JP3642861B2 - 自動ケーブル・タイ取り付け工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、個々のケーブル・タイをワイヤー等の束に自動的に付与する工具、具体的には、ケーブル・タイの前進機構として、ロッドに沿って長手方向に形成されたら旋溝を有する回転複動のロッドを利用する、持ち運び型の自動ケーブル・タイ付与工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
相互に接続したケーブル・タイのリボンから分離された個々のケーブル・タイをワイヤー束の周りに付与する異なる工具が多数、公知である。各ケーブル・タイをケーブルから分離させる機構が工具自体の内部にあれば、この型式の工具は持ち運び型とすることが可能である。このため、制御可能な長さの個々のケーブル・タイ・リボンは、持ち運び型工具内に配置されており、この工具が順次、各ケーブル・タイを分離し、前進させ且つワイヤー束に付与する。従来の自動ケーブル・タイ取り付け工具は、ケーブル・タイをワイヤー束の周りの付与位置に搬送する、ケーブル・タイの前進機構として、プッシュ・ロッド又はキャリッジのような各種の往復運動機構を利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この型式の工具は、次のケーブル・タイを搬送する位置にするため、往復運動型部材を後退させる必要があるため、依然として、欠点がある。故に、このケーブル・タイの前進機構を簡易化するならば、全体としての工具の複雑さが著しく軽減される。更に、往復運動型の搬送機構が不要となれば、より長さが短く且つ使用する可動部品数の少ない工具とすることが可能となる。
【0004】
また、往復運動型部材、又はその他のより複雑な前進機構を使用する従来技術の工具は、内部の歯車と共に作用する、複雑で且つ精密なタイミング機構を必要とし、このため、単一長さのケーブル・タイにしか使用出来ない。
【0005】
従来技術の工具の別の問題点は、ワイヤー束が過度に大きいか、又は、付与工具の前面ジョー内に適正に位置していないときでも、同様にケーブル・タイを工具内で前進させ得るが、このため、誤送り動作をして、その結果、問題が生じ、また、その修正に時間がかかることになる。
【0006】
故に、本発明の一つの目的は、改良されたケーブル・タイの前進機構を有するケーブル・タイ付与工具を提供することである。
【0007】
本発明の別の目的は、ケーブル・タイの誤送り動作防止機構を有するケーブル・タイの取り付け工具を提供することである。
【0008】
本発明の更に別の目的は、長さの異なるケーブル・タイを付与するために容易に使用することの出来るケーブル・タイの取り付け工具を提供することである。
【0009】
上記及びその他の目的、並びに以下の説明から明らかになるであろう、従来技術に優るその有利な点は、以下に説明する手段によって達成される。
【0010】
【課題を解決するための手段】
全体として、本発明のケーブル・タイ付与工具は、ケーブル・タイをワイヤー束の周りで支持し且つ包み込むケーブル・タイ位置決め手段と、ケーブル・タイを受け取り且つケーブル・タイ位置決め手段まで前進させる、ケーブル・タイ受け取り手段と、ケーブル・タイをワイヤー束の周りで締め付け且つ余分なストラップを除去する締め付け・切断手段と、ケーブル・タイを受け取り手段から位置決め手段まで搬送するケーブル・タイ前進手段とを備え、該ケーブル前進機構がケーブル・タイの頂部に係合するら旋溝を有する回転被動ロッドを備えるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の思想を具体化する持ち運び型の自動ケーブル・タイ取り付け工具は、全体として、添付図面に符号40で示してある。
【0012】
全体として、この型式の工具40は、従来技術のものと同様であり、その従来技術の例としては、例えば、その内容を引用して本明細書の一部にした米国特許第5,205,328号に記載されたような、当該出願人と共有譲受人であるパンディット・コーポレーション(Panduit Corp.)が製造し、「連続成形によるリール送りケーブル・タイ(Continuously Molded,Reel−fed Cable Ties)、PLT1M、又はPLT1.5M−XMR」として、このパンディット・コーポレーションからリボンの形態で販売され、また、その内容を引用して本明細書の一部とした、米国特許第4,498,506号に記載されたケーブル・タイを付与することを目的とするものがある。図4及び図5に示すように、一体に形成されたケーブル・タイのリボン31は、その頂部33にてストリップ部分36に個々に接続された平行なケーブル・タイ32を複数、備えており、該ケーブル・タイ32の各々のストラップ35は、ストリップ部分36の長さに対して垂直方向に伸長している。リボン31の長さに沿って伸長するストリップ部分36は、該ストリップ部分36の平坦な両面に形成された整合ガイド37を備えており、該ガイド37は、リボン31を正確に横方向に位置決めするための整合通路38を画成する。工具40は、ケーブル・タイ32をワイヤーの周りに付与して、図1に示すようなワイヤー束30を形成する。
