JPH10228091A - 駒番号情報を得る方法及び装置、フィルム利用方法並びにフィルム利用システム - Google Patents

駒番号情報を得る方法及び装置、フィルム利用方法並びにフィルム利用システム

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JPH10228091A
JPH10228091A JP2893897A JP2893897A JPH10228091A JP H10228091 A JPH10228091 A JP H10228091A JP 2893897 A JP2893897 A JP 2893897A JP 2893897 A JP2893897 A JP 2893897A JP H10228091 A JPH10228091 A JP H10228091A
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JP
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frame
frame number
film
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short
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JP2893897A
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Shigeru Takeuchi
滋 竹内
Shinichi Kuriyama
慎一 栗山
Katsutoshi Sawada
勝利 澤田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒毎
に、対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各駒
と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利用
される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当該
駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用システ
ムで、利用されるべき駒が全て利用されるようにするこ
と。 【解決手段】 利用される当該駒に対応する駒番号の全
てを検知する検知手段と、前記検知手段により検知され
た利用される当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情
報として得る駒番号情報取得手段と、短尺フィルムの駒
番号を読み取り、各駒毎に、対応する駒番号を1つだけ
決定する読取手段と、前記読取手段で決定された各駒と
駒番号との対応と、前記駒番号情報取得手段により得ら
れた前記駒番号情報とから、当該駒番号情報の駒番号に
対応する駒を利用するフィルム利用手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駒番号情報を得る
方法及び装置、フィルム利用方法並びにフィルム利用シ
ステムに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】撮影済のJIS135規格の写真フィル
ムや110規格の写真フィルムや120規格の写真フィ
ルムなどの撮影済の長尺状写真フィルムの現像処理を、
ミニラボ店やラボなどの写真処理業者に依頼すると、長
尺状写真フィルムを現像処理し、現像処理された長尺状
写真フィルムを扱いやすい長さの短尺フィルムに切断し
て返却されることが一般的である。
【0003】そして、この短尺フィルムの駒を利用し
て、プリントの作成やphoto−CDへの記録などの
電子画像を得ることを依頼する場合、以下の依頼方法が
ある。第一は、短尺フィルムが収容されているフィルム
容器(例えばネガシートやスリーブシートなど)に直
接、利用を発注する駒に対応する位置に注文枚数やサイ
ズなどの発注内容を記入する方法で、第二は、短尺フィ
ルムの側端に付されている駒番号に基づいて、注文用紙
の駒番号に対応する箇所に注文枚数やサイズなどの発注
内容を記入する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、ミニラボ店や
ラボなどの写真処理業者が、この両方の依頼方法に対応
できる方法として、以下の方法が挙げられる。先ず、依
頼された駒に最も相応しい駒番号を1つだけ駒番号情報
として得る。次に、後工程で、短尺フィルムの駒番号を
読み取り、各駒と駒番号との対応と、当該短尺フィルム
の駒の中で利用される駒の駒番号の情報である駒番号情
報とから、当該駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用
する利用システムで、駒を利用する方法が考えられる。
【0005】しかし、一般的なフィルム利用システム
は、上述のような、登録された駒番号情報に基づいて駒
を選択する目的のために、駒番号を検知するのではな
く、駒を利用して得られたプリントや電子画像に駒番号
を付与する目的のために、依頼された駒に最も相応しい
