094】
また、タイトル処理部21は、利用者が選択する録音モードに応じて、1つのタイトルとして入力可能な最大文字数を制限し、上記文字列(例えば「LP:」)の挿入スペースを確保してもよい。
【0095】
例えば、タイトル処理部21は、タイトル入力装置2が利用者によってタイトル入力モードに設定された場合、図9に示すタイトルインプット処理を行い、上記文字列の挿入スペースを確保してもよい。
【0096】
始めに、タイトル処理部21は、録音開始時に利用者が選択した録音モードを記録装置1から取得する(ステップS601)。例えば、タイトル処理部21は、利用者が選択した録音モードを示すモード信号の供給を指示するモード読出信号を記録装置1に出力する。記録装置1のコントローラ11は、タイトル処理部21から供給されるモード読出信号に応答して、利用者が選択した録音モードを示すモード信号をタイトル入力装置2に返信する。
【0097】
そして、タイトル処理部21は、記録装置1から取得した録音モードがATRAC3モードであるか否かを判別する(ステップS602)。
録音モードがATRAC3モードでないと判別した場合(ステップS602;NO)、タイトル処理部21は、後述するステップS604の処理を行う。
【0098】
一方、録音モードがATRAC3モードであると判別した場合(ステップS602;YES)、タイトル処理部21は、新たな最大文字数を設定して上記文字列(LP:)の入力スペースを確保する(ステップS603)。
【0099】
具体的には、タイトル処理部21は、1つのタイトルとして入力可能な最大文字数を、上記文字列(LP:)の分だけ少なく設定する。例えば、入力可能な最大文字数が10文字であり、上記文字列の文字数が3文字である場合、タイトル処理部21は、新たな最大文字数を7文字に設定する。
【0100】
その後、タイトル処理部21は、表示部24を制御し、タイトル入力画面を表示する(ステップS604)。
利用者は、入力部22を操作して、表示部24のタイトル入力画面上でMD10に録音する曲のタイトルを入力する。ただし、録音モードがATRAC3モードである場合、ステップS603の処理によって上記文字列(LP:)の入力スペースが確保されているため、利用者は、上記文字列の分だけ少ない文字数しか入力することができない。
【0101】
その後、利用者は、入力部22が備える所定キー(タイトル書込キー)を押下して、入力したタイトルを確定する。
タイトル処理部21は、タイトル書込キーの押下により入力部22から供給される所定の信号に応答し、利用者が入力したタイトルを示すタイトル情報をタイトルメモリ23に記録する(ステップS605)。
【0102】
続いて、タイトル処理部21は、上記と同様にして、録音開始時に利用者が選択した録音モードを記録装置1から取得し(ステップS606)、取得した録音モードがATRAC3モードであるか否かを判別する(ステップS607)。
【0103】
録音モードがATRAC3モードでないと判別した場合(ステップS607;NO)、タイトル処理部21は、タイトルメモリ23が記憶しているタイトル情報を記録用のデータに変換する。続いて、タイトル処理部21は、記録用に変換したタイトル情報と、タイトル情報の記録を指示するタイトル書込信号と、を記録装置1に送信し(ステップS608)、タイトルインプット処理を終了する。
【0104】
一方、録音モードがATRAC3モードであると判別した場合(ステップS607;YES)、タイトル処理部21は、予め確保した挿入スペースに、上記文字列(例えば「LP:」)を挿入する(ステップS609)。
【0105】
そして、タイトル処理部21は、上記文字列が挿入されたタイトル情報を記録用のデータに変換する。続いて、タイトル処理部21は、記録用に変換したタイトル情報と、タイトル情報の記録を指示するタイトル書込信号と、を記録装置1に送信し(ステップS610)、タイトルインプット処理を終了する。
【0106】
以上のように、音楽情報がATRAC3形式で記録される場合は、利用者が入力可能なタイトルの最大文字数が制限される。このため、上記したタイトルインプット処理のステップS206及びステップS207の処理を行なうことなく、利用者が入力するタイトルをUTOC情報に記録することができる。
【0107】
また、タイトル処理部21は、上記文字列(LP:)の入力スペースを確保する代わりに、上記文字列を、利用者がタイトルを入力する前にタイトル情報に書き込んでもよい。
【0108】
例えば、タイトル処理部21は、タイトル入力装置2が利用者によってタイトル入力モードに設定された場合に、図10に示すタイトルインプット処理を行い、上記文字列をタイトル情報に書き込んでもよい。
【0109】
始めに、タイトル処理部21は、上記と同様にして、録音開始時に利用者が選択した録音モードを記録装置1から取得し(ステップS701)、取得した録音モードがATRAC3モードであるか否かを判別する(ステップS702)。
【0110】
録音モードがATRAC3モードでないと判別した場合(ステップS702;NO)、タイトル処理部21は、後述するステップS704の処理を行う。
一方、録音モードがATRAC3モードであると判別した場合(ステップS702;YES)、タイトル処理部21は、上記文字列(LP:)を書き込んだタイトル情報を作成し、タイトルメモリ23に記録する(ステップS703)。
【0111】
そして、タイトル処理部21は、表示部24を制御し、タイトル入力画面を表示する(ステップS704)。このステップS704の処理により、録音モードがATRACモードである場合は、例えばカーソルのみがタイトル入力画面に表示される。また、録音モードがATRAC3モードである場合は、上記文字列(LP:)が表示され、カーソルの位置は上記文字列の次(例えば4文字目)に表示される。
【0112】
利用者は、入力部22を操作して、表示部24のタイトル入力画面上でMD10に録音する曲のタイトルを入力する。そして、利用者は、入力部22が備える所定キー(タイトル書込キー)を押下して、入力したタイトルを確定する。
【0113】
タイトル処理部21は、タイトル書込キーの押下により入力部22から供給される所定の信号に応答し、利用者が入力したタイトルを示すタイトル情報をタイトルメモリ23に記録する(ステップS705)。
【0114】
そして、タイトル処理部21は、上記と同様に、タイトルメモリ23に記録したタイトル情報を記録用のデータに変換し、記録用に変換したタイトル情報と、タイトル書込信号と、を記録装置1に送信して(ステップS706)、タイトルインプット処理を終了する。
【0115】
以上のように、録音モードがATRAC3モードである場合は、利用者がタイトルの入力する前に上記文字列(LP:)が入力される。これにより、タイトルの入力後に、録音モードの判別や上記文字列の入力スペースの有無等を判別することなく、利用者が入力したタイトルをUTOC情報に記録することができる。
【0116】
また、上記実施の形態では、ミニディスクレコーダに接続された再生装置から供給される音楽情報をMD10に記録する場合を示したが、マイクロフォンや通信ネットワーク等を介して供給される音楽情報をMD10に記録してもよい。
【0117】
また、上記実施の形態では、MD10を情報の記録先としたが、MD以外のもの(CDやハードディスク等)を情報の記録先としてもよい。
【0118】
また、記録する情報は、音楽情報に限らず、映像情報等を含むものであってもよい。
