JPH0858712A - 締付片用自動銃 - Google Patents

締付片用自動銃

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JPH0858712A
JPH0858712A JP7006634A JP663495A JPH0858712A JP H0858712 A JPH0858712 A JP H0858712A JP 7006634 A JP7006634 A JP 7006634A JP 663495 A JP663495 A JP 663495A JP H0858712 A JPH0858712 A JP H0858712A
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gate
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ウイリアム ティープ ジョン
Hans Paul
ハンス ポール
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Bowthorpe Hellerman Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルのような束のまわりに、可撓性のプ
ラスチック締付片を巻きつけるための、小型で軽量の締
付片用自動銃を提供する。 【構成】 締付片用自動銃は、締付片の帯を前進させる
割出し装置30と、帯から先頭の締付片を切り離す装置40
と、銃の前端に設けた、締付片のテールを案内して、テ
ールの自由端をテールのヘッドと係合させる装置57, 58
とゲート34とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平坦なテールと、前端
にある開口部つきヘッドとを有する可撓性のプラスチッ
ク締付片を、ケーブルのような束のまわりに巻きつける
ための自動銃に関する。
【0002】
【従来の技術】英国特許第2,072,614号明細書は、締付
片を互いに並べて配置してあり、かつ連結部材によって
連結されている帯、つまり、ベルトの形の締付片を送り
出す自動銃を、はじめて開示している。この構成は、銃
への送り出しについて、非常に大きい利点を有してい
る。なぜならば、締付片を帯の形に成形することがで
き、他の銃の場合のように、締付片を、個別にマガジン
内部に集積する必要がないからである。
【0003】英国特許第2,072,614号明細書に記載され
ている銃は、帯を、該帯の先頭の締付片が、横方向に段
階的に動いて、銃内の準備位置に来るように前進させる
割出し装置、帯から先頭の締付片を切断する装置、テー
ルを先頭とする準備位置にある締付片を銃からテールを
先頭にして送り出す装置、および締付片が銃から送り出
され、テールの自由端が開口部付きヘッドを通って、該
ヘッドに係合するように配置されるとき、締付片のテー
ルを、まとめるべき束のまわりに案内する、銃の前端に
ある装置を含んでいる。
【0004】さらに、この銃は、テールの自由端(一度
前記開口部付きヘッドを通り抜けたもの)に係合し、締
付片をまとめられる束のまわりに引張るために、前記自
由端を駆動する装置、前記ヘッドの後方で、テールを切
断するナイフ、および締付片の引張り応力が所定値に達
したとき、前記ナイフを作動させる引張り応力検出装置
を含んでいる。英国特許第2,072,614号明細書の図面に
示されている銃においては、銃から締付片を、テールを
先頭に押し出すために、往復押し棒がとりつけられてい
る。この押し棒には、テールの自由端(一度前記開口部
つきヘッドを通り抜けたもの)に係合し、押し棒の戻り
運動により、前記テールを、前記ヘッドを通して引張
り、前記締付片に引張り応力を与えるようになっている
装置がとりつけられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、押し棒の行程
に必要な長さのため銃は必然的に、望ましくないほど大
きな長さのものとなる。そのため、使用する時に、手で
持つことができるもの、したがって、小型で軽量のもの
が好ましいという要求が浮かんでくる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケーブ
ルのような束の回りに、可撓性のプラスチック製締付片
を巻きつけるための自動銃であって、各締付片が、平ら
なテールと、開口部付きのヘッドとを有し、前記銃が、
並べて連結された前記締付片の帯から供給を受けるよう
に構成されており、前記銃が、帯の先頭の締付片を横方
向に段階的に移動させて、銃内のテールを先頭にした準
備位置へ送るために、帯を前進させる割出し装置と、帯
から先頭の締付片を切離す装置と、テールの先頭が準備
位置にある締付片を、銃からテールを先頭として送り出
す装置と、締付片が銃から送り出されるとき、まとめる
べき束のまわりに、締付片のテールを案内し、テールの
自由端を、開口部付きヘッドに通して、これに係合させ
