JP3633964B2 - ブレーキ圧制御弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ブレーキ圧制御弁に関するもので、詳しくは、坂道発進補助装置に使用される制御弁の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラックもトレーラ等の大型車両においては、ブレーキペダルにブレーキバルブが取付けられている。このようなブレーキ操作装置では、ブレーキペダルを踏込むことによって、エアタンクの圧縮空気を上記ブレーキバルブを介してブレーキアクチュエータに供給し、このブレーキアクチュエータによって発生する液圧をホイールシリンダに作用させ、それによってブレーキ作動を行っている。そして、ブレーキペダルを開放すると、ブレーキが解除される。
【0003】
上述した従来のブレーキ操作装置にあっては、坂路等で一時的に停車する場合は、いちいちサイドブレーキを引くなどの操作が必要であり、かつ登坂路での発進時には、サイドブレーキを解除しつつアクセルやクラッチを操作するといった非常に熟練した操作が必要であった。このため運転操作が煩雑であり、また登坂路での発進時にエンストや車両後退などを起こすおそれがあった。
【0004】
そこで、出願人は上記問題点を解決したブレーキ操作装置を先に提供した(特公平6−45334号公報参照)。
【0005】
このブレーキ操作装置では、図10において、ブレーキペダル1aを踏み込むと、ブレーキバルブ1が供給モードになり、ブレーキバルブ1,管路7aを介してエアタンク2aの圧縮空気がブレーキ圧制御弁(流体圧操作逆止弁)10の入力口10aに供給され、図11に示したブレーキ圧制御弁10の出力圧室11を経て出力口10bからブレーキアクチュエータ3に供給される。すると、ブレーキアクチュエータ3が作動されて管路7cを介して、ホイールシリンダ4に作動流体が供給される。またブレーキペダル1aを解放するとブレーキバルブ1が排気モードになり、ブレーキアクチュエータ3内の圧縮空気が、管路7b,ブレーキ圧制御弁10,管路7aを経て、ブレーキバルブ1の排気口1bから外部に排出される。したがって、ブレーキが解除される。このような動作は、従来のブレーキ操作装置と変わるところがない。
【0006】
このブレーキ操作装置では、車両が停車した状態でブレーキペダル1aを踏み続けると、この状態がコントローラ5にて感知され、所定時間経過後(例えば1秒後)に電磁弁6が作動され、図11に示したブレーキ圧制御弁10の信号圧室12に管路7dを経てエアタンク2bの圧縮空気が導入される。そして、この圧縮空気によって、ブレーキ圧制御弁10内の弁体13を有するピストン14が付勢される。この結果、ピストン14が信号圧室12の圧力によって、図12に示したようにスプリング15の付勢力に抗して右方向に移動される。そして、ピストン14は段部10cに当接して、そこに止められる。この状態で、弁体13が弁座10dに当接し、入力口10aが弁体13によって閉塞される。したがって、ブレーキアクチュエータ3の内部の圧縮空気はそのまま保持され、ブレーキ作動状態が持続される。
【0007】
このため、坂路等において一時的に停車してブレーキペダル1aを解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、サイドブレーキをいちいち引く煩わしさがない。なお、図12に示した停車状態においてブレーキペダル1aを再度強く踏込むと、入力口10a内の圧力によって弁体13のみが移動して入力口10aが開放され、ブレーキアクチュエータ3に圧縮空気が補充される。したがって、坂路等の傾斜度に応じた所望のブレーキ力が容易に得られる。また、出力圧室11の圧力は信号圧室12の圧力とバランスして比較的低い圧力(例えば最大ブレーキ圧の1/3〜1/4)に保持されるので、長時間に亘ってブレーキ作動状態にしても、管路7b,7c等に無理な圧力が作用することがなく、その耐久性を向上させることができる。
【0008】
