JP3630525B2 - 育苗箱分離装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機用の苗を集中育成する育苗施設で利用される育苗箱分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
育苗施設における育苗形態の一つとして、播種した育苗箱を多段積層状態で出芽室において出芽させた後、この育苗箱を上下間隔をあけた状態にして緑化台に差し替え、通風および採光の良好な状態にして緑化行程に移る方式があり、多段積層状態で出芽処理された育苗箱を緑化台車に差し替える棚差し装置においては、育苗箱群を多段に積層した育苗箱ブロックから一箱づつ分離して送りだす育苗箱分離装置が利用される。
【0003】
従来このような棚差し装置で用いられる育苗箱分離装置としては、例えば特開平8‐53228号公報に開示されているように、多段に積層された出芽処理済み育苗箱群を、その最下段のものから一箱づつ順に分離して送り出すものが使用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の棚差し装置においては、育苗箱分離装置の処理速度を高めることが、棚差し処理全体の処理能力を高める上で重要となるのであるが、従来の育苗箱分離装置での処理速度を高めることが困難な構造となっていた。つまり、従来の育苗箱分離装置は、多段に積層されてブロック状に形成された育苗箱ブロックを駆動手段を用いて昇降するリフト機構と、開閉駆動される係止爪と、ローラ式の搬出用コンベアとを備えており、先ず、リフト機構を上昇させて育苗箱ブロックを受け止め支持し、係止爪を開放した状態でリフト機構を下降させて育苗箱ブロックを下降させる。次いで、設定位置まで下降した時点で、下から2箱目の育苗箱1を係止爪で係止し、更にリフト機構を搬出用コンベアの下方にまで下降退入させることで、最下段の育苗箱1を搬出用コンベア上に載置し、育苗箱ブロックの下部から分離された一箱の育苗箱を送り出す。次の作動時には、再びリフト機構を上昇させて残った育苗箱ブロックを少し持ち上げて係止爪を開放し、前記作動を繰り返す。
このように、従来装置では、育苗箱を一箱づつ分離して送り出すのに、多くの行程を必要とするものであったために、その作動時間が多くかかるものであった。もちろん、各行程の作動速度を速くすれば、分離送り出し処理能率を上げることができるのであるが、各行程での作動速度を速くすると、育苗箱内での土の崩れや片寄りが発生しやすくなるものであり、むやみに作動速度を速くすることができないものであった。
【0005】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、一箱分離送り出しの行程を合理化することで処理能率を高めることができるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
請求項1に係る発明の育苗箱分離装置は、育苗箱群を多段に積層してなる育苗箱ブロックから育苗箱を一箱づつ分離して送りだす育苗箱分離装置であって、前記育苗箱ブロックを上昇させるリフト機構と、設定位置まで上昇された育苗箱ブロックの最上段の育苗箱を係止爪で支持して、次段のものから分離浮上させる第1分離機構と、この第1分離機構に支持された育苗箱を係止爪で支持して所定の送り出し高さにまで持ち上げる第2分離機構とを備え、
かつ、前記第1分離機構の前記分離爪による育苗箱支持作用方向と、前記第2分離機構の前記持上げ爪による育苗箱支持作用方向とを互いに直交させてあることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明の育苗箱分離装置は、請求項1に係る発明において、前記第1分離機構を低速作動させるとともに、前記第2分離機構を高速作動させるよう構成してあることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明の育苗箱分離装置は、請求項1または2に係る発明において、前記第1分離機構を連続作動させるとともに、前記第2分離機構を間欠作動させるよう構成してあることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明の育苗箱分離装置は、請求項3に係る発明において、前記第2分離機構の係止爪を送り出しガイドに兼用してあることを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明の育苗箱分離装置は、請求項1〜4のうちのいずれか一項に係る発明において、前記リフト機構に支持されて上昇される育苗箱ブロックを対向する両側方から摺接案内する一対のガイド部材を設け、このガイド部材で上から2段目の育苗箱を弾性挟持するよう構成してあることを特徴とする。
【0011】