るように構成されており、かつ銃の前端に位置する装置
と、割出し装置に帯を案内するゲートとから成り、前記
ゲートが、帯のための入口スロットを有し、かつ受入れ
位置から動作位置に容易に変位させることができ、受入
れ位置においては、新しい帯の先導端を、前記入口スロ
ットからゲート内に挿入して、先頭の締付片が、ゲート
内の所定位置に配置されるようにすることができ、ゲー
トの動作位置への前記変位により、帯の先頭の締付片が
割出し装置に係合するようになっていることを特徴とす
る締付片用自動銃が提供される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付の図面を用い
て説明する。実施例は、本発明を限定するものではな
い。
【0008】(締付片の帯)図1および図2において、
締付片の帯(1)は、締付片(10)を有し、締付片(10)は、
狭いストリップ(12)(14)によって、並んだ状態に連結さ
れている。ストリップ(12)(14)は、線状に、それぞれテ
ール先端(18)と、締付片ヘッド(16)との間を通ってお
り、それぞれ、テールの先端(18)およびヘッド(16)と、
短いフィラメント(12a)(14a)によって連結されている。
【0009】各締付片において、テールは一連の横方向
ラチェットセレーション(22)が成形してある片側を有
し、またヘッド(16)が、テールの一端において突出して
いる。ヘッド(16)は、テールよりも幅が広くなってい
る。ヘッド(16)は、テールのセレーションを有する側か
ら、テール面と大体直交するように延びている開口部(2
6)を有している。
【0010】一連のセレーション(22)は、図示してある
ように、開口部(26)の入口側まで存在する。開口部(26)
の内側には、テールのラチェットセレーションと相補的
な歯を有する揺動式の爪(28)を成形してある。テールの
自由端が、開口部の入口側からヘッドを通り抜けると、
爪は、テールの自由通過を可能にするように、セレーシ
ョン上に乗る。しかし、テールの戻り運動は、ヘッド内
の爪とテール上のセレーションとのかみ合いによって防
止される。
【0011】(締付片用自動銃全般)図1および図2
は、帯から締付片を送り出すための自動銃を示す。この
銃は、軽量小型で、使用が容易であるという要件を満た
す携帯式のものである。
【0012】1台のモータが、唯一の動力装置であり、
電流は、別に取り付けてあるパワーパックから、通常の
リード線により、銃に供給される。そのため、この手持
ち銃の操作性には、きわめて僅かな制限しかない。ま
た、この制限を最小にするために、それぞれの締付片の
帯は、比較的短かく、例えば、各帯が、通常、20〜1
00個の締付片を有するようにするのが好ましい。その
ようにしても、新しい帯を銃に係合させる作業は、迅速
かつ容易であるので、問題はない。
【0013】図3〜図9には、銃の構造と動作の基本原
理を示す。この銃は、長い割出しドラム(30)(図3およ
び図4)を有し、このドラムの軸は、銃の前部から後部
に向いている。ドラム(30)は、回転自在軸に沿って間隔
を置いてとりつけてあるいくつかの円板を有している。
各円板の周縁には、間隔を置いて位置する5個の凹部(3
2)を設けてある。円板の凹部は、他の円板の凹部と同じ
位置にある。したがって、ドラムは、その周縁に沿う5
つの等間隔位置で、帯における連続する締付片を受容す
る。
【0014】図3に示すように、ゲート(34)は銃の片側
(前部から見て右側)に配置してあり、ドラム(30)より
も低い位置で軸(36)の回りに回動させることができる。
この回動は、手動により行われる。図3において、ゲー
トは、ドラムから離れており、受容位置にある。この受
容位置において、帯(1)をスロット(38)から、ゲート内
に挿入することができる。ゲートは、帯が入口スロット
(38)から挿入されるとき、帯を案内する案内通路を有し
ている。
【0015】この案内通路は、概ね下向きで、割出しド
ラムの右側に沿って、周縁を進むような弧になってい
る。ばねで押された旋回爪(39)が、ゲートの端部に配置
されている。また、固定切断ブレード(40)も、ゲートの
一端に取り付けられている。
【0016】新しい帯が挿入されると、先頭の締付片(1
0a)は押し下げられて、爪(39)を通過し、旋回爪(39)と
ブレード(40)との間に配置され、ブレード(40)は先頭の
締付片のフィラメント(12a)(14a)に接触する。図3に示
すような位置で、爪(39)は締付片(10a)が後戻りしない
ようにしている。
【0017】次に、ゲートはドラムの方向へ回転して、
自動的に停止する。このように留められることにより、
先頭の締付片(10a)は、図3に示すように、ドラムの底
より一段階上った位置、即ち時間の短針が6時を示す位
置より一段階上った位置において、凹部と係合する。銃
が作動すると、割出しドラムが1段階だけ回転し、先頭
の締付片を底の位置つまり6時の位置に運ぶ。この動作
によって、先頭の締付片は、ゲートの固定切断ブレード
(40)を通過するように動かされて、該締付片を、帯から
