JP3628229B2 - 電気機器収納用箱体のフレーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器収納用箱体のフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
配電盤キャビネット等の電気機器収納用箱体は、各コーナー部に縦フレーム脚を配置し、これらの縦フレーム脚どうしを水平方向の横フレームで組み合わせたフレーム構造を有するものが一般的である。そして各縦フレーム脚は中空断面形状を有し、電気機器収納用箱体の内側となる片に機器取付用の孔列を一定ピッチで形成して、ラック等の各種パーツを取り付けられる構造となっている。
【0003】
ところが従来のフレーム構造に用いられる縦フレーム脚は、図50に示すように正方形または長方形の中空断面形状を有するものが普通であるため、電気機器収納用箱体の内側に面する辺は直交する2辺だけである。このためこれらの2辺に形成された孔列のみを利用して機器取付けを行わねばならず、機器の数や種類が増加すると孔列が不足することがあった。またこの欠点を解消するために、アルミ押出材により中空断面の外側に突辺を増設した縦フレーム脚も一部で用いられているが、成形コストが高くなり電気機器収納用箱体を安価に製作できないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決して、機器取付けに用いることができる縦フレーム脚の孔列数を従来よりも増加させた縦フレーム脚を用いた電気機器収納用箱体のフレーム構造を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明の電気機器収納用箱体のフレーム構造は、縦フレーム脚を各コーナー部に配置した電気機器収納用箱体のフレーム構造において、各縦フレーム脚が、少なくとも電気機器収納用箱体の一方の外壁面に位置する外縁部から電気機器収納用箱体の内側に折れ曲がる第1成形辺と、この第1成形辺の内側端を前記コーナー部から離れる方向に折り曲げた第2成形辺と、この第2成形辺から直角に内側に折れ曲がる第3成形辺と、この第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺とを含む連続した中空断面形状を有し、第2成形辺は前記一方の外壁面側に面し、第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は箱体内部側に面し、第2成形辺、第3成形辺、及び第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は何れも機器取付用の孔列を備えたものとし、かつこれらの第1、第2成形辺の間に、隣接する縦フレーム脚どうしを連結する連結金具を取付け可能な凹状空間部E又はFを形成するとともに、各縦フレーム脚の電気機器収納用箱体のコーナー部に相当する部分にも外縁部をコーナー部で内側にくぼませた凹状空間部Zを形成したことを特徴とするものである。なお、コーナー部の凹状空間部Zを扉側に対して横長のものとすることが好ましい。
【0006】
本発明の電気機器収納用箱体のフレーム構造によれば、各コーナー部に配置された縦フレーム脚を従来にない特殊な中空断面形状を有するものとしたので、電気機器収納用箱体の内側に多数列の孔列を形成することができ、機器取付けに便利である。また、第1、第2成形辺の間に、隣接する縦フレーム脚どうしを連結する連結金具を取付け可能な凹状空間部E又はFを形成するほか、コーナー部にも凹状空間部Zを備えた形状としたので、これらの凹状空間部を利用して、機器取付け金具や連結金具、扉などの取付けが可能となる。
【0007】
【発明の実施形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明のフレーム構造を採用した電気機器収納用箱体の概略的な平面図であり、四隅の各コーナー部に縦フレーム脚1が配置されている。各縦フレーム脚1は以下に詳述するとおりの特殊な中空断面形状を備え、かつ機器取付用の孔列を備えている。縦フレーム脚1はロール成形により成形することができるものである。これらの縦フレーム脚1、1間には水平フレームが架設され、また側面板、背面板、扉などが取り付けられて電気機器収納用箱体を構成することは従来と同様である。本発明の特徴は特殊な中空断面形状を備えた縦フレーム脚1を用いた点にあるため、この断面形状について以下に詳細に説明する。なお出願後の補正によって本願発明の範囲外となった形態は参考例として説明する。
【0008】
図2は第1の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、電気機器収納用箱体のコーナー部2から互いに直角方向に延びる外壁面A、B上に位置する外縁部3、3と、これらの外縁部3、3から電気機器収納用箱体の内側に折れ曲がる第1成形辺4、4と、これらの第1成形辺4、4の内側端をコーナー部2から離れる方向に折り曲げた第2成形辺5、5とを備えている。そして、これらの第1成形辺4と第2成形辺5との間に、二つの凹状空間部E、Fが形成されている。
【0009】
この図2の例では、外縁部3と第1成形辺4と第2成形辺5とはそれぞれ直角に折り曲げられている。また両側の第2成形辺5、5の先端部にはさらに第3成形辺6、6が直角に折り曲げ形成され、その先端部7は溶接等により接続されて連続した中空断面形状を構成している。ただし第3成形辺6、6の先端部7、7は必ずしも接続されていなくてもよく、実質的に中空断面形状を構成しておればよい。なおX、Yは縦フレーム脚1の対角線である。
【0010】
