JP3375808B2 - 板状物集積装置 - Google Patents

板状物集積装置

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JP3375808B2 JP30721695A JP30721695A JP3375808B2 JP 3375808 B2 JP3375808 B2 JP 3375808B2 JP 30721695 A JP30721695 A JP 30721695A JP 30721695 A JP30721695 A JP 30721695A JP 3375808 B2 JP3375808 B2 JP 3375808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が撮影された
フィルムを枠体に保持してなるスライド等の各種の板状
物を集積する板状物集積装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム原稿(以下、フィルムとする)に撮
影された画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フ
ィルムの画像を感光材料に投影して感光材料を面露光す
る、いわゆる直接露光によって行われている。
【0003】これに対し、近年では、デジタル露光を利
用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像
情報を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル
信号とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像情
報とし、この画像情報に応じて変調した記録光によって
感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、プリン
トとするデジタルフォトプリンタの開発が進んでいる。
デジタルフォトプリンタによれば、編集レイアウトや複
数画像編集等の各種の画像処理を自由に行うことができ
ると共に、各フィルムに撮影された画像や処理条件をメ
モリに記憶しておくことができるので、焼き増しの際に
フィルムが不要で、また、処理条件の再設定も不要であ
るので、迅速かつ効率良く作業を行うことができる。こ
のようなデジタルフォトプリンタは、基本的に、フィル
ム等の原稿に記録された画像を読み取る画像入力装置、
読み取った画像を画像処理して画像記録の露光条件を決
定するセットアップ装置、および決定された露光条件に
従って感光材料を走査露光して現像処理を施す画像記録
装置より構成される。
【0004】これらのフォトプリンタの原稿となるフィ
ルムの形態としては、通常の135サイズのネガフィル
ムやリバーサルフィルムの、いわゆるストリップスと呼
ばれる多数の画像が撮影された長尺のフィルムと、フィ
ルム(通常はリバーサルフィルム)を枠体(マウント)
に固定してなるいわゆるスライドとがある。そのため、
フォトプリンタでは、このような各種の原稿に対応し
て、スライドを1枚ずつ所定の露光位置に搬送、排出す
るスライドキャリア、ストリップスに撮影された画像を
1コマずつ順次露光位置に搬送するフィルムキャリア等
の各種のキャリア(ハンドリング装置)が用意されてい
る。フォトプリンタにおいては、原稿に応じたキャリア
をデジタルフォトプリンタの画像入力装置や従来のフォ
トプリンタの露光ステージ等の所定位置に装着し、フィ
ルム(これに撮影された画像)をキャリア上の所定の露
光位置に固定して、フィルムに読取光を照射すなわちフ
ィルムを露光して画像を担持する投影光を得、この投影
光をイメージセンサに結像して光電的な画像読取を行
い、あるいは投影光を感光材料に結像して直接露光によ
る焼付を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなキャリアの
うち、スライドキャリアはスライドを一枚ずつ所定の露
光位置に搬送して露光を行い、露光が終了したら、この
スライドを排出し、次のスライドを露光位置に搬送する
装置である。
【0006】従来のスライドキャリアにおいては、露光
を終了して露光位置から排出されたしたスライドを、オ
ペレータが手で回収して整理しており、作業性が悪い。
