JP3636039B2 - 音声映像記録再生装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声映像記録再生装置に関し、特に映像音声信号をデジタルデータに変換し、記録の単位毎にデジタルデータをデータファイルと、データファイルに関連する管理情報とに分離して情報記録媒体に記録する音声映像記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
映像音声信号をデジタルデータに変換し、記録の単位毎にデジタルデータをデータファイルと、データファイルに関連する管理情報とに分離して情報記録媒体に記録する音声映像記録再生装置が用いられている。
【０００３】
この音声映像記録再生装置では、記録一時停止モードにおいて第１入力から第２入力に切り替えられたときは、記録一時停止モードの前の第１入力に対応する音声映像信号と記録一時停止モードの後の第２入力に対応する音声映像信号とは、異なる記録単位として情報記録媒体に記録される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、番組を編集をするために複数のライン入力間（例えば、カメラ入力とタイトラ入力間）で入力の切換を行うときに、入力切替の前後の音声映像信号を異なる記録単位として記録すると、編集した番組を管理するのに不便である。
【０００５】
本発明の目的は、良好な番組管理情報を自動的に生成することができる音声映像記録再生装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る音声映像記録再生装置は、チャンネル選局指令に基づいて第１音声映像信号複数のチャンネルから 1 つのチャンネルが選局されてその選局された１つのチャンネルを有するチューナから入力されるを含みむ第１入力から入力される第１音声映像入力信号と、第２音声映像信号複数のライン入力端子から入力されるを含みむ第２入力から入力される複数の第２音声映像入力信号とのいずれか１つが選択されるように入力信号を切り替えて、選択されたと第３音声映像信号を含み前記第２入力から入力される第３入力信号とを切り替え、前記第１、音声映像入力信号またはと前記第２音声映像入力信号および第３入力信号のいずれかを出力する入力切替手段と、前記入力切替手段が、前記第２入力信号から前記第３入力信号へ切り替えた時に、前記入力切替手段から出力される前記第２入力信号と前記第３入力信号とを同一の記録単位として情報記録媒体に記録する記録手段とを備える出力する前記第１または第２の音声映像信号をデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータを、データファイルとして情報記録媒体に記録するとともに、前記データファイルを管理するためのファイル管理情報を前記とに分離して情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記記録手段は、前記入力切替手段が前記第２入力内で切り替えた時は、前記ファイル管理情報を同一とする記録単位として前記情報媒体に記録し、前記入力切替手段によってが前記第１音声映像入力信号と前記第２音声映像入力信号入力内または前記第１入力と前記第２入力とがを切り替えられたた場合に時は、その切り替えの前後の前記第１音声映像入力信号のデジタルデータおよび第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、それぞれが異なるファイル管理情報のそれぞれ異なるデータファイルとして前記情報記録媒体に前記ファイル管理情報を異にする記録単位として記録しする構成、前記入力切替手段によって前記第２音声映像入力信号から他の異なる前記第２音声映像入力信号に切り替えられた場合に、その切り替えの前後の前記第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、前記ファイル管理情報を１つとする単一のデータファイルとして前記情報記録媒体に記録する構成であり、そのことにより上記目的が達成される。
【０００８】
前記記録手段は、前記入力切替手段による切り替えが実施される場合に、前記情報記録媒体に記録する動作を一時停止する構成であってもよい。
【００１６】
前記情報記録媒体に記録される前記ファイル管理情報に基づいて、前記データファイルのデジタルデータを前記情報記録媒体から読み出して再生する再生手段をさらに備えてもよい。
【００１７】
【発明の実施の形態】
図１は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置のブロック図である。音声映像記録再生装置１００は、入力切替部１０１と、記録部１０２と、再生部１０３と、システム制御部１０４と、ライン入力端子１０５、１０６および１０７とを含む。記録部１０２は、記録回路１０８と、音声映像ファイル生成回路１０９と、ファイル管理情報生成回路１１０とを含む。再生部１０３は、再生回路１１３と、音声映像ファイル読み出し回路１１１と、ファイル管理情報読み出し回路１１２とを含む。音声映像ファイル生成回路１０９に前置すべきアナログデジタル変換回路および音声映像ファイル読み出し回路１１１に後置すべきデジタルアナログ変換回路の図示は省略する。
【００１８】
チューナ１５１は、システム制御部１０４から受け取った選局指令に基づいて、複数の局から１つの局を選局する。入力切替部１０１は、システム制御部１０４から受け取った入力切替指令に基づいて、チューナ１５１が選局した局の音声映像信号とライン入力端子１０５、１０６および１０７から入力される音声映像信号とのいずれかを選択して、音声映像ファイル生成回路１０９へ出力する。
