JP3627895B2 - 配線板 - Google Patents
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は配線板に関し、例えば半導体チツプをフリツプチツプ実装するプリント配線板に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体チツプをベアでプリント配線板上に実装する実装方法の1つとしてフリツプチツプ実装法がある。
【0003】
フリツプチツプ実装法は、図4(A)に示すように、半導体チツプ1の回路面に設けられた各電極(以下、パツドと呼ぶ)2上にそれぞれ突起電極であるバンプ3を形成し、これら各バンプ3を図4(B)のようにフエースダウンでそれぞれプリント配線板4の対応する電極(以下、ランドと呼ぶ)5Aと接合する実装方法であり、半導体チツプ1を高密度で実装できる利点を有している。
【0004】
そしてこのようなフリツプチツプ実装法に対応したプリント配線板4では、例えば図5に示すように、半導体チツプ1の各バンプ3にそれぞれ対応させて、当該半導体チツプ1の回路面の対応する辺と垂直な方向に引き出すように各配線ライン5Bが形成されると共に、これら各配線ライン5Bの延長上に各ランド5Aがそれぞれ形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでフリツプチツプ実装法において、半導体チツプ1の各バンプ3とプリント配線板4の対応するランド5Aとを接合する接合方法の1つとして、半導体チツプ1の各バンプ3をプリント配線板4の対応するランド5A上に加熱及び加圧により圧着させる方法がある。
【0006】
ところがこの接合方法によると、半導体チツプ1を加熱及び加圧したときに図4(B)のプリント配線板4のランド5Aが当該半導体チツプ1のバンプ3から受ける圧力によつて窪むことがあつた。
【0007】
そしてこのようにプリント配線板4のランド5Aが窪んだ場合、当該プリント配線板4上に実装されている第1の半導体チツプ1を新たな第2の半導体チツプ1と交換(リペア)するリペア作業では、通常、第2の半導体チツプ1が第1の半導体チツプ1とほぼ同じ位置に位置決めされて実装されるために、第2の半導体チツプ1の各バンプ3がプリント配線板4の対応するランド5Aにおける窪んだ部位と同じ又はほぼ同じ部位上に位置し、この結果この第2の半導体チツプ1の各バンプ3を確実にプリント配線板4の対応するランド5Aと接合し得なくなることがあつた。そしてこのことは、リペア実装時における実装の信頼性が低くなることを意味する。
【0008】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、リペア実装時における実装の信頼性を向上させ得る配線板を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、表面実装型電子部品の各突起電極にそれぞれ対応させて複数の電極が形成された配線板において、各電極を互いに平行に形成すると共に、各電極の長さを、それぞれ表面実装型電子部品の突起電極のうち、電極と接触する先端部分の直径の2倍以上の大きさに選定するようにした。
【0010】
この結果このプリント配線板では、表面実装型電子部品をリペア実装する場合、元の表面実装型電子部品が実装されていた位置から当該表面実装型電子部品の各電極と平行な方向にずらして実装することができ、従つて例えば元の表面実装型電子部品を実装する際に電極に窪みが形成された場合においても、当該窪みの一部又は全部を避けて表面実装型電子部品の各突起電極を対応する電極と接合することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0012】
図1(A)及び(B)において、10は全体として本実施の形態によるプリント配線板を示し、絶縁基板11の一面11A上に、実装対象の半導体チツプ1(図4(A))の各バンプ3とそれぞれ対応させて導体材料からなる複数のランド12Aが形成されると共に、これら各ランド12Aのうちの対応するランド12Aと導通するように複数の配線ライン12Bが形成されている。
【0013】
この場合各配線ライン12Bは、図2(A)に示すように、それぞれ実装される半導体チツプ1の回路面の対応する辺と垂直な方向(矢印x方向又は矢印y方向)に引き出すように形成されており、また各ランド12Aはそれぞれ対応する配線ライン12Bに対して例えば45〔°〕の配線角度θがつけられることにより互いに平行に形成されている。
【0014】
これによりこのプリント配線板10では、半導体チツプ1の実装位置を、図2(B)において破線で示す位置(半導体チツプ1の回路面の隣接する2辺に沿つて形成された各バンプ3がそれぞれプリント配線板10の対応するランド12Aの矢印c方向の後端部と対向する位置)から、図2(B)において実線で示す位置(半導体チツプ1の回路面の隣接する2辺に沿つて形成された各バンプ3がそれぞれプリント配線板10の対応するランド12Aの矢印c方向の前端部と対向する位置)までの矢印c方向の範囲内において自由に選定し得るようになされている。
【0015】
またこのときプリント配線板10の各ランド12Aの矢印c方向の長さは、実装対象の半導体チツプ1のパツド2上に形成されるバンプ3の直径の2倍以上の大きさに選定されている。
【0016】