【0013】
図1に示すように、工具40は、全体として、工具ハンドル43と、工具40の作用機構を含む工具本体42とを略包み込む、工具ハウジング41を備えている。取り外し可能なバッテリ・パック140が工具ハンドル43の基部にて工具40に取り付けられている。タイ突出し孔(図示せず)を通じて工具40から突き出された、切断後のストラップ端を回収するための余分ストラップのコレクタ145が工具本体42の頂部に取り付けられている。また、工具40には、ケーブル・タイ32をワイヤー束30の周りに位置決めする上方ジョー50と、下方ジョー51と、これらのジョー50、51をワイヤー束30の周りで閉じ且つ工具40によりケーブル・タイ32を付与すべく工具の制御回路を作用させるトリガー44及びスイッチ機構46(図示せず)とを備えている。
【0014】
工具40は、次の機構を備えている。即ち、ケーブル・タイ・リボンを受け取り、該リボンを位置決めし、先端のケーブル・タイをリボンから切断し、次に、前進させるために先端のケーブル・タイを位置決めする、ケーブル・タイ受け取り機構60(図6及び図8)と、先端のケーブル・タイをケーブル・タイ受け取り機構60から前進させるケーブル・タイ前進機構90(図11及び図12)と、ケーブル・タイをケーブル・タイ前進機構90から受け取り、ケーブル・タイをワイヤー束の周りに位置決めし、ストラップ端をケーブル・タイの係止頂部を通じて挿入するケーブル・タイの位置決め機構130(図12及び図16)と、ケーブル・タイを係止頂部に形成された開口を通じて進め、ケーブル・タイをワイヤー束の周りで締め付けて所望の張力状態にし、また、余分なケーブル・タイのストラップを切断する、ケーブル・タイの締め付け・切断機構100(図13、図17、図18)とを備えている。
【0015】
工具40の機構は、該工具40内に取り付けた単一のモータ80によって作動される。図12に示すように、モータ80は、ギヤ・ボックス85及び撓み継手78を通じて前部駆動シャフト81を駆動し、この駆動シャフトは、出力ベベル歯車83を駆動する一方、このベベル歯車は、中間歯車を通じて前部駆動歯車84を駆動する。また、モータ80は、後部駆動シャフト89を駆動する一方、該シャフトは、オーガ駆動歯車86を駆動する。
【0016】
図6及び図8に示すように、ケーブル・タイ受け取り機構60は、回転可能に取り付けられたケーブル・タイ受け取りドラム61を備えており、該ドラムは、周方向に離間した複数の長手方向のケーブル・タイ保持通路62と、独立的な各ケーブル・タイ32をケーブル・タイ・ストリップ36から分離させるべく、受け取りドラム61(図6)の後端に隣接する位置に配置されたケーブル・タイ・ストリップ切断ブレード68と、受け取りドラム61(図8)の前端に配置されたラチェット組立体74であって、カム作動されて、ドラム61を増分的に回転させ、通路62の一つ内に配置された各ケーブル・タイ32を順次、位置決めして前進させる(図8乃至図10)該ラチェット組立体74とを備えている。ドラム61に隣接して工具フレームに取り付けられたドラム・カバー63が通路62の先端の半分を包み込み、その内部にケーブル・タイ32を収容する。
【0017】
図6に図示するように、ドラム・カバー63に取り付けられたケーブル・タイ・ストリップ・ブレード68は、カム面67を備えており、また、該ストリップ・ブレードは、先端のタイ32をケーブル・タイ・リボン31のタイ・ストリップ35から切断し得るように配置されている。該カム面67は、ブレード68の前方の位置に配置されており、ケーブル・タイの頂部33を半径方向内方に曲げて、ドラム61の周りで周方向に形成された逃がしスペース95内に入れる(図12参照)。
【0018】
図8乃至図10に最も良く示すように、ラチェット組立体74は、ケーブル・タイ受け取りドラム61を増分的に回転させて、各通路62を先端ケーブル・タイ32を工具40内で前進させる位置に順次、位置決めし得る構造としてある。全体として、該ラチェット組立体74は、ドラム61の内壁に形成された複数のカム70の一つに係合して、ドラム61が先端ケーブル・タイ32を前進させる位置となる迄、ドラム61を回転させるラチェット爪69を有するラチェット取り付け部64を備えている。
