JP3636804B2 - 自動二輪車の盗難防止用u字状ロックの収納構造 - Google Patents

自動二輪車の盗難防止用u字状ロックの収納構造 Download PDF

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、盗難防止用U字状ロックをシートの下方に収納する自動二輪車の盗難防止用U字状ロックの収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車の盗難を防止する装置としては、自動二輪車に設けたハンドルロックの他に、車輪の回転を阻止するために車輪に掛け止めたり、車輪や車体の一部を建築物などの不動物に連結させるU字状ロックがある。このU字状ロックは、南京錠を自動二輪車用に拡大した構造を採っており、U字状に形成した金属製棒体と、この棒体にこれを貫通させた状態で固定するロック本体とから構成している。
【0003】
そして、この種のU字状ロックは、使用しないとき(走行時)には荷台に搭載しくくり付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、荷台にU字状ロックをくくり付けると、他の荷物を載せるスペースが狭くなってしまうし、U字状ロックが荷台から大きく張り出してしまう。
このような不具合を解消するために、発明者はU字状ロックをシートとリヤフェンダーとの間のスペースに収納することを考えた。
【0005】
しかしながら、シートの底板の下面とこの下方のリヤフェンダーの上面との間にU字状ロックを収納すると、このスペースにおける他の携帯品などの収納容積がU字状ロック分だけ減ってしまうという新たな問題が生じる。なお、前記収納容積が減らないようにすると、シートの着座面が高くなってしまう。
【0006】
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、シート下方の収納容積が減少したりシートの着座面が高くなることなくシートの下方のスペースにU字状ロックを収納できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動二輪車の盗難防止用U字状ロックの収納構造は、シートを車体フレームにシート底板が露出できるように取付け、前記底板の下面に車体の前後方向に延びる状態で下方へ向けて突設した複数の平行な補強部の側方に、U字状ロックのU字状棒体を前記補強部によって側方から挟まれかつ側面視においてこの補強部と重なる状態で収納可能としたものである。
【0008】
したがって、シート底板に設ける補強部の側方の空間がU字状棒体の収納空間になるから、シート底板の下面とこの下方のリヤフェンダーとの隙間における収納容積を確保できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図1ないし図3によって詳細に説明する。図1は本発明に係るU字状ロックの収納構造を採用した自動二輪車の後部を示す側面図、図2はシート底板の底面図で、同図はU字状棒体を収納した状態で描いてある。図3は要部の断面図で、同図(a)は図2におけるA−A線断面図、同図(b)は図2におけるB−B線断面図である。
【0010】
これらの図において、1は自動二輪車のシート、2はリヤカウリング、3はリヤフェンダーを示す。前記シート1は、後述するシート底板4(図2)の上側にクッション材(図示せず)およびこれを被覆する表皮5を設けることによって構成し、シート底板4が露出できるようにシートステー6に対して着脱自在に取り付けている。また、前記リヤカウリング2は、シート1を車体から取り外した状態ではリヤフェンダー3の上面が露出するように構成している。
【0011】
前記シート1を車体に着脱自在に取り付けるに当たっては、シート底板4の車体前側の端部に図2に示すように設けた係止爪7を車体フレーム(図示せず)に着脱自在に係止させるとともに、シート底板4の車体後側の端部に回動自在に設けたフック8をシートステー6側のシートロック用ステー(図示せず)に係止させている。
【0012】
前記フック8は、図2に示すように、シート底板4に枢支させたロッド9の両端部にそれぞれ固着している。このロッド9は、図示してないばねによって前記フック8が支持ブラケットに係合する方向へ回動するように付勢されている。また、このロッド9には、シート1を車体から取り外すときに前記フック8の係合状態が解除される方向へこのロッド9を回すためのシートロック解除用ロッド10を連結している。このシートロック解除用ロッド10は、シート底板4に移動自在に支持させ、ロッド9とは反対側の先端にシートロック装置11(図1)を連結している。このシートロック装置11は、キー(図示せず)を挿入するキーシリンダ11aを備え、キー操作により前記シートロック解除用ロッド10を解除方向へ駆動するように構成している。
【0013】
シート底板4は、合成樹脂によって形成し、図2に示すように、平板状部分4aに後述する補強体12〜14を一体に設け、上述したロッド9およびシートロック解除用ロッド10の他に、ゴム製支承体15を複数取り付けている。このゴム製支承体15は、シートステー6に設けたシート支持ブラケット(図示せず)に当接するように構成している。
【0014】
前記補強体12〜14は、図3(b)に示すように、シート底板4の平板状部分4aの一部を上方へ向けて開口する断面コ字状に一体に成形することによって、前記平板状部分4aより下方に突出するように形成し、曲げ方向の強度を強化している。補強体12,14はシート底板4における車体の左右方向の両側部に配設し、補強体13は車体の左右方向の中央部に配設している。そして、これらの補強体12〜14は、車体前側の端部で互いに連なるとともに、中途部において連結部16を介して互いに連なるように形成している。
【0015】
前記両側部に配設した補強体12,14は、車体後側の端部に中央部の補強体13側へ延在して車体の前後方向に延びる延在部12a,14aを一体に設けている。