次にアクセルやクラッチ等を操作して車両の発進準備を整えると、コントローラ5がこれを感知して電磁弁6を消磁する。すると、信号圧室12内の圧縮空気は、排気口6aから外部へ排出され、それに伴ってピストン14がスプリング15の付勢力によってもとの状態に復帰する。このときブレーキペダル1aを解放していれば、ブレーキアクチュエータ3内の圧縮空気はブレーキバルブ1の排気口1bから外部に排気されてブレーキが解除されて、発進が可能となる。したがって、特に登坂路における発進においては従来のようにサイドブレーキを緩めつつアクセルやクラッチを操作するといった熟練した操作が不要となり、エンストや車両後退等を生ずることなくスムーズな発進が可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ブレーキ圧制御弁10では、図11に示したように、弁体13をピストン14内に摺動自在に配設し、しかも図12に示したように、弁体13が入力口10aを閉塞している状態で、該弁体13が逆止弁機能を果たすように、ピストン14をバルブハウジングの段部10cに当接させて、ピストン14のそれ以上の移動を規制している。
【0010】
一方、ピストン14は、信号圧室12に供給されるエアタンク2bの圧力によって、一気に押送されるため、ピストン14がバルブハウジングの段部10cに衝突し、大きな打音を発生する。
【0011】
そこで、本発明の目的は、ピストンがバルブハウジングの段部に衝突する際の打音を減少したブレーキ圧制御弁を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のブレーキ圧制御弁では、ブレーキバルブに接続される入力口,ブレーキアクチュエータに接続される出力口,切換弁を介してエアタンクまたは大気に選択的に接続される信号圧口を有するバルブハウジングと、上記入力口と上記出力口との間の流体通路に配設された弁座と、第1のスプリングによって上記弁座の方向に付勢されて、通常時上記弁座から一定の距離を保ち、上記弁座に対して上記出力口の側に該弁座に対向配設された弁体と、上記バルブハウジング内を上記信号圧口に連通する信号圧室と上記出力口に連通する出力圧室とに画成するとともに、第2のスプリングによって該信号圧室を縮小する方向に付勢され、上記信号圧室に供給される上記エアタンクの圧力によって作動され、上記弁体を上記弁座に当接させて逆止弁機構を構成するメインピストンとを備えたブレーキ圧制御弁において、メインピストンの中間端面にリテーナを添設し、該リテーナの上記メインピストンと反対側の面に、上記吸音材を貼着している。
【0013】
【作用】
本発明のブレーキ圧制御弁では、ピストンがバルブハウジングの段部に当接される際に、吸音材に当たり、該吸音材によって衝突音が吸収される。
【0014】
【実施例】
図1および図2は、本発明に係るブレーキ圧制御弁の一実施例を示しており、図3はその要部を示している。
【0015】
ブレーキ圧制御弁20のハウジング21は、2つのハウジングブロック21a,21bによって構成され、一方のハウジングブロック21aには、入力口22と出力口23が形成され、他方のハウジングブロック21bには、信号圧口24が形成されている。ハウジング21内には、メインピストン25が配設され、該ピストン25は、出力圧室26と信号圧室27とに画成している。そして、入力口22と出力口23は、出力圧室26に開口している。
【0016】
メインピストン25は、出力圧室26内に配装したスプリング28によって信号圧室27を縮小する方向に付勢されている。また、メインピストン25には、その前端に開口する孔25aが形成され、該孔25aに補助ピストン29が嵌挿されている。
【0017】
この補助ピストン29には、孔29aが貫設されている。そして、補助ピストン29は、孔29aに遊嵌させたピン30をメインピストン25の孔25bに係合させることによってをメインピストン25に保持されている。補助ピストン29は、先端に弁体31を有している。そして、この補助ピストン29は、孔25a内に配装したスプリング32によって入力口22方向に付勢されている。
【0018】
上記メインピストン25には、筒状のリテーナ33が嵌合され、該リテーナ33は、メインピストン25の孔25bを閉塞してピン30がメインピストン25の孔25bから脱落するのを防止している。このリテーナ33の基端には、外向きフランジ33aが形成されている。そして、リテーナ33は、フランジ33aに当接させたスプリング28の端部によって、メインピストン25の中間端面25cに挟持されている。
【0019】
さらに、メインピストン25の中間端面25cの周縁には、環状の切り欠き25dが形成され、該切り欠き25dには、ゴム等によって形成された環状の吸音材34が装着されている。そして、この吸音材34は、リテーナ33のフランジ33aによって、メインピストン25に狭持されている。
【0020】
一方、バルブハウジング21のハウジングブロック21a,21bは、印篭結合されており、内側に嵌入されたハウジングブロック21aの端部によって出力圧室26内に段部35が形成されている。この段部35は、吸音材34に対向している。
【0021】