切離す。
【0018】帯のストリップ(12)(14)は、下向きにゲー
トの外へ案内される。帯は、締付片のテールが銃の前方
に向き、テールのセレーション側がドラム軸に面し、か
つヘッドがドラム軸から突出するように、ドラムと係合
する。したがって、一且、先頭の締付片が横方向に動い
て、ドラムの底つまり6時の位置に来ると、先頭の締付
片は、図4に示すように配置される。即ち、締付片(10
a)のテールは、銃の前方を向いており、テールのセレー
ション側は上に向き、締付片のヘッドは、下方に突出す
る。
【0019】これは、テールが先頭になった、銃内での
締付片の準備位置である。この準備位置内への運動にお
いて、締付片のテールは、刻み目のついたピンチホイー
ル(42)と、浮動盤(44)との間に挿入される。割出しドラ
ムの前方には、銃の前部から締付片のテールを先頭に駆
動するための主ピンチホイール(46)がある。ピンチホイ
ール(42)の目的は、締付片に初期動力を与えて、締付片
のテールを前進させ、主ピンチホイール(46)に係合させ
ることである。
【0020】ピンチホイール(42)は、テルの上側(セレ
ーション側)に作用をおよぼし、圧力板(44)はばねによ
って、上方に偏位されて、テールをピンチホイール(46)
に押しつける。主ピンチホイール(46)による締付片の前
進が行われている間に、圧力板(44)は、締付片のヘッド
によって押下げられ、締付片ヘッドが圧力板(44)を通過
できるようになる。
【0021】主ピンチホイール(46)は、締付片のテール
の横方向ラチェットセレーションと輪郭が相補的な歯(4
7)を備えている。これらの歯(47)は、締付片のセレーシ
ョンとかみ合って、ラックピニオン駆動の形で確実な駆
動を締付片に加える。カムホイール(48)が、主ピンチホ
イール(46)の下に配置されていて、通常は回転しないよ
うに固定されており、主ピンチホイールに対する反作用
面を与える。締付片は、主ピンチホイールとカムホイー
ルとの間を駆動される。
【0022】カムホイールは、円筒形の外側表面(50)を
有するリング(49)を有しており、リング(49)の、周縁部
分の一部は除去されている。リング(49)は、片側が円板
(51)に連結しており、円板(51)は、リング(49)よりも大
きな直径を有し、また、リング(49)の除去部分に対応す
るように、周縁部分に凹部(52)を設けてある。リング(4
9)のもう一方の側は開放されているが、その周縁には、
フランジ(53)がとりつけられている。
【0023】フランジ(53)はリングの円筒形の外側表面
(50)から、円板(51)の半径方向の外側部分と対応してい
る。円板(51)の半径方向外側部分(51a)と、リングの一
方の側の対応フランジ(53)とは締付片のテールよりも、
僅かに広い溝を形成し、このテールの通過を可能にする
(図6参照)。カムホイールは、図4〜図8において
は、通常の固定位置に示してあり、主ピンチホイール(4
6)に対する反作用表面は、凹部(52)に隣接する、リング
(49)の外側表面(50)である。
【0024】締付片は、そのヘッド(16)が到着するま
で、ピンチホイール(46)によって前進させることができ
る。締付片が、図5に示す位置に到着すると、ヘッド(1
6)が凹部(52)と係合して、触針(120)がヘッドの到着を
検知し、動力がカムホイールに伝達されて、カムホイー
ルを、図4〜図9に示すように、反時計回りに360°回
転させる。この回転により、凹部(52)の後端(54)が、締
付片のヘッドの外側端を支え、前進させる。
【0025】次に、回転が続くにつれて、湾曲遷移部(5
5)(円板の外側部分(51a)とフランジ(53)との両方に与え
てある)が締付片のヘッドの外側端を支え、さらに、締
付片を前方に押す。最後に、円板とフランジとの外側リ
ムが締付片のヘッドの外側端を支えて、前進を完了させ
る。この後、締付片は駆動され、通過部(56)の開口部(5
6a)を通って、図7に示すように、この開口部内に設け
たヘッド(16)により完成される。
【0026】銃の前部から、テールを先頭に駆動される
とき、締付片のテールは、ノーズ・ループ・ガイドに沿
って案内される。このガイドは、固定下部ガイド(57)と
上部ガイド(58)(これは巻こうとするケーブルの束のま
わりに閉じるために、(59)においてピボットで取り付け
てある)とからなっている。ガイド(57)(58)には、締付
片のテールを受けて側方への運動を抑えるための溝(57
a)(58a)が形成されている。最初、締付片のテールは、
下部ガイド(57)に沿って案内され、次に上部ガイド(58)
に沿って案内され、最後に通過部(56)の前部において、
下方に溝(60)内に案内される。
【0027】締付片駆動ステップの最後に、ヘッドは、
通し装置開口部(56a)内部に配置されるが、締付片のテ
ールの先端(18)は、締付片のヘッドから僅かに離れてい
て、締付片のヘッドを通る開口部(26)に対して下向きに
整列するようにされる。この段階にある締付片を図7に