【００１９】
音声映像ファイル生成回路１０９は、入力切替部１０１により選択された音声映像信号に対して、アナログデジタル変換を実行する。ファイル管理情報生成回路１１０は、ファイル管理情報を生成する。記録回路１０８は、音声映像ファイル生成回路１０９によりアナログデジタル変換された音声映像信号と、ファイル管理情報生成回路１１０により生成されたファイル管理情報とを情報記録媒体１５２に記録する。
【００２０】
再生回路１１３は、情報記録媒体１５２に記録された音声映像信号とファイル管理情報とを読み出す。音声映像ファイル読み出し回路１１１は、再生回路１１３により読み出された音声映像信号に対して、デジタルアナログ変換を実行し、デジタルアナログ変換された音声映像信号を出力する。ファイル管理情報読み出し回路１１２は、再生回路１１３により読み出されたファイル管理情報に基づいて、音声映像ファイル読み出し回路１１１の動作を制御する。
【００２１】
図２は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置の動作を示すタイミングチャートである。入力切替部１０１がライン入力間で入力を切り替えるときは、記録一時停止の前後のライン入力を同一のデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する例を説明する。
【００２２】
時刻ｔ０で入力切替部１０１は、ライン入力端子１０５を選択する。記録部１０２は、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号を番組１というファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０６を選択する。
【００２３】
時刻ｔ２で記録部１０２は、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ３で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０７を選択する。
【００２４】
時刻ｔ４で記録部１０２は、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ５で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０５を選択する。
【００２５】
時刻ｔ６で記録部１０２は、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ７で記録部１０２は記録を停止する。
【００２６】
ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号が同一のファイル管理情報で記録されるので、記録の開始（時刻ｔ０）から記録の停止（時刻ｔ７）まで、一時停止の期間（時刻ｔ１から時刻ｔ２、時刻ｔ３から時刻ｔ４、時刻ｔ５から時刻ｔ６）を除き、記録単位毎にデータサイズを積算する記録カウンター値が加算される。
【００２７】
図３は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの論理配置を説明する図である。図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を同一の記録単位として情報記録媒体１５２に記録した場合の記録データの論理配置を示している。
【００２８】
記録データは、ファイル管理情報３０１と音声映像情報３０６とを含む。ファイル管理情報３０１は、アドレス情報３０２とサイズ情報３０３とを含む。アドレス情報３０２は、開始アドレス情報３０４と終了アドレス情報３０５とを含む。
【００２９】
図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を同一のデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録するので、ファイル管理情報３０１は単一のファイル管理データ３０７を有し、音声映像情報３０６は単一の音声映像データ３０８を有する。音声映像データ３０８は、時刻ｔ０〜時刻ｔ１で記録された、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号３０９と、時刻ｔ２〜時刻ｔ３で記録された、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号３１０と、時刻ｔ４〜時刻ｔ５で記録された、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号３１１と、時刻ｔ６〜時刻ｔ７で記録された、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号３１２とを含む。
【００３０】
このように、入力切替部１０１が、ライン入力端子１０５〜１０７のいずれかからライン入力端子１０５〜１０７のいずれかへ切り替えた時には、記録部１０２は切替の前後の音声映像信号を同一のファイル管理情報として情報記録媒体１５２に記録する。
【００３１】
図４は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置の他の動作を示すタイミングチャートである。入力切替部１０１がチューナ１５１により選局されたチャンネル間で入力を切り替えるとき、およびライン入力端子１０５〜１０７のいずれかとチューナ１５１により選局されたチャンネルとの間で入力を切り替えるときは、記録一時停止の前後の入力を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する例を説明する。
