JP3638352B2 - スライドキャリア - Google Patents

スライドキャリア Download PDF

Info

Publication number
JP3638352B2
JP3638352B2 JP27745595A JP27745595A JP3638352B2 JP 3638352 B2 JP3638352 B2 JP 3638352B2 JP 27745595 A JP27745595 A JP 27745595A JP 27745595 A JP27745595 A JP 27745595A JP 3638352 B2 JP3638352 B2 JP 3638352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
roller
exposure position
carrier
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27745595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09120104A (ja
Inventor
泉 孝 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP27745595A priority Critical patent/JP3638352B2/ja
Publication of JPH09120104A publication Critical patent/JPH09120104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638352B2 publication Critical patent/JP3638352B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像が撮影されたフィルムを枠体に保持してなるスライドを搬送する、画像入力装置や写真焼付装置等に用いられるスライドキャリアの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネガフィルム、リバーサルフィルム等の写真フィルム原稿(以下、フィルムとする)に撮影された画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィルムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】
これに対し、近年では、デジタル露光を利用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像情報を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像情報とし、この画像情報に応じて変調した記録光によって感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、プリントとするデジタルフォトプリンタの開発が進んでいる。
デジタルフォトプリンタによれば、編集レイアウトや複数画像編集等の各種の画像処理を自由に行うことができると共に、各フィルムに撮影された画像や処理条件をメモリに記憶しておくことができるので、焼き増しの際にフィルムが不要で、また、処理条件の再設定も不要であるので、迅速かつ効率良く作業を行うことができる。
このようなデジタルフォトプリンタは、基本的に、フィルム等の原稿に記録された画像を読み取る画像入力装置、読み取った画像を画像処理して画像記録の露光条件を決定するセットアップ装置、および決定された露光条件に従って感光材料を走査露光して現像処理を施す画像記録装置より構成される。
【0004】
これらのフォトプリンタの原稿となるフィルムの形態としては、通常の135サイズのネガフィルムやリバーサルフィルムの、いわゆるストリップスと呼ばれる多数の画像が撮影された長尺のフィルムと、フィルム(通常はリバーサルフィルム)を枠体(マウント)に固定してなるいわゆるスライドとがある。
フォトプリンタでは、このような各種の原稿に対応して、スライドを1枚ずつ所定の露光位置に搬送、排出するスライドキャリア、ストリップスに撮影された画像を1コマずつ順次露光位置に搬送するフィルムキャリア等の各種のキャリア(ハンドリング装置)が用意されており、原稿に応じたキャリアをデジタルフォトプリンタの画像入力装置や従来のフォトプリンタの露光ステージ等の所定位置に装着して、フィルムの露光(光電的な画像読取あるいは直接露光による焼付)を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなキャリアのうち、スライドキャリアはスライドを一枚ずつ所定の露光位置に搬送して露光を行い、露光が終了したら、このスライドを排出し、次のスライドを露光位置に搬送する。
スライドの搬送方向としては、マウント面を挟持するニップローラやニップベルト、ベルトコンベア等の各種の方法があるが、フィルム面の損傷は確実に防止する必要があり、また、好適な読み取り(焼付)を行うためには、マウントを歪めることなく、露光位置において、フィルム面を焦点深度内でほぼ一定位置にできることが必要である。