1つの駒番号を検知するものである。すなわち、各駒毎
に、対応する駒番号を1つだけ決定するものである。
【0006】そのため、以下のような問題が発生する。
図1に示すように、明らかに、駒6に最も相応しい駒番
号5が『13』しかないというように、処理される特定
の駒に最も相応しい駒番号が1つしかあり得ない場合は
ともかく、図2に示すように、駒6に相応しい駒番号5
が『12A』と『13』の2つあるというように、処理
される特定の駒に最も相応しい駒番号が2以上あり得る
場合であっても、各駒毎に対応する駒番号を1つだけ決
定するものであるので、同一の駒に対して駒番号情報を
得る段階と駒番号情報を利用する段階とで異なる駒番号
を認識する可能性が高い。例えば、図2に示す駒6で説
明すると、登録する段階で『12A』と認識して、駒6
に対して駒番号情報として『12A』と登録しても、利
用する段階で『13』と認識して、『12A』と異なる
として、結局、駒6に記録された画像が利用されないと
いうような問題が発生する。なお、図1、図2はJIS
135規格の写真フィルムの例を示すが、本発明はJI
S135規格の写真フィルムに限られない。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒毎
に、対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各駒
と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利用
される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当該
駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用システ
ムで、利用されるべき駒が全て利用されるようにするこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す特許請求の範囲の各請求項により達成される。
【0009】〔請求項1〕『短尺フィルムの駒番号を読
み取り、各駒毎に、対応する駒番号を1つだけ決定し、
決定された各駒と駒番号との対応と、当該短尺フィルム
の駒の中で利用される駒の駒番号の情報である駒番号情
報とから、当該駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用
する利用システムに、供給される前記駒番号情報を得る
方法であって、利用される駒に対応する駒番号が2以上
ある場合であっても、利用される当該駒に対応する駒番
号の全てを駒番号情報として得ることを特徴とする駒番
号情報を得る方法。』 〔請求項2〕『前記短尺フィルムがフィルム側端に駒番
号が所定の間隔で付され、前記駒番号と無関係に駒が記
録される形式の写真フィルムの短尺フィルムであること
を特徴とする請求項1に記載の駒番号情報を得る方
法。』 〔請求項3〕『前記短尺フィルムのフィルム側端に付さ
れる駒番号として、数字のみからなる主番号と前記主番
号に所定の文字が添えられた副番号とが交互に付された
JIS135規格の写真フィルムの短尺フィルムである
ことを特徴とする請求項2に記載の駒番号情報を得る方
法。』 〔請求項4〕『短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒
毎に対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各駒
と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利用
される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当該
駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用システ
ムで、短尺フィルムの駒を利用するフィルム利用方法で
あって、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駒番号情
報を得る方法により得られた駒番号情報に基づいて、当
該駒番号情報が得られた短尺フィルムの駒を利用するこ
とを特徴とするフィルム利用方法。』 〔請求項5〕『短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒
毎に、対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各
駒と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利
用される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当
該駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用シス
テムに、供給される前記駒番号情報を得る装置であっ
て、利用される当該駒に対応する駒番号の全てを検知す
る検知手段と、前記検知手段により検知された利用され
る当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情報として得