また、バルブハウジング21には、入力口22の出力圧室26側の開口に、弁座36が形成されている。そして、ピストン25が右方へ移動されると、図2に示したように、吸音材34が段部35に当接し、それ以上の移動が規制される。この状態において、補助ピストン29の弁体31は、弁座36に当接し、入力口21aを閉塞する。
【0022】
このブレーキ圧制御弁20には、電磁弁40が付設されている。この電磁弁40では、プランジャ41の下方に弁室42,43が形成され、それらの弁室42,43は通路44によって互いに連通されている。これらの弁室42,43内には、弁体45,46がそれぞれ配設されており、これらの弁体45,46はロッド47aにて相互に連結されている。さらに、弁体45,46は、ロッド47bを介してプランジャ41に連結されている。そして、プランジャ41が上下動すると、通路44の上下両端部に形成された一対の弁座48,49にそれぞれの弁体45,46が離接するように構成されている。なお、これらの弁体45,46は、スプリング50にて図1で上方に附勢されている。
【0023】
そして、弁室43は圧力導入口51と連通しており、また通路44の中間部は信号圧口24を介してブレーキ圧制御弁20の信号圧室27と連通されている。弁室42は通路52を介して排気口53と連通されている。なお、ブレーキ圧制御弁20の大気室36は、通路52を介して弁室42に連通されている。
【0024】
そして、図10に示したと同様に、このブレーキ圧制御弁20の入力口22は、管路7aを介して、ブレーキバルブ1の出力口1cに接続され、出力口23は、管路7bを介して、ブレーキアクチュエータ3の入力口3aに接続されている。また、電磁弁40の圧力導入口51は、管路7dを介して、エアタンク2bに接続されされている。
【0025】
ブレーキ圧制御弁20は、上述の如く構成されてなり、車両走行時においては電磁弁40のソレノイド54が消磁され、一対の弁体45,46はスプリング50にて図1に示す如く上方へ押上げられている。従って上側の弁体45は弁座48から離反され、下側の弁体46の弁座49に当接している。このため、ブレーキ圧制御弁20の信号圧室27には圧縮空気は導入されておらず、メインピストン25はリターンスプリング28にて図1に示したように復動し、ブレーキ圧制御弁20の入力口22が開放されている。
【0026】
この状態でブレーキバルブ1のブレーキペダル1aを踏込むと、ブレーキバルブ1が供給モードになり、該ブレーキバルブ1を経て圧縮空気がブレーキ圧制御弁20の入力口22に供給される。この圧縮空気は、出力圧室26を経て出力口23から吐出され、ブレーキアクチュエータ3に供給され、該ブレーキアクチュエータ3を作動させる。すると、ブレーキアクチュエータ3から上記圧縮空気の圧力に見合った作動流体が発生され、該流体の圧力によってホイールシリンダ4が作動される。また、ブレーキペダル1aを解放するとブレーキバルブ1が排気モードになり、ブレーキアクチュエータ3内の圧縮空気がブレーキ圧制御弁20を経て、ブレーキバルブ1の排気口1bから外部に排出される。したがって、ホイールシリンダ4に作用している液圧は消失し、ブレーキが解除される。
【0027】
次に車両が停車した状態でブレーキペダル1aを踏み続けると、この状態がコントローラ5にて感知され、所定時間経過後(例えば1秒後)に電磁弁40のソレノイド54が励磁される。ソレノイド54が励磁されると、プランジャ41がスプリング50の付勢力に抗して図2に示したように下方に移動し、弁体45が上側の弁座48に当接し、弁体46が下側の弁座49から離反される。このため、ブレーキ圧制御弁20の信号圧室27に信号圧口24を介して圧縮空気が導入される。この結果、メインピストン25が信号圧室27の圧力によって、図2に示したようにスプリング28の付勢力に抗して右方向に移動される。このメインピストン25は、その吸音材34がバルブハウジング21の段部35に突き当たって、そこに止められる。この状態において、補助ピストン29の弁体31は、弁座36に当接して、入力口22を閉塞する。したがって、ブレーキアクチュエータ3の内部の圧縮空気はそのまま保持され、ホイールシリンダ4はブレーキ作動を持続する。このため、坂路等において一時的に停車してブレーキペダル1aを解放しても、車両が自然に動き出すおそれがなく、サイドブレーキをいちいち引く煩わしさがない。
【0028】
