JP3642337B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通話中に第3者から呼出しがあったとき、呼出しがあったことを通話中の被呼者に知らせる電話装置に関するものである。
通話中に他の加入者から呼びあったとき、通話中の加入者に呼びが有ることを知らせ、通話中加入者の指示に応じて通話相手の切替えを可能とする電話局のサービス(以下、「コールウェイティング」という)がある。
図10はコールウェイティングを説明するための説明図である。図10に示すように、加入者Aと加入者Bが通話中、加入者C(第3者)が加入者Aを呼ぶ発信を行うと、局交換機40は加入者Aへ他からの呼びが有ることを知らせる可聴信号を送る。加入者Aはこの可聴信号によって他からの呼びが有ることを知り、加入者Aが加入者Cとの通話を希望する場合、通話相手切替えを依頼する信号を局交換機40へ送信する。この信号により局交換機40は加入者Aと加入者Cとの間に通話路を開き、加入者Bを待機させる。
特開平5−199304号公報
しかしながら、従来の加入者側の電話装置では、第3者から呼出しがあった場合には、信号音で被呼者に報知するのみであった。このように信号音で被呼者に報知するのみでは、通話中にかかってきた発呼者が誰なのかは回線を切り替えなければ認識できず、手間と時間がかかり、また回線切替えを行わない場合は、現在通話中の発呼者(先発呼者)および後からかかってきた発呼者(後発呼者)のいずれと優先的に話す必要があるかを被呼者が通話中に選択するための手段がないという問題点があった。
ところで、コールウェイティングのサービスにおいて、通話中に第3者からの着信があった場合、局交換機がこの第3者の電話番号や名前などの情報を送るようになることも考えられる。この様なコールウェイティングでは、通話者は、第3者に通話を切り換える前に、この第3者が誰であるのかを知ることができる。
しかしながら、第3者の情報を局交換機から電話装置へ送信する場合、局交換機から電話装置までの回線がアナログの回線の場合、音声帯域を使って送られることになるが、通話者の音声信号によって局交換機からのデータが壊されるということが考えられる。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、コールウェイティングにおいて局交換機が送信した発呼者(第3者)の情報を安定して受信でき、被呼者が視覚により発呼者の名前や電話番号を認識できる電話装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために本発明は、通話中に第3者からの呼出しがあった時に局交換機から入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段と、電話回線から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段と、アラート信号が送られた後から局交換機が発した発呼者情報を受信する時に前記送話回路にミュートをかけるミュート制御手段とを設けたことにより、コールウェイティング時に到来する発呼者情報を音声信号等により壊されないように検出する事が可能となり、検出された発呼者情報を表示装置に表示させる事ができ、通話中に被呼者が視覚により後発呼者の名前や電話番号を認識する
事ができるようになる。
以上のように本発明は、通話中に第3者からの呼出しがあった時に局交換機から入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段と、電話回線から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段と、アラート信号が送られた後から局交換機が発した発呼者情報を受信する時に前記送話回路にミュートをかけるミュート制御手段とを設けたことにより、コールウェイティング時に到来する発呼者情報を音声信号等により壊されないように検出する事が可能となり、通話中でも発呼者情報を表示装置により視覚的に認識することができる。
また、発呼者情報検出手段により検出された発呼者情報を記憶装置に記憶させる親機制御手段と、記憶された発呼者情報を発呼者情報信号として送信する発呼者情報送信手段とを有する親機と、親機からの発呼者情報信号を受信して発呼者情報を検出する発呼者情報受信手段を有する子機とを備えたことにより、発呼者情報を子機側で表示装置に表示させることができるので、子機側の被呼者が発呼者情報を視覚的に認識することができる。