このような条件を満足する好適な方法として、スライドを所定の搬送ステージ上に載置した状態で、スライド(マウント)の両端部をローラで挟持して搬送する方法が考えられる。
【0006】
ところで、スライドキャリアにおいては、スライドを確実に搬送して、正確に露光位置に停止できることが要求される。
すなわち、通常の画像入力(焼付)装置では、可能なかぎりフィルムに記録された画像全面を露光できるように露光領域(マスク)を設定するので、マスクは読取対象となるフィルムサイズに応じて、スライドのフィルム面よりも若干小さく設定される。従って、露光位置でのスライドの位置が正確でないと、露光の際にマウントが露光領域に入ってしまい、フィルム面の所定領域全面を露光することができない、いわゆるケラレが発生してしまう。
また、露光位置でスライドが浮いていると、フィルム面が光軸方向(結像レンズの焦点進度方向)にズレてしまうので、いわゆるピンボケ状態となってしまい、正確な画像読取や良好な焼付を行うことができなくなってしまう。
【0007】
本発明の目的は、スライドの両端部をローラで挟持して搬送するスライドキャリアにおいて、スライドを所定の露光位置に正確に搬送・停止することができ、好ましくは、露光位置におけるスライドの浮き上がりも防止することができるスライドキャリアを提供することにある。
【0008】
前記目的を達成するために、本発明は、フィルムを枠体に保持してなる供給されたスライドを所定の露光位置に搬送し、露光終了後に前記露光位置から排出するスライドキャリアであって、前記スライドの搬送方向に延在し、その搬送路中に露光位置を有する、前記スライドを載置する搬送ステージと、前記搬送方向に配列され、前記スライドの端部に当接してスライド搬送する、前記搬送ステージに沿って配列した複数の駆動ローラと、前記駆動ローラ方向に付勢された状態で駆動ローラに近接および離間自在に保持され、前記駆動ローラと共にスライドの端部を挟む、前記搬送方向に配列される従導ローラとを有し、前記露光位置の駆動ローラは、前記搬送路の上流側のスライド供給位置の駆動ローラに比べて耐摩耗性の高い部材で構成されていることを特徴とするスライドキャリアを提供する。
【0009】
また、前記本発明のスライドキャリアであって、さらに、前記露光位置のスライドを搬送ステージに押圧する押圧手段を有し、かつ、前記露光位置の駆動ローラが回転軸方向に平目ローレット切りされた平目ローレットローラであるのが好ましい。
【0010】
また、前記本発明のスライドキャリアにおいて、前記従動ローラの少なくとも1つが、少なくとも前記スライドと当接する部分に下方に向かって漸次縮径するテーパ部を有する従動ローラであるのが好ましい。
【0011】
さらに、前記搬送方向最上流の駆動ローラが、スライドのマウントよりも耐耗性および形状安定性が低いローラであるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスライドキャリアについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
【0013】
図1に、本発明のスライドキャリア10が装着された画像入力装置(以下、入力装置とする)12の概略斜視図を示す。
入力装置12は、通常リバーサルフィルムを枠体(マウント)に固定してなるスライドAや、長尺なネガもしくはリバーサルフィルムであり多数の画像が撮影されているストリップス等のフィルムを原稿として、これらの原稿に撮影された画像を光電的に読み取る、前述のデジタルフォオトプリンタの入力装置に対応する装置であって、基本的に、光学フレーム14、光源部16、キャリアベース18、結像部20、エリアセンサであるイメージセンサ22、およびキャリアベース18に装着自在にされるスライドAやストリップスの画像を露光位置に保持する各種のキャリアを有して構成されるものであり、図示例においては、キャリアベース18には本発明のスライドキャリア10が装着されている。
【0014】
この入力装置12においては、光源、絞り、R(赤),G(緑)およびB(青)の色フィルタ板、拡散ボックス等を有する光源部10から射出される読取光を、各種のキャリアによって所定の露光位置に保持されたスライドA等のフィルム原稿に照射して、フィルムに撮影された画像を担持する投影光を得る。
この投影光を、ズーム機能と焦点調整機能とを有する結像部20によってイメージセンサ22に結像して、光電変換することにより、フィルムに撮影された画像を二次元的に光電的に読み取る。なお、結像部20の焦点調整レンズは、焦点調整モータ24によって調整され、フィルムの投影光は、正確にイメージセンサ22の受光面に結像される。
【0015】
なお、本発明のスライドキャリア10は、このような画像を光電的に読み取る入力装置12以外にも、スライドのフィルムに撮影された画像の投影光を直接感光材料に投影して焼き付ける、従来の直接露光によるフォトプリンタや、スクリーンにスライドの投影光を映す投影機等にも好適に利用可能である。
【0016】
前述のように、図示例の入力装置12においては、本発明のスライドキャリア10等の各種のキャリアは、キャリアベース18に装着自在にされる。
