JP3642393B2 - ゴム印判 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体ケースの下端に印面の保護用および印面へのインク供給を兼ねたインクマット付きキャップを備えたゴム印判に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のこの種のゴム印判を概念的に示しており、本体ケース2に、これの下端の印面Sを保護するキャップ4を着脱自在に備えており、キャップ4の内底にインクマット16が配置されている。
【0003】
かかるゴム印判の従来例に、当出願人の出願に係る特公平7−55578号公報に示すものがあり、これは図5に示すごとく、上面が開口する有底筒状のキャップ4の内底に、インクマット16とインク吸蔵体22とを上下に積層状態で配置してあり、キャップ4の底壁12にインク吸蔵体22に通じる補充口40を内外貫通状に設けてあり、該補充口40を開閉自在に覆う化粧蓋30を備えている。
【0004】
これによれば、キャップ4の外側から補充口40を介して内部にインクが補充できるので、インク補充が容易にしかも適切に行え、従来のごとくインク補充時にキャップ4の内面を補充インクで汚すことがない。そのうえで、補充口40からインク吸蔵体22に補充したインクは、インク吸蔵体22を経てインクマット16にむらなく瞬時にして一様に浸透させて行くことができるので、補充直後の使用でもむらやべたつきを生じることなく押印作業を行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
問題は、不使用時において本体ケース2にキャップ4を嵌合装着したときの印面Sとインクマット16との接触度合である。この接触度合が基準値よりも弱すぎると、インクマット16から印面Sへのインク転移量が不足する。接触度合が基準値よりも強すぎると、インクマット16から印面Sにインクが過剰に転移して、押印時に印影がベタつく。そこで従来は、インクマット16側の圧縮性を主に、印面S側の圧縮性を従にして、両者を0.2〜0.3mmの圧縮範囲内で接触するように狙っている。
【0006】
しかし、現実にはそれぞれが多孔性のインクマットおよびゴム印字体の印面の厚みを基準値通りに製作するのが著しく困難であり、これが製造コスト高を招く要因になっている。それでもなお、本体ケース2に対するキャップ4の位置決め嵌合精度のバラつき、それにインクを含浸することに因るインクマット16の膨潤も加わって、インクマット16と印面Sとの接触度合に過不足を生じているのが現状である。
【0007】
更にユーザーの中には、キャップ4を手にして本体ケース2側を回動操作することが少なからずあり、その場合にもともと多孔性の故に脆い印面Sが歪み、これが損傷を受けて耐久性に問題を生じていた。
【0008】
そこで本発明の第1の目的は、本体ケース側の印面の高さ精度や、とくにインクマット側の厚み精度に製作上の誤差があっても、この誤差を吸収して対応できるキャップ付きのゴム印判を得るにある。本発明の第2の目的は、キャップをしたまま本体ケースを相対的に回転操作しても、印面が変形・損傷し難いゴム印判を得るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するために、本発明では、図2に示すごとく本体ケース2に、これの下端の印面Sを保護するキャップ4を着脱自在に備えており、キャップ4の内底にインクマット16を配置したゴム印において、図1に示すごとく上面が開口する有底筒状のキャップ4の内底にインクマット16が上下動自在に配置されていて、ばね部材27で押し上げ付勢されていることを特徴とする。また上記の第2の目的を達成するために、本発明では、上面が開口する有底筒状のキャップ4の内底に、インクマット16が本体ケース2側の印面Sと接した状態において縦軸まわりに回転自在に配置されていることを特徴とする。
【0010】