さらに、親機制御手段が、他の発呼者からの呼出しに子機が応答したか否かの応答情報を子機から受信して記憶装置に記憶させることにより、子機側で発呼者情報および応答情報を表示することが可能となるので、応答していない発呼者を容易に認識することができ、いずれの発呼者に対して掛けなおすかを容易に判断することが可能な電話装置を実現することができる。
さらに親機より子機へミュート指令データを送信し、子機が受話ミュートをかけている間に親機から発呼者情報を子機へ送信するように構成したことにより、子機においてデータ音がノイズとして聞こえる事がない。
さらに、アラート信号の周波数成分を検出する信号検出手段が信号を検出した時点でミュート回路を制御して送話回路からの出力を停止させるミュート開始制御手段と、信号検出手段が信号を検出してからその信号が所定時間検出され続けた場合にはその信号がアラート信号であると認識し、確認信号送出手段に確認信号を送出させる確認信号送出制御手段と、信号検出手段が信号を検出してからその信号が所定時間検出され続けない場合にはミュート回路のミュート状態を解除させるミュート解除制御手段とを備えた構成により、検知された信号が真のアラート信号であるか否かを判定することができ、音声信号による誤動作を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図である。図1において、1は電話回線、2は電話回線1を介して入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段、3はアラート信号を検知したことを示すACK信号(確認信号)を電話回線1へ送出するACK信号送出手段、4は電話回線1から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段である。
5は後述の送話回路10にミュート(無音)をかけるミュート制御手段である。6は発呼者情報検出手段4で検出された発呼者情報と発呼者に応答したか否かを示す応答情報とを記憶する記憶装置、7は記憶装置6に記憶された発呼者情報と応答情報とを区別して表示する表示装置である。8はマイクロコンピュータにより構成される制御手段である。9
は電話回線1とのインタフェース、10は音声信号を送出する送話回路、11は音声信号を入力する受話回路、12はマイクとスピーカの機能を有するハンドセットである。13は電話回線1を開閉するためのフックスイッチである。
以上のように構成された電話装置について、その動作を図2のフローチャートを用いて説明する。コールウェイティングの時、局交換機は第3者から呼出しがあったことを知らせるアラート信号を出力し、電話回線1を介して電話装置にアラート信号が入力される。このアラート信号は2130Hzと2750Hzのデュアルトーンから成り、その信号が80±5msの時間幅を持つ。アラート信号検知手段2が2130Hzの信号と2750Hzの信号を同時に検知すると、その検知出力を制御手段8へ出力し、制御手段8はアラート信号検知手段2からの検知出力が80±5ms続くとそれがアラート信号であると判定し、ACK信号送出手段3へ通知する(S1)。
通知を受けたACK信号送出手段3は、アラート信号を検知したことを知らせるACK信号を電話回線1へ自動的に送出する(S2)。ACK信号は、1633Hzと941Hzの周波数から構成される60±5msの信号であり、電話回線1を介して局交換機へ送られる。
次に制御手段8の指示により、ACK信号を電話回線1へ送出してから所定の時間を経て、ミュート制御手段5は送話回路10にミュートをかける(S3)。すなわちミュート制御手段5からの信号によって送話回路10内のミュート回路10aを働かせて送話用増幅器のゲインを下げるかまたは増幅器を非動作状態にする。
局交換機はACK信号に従って、呼出しをした発呼者(第3者)の情報(発呼者情報:発呼者名,電話番号等)を本発明の電話装置へ送出する。
次に、制御手段8は、電話回線1から到来する発呼者情報を発呼者情報検出手段4が検出したか否かを判別する(S4)。
図3は、発呼者情報の一例を示すデータ図である。発呼者情報検出手段4は、ステップ4で発呼者情報を検出しなかったと判別するときは、発呼者情報を検出するまで待機状態となる。ステップ4で発呼者情報を検出したと判別したときには制御手段8は発呼者情報を記憶装置6に記憶させる(S5)。