〔作用〕
請求項1の構成によると、リフト機構で上昇された育苗箱ブロックの最上段の育苗箱が、先ず第1分離機構の分離爪によって持ち上げ分離され、引き続き第2分離機構の持上げ爪が作用して分離した育苗箱を所望の高さまで持ち上げ移動させる。つまり、育苗箱ブロックからの一箱分離作動と、分離した育苗箱の持上げ作動とをそれぞれ別の機構で実行させるのである。
【0012】
請求項2の構成によると、第1分離機構による一箱分離作動は低速で実行されるので、最上段の育苗箱に分離爪が高い位置精度で係合され、また、第2分離機構による育苗箱の持上げ作動は高速で実行されるので、大きく持上げる場合でも作動時間は短くできる。
【0013】
請求項3の構成によると、第1段階の分離行程を第1分離機構の連続作動で行うので、間欠作動で行う場合に比較して分離爪が最上段の育苗箱に滑らかに係合作用する。次いで、分離した育苗箱を間欠作動する第2分離機構で所望の高さまで一気に持上げ移動させる。
【0014】
請求項4の構成によると、第1分離機構で分離された育苗箱を受け取った第2分離機構の持上げ爪は所定高さまで移動すると停止し、育苗箱はこの停止している持上げ爪に沿って送り出されることになる。
【0015】
請求項5の構成によると、育苗箱ブロックはガイド部材によって位置規制され横崩れなく上昇されて第1分離機構に対する位置決めがなされる。また、上昇された育苗箱ブロックにおける最上段の育苗箱が第1分離機構によって分離される際、最上段の育苗箱の下端部に嵌まり込んでいる2段目の育苗箱が最上段の育苗箱とともに連れ上げられようとしても、2段目の育苗箱がガイド部材で弾性挟持されることで、その連れ上がりが阻止される。
【0016】
〔効果〕
請求項1に係る発明によれば、最上段の育苗箱を育苗箱ブロックから分離する行程と、分離した育苗箱を所望高さにまで持上げる行程とを別個の機構により行うようにしたので、各行程を好適な形態や速度で実行することが可能となり、一箱分離を的確円滑に行うことができる。
【0017】
請求項2に係る発明によれば、低速での一箱分離作動と高速の持ち上げ作動の組み合わせによって、精度の高い一箱分離が行えるとともに、所定高さまでの移動を短時間で行える。
【0018】
請求項3に係る発明によれば、連続作動する第1分離機構の分離爪が最上段の育苗箱に滑らかに係合作用し、振動や衝撃の伴わない円滑良好な分離を行うことが可能となる。
【0019】
請求項4に係る発明によれば、所定高さまで持上げた育苗箱を持ち替えなく送り出すことができ、全体的な処理時間の短縮と構造の簡素化に有効となる。
【0020】
請求項5に係る発明によれば、育苗箱の位置決め構造を有効に利用した簡単な構造で一箱分離が確実に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明に係る棚差し装置の一例の概略平面図が示されている。
播種処理された育苗箱1は所定数(例えば30箱)づつブロック状に積層され、この育苗箱ブロック1Aが複数個(例えば4個)づつ出芽台車2に搭載されて出芽室に搬入され、出芽行程を経た後に出芽室から搬出された出芽台車2は、搬送経路aを介して棚差し装置Aの育苗箱入口部に搬入される。棚差し装置Aの入口部には、出芽台車2の育苗箱ブロック1Aを取り出すフォークリフト装置3と、取り出された育苗箱ブロック1Aを一時的に収容する2台のストック部4が設けられている。また、棚差し装置Aには、育苗箱分離装置5、棚エレベータ6、および、押し出し機構7が配備されるとともに、棚エレベータ6の外側には、搬送経路bを介して緑化台車8が搬入搬出可能に構成されている。
【0022】
図2および図3に示すように、前記育苗箱分離装置5には、各ストック部4の育苗箱ブロック1Aを載置して搬送する2台のローラコンベア11と、ローラコンベア11上の所定位置に搬入された育苗箱ブロック1Aを育苗箱1の積層ピッチで間欠的に上昇させる2台のリフト機構12と、上昇された育苗箱ブロック1Aの最上段のものから1箱づつ分離する2台の一箱分離機構13と、両一箱分離機構13で分離された育苗箱1を縦列状に水平搬出する送り出し機構14とが備えられており、以下、各機構の詳細な構造と機能を説明する。
【0023】
前記リフト機構12は、ローラコンベア11の左右両脇において縦向きに巻回配備した左右2組のチェーン15に亘って架設した複数の支持部材16を、ローラコンベア11のローラ間に位置させて昇降させるよう構成したものであり、支持部材16をコンベア搬送面より没入させた状態でコンベア上の所定位置まで育苗箱ブロック1Aを搬入した後、チェーン15が正転駆動されて支持部材16が上昇作動することで、育苗箱ブロック1A全体が上昇される。
【0024】
