JPH0627428Y2 - 回転印判 - Google Patents

回転印判

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JPH0627428Y2
JPH0627428Y2 JP1988107225U JP10722588U JPH0627428Y2 JP H0627428 Y2 JPH0627428 Y2 JP H0627428Y2 JP 1988107225 U JP1988107225 U JP 1988107225U JP 10722588 U JP10722588 U JP 10722588U JP H0627428 Y2 JPH0627428 Y2 JP H0627428Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に事務所や役所等で使用されるものであ
り、所望の数字、文字等を捺印できる回転印判に関す
る。
(従来の技術) 一般に、所望の数字、文字等を捺印できる回転印判とし
ては、第27図及び第28図に示す構造のものが広く知
られている。
即ち、前記回転印判は、コ字状の支持枠14と、支持枠
14に固定した把手15と、支持枠14の中間位置に軸
16を介して回転自在に支持された複数の回転ドラム1
7と、支持枠14の先端部に架設されたガイド18と、
各回転ドラム17とガイド18とに巻回され、外周面に
数字等の活字19aを配列形成した帯状のゴム活字輪1
9等から構成されて居り、回転ドラム17を指で回す
と、ゴム活字輪19が回転して活字19aが順次送られ
るように為されている。
而して、回転ドラム17によってゴム活字輪19を回
し、所望の活字19aをガイド18の位置まで送ること
により、所望の数字、文字等の捺印が可能となる。
(考案が解決しようとする課題) 然し乍ら、この種回転印判は、回転ドラム17が支持枠
14内に位置している為、一回の操作で回転ドラム17
を回せる量は極く僅かである。その結果、一回の回転操
作で送れる活字19aも1〜2個程度で、活字19aの
送りを迅速に行えないと云う問題がある。
又、使用中にゴム活字輪19が伸びることがあり、この
場合には回転ドラム17が空回りして活字19aの送り
をスムースに行えなくなる。
更に、回転ドラム17を使用している為、回転印判自体
が嵩高になり、数が多い場合には収納に大きなスペース
を必要とし、保管や整理も困難になると云う問題もあ
る。
一方、従前の回転印判は、通常スタンプ台等を必要と
し、1〜2回の捺印しか行えなかった。
従って、この回転印判を浸透印型にすれば、連続捺印が
可能となって非常に便利なように思われるが、未だ完全
な浸透印型のものは開発されていないのが実情である。
強いて挙げれば、活字をスタンプ台のパッドに当接する
ことにより、数回の捺印が行える回転印判がある。
ところで、この種回転印判を浸透印型にすれば、インキ
の補充が簡便に行えなくなると云う問題が生じる。
何故なら、インキを補充する場合には活字19aに刷毛
等でインキを塗布したり、或はスポイト等でインキを摘
下したりするが、この種回転印判はゴム活字輪19の一
部分が支持枠14で隠蔽される構造となっている為、こ
の部分にインキを補充する際にはゴム活字輪19を一々
回転させなければならないからである。
このように、従前の回転印判にあっては、未だ解決すべ
く問題点が数多く残されている。
本考案は、上記の各問題点を解消する為に創案されたも
のであり、その目的は印材の送りを迅速且つスムースに
行えると共に、保管や整理も行い易く、然も浸透印型に
した場合にはインキの補充も容易になる回転印判を提供
するにある。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に、本考案の回転印判は、板状若
しくは枠状の支持台と、支持台に並列状態で且つ夫々摺
動回転自在に巻回された複数本の無端状のベルトと、各
ベルトの外周面に設けた摘みと、各ベルトの外周面に配
列状態で接着され、ベルトの回転時に支持台の端面位置
で夫々保持される印面を有する複数の印材とを備えると
共に、前記ベルトを巻回した支持台が、矩形状の開口及
び複数のスリット形状のガイド溝を備えたカバー内に装
着され、当該カバーの開口から支持台の端面位置で保持
された印材が、又、カバーのガイド孔から摘みが外方へ
突出するよう構成した回転印判に於いて、前記支持台を
