JP3641530B2 - 乗り物用カップホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車、船舶、航空機などの乗り物用カップホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の乗り物用カップホルダーとしては、例えば、実開平5ー1582号公報に示すような例がある。
【0003】
即ち、従来の乗り物用カップホルダーは、コンソールボックスなどの収納体から容器等保持部を引き出すと、該保持部の幅寸法より小さな幅に収納されてなるホルダアームがスプリングにより両側に回動付勢されて、容器保持部の幅寸法より大きくなることで、容器(カップ)を保持できるようになっている。そして、保持部を収納体内に収納させる時には、スプリングの付勢力に抗してホルダアームは狭められ、幅の狭い第1の保持部内に容器等保持部と共に収納される。また、容器保持部には、容器(カップ)を底部から支持可能な受承部材が自重で回動可能に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、かかる構成によれば、前記収納体から容器等保持部を引き出す時に、容器等保持部に支持されてなるホルダアームがスプリング力を受けることになるので、該スプリング力に十分耐えられる剛性をホルダアームに持たせねばならず、リブを複数本形成することにより、成形型の製造費が高騰することになるし、材料消費量も多く、こうした点でも原価高騰の原因になり、改善が求められている。
【0005】
また、スプリングを容器等保持部に配設して、ホルダアームに付勢力を付与するには、スプリングの形状、材料等に工夫が必要であり、その点からも、原価高騰の原因になり、改善が求められている。
【0006】
そこで、本発明は、以上のような点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スプリングなどの組立構成部品を用いずに、ホルダーアームを容器等保持部の移動に応じて容器等保持部の幅寸法より開くように回転制御してなる乗り物用カップホルダーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定の空間を有する収納体と、該収納体に対して出没自在に支持され且つ収納した位置及び突出した位置に保持可能な容器等保持部と、該容器等保持部が突出された位置で容器の底部を受承可能なるよう該容器等保持部より垂下され且つ該容器等保持部が収納された位置で前記容器等保持部に重なり合う位置に移動可能なる受承部材とよりなり、前記容器等保持部は、前記収納体に対する容器等保持部の出没に応じて位置を揺動可能なると共に前記容器の一側部を保持可能なるホルダーアームと、前記容器の他側部を保持可能なるよう保持体本体に形成されてなる凹部とよりなる乗り物用カップホルダーにおいて、前記ホルダーアームは、一端部が前記保持体本体に対し左右方向にスライド可能に係合され、他端部が前記保持体本体に回転自在に軸支されてなり、該他端部側に前記保持体本体と係合することで前記スライド量を制御する制御部が配設されてなり、該制御部は、前記ホルダーアームの他端部の軸支部より更に他端部側に突設されてなるボス部と、前記収納体の開口部縁部に曲成形成されてなり且つ前記ボス部を案内スライド可能としてなる溝部とより構成されてなり、該溝部の一方の辺には、前記ボス部が乗り上げ可能なる斜面部が形成され、該ボス部が溝部内に戻るのを阻止する突起部を前記斜面部の逆側の辺に形成されてなることを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、前記容器等保持部の保持体本体を収納体より引き出すことにより、制御部によりホルダーアームが保持体本体の幅寸法より大きな幅寸法になるように一軸を中心に回転するもので、該引き出し力を左右への揺動力に転換させるにあたり、スプリングなどの部材を必要とせず、部品代、部品管理工数、組立代等を不用とすることにおいて、原価の著しい低減を図れることになる。また、前記ホルダーアームを回転付勢する手段である制御部が、成形時の溝部及び該溝部に沿ってスライドできるボス部という機械的接続でもって可能としているので、スプリングなどの組立構成部品を必要とせずに、ホルダーアームを容器等保持部の移動に応じて容器等保持部の幅寸法より開くように回転制御できることになるので、原価低減が図れることになる。更に、前記ホルダーアームに何らかの外力が加えられた場合に、溝部から飛び出し可能とすることにより、ホルダーアームの破損を防止している。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の乗り物用カップホルダーであって、前記溝部は、前記収納体の開口部縁部近傍の最浅位置では、該開口部縁部に直交する前記容器等保持部の操作方向と同一方向に形成され、前記収納体の最深位置では前記最浅位置より左右方向でおよそ一溝部分ずれた位置に形成され且つ前記容器等保持部の操作方向と同一方向に形成され、前記最浅位置及び該最深位置間で前記容器等保持部の操作方向と交差する方向に形成されてなることを特徴とする。