更に具体的には、図2に示すごとく本体ケース2に、これの下端の印面Sを保護するキャップ4を着脱自在に備えており、キャップ4の内底にインクマット16を配置したゴム印において、図1に示すごとくキャップ4は、円筒壁11と底壁12とを有して、上面が開口する有底筒状に形成する。マット受け17の上面にインクマット16が装着されたインクマット・ユニット19を備えており、これがキャップ4内の底壁12上に装置されている。マット受け17の底板20の中央には通口21を設けて、底板20の下方に上端が通口21に通じる中空の筒軸25を縦向きに固定してある。キャップ4の底壁12の中央に支持孔26を設けてあり、この支持孔26に筒軸25が上下動自在にかつ縦軸心まわりに回転自在に嵌合しており、筒軸25の下端に設定したインク補充口36がキャップ4の底壁12よりも下方に臨む状態で、キャップ4の底壁12に対するインクマット・ユニット19の上動限界を規制する抜け止め手段を備えている。底壁12とマット受け17の底板20との間には、インクマット・ユニット19を持ち上げ付勢するためのばね部材27が組み込まれている。そして、キャップ4の円筒壁11の下端には、底壁12および筒軸25を目隠しする化粧蓋30が着脱自在に装着できるようにしてある。
【0011】
インクマット・ユニット19の抜け止め手段としては、筒軸25の下端部に、キャップ4の底壁12における支持孔26まわりの下面に当たる止め部材29を設けることかできる。ばね部材27は、上拡がりの圧縮コイルばねからなり、圧縮コイルばねの大径上端部でマット受け17の下面を受け止め、圧縮コイルばねの小径下端部がキャップ4の底壁12の上面で受け止め支持されているようにすることができる。
【0012】
【作用】
本体ケース2にキャップ4を嵌合装着したとき、印面Sに対するインクマット16の接触度合が基準値より弱すぎる場合には、ばね部材27による押圧力がこれを補い、その接触度合が基準値より強すぎる場合には、ばね部材27が圧縮変形して適度に調整する。ユーザーが玩んでキャップ4を一方の手に持ち、他方の手でキャップ4に対して本体ケース2側を相対的に回動操作した場合にも、インクマット16はこれが印面Sに接触した状態のまま、両者16・S間に位置ズレを生じることなく連れ回りする。
【0013】
キャップ4内のインクマット16にインクを補給する際には、キャップ4から化粧蓋30を外し、図3に示すごとくキャップ4の天地を逆にして筒軸25の上向きとなった補充口36にインクを入れる。これでインクは筒軸25の内部および通口21を介してインクマット16に補充できる。キャップ4の開口上面側から内部のインクマット16にインクを補充する形式と異なり、インクがキャップ4の円筒壁11内、ひいては本体ケース2側に付着して汚すことがない。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、キャップ4内のインクマット16が上下動自在であって、ばね部材27で押し上げ付勢されているので、ばね部材27の弾性変形量でインクマット16と印面Sとの接触度合の過不足を修正することができる。従って、印面Sの突出高さ精度、および特にインクマット16の厚み精度、本体ケース2に対するキャップ4の位置決め精度、これらに多少のバラつきがあっても、これによく対応してインクマット16からこれに含浸のインクを印面Sへ円滑に供給できることになり、不良品の発生が少なく製作コスト上からみて有利である。
【0015】
本発明によれば、キャップ4内のインクマット16が本体ケース2側の印面Sと接した状態で縦軸心まわりに回動自在としたので、キャップ4をしたまま本体ケース2を相対的に回動操作しても、インクマット16が印面Sと共にキャップ4内で位置ズレを起こすことなく連れ回りする。従って、脆弱な印面Sがユーザーの取扱によって変形・損傷を受けることをよく防止できる。
【0016】