また、露光を終了したスライドを搬送して、スライドキ
ャリアや入力装置に形成された集積用の孔部等に落下さ
せて、スライドを集積することも考えられるが、この方
法では、スライドの露光順序と集積順序とが逆転してし
まう上に、整然とスライドを集積することは困難であ
り、また、回収時にはスライドを孔部から持ち上げて取
り出す必要があり、やはり、作業性が良好であるとはい
えない。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、スライドのみならず、使用順序と
積層順序とを同一として、整然と板状物を集積すること
ができ、しかも、集積した板状物の回収も容易な板状物
集積装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、側面下方に形成される板状物の搬入口、
ならびに底面の中央より前記搬入口よりに形成される開
口を有する、板状物を積層して収容する取り外し自在な
集積箱と、前記搬入口から集積箱内に板状物を搬入する
搬入手段と、所定位置に配置された前記集積箱の開口か
ら突出して、最上部が前記搬入手段による板状物の搬送
面より高いところに位置し、前記搬入手段によって搬入
口から搬入された板状物を集積箱内に収容する集積ロー
ラとを有することを特徴とする板状物集積装置を提供す
る。
【0009】また、前記集積箱が、前記搬入口ならびに
底面の開口以外は閉塞する筐体で、かつ搬入手段による
搬送方向上流側の側面が開放自在な蓋体となっているの
が好ましい。
【0010】さらに、前記本発明の板状物集積装置にお
いて、前記搬入口の上方に回転自在のローラが配置され
るのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の板状物集積装置に
ついて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に
説明する。
【0012】図1に、本発明の板状物集積装置(以下、
集積装置とする)を利用するスライドキャリア10が装
着された画像入力装置(以下、入力装置とする)12の
概略斜視図を示す。入力装置12は、通常リバーサルフ
ィルムを枠体(マウント)に固定してなるスライドA
や、多数の画像が撮影されているストリップス等のフィ
ルムを原稿として、これらの原稿に撮影された画像を光
電的に読み取る、前述のデジタルフォオトプリンタの入
力装置に対応する装置であって、基本的に、光学フレー
ム14、光源部16、キャリアベース18、結像部2
0、エリアセンサであるイメージセンサ22、およびキ
ャリアベース18に装着自在にされるスライドAやスト
リップスの画像を露光位置に保持する各種のキャリアを
有して構成されるものであり、図示例においては、キャ
リアベース18には、本発明の集積装置を利用するスラ
イドキャリア10が装着されている。
【0013】この入力装置12においては、光源、絞
り、R(赤)、G(緑)およびB(青)の色フィルタ
板、拡散ボックス等を有する光源部16から射出される
読取光を、各種のキャリアによって所定の露光位置に保
持されたスライドA等のフィルム原稿に照射して、フィ
ルムに撮影された画像を担持する投影光を得る。この投
影光を、ズーム機能と焦点調整機能とを有する結像部2
0によってイメージセンサ22に結像して、光電変換す
ることにより、フィルムに撮影された画像を二次元的に
光電的に読み取る。なお、結像部20の焦点調整機能
は、焦点調整モータ24によって調整され、フィルムの
投影光は、正確にイメージセンサ22の受光面に結像さ
れる。
【0014】前述のように、図示例の入力装置12にお
いては、スライドキャリア10等の各種のキャリアは、
キャリアベース18に装着自在にされる。キャリアベー
ス18は、光学フレーム14に対して垂直に固定されて
おり、その上面に各種のキャリアを載置して、所定の位
置に保持する。図2にキャリアの装着方法の概念図を示
すが、キャリアベース18の上面には、光学フレーム1
4面に直交する矢印y方向に延在して案内レール26お
よび28が形成されている。他方、スライドキャリア1
0の底面には、案内レール26および28に対応して溝
30および32が形成されている。
【0015】このような入力装置12においては、スラ
イドキャリア10等は、案内レール26および28を溝
30および32に挿入してキャリアベース18上に載置