カバー内へ着脱自在に装着すると共に、前記印材をイン
キを含浸し得る多孔質性の浸透印材としたことを考案の
基本構成とするものである。
(作用) 摘みを指で摘んでこれをカバーのガイド孔に沿って移動
させると、ベルトが支持台上を摺動回転し、ベルトの外
周面に設けた印材が支持台の端面位置へ順次送られて行
き、カバーの開口から突出することになる。このように
して、所望の印材をカバーの開口から突出させることに
より、所望の数字、文字等の捺印が可能となる。
また、印面へは、インキ吸蔵体又は印材内に吸蔵された
インキが順次浸透して行く。
尚、この回転印判は、印材の送りを迅速且つスムースに
行えるうえ、不使用の印材がカバーによって覆われてい
るので、使用時に指が印材に接触すると云うこともな
く、インキによる汚損は皆無となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図乃至第6図は本考案の要部を形成する回転印判ユ
ニットの第1実施例を示すものであり、当該回転印判ユ
ニットは、支持台1、ベルト2、摘み3及び印材4等か
ら構成されている。
前記支持台1は、第5図に示す如く、プラスチック材に
より長方形の板状に形成されて居り、後述するベルト2
が巻回される平板部1aと、平板部1aの左右側端にこ
れと一体的に形成された左右の側板部1bとから成る。
又、支持台1の下端面にはスリット形状の凹所5が形成
されて居り、ここにインキを含浸させたインキ吸蔵体6
が着脱自在に嵌め込まれている。このインキ吸蔵体6
は、第5図に示す如く、樹脂加工フェルト、ゴムスポン
ジ、合成樹脂焼結体等のインキ保有性を有する材質によ
り板状に形成されて居り、その一端面が支持台1の下端
面と面一になるように若しくは下端面から若干量だけ突
出するように支持台1の凹所5に嵌め込まれている。
尚、平板部1aの上端面及び下端面の端縁は、ベルト2
の回転をスムースに行えるように凸曲面状に夫々形成さ
れている。又、平板部1aの肉厚は、左右の側板部1b
が平板部1aの表裏面及び上端面から若干量だけ突出す
るように設定されている。
前記ベルト2は、第6図に示す如く、無端状を呈し、そ
の内周面がインキ吸蔵体6と接触すべく支持台1の平板
部1aに並列状態で且つ摺動回転自在に巻回されて居
り、支持台1の側板部1bによって回転中に平板部1a
から抜けるのが防止されている。
本実施例に於いては、ベルト2には浸透性を有し且つ滑
りの良い帯状の布(全長約150mm、幅約4mm、厚さ約
0.2mm)が使用されて居り、この布はその両端部同志
を接着剤等で接着することにより無端状となる。
前記摘み3は、プラスチック材により断面形状T字型に
形成されて居り、第6図に示す如く、ベルト2の外周面
に接着剤等により固着されている。
前記印材4は、多孔質性の材料によりそれ自体が数字、
文字等の形になるように所望の形状に形成されて居り、
その印面4aが外方を向くようにベルト2の外周面に配
列状態で接着されている。
即ち、印材4は、ウレタンの微粉末を数字、文字等の形
に圧縮成形することにより作製されて居り、当該印材4
は金型に充填したウレタンの微粉末上にベルト2を重ね
合せ、この状態で圧縮成形することによりベルト2に接
着される。このとき、印材4は、浸透性が損なわれない
ようにベルト2の外周面に接着されて居り、ベルト2に
含浸されたインキが印材4へ浸透するように為されてい
る。又、印材4の圧縮成形時に、印材4が接着されてい
ないベルト2の外周面部分に極く薄いウレタン層(図示
省略)を形成し、この部分にはインキが浸透しないよう
に為されている。
尚、印材4は、これを同一平面上に集められるようにベ
ルト2の外周面の約半分位の位置に配列状態で接着され
ている。又、印材4の縦横の長さは、ベルト2の回転時
に支持台1の下端面位置で保持されるように平板部1a
の肉厚と略同一程度に選定されている。更に、印材4に
はこれが支持台1上をスムースに回転できるように低硬
度の材質のものが使用されている。
而して、前記各印材4並びにインキ吸蔵体6には予め所
定量のインキが含浸されている。
これを使用する場合には、摘み3を指で摘んでこれを平
板部1aに沿って移動させる。そうすると、ベルト2が
平板部1a上を摺動回転し、印材4が順次送られて行
く。このようにして、所望の印材4を支持台1の平板部
1a下端面位置に送ることにより、所望の数字、文字等