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の効果に加え、前記容器等保持部の操作始めに前記溝部の最深位置にある場合、静止摩擦で停止されているが、収納体より引き出すように容器等保持部へ力を伝達すると、スムースに移動し、前記溝部の最浅位置にある場合ゆっくりした移動が可能にしている。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗り物用カップホルダーであって、前記受承部材は、前記容器等保持部の保持体本体より回転自在に軸支されてなる弾性材よりなるストッパにより保持されてなり、該ストッパには、前記凹部及びホルダーアームにより上部の側部を保持されてなる容器の下側の側部を保持可能なる保持部が突設されてなることを特徴とする。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の効果に加え、ストッパの保持部でもって、容器の下側の側部を保持できるので、容器を確実に支持できることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面と共に説明する。
【0018】
図1乃至図11は、本発明の第1の実施形態に係る、自動車、船舶、航空機などの乗り物用カップホルダーを示している。
【0019】
即ち、乗り物用カップホルダー1は、コンソールボックス2の後部側開口3内に収納されてなる所定の空間を有する収納体4と、該収納体4の空間内に収納され、必要に応じて該収納体4の開口部25より摺動突出自在に支持され且つ収納した位置及び突出した位置に夫々保持可能な容器等保持部5と、該容器等保持部5が突出された位置で容器(カップ)6の底部6aを受承可能なるよう該容器等保持部5より垂下され且つ該容器等保持部5が収納された位置で前記容器等保持部5に重なり合う位置に移動可能なる受承部材7とよりなる。
【0020】
前記収納体4は、およそ189ミリの単純曲線により、その底面4aが形成され且つその上面4bが底面4aに対して22ミリの幅寸法で一様に形成されている。該収納体4は、その底面4aの一部4cに、ビス30により、前記コンソールボックス2に配設されてなるブラケット31に固設されてなる。
【0021】
前記容器等保持部5は、合成樹脂製の保持体本体9と、合成樹脂製のホルダーアーム8、8と、スプリング材(1.6ミリ径)のワイヤ12、12とよりなる。
【0022】
前記保持体本体9は、前記収納体4の開口部25に対して出没方向に摺動自在に支持されていて、前記容器(カップ)6の一側部6bを保持可能なる凹部10が左右対称に形成されてなる。
【0023】
前記ホルダーアーム8、8は、前記保持体本体9の凹部10の縁部に支持され且つ該保持体本体9の出没に応じて位置を左右LRに揺動可能なると共に前記容器(カップ)6の他側部6cを保持可能なるように、左右対称におよそ34ミリの半径の半円弧状をなす。
【0024】
該ホルダーアーム8、8が図1に示すように最も揺動される状態で、前記保持体本体9の全幅寸法124ミリに対して、およそ176ミリも幅寸法が拡幅されてなる。
【0025】
該ホルダーアーム8、8のリブ32は、該ホルダーアーム8、8自体の強度向上のために垂下形成されてなるもので、該ホルダーアーム8、8を図7に二点鎖線で示すようにした場合に、相互のホルダーアーム8、8が干渉しないように形成されている。
【0026】
前記前記ホルダーアーム8及び前記凹部10により、およそ68ミリの直径 (前記容器(カップ)6の所謂ラージ缶対応)の上下に貫通する挿入穴11が形成されてなる。
【0027】
尚、該挿入穴11の四方を凹ます凹部29により、前後FR方向66ミリ、左右LR方向45ミリの角柱が挿入可能に形成されてなる。
【0028】
前記ワイヤ12、12は、前記挿入穴11内に迫り出す位置にて、前記凹部10と共に、前記容器(カップ)6の所謂スモール缶が保持可能な形状に左右対称で形成され、前記保持体本体9に上下回転自在に軸支されてなることで、図1の実線にて示す迫り出す位置及び図2に二点鎖線で示す該位置を退避する位置夫々に移動可能である。該ワイヤ12には、黒色亜鉛メッキ処理が施されてなる。
【0029】
該ワイヤ12を退避させた時の容器(カップ)6の側部6bとのクリアランスは、1ミリから3.5ミリ程度である。
【0030】
該ワイヤ12を前記挿入穴11内に迫り出す位置にセットした状態では、前記保持体本体9に形成されてなる舌片9aにより、前記ワイヤ12の位置が保持されてなる。
【0031】