【００３２】
時刻ｔ８で入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＡを選択する。記録部１０２は、チャネルＡに対応する音声映像信号を番組１という記録単位で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ９で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＢを選択する。
【００３３】
時刻ｔ１０で記録部１０２は、チャネルＢに対応する音声映像信号を番組２という、番組１とは異なる記録単位で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１１で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０６を選択する。
【００３４】
時刻ｔ１２で記録部１０２は、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号を番組３という、番組２とは異なるファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１３で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＣを選択する。
【００３５】
時刻ｔ１４で記録部１０２は、チャンネルＣに対応する音声映像信号を番組４という、番組３とは異なるファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１５で記録部１０２は記録を停止する。時刻ｔ１６で記録部１０２は、チャンネルＣに対応する音声映像信号を番組４という同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。同一のファイル管理情報で記録するのは、入力切替部１０１入力を切替ていないからである。時刻ｔ１０、時刻ｔ１２および時刻ｔ１４では、異なるファイル管理情報で記録が開始されるので、記録カウンター値はリセットされる。
【００３６】
図５は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの他の論理配置を説明する図である。図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録した場合の記録データの論理配置を示している。
【００３７】
記録データは、ファイル管理情報５０１と音声映像情報５０６とを含む。ファイル管理情報５０１は、アドレス情報５０２とサイズ情報５０３とを含む。アドレス情報５０２は、開始アドレス情報５０４と終了アドレス情報５０５とを含む。
【００３８】
図４で説明したように切替の前後の音声映像信号を異なるファイル管理情報として情報記録媒体１５２に記録するので、ファイル管理情報５０１は複数のファイル管理データ５０７、５０８・・・を有し、音声映像情報５０６はファイル管理データ５０７、５０８・・・に対応する複数の音声映像データ５０９、５１０・・・を有する。
【００３９】
このように、入力切替部１０１が、チューナ１５１により選局されたチャンネル間で入力を切り替えるとき、およびライン入力端子１０５〜１０７のいずれかとチューナ１５１により選局されたチャンネルとの間で入力を切り替える時には、記録部１０２は切替の前後の音声映像信号を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する。
【００４０】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、番組の登録をするさいに、チューナ録画時には録画の一時停止中にチャンネルが切り換えられたときは番組の登録単位を分け、複数のライン入力間で入力の切換を行ったときには、編集モードと判別して番組の登録単位を一つにするので、良好な番組管理情報を自動的に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態に係る音声映像記録再生装置のブロック図
【図２】実施の形態に係る音声映像記録再生装置の動作を示すタイミングチャート
【図３】実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの論理配置を説明する図
【図４】実施の形態に係る音声映像記録再生装置の他の動作を示すタイミングチャート
【図５】実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの他の論理配置を説明する図
【符号の説明】
１００ 音声映像記録再生装置
１０１ 入力切替部
１０２ 記録部
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声映像記録再生装置に関し、特に映像音声信号をデジタルデータに変換し、記録の単位毎にデジタルデータをデータファイルと、データファイルに関連する管理情報とに分離して情報記録媒体に記録する音声映像記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
映像音声信号をデジタルデータに変換し、記録の単位毎にデジタルデータをデータファイルと、データファイルに関連する管理情報とに分離して情報記録媒体に記録する音声映像記録再生装置が用いられている。
【０００３】