次に、制御手段8は、発呼者情報検出手段4による発呼者情報の検出が終了したか否かを判別する(S6)。ステップ6で発呼者情報の検出が終了していないと判別したときは、発呼者情報の記憶装置6への記憶を継続させる(S5、S6)。ステップ6で検出が終了したと判別したときは、制御手段8は、ミュート制御手段5により送話回路10に設定したミュートを解除させる(S7)。次に表示装置7に図3に示す発呼者情報を表示させる(S8)。
このように、ミュート制御手段5がミュートをかけるタイミングは、ACK信号に応じて電話局の交換機(局交換機)が発呼者情報を送信するタイミングに合わせる。それにより、局交換機が発呼者情報を送信する時に本電話装置からの音声信号等が停止されているので、発呼者情報を受信する際にその発呼者情報が音声信号等により壊されることがない。
次に、制御手段8は被呼者が発呼者に応答したか否かを判別する(S9)。フックスイッチ13により一定時間電話回線1を開放するフッキングを行い、被呼者が発呼者からの呼出に応答すれば、制御手段8は、発呼者応答済を示す応答情報を記憶装置6に記憶させ
る(S10)。
図4は、記憶装置6に記憶した着呼の履歴すなわちそれまでに受けた発呼者情報と応答情報を表示装置7に表示した場合を示す説明図である。図4において、14は発呼者の呼出に応答済みか否かを示す応答情報、15は発呼者の名前、16は発呼者の電話番号である。図4に示す例では、電話番号「12345」の発呼者「ABC」に対しては被呼者は応答済み(○印)であることを示す。
なお、第1の実施の形態においては、制御手段8がマイクロコンピュータから成るとしたが、手段2〜5もマイクロコンピュータで構成されるとしてもよい。また、局交換機から送られる発呼者情報としては、電話番号のみである場合、または発呼者名も付加されている場合などが考えられ、加入している電話会社のサービスによって異なる。もし電話装置内に電話番号と対にその番号をもつ個人または会社等の名前を文字データとして記録した電子電話帳が備わっておれば、たとえ通話中に局交換機から送られる発呼者情報が電話番号のみであっも、電子電話帳をアクセスすることにより送られた電話番号に該当する名前を検索し、表示することも可能である。
以上のように本実施の形態によれば、コールウェイティング時、発呼者情報検出手段4で受信する発呼者情報が電話回線1へ送出される音声信号などにより壊されないようにして発呼者情報を確実に取得することができ、さらにこの発呼者情報と共に発呼者からの呼出に応答したか否かを示す応答情報を記録装置6に記憶し、表示装置7に表示するようにしたので、発呼者情報と応答情報とを視覚的に認識することができ、したがって応答していない発呼者を容易に認識することができ、いずれの発呼者に対して掛けなおすかを容易に判断することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図であり、親機と子機とから成る電話装置を示す。図6において、21は電話回線、22は電話回線21に接続される親機である。
親機22において、23は電話回線21を介して入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段、24はアラート信号を検知したことをACK信号で知らせるために電話回線21へACK信号(確認信号)を送出するACK信号送出手段である。また25は電話回線21から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段、26は後述の送話回路31にミュートをかけるミュート制御手段、27は発呼者情報検出手段25で検出された発呼者情報を記憶する記憶装置、28は記憶装置27に記憶された発呼者情報を発呼者情報信号として後述の子機33へ送信する発呼者情報送信手段、29はマイクロコンピュータにより構成される親機制御手段である。30は電話回線21とのインタフェース、31は音声信号を送出する送話回路、32は音声信号を入力する受話回路、ANT1は発呼者情報信号を電波信号として放射する親機アンテナである。
33は親機22との間で無線通信が可能な子機である。子機33において、ANT2は到来する発呼者情報電波信号を受信する子機アンテナ、34はANT2で受信された発呼者情報信号から発呼者情報を検出する発呼者情報受信手段、35は発呼者情報受信手段34で検出された発呼者情報を表示する表示装置、36はマイクロコンピュータにより構成される子機制御手段である。37はマイク、38はスピーカ、39は送話アンプ、40は受話アンプである。