され、図2(b)〜図1に示されるように光学フレーム
14に当接するまで矢印y方向に押し込まれることによ
り、案内レールと溝とで矢印x方向の位置を規定され、
また、光学フレーム14との当接で矢印y方向の位置を
規定され、キャリアベース18上(入力装置12)の所
定位置に位置決めされて載置される。
【0016】図2(a)に示されるように、キャリアベ
ース18には、光軸Lに対応する部分に、光源部16か
らの光が通過するための開口33が形成されている。開
口33の大きさは、入力装置12によって読み取るフィ
ルムの最大サイズに応じて、光源部16からの光によっ
て、入力装置12で読み取る画像の最大サイズの全面を
十分に照射できるサイズである。
【0017】このような入力装置12に装着自在にされ
るスライドキャリア10は、矢印x方向にスライドAを
搬送して、所定の露光位置(画像読取位置)Pに停止し
て露光(画像読取)に供し、かつ露光を終了したスライ
ドAを収集するものであり、キャリア本体34と、キャ
リア本体34に取り付けられるカバー36、および読み
取りを終了したスライドAを収容する本発明の集積装置
を構成する集積箱38とを有する。
【0018】前述のように、スライドキャリア10のキ
ャリア本体34の底面には、キャリアベース18の案内
レール26に対応する溝30、ならびに案内レール28
に対応する溝32が形成されている。他方、キャリア本
体34の上面には、一段低くなって、矢印x方向に延在
する搬送ステージ42が形成されている。スライドA
は、この搬送ステージ42に載置された状態で、カバー
36の矢印x方向上流(以下、上流とする)の供給部4
4からオペレータによって供給され、露光位置Pを経て
集積箱38まで搬送される。従って、この搬送ステージ
42は、標準的なスライドAが載置された際にフィルム
面(画像面)の高さが光軸L方向の所定位置になるよう
に形成される。
【0019】カバー36は、上面にスライドAの投影光
が通過する開口40が形成された底面が開放する筐体
で、通常は露光位置Pを覆っているが、図中奥手側(光
学フレーム14側)の下端辺を軸にして矢印c方向に回
動可能に構成される。
【0020】図3に、カバー36を開放したスライドキ
ャリア10の概略平面図を示す。前述のように、キャリ
ア本体34の上面には、搬送ステージ42が形成されて
いる。この搬送ステージ42のカバー36に覆われた部
分には、第1駆動系46および第2駆動系48が配置さ
れ、さらに、両駆動系に対向して、駆動系と共に搬送手
段を形成する合計9個の従動ローラ50,50……が配
置されている。また、搬送ステージ42には、供給部4
4からスライドAが供給されたことを検出する供給検出
センサD1、待機位置でスライドAを検出する第1セン
サD2、および露光位置PでスライドAを検出する第2
センサD3が配置される。
【0021】スライドAは、図3中に一点鎖線で示され
る露光位置Pにおいて露光に供されるが、ここには、入
力装置12の光源部16からの読取光が通過する開口5
2がキャリア本体34を貫通して形成されている。言い
換えれば、露光位置Pはこの開口52に対応して設定さ
れる。また、開口52は、スライドAの露光領域を規制
するマスクも兼ねている。さらに、図示例のスライドキ
ャリア10には、露光位置PにおいてスライドAを押さ
えるスライド押さえ54、露光位置PでのスライドA位
置の微調整および必要に応じてスライドAを排出するた
めの調整手段56、供給部44へのスライドA挿入の可
・不可等を表示するパイロットランプ58等が配置され
る。
【0022】供給部44の下流に配置される第1駆動系
46は、駆動源となる第1モータ60、矢印x方向に配
列される3つの駆動ローラ62,62…、各駆動ローラ
62の間に配置されるガイドローラ64および64、第
1モータ60の回転軸60aと3つの駆動ローラ62と
ガイドローラ64とを掛け回されるエンドレスベルト6
6とを有する。駆動ローラ62は、ゴムローラやローレ
ット切りされた金属ローラ等の強い摩擦駆動力を有する
ローラで、下端部にタイミングベルト66が巻き掛けら
れる小径の肩部(タイミングギア)62aを有する。ま
た、タイミングベルト66は、ガイドローラ64によっ
て十分に肩部62aに巻き掛けられる。この第1駆動系
46は、後述する従動ローラ50と共にスライドAの端