第1成形辺4と第2成形辺5と第3成形辺6にはそれぞれ機器取付用の孔列8が形成されている。孔列8は上下方向に形成されているため、断面図にはそれぞれ1個の孔のみが表示されている。この結果、縦フレーム脚1の全体では6列の孔列8を形成することができ、従来の四角形の縦フレーム脚よりも各種パーツを機能的に取り付けることが可能となる。
【0011】
図3は第2の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図2の参考例の第3成形辺6、6の先端部7、7をコーナー部2に近づくようにくぼませて第4成形辺9を形成したものである。この第4成形辺9にも孔列8を形成することができるので、全部で8列の孔列8を形成することができることとなる。その他の構成は図2と同様であるので、対応する部分に同一の番号を付して説明を省略する。
【0012】
図4は第3の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図2の参考例の第1成形辺4を短くし、第2成形辺5との間の形成される二つの凹状空間部E、Fを長方形状としたものである。また第3成形辺6の先端を内側および外側に2度直角に折り曲げて第4成形辺9および第5成形辺10を形成している。この場合には全部で10列の孔列を形成することが可能となる。
【0013】
図5は第4の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、両側の第2成形辺5の先端間に傾斜成形辺11を設けたものである。この傾斜成形辺11にも孔列8を形成することができるので、全部で5列の孔列8を形成することができることとなる。
【0014】
図6は第5の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、両側の第3成形辺6の先端間に傾斜成形辺11を設けたものである。この第3成形辺6と傾斜成形辺11にも孔列8を形成することができるので、全部で7列の孔列8を形成することができることとなる。
【0015】
図7は第6の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図4に示した第3の参考例における第5成形辺10を傾斜成形辺11に置き換えた形状である。この例では全部で8列の孔列8を形成することができる。
【0016】
図8は第1の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図2に示した第1の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを外側に形成したものである。すなわち、この縦フレーム脚1は、電気機器収納用箱体の一方の外壁面Bに位置する外縁部3から電気機器収納用箱体の内側に折れ曲がる第1成形辺4と、この第1成形辺4の内側端をコーナー部2から離れる方向に折り曲げた第2成形辺5と、この第2成形辺5から直角に内側に折れ曲がる第3成形辺6と、この第3成形辺6から電気機器収納用箱体の他方の外壁面Aに近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺(反対側から見た第3成形辺6)とを含む連続した中空断面形状を有する。第2成形辺5は前記一方の外壁面B側に面し、第3成形辺6から電気機器収納用箱体の他方の外壁面Aに近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は箱体内部側に面し、第2成形辺5、第3成形辺6、及び第3成形辺6から電気機器収納用箱体の他方の外壁面Aに近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は何れも機器取付用の孔列8を備える。かつこれらの第1成形辺4と第2成形辺5の間に、隣接する縦フレーム脚1,1、どうしを連結する連結金具25を取付け可能な凹状空間部Eを形成するとともに、電気機器収納用箱体のコーナー部に相当する部分にも外縁部3をコーナー部2で内側にくぼませた凹状空間部Zを形成してある。この断面形状は対角線X−Yに関して対称である。
【0017】
図9は第2の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図3に示した第2の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の点はすべて第2の実施形態と同様である。
【0018】
図10は第3の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図4に示した第3の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の点はすべて第3の参考例と同様である。
【0019】
図11は第7の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図5に示した第4の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の点はすべて第4の参考例と同様である。
【0020】
図12は第8の参考例の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図6に示した第5の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の点はすべて第5の参考例と同様である。
【0021】