示す。運転サイクルのこの時点において、動力は通し装
置要素に伝達され、締付片のヘッドを持上げるために、
該要素が持ち上げられる。テールの自由端は動くことが
できないので、締付片のヘッド持上げにより、テールが
ヘッド開口部(26)(ここにテールがかみ合う)を通さ
れ、ヘッドの下側から突出する(図8参照)。
【0028】次に、通し装置(56)は下降させられ、通常
の位置に戻る。このとき、締付片のヘッドとそのテール
の端部分とを運ぶ(締付片のテールは、ヘッド(16)内の
爪(28)とかみ合っている)。したがって、締付片のヘッ
ドの下側から突出しているテールの端部は、ピンチホイ
ール(61)と固定反作用板(62)との間のニップに、図9に
示すように挿入される。動力はピンチホイール(61)に伝
達され、テールがヘッドを通って下方に引張られる。し
たがって、締付片はケーブルの束のまわりに引張られ
る。
【0029】ピンチホイール(61)は、確実なラックピニ
オン型の駆動を与えるように、締付片のセレーションと
相補的な歯を有している。テールの引張り応力が所定の
大きさに達したとき、これを検知し、これに応答して、
動力を作動器に伝達するための装置がとりつけてある。
この作動器は、テールに対してカッターブレード(63)を
前進させ、該テールをヘッドの直下で切断する。
【0030】自動銃のすべての作動部材の動力源として
モータ(72)が設けられている。トリガー(75)を押すこと
により、銃が作動する。上部ガイド(58)を下方に回動
し、下部ガイド(57)と上部ガイド(58)を閉止する。ソレ
ノイド(85)が作動して、上部ガイド(58)をこの位置に停
止させる。また、モータ(72)を作動することにより、ド
ラム(30)を割出し可能にし、ピンチホイール(42)(46)、
カムホイール(48)、通過部(56)、ピンチホイール(61)、
カッタブレード(63)を駆動する。トリガー(75)を押す
と、タイミング回路が始動する。タイミング回路の遅延
の終期に、モータ(72)が停止し、ソレノイド(85)が非作
動となり、ノーズ・ループ・ガイドを開く。タイミング
回路の遅延は、銃の1サイクルの間である。即ち、ドラ
ム(30)が回転して図4の位置まで次の締付片を動かし、
その前の締付片を図6の位置まで進め、図8と図9の通
し装置を往復させ、締付片を引っ張って、図9の締付片
テールの遊端を切断する間である。
【0031】(締付片用自動銃の構成)図10〜図15
には、ケーシングを除去した状態の銃を示す。銃は、そ
の後部から前部まで延びる2つの平行プレート(70)(71)
を有するシャーシを備えている。該シャーシの後部上方
には、モータ(72)が銃の長さ方向を向く駆動軸(73)とと
もに取り付けられている。
【0032】通常のピストル握り型のハンドル(74)に
は、トリガー(75)が取り付けられている。このトリガー
は、銃の作動時に、巻きつけサイクルを開始させるため
のものである。ノーズ・ループ・ガイド(57)(58)が、シ
ャーシの前部に取り付けられている。プレート(70)の開
口部(これは、銃の前方から見て、シャーシの右側に沿
っている)には、割出しドラム(30)が配置されている。
ゲート(34)は、銃の右側に配置されている。
【0033】プレート(71)の外側に沿って(即ち、銃の
前部から見て、シャーシの左側に沿って)、トリガー(7
5)の押下げに応答して、上部ガイド(58)を下部ガイド(5
7)上に閉じるための連結機構(76)が配置されている。
【0034】2つの平行プレート(70)と(71)との間に
は、図4〜図9に関して説明したいろいろな駆動、通
し、引張り、および切断要素、即ち、初期ピンチホイー
ル(42)とその圧力板(44)、主ピンチホイール(46)とカム
輪(48)、通し装置(56)、引張りピンチホイール(61)と反
作用板(62)、およびテールカッターブレード(63)が配置
されている。また、プレート(70)と(71)との間には、割
出しドラムと、駆動ピンチホイール(42)(46)と、カムホ
イール(48)と、通し装置(56)を動かすための作動器と、
引張りホイール(61)と、テールカッターブレード(63)を
動かすための作動器とに動力を伝えるための機構が配置
されている。
【0035】(ノーズ・ループ・ガイドの閉鎖)図10
において、トリガー(75)を押すと、このトリガーは、回
転中心(77)のまわりに旋回する。アーム(78)は、トリガ
ー(75)によって支えられ、ピン(79)を通じて、主リンク
(80)を変位させる。したがって、リンク(81)(82)から成
る支柱を、ほぼ真直ぐに伸ばして、上部ガイド(58)をピ
ボット点(59)のまわりに旋回させることによって閉じ
る。
【0036】リンク(81)(82)は、互いに旋回し、下部リ
ンクは、プレート(71)および(中間点において)主リン
ク(80)にピボットで留めてあるということに注意すべき
である。上部リンク(82)は、上部ガイドの、後方に延び
る動作アーム(83)に軸で留めてある。アーム(78)は、マ
イクロスイッチ(84)を押してソレノイド(85)に電圧を加