なお、図2に示した停車状態においてブレーキペダル1aを再度強く踏込むと、入力口22内の圧力によって補助ピストン29がスプリング32の付勢力に抗して左方に移動し、弁体31が弁座36から離反してブレーキアクチュエータ3に圧縮空気が補充される。したがって、坂路等の傾斜度に応じた所望のブレーキ力が容易に得られる。それに伴ってメインピストン25がスプリング28の付勢力によって元の位置に復帰する。すると、出力圧室26の圧力は信号圧室27の圧力とバランスして比較的低い圧力(例えば最大ブレーキ圧の1/3〜1/4)に保持されるので、長時間に亘ってブレーキ作動状態にしても、管路7b等に無理な圧力が作用することがなく、その耐久性を向上させることができる。
【0029】
次にアクセルやクラッチ等を操作して車両の発進準備を整えると、コントローラ5がこれを感知して電磁弁40のソレノイド54が消磁される。ソレノイド54が消磁されると、弁体45,46は、スプリング50の付勢力によって上方へ移動され、図1に示すように、弁体45が弁座48から離反し、弁体46が弁座49に当接する。したがって、ブレーキ圧制御弁20の信号圧室27の圧縮空気は、信号圧口24,通路44,弁室42,通路52,排気口53を経て外部に排出される。それに伴って、メインピストン25がスプリング28の付勢力によって元の位置に復帰する。すると、ブレーキアクチュエータ3内の圧縮空気はブレーキバルブ1の排気口1bから外部に排出され、ブレーキが解除されて発進が可能となる。したがって、特に登坂路における発進においては従来のようにサイドブレーキを緩めつつアクセルやクラッチを操作するといった熟練した操作が不要となり、エンストや車両後退等を生ずることなくスムーズな発進が可能である。
【0030】
なお、上記実施例では、図3に拡大して示しているように、メインピストン25の中間端面25cの周縁に、環状の切り欠き25dを形成し、該切り欠き25dに、ゴム等によって形成された環状の吸音材34を装着するとともに、その吸音材34を、リテーナ33のフランジ33aによって、メインピストン25に狭持させているが、本発明は、このような構成に限定されることなく、例えば、図4乃至図9に示したような構成を採用することもできる。
【0031】
図4に示した実施例では、リテーナ33におけるフランジ33aの径を大きくし、その周縁に吸音材34を焼き付け等によって貼着している。このようにした場合には、吸音材34の組付けが極めて容易になる。
【0032】
図5に示した実施例では、吸音材34をバルブハウジング21に配設している。この実施例の吸音材34は、筒状のストッパ部34aと鍔状の支持部34bとによって断面がL字形に形成されている。そして、ストッパ部34aがハウジングブロック21bの内周面に嵌挿され、支持部34bがハウジングブロック21a,21b間に狭持されている。このようにした場合には、メインピストン25の中間端面25cがストッパ部34aの端面(段面35)に当接し、メインピストン25の移動が規制される。なお、支持部34bは、ハウジングブロック21a,21b間のシール部材としての役割もする。
【0033】
図6では、図5に示した吸音材34の変形例を示している。この吸音材34では、ストッパ部34の端面に複数の切り欠き34cを形成している。このようにすると、メインピストン25と吸音材34との当接面積が小さくなり、メインピストン25と吸音材34との張り付きが可及的に防止される。
【0034】
図7も、図5に示した吸音材34の変形例を示している。この吸音材では、支持部34bの心材をストッパ部34aと同じ硬質材料で一体に形成するとともに、該心材にゴム等のシール材34dを被覆して支持部を構成している。この場合には、吸音材34がハウジングブロック21a,21b間に強固に狭持され、かつハウジングブロック21a,21b間のシールも確実になる。
【0035】
図8に示した実施例では、メインピストン25の中間端面25cの周縁に、環状の切り欠き25dを形成し、該切り欠き25dに、ゴム等によって形成された環状の吸音材34を焼き付け等によって貼着している。
【0036】
図9に示した実施例では、ハウジングブロック21aの端部にゴム等によって形成された環状の吸音材34を焼き付け等によって貼着している。
【0037】
なお、吸音材34の材質は、吸音機能を備えたものであればよく、ゴムばかりでなく、皮,合成樹脂,制振金属等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】
上記したように、本発明に係るブレーキ圧制御弁では、ピストンがバルブハウジングの段部に当接される際に、吸音材に当たり、該吸音材によって衝突音が吸収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキ圧制御弁の一実施例を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の非作動状態を示した断面図である。