以上のように構成された電話装置について、その動作を簡単に説明すると、コールウェイティング時、親機22の発呼者情報検出手段25で発呼者情報を検出し、検出した発呼
者情報を記憶装置27に記憶し、子機33の表示装置35で上記発呼者情報を表示する。
次に、図6の装置について、その動作を図5のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、コールウェイティング時に親機22に電話回線21を介して第3者から呼出しがあったことを知らせるアラート信号(2130Hzと2750Hzの信号)が入力されると、アラート信号検知手段23はその信号を検知して検知出力を親機制御手段29へ出力する。親機制御手段29はアラート信号検知手段23からの検知出力が80±5ms続くとそれがアラート信号であると判定し、ACK信号送出手段24へ通知する(S11)。通知を受けたACK信号送出手段24は、アラート信号を検知したことを知らせるACK信号を電話回線21へ自動的に送出する(S12)。
次に、ミュート制御手段26は、親機制御手段29の指示により、送話回路31にミュートをかけ、送話回路31内のミュート回路31aを働かせて送話用増幅器のゲインを下げる(S13)。
次に、親機制御手段29は、電話回線21から到来する発呼者情報を発呼者情報検出手段25が検出したか否かを判別する(S14)。発呼者情報検出手段25は、ステップ14で発呼者情報を検出しなかったと判別するときは、発呼者情報を検出するまで待機状態となる。ステップ14で発呼者情報を検出したと判別したときには親機制御手段29は発呼者情報を記憶装置27に記憶させる(S15)。
次に、親機制御手段29は、発呼者情報検出手段25による発呼者情報の検出が終了したか否かを判別する(S16)。ステップ16で発呼者情報の検出が終了していないと判別したときは、発呼者情報の記憶装置27への記憶を継続させる(S15、S16)。ステップ16で発呼者情報の検出が終了したと判別したときは、親機制御手段29は、ミュート制御手段26により送話回路31に設定したミュートを解除させる(S17)。ミュートをかけるタイミングを前実施の形態同様、電話局の交換機が発呼者情報を送信するタイミングに合わせることにより、発呼者情報を受信する際にその発呼者情報が音声信号等により壊されることがない。
次に、親機制御手段29は、記憶装置27に記憶された発呼者情報を発呼者情報送信手段28により子機33へアンテナANT1を介して送信させる(S18)。
子機33の発呼者情報受信手段34は、発呼者情報送信手段28からANT1を介して送信されてきた発呼者情報信号をANT2を介して受信し、発呼者情報を検出し(S19)、子機制御手段36はステップ19で検出した発呼者情報を表示装置35に表示させる(S20)。
なお第2の実施の形態では、子機制御手段36が発呼者情報を表示装置35に表示させることだけを記述したが、子機制御手段36の機能として更に、子機33で応答したときには応答情報を親機制御手段29を介して記憶装置27に記憶させるようにしてもよい。
また、第2の実施の形態においては、親機制御手段29、子機制御手段36がマイクロコンピュータから成るとしたが、手段23〜26もマイクロコンピュータで構成されるとしてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、コールウェイティング時に到来する発呼者情報を検知し、検知した発呼者情報を記憶装置27に記憶すると共に、この発呼者情報を子機33へ送って子機33の表示装置35に表示するようにしたので、被呼者は親機から離れた子機にて発呼者情報を視覚的に認識することができ、その発呼者情報に対応する発呼者に
通話するか否かを容易に判断することができる。また、応答したか否かを示す応答情報を子機制御手段36から親機制御手段29へ送信することにより、発呼者情報と応答情報とを区別して表示装置35に表示することができるので、応答していない発呼者を容易に認識することができ、いずれの発呼者に対して掛けなおすかを容易に判断することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は第3の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図であり、親機22の構成は図6に示す構成と同様である。子機41において、ANT2、発呼者情報受信手段34、表示装置35は図6に示す構成と同様である。37はマイク、38はスピーカ、42は送話アンプ、43は受話アンプ、43aは受話アンプ43に設けられたミュート回路である。このように親機と子機からなる電話装置において、図8は本発明の実施の形態におけるタイミングチャートである。