える。ソレノイドの接極子(86)は、主リンク(80)に連結
してあって、該リンクを少しだけさらに変位させる。し
たがって、リンク(81)(82)の直線性を完全にし、上部ガ
イド(58)に加わる外力によって、該ガイドが開かれるこ
とがなくなる。
【0037】(割出しドラムの駆動)駆動軸(73)は、歯
車ケース(88)を通じて、軸(87)を駆動する(図11)。
軸(87)上の歯車(89)は、クラッチ(90)の入力部を駆動
し、該クラッチの出力部(91)は、割出しドラム(30)の後
端上の歯車(92)を駆動する(図4も参照)。このクラッ
チは、ばね巻き型のクラッチである。すなわち、このク
ラッチは、入力および出力要素上の円柱形ステムをとり
巻くつる巻ばね(93)を有する。このばねの一端は、出力
部に固定してあり、ばねの他端は、該ばねをとり囲んで
いる制御シリンダー(94)に固定してある。
【0038】この制御シリンダーが回転すると、ばねは
自由に縮んで、入力および出力要素の円柱形ステム上ま
で収縮し、したがって出力要素は、入力要素によって駆
動される(すなわち、クラッチがかみ合う)。マイクロ
スイッチ(84)が閉じると(トリガー(75)が押されたと
き)、モーター(72)に電圧がかかり、動力軸(87)、クラ
ッチ(90)を通じて、割出しドラムの歯車(92)に伝達され
る。しかし、クラッチの入力部が360°回転すると(制
御シリンダー(94)も360°回転する)、制御シリンダー
(94)の外側表面上のストップ(94a)(図9)が、ブレード
(96)の戻り止め(95)に達する。
【0039】戻り上め(95)は、ストップ(94a)に接して
制御シリンダーを停止させ、クラッチを外す。巻きばね
は、もはや、入力部およびや出力部の円柱形ステム上ま
で、自由に収縮することはできない。割出しドラムは、
1段階(1/5回転)だけ回転してから停止する。ブレー
ド(96)は、ソレノイド接極子に連結され、該ソレノイド
に電圧がかかったとき、点(97)のまわりに回転する。す
ると、戻り止めは、ストップ(94a)に接するまで、クラ
ッチ制御シリンダーの表面上をすべる。また、この戻り
止めは回転の方向にブレード(95)を変位させる作用を有
する。
【0040】運転サイクルの終りに、ソレノイドの電圧
印加がなくなると、ブレード(96)に作用しているばね(9
6a)は、クラッチからブレードを旋回によって離すが、
また図10の紙面に該当する平面からブレードを持上げ
る。したがって、ソレノイドに再び電圧が加わると、戻
り止め(15)は、ストップの背後でクラッチ制限シリンダ
ーに接触するので、制御シリンダーは自由に回転する。
【0041】(ピンチホイールの駆動)軸(87)は、歯車
(101)(102)を介して軸(100)に連結されている。軸(100)
には、クラウン歯車(103)がとりつけられており、かさ
歯車(104)に動力を伝達するようになっている。かさ歯
車(104)は、歯車(105)とともに固定され、クラウン歯車
(103)からの動力を歯車(105)に伝達する(図11および
図12)。歯車(105)は、クラッチ(107)の入力要素(10
6)に動力を伝え、入力要素(106)は、クラッチ(109)の入
力要素(108)に動力を伝える。
【0042】クラッチ(109)は、クラッチ(112)の入力要
素(111)に動力を伝える出力要素(110)を有している。こ
の入力要素(111)は、歯車(113)に連結されており、歯車
(113)は歯車(114)に連結されている。歯車(114)は、引
張りピンチホイール(61)の駆動軸上にある。主ピンチホ
ホイール(46)は、1個の歯車を支える軸により支えられ
ている。この歯車は、歯車(113)の頂部において、歯車
(113)とかみ合っている。
【0043】ピンチホイール(42)は、入力要素を歯車(1
10)にかみ合わせている歯車箱によって駆動される。し
たがって、モーターに電圧がかかっている間、動力は、
連続的にピンチホイール(42)に伝えられる。また動力
は、以下に説明するように、締付片の引張応力が所定の
大きさに達するまで、主ピンチホイール(46)と引張りピ
ンチホイール(61)にも、連続的に伝達される。
【0044】(カム輪の駆動)クラッチ(112)は、作動
すると、カムホイールに動力を伝達し、必要な360°ま
でのカムホイールの回転を行わせる。クラッチ(112)は
ばね巻きクラッチであり、出力要素(115)と、入力およ
び出力要素(111)(116)に連結されたつる巻きばね(116)
と、制御シリンダー(117)とを有している。通常、ラッ
チ(124)(下記参照)は、制御シリンダ(117)を出力要素
(116)との両方のくぼみに係合して、これらが回転する
のを防止している。したがって、クラッチは、通常係合
を解かれている。
【0045】締付片のヘッドがカムホイールに到着する
と、触針(120)はラッチをはずし、ラッチがはずされる
と、クラッチ(112)は、出力要素(116)によって動力をカ
ムホイール(48)に固定されている歯車(118)に伝達する