の捺印が可能となる(第7図及び第8図参照)。
尚、連続捺印により印材4中のインキが減少するが、こ
こへはインキ吸蔵体6中のインキが順次補充されて行
く。即ち、ベルト2が浸透性を有すると共に、その内周
面がインキ吸蔵体6に接触し、且つ印材4が多孔質性あ
る為、インキ吸蔵体6に含浸されているインキは印材4
中のインキが減少するに従って徐々にベルト2に浸透し
て印材4中へ移行し、ここへ含浸される。その結果、常
時鮮明な捺印を連続的に行えることになる。
そして、インキ吸蔵体6のインキが無くなれば、インキ
吸蔵体6を新しいものに取り替えるか、若しくはインキ
吸蔵体6にスポイト等でインキを補充する。
第9図乃至第13図は本考案の回転印判の第1実施例を
示すものである。当該回転印判は、支持台1、ベルト
2、摘み3、印材4等から成る回転印判ユニットと、カ
バー7等から構成されて居り、浸透印型としたものであ
る。
前記支持台1は、前記第5図のものとほぼ同構造に構成
されて居り、具体的には第14図に示す如く、平板部1
aの左右側端に、側板部1bに替えて係止片1cを形成
したものである。この係止片1cは、後述するカバー7
の切欠10に嵌合されるものである。
又、ベルト2並びに印材4は、前記第1図〜第6図の回
転印判ユニットの場合と同一構造に構成されている。
更に、摘み3は、第16図に示す如く、直方体形状の基
部3aとこれに連設された板状の摘み片3bとから成
り、ベルト2の外周面に接着剤により固着されている。
尚、摘み3の基部3aの高さは、印材4の厚みよりもか
なり高くなるように設定されている。
一方、カバー7は、第15図に示す如く、プラスチック
材により下端面が開放された略箱状に形成されて居り、
内部にベルト2を巻回した支持台1を着脱自在に装着で
きるように為されている。
具体的には、カバー7は、前壁7a、後壁7b、左右側
壁7c及び上壁7dから成り、その前壁7aには摘み3
の摘み片3bが移動可能に挿通される複数のスリット状
のガイド孔8が、その左右側壁7cには支持台1の平板
部1aが摺動自在に嵌合されるガイド溝9と支持台1の
係止片1cが嵌合される切欠10とが夫々形成されてい
る。又、カバー7の下端面には印材4が突出し得る矩形
状の開口11が形成されている。
尚、カバー7の前壁7aと後壁7bとの間隔は、カバー
7内に支持台1を装着したときに印材4の印面4aが前
後壁7a,7bに接触せず、且つ摘み3の基部3aが前
壁7aの裏面に摺動可能に軽く接触する程度に設定され
ている。このようにすると、印材4によるカバー7の汚
損を防止でき、然もカバー7の前壁7aは摘み3の基部
3aに支えられた状態になるので前壁7aにガイド孔8
を形成してもこの部分の撓みを防止でき、撓みによる折
損やインキによる汚損を防止できる。
又、左右側壁7cの切欠10の長さは、カバー7内に支
持台1を挿入し、支持台1の係止片1cをカバー7の切
欠10に嵌合したときに支持台1の下端面がカバー7の
開口11から極く僅かだけ突出するように設定されてい
る。その結果、支持台1の下端面位置にある印材4がカ
バー7の開口11から突出することになる。
更に、カバー7の前後壁7a,7b及び上壁7dと左右
側壁7cとは回転印判の組立を容易に行えるように夫々
別体となっている。
而して、当該回転印判は、各印材4並びにインキ吸蔵体
6に予め所定量のインキが含浸され、浸透印型となって
いる。
これを使用する場合には摘み3を指で摘んでこれをカバ
ー7のガイド孔8に沿って移動させる。そうすると、ベ
ルト2が支持台1上を摺動回転し、印材4が支持台1の
下端面に順次送られて行き、カバー7の開口11から突
出することになる。このようにして、所望の印材4をカ
バー7の開口11から突出させることにより、所望の数
字、文字等の捺印が可能となる(第17図及び第18図
参照) そして、連続捺印によりインキ吸蔵体6中のインキが無
くなれば、支持台1をカバー7内から引き出し、インキ
吸蔵体6を新しいものに取り替えるか、若しくはインキ
吸蔵体6にスポイト等でインキを補充する。
第19図及び第20図は、本考案の要部を形成する回転
印判ユニットの第2実施例を示すものである。これは支
持台1のインキ吸蔵体6を省略したものであり、更に、
印材4を多孔質性のNBRによりブロック状に形成して
その表面に数字、文字等を刻設し、厚目の印材4自身に
所定量のインキを含浸させたものである。このブロック