部を挟持して搬送するものであり、供給部44から供給
されたスライドAを、供給部44から露光位置Pの手前
まで搬送する。また、第1駆動系46による搬送領域内
には、次に露光に供されるスライドAが露光位置Pの若
干上流で待機する待機位置が設定される。
【0023】第1駆動系46の下流に配置される第2駆
動系48は、本発明の集積装置において集積箱38にス
ライドAを搬入する搬入手段を構成するものである。こ
の第2駆動系48は、第1駆動系46とほぼ同様の構成
を有し、駆動原となる第2モータ68、矢印x方向に6
つ配置される前記第1駆動系46と同様の駆動ローラ6
2,62…、駆動ローラ62の間に配置されるガイドロ
ーラ64,64…、第2モータ68の回転軸68aと6
つの駆動ローラ62の肩部62aと5つのガイドローラ
64とを掛け回されるタイミングベルト74とを有す
る。第2駆動系48も後述する従動ローラ50と共にス
ライドAの端部を挟持して搬送するものであり、第1駆
動系46からスライドAを受けて露光位置Pに搬送・停
止して露光に供し、露光を終了したスライドAを集積箱
38に搬入する。
【0024】後に詳述するが、スライドキャリア10
は、スライドAを第2センサD3によって検出した後に
所定量だけ搬送、例えば、駆動源がパルスモータであれ
ば所定パルス数だけ搬送することで、露光位置Pにスラ
イドAを搬送する。従って、露光位置Pの駆動ローラが
摩耗や変形をしていると、第2センサD3検出後のスラ
イドAの搬送量に誤差を生じ、停止位置に誤差を生じて
しまう。そのため、露光位置Pに対応する駆動ローラ6
2は、ローレット切りした金属ローラのように、搬送方
向には十分な摩擦力(搬送力)を有し、かつスライドA
のマウントより高い耐摩耗性を有し、形状安定性に優れ
るローラを用い、露光位置Pの駆動ローラの摩耗や変形
を防止するのが好ましい。特に、図示例の装置は、スラ
イド押え54によるスライドAの下方への移動を容易に
するために、上下方向にローレット切りした平目ローレ
ットローラが好ましい。
【0025】従動ローラ50,50…は、第1駆動系4
6および第2駆動系48の各駆動ローラ62に対向し
て、矢印x方向に配列して計9つ配置される。図示例の
スライドキャリア10においては、駆動ローラ62と従
動ローラ50とで、スライドA(マウント)端部を挟持
して、駆動ローラ62を回転することにより、スライド
Aを矢印x方向に搬送する。
【0026】各従動ローラ50は、矢印x方向に向かっ
て傾斜して配置されるアーム76に駆動ローラ62側端
部近傍で上下端を回転自在に軸支される。また、このア
ーム76は、従動ローラ50と逆側の端部近傍で、支軸
76aによって図中矢印b方向に回動自在に軸支されて
おり、かつ、スプリング78等の付勢手段によって、駆
動ローラ62に近接する矢印a方向に付勢されている。
さらに、アーム76の駆動ローラ62に近接する方向へ
の回動は公知のストッパ(図示省略)によって規制され
ており、スライドAがない状態では、従動ローラ50と
それに対向する駆動ローラ62との間隔が、スライドA
の幅(搬送方向と直交方向)よりも若干狭くなる構成と
なっている。
【0027】従って、駆動ローラ62と従動ローラ50
との間にスライドAが供給されると、両者の間隔がスラ
イドAによって押し広げられ、従動ローラ50がスライ
ドAを押圧して駆動ローラ62に押し付けた状態となる
ので、スライドAは駆動ローラ62と従動ローラ50と
によって好適に挟持され、駆動ローラ62の回転によっ
て確実に搬送され、また、アーム76の回動で従動ロー
ラ50と駆動ローラ62との間隔が変化して、スライド
Aのサイズの差を吸収することができる。さらに、従動
ローラ50を軸支するアーム76がスライドAの搬送方
向である矢印x方向に傾斜して配置されているので、従
動ローラ50が矢印x方向に逃げるようにしてスライド
Aを挟持する状態となり、スライドAの搬送を妨害する
ことなく、スムースかつ安定したものとできる。
【0028】なお、スライドキャリア10のように、ス
ライドAを搬送ステージ42上に載置して、端部を挟持
して搬送するキャリアでは、通常の径が均一のローラ
(ストレートローラ)を用いると、スライドAが搬送ス
テージ42から浮き上がってしまい、安定搬送できない
場合がある。そのため、従動ローラ50として下方に漸
次縮径するテーパローラ(スライドAが当接する部分の