ために、係合状態になる。触針(120)は、カムホイール
のリング(49)内に配置されており、同一軸のまわりに独
立回転するようにとりつけてある。触針(120)は半径方
向面(121)を有し、この面は、締付片のヘッド(16)の前
端を打つ(ヘッドがカムホイールに接触しないうち
に)。そのため、触針(120)は、その軸のまわりに瞬間
的に回転する。
【0046】触針(120)は半径方向のスロット(122)を有
し、このスロットはラッチ(124)の制御アーム上のピン
(123)を受ける。触針(120)の瞬間的回転により、ラッチ
はピボット軸(125)のまわりに揺動し、かつ戻り止め(12
6)を、制御シリンダ(117)とクラッチ(112)の出力要素(1
16)とから解放する。
【0047】触針(120)は、カムホイールがヘッドを前
方に押すと、締付片のヘッドによって回される。したが
って、ヘッドは触針を通過することがでできる。そうす
ると、ラッチのピボット(125)のまわりに取り付けてあ
るバネ(127)が、ラッチを戻り方向に偏位させ、ピン(12
3)が触針(120)を通常位置に戻すように動く。
【0048】(通過部の駆動)自動銃の作動が始まる
と、クラッチ(107)は、通過部(56)を変位させるように
動く。クラッチ(107)は、ばね巻きクラッチであり、入
力および出力要素(106)(129)の円柱形ステムのまわりに
配置されたつる巻きばね(128)、およびばね(128)のまわ
りの制御シリンダー(130)を有している。通常、制御シ
リンダー(130)は、該制御シリンダーのくぼみに係合し
ているラッチレバー(131)によって、回転しないように
留められている(またクラッチは係合していない)。
【0049】カムクラッチ(112)の出力要素(115)が、36
0度の回転の終りに近づくと、出力要素(115)上の突起(1
32)がラッチレバー(131)を打ち、該レバーをピボット(1
33)のまわりに瞬間的に回転させ、かつラッチを、通過
クラッチ(107)の制御シリンダー(130)から外す。したが
って、このクラッチが係合し、該クラッチの出力要素(1
29)は、ラッチ(131)が再び制御シリンダー(130)のくぼ
みに係合しないうちに、360°駆動される。
【0050】出力要素(129)は、リンク(135)の一端に係
合している偏心ホイール(134)を有し、該リンクの上端
は、レバー(136)に連結されており、レバー(136)は、前
端において通過部(56)に連結されている。したがって、
偏心ホイール(134)の360°回転により、レバー(136)
は、ピボット(137)のまわりに最初上方に旋回し、次に
下方に旋回するため、前述のように、通過部は持ち上げ
られてから下げられる。
【0051】(テールカッターの駆動)クラッチ(109)
においては、入力および出力要素(108)(110)は、通常、
入力要素(108)の表面上の3つの突起(例えば、140)に
よって連結されている。これらの突起は、出力要素(11
0)の係合面のそれぞれのくぼみに係合している。これら
の突起と、対応する凹部とは、前記要素において等しく
ない角度に配置してある。したがって、これらの要素
は、入力要素(108)が出力要素(110)に対して所定の回転
位置にあるときだけ、互いに係合する。
【0052】ロッカー(142)が、プレート(70)の外側部
のピボット(143)に取り付けられており、引張りばね(14
4)がロッカー(142)とプレート(70)との間で作用する。
ねじ(145)は、引張りばね(144)により、ロッカー(142)
に加えられる回転力の調節を可能にする。ロッカー(14
2)は、引張りばねによって入力要素(108)がジャーナル
軸受で取り付けてある軸(146)の端に対して付勢され
る。引張られている締付片のテールにおいて、所定の引
張応力が生ずると、引張りピンチホイール(61)は、対応
する所定荷重を感ずる。
【0053】この荷重は、歯車(113)と(111)を通じて、
クラッチ(109)の出力要素(110)にフィードバックされ
る。従って、出力要素(110)上の荷重が、入力要素(108)
によって加えられる動力と十分に異なっている場合に
は、要素(108)と(110)は、要素(110)の係合くぼみ上の
相補的カム面(147)に達する要素(108)の突起(104)によ
って係合が解かれる。そのため、入力要素(108)は、軸
方向に変位する。この過程が生ずる荷重の値は、要素(1
08)と(110)を一緒に付勢する軸方向によって定まり、こ
の力は、引張りばね(144)によって決定される。
【0054】この様にして、要素(108)と(110)の係合が
解かれると、出力要素(110)は、もはや駆動されず、従
って、主ピンチホイール(46)と引張りピンチホイール(6
1)との駆動は中断される。また、入力要素(108)の軸方
向変位(出力要素(110)から遠ざかる)により、ドッグ
リング(150)(要素(108)に固定してある)がドッグリング
(151)(偏心ホイール(152)に固定してある)に係合す