キャリアベース18は、光学フレーム14に対して垂直に固定されており、その上面に各種のキャリアを載置して、所定の位置に保持する。
図2にキャリアの装着方法の概念図を示すが、キャリアベース18の上面には、光学フレーム14面に直交する矢印y方向に延在して案内レール26および28が形成されている。他方、スライドキャリア10の底面には、案内レール26および28に対応して溝30および32が形成されている。
【0017】
このような入力装置12においては、スライドキャリア10等は、案内レール26および28を溝30および32に挿入してキャリアベース18上に載置され、図2(b)〜図1に示されるように光学フレーム14に当接するまで矢印y方向に押し込まれることにより、案内レールと溝とで矢印x方向の位置を規定され、また、光学フレーム14との当接で矢印y方向の位置を規定され、キャリアベース18上(入力装置12)の所定位置に位置決めされて載置される。
なお、キャリアベース18上の所定位置にスライドキャリア10等を装着する方法は、このような案内レールとこれに係合する溝等を用いる方法には限定されず、突起とこれに係合する孔部、互いに係合する当接部材、各種のクランプ部材、磁石による吸着等を用いるものであってもよい。
【0018】
図2(a)に示されるように、キャリアベース18には、光軸Lに対応する部分に、光源部16からの光が通過するための開口33が形成されている。開口33の大きさは、入力装置12によって読み取るフィルムの最大サイズに応じて、光源部16からの光によって、入力装置12で読み取る画像の最大サイズの全面を十分に照射できるサイズである。
【0019】
なお、キャリアベース18(入力装置12)に装着されるキャリアとしては、本発明のスライドキャリア10の他、ストリップスを搬送して撮影された画像を順次露光位置に搬送するフィルムキャリア、オペレータがストリップスやスライドを露光位置に固定するマニュアルキャリア、オペレータが任意の位置にストリップスやスライド等を配置するトリミングキャリア等が例示される。
【0020】
このような入力装置12に装着自在にされる本発明のスライドキャリア10は、矢印x方向にスライドAを搬送して、所定の露光位置(画像読取位置)Pに停止して露光(画像読取)に供し、かつ露光を終了したスライドAを収集するものであり、キャリア本体34と、キャリア本体34に取り付けられるカバー36および読み取りを終了したスライドAを収容する集積箱38とを有する。
【0021】
前述のように、スライドキャリア10のキャリア本体34の底面には、キャリアベース18の案内レール26に対応する溝30、ならびに案内レール34に対応する溝44が形成されている。
【0022】
キャリア本体34の上面には、一段低くなって、矢印x方向に延在する搬送ステージ42が形成されている。
スライドAは、この搬送ステージ42に載置された状態で、カバー36の矢印x方向上流(以下、上流とする)の供給部44からオペレータによって供給され、図3中でスライドAが位置している露光位置Pを経て集積箱38まで搬送される。従って、この搬送ステージ42は、スライドAを載置した際に標準的なスライドAのフィルム面(画像面=乳剤面)の高さが光軸L方向(結像部20の焦点深度方向)の所定位置になるように形成される。
【0023】
カバー36は、上面にスライドAの投影光が通過する開口40が形成された底面が開放する筐体で、通常は露光位置Pを覆っているが、図中奥手側(光学フレーム14側)の下端辺を軸にして矢印c方向に回動可能に構成されており、必要に応じて、露光位置P等を露出できる。
【0024】
図3にスライドキャリア10のカバー36を開放した際の概略平面図が示される。
前述のように、キャリア本体34の上面には、搬送ステージ42が形成されている。この搬送ステージ42のカバー36に覆われた部分には、第1駆動系46および第2駆動系48が配置され、さらに、両駆動系に対向して、駆動系と共に搬送手段を形成する合計9個の従動ローラ50,50……が配置されている。
また、搬送ステージ42のカバー36に覆われた部分には、供給部44からスライドAが供給されたことを検出する供給検出センサD1、待機位置でスライドAを検出する第1センサD2、および露光位置PでスライドAを検出する第2センサD3が配置される。
【0025】
図3においてスライドAが位置している露光位置Pには、スライドキャリア10が入力装置12に装着された際に、光源部16からの読取光が通過する開口52がキャリア本体34を貫通して形成されている。言い換えれば、露光位置Pはこの開口52に対応して設定される。
開口52は、スライドAのフィルムに入射する読取光を規制すなわち露光領域を規制するマスクも兼ねており、例えば、スライドキャリア10に対応するスライドAが135サイズであれば、開口52はそれに対応するサイズおよび形状となっている。なお、本発明のスライドキャリア10は、開口52がマスクを兼ねる構成に限定はされず、読取光が通過するための開口に各種のサイズのマスクを交換して装着自在にする構成であってもよい。