図5および図6に示すように、前記一箱分離機構13には第1分離機構17と第2分離機構18とが装備されており、この第1分離機構17は、断面形状L形バー材からなる分離爪17aを縦回し駆動される左右のチェーン17bに取り付けて構成されたものであり、チェーン17bが互いに内向き上方に連続回動駆動されることで、所定位置まで上昇された育苗箱ブロック1Aにおける最上段の育苗箱1の周部フランジ1aが、左右の分離爪17aで係止されて水平に持ち上げ分離されるようになっている。この際、上昇される育苗箱ブロック1Aは、最上段を除く下位の部位において、互いに内向きに弾性付勢されたガイド部材19で左右から位置決め挟持され、最上段の育苗箱1が持ち上げ分離される際に、これに嵌合している2段目の育苗箱1が連れ持ち上昇されないようになっている。
【0025】
また、第2分離機構18は、丸棒材からなる持上げ爪18aを横軸心周りに間欠的に回転駆動される湾曲放射状アーム18bの先端部に水平に取付けて構成されており、第1分離機構17で分離された育苗箱1の前後を底部から受け止め支持して所定の高さまで持ち上げるようになっている。
【0026】
なお、前記第1分離機構17による作動速度はリフト機構12に同調して遅く設定されて、育苗箱ブロック1Aにおける最上段の育苗箱1を適切なタイミングで精度よく係止して分離するよう構成され、これに対し第2分離機構18の作動速度は速く設定されており、一旦、第1分離機構17により分離された育苗箱1を速やかに所定高さまで持ち上げ搬送するようになっている。
【0027】
図2に示すように、前記送り出し機構14は、2台の一箱分離機構13の上部に亘って配備されており、上手の一箱分離機構13の上部に位置する第1搬送機構21と、この第1搬送機構21の終端から前記棚エレベータ6の上部に亘る第2搬送機構22とから構成されている。
【0028】
図4および図5に示すように、前記第1搬送機構21は、搬送終端部の駆動軸41に固定したスプロケット42と搬送始端部の従動軸43に固定したスプロケット44とに亘って横向きにチェーン21aを巻回し、このチェーン21aに係止爪21bを所定ピッチで取付けてなり、モータM1 によって駆動軸41を低速駆動することで、上手の一箱分離機構13において分離された育苗箱1を第2搬送機構22の始端にまで低速で係止搬送する。また、第2搬送機構22は、搬送終端部の駆動軸45に固定したスプロケット46と前記駆動軸41に遊嵌したスプロケット47に亘ってチェーン22aを横向きに巻回し、このチェーン22aに係止爪22bを所定ピッチで取付けてなり、モータM2 によって駆動軸45を高速駆動することで、第1搬送機構21で送られてきた育苗箱1を後方から押圧係止して、第1搬送機構21で送られてきた育苗箱1と下手の一箱分離機構6において分離された育苗箱1とを縦列状に突き合わせて棚エレベータ6の上部にまで係止搬送するよう構成されている。
【0029】
また、第1搬送機構21と第2搬送機構22との間、および、下手側の一箱分離機構13と棚エレベータ6との間の搬送経路には、育苗箱1を載置案内する搬送ガイド48と、育苗箱1の側面に摺接して横ずれのない縦列状態に整列する搬送ガイド49が配備されている。
【0030】
前記棚エレベータ6は、縦向きに巻回された2組のチェーン23に、断面形状L形バー材からなる支持部材24を緑化台車3の棚間隔と同一の上下間隔で取付けて構成されており、送り出し機構14で係止されて縦列状に搬送されてきた2個の育苗箱1を最上部の支持部材24上に受取り支持すると、支持部材24の間隔ピッチで順次下降され、各支持部材24上に2個づつ育苗箱1を受取って支持するようになっている。
【0031】
なお、前記送り出し機構14の第2搬送機構22は、2個の育苗箱1を係止搬送している係止爪22bが直線移動経路上の所定位置sに到達した時点でチェーン22aを停止させ、棚エレベータ6において育苗箱1を支持した支持部材24が下降されるとチェーン22aを再び作動させることで、育苗箱1が支持部材24上に安定した位置決め状態で送り込まれるようにしている。つまり、チェーン22aが終端スプロケットを回り込む時は係止爪22b先端の周速度が大きくなるので、この回り込み域を育苗箱搬送に用いると、周速度の大きい係止爪22bは育苗箱1を大きい押し出し速度で押し出すことになる。その結果、育苗箱1が支持部材24上で慣性移動する距離が大きく変動しがちとなり、支持部材24上での育苗箱位置が不揃いになりやすくなるが、上記のように、係止爪22bが直線移動経路上にあるうちに停止して、搬送を終了すれば係止爪22bによる押し出し速度が増大することもなく、支持部材24上で育苗箱1が慣性移動する距離の変動が少ないものとなるのである。
【0032】
上記のように、送り出し機構14による間欠搬送と棚エレベータ6の間欠下降とによって、所定段(例えば15段)の支持部材24上に2個づつ育苗箱1が保持されると、押し出し機構14が作動して、保持された育苗箱1群を一挙に押し出し、棚エレベータ6の出口側に配置しておいた緑化台車8の棚段8aに差し込まれる。