る。
【0055】また、入力要素(108)が出力要素(110)と再
結合する前、即ち入力要素(108)の突起(140)が、出力要
素(110)のカム面と再結合する前に、入力要素(108)は36
0度回転しなくてはならない。入力要素(108)の360度の
この回転の間に、戻り止め(154)の一端が出力要素(110)
の歯と係合し、この出力要素(110)の回転を防止してい
る。そこで、入力要素(108)が軸方向に動くにつれ、入
力要素(108)を取り付けた軸(146)は図12の上方向へ動
く。軸(146)がロッカ(142)を支持し、ピボット(143)の
回りに、反時計方向に小さな角度でロッカ(142)を回動
させる。図14と図15に示すように、レバーアーム(1
53)は一端でロッカ(142)と係合し、他端で戻り止め(15
4)と係合している。図12と図14に示すように、ロッ
カ(142)が時計方向に回動するにつれ、レバーホイール
(153)は、このホイールに作用するバネによる戻り止め
(154)の下向きの力で、第12B図に示すように、反時
計方向に回動させることが出来る。それにより、戻り止
め(154)の遊端が出力要素(110)の歯と係合する。
【0056】この回転が終るまでに、締付片のテール
は、次のように切断される。偏心ホイール(152)は、カ
ッターブレード(63)を支えているプレート(155)と係合
し、偏心ホイール(152)の回転により、プレート(152)が
往復運動して、ブレードを前進させ、テールを切断して
からプレートがバネで偏位された通常の位置に戻る。
【0057】(廃棄物の放出)締付片のテールの切断部
分は、ホイール(160)によって、下方の廃棄物箱(図示せ
ず)に送られる。ホイール(160)への動力は、歯車(111)
から供給される。プレート(161)は、このホイール(160)
に対する反作用として働く(図11参照)。図3におい
て、ゲートは軸(170)を備え、軸(170)は前部から後部へ
向き、その両端近くに、帯のストリップ(12)(14)と整列
する刻み目つきローラー(172)を有している。さらに、
軸(170)は歯車を有し、該歯車は、ゲートが閉じたとき
に割出しドラムの歯車(92)とかみ合う。
【0058】ストリップ(12)(14)は、ローラ(172)とゲ
ート上に形成されている反作用面 (174)との間を通過す
る。このローラは、帯上の最後の締付片が、ドラム底部
で準備位置に送り込まれたあと、ゲートからストリップ
(12)(14)の最終部分を送り出すように動く。ゲートは、
銃を持っていない方の手の指で使用者が、解除キーに触
れることによって開かれ、ゲートは、ばね偏位下で受入
れ位置をとる。このあと、ゲートが動作位置に押される
と、ゲートは、自動的にラッチで留められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による締付片の帯の平面図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】銃のゲートと割出しドラム装置を、動作原理を
明確に示すために簡易化した概略図である。
【図4】銃の割出しドラムと、主要なタイ駆動要素、お
よび通過部との動作原理を示す簡易化した概略側面図で
ある。
【図5】締付片の行程の最終部分において、銃から締付
片を前進させるために、締付片のヘッドに作用しようと
している時点における銃のカムホイールの図である。
【図6】図4のVI−VIによるカムホイール概略断面図で
ある。
【図7】銃のノーズ・ループ・ガイドの概略断面図であ
って、このループに沿って案内されて、銃からまさに押
出されようとしている最終時点における締付片を示して
いる。
【図8】通過部が締付片のヘッドを持ち上げて、該ヘッ
ドに締付片のテールを通すときの様子を示す、図7と同
様の図である。
【図9】通過部が再び下げられたときの、図6と同様の
図である。
【図10】ケーシングを取り外した銃の実施例の側面図
である。
【図11】図10と同じ側から銃を見た図であり、銃の
動作機構を示すために、この側にシャーシプレートを取
り外した状態で、該機構を簡単に、かついくつかの部品
を除いて示してある。
【図12】底面図であって、いろいろな歯車列と伝動装
置を詳細に示している。
【図13】図11において矢印Aから見た図で、いろい
ろな歯車列と伝動装置を詳細に示している。
【図14】底面図であって、締付片の引張りと切断のた
めに作動するラッチを示している。
【図15】図14においてXV−XV線による断面図で、締
付片の引張りと切断のために作動するラッチを示してい
る。
【符号の説明】
(1) 締付片の帯 (10) 締付片 (10a)先頭の締付片 (12) ストリッ
プ (12a)フィラメント (14) ストリッ
プ (14a)フィラメント (16) 締付片の
ヘッド (18) 締付片のテールの先端 (22) ラチェッ
トセレーション (26) 開口部 (28) 爪 (30) ドラム (32) 凹部 (36) 軸 (38) スロット (39) 旋回爪 (40) 固定切断