前記ホルダーアーム8、8は、一端部8aが前記保持体本体9の取っ手部13側に形成されてなる溝14に対し左右LR方向にスライド可能に係合され、他端部8bが前記保持体本体9に軸支部16により図示するように水平方向に回転自在に軸支されてなり、該他端部8b側に前記保持体本体9と係合することで前記スライド量を制御する制御部15が配設されてなる。前記溝14の端部14aには、前記ホルダーアーム8の一端部8aに形成されてなるボス26が突き当たることで、前記ホルダーアーム8が、それ以上移動しないようになっている。
【0032】
該制御部15は、前記ホルダーアーム8の他端部8bの軸支部16より更に他端部8b側、つまり一端部8aより離れる方向に突設されてなるボス部17と、前記収納体4の開口部25縁部に曲成形成されてなり且つ前記ボス部17を案内スライド可能としてなる溝部18とより構成されてなる。
【0033】
前記溝部18は、リブ19a及び19bにより形成されてなり、図10に示すように、その一方の辺19aには、前記ボス部17が乗り上げ可能なる斜面部20が形成され、該ボス部17が溝部18から離脱可能なるようガイドしている。
【0034】
また、一度溝部18からボス部17が離脱した後には、再び溝部18内に戻るのを阻止する突起部21を前記斜面部20の一方側の辺としてのリブ19aの逆側の面に形成されてなる。
【0035】
符号22は、一方のリブ19aの斜面部20をガイドされたボス部17が更に移動してしまわないように形成されてなる防護用リブである。
【0036】
前記溝部18について更に詳細を説明する。
【0037】
前記収納体4の開口部25縁部近傍の最浅位置18aは、図10に示すように、該開口部25縁部に直交する前記容器等保持部5の操作方向5aと同一方向に形成され、前記収納体4の最深位置18bでは、図9に示すように、前記最浅位置18aより左右LR方向で、およそ一溝部18分ずれた位置に形成され且つ前記容器等保持部5の操作方向5aと同一方向に形成され、前記最浅位置18a及び該最深位置18b間で前記容器等保持部5の操作方向と交差する方向に曲成状に形成されてなる。
【0038】
前記受承部材7は、略T字状をなし、前記容器(カップ)6の底部6aを受承可能なるサポート部27と、該サポート部27を前記容器等保持部5に回転自在に軸支するスポーク部28とよりなる。
【0039】
前記サポート部27には、前記容器(カップ)6の底部6aの凹部6eが係合するよう三カ所1ミリ一般面より突出形成されてなる突起27aと、前記挿入穴11に手を差し込んで該サポート部27を押し下げ可能なる押し部27bとを有する。
【0040】
前記スポーク部28には、側部に溝28aが形成されてなり、前記保持体本体9の取っ手部13側より下方に回転自在に軸支されてなるばね材よりなるストッパ23の端部23aが摺動自在に係合保持されてなる。
【0041】
該ストッパ23には、前記凹部10及びホルダーアーム8により上部の側部6b、6cを保持されてなる容器(カップ)6の下側の側部6dを保持可能なる保持部24が突設されてなる。
【0042】
以上の第1の実施形態の構成であるから、前記容器等保持部5の保持体本体9を収納体4より引き出すことにより、制御部15によりホルダーアーム8、8が保持体本体9の幅寸法より大きな幅寸法になるように一軸としての軸支部16を中心に回転し、保持体本体9の幅寸法より大きな幅寸法となって、容器(カップ)6を二個保持可能となる。
【0043】
前記ホルダーアーム8、8を回転付勢する手段である制御部15が、成形時の溝部18及び該溝部18に沿ってスライドできるボス部17という機械的接続でもって可能としているので、スプリングなどの組立構成部品を必要とせずに、ホルダーアーム8、8を容器等保持部5の移動に応じて容器等保持部5の幅寸法より開くように回転制御できることになるので、原価低減が図れることになる。
【0044】
前記ホルダーアーム8、8に何らかの外力が加えられた場合に、溝部18から斜面部20によってボス部17が該溝部18から飛び出し可能とすることにより、ホルダーアーム8、8の破損を防止している。
【0045】
更に、前記容器等保持部5の操作始めに前記ボス部17が前記溝部18の最深位置18bにある場合、静止摩擦で停止されているが、収納体4より引き出すように容器等保持部5へ力を伝達すると、スムースに移動し、前記溝部18の最浅位置18aにある場合ゆっくりした移動が可能にしている。
【0046】
ストッパ23の保持部24でもって、容器(カップ)6の下側の側部6dを保持できるので、容器(カップ)6を確実に支持できることになる。
【0047】
【発明の効果】
以上より明らかなように、前記容器等保持部の保持体本体を収納体より引き出すことにより、制御部によりホルダーアームが保持体本体の幅寸法より大きな幅寸法になるように一軸を中心に回転し、保持体本体の幅より大きくなるので、該引き出し力を左右への揺動力に転換させるにあたり、スプリングなどの部材を必要とせず、部品代、部品管理工数、組立代等を不用とすることにおいて、原価の著しい低減を図れることになる。