状の印材4は、表面に多数の数字等を刻設したNBR製
の板状部材を碁盤目状にカットすることにより作製され
て居り、接着剤等によってベルト2の外周面に接着され
ている。又、ベルト2には非浸透性を有するプラスチッ
クフィルム等が使用されて居り、印材4中のインキが支
持台1上に滲みでないように為されている。
第21図は本考案の第2実施例に係る回転印判であっ
て、これは前記第19図及び第20図に記載の回転印判
ユニットをカバー7で覆ったものであり、摘み3にてベ
ルト2を回転させると、印材4がカバー7の開口11か
ら突出するように為されている。
この回転印判にインキを補充する場合には支持台1をカ
バー7内から引き出して印材4を露出させ、上記の各方
法によりインキを補充する。
第22図乃至第28図は支持台1の変形例を示すもので
ある。
即ち、第22図乃至第24図に示す支持台1は、その上
端部若しくは下端部の何れか一方に、或はその両方にベ
ルト2の数に対応する数のローラ12を独立回転自在に
枢支し、これにベルト2を巻回してベルト2の摺動回転
をよりスムースに行えるようにしたものである。この場
合、支持台1の下端部に枢支されるローラ12は捺印を
良好に行えるように角形状となっている。
又、第25図に示す支持台1は、平板部1aの表裏面を
円弧状に脹らませ、ベルト2の摺動回転をスムースに行
えるようにしたものである。
更に、第26図に示す支持台1は、上端部の表面側に摘
み3が入る窪み13を形成したものであり、この窪み1
3は摘み3をカバー7のガイド孔8に嵌め込むときに利
用するものである。摘み3を窪み13内へ押し込み、こ
の状態で支持台1をカバー7の開口11へ挿入すると、
摘み3の突出量が小さくなっているので、カバー7内へ
の支持台1の挿入並びにガイド孔8への摘み3の嵌め込
みが容易になる。
尚、本考案に於いては、印材4に多孔質性の材料を使用
し、回転印判を浸透印型としたが、印材4を天然ゴム等
により作製し、捺印時にはスタンプ台等を使用する非浸
透印型の回転印判としても良いことは勿論である。
上記各実施例に於いては、支持台1をプラスチック材に
より板状に形成したが、支持台1の形状、材質、構造は
上記実施例のものに限定されるものではなく、複数本の
ベルト2を偏平且つ並列状態で摺動回転自在に巻回する
ことができれば、如何なる形状、材質等であっても良
い。
また、前記第1実施例に係る回転印判に於いては、ベル
ト2には帯状の布を使用するようにしたが、ベルト2の
材質はこれに限定されるものではなく、浸透性を有して
居れば、任意である。
更に、前記第2実施例に係る回転印判に於いては、ベル
ト2にはプラスチックフィルムを使用したが、その材質
はこれに限定されるものではなく、非浸透性を有して居
れば、任意である。
上記各実施例に於いては、摘み3を接着剤でベルトに接
着するようにしたが、ベルト2への摘み3の取付け手段
は上記実施例のものに限定されるものではなく、任意で
ある。例えば、摘み3を鋲等の金具でベルト2にかしめ
るようにしても良い。又、摘み3の形状や材質も上記実
施例のものに限定されるものではなく、任意である。
上記各実施例に於いては、印材4にはウレタンの微粉末
やNBRを使用したが、印材4の材質はこれらに限定さ
れるものではなく、例えば、多孔質性のプラスチックや
多孔質性の焼結体であっても良い。又、印材4のベルト
2への接着手段は上記実施例のものに限定されるもので
はなく、任意である。
更に、印材4をベルト2に接着したときに浸透性が損な
われないようにすることは勿論である。
上記実施例に於いては、カバー7を下端が開放された箱
形状としたが、カバー7の形状及び材質等は上記実施例
のものに限定されるものではなく、開口11及びガイド
孔8を備え、且つ不使用の印材4を隠蔽することができ
れば、如何なるものであっても良い。又、カバー7の前
壁7aにガイド孔8に沿って各印材4の数字、文字等を
順次標示し、摘み3の位置によってカバー7の開口11
から突出する印材4が判別できるようにしても良い。
(考案の効果) 本考案の回転印判は、板状若しくは枠状の支持台に、ベ
ルトを並列状態で且つ夫々摺動回転自在に巻回し、その
外周面に摘みと印材を接着する構成とした為、摘みを移
動させると、ベルトが回転し、印材が順次送られること
になる。その結果、印材を一個宛送れることは勿論、印
材の送りを迅速且つスムースに行え、然も摘みによって