前記中央部に配設した補強体13は、車体後側の半部を平面視において略ロ字状に形成し、このロ字状部分における車体の前後方向に延びる一対の前後方向延在部13a,13bと、前記両側部に配設した補強体12,14の延在部12a,14aとの間に予め定めた寸法の隙間G{図3(b)}が形成されるように構成している。
【0016】
前記隙間Gが形成される部位に、図2および図3(b)に示すように、U字状ロックのU字状棒体17を収納できるようにしている。このU字状棒体17は、従来周知のU字状ロックに用いるものと同等構造を採っており、U字状の開放側となる先端を車体の前方へ指向させるとともに2箇所の直線状部分を前記隙間G内に収納した状態でシート底板4に着脱自在に装着されている。
【0017】
U字状棒体17をシート底板4に着脱自在に装着するに当たっては、シート底板4に取り付けた2本のゴムバンド18によって前記直線状部分を保持するとともに、前記中央部の補強体13における車体後側の端部に図3(a)に示すように突設した支承片19に屈曲部を支承させている。前記ゴムバンド18は、ゴム製バンド本体18aの一端をシート底板4に固定金具18bを介してねじ止めし、他端を係止金具18cによってシート底板4に容易に係脱可能なように係止する構成を採っている。
【0018】
すなわち、このシート1は、補強部12〜14の側方に、U字状棒体17を側面視において前記補強部12〜14と重ねた状態で収納できるように構成している。
【0019】
前記U字状棒体17とともにU字状ロックを構成するロック本体は、図1中に符号20で示すように、リヤフェンダー3の上面に図示してないゴムバンドによって着脱自在に取り付けられている。
【0020】
このように構成したU字状ロックの収納構造によれば、シート1を車体から取り外してシート底板4を露出させることによって、U字状ロックをシート1に収納したり、取り外したりすることができる。U字状棒体17を図3(b)に示した収納状態から取り外すには、ゴムバンド18の係止金具18cをシート底板4から外すとともに、U字状棒体17をシート1から車体の後方へ引き出して行う。
【0021】
また、U字状棒体17をシート1に収納するには、先ず、U字状棒体17の直線状部分を、シート底板4に横架したロッド9とシート底板4との間を通して前記隙間G内に車体の後方から挿入し、このU字状棒体17の屈曲部を補強体13の前記支承片19に係合させる。その後、ゴムバンド18によってU字状棒体17をシート底板4に固定する。これによりU字状棒体17をシート1に収納することができる。
なお、U字状ロックのロック本体20は、上述したようにシート1を車体から取外してリヤフェンダー3の上面を露出させた状態で、リヤフェンダー3に対して着脱する。
【0022】
したがって、この自動二輪車の盗難防止用U字状ロックの収納構造によれば、シート底板4に設ける補強体12〜14の側方の従来デッドスペースであった空間がU字状棒体17の収納空間になるから、シート1とリヤフェンダー3との間にU字状棒体17を収納するに当たって、シート底板4の下面(補強体12〜14の突出端面)とリヤフェンダー3との隙間における収納容積を確保できる。
【0023】
また、シート1は乗員が2名乗車できるいわゆるダブルシートであり、車体の前後方向に長く形成しているので、シート底板4の曲げ剛性を高めるために設ける補強体12〜14も主に車体の前後方向に延びる形状になる。すなわち、U字状棒体17をその長手方向が車体の前後方向となるように収納するに当たって、前記空間(従来はデッドスペースであった空間)が都合よい形状になっている。
【0024】
なお、上述したU字状ロックの収納構造は、U字状棒体17をゴムバンド18によってシート底板4に保持させる形態を採っているが、U字状棒体17を保持する手法は適宜変更できる。例えば、シート底板4にU字状棒体係止用フックを一体に設け、このフックにU字状棒体17を車体後側から差し込む形態を採ることもできる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る自動二輪車の盗難防止用U字状ロックの収納構造は、シートを車体フレームにシート底板が露出できるように取付け、前記底板の下面に車体の前後方向に延びる状態で下方へ向けて突設した複数の平行な補強部の側方に、U字状ロックのU字状棒体を前記補強部によって側方から挟まれかつ側面視においてこの補強部と重なる状態で収納可能としたため、シート底板に設ける補強部の側方の空間をU字状棒体の収納空間として使用できるから、シート底板の下面とこの下方のリヤフェンダーとの隙間における収納容積を確保できる。
【0026】
したがって、シート下方の収納容積が減少したりシートの着座面が高くなることなくシートの下方にU字状棒体を収納できる。このため、U字状ロックを使用しないときには、荷台の荷物搭載スペースが狭められたり、U字状棒体が荷台から大きく張り出したりすることなく、U字状棒体を自動二輪車の車体に収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るU字状ロックの収納構造を採用した自動二輪車の後部を示す側面図である。
【図2】 シート底板の底面図である。
【図3】 本発明に係るU字状ロックの収納構造の要部の断面図で、同図(a)は図2におけるA−A線断面図、同図(b)は図2におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
1…シート、3…リヤフェンダー、4…シート底板、6…シートステー、12〜14…補強体、17…U字状棒体、18…ゴムバンド、20…ロック本体。

Claims (1)

  1. シートを車体フレームにシート底板が露出できるように取付け、前記底板の下面に車体の前後方向に延びる状態で下方へ向けて突設した複数の平行な補強部の側方に、盗難防止用U字状ロックのU字状棒体を前記補強部によって側方から挟まれかつ側面視においてこの補強部と重なる状態で収納可能としたことを特徴とする自動二輪車の盗難防止用U字状ロックの収納構造。
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