みテーパでも可)を用い、スライドAを搬送ステージ4
2にも押し付けて浮き上がりを防止するのが好ましい。
なお、すべてをテーパローラにする必要はなく、搬送中
に少なくとも1つテーパローラがスライドAに係合して
いれば、浮き上がりは好適に防止できる。ただし、後に
詳述するが、本発明の集積装置を利用するスライドキャ
リア10においては、集積箱38へのスライドAの収納
に上下動を伴うので、最下流の従動ローラ50は通常の
ストレートローラとするのが好ましい。
【0029】このようなスライドキャリア10において
は、駆動ローラ62および従動ローラ50の配列間隔
(回転中心の間隔)は、スライドAの搬送方向の長さよ
り短くすればよいが、好ましくは、配列間隔をスライド
Aの長さの半分未満とすることにより、スライドAが常
時2対以上の駆動ローラ62と従動ローラ50とで挟持
搬送され、搬送中のスライドAの蛇行や揺動を好適に防
止して姿勢を安定させ、搬送をより安定したものとでき
る。
【0030】なお、本発明を用いるスライドキャリア1
0においては、スライドの搬送方法は図示例のスライド
Aの端部を挟持するローラに限定はされず、マウント面
を挟持するニップローラ等、公知の板状物の搬送方法が
各種利用可能である。ただし、前にも述べたが、本発明
の集積装置は集積箱38へのスライドAの収納に上下動
を伴うので、本発明における搬入手段を構成する部分、
すなわち、第2駆動系48の駆動ローラ62(特に、下
流部)、およびそれに対応する従動ローラ50は、図示
例のようなスライドAの端部挟持による搬送等、スライ
ドAの上下動を妨げない方法を用いる。
【0031】スライドキャリア10は、露光位置Pに搬
送されたスライドAを搬送ステージ42に押圧するスラ
イド押え54を有する。スライド押え54は、露光位置
Pの中心より上流側に回転軸80aを位置して配置され
る有するロータリーソレノイド80と、略U字状で回転
軸80aから下流方向に突出して2本の押圧部82aお
よび82aを有し、逆側が回転軸80aに固定される押
圧部材82とを有する。また、回転軸80aの先端は軸
受84によって軸支されている。スライド押え54は、
露光位置PにスライドAが搬送されると、ロータリーソ
レノイド80によって押圧部材82を回転して、押圧部
82aおよび82bを下方に移動してスライドAを搬送
ステージ42に押圧し、露光時におけるスライドAの浮
き上がりを防止し、かつマウントの歪等を矯正する。
【0032】第2駆動系48の下流には、読み取りを終
了したスライドAを回収するための集積箱38が配置さ
れ、さらに、集積箱38に覆われて、第2駆動系48と
従動ローラ50とからなる搬入手段からスライドAを受
取り集積箱38に収容する集積ローラ86が配置され
る。本発明の集積装置は、基本的に、この集積箱38、
集積ローラ86、および第2駆動系48と従動ローラ5
0とからなる搬入手段によって構成される。
【0033】スライドキャリア10の集積箱38近傍の
IV−IV線概略断面図を図4に示す。なお、図4において
は、構成を明瞭にするために従動ローラ50は省略し、
また、スライドAは二点鎖線で示す。
【0034】図4に示されるように、集積箱38は、一
側面が開放する四角柱状の筐体であって、開放面には上
角部の支軸88aを軸として図4(a)中の矢印a方向
に開閉自在な蓋体88が配置され、集積されたスライド
Aをここから容易に取り出すことができる。なお、蓋体
88は集積箱の開放側面全面を閉塞するものではなく、
下方は開放したままであり、第2駆動系48と従動ロー
ラ50とによって搬送されたスライドAの搬入口90が
形成される。さらに、集積箱38の底面には、集積ロー
ラ86が突出する開口92が開放面に連続して形成され
る。
【0035】キャリア本体34の搬送ステージ42に
は、第2駆動系48の下流側に一段低い載置部42aが
形成され、集積箱38は、蓋体88を上流側に向けて、
蓋体88と搬送ステージ42の段差とを一致してこの載
置部42aに載置される。ここで、集積箱38の幅方向
両側面の下流側下角部には、外方に突出して突起94が
形成される。また、キャリア本体34の載置部42aの
段差側面には、前記所定位置に載置された集積箱38の
突起94に対応して、突起94が係合自在な長孔が上下
方向に形成されている。すなわち、集積箱38は、この