以下その動作について説明する。図8の様にコールウェイティング時、電話回線21から第3者から呼出しがあったことを知らせるアラート信号として2130Hzと2750Hz信号から成るデュアルトーン信号が入力される(S32)。アラート信号検知手段23がその信号を検知すると、ACK信号送出手段24により自動的に電話回線21へアラート信号を検知したことを知らせるACK信号を送出する(S33)。
一方、第3者の電話番号や名前は子機の表示装置35で表示するために、ANT1、ANT2を介し親機から子機へデータを送信するが、子機は通話状態であるため、いきなり送信するとデータ音が子機のスピーカ38からノイズとして聞こえてしまう。そこで、データを送信する前にノイズに聞こえない単一周波数のデータ(300Hz,時間幅100ms×2回)を子機へ送信し(S34)、これを検知した子機が受話ミュートをかける(S36)。すなわち子機が親機からの前記データを受信すると、子機制御手段36はミュート回路43aへ指令し、受話信号がスピーカ38へ出力されないようにミュート状態にする。
その後親機は名前や電話番号のデータを子機へ送信するが(S35)、子機が受話ミュートをかけているのでデータ音がノイズとして聞こえる事はなく、表示装置35にて電話番号や名前を表示できる。その後子機がデータ受信を終えるとミュートを解除し、通話状態に復帰する(S37)。
上記の実施の形態により、親機と子機からなる電話装置において、コールウェイティング時の表示を子機で行う際に、データ音がノイズとして子機のスピーカーから漏れる事を防止する事ができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態における電話装置の主要部の構成は図1に示す構成と同様である。図9は本発明の実施の形態を示すフローチャートである。
以下その動作について説明する。図9の様にコールウェイティング時、電話回線1から第3者から呼出しがあったことを知らせるアラート信号として2130Hzと2750Hz信号から成るデュアルトーン信号が入力される。アラート信号検知手段2が2130Hzの信号と2750Hzの信号を同時に40msの間検知すると(S21)、すぐにミュート制御手段5により送話回路10にミュートをかける(S22)。ここでアラート信号検知手段2が最初に検知出力した時点では、検知した信号は真のアラート信号ではなく送話信号による音声誤動作である可能性がある。
そして送話ミュート後もアラート信号検知動作を続け、所定の時間(80ms±5ms)連続して前述の2130Hzの信号と2750Hzの信号が同時に検知されると、それが真のアラート信号であるとして、ACK信号送出手段3により自動的に電話回線1へアラート信号を検知したことを知らせるACK信号を送出する(S23)。このACK信号は、1633Hzと941Hzの周波数から構成され、60ms±5msの時間幅を持つ。
一方、前述の2130Hzの信号と2750Hzの信号が所定の時間(80ms±5ms)連続して検知できなかったら、ミュート制御手段5により送話回路10のミュートをすぐに解除し(S24)、アラート信号待ち状態(S21)に戻る。例えば送話信号の中にアラート信号に近い周波数成分が含まれてその信号によってアラート信号検知手段2が検知出力した場合でも、送話ミュートをかけた後はアラート信号検知手段2の検知出力はなくなるため、送話ミュートをかけた10数ms後にはアラート信号無しを確定する。
このようにすぐに送話回路10にミュートをかけることにより、アラート信号検知手段2が検知した信号が真のアラート信号であるか、または送話する音声信号による誤動作であるかを判定することができる。従って、送話する音声信号中にアラート信号に近い周波数成分が含まれていてもそれがアラート信号であるとして誤検知することがなく、たとえ最初にアラート信号に近い周波数成分が検知されて送話ミュートがかかったとしても送話ミュートをかけた10数ms後にはミュートは解除されるので通話にはほとんど影響を与えない。
ACK信号送出後、発呼者情報検出手段4により電話回線1から到来する図93の様な発呼者情報を検出し(S25)、記憶装置6に記憶する(S26)。発呼者情報検出手段4により検出が終了していなければ、S26に戻り発呼者情報の記憶を継続する(S27)。発呼者情報検出手段4により検出が終了していれば、ミュート制御手段5により送話回路10に設定されたミュートを解除して(S28)通話を再開し、表示装置7に発呼者情報を表示する(S29)。