この音声映像記録再生装置では、記録一時停止モードにおいて第１入力から第２入力に切り替えられたときは、記録一時停止モードの前の第１入力に対応する音声映像信号と記録一時停止モードの後の第２入力に対応する音声映像信号とは、異なる記録単位として情報記録媒体に記録される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、番組を編集をするために複数のライン入力間（例えば、カメラ入力とタイトラ入力間）で入力の切換を行うときに、入力切替の前後の音声映像信号を異なる記録単位として記録すると、編集した番組を管理するのに不便である。
【０００５】
本発明の目的は、良好な番組管理情報を自動的に生成することができる音声映像記録再生装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る音声映像記録再生装置は、チャンネル選局指令に基づいて第１音声映像信号複数のチャンネルから 1 つのチャンネルが選局されてその選局された１つのチャンネルを有するチューナから入力されるを含みむ第１入力から入力される第１音声映像入力信号と、第２音声映像信号複数のライン入力端子から入力されるを含みむ第２入力から入力される複数の第２音声映像入力信号とのいずれか１つが選択されるように入力信号を切り替えて、選択されたと第３音声映像信号を含み前記第２入力から入力される第３入力信号とを切り替え、前記第１、音声映像入力信号またはと前記第２音声映像入力信号および第３入力信号のいずれかを出力する入力切替手段と、前記入力切替手段が、前記第２入力信号から前記第３入力信号へ切り替えた時に、前記入力切替手段から出力される前記第２入力信号と前記第３入力信号とを同一の記録単位として情報記録媒体に記録する記録手段とを備える出力する前記第１または第２の音声映像信号をデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータを、データファイルとして情報記録媒体に記録するとともに、前記データファイルを管理するためのファイル管理情報を前記とに分離して情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記記録手段は、前記入力切替手段が前記第２入力内で切り替えた時は、前記ファイル管理情報を同一とする記録単位として前記情報媒体に記録し、前記入力切替手段によってが前記第１音声映像入力信号と前記第２音声映像入力信号入力内または前記第１入力と前記第２入力とがを切り替えられたた場合に時は、その切り替えの前後の前記第１音声映像入力信号のデジタルデータおよび第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、それぞれが異なるファイル管理情報のそれぞれ異なるデータファイルとして前記情報記録媒体に前記ファイル管理情報を異にする記録単位として記録しする構成、前記入力切替手段によって前記第２音声映像入力信号から他の異なる前記第２音声映像入力信号に切り替えられた場合に、その切り替えの前後の前記第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、前記ファイル管理情報を１つとする単一のデータファイルとして前記情報記録媒体に記録する構成であり、そのことにより上記目的が達成される。
【０００８】
前記記録手段は、前記入力切替手段による切り替えが実施される場合に、前記情報記録媒体に記録する動作を一時停止する構成であってもよい。
【００１６】
前記情報記録媒体に記録される前記ファイル管理情報に基づいて、前記データファイルのデジタルデータを前記情報記録媒体から読み出して再生する再生手段をさらに備えてもよい。
【００１７】
【発明の実施の形態】
図１は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置のブロック図である。音声映像記録再生装置１００は、入力切替部１０１と、記録部１０２と、再生部１０３と、システム制御部１０４と、ライン入力端子１０５、１０６および１０７とを含む。記録部１０２は、記録回路１０８と、音声映像ファイル生成回路１０９と、ファイル管理情報生成回路１１０とを含む。再生部１０３は、再生回路１１３と、音声映像ファイル読み出し回路１１１と、ファイル管理情報読み出し回路１１２とを含む。音声映像ファイル生成回路１０９に前置すべきアナログデジタル変換回路および音声映像ファイル読み出し回路１１１に後置すべきデジタルアナログ変換回路の図示は省略する。
【００１８】
チューナ１５１は、システム制御部１０４から受け取った選局指令に基づいて、複数の局から１つの局を選局する。入力切替部１０１は、システム制御部１０４から受け取った入力切替指令に基づいて、チューナ１５１が選局した局の音声映像信号とライン入力端子１０５、１０６および１０７から入力される音声映像信号とのいずれかを選択して、音声映像ファイル生成回路１０９へ出力する。
【００１９】
音声映像ファイル生成回路１０９は、入力切替部１０１により選択された音声映像信号に対して、アナログデジタル変換を実行する。ファイル管理情報生成回路１１０は、ファイル管理情報を生成する。記録回路１０８は、音声映像ファイル生成回路１０９によりアナログデジタル変換された音声映像信号と、ファイル管理情報生成回路１１０により生成されたファイル管理情報とを情報記録媒体１５２に記録する。
【００２０】
再生回路１１３は、情報記録媒体１５２に記録された音声映像信号とファイル管理情報とを読み出す。音声映像ファイル読み出し回路１１１は、再生回路１１３により読み出された音声映像信号に対して、デジタルアナログ変換を実行し、デジタルアナログ変換された音声映像信号を出力する。ファイル管理情報読み出し回路１１２は、再生回路１１３により読み出されたファイル管理情報に基づいて、音声映像ファイル読み出し回路１１１の動作を制御する。
【００２１】