【0019】
図2、図7、図11、図12に示すように、ケーブル・タイ前進機構90は、ら旋ねじ状のパターンにて形成されたケーブル・タイの搬送溝93を有する回転オーガ・ロッド91を備えている。該オーガ・ロッドは、受け取りドラム61の頂部通路62の上方に位置するように該受け取りドラム61の上方に亙って配置されており、このため、該オーガ・ロッド91が回転すると、頂部通路62内に配置された先端ケーブル・タイ32に係合し且つそのケーブル・タイ32をケーブル・タイの締め付け・切断機構100に前進させることが可能となる。モータ80が後部駆動シャフト89を回転させる一方、該駆動シャフトは、オーガ・駆動歯車86を駆動し、また、該駆動歯車は、中間歯車87を通じてオーガ・ロッド91を回転させる。搬送通路62は、後端に形成された凹所94を有しており、受け取り機構60のラチェット組立体74により、ドラム61の上に配置されたケーブル・タイ32の頂部33の真上の位置となるようにしてある。頂部33が内方に曲がって逃がしスペース95に入ると、オーガ・ロッド91は回転し、該頂部33は、搬送溝93の開始部分に形成された逃がし休止部分94と整合する位置となる。
【0020】
図13乃至図18に図示するように、ケーブル・タイの締め付け・切断機構100は、前部駆動歯車84を備えており、該駆動歯車は、出力ベベル歯車83により駆動され、また、該出力ベベル歯車は、ギヤボックス85及び撓み継手78を通じて、モータ80の前部駆動シャフト81により回転される。前部駆動歯車84は、一連の中間のタイミング歯車及びシャフトを通じて作用して、前部ジョー駆動歯車101及びグリッパ駆動歯車122を回転させ、上方ジョー50の閉鎖を制御し、ケーブル・タイ32を前進させ且つストラップ35を付勢してグリッパ歯車120と係合させる一方、該グリッパ歯車は、ストラップ35を束30の周りにきつく引き付ける。また、グリッパ歯車の歯及び切断ブレード118には、張力調節組立体110が機械的に連結されており、このため、所望の張力に達すると、締め付け組立体110が切断リンク117を作動させて、ブレード118により余分なタイ・ストラップ35を切断する。
【0021】
工具40の作用は次の通りである。図1に示すように、リボン31をケーブル・タイ受け取りドラム61内に案内するU字形のリボン・ガイド55の軌道内にケーブル・タイ・リボン31を挿入する。ガイド55の使用が好ましいが、ガイド55を使用せずに、リボン31のストリップをドラム61内に単に挿入するだけで工具40を作動させるようにしてもよい。
【0022】
下方ジョー51及び上方ジョー50は、通常、開放位置にあり、図12に示すように、定着すべき物品の周りの位置にある。トリガー44を後方に引っ張ると、トリガー連結機構48が下方ジョー51を付勢して枢動させ、図15に示すように、下方ジョー51及び上方ジョー50が閉じて束30を包み込む。
【0023】
トリガー44を押して、下方ジョー51が束30の周りで上方ジョー50に対して閉じると、トリガー44の後側部に配置された作動ブレード45が光センサ46に達し、該光センサが工具制御回路(図示せず)を作動させて、作動サイクルを開始させる。以下により詳細に説明するように、ラチェットによる再設定機構の結果、その前の作動サイクルが終了したとき、先端ケーブル・タイ32は、既に前進すべき位置にある。
【0024】
この作動サイクルが作動されると、モータ80は、ギヤ・ボックス85及び撓み継手78を通じて前部駆動シャフト81を回転させ、工具の前端を作動させ、また、これと同時に、工具駆動シャフト89を回転させてオーガ駆動歯車86を作動させる。中間タイミング歯車87を通じてオーガ駆動歯車86により駆動されるオーガ・ロッド91が回転する。図11及び図12に図示するように、ロッド91がタイ32の上方で回転すると、逃がし休止部分94が頂部33に達したときに、該頂部が逃がし休止部分94内まで上方に曲がり得るように内方に撓んだ頂部33は、搬送溝93に係合する。オーガの回転が続行すると、通路内に配置され且つロッド91による回転が阻止されたタイ32は、ドラム61のタイ保持通路62に略対応するタイ・ガイド通路97に沿ってら旋状に形成された溝93により長手方向に前進され、図16に図示するように、頂部33は、頂部のストッパ136に達する。この時点でタイ・ストラップ35が閉鎖した上方ジョー50及び下方ジョー51の内部に形成されたジョー通路52、53内に配置され、このため、タイ32は、束30の周りに位置し、また、ストラップ35は、ケーブル・タイ32の頂部開口部34に隣接する位置となる。ケーブル・タイ位置決め組立体130により、ストラップ35と開口部34との整合が実現される。
【0025】