また、マット受け17の上面にインクマット16が装着されたインクマット・ユニット19が筒軸25の上端に支持されており、キャップ4の底壁12に設けた支持孔26に筒軸25の下端部を上下動自在にかつ回転自在に嵌合して支持する構造によれば、底壁12とマット受け17との間にばね部材27を仕込むことにより、小スペースにおいても簡単かつ合理的な形態で上記の機能を有効に発揮させることができる。さらに、筒軸25の下端部に止め部材29を設けることにより、止め部材29を底壁12の下面に当ててインクマット・ユニット19の上方への抜け止めを簡単かつ確実に達成できる。しかも、中空の筒軸25を用いて、これの下端をインク補充口36に設定するだけで、天地を逆にしてキャップ4の外側から筒軸25を介してインクマット16にインクを手に付いて汚れたりすることもなく容易に補給でき、使い勝手がよい。キャップ4の下端に着脱される化粧蓋30は、筒軸25の下端などを目隠しすることになり、外観形態上も良好なものとなっている。
【0017】
【実施例】
図1ないし図3は、本発明を携帯用の日付印に適用した実施例を示す。図2において、この日付印は印字ユニット1とこれを収容する本体ケース2と、本体ケース2にそれぞれ外嵌装着される把持筒3と、キャップ4とからなる。
【0018】
印字ユニット1は回転ダイヤル5で手送り回転操作される複数本のゴム印字ベルト6を有し、各ベルト6の印字ブロックの位置を送り変更することにより、年月日などの日付表示を変更できる。
【0019】
印字ユニット1は本体ケース2内に上下動自在に収容されており、内蔵のばね7で押し上げ付勢されている。本体ケース2の下部外周に設けたロックリング8を回転操作してロックを解除したのち、把持筒3を引き上げ操作すると、印字ユニット1がばね7で押し上げられ、本体ケース2の筒周壁に開口した操作窓1aにダイヤル5が臨む。この状態で印字ベルト6を操作窓1aを介して手送り操作することができる。
【0020】
把持筒3を元の位置まで押し下げると、印字ユニット1が把持筒3の上面壁に設けた調整ねじ10を介して押し下げられ、各印字ベルト6の下端の印字面が固定印字体9の印面Sと面一状になる。この使用状態においてロックリング8を元のロック位置に回転すると、把持筒3の上方移動が阻止される。調整ねじ10で印面Sに対する印字ベルト6の高さを調節できる。
【0021】
前記印面Sを保護するために、キャップ4を備えており、このキャップ4は円筒壁11とこれの下端寄りの底壁12とを有して、上面が開口する有底筒状に形成されている。キャップ4は本体ケース2の下端外周に下方から着脱自在に装着できる。本体ケース2の下端外周に係合リング13を設け、これに対応してキャップ4の内面に多数の係合突起14を設けてあり、これら両者13・14の凹凸係合で本体ケース2に対してキャップ4を着脱自在にしかし装着姿勢に維持できる。
【0022】
図1において、キャップ4内には底壁12上にインクを含浸するインクマット16が敷設されている。すなわち、受け皿状に形成された円形のマット受け17の上面に、インクマット16が装着されたインクマット・ユニット19を備えており、該ユニット19が底壁12上に装置されている。マット受け17は円形の底板20の中央に通口21を設けてあり、底板20上にインク吸蔵マット22をその外表面にインクマット16を積層し、底板20の外周縁から立設した周壁23の上端縁で両マット22・16を抜け止め状に保持している。
【0023】
インクマット16はNBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ゴム)や天然ゴムなどの連続気泡性多孔体で形成され、印面Sに接当してこれにインクを付着供給する。インク吸蔵マット22は酢酸ビニルの連続気泡性多孔体で形成され、インクマット16より気孔径が大きく、しかも空隙率を大きく設定することにより、インク吸蔵速度がインクマット16より十分に速くなるように形成してある。
【0024】
マット受け17の底板20の下面中央には、前記通口21に通じる中空の筒軸25の上端を固定し、キャップ4の底壁12の中央に支持孔26を上下貫通状に設け、該支持孔26にこれの上方から筒軸25を上下動自在にかつ縦軸まわりに回転自在に嵌合して支持する。図示例では、筒軸25を別部材とせずに、底板20と一体に形成したものとなっている。
【0025】