図２は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置の動作を示すタイミングチャートである。入力切替部１０１がライン入力間で入力を切り替えるときは、記録一時停止の前後のライン入力を同一のデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する例を説明する。
【００２２】
時刻ｔ０で入力切替部１０１は、ライン入力端子１０５を選択する。記録部１０２は、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号を番組１というファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０６を選択する。
【００２３】
時刻ｔ２で記録部１０２は、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ３で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０７を選択する。
【００２４】
時刻ｔ４で記録部１０２は、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ５で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０５を選択する。
【００２５】
時刻ｔ６で記録部１０２は、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号を番組１という、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号と同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ７で記録部１０２は記録を停止する。
【００２６】
ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号が同一のファイル管理情報で記録されるので、記録の開始（時刻ｔ０）から記録の停止（時刻ｔ７）まで、一時停止の期間（時刻ｔ１から時刻ｔ２、時刻ｔ３から時刻ｔ４、時刻ｔ５から時刻ｔ６）を除き、記録単位毎にデータサイズを積算する記録カウンター値が加算される。
【００２７】
図３は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの論理配置を説明する図である。図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を同一の記録単位として情報記録媒体１５２に記録した場合の記録データの論理配置を示している。
【００２８】
記録データは、ファイル管理情報３０１と音声映像情報３０６とを含む。ファイル管理情報３０１は、アドレス情報３０２とサイズ情報３０３とを含む。アドレス情報３０２は、開始アドレス情報３０４と終了アドレス情報３０５とを含む。
【００２９】
図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を同一のデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録するので、ファイル管理情報３０１は単一のファイル管理データ３０７を有し、音声映像情報３０６は単一の音声映像データ３０８を有する。音声映像データ３０８は、時刻ｔ０〜時刻ｔ１で記録された、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号３０９と、時刻ｔ２〜時刻ｔ３で記録された、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号３１０と、時刻ｔ４〜時刻ｔ５で記録された、ライン入力端子１０７から入力される音声映像信号３１１と、時刻ｔ６〜時刻ｔ７で記録された、ライン入力端子１０５から入力される音声映像信号３１２とを含む。
【００３０】
このように、入力切替部１０１が、ライン入力端子１０５〜１０７のいずれかからライン入力端子１０５〜１０７のいずれかへ切り替えた時には、記録部１０２は切替の前後の音声映像信号を同一のファイル管理情報として情報記録媒体１５２に記録する。
【００３１】
図４は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置の他の動作を示すタイミングチャートである。入力切替部１０１がチューナ１５１により選局されたチャンネル間で入力を切り替えるとき、およびライン入力端子１０５〜１０７のいずれかとチューナ１５１により選局されたチャンネルとの間で入力を切り替えるときは、記録一時停止の前後の入力を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する例を説明する。
【００３２】
時刻ｔ８で入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＡを選択する。記録部１０２は、チャネルＡに対応する音声映像信号を番組１という記録単位で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ９で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＢを選択する。
【００３３】
時刻ｔ１０で記録部１０２は、チャネルＢに対応する音声映像信号を番組２という、番組１とは異なる記録単位で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１１で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、ライン入力端子１０６を選択する。