さらに、図示例のスライドキャリア10には、露光位置PにおいてスライドAを押さえるスライド押さえ54、必要に応じて第2駆動系48を駆動して露光位置PでのスライドAの位置を微調整し、また、必要に応じてスライドAを排出するための調整手段56、供給部44へのスライドA挿入の可・不可等を表示するパイロットランプ58等が配置される。
【0026】
供給部44の下流に配置される第1駆動系46は、駆動源となる第1モータ60、矢印x方向に配列される3つの駆動ローラ7070…、各駆動ローラ70の間に配置されるガイドローラ64および64、第1モータ60の回転軸60aと3つの駆動ローラ70と2つのガイドローラ64とを掛け回されるエンドレスベルト66とを有する。
駆動ローラ70は、ゴムローラやローレット切りされた金属ローラ等の強い摩擦駆動力を有するローラで、下端部にタイミングベルト66が巻き掛けられる小径の肩部(タイミングギア)70aを有する。また、タイミングベルト66は、ガイドローラ64によって十分に肩部70aに巻き掛けられる。
この第1駆動系46は、後述する従動ローラ50と共にスライドAの端部を挟持して搬送するものであり、供給部44から供給されたスライドAを、供給部44から露光位置Pの手前まで搬送する。また、第1駆動系46による搬送領域内には、次ぎに露光に供されるスライドAが露光位置Pの若干上流で待機する待機位置が設定される。
なお、この第1駆動系46にかかる搬送手段は、図示例のスライドAの端部を挟持するローラに限定はされず、マウント面を挟持するニップローラ、スライドAのマウントの端面もしくはマウント面を挟持するニップベルト、ベルトコンベア等、公知の板状物の搬送方法が各種利用可能である。
【0027】
第1駆動系46の下流に配置される第2駆動系48は、第1駆動系46とほぼ同様の構成を有し、駆動原となる第2モータ68、露光位置Pに対応する駆動ローラである矢印x方向に2つ配置される平目ローレットローラ62および62、露光位置P以外の駆動ローラとして矢印x方向に4つ配列される前記第1駆動系46と同様の駆動ローラ70,70…、駆動ローラ70の間に配置されるガイドローラ72,72…、第2モータ68の回転軸68aと6つの駆動ローラ70の肩部70aと5つのガイドローラ72とを掛け回されるタイミングベルト74とを有する。
第2駆動系48も後述する従動ローラ50と共にスライドAの端部を挟持して搬送するものであり、第1駆動系46からスライドAを受けて露光位置Pに搬送・停止して露光に供し、また、露光を終了したスライドAを集積箱38に搬送する。この第2駆動系48は、第1駆動系46よりも長く、この搬送領域の露光位置P以降には、少なくとも一枚のスライドAが存在可能に構成される。
【0028】
ここで、本発明のスライドキャリア10においては、露光位置Pにおける駆動ローラは、搬送方向(矢印x方向)には大きな摩擦力を有し、かつ、スライドAのマウントより高い耐摩耗性および形状安定性を有するローラであって、図示例においては、図4(図3のIV−IV線概略断面)に示されるように、金属性のローラの外周面に回転軸方向に平目ローレット切りをしてなる平目ローレットローラ62を用いている。
【0029】
通常、搬送方向に高い摩擦力を要求される搬送ローラとしてはゴムローラが利用されるが、通常のゴムローラはスライドAのマウント(通常は樹脂製)に比して耐摩耗性が低く、経時と共に摩耗して径が小さくなる。また、ゴムローラは弾性を有するので、経時と共に変形してしまう場合もある。
後に詳述するが、スライドキャリアAにおいては、第2センサD3によってスライドAが検出された後、所定量だけ搬送、例えば駆動源がパルスモータであれば、所定パルスだけ第2モータ68を駆動して搬送することで、スライドAを露光位置Pに搬送する。従って、露光位置Pの駆動ローラが摩耗あるいは変形していると、第2センサD3検出後のスライドAの搬送量に誤差を生じてしまい、スライドAを露光位置Pに正確に停止することができず、マスクとなる開口52にスライドAのマウントが掛ってしまい、フィルム面の所定領域全体を読取光で照射することができなくなってしまう。
これに対し、本発明のスライドキャリアAにおいては、金属ローラ、セラミックス製のローラ、高硬度で耐摩耗性の高い樹脂製のローラ等の表面をローレット切りしたローラのように、搬送方向(矢印x方向)には十分な摩擦力(搬送力)を有し、かつスライドAのマウントより高い耐摩耗性を有し、形状安定性に優れるローラを露光位置Pにおける駆動ローラとして用いることにより、露光位置Pの駆動ローラの摩耗や変形を防止して、長期に渡って安定してスライドAを露光位置Pに正確に停止することができる。
【0030】
図示例においては、露光位置Pの駆動ローラとして、金属製の平目ローレットローラ62を用いているが、本発明はこれに限定はされず、あや目、左もしくは右斜目にローレット切りすることにより、搬送のための摩擦力を確保したローラも利用可能である。
なお、後に詳述するが、図示例のスライドスキャナAは露光位置PにおけるスライドAの浮きを防止し、かつ歪の矯正等を行うスライド押さえ54を有している。そのため、露光位置Pの駆動ローラとしてあや目ローレットローラ等を用いると、露光位置Pに搬送されたスライドAが浮き上がっている場合に、スライド押さえ54(押圧部材82)で押圧する際のスライドAの下方への移動を妨害し、スライドAの搬送ステージ42への押圧をスムーズに行うことができなくなってしまう。そのため、図示例のように、スライド押さえ54を有する場合には、回転軸方向に平目ローレット切りした平目ローレットローラ62のように、搬送方向に十分な摩擦力を有し、上下(スライドAの厚さ)方向には摩擦力の小さいローラを用いるのが好ましい。