図13は第4の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図であり、図7に示した第6の参考例の外縁部3、3をコーナー部2で内側にくぼませて正方形状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の点はすべて第6の参考例と同様である。
【0022】
図14〜図16は、第5〜第7の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図である。これらは、図2〜図4に示した第1〜第3の参考例における外縁部3、3を、コーナー部2で2段に内側にくぼませてL字状の凹状空間部Zを形成したものである。その他の構成は第1〜第3の参考例と同様であるので、説明を省略する。また図17,18は第9、第10の参考例を示す水平断面図である。図19は第8の実施形態を示すが、これは図7に示した第6の参考例に凹状空間部Zを形成したものである。
【0023】
図20〜図22は、第9〜第11の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図である。これらは、図2〜図4に示した第1〜第3の参考例における外縁部3、3を、コーナー部2で段付き傾斜状にくぼませてほぼ五角形の凹状空間部Zを形成したものである。その他の構成は第1〜第3の参考例と同様であるので、説明を省略する。また図23,24は第11、第12の参考例を示す水平断面図である。図25は第12の実施形態を示すが、これは図7に示した第6の参考例にほぼ五角形の凹状空間部Zを形成したものである。
【0024】
図26〜図28は、第13〜第15の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図である。これらは、図2〜図4に示した第1〜第3の参考例における外縁部3、3を、コーナー部2で傾斜状にくぼませてほぼ三角形の凹状空間部Zを形成したものである。これらの場合には、コーナー部2から互いに直角方向に延びる外壁面A、B上に位置する外縁部3、3は折り曲げ部のみとなる。その他の構成は第1〜第3の参考例と同様であるので、説明を省略する。また図29,30は第13、第14の参考例を示す水平断面図である。図31は第16の実施形態を示すが、これは図7に示した第6の参考例にほぼ三角形の凹状空間部Zを形成したものである。
【0025】
図32〜図34は、第17〜第19の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図である。これらは、図2〜図4に示した第1〜第3の参考例における外縁部3、3をコーナー部2で面取りして三角形の凹状空間部Zを形成したものである。その他の構成は第1〜第3の参考例と同様であるので、説明を省略する。また図35,36は第15、第16の参考例を示す水平断面図である。図37は第20の実施形態を示すが、これは図7に示した第6の参考例に三角形の凹状空間部Zを形成したものである。
【0026】
図38〜図40は、第21〜第23の実施形態の縦フレーム脚1を示す水平断面図である。これらは、図2〜図4に示した第1〜第3の参考例における外縁部3、3をコーナー部2で長方形状にくぼませて凹状空間部Zを形成したものである。これらの実施形態では第2成形辺5に相当する部分が短くなっているため、凹状空間部Eに相当するものは小さくなっている。その他の構成は第1〜第3の参考例と同様であるので、説明を省略する。また図41,42は第17、第18の参考例を示す水平断面図である。図43は第24の 実施形態を示すが、これは図7に示した第6の参考例のコーナー部に長方形状にくぼませた凹状空間部Zを形成したものである。
【0027】
図44と図45に示す第25と第26の実施形態は、縦フレーム脚1の片側の第2成形辺5を完全になくしたものである。図44では外壁面A側の外縁部3の先端を折り曲げた第1成形辺4は直線的に延びて、反対側からの第3成形辺6と接続している。このため、片側の凹状空間部Fのみが形成されている。また図45では、逆に凹状空間部Eのみが形成されている。いずれもコーナー部2に凹状空間部Zが形成されており、T字状の断面形状をなしている。
【0028】
このように縦フレーム脚1の断面形状をT字状としたものは、図46に示すように凹状空間部EまたはFと、コーナー部2の凹状空間部Zとを利用して扉21、側面板22、背面板23などを取り付けるに便利であり、それらの端部を外側に突出させないように収納することができる。なお、側面板22や背面板23などはキャッチと呼ばれる引っかけ式の金具24により垂直方向の数カ所のみで縦フレーム脚1に取り付けられているため、これらの金具24の取付面の孔列8も機器取付に利用することができる。図46には、縦フレーム脚1の孔列8を利用して機器取付レール、コンセント、線止めバー、配線ダクト等のパーツ類が取り付けられている。なお縦フレーム脚1が傾斜成形辺11を有する場合には、コンセントや配線ダクト等は斜めに取り付けることができ、また機器取付レール、線止めバー類は両端部の取付金具を斜めにすればよい。
【0029】
図47は、隣接する縦フレーム1、1どうしを連結した状態を示す。図示の例では縦フレーム脚1の凹状空間部Eに連結金具25を取り付けているため、内部の機器取付作業中に連結金具25にひっかかってけがをするおそれがない。また縦フレーム脚1の中空部にねじ26を係合させることができるので、連結部の取付強度を高めることができる。なお、扉21の裏面のパッキン27を縦フレーム脚1の外縁部3に接触させることができるので、確実な防水効果を得ることができる。
【0030】