図15、図16及び図19に最も良く図示するように、ケーブル・タイ位置決め組立体130は、ばね133及び枢着ピン134により前方且つ上方に弾性的に偏倚された、枢動可能に取り付けられた頂部リテーナ131を備えている。リテーナ部材131が工具40内に設けられ且つ掛止され(図19)、ケーブル・タイ32の経路に隣接し且つ該経路と整合したその上面がケーブル・タイ前進機構90により前進されるのを防止し、従って、前進するタイ32がリテーナ部材131に当たって、その掛止係合状態を解除すると(図15)、リテーナ部材131は下方に枢動して、ばね133により前方に押される。リテーナ部材131は、末端の位置決め溝132を備えており、また該リテーナ部材は、該リテーナ部材131が前方に押されたときに、位置決め溝132を下方ジョー51の内部ジョー通路53と整合させて、ケーブル・タイ32の先端を案内して図16に図示するように、ケーブル・タイ32の頂部の開口部34と整合させ得るように取り付けられている。
【0026】
図13及び図14に示すように、前部ジョー駆動歯車101は、駆動シャフト124により中間歯車107を介して駆動される一方、該駆動シャフト124は、グリッパ駆動シャフト歯車123及び中間歯車125を含む歯車の歯により駆動される。図13及び図14に示した締め付け・切断機構100は、次のようにタイミングが合わせてある。即ち、トリガー44を引っ張って工具40を作動させるその作動サイクル中、ケーブル・タイ32を前進させ且つ図16に示すように束30の周りでジョー50、51内に位置決めしたとき、前部ジョーの駆動歯車101と共に回転する前部ジョーのカム・ローラ102は、前部ジョーのカム・リンク103に係合して、該カム・リンク103を前方に押し、前部ジョー・レバー104を前方に付勢させるようなタイミングとする。その結果、上方ジョー50は、枢着ピン105を中心として枢動し、これにより、ストラップ35を開口部34を通じて進め、また、ストラップ35を付勢して、グリッパ歯車120(図17及び図20参照)と係合させる。本明細書に示した好適な実施例において、前部ジョーの駆動歯車101は、工具が一回転する毎に一回転し、また、ジョー50を全回転させるために、1/4回転するようにタイミングが設定される。過荷重ばね106は、過大寸法の束がジョー内にある場合、締め付け・切断機構100の詰まりを防止する。前部ジョーのカム・ローラ102が図20に示した前部ジョーの戻し伸長ばね108により、カム・リンク103を経て回転した後、上方ジョー50はその通常の位置に戻る。
【0027】
図17乃至図21に示すように、ケーブル・タイ32のストラップ35は、グリッパ歯車120と係合するように案内され、また、グリッパの戻りストッパ121と時計方向に連続的に回転するグリッパ歯車120との間で駆動され、ストラップ35をワイヤー30の周りできつく引っ張ることにより、ケーブル・タイ32に張力を付与する。
【0028】
図12乃至図18に図示するように、グリッパ歯車120に機械的に連結された張力調整組立体110は、張力制限ばね112を通じて所定の力を張力リテーナ・リンク113に付与し、このリンク113が並進されて、カム従動子115の回転を阻止し、このため、グリッパ歯車120がケーブル・タイ32のストラップ35を引っ張って、左側及び右側グリッパの回転止めリンク116の前方アームに付与される下向きの力を増大させるとき、その下向きの力が張力組立体により付与される力を上廻り、また、グリッパ歯車120がストラップ35を下方に移動させ、このストラップが、図18に示すように、左側及び右側グリッパ回転止めリンク116を反時計方向に枢動させる。図13及び図18に図示するように、グリッパ回転止めリンク116が回転するとき、これらのリンクは、頂部リテーナ131に取り付けられたピンを引っ張り、該ピンを後方位置に動かし、また、リンク116も切断リンク117を引っ張り、この切断リンクにより、切断ブレード118は、締め付けたタイから余分なストラップを切断する。余分なタイ・ストラップが切断されると、戻しばね112は、回転止めリンク116を付勢して所定位置に戻し、また、カム従動子115を回転止め114と係合させる。この回転止め114の復帰により、センサ126は、回転止め114の後側部に設けられた作動ブレード127を介して作用して、制御回路に対してタイ・ストラップが切断され、また、作動サイクルが良好に完了したことを示す。グリッパ歯車120が回転を続けると、切断されたストラップは、突出し孔(図示せず)からストラップ・コレクタ145内に押し込まれる。
【0029】