ブレード (42) ピンチホイール (44) 圧力板 (46) 主ピンチホイール (47) 歯 (48) カムホイール (49) リング (50) 外側表面 (51) 円板 (51a)円板の半径方向外側部分 (52) 凹部 (53) フランジ (54) 凹部後端
部 (55) 湾曲遷移部分 (56) 通過部 (56a)開口部 (57) 下部ガイ
ド (57a)溝 (58) 上部ガイ
ド (58a)溝 (59) ピボット
点 (61) ピンチホイール (62) 反作用板 (63) カッターブレード (70)(71)プレ
ート (72) モータ (73) 駆動軸 (74) ハンドル (75) トリガー (76) 連結機構 (77) 回転中心 (78) アーム (79) ピン (80) 主リンク (82) リンク (84) マイクロスイッチ (85) ソレノイ
ド (86) 接極子 (87) 軸 (88) 歯車ケース (89) 歯車 (90) クラッチ (91) 出力部 (92) 歯車 (93) つる巻ば
ね (94) 制御シリンダ (94a)ストップ (95) 戻り止め (96) ブレード (96a)ばね (100)軸 (101)(102)歯車 (103)クラウン
歯車 (104)平歯車 (105)歯車 (106)入力要素 (107)クラッチ (108)入力要素 (109)クラッチ (110)出力要素 (111)入力要素 (112)カムクラッチ (113)(114)(11
5)(116)出力要素 (117)制御リング (118)歯車 (120)触針 (121)半径方向
面 (122)スロット (123)ピン (124)ラッチ (125)ピボット
軸 (126)戻り止め (127)ばね (128)つる巻ばね (129)入力要素 (130)制御シリンダ (131)ラッチレ
バー (132)突起 (133)ピボット (134)偏心ホイール (135)リンク (136)レバー (137)ピボット (140)突起 (142)ロッカー (143)ピボット (144)引張りば
ね (146)軸 (147)カム面 (150)(151)ドッグリング (152)偏心ホイ
ール (153)レバーホイール (155)プレート (160)ホイール (170)軸 (172)ローラー (174)反作用面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール ハンス イギリス国 シービー4 3キューエフ ケンブリッジ32カンタベリーストリート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルのような束の回りに、可撓性の
    プラスチック製締付片を巻きつけるための自動銃であっ
    て、 各締付片(10)が、平らなテールと、開口部付きのヘッド
    (16)とを有し、 前記銃が、並べて連結された前記締付片の帯から供給を
    受けるように構成されており、 前記銃が、 帯の先頭の締付片(10a)を横方向に段階的に移動させ
    て、銃内のテールを先頭にした準備位置へ送るために、
    帯を前進させる割出し装置(30)と、 帯から先頭の締付片を切離す装置(40)と、 テールの先頭が準備位置にある締付片を、銃からテール
    を先頭として送り出す装置と、 締付片が銃から送り出されるとき、まとめるべき束のま
    わりに、締付片のテールを案内し、テールの自由端を、
    開口部付きヘッドに通して、これに係合させるように構
    成されており、かつ銃の前端に位置する装置(57)(58)
    と、 割出し装置に帯を案内するゲート(34)とから成り、 前記ゲートが、帯のための入口スロット(38)を有し、か
    つ受入れ位置から動作位置に容易に変位させることがで
    き、受入れ位置においては、新しい帯の先導端を、前記
    入口スロットからゲート内に挿入して、先頭の締付片
    が、ゲート内の所定位置に配置されるようにすることが
    でき、ゲートの動作位置への前記変位により、帯の先頭
    の締付片が割出し装置に係合するようになっていること
    を特徴とする締付片用自動銃。
  2. 【請求項2】 ゲートが、動作位置と受入れ位置との間
    で、ピボット運動するように取り付けられている請求項
    (1)の締付片用自動銃。
  3. 【請求項3】 帯の前進につれて、帯から順次締付片を
    切り離すように働く固定切断ブレード(40)を、さらに有
    する請求項(1)若しくは(2)の締付片用自動銃。
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JP2005305630A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Toshitaka Kobayashi 結束バンドの形状変えを備えた携帯容器
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