突起94と長孔とによって、容易に位置決めして載置部
42aの所定位置に載置できると共に、突起94を中心
にして図4(a)中の矢印b方向に倒して上方に持ち上
げることにより、蓋体88を開放することなく容易に取
り外すことができる。
【0036】集積箱38のサイズには特に限定はなく、
底面の大きさは、スライドキャリア10が対応する最大
サイズのスライドAが収納可能なサイズとすればよい。
また、高さすなわち収納枚数は、集積ローラ86の搬入
力、およびスライドAは通常は24枚あるいは36枚単
位で扱われることを考慮すると、この程度の枚数のスラ
イドAが収納できる高さとすればよい。
【0037】図示例においては、矢印b方向に倒して集
積箱38の取り外しを行うので、蓋体88は上流面に形
成されているが、本発明はこれに限定はされず、下流面
を蓋体としてもよい。また、必要に応じて、互いに嵌合
する凹凸等の公知の手段によって、蓋体88の不要な開
放を防止してもよい。特に蓋体を設けず、集積したスラ
イドAを取り出す側面を開放したままであってもよい
が、後述するように、本発明の集積装置では、収納に際
してスライドAの上下動を伴うので、集積したスライド
Aが崩れ落ちること等を防止するために、集積箱38の
側面をスライドAの取出口とする場合には、蓋体を設け
るのが好ましい。あるいは、搬入口90と集積ローラ8
6が収納される開口92以外は、上面のみを開放してこ
こからスライドAを取り出すように構成してもよい。
【0038】搬入口90の高さは、スライドAの不要な
排出の防止等を考慮すると低いほうが好ましいが、収納
に際してのスライドAの上下動を加味して、収納を好適
に行える高さとする。なお、図示例においては、搬入口
90の上方(蓋体88の直下)には、好ましい態様とし
て、スライドAの搬入を円滑にするためのガイドローラ
90aが配置される。
【0039】集積ローラ86は、第2駆動系48の駆動
ローラ62と従動ローラ50からスライドAを受取り、
集積箱38に収納するものである。集積ローラ86は、
載置部42aに載置された集積箱38の開口92から内
部に突出して、集積箱38底面の矢印x方向中心よりも
上流側に位置する。言い換えれば、開口92は集積ロー
ラ86に対応して形成される。また、集積ローラ86
は、その最上部(搬送面)が搬送ステージ42よりも上
方となるように位置しており、集積箱38に搬入された
スライドAを載置して、集積箱38に収容する。
【0040】集積ローラ86は、挟持ではなく、スライ
ドAを載置して搬送するので、ゴムローラ等のある程度
の摩擦力(搬送力)を有するローラであるのが好まし
い。また、十分な搬送力を得るため、その搬送速度(周
速)も、搬送手段である第2駆動系48による搬送より
も高速にするのが好ましい。集積ローラ86の駆動源
は、第2駆動系48と併用でもよく、独立した駆動源を
有してもよい。また、第2駆動系48と駆動源を併用す
る場合には、ギヤ比の調整等の公知の手段によって搬送
速度を搬送手段より高速にすればよい。
【0041】前述のように、集積ローラ86は搬送ステ
ージ42よりも高い位置に搬送面を有し、かつ、集積箱
38の中心より上流側に配置される。そのため、集積箱
38に搬入されたスライドAは、図4(c)に示される
ように、集積ローラ86に乗り上げた状態で、後端(下
流側端部)が浮いた状態で収容される。従って、集積ロ
ーラ86の搬送面の高さは、集積箱38に収容されて集
積ローラ86に乗り上げたスライドAの後端の高さと搬
送ステージ42との段差が、スライドA一枚の厚さより
も大きくなるようにする。また、最下流の駆動ローラ6
2(従動ローラ50)と、集積ローラ86との距離は、
スライドAの搬送方向の長さ以下であればよい。しかし
ながら、集積ローラ86がスライドAを載置して搬送す
るので、最下流の駆動ローラ62と集積ローラ86と
は、可能な範囲で近接して配置するのが好ましい。さら
に、スライドキャリア10においては、スライドAの画
像面と集積ローラ86とが接触しない位置に集積ローラ
86を配置するのが好ましい。
【0042】このような集積装置において、スライドA
の集積は以下のように行われる。図4(a)に示される
ように、集積箱38が空の状態で、第2駆動系62と従
動ローラ50とによって、搬入口90からスライドAが
集積箱38に搬入され、集積ローラ86上に載置され