図20及び図21に示すように、工具40は、また、位置決めディスク138を有しており、この位置決めディスクは、タイミング制御切欠き139を有し、また、該位置決めディスクは、工具が一回転する毎に一回転するように、タイミングが設定されている。該位置決めディスク138の回転は、次のようにタイミングが設定されている。即ち、センサ137が最初に切欠き139を検出したとき、回路がモータ80に対し速度を遅くするように命令し、光センサ137が切欠き139の端部にてディスク138の第二の端部を検出して、前部ジョーがその最初の位置に戻ったことを示すとき、回路は、モータ80の方向を逆にするようなタイミングとされている。モータ80の方向が逆になると、ラチェット組立体74が作用して、次のケーブル・タイ32をドラム61の頂部通路62に位置決めする。
【0030】
ケーブル・タイ32が前部ジョー50、51まで前進する間にドラム61が静止したままであるように滑動しているシャフト81の周りに配置されたワン・ウェイ・クラッチ82は、図8乃至図10に示したラチェット組立体74により、、前部駆動シャフト81に係合して、ラチェット取り付け具64を回転させることを許容する。ラチェット取り付け部64が時計方向(工具40の前部から見て)に回転すると、ラチェット爪69がドラム61の内部の周りで周方向に形成されたカム面70にてドラム61に係合して、ドラム61を時計方向に回転させ、次のケーブル・タイ32を前進機構90に対して位置決めする。図9に示すように、ラチェット爪69がラチェットのストッパピン72に達すると、ドラム61は、十分に回転して、先端のケーブル・タイ32を適正に位置決めし、ドラム61を停止させる。ラチェット取り付け部のピン65は、ラチェット取り付け部のセンサ66に達し、このセンサは、工具40が次のサイクルの用意が出来たときに、モータ80を停止させる。丁度、位置決めされたケーブル・タイ32が前進するように、トリガー作動ブレード45が次のサイクルを作動させたとき、ラチェット爪69は解放され、ラチェット取り付け部の戻しばね71が自動的に次の作動の用意をして、ラチェット爪69を図10に示すように、次のサイクルに戻す。また、後退防止ラチェット爪73は、カム面70に嵌入し、ラチェット取り付け部64が次の作動の用意をするとき、ドラム61が後方に戻るのを防止する。
【0031】
上述したように、先端ケーブル・タイ32をドラム61の頂部溝62内に配置する間に、リボン31の後端のケーブル・タイ32は、切断ブレード68を経て前進され、各タイ32をストリップ36から切断し、また、頂部33を半径方向内方に曲げる。このため、タイ32がケーブル・タイ受け取りドラム61の頂部に配置されたとき、該タイは、オーガロッド91の搬送溝93の逃がし休止部94と整合される。図12に示すように、タイ・頂部33がドラム61の周りで周方向に形成された逃がしスペース95内に下方に曲がるため、ケーブル・タイ32が頂部通路62の位置に達するとき、搬送溝の逃がし休止部94を正確にタイミングを合わせる必要がなくて、タイ32をドラム61の頂部通路62内に配置することを可能となる。
【0032】
図22に示すように、工具40が作動する間に、束が過大であったり、又は、開放したジョー内で非整合状態になった場合のように、下方ジョー51が束30の周りで適正に閉じないとき、下方ジョー51の端部は、上方ジョー50と係合せず、ワイヤー束30の周りで閉じた位置に完全に達する。この場合、トリガー44は、その完全な動作を完了せず、作動ブレード45は、光センサ46に達せず、一方、該光センサは、モータ80を回転させ、ケーブル・タイの前進及び締め付けを行わせる工具の制御回路を作動させない。この構成は、工具40がケーブル・タイ32を付与するため適正に配置されていないときに、ケーブル・タイ32の送り誤動作を防止する点で重要である。
【0033】
更に、工具の作動サイクルのタイミングは、ケーブル・タイの長さに無関係であり、また、歯車装置内に機械的に設定されるため、上方及び下方ジョーを交換する以外に、長さの異なるケーブル・タイを使用するとき工具を作動させるための調節が不要である。図23に示すように、より長いケーブル・タイの場合、ねじを取り外し、また、新しいジョー50A、51Aをジョー継手150、151内に再度取り付けることにより、ジョー50、51に代えて、ジョー50A、51Aを使用することが容易に可能である。
【0034】
本発明の特定の実施例に関して図示し且つ説明したが、その広い特徴から逸脱せずに、その変更及び修正が可能であることが当業者に明らかであろう。上記の説明及び添付図面に示した事項は、単に一例として挙げたものであり、何ら限定的なものではない。本発明の実際の範囲は、従来技術に基づいてその適正な範囲で考慮するとき、特許請求の範囲により判断されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の思想を具体化する持ち運び型の自動ケーブル・タイ取り付け工具の斜視図である。