【0031】
また、露光位置P以外の駆動ローラ70としても、平目ローレットローラ等を用いてもよい。
ただし、後に詳述するように、図示例のスライドキャリア10は、オペレータが供給口44からスライドAを供給し、供給検出センサD1がスライドを検出することにより第1駆動系46が駆動して搬送するので、最上流のすなわち供給部44の駆動ローラ70として耐摩耗性および硬度が高いローラを用いると、オペレータがスライドAを離すタイミングが遅かったり、スライドA止めていると、スライドAのマウントが駆動ローラによって削られてしまう。そのため、少なくとも最上流の駆動ローラ70はゴムローラ等のマウントよりも耐摩耗性および硬度が低いものを用いるのが好ましい。
【0032】
従動ローラ50,50…は、第1駆動系46および第2駆動系48の各駆動ローラ70ならびに平目ローレットローラ62に対向して、矢印x方向に配列して計9つ配置される。
図示例のスライドキャリア10においては、駆動ローラ70あるいは平目ローレットローラ62と従動ローラ50とで、スライドA(マウント)端部を挟持して、駆動ローラ70および平目ローレットローラ62(以下、両者をまとめて駆動ローラ70とする)を回転することにより、スライドAを矢印x方向に搬送する。
【0033】
各従動ローラ50は、矢印x方向に向かって傾斜して配置されるアーム76に駆動ローラ70側端部近傍で上下端を回転自在に軸支される。また、このアーム76は、従動ローラ50と逆側の端部近傍で、支軸76aによって図中矢印b方向に回動自在に軸支されており、かつ、スプリング78等の付勢手段によって、駆動ローラ70に近接する矢印a方向に付勢されている。
さらに、アーム76の駆動ローラ70に近接する方向への回動は公知のストッパ(図示省略)によって規制されており、スライドAがない状態では、従動ローラ50とそれに対向する駆動ローラ70との間隔が、スライドAの幅(搬送方向と直交方向)よりも若干狭くなる構成となっている。
【0034】
従って、駆動ローラ70と従動ローラ50との間にスライドAが供給されると、両者の間隔がスライドAによって押し広げられ、従動ローラ50がスライドAを押圧して駆動ローラ70に押し付けた状態となるので、スライドAは駆動ローラ70と従動ローラ50とによって好適に挟持され、駆動ローラ70の回転によって確実に搬送される。また、アーム76の回動によって、従動ローラ50と駆動ローラ70との間隔が変化するので、種類や仕様の違いによる、スライドAのサイズの差を吸収することができる。
さらに、従動ローラ50を軸支するアーム76がスライドAの搬送方向である矢印x方向に傾斜して配置されているので、従動ローラ50が矢印x方向に逃げるようにしてスライドAを挟持する状態となり、スライドAの搬送を妨害することなく、スムーズかつ安定したものとできる。
【0035】
また、図4に示されるように、スライドキャリア10においては、従動ローラ50として、下方に向かって漸次縮径するテーパローラを用いている。
本発明のスライドキャリア10のように、スライドAを搬送ステージ42上に載置して、端部を挟持して搬送するキャリアでは、通常の径が均一のローラ(ストレートローラ)を用いると、スライドAが搬送ステージ42から浮き上がってしまい、安定搬送できない場合がある。これに対し、テーパローラ(スライドAが当接する可能性がある部分のみでも可)を用いることにより、スライドAを搬送ステージ42にも押し付けた状態で搬送することができ、スライドAの厚さやサイズに関わらず、浮き上がりを防止して安定かつ確実な搬送を実現できる。しかも、駆動ローラ70は、通常のストレートローラを用いているので、スライドAの位置が幅方向に移動することもない。
なお、すべてをテーパローラにする必要はなく、搬送中に少なくとも1つテパローラがスライドAに係合していれば、浮き上がりは好適に防止できる。
【0036】
さらに、図示例のスライドキャリア10においては、図4に示されるように略L字形の断面を有する長尺なカバー71(図3においては、装置構成を明瞭にするために省略してある)を用い、このカバー71で駆動ローラ70の上面および側面を覆うことにより、意匠性を向上すると共に、側面を覆う部分の下端で、スライドAの駆動ローラ70側が大きく浮き上がることを防止している。
また、このようなカバー71で駆動ローラ70側の浮き上がりを押さえる方法以外にも、図5に示されるような、段付きローラを駆動ローラとして用いて、これによりスライドA側の駆動ローラ側の浮き上がりを防止してもよい。
【0037】
このような本発明のスライドキャリア10においては、駆動ローラ70および従動ローラ50の配列間隔(回転中心の間隔)は、スライドAの搬送方向の長さmより短くすればよいが、好ましくは、図示例のように、配列間隔を長さmの半分未満(<m/2)とする。