る駒番号情報取得手段と、を有することを特徴とする駒
番号情報を得る装置。』 〔請求項6〕『利用される当該駒に対応する駒番号の全
てを検知する検知手段と、前記検知手段により検知され
た利用される当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情
報として得る駒番号情報取得手段と、短尺フィルムの駒
番号を読み取り、各駒毎に、対応する駒番号を1つだけ
決定する読取手段と、前記読取手段で決定された各駒と
駒番号との対応と、前記駒番号情報取得手段により得ら
れた前記駒番号情報とから、当該駒番号情報の駒番号に
対応する駒を利用すフィルム利用手段と、を有すること
を特徴とするフィルム利用システム。』 〔請求項7〕『前記フィルム利用手段が、短尺フィルム
の駒からプリント用感光材料に焼き付けるものであるこ
とを特徴とする請求項6に記載のフィルム利用システ
ム。』 〔請求項8〕『前記フィルム利用手段が、短尺フィルム
の駒を撮像して電子画像を得るものであることを特徴と
する請求項6に記載のフィルム利用システム。』 〔用語の説明〕以下、用語について説明する。
【0010】短尺フィルムは、長尺フィルムを複数に分
割して得られた写真フィルムである。長尺フィルムは、
一本のウエブ状の材料から得られた写真フィルムのこと
で、通常、1つの撮影用フィルム容器に収容されてい
る。また、写真フィルムには、ネガフィルム、ポジフィ
ルム、白黒フィルムなどが挙げられる。
【0011】短尺フィルムは、通常、短尺フィルムを収
容する部屋を短尺フィルムの幅方向に並べて設けられた
ネガシートやスリーブシートのような短尺フィルムシー
ト状容器に1オーダ分の2〜8本程度の短尺フィルムと
一緒に収容されていることが一般的であるが、これに限
らない。また、元々1つの撮影用フィルム容器に収容さ
れていた写真フィルムを現像処理して得られた長尺フィ
ルムを切断して得られた複数の短尺フィルムを通常、1
オーダ分の短尺フィルムとして取り扱うのが一般的であ
るが、これに限らない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に関する具体例の一
例を実施形態として示すが、本発明はこれらに限定され
ない。また、実施形態には、用語等に対する断定的な表
現があるが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明
の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0013】実施形態1 本実施形態の互いに接続されていない状態でスキャン部
32に短尺フィルムを順次供給し処理する写真処理シス
テムの概略構成図を図3に示す。図3に基づいて、本実
施形態の互いに接続されていない状態でスキャン部32
に短尺フィルムを順次供給し処理する写真処理システム
について説明する。
【0014】ネガシート92は、短尺フィルムFを収容
する同じ形状の複数の部屋を有し、この部屋が収容され
る短尺フィルムFの幅方向に並べられている。これによ
り、ネガシート92は、1オーダに属する複数の短尺フ
ィルムFを短尺フィルムFの幅方向に並べて互いに接し
ないように収容している。
【0015】ネガシート92は、搬送用レール29の上
に乗せられた搬送される搬送台21の上に乗せられて、
載置ステージH、検出ステージG、取出ステージTに順
に搬送し、各々のステージで各々の処理を行う。
【0016】載置ステージHでは、注文伝票に記載され
たサービス内容(プリントサイズ・プリント面質な
ど)、処理すべき駒を特定するための駒番号の全て及び
各駒番号に関する注文枚数を全て入力し、この注文伝票
に対応するネガシート92を載置ステージHで停止して
いる搬送台21に載置する。注文伝票に記載された駒番
号の入力は、例えば、注文伝票の『12A』の欄に3
枚、『23』の欄に1枚の注文が記載されていると、
『12A』が3枚、『23』が1枚と入力する。
【0017】検出ステージGでは、検出ステージGで停
止した搬送台21の鉛直上方に設けられた電子カメラ3
1で、搬送台21上に乗せられたネガシート92を撮像
し、搬送台21上に乗せられたネガシート92に収容さ
れている全ての短尺フィルムFを検知し、各々の短尺フ
ィルムが後工程で問題を起こす可能性がある短尺フィル
ムであるか否か検出する。そして、もしネガシート92
の中に収容されている複数の短尺フィルムの内、1つで
も後工程で問題を起こす可能性がある短尺フィルムがあ
ると、取出ステージTで、このネガシート92に収容さ
れている短尺フィルムFを全く取り出さないように設定
する。
【0018】なお、検出ステージGで検出する後工程で
問題を起こす可能性がある短尺フィルムの内容として
は、第一に、順次取出ステージTから送られた短尺フィ
ルムFが所定長さLc(例えば、2.5駒長)以上ある
という条件と、第二に、順次取出ステージTから送られ
た短尺フィルムFが所定の許容範囲外の変形がないとい
う条件(折れや欠けや切れ目を検出する)と、第三に、
順次取出ステージTから送られた短尺フィルムFが所定
の許容範囲外の貼着物がないという条件とがある。
【0019】取出ステージTでは、検出ステージGでこ