【0119】
また、本発明の装置は、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータにより実現することができる。例えば、コンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に記録して配布し、これをインストールしてOS上で実行することにより、この発明の装置を実現できる。また、上記プログラム及びデータは、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、コンピュータに、例えば搬送波に重畳してダウンロード等するものとしてもよい。
【0120】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によって、情報のタイトルを容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるミニディスクレコーダの構成図である。
【図2】MDが有する情報記録面の構成図である。
【図3】図1のミニディスクレコーダを構成するコントローラが行うタイトルコピー処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のタイトルコピー処理によって作成されるタイトルの例を示す図である。
【図5】図1のミニディスクレコーダを構成するタイトル処理部が行うタイトルインプット処理を示すフローチャートである。
【図6】図1のミニディスクレコーダを構成するタイトル処理部が行うタイトル修正処理を示すフローチャートである。
【図7】図1のミニディスクレコーダを構成するコントローラが行うタイトルコピー処理の他の例を示すフローチャートである。
【図8】図1のミニディスクレコーダを構成するコントローラが行うタイトルコピー処理の他の例を示すフローチャートである。
【図9】図1のミニディスクレコーダを構成するタイトル処理部が行うタイトルインプット処理の他の例を示すフローチャートである。
【図10】図1のミニディスクレコーダを構成するタイトル処理部が行うタイトルインプット処理の他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録装置
2 タイトル入力装置
10 MD
11 コントローラ
12 記録再生部
13 UTOC(User Table Of Contents)メモリ
14 タイトルメモリ
15 操作部
16 表示部
21 タイトル処理部
22 入力部
23 タイトルメモリ
24 表示部

Claims (7)

  1. 記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録手段と、
    前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録手段と、
    から構成され、
    前記タイトル記録手段は、
    前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別手段と、
    前記形式判別手段の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入手段と、を備え
    前記挿入手段は、
    前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記情報記録手段は、前記記録対象情報を第1の記録形式又は第2の記録形式で記録し、
    前記形式判別手段は、前記記録対象情報の記録形式が前記第1の記録形式であるか、前記第2の記録形式であるかを判別し、
    前記挿入手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、該記録対象情報が該第2の記録形式で記録されていることを示す所定の文字列を前記形式情報として前記タイトルの先頭に挿入する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 利用者の操作に従って、前記記録対象情報のタイトルを入力する入力手段をさらに備え、
    前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、前記文字列を挿入するためのスペースを予め確保し、該スペースに続けてタイトルを入力し、
    前記挿入手段は、前記入力手段が確保したスペースに前記文字列を挿入する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、利用者の操作に従って入力可能なタイトルの文字数を制限することにより、前記文字列を挿入するためのスペースを予め確保する、ことを特徴とする請求項に記載の情報記録装置。
  5. 前記挿入手段は、利用者の操作に従って、前記記録対象情報のタイトルを入力する入力手段を備え、
    前記入力手段は、前記形式判別手段が前記記録対象情報の記録形式は前記第2の記録形式であると判別した場合に、前記文字列を予め入力し、該文字列に続けてタイトルを入力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
  6. 記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録工程と、
    前記情報記録工程で記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録工程と、
    を備え、
    前記タイトル記録工程は、
    前記情報記録工程で記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別工程と、
    前記形式判別工程の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入工程と、を備え
    前記挿入工程は、
    前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、
    ことを特徴とする情報記録方法。
  7. コンピュータを、
    記録対象の情報を所定の記録形式で所定の記録先に記録する情報記録手段と、
    前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報のタイトルを示すタイトル情報を前記記録先に記録するタイトル記録手段と、
    から構成され、
    前記タイトル記録手段は、
    前記情報記録手段が記録する前記記録対象情報の記録形式を判別する形式判別手段と、
    前記形式判別手段の判別結果に応じて、前記記録対象情報の記録形式に関する形式情報を、前記タイトル情報が示すタイトルの先頭に挿入する挿入手段と、を備え
    前記挿入手段は、
    前記タイトル情報に前記形式情報を加えた文字数が、入力可能な最大文字数を超えるか否かを判別し、該文字数が該入力可能な最大文字数を超えると判別したときに、前記タイトル情報が示すタイトルの最後尾から所定の文字数を削除して、前記形式情報を挿入するスペースを生成する、
    ことを特徴とする情報記録装置として機能させるためのプログラム。
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