て、上昇しつつ集積箱38に収容される。さらにスライ
ドAが収容されると、図4(b)に示されるように、駆
動ローラ62と従動ローラ50とによる挟持から開放さ
れて集積ローラ86のみによる搬送となり、中心が集積
ローラ86よりも下流に至ると、先端が下方に向き、図
4(c)に示されるように、先端が集積箱38の下流端
に到って、集積箱38内に完全に収容される。
【0043】次いで、図4(c)に示されるように搬入
口90から次のスライドAが搬入されると、先に収納さ
れたスライドAは後端が持ち上がった状態で収容されて
いるので、次のスライドは、図4(d)に示されるよう
に先に収容されたスライドAの下方に潜り込んで、これ
を押し上げつつ収容され、スライドAの中心が集積ロー
ラ86よりも下流に至ると、図4(e)に示されるよう
に、先端が下方向きになり、これに伴って先に収容され
たスライドAも下降して、先の図4(b)→(c)と同
様にして、収容される。これ以降は、上方に積み上げら
れたスライドAが増す以外は、図4(c)〜図4(e)
と同様に収容が行われる。ここで、スライドAの積層数
が増加するにつれて集積ローラ86が必要な搬送力も増
すが、スライドAの重量によって摩擦力が増加するの
で、集積ローラ86としてある程度の摩擦力を有するも
のを用いれば、多数枚のスライドAを十分に収容するこ
とができる。
【0044】このようにして集積箱38に所定枚数のス
ライドAが収容されたら、突起94を中心として、図4
(a)の矢印bに示されるように、集積箱38を回動し
て持ち上げてスライドキャリア10から取り外し、蓋体
88を開放してスライドAを回収すればよい。なお、ス
ライドキャリア10への集積箱38の取り付けは、取り
外しと逆に行えばよいのは前述のとおりである。
【0045】前述のように、搬送ステージ42には、ス
ライドAが供給部44に供給されたことを検出する供給
検出センサD1、露光位置Pの上流に設定される待機位
置に対応してスライドAを検出する第1センサD2、お
よび露光位置に対応してスライドAを検出する第2セ
ンサD3が配置され、スライドキャリア10において
は、各センサによる検出結果、および露光終了の信号に
応じて、各第1および第2駆動系を駆動して、スライド
Aを搬送する。なお、センサは、光学的なセンサであっ
ても機械的なセンサであってもよく、公知の板状物の検
出手段がすべて利用可能である。
【0046】具体的には、オペレータによるスライドA
の供給が供給検出センサD1に検出されると、待機位置
(第1センサD2)および露光位置P(第2センサD
3)にスライドAがなければ、第1駆動系46および第
2駆動系48を駆動して供給されたスライドAを搬送
し、第2センサD3によってスライドAが検出された後
に所定量だけ搬送して、スライドAを露光位置Pに搬送
して露光に供する。他方、スライドAの供給が供給検出
センサD1に検出された際に、露光位置PにスライドA
がある場合には、第1駆動系46のみを駆動して、第1
センサD1によってスライドが検出された後に所定量搬
送して供給されたスライドAを待機位置まで搬送して待
機させる。また、待機位置にスライドAがある場合に
は、供給検出センサD1にスライドAが検出されても、
第1駆動系46は駆動しない。
【0047】他方、露光が終了した際には、入力装置1
2(あるいはそれを管理する装置)から露光終了の信号
がスライドスキャナ10に出され、これに応じて、第1
駆動系46および第2駆動系48を駆動して、露光を終
了したスライドAを露光位置Pから排出する。この際
に、待機位置に次に露光されるスライドAが待機してい
る場合には、このスライドAが露光位置Pに搬送される
ので、待機しているスライドAを先と同様にして露光位
置Pに停止してスライドAの切り替えを行い(従って、
露光を終了したスライドAは、第2駆動系48の途中に
停止する)、待機位置にスライドが待機していない場合
には、露光を終了したスライドAを集積箱38まで搬送
し、前述の図4に示されるように、集積箱38に収容す
る。
【0048】以上の説明から明らかなように、図示例の
スライドスキャナ10は、搬送系を2系列に分け、露光
位置Pおよび待機位置でスライドAを検出するセンサを
設けたことにより、露光のタイミングによらず、また、
露光中であってもオペレータはスライドAを供給するこ
とができ、しかも、露光中は露光位置Pの近傍の待機位