【0033】
前記押し出し機構7は、棚エレベータ6に多段に保持された育苗箱1群の全てに作用するよう縦長に形成された左右一対の押圧部材25を、2段進退機構26によって前後進させるよう構成されたものであり、前記リフト機構12と棚エレベータ6との間に配備されている。詳述すると、2段進退機構26は、装置フレーム27に連結した固定レール28に沿って前後スライド可能な第1可動枠29に、第2可動枠30がレール31を介して前後スライド可能に支持されるるとともに、第1可動枠29の前後に軸支したプーリ32間にベルト33が巻回張設され、このベルト巻回ループの上部においてベルト33が装置フレーム27に固定されるとともに、ベルト巻回ループの下部においてベルト33が第2可動枠29の後部に連結され、かつ、モータ34によって駆動されるピニオン35が第1可動枠29の側部に備えたラック36に咬合され、モータ34の正逆回転に伴って第1可動枠29が前後進駆動されるように構成されている。
【0034】
この2段進退機構26によると、棚エレベータ6に育苗箱1が収納保持作動されている間は、図7(イ)に示すように、第1可動枠29および第2可動枠30は後退位置にあり、押圧部材25は棚エレベータ6から外れた位置に待機されている。そして、棚エレベータ6に所定段数の育苗箱1が収納保持されると、第1可動枠29がラック・ピニオン駆動によって前進移動を開始して、これに伴ってベルト33が第1可動枠29に対して相対的に回動されることになり、このベルト33の回動に伴って第2可動枠30が前進方向に移動される。つまり、図7(ロ)に示すように、第2可動枠30は第1可動枠29の2倍のストロークで前進移動され、これによって押圧部材25は棚エレベータ6内に通過移動して、棚エレベータ6に収納保持された育苗箱1群を一挙に緑化台車8に向けて押し出し作動し、育苗箱1群は、棚エレベータ6と緑化台車8との間に固定配備された育苗箱ガイド37を通って緑化台車8の各棚段8aに案内される。
【0035】
ここで、前記モータ34の出力部には、差し込み供給作動の過負荷を回避するトルクリミッタ38が装備されており、押出し機構7に作用する負荷抵抗が設定以上に大きくなってトルクリミッタ38がスリップ作動して、無理な差し込み供給が回避され、かつ、トルクリミッタ38がスリップ作動している時間が設定時間(例えば20〜30秒)以上に持続されると、モータ34が自動的に停止制御されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る棚差し装置の全体構成を示す概略平面図
【図2】育苗箱分離装置の正面図
【図3】全体側面図
【図4】(イ)要部の平面図
(ロ)送り出し機構の側面図
【図5】一箱分離機構の正面図
【図6】一箱分離機構の側面図
【図7】(イ)後退状態の押出し機構を示す側面図
(ロ)押し出し作動状態の押出し機構を示す側面図
【図8】押出し機構の要部を示す正面図
【図9】押出し供給を受けた緑化台車の側面図
【符号の説明】
1 育苗箱
1A 育苗箱ブロック
12 リフト機構
17 第1分離機構
17a 分離爪
18 第2分離機構
18a 持上げ爪
19 ガイド部材

Claims (5)

  1. 育苗箱群を多段に積層してなる育苗箱ブロックから育苗箱を一箱づつ分離して送りだす育苗箱分離装置であって、前記育苗箱ブロックを上昇させるリフト機構と、設定位置まで上昇された育苗箱ブロックの最上段の育苗箱を分離爪で支持して、次段のものから分離浮上させる第1分離機構と、この第1分離機構に支持された育苗箱を持上げ爪で支持して所定の送り出し高さにまで持ち上げる第2分離機構とを備え、
    かつ、前記第1分離機構の前記分離爪による育苗箱支持作用方向と、前記第2分離機構の前記持上げ爪による育苗箱支持作用方向とを互いに直交させてあることを特徴とする育苗箱分離装置。
  2. 前記第1分離機構を低速作動させるとともに、前記第2分離機構を高速作動させるよう構成してあることを特徴とする請求項1記載の育苗箱分離装置。
  3. 前記第1分離機構を連続作動させるとともに、前記第2分離機構を間欠作動させるよう構成してあることを特徴とする請求項1または2記載の育苗箱分離装置。
  4. 前記第2分離機構の持上げ爪を送り出しガイドに兼用してあることを特徴とする請求項3記載の育苗箱分離装置。
  5. 前記リフト機構に支持されて上昇される育苗箱ブロックを対向する両側方から摺接案内する一対のガイド部材を設け、このガイド部材で上から2段目の育苗箱を弾性挟持するよう構成してあることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の育苗箱分離装置。
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