支持孔26に筒軸25を嵌合するに先立ち、筒軸25の外周にばね部材27を嵌装し、底壁12とマット受け17の底板20との間にばね部材27を組み込む。このばね部材27としては、上拡がりの逆円錘形の圧縮コイルばねを用い、これの大径上端側でマット受け17の下面を水平状に受け止め、圧縮コイルばねの小径下端側がキャップ4の底壁12の上面で受け止め支持されるようにした。これにより、ばね部材27は、小径下端側が筒軸25の外周にあって径方向への遊動が規制され、大径上端部でインクマット・ユニット19を安定良く水平姿勢に受け止め支持する。
【0026】
支持孔26に嵌合して底板20の下方に臨む筒軸25の下端部には、止め輪からなる止め部材29を外嵌装着し、この止め部材29を底壁12の支持孔26まわりの下面に当てることにより、インクマット・ユニット19の上動限界を規制して抜け止めを図るとともに、前記ばね部材27に初期ばね圧を付与し、該ばね部材27でインクマット・ユニット19を押し上げ付勢しておく。
【0027】
止め部材29が底壁12の下面に接している状態において、筒軸25の下端とキャップ4の下端の開口面との間には、余裕隙間が設けられている。そのうえで、キャップ4の円筒壁11の下端には、これの開口下面を覆う化粧蓋30が着脱自在に装着されており、この化粧蓋30で不使用時に筒軸25の下端をも目隠し状態にする。
【0028】
化粧蓋30の装着姿勢を維持するために、キャップ4の円筒壁11の下端周面には、対向位置に溝32を形成し、化粧蓋30の周面壁33の内面に突起35を設けることにより、これら溝32と突起35との嵌係合によるバヨネット結合方式を採用している。これにより、溝32と突起35とを位置合わせして、キャップ4に化粧蓋30を僅かに一方向へ回すと、化粧蓋30がキャップ4側へ引き寄せられてねじ止め状態に確りと結合され、キャップ4は逆回転することで簡単に取り外せる。なお、キャップ4の円筒壁11の下端周面に化粧蓋30の周面壁33を着脱自在に係合する手段は、両者間に凹凸を設けることにより達成してもよいし、単なる圧入嵌合形式でもよい。
【0029】
筒軸25の開口下端は、インク補充口36に設定されている。いま、インクマット16にインクを補充するときは、図3に示すようにキャップ4を上下逆向きにして底壁12を上にし、化粧蓋30をキャップ4から取り外し、上向きに開口する補充口36に外側から図外のインクタンクより数滴のインクを滴下する。補充口36より滴下されたインクは、中空の筒軸25およびマット受け17の通口21を介してインク吸蔵マット22に到り、該マット22に直ちに吸い込まれ、毛細管現象によりその内部にすばやく拡散し、隣接面の全面からインクマット16側へ吸い取られてマット内部に一様に浸透する。
【0030】
この後に化粧蓋30をキャップ4に被せ付け、キャップ4を本体ケース2に装着すると、インクマット16が印面Sに接してインクを該印面Sに付着させることができる。インクマット16に含浸したインクは、過不足なく一定となり、使用された分だけインク吸蔵マット22から補給されて来る。従ってインク吸蔵マット22に直接に印面Sが接する場合と異なり、印面Sを比較的強く押し付けても、該印面Sがインクの付着過剰でべたつくことはない。なお、化粧蓋30の蓋本体31の中央には、筒壁37を突設してあり、キャップ4に化粧蓋30を装着したとき、該筒壁37が筒軸25の下端外周に嵌合し、この嵌合状態において該筒壁37の内底面と筒軸25の下端のインク補充口36との間にインクマット・ユニット19の上下動を許す余裕隙間が設けられている。
【0031】
キャップ4内において、ばね部材27はインクマット・ユニット19を常に押し上げる姿勢に押圧付勢している。従って、本体ケース2にキャップ4を装着したとき、ばね部材27のばね力が利いてインクマット・ユニット16の高さをこれが印面Sに常に当たり勝手となるように設定しておきさえすれば、ばね力の支援を受けてインクマット16は不足することなく印面Sに対して接触する。一方、インクマット16が印面Sに強く接触し過ぎるときは、ばね部材27が撓んでインクマット・ユニット19が底壁12側に沈み、これにて印面Sに対するインクマット16の接触度合が適度に修正される。つまり、印面Sに対するインクマット16の接触度合いを強めに設定しておけば、インクマット16の厚みムラなどによる接触度合のバラつきに対応できることになる。