のネガシート92に収容されている短尺フィルムFを全
く取り出さないように設定された場合を除いて、搬送台
21上に乗せられたネガシート92に収容されている1
オーダの短尺フィルムFを全て取り出す。取出ステージ
Tに設けられている取り出し機構は、ネガシート92の
上面シート93に吸いついて上面シート93を捲るため
の第一可動吸盤22と、前記第一可動吸盤22により前
記上面シート93が捲られた状態で短尺フィルムFに吸
いつき短尺フィルムを引き出し後記取り出し搬送ローラ
24、25に短尺フィルムFの前端を持っていく第二可
動吸盤23と、第二可動吸盤23により持ってこられた
短尺フィルムFの前端からくわえて搬送する取り出し搬
送ローラ24、25を有する。そして、これらの機構に
より、ネガシート92に収容されている短尺フィルムF
が順次、搬送ローラ24、25により検出部51に送ら
れる。
【0020】検出部51は、順次取出ステージTから送
られた短尺フィルムFが所定条件を満たすか否か検出す
る。そして、ネガシート92に収容されていた1オーダ
に属する全ての短尺フィルムFがこれらの条件を全て満
たす場合は、1オーダに属する全ての短尺フィルムFを
スキャン部32に供給しても問題とならないが、ネガシ
ート92に収容されていた1オーダに属する短尺フィル
ムFのいずれかがこれらの条件のいずれかを満たさない
場合は、1オーダに属する全ての短尺フィルムFをスキ
ャン部32に供給すると問題となりうるものである。そ
して、この検出部51で検出する所定条件には、第一
に、順次取出ステージTから送られた短尺フィルムFが
所定長さLc(例えば、2.5駒長)以上あるという条
件と、第二に、順次取出ステージTから送られた短尺フ
ィルムFが所定の許容範囲外の変形がないという条件
(折れや欠けや切れ目を検出する)と、第三に、順次取
出ステージTから送られた短尺フィルムFが所定の許容
範囲外の貼着物がないという条件とがあり、これらは検
出ステージGと二重チェックになり、さらに、第四に、
感光面が正面であるか否かという条件がある。そして、
ネガシート92に収容されていた1オーダに属する全て
の短尺フィルムFがこれらの条件を全て満たす場合は、
ネガシート92に収容されていた1オーダに属する全て
の短尺フィルムFをスキャン部32に供給すると設定
し、ネガシート92に収容されていた1オーダに属する
短尺フィルムFのいずれかがこれらの条件のいずれかを
満たさない場合は、1オーダに属する全ての短尺フィル
ムFをスキャン部32に供給しないと設定する。
【0021】また、検出部51は、短尺フィルムの側端
に設けられた駒番号コード3を読み取る。また、検出部
51は、駒6の画面位置を検出する。そして、読み取ら
れた駒番号コード3の駒番号5とその位置の情報と、検
出された駒6の画面位置の情報とから、各駒6につい
て、駒6に対応する全ての駒番号5を決定する。そし
て、注文された全ての駒番号について、当該駒番号に対
応する駒を検出する。そして、検出部51は、これら検
出した全ての駒について、当該駒に対応する駒番号を検
出する。そして、当該駒に対応する駒番号の全てに、当
該駒への注文枚数を設定する。例えば、図2に示すよう
な場合で、駒番号『12A』に2枚の注文がされていた
場合、駒番号『12A』に対応する駒6に対応する駒番
号は『12A』だけでなく、『13』もあるので、『1
2A』及び『13』に2枚の注文を駒番号情報として設
定する。
【0022】そして、検出部51は、順次取出ステージ
Tから送られた1オーダ分の短尺フィルムFが次の所定
条件を満たすか否かも検出する。そして、これらの条件
を全て満たす場合は、1オーダに属する全ての短尺フィ
ルムFをスキャン部32に供給すると設定し、これらの
条件のいずれかを満たさない場合は、1オーダに属する
全ての短尺フィルムFをスキャン部32に供給しないと
設定する。1オーダ分の短尺フィルムFが満たすべきこ
の所定条件としては、第一に、注文された全ての駒番号
について、当該駒番号に対応する駒が1つだけ存在する
という条件、第二に、注文された全ての駒番号につい
て、当該駒番号に対応する駒が正面を向いているという
条件である。
【0023】また、検出部51で検出している間にジャ
ムが発生すると、スキャン部32でもジャムが発生する
可能性が高いので、1オーダに属する全ての短尺フィル
ムFをスキャン部32に供給しないと設定する。
【0024】排出部52は、前述の幾つかの所定条件を
満たさない短尺フィルムを搬送路から排出するためのも
ので、1オーダに属する全ての短尺フィルムFをスキャ
ン部32に供給しないと設定された1オーダに属する全
ての短尺フィルムFを排出する。なお、検出部51から
排出部52までの搬送路の長さが、最大量収容できるネ
ガシートに収容されることができる最大量の短尺フィル
ムを並べることができる長さ以上である。従って、1つ
のネガシート92に収容されていた最後の短尺フィルム
が所定条件を満たすか否か検出部51が検出した後に、
1つのネガシート92に収容されていた1オーダに属す
る全ての短尺フィルムが前述の幾つかの所定条件の全て
を満たすのか、1つのネガシート92に収容されていた
1オーダに属する短尺フィルムが幾つかの所定条件のい
ずれかを満たさないのかのいずれを検出部51が検出し
たか判別する。