このほか、連結金具25をコーナー側の凹状空間部Zの位置に取り付けることもできる。この場合には、図47において扉21側(下側)に連結金具25が位置することとなる。このように、本発明によれば連結金具25を電気機器収納用箱体の内側と外側の任意の側に取り付けることが可能となる。いずれの場合にも連結金具25は数カ所に設けられるだけであるため、これらの連結金具25の取付面の孔列8も機器取付に利用できることはいうまでもない。
【0031】
図48は図38の第21の実施形態の縦フレーム脚の使用状態を説明する図である。図示の例では縦フレーム脚1の凹状空間部Zが扉側に対して横長のものとしてあるので、扉のハンドルの裏側本体を収納することができ、また、扉31側の外縁部3を側壁側の外縁部3に比べて幅薄形状とするとともに、側壁側の外縁部3を扉31側の外縁部3に比べて幅広形状としてある。扉31側の外縁部3は、扉31が一端をヒンジで固定され、もう一端をハンドルで鎖錠する回転体のため、扉のパッキンに均等に押圧力が加わり、かつ、押圧力を高めるために側壁側の外縁部3に比べて幅薄形状としてある。また、側壁側の外縁部は、キャッチやねじ等によってパッキンに均等に押圧力がかかるので、扉31側の外縁部3のような幅薄形状は必要なく、図47のように連結金具を使用する場合に強度を得るために、扉31側の外縁部3に比べて幅広形状としてある。さらに扉31側の第1成形辺4に接続される第2成形辺5には孔列8を設けず、側壁側の第1成形辺4に接続される孔列8を備えた第2成形辺5に比べて狭くすることによって、図示のように扉31側の第1成形辺4に機器取付レールを取り付け、第2成形辺5に一部切欠いた、縦フレームと同方向の配線ダクトを取り付けることができ、しかも、凹状空間部Zに扉のハンドルの裏側本体を収納しつつ、縦フレーム脚1の断面が大きくならないものである。
【0032】
図49は図38の第21の実施形態の縦フレーム脚をロール成形より容易なプレス加工による折り曲げ加工により成形した2部材を接合した第19の参考例の縦フレーム脚の水平断面図であり、側壁側の外縁部3からさらに外側に突出させた辺部である固着部30と、第2成形辺5等の内側の辺を内室側に突出させた辺部である固着部32で溶接接続している。この固着部30は側壁に垂直に向かい、端部は板材2枚分の厚さなので十分にパッキンを押圧できるものである。なお、この参考例の他にいずれかの場所で接続してもよく、例えば、第1成形辺4と第2成形辺5との部分で接続し、固着部に孔列8を設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上に詳細に説明したように、本発明の電気機器収納用箱体のフレーム構造によれば、縦フレーム脚の辺数を従来よりも増加させ、多数の孔列を機器取付けに用いることができる。またアルミ押出材を用いた場合に比較して電気機器収納用箱体の製作コストを低減することができるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーム構造を採用した電気機器収納用箱体の概略的な平面図である。
【図2】第1の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図3】第2の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図4】第3の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図5】第4の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図6】第5の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図7】第6の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図8】第1の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図9】第2の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図10】第3の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図11】第7の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図12】第8の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図13】第4の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図14】第5の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図15】第6の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図16】第7の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図17】第9の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図18】第10の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図19】第8の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図20】第9の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図21】第10の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