JP3643029B2 - 電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム - Google Patents

電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配電盤キャビネット、通信キャビネット、ラックなどの電気電子機器収納用キャビネットの四隅に立設される縦フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気電子機器収納用キャビネットは、図9に示されるようにベースの四隅に縦フレームを立設し、前面扉1、側面パネル2、後面パネル3(または背面扉)などを取付けて構成されているのが普通である。このような構造の電気電子機器収納用キャビネットを連結して使用する場合には、連結部の側面パネル2を取り外し、各縦フレームの後面(前面扉1と反対側の内室側の面)に形成された機器取付孔4を利用して連結金具5によって連結していた。
【0003】
しかしながら、通常の断面4角形の縦フレームを用いると、図9に示すように連結金具5が接合面6の内側に突出するため、各キャビネット間に配置される機器、ケーブルなどの部材や、作業中の手が引っ掛かったりして、作業性が悪いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、電気電子機器収納用キャビネットどうしを連結する連結金具の突出を少なくし、各キャビネット間にケーブルなどを配線する場合の作業性を改善した電気電子機器収納用キャビネットの縦フレームを提供するためになされたものである。なお本発明のその他の目的は、各種の機器取り付けが容易であり、それ自体の強度にも優れた電気電子機器収納用キャビネットの縦フレームを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明は、電気電子機器収納用キャビネットの四隅に立設される縦フレームであって、前面扉に平行な第1の機器取付辺と、この第1の機器取付辺に平行でこれよりも前面扉側に位置し、かつ外側端が側面パネル当接辺に接続される連結金具取付辺とを備え、この連結金具取付辺の前面扉とは反対側に連結金具取付スペースを構成したことを特徴とするものである。
【0006】
なお、連結金具取付辺を備えた連結金具取付部を中空とすることができる。また、連結金具取付辺および第1の機器取付辺に垂直な第2の機器取付辺を備えた構造とすることができる。また、第2の機器取付辺に平行な第3の機器取付辺を備えた構造とすることができる。さらに連結金具取付辺が第4の機器取付辺を兼ねるものとすることができ、前面扉と接するシール部を中空とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の縦フレームの第1の実施形態を示す水平断面図であり、全体が金属板を折り曲げ成形した中空構造となっている。ただしこの中空構造は完全な中空体でなくても、成形面の一部を切断した構造でもよい。図1において、10は前面扉1の裏面とパッキンを介して当接するU字状に湾曲させた中空の外縁部であるシール部であり、その基部から第1成形辺11、第2成形辺12、第3成形辺13、第4成形辺14、第5成形辺15、第6成形辺16、第7成形辺17、第8成形辺18が順次形成されている。この実施形態では、第7成形辺17を除く各成形辺は相互に直角に折り曲げられている。
【0008】
これらの成形辺のうち、第2成形辺12は側面パネル2と当接する側面パネル当接辺であり、図1の縦フレームは電気電子機器収納用キャビネットの左上隅に位置するものである。なお、図示のように第3〜第8の成形辺には(第7成形辺17を除き)、それぞれ機器取付孔4が形成されている。
【0009】
第5成形辺15が、請求項1に記載した前面扉1に平行な第1の機器取付辺である。この第1の機器取付辺を利用して、機器取付レール等が取付けられる。
【0010】
第3成形辺13が、請求項1に記載した連結金具取付辺である。この第3成形辺13は、第1の機器取付辺(第5成形辺15)と平行であって第1の機器取付辺よりも前面扉1側の位置にある。またその外側端が側面パネル当接辺である第2成形辺12に接続されている。そしてこの連結金具取付辺13の前面扉1とは反対側に、図示のように連結金具取付スペース20が構成されている。図2、図3に示すように、この連結金具取付スペース20に連結金具5が取付けられる。請求項2に記したようにこの連結金具取付辺13を備えた連結金具取付部を中空としてあるため、機械的強度を高めることができ、強固な連結が可能となる。
【0011】
第4成形辺14が、請求項3に記載の第2の機器取付辺である。この第4成形辺14は連結金具取付辺13および第1の機器取付辺15に対して垂直であり、第1の機器取付辺15と同様に機器取付レール等が取付けられる。
【0012】
第6成形辺16が、請求項4に記載の第3の機器取付辺である。この第3の機器取付辺16は第2の機器取付辺14に平行であり、機器取付レール等が取付けられる。このように本実施形態の縦フレームは多くの機器取付辺を備えているため、各種の内部機器を取付けることができる。
【0013】
図2は、図1に記載の縦フレームどうしを連結した構造を示す水平断面図である。図示の通り、両方の縦フレームの連結金具取付辺(第3成形辺13)に形成された機器取付孔4を利用して板状の連結金具5をボルト21によって固定することにより、隣接する縦フレームどうしを強固に連結することができる。この状態で連結金具5は連結金具取付スペース20内に完全に収まるので、連結金具5が第1の機器取付辺15よりも内側に突出することがない。従って、従来のように各キャビネット間に配置される機器、ケーブルなどの部材や、作業中の手が引っ掛かったりすることがなく、機器取付けやケーブル配線の作業性を向上させることができる。