【0025】この際、検出部51から排出部52までの
搬送路の長さが、最大量収容できるネガシートに収容さ
れることができる最大量の短尺フィルムを並べることが
できる長さ以上であるので、最大量収容できるネガシー
トに収容されることができる最大量の短尺フィルムが最
大量収容できるネガシートに収容されていた場合であっ
ても、1つのネガシート92に収容されていた最後の短
尺フィルムが所定条件を満たすか否か検出部51が検出
した後でも、1つのネガシート92に収容されていた最
初の短尺フィルムが排出部52まで到達していないの
で、排出部52で排出することができるそして、1つの
ネガシート92に収容されていた1オーダに属する全て
の短尺フィルムが前述の所定条件の全てを満たすと検出
部51が検出した場合は、排出部52から排出せず、ネ
ガシート92に収容されていた1オーダに属する全ての
短尺フィルムFを搬送路を通してスキャン部32に順次
供給し、1つのネガシート92に収容されていた1オー
ダに属するいずれかの短尺フィルムが所定条件のいずれ
かを満たさないと検出部51が検出した場合は、これら
1つのネガシート92に収容されていた当該オーダに属
する全ての短尺フィルムを排出部52でこの搬送路から
順次排出する。
【0026】スキャン部32の構造は、スキャン部32
の構造を示す斜視図である図4に示すような構造であ
る。なお、マスク10の光軸方向1に図示しない結像部
及び撮像素子部が設けられており、この結像部がマスク
10に位置決められた短尺フィルムFの駒6の像を撮像
素子部に結像させ、撮像素子部がマスク10に位置決め
られた短尺フィルムFの駒6の像を撮像する。
【0027】マスク10に位置決められた短尺フィルム
Fの駒6は、白色光源17からの光が、Y,M,Cの色
調フィルタ18、19、20で色調調整され、拡散ボッ
クス12で均一な光量分布に調整された光で照明され
る。
【0028】また、短尺フィルムFを搬送する搬送ロー
ラ対13、14は、搬送駆動用べるト16を介して、パ
ルスモータ15に接続されている。そして、短尺フィル
ムFは、所定の搬送経路をパルスモータ15により搬送
駆動されている搬送ローラ対13、14により、搬送距
離を制御されながら、搬送されている。
【0029】また、駒位置検出センサ11が、マスク1
0の短尺フィルムFの搬送方向上流側に設けられ、駒6
の搬送方向の両端を検出し、駒位置検出センサ11が検
出した駒6の搬送方向の両端のタイミングと、パルスモ
ータ15へのパルスとから、マスク10に駒6を位置決
めしている。
【0030】また、DXコードリーダ8、9がマスク1
0の短尺フィルムFの搬送方向上流側の短尺フィルムF
の通路の両側に短尺フィルムFの駒番号コード3及びD
Xコード4(図1、2に示す)を読み取る。そして、読
み取った駒番号と駒位置検出センサ11により検出した
駒6の位置とから、従来と同様に、駒6に対応して、最
も相応しい駒番号を各駒毎に決定する。
【0031】このように、駒6に対応して最も相応しい
駒番号だけを検出するようにしても、検出部51が、注
文された全ての駒番号について、当該駒番号に対応する
駒を検出し、これら検出した全ての駒について、当該駒
に対応する駒番号の全てに、当該駒への注文枚数を設定
するので、注文された全ての駒番号について注文枚数の
プリントが得られる。例えば、図2に示すような場合
で、スキャン部32で、駒番号を『13』と検出したよ
うな場合であって、『12A』に2枚の注文がされてい
たときでも、駒番号『12A』及び『13』に2枚の注
文を設定されているので、駒6に対して撮像し、2枚の
プリントが得られる。
【0032】そして、スキャン部32は、順次供給され
た短尺フィルムFを順次スキャンする。そして、スキャ
ン部32は、ネガシート92に収容されていた全ての短
尺フィルムFに記録されていた全ての画像駒の電子画像
を得る。そして、画像処理部33で、スキャン部32で
得られたネガシート92に収容されていた全ての短尺フ
ィルムFに記録されていた全ての画像駒の電子画像か
ら、画像処理の仕様(色再現仕様など)を決定し、決定
した仕様の画像処理を施し、photo−CD記録部3
5でphoto−CD36に記録し、photo−MD
記録部37でphoto−MD38に記録し、プリンタ
34で注文枚数のプリント39を形成する。
【0033】また、スキャン部32でスキャンされた短
尺フィルムFは順次インサータ44に送られ、1つのネ
ガシートに収容されていた短尺フィルムFが新たな1つ
のネガシートに収容される。
【0034】なお、検出ステージGで、搬送台21上に
乗せられたネガシート92に収容されている短尺フィル
ムFの本数を検知し、所定本数Nc以上あるか否か検出
し、もしネガシート92の中に収容されている短尺フィ
ルムの本数が所定本数Ncない場合、取出ステージT
で、このネガシート92に収容されている短尺フィルム
Fを全く取り出さないように設定するようにできるの
で、このインサータ44が所定本数以上分のネガシート
した取り扱えないものであっても、ネガシートを無駄に
することなく、インサータ44でネガシート92の収容
本数分の短尺フィルムを収容させることができる。
【0035】実施形態2 本実施形態の互いに接続されていない状態で焼付用マス