このように構成することにより、スライドAは常時2対以上の駆動ローラ70と従動ローラ50とで挟持搬送される結果となり、搬送中のスライドAの蛇行や揺動を好適に防止して姿勢を安定させることができ、より安定した搬送を実現することができる。
【0038】
図示例のスライドキャリア10においては、好ましい態様として、露光位置Pに搬送されたスライドAの搬送ステージ42からの浮き上がりを防止し、かつ搬送ステージ42に押圧するスライド押さえ54が配置される。
スライド押さえ54は、露光位置Pの中心より上流側に回転軸80aを位置して配置される有するロータリーソレノイド80と、図6に示されるような、回転軸80aより下流方向に突出する2本の押圧部82aおよび82aを有し、逆側が回転軸80aに固定される、図6に示されるような押圧部材82とを有する。また、回転軸80aの先端は軸受84によって軸支されている。
【0039】
スライド押さえ54は、通常はロータリーソレノイド80によって押圧部82aおよび82aを搬送ステージ42から上方に移動して、露光位置PへのスライドAの搬入を阻害しない位置に配置されている。
露光位置PにスライドAが搬送されると、ロータリーソレノイド80によって回転軸80aを矢印d方向に回転して押圧部材82を回動し、押圧部82aおよび82bを下方に移動してスライドAに当接させて下方に押圧して、スライドAが搬送ステージ42から浮き上がっている場合には押し下げて搬送ステージ42上に載置させると共に、スライドAを搬送ステージ42に押圧し、露光時におけるスライドAの浮き上がりを防止し、かつマウントの歪等を矯正する。
前述のように、露光位置Pにおいては、駆動ローラとして平目ローレットローラ62を用いているので、スライドAが浮き上がった状態で露光位置Pに搬入されても、容易に押圧部材82によって下方に押し下げ、搬送ステージ42に押圧することができる。
【0040】
図示例においては、押圧部材82によるスライドAの押圧は、光軸Lを通過して矢印x方向と直交する方向の2点、すなわち、スライドAの画像(フィルム)長手方向のほぼ中心の画像短手方向の2点に押圧部82aおよび82bを当接して、スライドA(マウント)を押圧している。本発明のスライドキャリア10において、押圧部材82によるスライドAの押圧はこの態様に限定はされず、スライドAの4辺あるいは対向する2辺、4隅等を押圧するものであってもよい。しかしながら、図示例の態様が、最も少ない力で効率的にスライドAの歪等を矯正することができ、好ましい。
また、図示例のように、押圧の際にスライドAに接触する押圧部82aおよび82bを曲面状として、点に近い状態でスライドAを押圧する構成とするのが好ましい。これにより、スライドAを押圧部材82で押圧する際のスライドAの位置ずれを好適に防止することができ、露光位置Pに正確にスライドAを位置することができる。
【0041】
第2駆動系48の下流には、好ましい態様として、読み取りを終了したスライドAを回収するための集積箱38が配置される。
図示例において、搬送ステージ42の集積箱38が装着される位置には、第2駆動系48からスライドAを受取り、集積箱38に収容する搬入ローラ86が配置される。搬入ローラ86は、搬送ステージ42よりも若干回転面を突出して配置されており、集積箱38に回収されたスライドAは、若干上昇しつつ収容箱38に搬入され、この搬入ローラ86上に載置された状態で収容される。従って、第2駆動系48によって集積箱38に搬送されたスライドAは、既に回収されたスライドAの下に潜り込むように収納され、順次下方から積層される。
なお、本発明においては、集積箱38は、これ以外にも、後から搬送されるスライドAの押動により落下したスライドAを収容する箱等であってもよい。また、特に集積箱38を設けず、読み取りを終了して第2駆動系48から排出されたスライドAをオペレータの手によって回収する構成でもよい。
【0042】
前述のように、搬送ステージ42には、スライドAが供給部44に供給されたことを検出する供給検出センサD1、露光位置Pの上流に設定される待機位置に対応してスライドAを検出する第1センサD2、および露光位置に対応してスライドAを検出する第2センサD3が配置され、スライドキャリア10においては、各センサによる検出結果、および露光終了の信号に応じて、各第1および第2駆動系を駆動して、スライドAを搬送する。
なお、センサは、光学的なセンサであっても機械的なセンサであってもよく、公知の板状物の検出手段がすべて利用可能である。
【0043】
具体的には、オペレータによるスライドAの供給が供給検出センサD1に検出されると、待機位置(第1センサD2)および露光位置P(第2センサD3)にスライドAがなければ、第1駆動系46および第2駆動系48を駆動して供給されたスライドAを搬送し、第2センサD3によってスライドAが検出された後に所定パルス搬送して第2駆動系48を停止することにより、スライドAを露光位置Pに搬送して露光に供する。他方、スライドAの供給が供給検出センサD1に検出された際に、露光位置PにスライドAがある場合には、第1駆動系46のみを駆動して、第1センサD1によってスライドが検出された後、所定パルス搬送した後に第1駆動系46を停止して、供給されたスライドAを待機位置まで搬送して待機させる。