【0048】
また、加えて、前記ホルダーアームを回転付勢する手段である制御部が、成形時の溝部及び該溝部に沿ってスライドできるボス部という機械的接続でもって可能としているので、スプリングなどの組立構成部品を必要とせずに、ホルダーアームを容器等保持部の移動に応じて容器等保持部の幅寸法より開くように回転制御できることになるので、原価低減が図れることになる。
【0049】
更に、加えて、前記ホルダーアームに何らかの外力が加えられた場合に、溝部から飛び出し可能とすることにより、ホルダーアームの破損を防止している。
【0050】
更に、前記容器等保持部の操作始めに前記溝部の最深位置にある場合、静止摩擦で停止されているが、収納体より引き出すように容器等保持部へ力を伝達すると、スムースに移動し、前記溝部の最浅位置にある場合ゆっくりした移動が可能にしている。
【0051】
そして、受承部材を支持するストッパの保持部でもって、容器の下側の側部を保持できるので、容器を確実に支持できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る上面図である。
【図2】図1の乗り物用カップホルダー単体の側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図3の容器等保持部を収納体内に収納させた断面図である。
【図5】図2の矢視Bに係る平面図である。
【図6】図2の矢視Cに係る正面図である。
【図7】図1の制御部の作動を説明する平面説明図である。
【図8】図7の拡大説明図である。
【図9】図7のD−D線に沿う断面図である。
【図10】図7のE−E線に沿う断面図である。
【図11】図1の斜視図である。
【符号の説明】
1 乗り物用カップホルダー
4 収納体
5 容器等保持部
6 容器(カップ)
6a 容器(カップ)の底部
6b 容器(カップ)の一側部
6c 容器(カップ)の他側部
6d 容器(カップ)の下側の側部
7 受承部材
8 ホルダーアーム
9 保持体本体
10 凹部
11 挿入穴
12 ワイヤ
13 取っ手部
15 制御部
16 軸支部
17 ボス部
18 溝部
18a 最浅位置
18b 最深位置
19 一方の辺
20 斜面図
21 突起部
23 ストッパ
24 保持部
25 収納体の開口部

Claims (3)

  1. 所定の空間を有する収納体と、該収納体に対して出没自在に支持され且つ収納した位置及び突出した位置に保持可能な容器等保持部と、該容器等保持部が突出された位置で容器の底部を受承可能なるよう該容器等保持部より垂下され且つ該容器等保持部が収納された位置で前記容器等保持部に重なり合う位置に移動可能なる受承部材とよりなり、
    前記容器等保持部は、前記収納体に対する容器等保持部の出没に応じて位置を揺動可能なると共に前記容器の一側部を保持可能なるホルダーアームと、前記容器の他側部を保持可能なるよう保持体本体に形成されてなる凹部とよりなる乗り物用カップホルダーにおいて、
    前記ホルダーアームは、一端部が前記保持体本体に対し左右方向にスライド可能に係合され、他端部が前記保持体本体に回転自在に軸支されてなり、該他端部側に前記保持体本体と係合することで前記スライド量を制御する制御部が配設されてなり、
    該制御部は、前記ホルダーアームの他端部の軸支部より更に他端部側に突設されてなるボス部と、前記収納体の開口部縁部に曲成形成されてなり且つ前記ボス部を案内スライド可能としてなる溝部とより構成されてなり、
    該溝部の一方の辺には、前記ボス部が乗り上げ可能なる斜面部が形成され、該ボス部が溝部内に戻るのを阻止する突起部を前記斜面部の逆側の辺に形成されてなることを特徴とする乗り物用カップホルダー。
  2. 請求項1記載の乗り物用カップホルダーであって、
    前記溝部は、前記収納体の開口部縁部近傍の最浅位置では、該開口部縁部に直交する前記容器等保持部の操作方向と同一方向に形成され、前記収納体の最深位置では前記最浅位置より前記容器等保持部の操作方向と交差する方向でおよそ一溝部分ずれた位置に形成され且つ前記容器等保持部の操作方向と同一方向に形成され、前記最浅位置及び該最深位置間で前記容器等保持部の操作方向と交差する方向に形成されてなることを特徴とする乗り物用カップホルダー。
  3. 請求項1又は請求項2記載の乗り物用カップホルダーであって、
    前記受承部材は、前記容器等保持部の保持体本体より回転自在に軸支されてなる弾性材よりなるストッパにより保持されてなり、
    該ストッパには、前記凹部及びホルダーアームにより上部の側部を保持されてなる容器の下側の側部を保持可能なる保持部が突設されてなることを特徴とする乗り物用カップホルダー。
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