図22】第11の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図23】第11の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図24】第12の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図25】第12の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図26】第13の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図27】第14の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図28】第15の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図29】第13の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図30】第14の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図31】第16の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図32】第17の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図33】第18の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図34】第19の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図35】第15の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図36】第16の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図37】第20の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図38】第21の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図39】第22の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図40】第23の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図41】第17の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図42】第18の参考例の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図43】第24の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図44】第25の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図45】第26の実施形態の縦フレーム脚を示す水平断面図である。
【図46】T字状縦フレーム脚を用いた電気機器収納用箱を示す水平断面図である。
【図47】隣接する縦フレーム脚を連結した状態を示す水平断面図である。
【図48】第21の実施形態の縦フレームの使用状態の説明図である。
【図49】第19の参考例の実施形態の縦フレームを示す水平断面図である。
【図50】従来例を示す水平断面図である。
【符号の説明】
A 外壁面
B 外壁面
E 凹状空間部
F 凹状空間部
Z 凹状空間部
1 縦フレーム脚
2 コーナー部
3 外縁部
4 第1成形辺
5 第2成形辺
6 第3成形辺
7 先端部
8 孔列
9 第4成形辺
10 第5成形辺
11 傾斜成形辺
21 扉
22 側面板
23 背面板
24 金具
25 連結金具
26 ねじ
27 パッキン

Claims (2)

  1. 縦フレーム脚を各コーナー部に配置した電気機器収納用箱体のフレーム構造において、各縦フレーム脚が、少なくとも電気機器収納用箱体の一方の外壁面に位置する外縁部から電気機器収納用箱体の内側に折れ曲がる第1成形辺と、この第1成形辺の内側端を前記コーナー部から離れる方向に折り曲げた第2成形辺と、この第2成形辺から直角に内側に折れ曲がる第3成形辺と、この第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺とを含む連続した中空断面形状を有し、第2成形辺は前記一方の外壁面側に面し、第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は箱体内部側に面し、第2成形辺、第3成形辺、及び第3成形辺から電気機器収納用箱体の他方の外壁面に近づく方向に直角に折れ曲がる成形辺は何れも機器取付用の孔列を備えたものとし、かつこれらの第1、第2成形辺の間に、隣接する縦フレーム脚どうしを連結する連結金具を取付け可能な凹状空間部を形成するとともに、各縦フレーム脚の電気機器収納用箱体のコーナー部に相当する部分にも外縁部をコーナー部で内側にくぼませた凹状空間部を形成したことを特徴とする電気機器収納用箱体のフレーム構造。
  2. コーナー部の凹状空間部を扉側に対して横長のものとした請求項1記載の電気機器収納用箱体のフレーム構造。
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