ク部41に短尺フィルムを順次供給し処理する写真処理
システムの概略構成図を図5に示す。図5に基づいて、
本実施形態の互いに接続されていない状態で焼付用マス
ク部41に短尺フィルムを順次供給し処理する写真処理
システムについて説明する。
【0036】ネガシート92は、短尺フィルムFを収容
する同じ形状の複数の部屋を有し、この部屋が収容され
る短尺フィルムFの幅方向に並べられている。これによ
り、ネガシート92は、1オーダに属する複数の全ての
短尺フィルムFを短尺フィルムFの幅方向に並べて互い
に接しないように収容している。
【0037】ネガシート92は、搬送用レール29の上
に乗せられた搬送される搬送台21の上に乗せられて、
載置ステージH、検出ステージG、取出ステージTに順
に搬送し、各々のステージで各々の処理を行う。これら
のステージは実施形態1と同じである。また、検出部5
1と排出部52とその間の搬送路は実施形態1と同じで
ある。
【0038】焼付用マスク部41の構造は、撮像素子部
が無い点を除いて、実施形態1で示したスキャン部32
の構造と同じである。但し、実施形態1で示したスキャ
ン部32の撮像素子部側にミラー45以下の光学系が存
在する。すなわち、焼付用マスク部41のマスク10の
光軸方向1に光軸に挿入離脱自在なミラー45が存在
し、ミラー45の光軸方向1に投影焼付用レンズ42が
設けられている。そして、ミラー45が光軸から離脱し
た時に、この投影焼付用レンズ42により、焼付用マス
ク部41のマスク10に位置決められた短尺フィルムF
の駒をカラー印画紙43に結像する。また、ミラー45
が光軸に挿入された時に、焼付用マスク部41のマスク
10に位置決められた短尺フィルムFの駒を撮像する電
子カメラ46がミラー45の光軸の反射方向に設けられ
ている。
【0039】そして、ネガシート92に収容されていた
全ての短尺フィルムFが焼付用マスク部41に順次供給
される。そして、焼付用マスク部41は、ネガシート9
2に収容されていた全ての短尺フィルムFを順次搬送し
て、ネガシート92に収容されていた全ての短尺フィル
ムFの注文された特定の画像駒を位置づけると、ミラー
45が露光経路に挿入され、当該画像駒を電子カメラ4
6で撮像し、当該画像駒の焼付条件を決定する。そし
て、ミラー45が露光経路から退避して、決定された焼
付条件で、投影焼付用レンズ42を介して、プリント用
感光材料であるカラーネガ印画紙43に焼き付ける。そ
して、焼付用マスク部41を通過した短尺フィルムFは
インサータ44に順次送る。なお、インサータ44も実
施形態1と同様である。
【0040】
【発明の効果】請求項1により、利用される駒に対応す
る駒番号が2以上ある場合であっても、利用される当該
駒に対応する駒番号の全てを駒番号情報として得るの
で、利用されるべき駒が全て利用される。
【0041】請求項2により、前記短尺フィルムがフィ
ルム側端に駒番号が所定の間隔で付され、前記駒番号と
無関係に駒が記録される形式の写真フィルムの短尺フィ
ルムであるので、解決すべき課題の問題が著しいのであ
るが、請求項1に記載の駒番号情報を得る方法であるの
で、登録されている駒が全て利用される。
【0042】請求項3により、前記短尺フィルムのフィ
ルム側端に付される駒番号として、数字のみからなる主
番号と前記主番号に所定の文字が添えられた副番号とが
交互に付されたJIS135規格の写真フィルムの短尺
フィルムであるので、さらに解決すべき課題の問題が著
しいのであるが、請求項2に記載の駒番号情報を得る方
法であるので、利用されるべき駒が全て利用される。
【0043】請求項4により、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の駒番号情報を得る方法により得られた駒番
号情報は、利用される駒に対応する駒番号が2以上ある
場合であっても、利用される当該駒に対応する駒番号の
全てを駒番号情報として得られているので、利用される
べき駒が全て利用される。
【0044】請求項5により、利用される駒に対応する
駒番号が2以上ある場合であっても、利用される当該駒
に対応する駒番号の全てを検知し、検知された利用され
る当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情報として得
るので、利用されるべき駒が全て利用される。
【0045】請求項6により、利用される駒に対応する
駒番号が2以上ある場合であっても、利用される当該駒
に対応する駒番号の全てを検知し、検知された利用され
る当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情報として得
ることになり、利用されるべき駒が全て利用される。
【0046】請求項7により、利用されるべき駒の全て
の駒からプリント用感光材料に焼き付けられる。
【0047】請求項8により、利用されるべき駒の全て
の駒の電子画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】JIS135規格の写真フィルムの例。
【図2】JIS135規格の写真フィルムの例。
【図3】実施形態1の写真処理システムの概略構成図。
【図4】実施形態1のスキャン部32の構造を示す斜視
図。