その後フッキングの入力が有れば通話相手が交換機によって切り換えられ(S30)、記憶装置6に記憶されたその発呼者情報に通話済みの情報を書き込む(S31)。
上記の実施の形態により、送話音声信号をコールウェイティング時のアラート信号と誤検知してしまう事に伴う通話中の回線へのACK信号出力を防止する事ができ、またミュートによる通話切れ時間を1〜2秒から通話に支障がない10数msにまで短縮できる事となる。
本発明にかかる電話装置は、通話中に第3者から呼出しがあったとき、呼出しがあったことを通話中の被呼者に知らせる機能を有するものであり、コールウェイティング時に到来する発呼者情報を音声信号等により壊されないように検出する事が可能となり、通話中でも発呼者情報を表示装置により視覚的に認識することができ、また、発呼者情報および応答情報を表示することが可能となるので、応答していない発呼者を容易に認識することができ、いずれの発呼者に対して掛けなおすかを判断する用途にも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図 同第1の実施の形態に係る電話装置の動作を説明するためのフローチャート 同第1の実施の形態に係る電話装置における発呼者情報の一例を示すデータ図 同第1の実施の形態に係る電話装置における発呼者情報と応答情報を表示装置に表示した状態を示す説明図 本発明の第2の実施の形態に係る電話装置の動作を説明するためのフローチャート 同第2の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態に係る電話装置を示すブロック図 同第3の実施の形態を示すタイミングチャート 本発明の第4の実施の形態を示すフローチャート コールウェイティングを説明するための説明図
符号の説明
1,21 電話回線
2,23 アラート信号検知手段
3,24 ACK信号送出手段
4,25 発呼者情報検出手段
5,26 ミュート制御手段
6,27 記憶装置
7,35 表示装置
8 制御手段
9,30 インタフェース
10,31 送話回路
11,32 受話回路
12 ハンドセット
13 フックスイッチ
22 親機
28 発呼者情報送信手段
29 親機制御手段
33 子機
34 発呼者情報受信手段
36 子機制御手段
37 マイク
38 スピーカ
ANT1,ANT2 アンテナ

Claims (2)

  1. 電話回線へ音声信号を送る送話回路と、電話回線からの音声信号を受ける受話回路と、通話中に第3者からの呼出しがあった時に局交換機から入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段と、電話回線から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段と、アラート信号が送られた後から局交換機が発した発呼者情報を受信する時に前記送話回路にミュートをかけるミュート制御手段と、前記発呼者情報検出手段により検出された発呼者情報を表示装置に表示させる制御手段とを有し、前記制御手段は、第3者からの呼出しに応答したか否かの応答情報を記憶装置に記憶させることを特徴とする電話装置。
  2. 電話回線に接続された親機と、前記親機との間で無線通信が可能な子機から成る電話装置であって、前記親機は、電話回線へ音声信号を送る送話回路と、電話回線からの音声信号を受ける受話回路と、通話中に第3者からの呼出しがあった時に局交換機から入力されるアラート信号を検知するためのアラート信号検知手段と、電話回線から到来する発呼者情報を検出する発呼者情報検出手段と、アラート信号が送られた後から局交換機が発した発呼者情報を受信する時に前記送話回路にミュートをかけるミュート制御手段と、前記発呼者情報検出手段により検出された発呼者情報を記憶装置に記憶させる親機制御手段と、前記記憶された発呼者情報を発呼者情報信号として送信する発呼者情報送信手段とを備え、前記子機は、前記親機からの発呼者情報信号を受信して前記発呼者情報を検出する発呼者情報受信手段を備え、前記親機制御手段は、第3者からの呼出しに前記子機が応答したか否かの応答情報を前記子機から受信して記憶装置に記憶させることを特徴とする電話装置。
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