ベルトを回転させるので、印材の送りも確実となる。
又、この回転印判は、板状若しくは枠状の支持台に摘み
及び印材を設けたベルトを巻回する構成としている為、
外観が偏平形状を呈することになる。その結果、従前の
回転印判に比較して収納スペースが小さくて済み、数が
多い場合でも保管や整理が容易である。
そのうえ、本考案の回転印判では回転印判ユニットをカ
バーへ着脱自在に装着する構成としているため、浸透型
印材へのインキの補充が容易に行なえる。即ち、印材を
同一平面上に集めることができれるため、インキの補充
がより一層行い易くなる。
更に、この回転印判は、従前の回転印判に比較して部品
点数が少なくて済み、コスト低減並びに組立の簡略化等
を図れる。
加えて、この回転印判は、印材をカバーで覆う構成とし
た為、使用時に指が印材に接触すると云うこともなく、
インキによる汚損は皆無となるうえ、吸蔵されたインキ
によって連続捺印が可能となり、至極便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転印判で使用する回転印判ユニット
の第1実施例の正面図、第2図はその側面図、第3図は
第1図のA−A線断面図、第4図は第1図のB−B線断
面図、第5図は支持台及びインキ吸蔵体の斜視図、第6
図は外周面に摘み及び印材を接着したベルトの斜視図、
第7図はベルトを回転させて印材を移動させた状態の正
面図、第8図は第7図のC−C線断面図、第9図は本考
案の第1実施例に係る回転印判の正面図、第10図はそ
の側面図、第11図はその底面図、第12図は第9図の
D−D線断面図、第13図は第9図のE−E線断面図、
第14図は支持台及びインキ吸蔵体の斜視図、第15図
はカバーの斜視図、第16図は外周面に摘み及び印材を
接着したベルトの斜視図、第17図は第7図同様の正面
図、第18図は第17図のF−F線断面図、第19図は
本考案の回転印判で使用する回転印判ユニットの第2実
施例の正面図、第20図は第19図のG−G線断面図、
第21図は本考案の第2実施例に係る回転印判の縦断面
図、第22図乃至第24図は支持台の変形例を示す斜視
図、第25図及び第26図は同じく支持台の変形例を示
す縦断面図、第27図は従来の回転印判の正面図、第2
8図は同じく側面図である。 1は支持台、2はベルト、3は摘み、4は印材、4aは
印面、6はインキ吸蔵体、7はカバー、8はガイド孔、
11は開口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状若しくは枠状の支持台(1)と、支持台
    (1)に並列状態で且つ夫々摺動回転自在に巻回された複
    数本の無端状のベルト(2)と、各ベルト(2)の外周面に設
    けた摘み(3)と、各ベルト(2)の外周面に配列状態で接着
    され、ベルト(2)の回転時に支持台(1)の端面位置で夫々
    保持される印面(4a)を有する複数の印材(4)とを備える
    と共に、前記ベルト(2)を巻回した支持台(1)が、矩形状
    の開口(11)及び複数のスリット形状のガイド孔(8)を備
    えたカバー(7)内に装着され、当該カバー(7)の開口(11)
    から支持台(1)の端面位置で保持された印材(4)が、又、
    カバー(7)のガイド孔(8)から摘み(3)が夫々外方へ突出
    するよう構成した回転印判に於いて、前記支持台(1)を
    カバー(7)内へ着脱自在に装着すると共に、前記印材(4)
    をインキを含浸し得る多孔質性の浸透印材としたことを
    特徴とする回転印判。
  2. 【請求項2】ベルト(2)を浸透性を有するベルトとする
    と共に、支持台(1)をベルト(2)の内周面に接触するイン
    キ吸蔵体(6)を備えた支持台とした請求項1に記載の回
    転印判。
JP1988107225U 1988-08-12 1988-08-12 回転印判 Expired - Lifetime JPH0627428Y2 (ja)

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WO2003037640A1 (fr) * 2001-11-02 2003-05-08 Taisei Plas Co., Ltd. Tampon

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