【００３４】
時刻ｔ１２で記録部１０２は、ライン入力端子１０６から入力される音声映像信号を番組３という、番組２とは異なるファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１３で記録部１０２は記録を一時停止する。入力切替部１０１は、チューナ１５１により選局されたチャンネルＣを選択する。
【００３５】
時刻ｔ１４で記録部１０２は、チャンネルＣに対応する音声映像信号を番組４という、番組３とは異なるファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。時刻ｔ１５で記録部１０２は記録を停止する。時刻ｔ１６で記録部１０２は、チャンネルＣに対応する音声映像信号を番組４という同一のファイル管理情報で情報記録媒体１５２に記録する。同一のファイル管理情報で記録するのは、入力切替部１０１入力を切替ていないからである。時刻ｔ１０、時刻ｔ１２および時刻ｔ１４では、異なるファイル管理情報で記録が開始されるので、記録カウンター値はリセットされる。
【００３６】
図５は、実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの他の論理配置を説明する図である。図２で説明したように切替の前後の音声映像信号を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録した場合の記録データの論理配置を示している。
【００３７】
記録データは、ファイル管理情報５０１と音声映像情報５０６とを含む。ファイル管理情報５０１は、アドレス情報５０２とサイズ情報５０３とを含む。アドレス情報５０２は、開始アドレス情報５０４と終了アドレス情報５０５とを含む。
【００３８】
図４で説明したように切替の前後の音声映像信号を異なるファイル管理情報として情報記録媒体１５２に記録するので、ファイル管理情報５０１は複数のファイル管理データ５０７、５０８・・・を有し、音声映像情報５０６はファイル管理データ５０７、５０８・・・に対応する複数の音声映像データ５０９、５１０・・・を有する。
【００３９】
このように、入力切替部１０１が、チューナ１５１により選局されたチャンネル間で入力を切り替えるとき、およびライン入力端子１０５〜１０７のいずれかとチューナ１５１により選局されたチャンネルとの間で入力を切り替える時には、記録部１０２は切替の前後の音声映像信号を異なるデータファイルとして情報記録媒体１５２に記録する。
【００４０】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、番組の登録をするさいに、チューナ録画時には録画の一時停止中にチャンネルが切り換えられたときは番組の登録単位を分け、複数のライン入力間で入力の切換を行ったときには、編集モードと判別して番組の登録単位を一つにするので、良好な番組管理情報を自動的に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態に係る音声映像記録再生装置のブロック図
【図２】実施の形態に係る音声映像記録再生装置の動作を示すタイミングチャート
【図３】実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの論理配置を説明する図
【図４】実施の形態に係る音声映像記録再生装置の他の動作を示すタイミングチャート
【図５】実施の形態に係る音声映像記録再生装置により情報記録媒体に記録される記録データの他の論理配置を説明する図
【符号の説明】
１００ 音声映像記録再生装置
１０１ 入力切替部
１０２ 記録部
Claims (3)
- チャンネル選局指令に基づいて複数のチャンネルから 1 つのチャンネルが選局されてその選局された１つのチャンネルから入力される第１音声映像入力信号と、複数のライン入力端子から入力される複数の第２音声映像入力信号とのいずれか１つが選択されるように入力信号を切り替えて、選択された前記第１音声映像入力信号または前記第２音声映像入力信号を出力する入力切替手段と、
前記入力切替手段が出力する前記第１または第２の音声映像信号をデジタルデータに変換し、変換されたデジタルデータを、データファイルとして情報記録媒体に記録するとともに、前記データファイルを管理するためのファイル管理情報を前記情報記録媒体に記録する記録手段とを備え、
前記記録手段は、
前記入力切替手段によって前記第１音声映像入力信号と前記第２音声映像入力信号とが切り替えられた場合に、その切り替えの前後の前記第１音声映像入力信号のデジタルデータおよび第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、それぞれが異なるファイル管理情報のそれぞれ異なるデータファイルとして前記情報記録媒体に記録し、
前記入力切替手段によって前記第２音声映像入力信号から他の異なる前記第２音声映像入力信号に切り替えられた場合に、その切り替えの前後の前記第２音声映像入力信号のデジタルデータの各記録単位を、前記ファイル管理情報を１つとする単一のデータファイルとして前記情報記録媒体に記録する構成である、
音声映像記録再生装置。 - 前記記録手段は、前記入力切替手段による切り替えが実施される場合に、前記情報記録媒体に記録する動作を一時停止する、請求項１記載の音声映像記録再生装置。
- 前記情報記録媒体に記録される前記ファイル管理情報に基づいて、前記データファイルのデジタルデータを前記情報記録媒体から読み出して再生する再生手段をさらに備える、請求項１記載の音声映像記録再生装置。
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