また、待機位置にスライドAがある場合には、供給検出センサD1にスライドAが検出されても、第1駆動系46は駆動しない。
【0044】
他方、露光が終了した際には、入力装置12(あるいはそれを管理する装置)から露光終了の信号がスライドスキャナ10に出され、これに応じて、第1駆動系46および第2駆動系48を駆動して、露光を終了したスライドAを露光位置Pから排出する。
この際に、待機位置に次ぎに露光されるスライドAが待機している場合には、このスライドAが露光位置Pに搬送されるので、待機しているスライドAを先と同様にして露光位置Pに停止してスライドAの切り替えを行い(従って、露光を終了したスライドAは、第2駆動系48の途中に停止する)、待機位置にスライドが待機していない場合には、露光を終了したスライドAを集積箱38まで搬送する。
【0045】
なお、前述のように、本発明のスライドキャリア10においては、露光位置Pの駆動ローラとして平目ローレットローラ62を用い、かつ押圧手段54を有しているので、経時によらず、スライドAを高精度に露光位置Pに搬送・停止することができ、さらに、スライドAの浮き上がりの無い状態で高精度の画像読取を行うことができる。
また、露光位置PにおけるスライドAの位置は、調整手段56によって第2駆動系48を駆動して、微調整することができる。
【0046】
以上の説明から明らかなように、図示例のスライドスキャナ10は、搬送系を2系列に分け、露光位置Pおよび待機位置でスライドAを検出するセンサを設けたことにより、露光のタイミングによらず、また、露光中であってもオペレータのタイミングでスライドAを供給することができ、しかも、露光中は露光位置Pの近傍の待機位置でスライドAを待機できるので、露光位置PにおけるスライドAの切り替えを迅速に行い、かつ露光のサイクルタイムを一定にすることができ、効率のよい画像読取(焼付)を行うことができる。
なお、本発明のスライドスキャナは、この2系列の搬送系を有する構成に限定はされず、通常の一系統の搬送系であってもよいのはもちろんである。
【0047】
パイロットランプ58は、供給検出センサD1および第1センサD2によるスライドAの検出結果に応じて青あるいは赤に点灯するものであり、両センサによってスライドAが検出されない状態では、スライドAを供給部44に供給してもよい旨の信号として青色に点灯し、供給検出センサD1および第1センサD2の少なくとも一方によってスライドAが検出されている場合には、供給部44へのスライドAの供給不可を示す赤色に点灯する。
また、必要に応じて、スライドAの搬送等にトラブルが生じた際には、赤を点滅させてもよい。
【0048】
以上、本発明のスライドキャリアについて説明したが、本発明はこれに限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、スライドの両端部をローラで挟持して搬送するスライドキャリアにおいて、経時による駆動ローラの摩耗や変形等を好適に防止して、長期間にわたってスライドを露光位置に正確に搬送・停止することができ、さらに、好ましくは、露光位置におけるスライドの浮き上がりも防止することができるスライドキャリアを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドキャリアを装着する画像入力装置の概略斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、図1の画像入力装置におけるキャリア交換を説明するための概略斜視図である。
【図3】図1に示される本発明のスライドキャリアの概略平面図である。
【図4】図3のVI−VI線概略断面図である。
【図5】本発明のスライドキャリアに用いられる駆動ローラの別の例を示す概略図である。
【図6】図1に示されるスライドキャリアに用いられる押圧部材の一例の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 スライドキャリア
12 (画像)入力装置
14 光学フレーム
16 光源部
18 キャリアベース
20 結像部
22 イメージセンサ
24 焦点調整モータ
26,28 案内レール
30,32 溝
33,40,52 開口
34 キャリア本体
36,71 カバー
38 集積箱
42 搬送ステージ
44 供給部
46 第1駆動系
48 第2駆動系
50 従動ローラ
54 スライド押さえ
56 調整手段
58 パイロットランプ
60 第1モータ
70 駆動ローラ
64,72 ガイドローラ
66,74 タイミングベルト
68 第2モータ
76 アーム
78 スプリング
80 ロータリーソレノイド
82 押圧部材
84 軸受
86 搬入ローラ

Claims (4)

  1. フィルムを枠体に保持してなる供給されたスライドを所定の露光位置に搬送し、露光終了後に前記露光位置から排出するスライドキャリアであって、
    前記スライドの搬送方向に延在し、その搬送路中に露光位置を有する、前記スライドを載置する搬送ステージと、
    前記搬送方向に配列され、前記スライドの端部に当接してスライド搬送する、前記搬送ステージに沿って配列した複数の駆動ローラと、