【0032】
本体ケース2にキャップ4を装着した状態において、ユーザーが一方を固定して他方を相対的に回動操作したとき、インクマット・ユニット19は筒軸25まわりに水平回転自在に装備されているので、インクマット16が印面Sに接触した状態のまま印面Sと共に連れ回ることになり、インクマット16と印面Sとの間に位置ズレを生じることがなく、従って位置ズレに伴う印面Sの変形や損傷もよく防止できる。
【0033】
なお、請求項1又は3記載の本発明においては、例えばキャップ4の円筒壁11の内面においてインクマット・ユニット19のマット受け17を受け止める等の手段によってインクマット16の上動限界を規制するようにしてもよい。また、請求項2記載の本発明では、例えばキャップ4の底壁12の上面に前記マット受け17の下面をボール状の部材で受け止めて、インクマット16を回転自在にしてもよく、そこでの縦軸心まわりとはこれらを含む概念であって水平回転自在というも同意義である。ばね部材27は、板ばねその他にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップの縦正面図である。
【図2】全体の一部縦断面図である。
【図3】キャップを上下逆向きにしたインク補充状態の縦断面図である。
【図4】従来例のキャップ付きゴム印判を概念的に説明する概略正面図である。
【図5】従来例のキャップの縦断面図である。
【符号の説明】
2 本体ケース
4 キャップ
11 キャップの円筒壁
12 キャップの底壁
17 マット受け
19 インクマット・ユニット
20 マット受けの底板
21 通口
25 筒軸
26 支持孔
27 ばね部材
29 止め部材
30 化粧蓋
36 インク補充口
S 印面

Claims (3)

  1. 本体ケース(2)に、これの下端の印面(S)を保護するキャップ(4)を着脱自在に備えており、キャップ(4)の内底にインクマット(16)を配置したゴム印において、
    キャップ(4)は、円筒壁(11)と底壁(12)とを有して、上面が開口する有底筒状に形成されており、
    マット受け(17)の上面にインクマット(16)が装着されて、キャップ(4)内の底壁(12)上に装置されるインクマット・ユニット(19)を備えており、
    マット受け(17)の底板(20)の中央に通口(21)を設けて、底板(20)の下方に上端が通口(21)に通じる中空の筒軸(25)を縦向きに固定してあり、
    キャップ(4)の底壁(12)の中央に設けた支持孔(26)に、筒軸(25)が上下動自在にかつ縦軸心まわりに回転自在に嵌合しており、
    筒軸(25)の下端に設定したインク補充口(36)がキャップ(4)の底壁(12)よりも下方に臨む状態で、キャップ(4)の底壁(12)に対するインクマット・ユニット(19)の上動限界を規制する抜け止め手段を備えており、
    底壁(12)とマット受け(17)の底板(20)との間に、インクマット・ユニット(19)を持ち上げ付勢するためのばね部材(27)が組み込まれており、
    キャップ(4)の円筒壁(11)の下端に、底壁(12)および筒軸(25)を目隠しする化粧蓋(30)が着脱自在に装着できるようにしてあることを特徴とするゴム印判。
  2. インクマット・ユニット(19)の抜け止め手段として、筒軸(25)の下端部に、キャップ(4)の底壁(12)における支持孔(26)まわりの下面に当たる止め部材(29)が設けられている請求項1記載のゴム印判。
  3. ばね部材(27)が上拡がりの圧縮コイルばねからなり、圧縮コイルばねの大径上端部でマット受け(17)の下面を受け止め、圧縮コイルばねの小径下端部がキャップ(4)の底壁(12)の上面で受け止め支持されている請求項1又は2記載のゴム印判
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