置でスライドAを待機できるので、露光位置Pにおける
スライドAの切り替えを迅速に行い、効率のよい画像読
取(焼付)を行うことができる。
【0049】パイロットランプ58は、供給検出センサ
D1および第1センサD2によるスライドAの検出結果
に応じて青あるいは赤に点灯するものであり、両センサ
によってスライドAが検出されない状態では、スライド
Aを供給部44に供給してもよい旨の信号として青色に
点灯し、供給検出センサD1および第1センサD2の少
なくとも一方によってスライドAが検出されている場合
には、供給部44へのスライドAの供給不可を示す赤色
に点灯する。また、必要に応じて、スライドAの搬送等
にトラブルが生じた際には、赤を点滅させてもよい。
【0050】以上、本発明の板状物集積装置について本
発明を利用するスライドキャリアを例に説明したが、本
発明はこれに限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいの
はもちろんである。また、本発明の板状物集積装置は、
前述のスライド以外にも、蓄積性蛍光体シート等の各種
の板状物、シート状物にも好適に利用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
板状物集積装置によれば、使用順序と積層順序とを同一
として、整然と板状物を集積することができ、しかも、
集積した板状物の回収も容易であるので、前述のスライ
ドキャリアのみならず、各種の用途における板状物の集
積に好適に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状物集積装置を利用するスライドキ
ャリアを装着する画像入力装置の概略斜視図である。
【図2】(a)および(b)は、図1の画像入力装置に
おけるキャリア交換を説明するための概略斜視図であ
る。
【図3】図1に示される本発明の板状物集積装置を利用
するスライドキャリアの概略平面図である。
【図4】(a),(b),(c),(d)および(e)
は、本発明の板状物集積装置の作用を説明する概略断面
図である。
【符号の説明】
10 スライドキャリア 12 (画像)入力装置 14 光学フレーム 16 光源部 18 キャリアベース 20 結像部 22 イメージセンサ 24 焦点調整モータ 26,28 案内レール 30,32 溝 33,40,52 開放 34 キャリア本体 36,71 カバー 38 集積箱 42 搬送ステージ 44 供給部 46 第1駆動系 48 第2駆動系 50 従動ローラ 54 スライド押さえ 56 調整手段 58 パイロットランプ 60 第1モータ 70 駆動ローラ 64,64 ガイドローラ 66,74 タイミングベルト 68 第2モータ 76 アーム 78 スプリング 80 ロータリーソレノイド 82 押圧部材 84 軸受 86 集積ローラ 88 蓋体 90 搬入口 92 開口 94 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 57/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面下方に形成される板状物の搬入口、な
    らびに底面の中央より前記搬入口よりに形成される開口
    を有する、板状物を積層して収容する取り外し自在な集
    積箱と、 前記搬入口から集積箱内に板状物を搬入する搬入手段
    と、 所定位置に配置された前記集積箱の開口から突出して、
    最上部が前記搬入手段による板状物の搬送面より高いと
    ころに位置し、前記搬入手段によって搬入口から搬入さ
    れた板状物を集積箱内に収容する集積ローラとを有する
    ことを特徴とする板状物集積装置。
  2. 【請求項2】前記集積箱が、前記搬入口ならびに底面の
    開口以外は閉塞する筐体で、かつ搬入手段による搬送方
    向上流側の側面が開放自在な蓋体となっている請求項1
    に記載の板状物集積装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の板状物集積箱に
    おいて、さらに、前記搬入口の上方に回転自在のローラ
    が配置される板状物集積装置。
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