    前記駆動ローラ方向に付勢された状態で駆動ローラに近接および離間自在に保持され、前記駆動ローラと共にスライドの端部を挟む、前記搬送方向に配列される従動ローラとを有し、
    前記露光位置の駆動ローラは、前記搬送路の上流側のスライド供給位置の駆動ローラに比べて耐摩耗性の高い部材で構成されていることを特徴とするスライドキャリア。
  2. 請求項1に記載のスライドキャリアであって、さらに、前記露光位置のスライドを搬送ステージに押圧する押圧手段を有し、かつ、前記露光位置の駆動ローラが回転軸方向に平目ローレット切りされた平目ローレットローラであるスライドキャリア。
  3. 前記従動ローラの少なくとも1つが、少なくとも前記スライドと当接する部分に下方に向かって漸次縮径するテーパ部を有する従動ローラである請求項1または2に記載のスライドキャリア。
  4. 前記搬送方向最上流の駆動ローラが、スライドのマウントよりも耐耗性および形状安定性が低いローラである請求項1〜3のいずれかに記載のスライドキャリア。
JP27745595A 1995-10-25 1995-10-25 スライドキャリア Expired - Lifetime JP3638352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27745595A JP3638352B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 スライドキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27745595A JP3638352B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 スライドキャリア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09120104A JPH09120104A (ja) 1997-05-06
JP3638352B2 true JP3638352B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=17583830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27745595A Expired - Lifetime JP3638352B2 (ja) 1995-10-25 1995-10-25 スライドキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3638352B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132215A (ja) 1997-07-10 1999-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 写真画像、その形成方法及び装置、並びにそのための記録媒体
JP4851418B2 (ja) * 2007-10-25 2012-01-11 古河電気工業株式会社 光ファイバ切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09120104A (ja) 1997-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3522918B2 (ja) 画像入力装置
JP3638352B2 (ja) スライドキャリア
JP3545522B2 (ja) 画像入力用レンズ装置およびその合焦位置の補正方法
JP3590164B2 (ja) スライドキャリア
JP3375808B2 (ja) 板状物集積装置
JPH09114011A (ja) スライドキャリア
JPH09114016A (ja) スライドキャリア
JP3862232B2 (ja) 画像入力装置
US5722001A (en) Color balance filter adjusting mechanism
JP3745100B2 (ja) フィルムキャリア
JP2002287263A (ja) 画像記録装置
JP3781335B2 (ja) フイルムキャリア
JPH09130557A (ja) 画像入力装置
JPH09233273A (ja) 画像読取方法および画像入力装置
JP2002287266A (ja) 誘いガイド
JP3726218B2 (ja) 副走査搬送機構
JPH0998341A (ja) 画像入力装置
JP3714781B2 (ja) フィルムキャリア
JP3753519B2 (ja) 画像記録装置
JPH09211558A (ja) 結像装置および画像入力装置
JP3836577B2 (ja) フィルムキャリア
JPH1120984A (ja) 搬送ガイド
JP2001094739A (ja) 画像読み取り装置及び画像形成装置
JPH11271885A (ja) 写真焼き付け装置
JPH0993421A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term