【図2】ハウジングを除去した状態で示す図1における工具本体の第一の側部の側面図である。
【図3】ハウジングを除去した状態で示す図1における工具本体の第二の側部の側面図である。
【図4】図1の工具により付与されたケーブル・タイ・リボンの平面図である。
【図5】図4の線5−5に沿った断面図である。
【図6】図1の工具の受け取り機構の断面図である。
【図7】図2の線7−7に沿ったオーガ供給機構の歯車の背面図である。
【図8】図2の線8−8に沿った図1の工具の受け取り機構の断面図である。
【図9】図2の線8−8に沿った図1の工具の受け取り機構の断面図である。
【図10】図2の線8−8に沿った図1の工具の受け取り機構の断面図である。
【図11】前進機構及びその歯車を示す図1の工具の部分側面図である。
【図12】ケーブル・タイをケーブル・タイ前進機構内に装填しようとする状態を示す図1の工具の工具本体の一部断面図とした側面図である。
【図13】図1の工具の前部ジョー機構及び歯車の斜視図である。
【図14】図13の前部ジョー機構及び歯車の分解斜視図である。
【図15】ケーブル・タイが締め付け・切断機構に前進するときの工具の前進・位置決め機構及びその歯車を示す図1における工具の前部の部分側面図である。
【図16】ケーブル・タイが締め付け・切断機構に達するとき、工具の前進・位置決め機構及びその歯車を示す図1における工具の前部の部分側面図である。
【図17】工具の締め付け・切断機構を示す図1の工具前部の部分側面図である。
【図18】工具の切断機構を示す図1における工具の前部の部分側面図である。
【図19】余分なストラップを切断した後の工具のジョーにより束を解放する状態を示す図1における工具の前部の部分側面図である。
【図20】工具の締め付け・切断機構のタイミング組立体を示す図1における工具の前部の第二の側部の部分側面図である。
【図21】工具の締め付け・切断機構のタイミング組立体を示す図1における工具の前部の第二の側部の部分側面図である。
【図22】図1の工具の送り誤動作防止機構の部分側面図である。
【図23】図1の工具の互換可能な前部ジョー組立体の分解斜視図である。
【符号の説明】
30 ワイヤー束 31 ケーブル・タイのリボン
32 ケーブル・タイ 33 リボンの頂部
34 ケーブル・タイの頂部開口部
35 リボンのタイ・ストリップ 36 ストリップ部分
37 整合ガイド 38 整合通路
40 工具 41 工具ハウジング
42 工具本体 43 工具ハンドル
44 トリガー 45 作動ブレード
46 光センサ 47 トリガー連結機構
50、50A 上方ジョー 51、51A 下方ジョー
52、53 ジョー通路 55 U字形リボン・ガイド
60 ケーブル・タイ受け取り機構
61 ケーブル・タイ受け取りドラム
62 ケーブル・タイ保持通路/搬送溝
63 ドラム・カバー 64 ラチェット取り付け具
65 ラチェット取り付けピン 66 ラチェット取り付けセンサ
67 カム面
68 ケーブル・タイ・ストリップ切断ブレード
69 ラチェット爪 70 カム
74 ラチェット組立体 78 撓み継手
80 工具のモータ 81 前面駆動シャフト
82 ワン・ウェイ・クラッチ 83 出力ベベル歯車
84 前面駆動歯車 85 ギヤ・ボックス
86 オーガ駆動歯車 87 中間歯車
89 後部駆動シャフト 90 ケーブル・タイ前進機構
91 回転オーガ・ロッド 93 ケーブル・タイ搬送溝
94 搬送溝の凹所 95 逃がしスペース
97 タイ・ガイド通路 98 オーガ・ロッド
100 締め付け・切断機構 101 正面ジョー駆動歯車
102 前面ジョー・カム・ローラ
103 前面ジョー・カム・リンク
104 前部ジョー・レバー 105枢着ピン
106 過荷重ばね 107 中間歯車
108 前部ジョー戻し伸長ばね 110 張力調節組立体
112 張力制限ばね/戻しばね 113 張力リテーナ・リンク
114 固定具 115 カム従動子
116 左側及び右側グリッパ固定リンク
117 切断リンク 118 切断ブレード
120 グリッパ歯車 121 グリッパ後方ストッパ
122 グリッパ駆動歯車 124 駆動シャフト
125 グリッパ駆動シャフト歯車
126 センサ 127 作動ブレード
130 ケーブル・タイ位置決め機構(組立体)
131 頂部リテーナ/リテーナ部材
132 位置決め溝 133 ばね
134 枢着ピン 136 頂部ストッパ
137 光センサ 138 位置ディスク
139 タイミング制御切欠き 140 バッテリ・パック
145 ストラップ・コレクタ 150、151 ジョー継手

Claims (17)