【図5】実施形態2の写真処理システムの概略構成図。
【符号の説明】
32 スキャン部 33 画像処理部 34 プリンタ 41 焼付用マスク部 42 投影焼付用レンズ 43 カラーネガ印画紙 44 インサータ 47 スキャナ部 51 検出部 52 排出部 92 ネガシート F 短尺フィルム H 載置ステージ G 検出ステージ T 取出ステージ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒
    毎に、対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各
    駒と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利
    用される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当
    該駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用シス
    テムに、供給される前記駒番号情報を得る方法であっ
    て、利用される駒に対応する駒番号が2以上ある場合で
    あっても、利用される当該駒に対応する駒番号の全てを
    駒番号情報として得ることを特徴とする駒番号情報を得
    る方法。
  2. 【請求項2】 前記短尺フィルムがフィルム側端に駒番
    号が所定の間隔で付され、前記駒番号と無関係に駒が記
    録される形式の写真フィルムの短尺フィルムであること
    を特徴とする請求項1に記載の駒番号情報を得る方法。
  3. 【請求項3】 前記短尺フィルムのフィルム側端に付さ
    れる駒番号として、数字のみからなる主番号と前記主番
    号に所定の文字が添えられた副番号とが交互に付された
    JIS135規格の写真フィルムの短尺フィルムである
    ことを特徴とする請求項2に記載の駒番号情報を得る方
    法。
  4. 【請求項4】 短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒
    毎に対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各駒
    と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利用
    される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当該
    駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用システ
    ムで、短尺フィルムの駒を利用するフィルム利用方法で
    あって、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駒番号情
    報を得る方法により得られた駒番号情報に基づいて、当
    該駒番号情報が得られた短尺フィルムの駒を利用するこ
    とを特徴とするフィルム利用方法。
  5. 【請求項5】 短尺フィルムの駒番号を読み取り、各駒
    毎に、対応する駒番号を1つだけ決定し、決定された各
    駒と駒番号との対応と、当該短尺フィルムの駒の中で利
    用される駒の駒番号の情報である駒番号情報とから、当
    該駒番号情報の駒番号に対応する駒を利用する利用シス
    テムに、供給される前記駒番号情報を得る装置であっ
    て、利用される当該駒に対応する駒番号の全てを検知す
    る検知手段と、前記検知手段により検知された利用され
    る当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情報として得
    る駒番号情報取得手段と、を有することを特徴とする駒
    番号情報を得る装置。
  6. 【請求項6】 利用される当該駒に対応する駒番号の全
    てを検知する検知手段と、前記検知手段により検知され
    た利用される当該駒に対応する駒番号の全てを駒番号情
    報として得る駒番号情報取得手段と、短尺フィルムの駒
    番号を読み取り、各駒毎に、対応する駒番号を1つだけ
    決定する読取手段と、前記読取手段で決定された各駒と
    駒番号との対応と、前記駒番号情報取得手段により得ら
    れた前記駒番号情報とから、当該駒番号情報の駒番号に
    対応する駒を利用すフィルム利用手段と、を有すること
    を特徴とするフィルム利用システム。
  7. 【請求項7】 前記フィルム利用手段が、短尺フィルム
    の駒からプリント用感光材料に焼き付けるものであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のフィルム利用システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記フィルム利用手段が、短尺フィルム
    の駒を撮像して電子画像を得るものであることを特徴と
    する請求項6に記載のフィルム利用システム。
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