【0014】
図3はL字状の連結金具5を用いて隣接する縦フレームどうしを連結した構造を示す水平断面図である。図示の通り、この場合には連結金具5の一辺51から突設されたフック52を連結金具取付辺(第3成形辺13)の孔に引っ掛け、連結金具5の他辺53どうしをボルト22によって連結することにより、両方の縦フレームを強固に連結している。この場合にはL字状の連結金具5の辺53の端部が連結金具取付スペース20から突出するが、図9に示した連結金具取付スペース20のない従来に比較してその突出量が大幅に少なくなり、機器取付けやケーブル配線の作業性が改善される。
【0015】
なお、連結金具5が取付けられるのは縦フレームの上下数カ所であり、連結金具取付辺13のその他の部分は使用されないので、請求項5に示すように連結金具取付辺13を第4の機器取付辺としても使用することができる。
【0016】
以上の実施形態で説明したものは、成形辺と成形辺との関係のみである。例えば、第2成形辺12と第3成形辺13とは直接に接続されているが、この他にも間接的に斜めや凹部の付加接続辺で接続されていてもよい。重要なのは、上記した位置関係が存在することであり、各成形辺が直接に接続されているものに限定されるものではない。
【0017】
図4〜図8に、本発明の他の実施形態を示す。各図面とも図1と同様に左上隅にコーナーが位置するものであり、図1の各成形辺と対応する成形辺に同一の番号を付してある。なお機器取付孔4の位置は中心線で現した。どの実施形態の縦フレームも、シール部10、第2成形辺12(側面パネル当接辺)、第3成形辺13(連結金具取付辺)、第4成形辺14(第2の機器取付辺)、第5成形辺15(第1の機器取付辺)、第6成形辺16(第3の機器取付辺)を備えていることは図1のものと同じであり、また連結金具取付スペース20を備えていることも同様である。使用法や作用効果は共通であるため、説明を繰り返すことを省略する。
【0018】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の発明によれば、複数のキャビネットを接続する際に、隣接する縦フレームどうしを連結するために用いる連結金具の縦フレームから突出する部分が少なくなり、連結するキャビネット間に機器取付けやケーブル配線が行ない易くなる。また請求項2の発明によれば、連結金具取付部が強固になり、重量のある電気電子機器収納用キャビネットをも強固に連結することができる。また請求項3、4、5の発明によれば機器取付辺の数が増加するので縦フレームへの各種内部機器の取付けが容易となる。さらに請求項6の発明によれば、前面扉と接するシール部も中空としたため、縦フレーム全体を強固な構造とすることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦フレームの第1の実施形態を示す水平断面図である。
【図2】縦フレームどうしを連結した状態を示す水平断面図である。
【図3】L字状の連結金具を用いて、縦フレームどうしを連結した状態を示す水平断面図である。
【図4】本発明の縦フレームの第2の実施形態を示す水平断面図である。
【図5】本発明の縦フレームの第3の実施形態を示す水平断面図である。
【図6】本発明の縦フレームの第4の実施形態を示す水平断面図である。
【図7】本発明の縦フレームの第5の実施形態を示す水平断面図である。
【図8】本発明の縦フレームの第6の実施形態を示す水平断面図である。
【図9】従来の電気電子機器収納用キャビネットを示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 前面扉
2 側面パネル
3 後面パネル(または背面扉)
4 機器取付孔
5 連結金具
6 接合面
10 シール部
11 第1成形辺
12 第2成形辺(側面パネル当接辺)
13 第3成形辺(連結金具取付辺)
14 第4成形辺(第2の機器取付辺)
15 第5成形辺(第1の機器取付辺)
16 第6成形辺(第3の機器取付辺)
17 第7成形辺
18 第8成形辺
20 連結金具取付スペース
21 ボルト
22 ボルト
51 L字状の連結金具の一辺
52 フック
53 L字状の連結金具の他辺

Claims (6)

  1. 電気電子機器収納用キャビネットの四隅に立設される縦フレームであって、前面扉に平行な第1の機器取付辺と、この第1の機器取付辺に平行でこれよりも前面扉側に位置し、かつ外側端が側面パネル当接辺に接続される連結金具取付辺とを備え、この連結金具取付辺の前面扉とは反対側に連結金具取付スペースを構成したことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
  2. 連結金具取付辺を備えた連結金具取付部を中空とした請求項1に記載の電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
  3. 連結金具取付辺および第1の機器取付辺に垂直な第2の機器取付辺を備えた請求項1または2に記載の電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
  4. 第2の機器取付辺に平行な第3の機器取付辺を備えた請求項3に記載の電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
  5. 連結金具取付辺が第4の機器取付辺を兼ねるものである請求項1〜4の何れかに記載の電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
  6. 前面扉と接するシール部を中空とした請求項1〜5の何れかに記載の電気電子機器収納用キャビネットの縦フレーム。
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