  1. 個々のケーブル・タイをワイヤー束等の周りに締着する自動ケーブル・タイ取り付け工具であって、
    前記ケーブル・タイを前記ケーブル束の周りに位置決めするケーブル・タイ位置決め手段と、
    前記ケーブル・タイを受け取った後、該ケーブル・タイを位置決めして前記ケーブル・タイ位置決め手段へ送り出せるようにするケーブル・タイ受け取り手段と、
    前記ケーブル・タイを前記ケーブル束の周りに締着させると共にストラップの余分な部分を除去する締め付け・切断手段と、
    前記ケーブル・タイを前記ケーブル・タイ受け取り手段から前記ケーブル・タイ位置決め手段へ送出するケーブル・タイ前進手段とを備え、
    前記ケーブル・タイ前進手段は、ら旋溝が形成された回転オーガ・ロッドを有し、該ら旋溝は前記ケーブル・タイの頂部に係合することを特徴とする自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  2. 前記ケーブル・タイ受け取り手段は、回転可能に取り付けられたケーブル・タイ受け取りドラムを備え、該ケーブル・タイ受け取りドラムは複数のケーブル・タイ保持通路を有し、該ケーブル・タイ保持通路は該ケーブル・タイ受け取りドラムの周方向に離間して形成され且つ該ドラムの長手方向に延在する請求項1に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  3. 前記回転オーガ・ロッドは、前記複数のケーブル・タイ保持通路の中で頂部に位置する保持通路の上方に配置された請求項2に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  4. 前記回転オーガ・ロッドは、前記ら旋溝が前記ケーブル・タイを受け取る側の一端に凹状休止部を有し、もって、該凹状休止部は、前記複数のケーブル・タイ保持通路の中で頂部に位置する保持通路の直上に位置し、前記回転オーガ・ロッドが回転すると、前記ケーブル・タイの頂部に係合する請求項1に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  5. 前記ケーブル・タイ受け取り手段はカム面及び逃がしスペースを有し、前記カム面は、先頭に位置するケーブル・タイの頂部を撓曲させて前記逃がしスペース内に挿入し、もって、前記回転オーガ・ロッドが回転すると該ケーブル・タイの頂部が前記凹状休止部に整合する請求項4に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  6. 前記ケーブル・タイ前進手段と前記締め付け・切断手段は共に単一の電気モータによって駆動される請求項1に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  7. 前記工具に着脱可能に取り付けられたバッテリ・パックを更に備える請求項1に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  8. ストラップ及びストラップ係止頂部を有するケーブル・タイをワイヤー束の周りに締着する自動ケーブル・タイ取り付け工具であって、
    工具本体と、
    該工具本体を囲繞するハウジングと、
    前記ケーブル・タイを受け取って前記ワイヤー束の周囲に位置決めする上方ジョー及び下方ジョーと、
    前記工具本体に回転可能に取り付けられた受け取りドラムと、
    回転オーガ・ロッドと、
    前記ケーブル・タイを前記ワイヤー束の周囲に締着させると共に締め付けたケーブル・タイのストラップの余分な部分を切除する締め付け・切断手段とを備え、
    前記受け取りドラムは複数のケーブル・タイ保持通路を有し、該複数のケーブル・タイ保持通路は該受け取りドラムの周方向に離間して延在すると共に、前記ケーブル・タイを受け取ると、そのストラップ係止頂部を後方に配置した状態で、前記複数のケーブル・タイ保持通路の中の頂部に位置する保持通路に順次位置決めし、
    前記回転オーガ・ロッドはら旋溝を有し、該ら旋溝の一端には凹状休止部が設けられ、該凹状休止部は、前記複数のケーブル・タイ保持通路の中で頂部に位置する保持通路の上方に位置し、もって、前記回転オーガ・ロッドが回転すると該凹状休止部が該ストラップ係止頂部に整合して、前記ケーブル・タイが前記上方ジョー及び前記下方ジョー側へ送出されることを特徴とする自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  9. 前記ら旋溝は、前記凹状休止部から前記回転オーガ・ロッドの長手方向に沿って頂部ストッパまで延在し、該頂部ストッパは前記ケーブル・タイを前記上方ジョー及び前記下方ジョー内に位置決めする請求項8に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  10. 