【図2】図1に示したブレーキ圧制御弁の作動状態を示した断面図である。
【図3】図1に示したブレーキ圧制御弁の要部を拡大して示した断面図である。
【図4】本発明に係るブレーキ圧制御弁の他の実施例を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の要部を拡大して示した断面図である。
【図5】本発明に係るブレーキ圧制御弁のさらに他の実施例を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の要部を拡大して示した断面図である。
【図6】図5に示した実施例の変形例を示したもので、吸音材の斜視図を示している。
【図7】図5に示した実施例の変形例を示したもので、吸音材の部分断面図を示している。
【図8】本発明に係るブレーキ圧制御弁のさらに他の実施例を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の要部を拡大して示した断面図である。
【図9】本発明に係るブレーキ圧制御弁のさらに他の実施例を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の要部を拡大して示した断面図である。
【図10】ブレーキ操作装置を概念的に示した配管図である。
【図11】従来のブレーキ圧制御弁を示したもので、該ブレーキ圧制御弁の非作動状態を示した断面図である。
【図12】図11に示したブレーキ圧制御弁の作動状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキバルブ
2a,2b エアタンク
3 ブレーキアクチュエータ
6 電磁弁
7a,7b,7d 管路
20 ブレーキ圧制御弁
21 バルブハウジング
21a,21b ハウジングブロック
22 入力口
23 出力口
24 信号圧口
25 メインピストン
25c 中間端面
25d 切り欠き
26 出力圧室
27 信号圧室
28 スプリング
29 補助ピストン
31 弁体
32 スプリング
33 リテーナ
33a フランジ
34 吸音材
34a ストッパ部
34b 支持部
34c 切り欠き
34d シール材
35 段部
36 弁座
40 電磁弁

Claims (5)

  1. (a)ブレーキバルブに接続される入力口,ブレーキアクチュエータに接続される出力口,切換弁を介してエアタンクまたは大気に選択的に接続される信号圧口を有するバルブハウジングと、
    (b)上記入力口と上記出力口との間の流体通路に配設された弁座と、
    (c)第1のスプリングによって上記弁座の方向に付勢されて、通常時上記弁座から一定の距離を保ち、上記弁座に対して上記出力口の側に該弁座に対向配設された弁体と、
    (d)上記バルブハウジング内を上記信号圧口に連通する信号圧室と上記出力口に連通する出力圧室とに画成するとともに、第2のスプリングによって該信号圧室を縮小する方向に付勢され、上記信号圧室に供給される上記エアタンクの圧力によって作動され、バルブハウジングの段部に当接してそれ以上の移動が規制されるとともに、上記弁体を上記弁座に当接させて逆止弁機構を構成するメインピストンとを備えたブレーキ圧制御弁において、
    (e)前記メインピストンの中間端面にリテーナを添設し、該リテーナの上記メインピストンと反対側の面に、ゴム等の吸音材を貼着したことを特徴とするブレーキ圧制御弁。
  2. 上記吸音材を筒状のストッパ部と鍔状の支持部とによって構成し、上記支持部をバルブハウジングを構成する2つのハウジングブロック間に狭持させ、上記ストッパ部を、一方のハウジングブロックの内周面に嵌挿させたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキ圧制御弁。
  3. 上記吸音材の支持部を両ハウジングブロック間のシール材としたことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ圧制御弁。
  4. 上記吸音材のストッパ部の先端に切り欠きを形成したことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ圧制御弁。
  5. 上記吸音材の支持部にシール材を被覆したことを特徴とする請求項2に記載のブレーキ圧制御弁。
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