前記受け取りドラムに隣接した位置にカム面が設けられ、該カム面は、先頭に位置するケーブル・タイの頂部を径方向内方に撓曲させて該ドラムの周方向に形成された逃がしスペース内に挿入し、もって、前記回転オーガ・ロッドが回転すると、前記ケーブル・タイの頂部は前記凹状休止部に整合する請求項9に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  11. 前記回転オーガ・ロッドと前記締め付け・切断手段は単一の電気モータによって駆動される請求項8に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  12. 前記工具に着脱可能に取り付けられたバッテリ・パックを更に備える請求項8に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  13. 連続的なリボン状に形成されると共に各々がストラップ及びストラップ係止頂部を有するケーブル・タイをワイヤー束等の周囲に締着する、持ち運び型の自動ケーブル・タイ取り付け工具であって、
    前記ケーブル・タイを前記ワイヤー束の周りに位置決めする上方ジョー及び下方ジョーと、
    前記リボン状のケーブル・タイを受け取って、その先頭に位置するケーブル・タイを切り離し、該切り離したケーブル・タイを前記上方ジョー及び前記下方ジョー側へ送り出せるように位置決めするケーブル・タイ受け取り手段、
    前記ケーブル・タイを前記ワイヤー束の周囲に締着すると共に、該締着したケーブル・タイのストラップの余分な部分を切除する締め付け・切断手段と、
    前記ケーブル・タイを前記ケーブル・タイ受け取り手段から前記締め付け・切断手段へ送出するケーブル・タイ前進手段とを備え、
    前記ケーブル・タイ前進手段は回転オーガ・ロッドを備え、該回転オーガ・ロッドはら旋溝を有し、該ら旋溝は前記ケーブル・タイの頂部に係合すると共に、該回転オーガ・ロッドが回転すると該ケーブル・タイを前記上方ジョー及び前記下方ジョー側へ送出することを特徴とする自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  14. 開放位置と閉鎖位置との間を移動自在で、通常該開放位置にある複数のジョーを前部側に備えると共に、ケーブル・タイをワイヤー束等の周囲に締着する自動ケーブル・タイ取り付け工具であって、
    前記ケーブル・タイを前記ジョー側へ自動的に送り出す自動ケーブル・タイ前進手段と、
    前記ジョーが前記閉鎖位置となる迄前記自動ケーブル・タイ前進手段が作動するのを阻止する手段とを具備し、
    前記自動ケーブル・タイ前進手段は回転オーガ・ロッドを備え、該回転オーガ・ロッドはら旋溝を有し、該ら旋溝は前記ケーブル・タイの頂部に係合することを特徴とする自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  15. 前記自動ケーブル・タイ前進手段の作動を阻止する手段は、トリガーと、該トリガーに連結されると共に前記ジョーの動きを制御するトリガー連結手段と、前記トリガーに設けられて前記工具の制御回路を作動させる作動ブレードと、前記工具内に配置されたセンサとを有し、前記トリガー連結手段は、前記ジョーが異物によって前記閉鎖位置への移動を妨げられた場合には、前記作動ブレードが前記センサに到達するのを阻止する請求項14に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  16. 個々のケーブル・タイをワイヤー束等の周りに締着する自動ケーブル・タイ取り付け工具であって、
    前記ケーブル・タイの長さに関係無く、該ケーブル・タイを結束位置まで前進させる前進手段と、
    個々のケーブル・タイをワイヤー束の周りで締め付け且つ余分なストラップを切除する上方ジョー及び下方ジョーとを有する結束手段と、
    前記ケーブル・タイの長さに関係無く、前記前進手段及び結束手段のタイミングを設定する手段と、
    前記ワイヤー束の周りに付与すべきケーブル・タイの長さに対応して、寸法の異なる上方ジョー及び下方ジョーを取り付けることを許容する互換可能なジョー手段とを備えることを特徴とする自動ケーブル・タイ取り付け工具。
  17. 前記ケーブル・タイ前進手段が、前記ケーブル・タイの頂部に係合するら旋溝を有する回転オーガ・ロッドを備える請求項16に記載の自動ケーブル・タイ取り付け工具。
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