これによりこのプリント配線板10では、通常時、図2(B)において破線で示す位置に第1の半導体チツプ1をフリツプチツプ実装し、当該第1の半導体チツプ1をリペアする必要があるときには、同図において実線で示す位置に第2の半導体チツプ1′をリペア実装するように第1及び第2の半導体チツプ1、1′の実装位置を選定することによつて、図3のように第2の半導体チツプ1′を、その各バンプ3′をプリント配線板10の対応するランド12Aに形成された窪み12AXを避けて当該ランド12Aと接合するようにプリント配線板10上に実装することができるようになされている。
【0017】
以上の構成において、このプリント配線板10上に実装された第1の半導体チツプ1を第2の半導体チツプ1′に交換する場合、当該プリント配線板10上から第1の半導体チツプ1を除去した後、第2の半導体チツプ1′を、第1の半導体チツプ1′の実装位置から矢印c方向に少なくともバンプ3の直径よりも大きい距離だけ離れた位置に平行移動した状態に位置決めして実装する。
【0018】
この結果このプリント配線板10では、第1の半導体チツプ1のバンプ3によつて形成された窪み12AXを確実に避けて、第2の半導体チツプ1′の各バンプ3′をそれぞれ対応するランド12Aと接合することができる。
【0019】
従つてこのプリント配線板10では、リペア実装時における半導体チツプ1の各バンプ3と、プリント配線板10の対応するランド12Aとの間の接続不良の発生を未然にかつ確実に回避することができる。
【0020】
以上の構成によれば、プリント配線板10において、半導体チツプ1の各バンプ3とそれぞれ対応する各ランド12Aを互いに平行に形成するようにしたことにより、当該半導体チツプ1の実装位置に矢印c方向の範囲をもたせることができる。かくするにつきプリント配線板10の対応するランド12Aとの間の接続不良の発生を未然にかつ確実に回避することができ、かくしてリペア実装時における実装の信頼性を向上させ得るプリント配線板を実現できる。
【0021】
なお上述の実施の形態においては、本発明を半導体チツプ1をフリツプチツプ実装するプリント配線板10に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、表面実装型電子部品の各突起電極にそれぞれ対応させて複数の電極が形成され、当該表面実装型電子部品が圧力をかけて実装されるこの他種々の配線板に広く適用することがきる。
【0022】
また上述の実施の形態においては、本発明を単層のプリント配線板10に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、多層の配線板にも広く適用することができる。
【0023】
さらに上述の実施の形態においては、プリント配線板10の各ランド12Aの長さを半導体チツプ1の各バンプ3の直径の2倍以上の長さに形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の長さを広く適用することができる。
【0024】
ただしこの場合、プリント配線板10の各ランド12Aの長さを、半導体チツプ1の各バンプ3のうち、プリント配線板10の各ランド12Aと接触する先端部分の径の2倍よりも長く選定することによつて、プリント配線板10の各ランド12Aに形成された窪みを確実に避けて半導体チツプ1の各バンプ3を当該プリント配線板10の対応するランド12Aと接合することができるため、その分リペア実装の信頼性を確実に向上させることができる。
【0025】
またプリント配線板10の各ランド12Aの長さを、半導体チツプ1の各バンプ3のうち、プリント配線板10の各ランド12Aと接触する先端部分の径の2倍よりも極僅かに短く選定した場合においても、プリント配線板10の各ランド12Aに形成された窪みのほとんどを避けて半導体チツプ1の各バンプ3を当該プリント配線板10の対応するランド12Aと接合することができるため、リペア実装の信頼性をある程度向上させることができる。
【0026】
さらに上述の実施の形態においては、プリント配線板10の各ランド12Aにそれぞれ対応する配線ライン12Bに対して例えば45〔°〕の配線角度θをつけるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、配線角度θとしてはこの他種々の値を広く適用できる。ただしこの実施の形態のように配線角度を45〔°〕とすることによつて、四方を囲むランド12A間の干渉を少なくできる利点がある。
【0027】
さらに上述の実施の形態においては、プリント配線板10の各ランド12Aに配線角度θをつけるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各ランド12Aと共に各配線ライン12Bをも矢印c方向に引き出すように形成(すなわち各配線ライン12Bを対応するランド12Aの延長方向に引き出すように形成)するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、表面実装型電子部品の各突起電極にそれぞれ対応させて複数の電極が形成された配線板において、各電極を互いに平行に形成すると共に、各電極の長さを、それぞれ表面実装型電子部品の突起電極のうち、電極と接触する先端部分の直径の2倍以上の大きさに選定するようにしたことにより、表面実装型電子部品をリペア実装する場合、新たな表面実装型電子部品を元の表面実装型電子部品が実装されていた位置から配線板の各電極と平行な方向にずらした位置に実装することができる。かくするにつき元の表面実装型電子部品を実装する際に電極に窪みが形成された場合においても、当該窪みの一部又は全部を避けて表面実装型電子部品の各突起電極を対応する電極と接合することができ、かくしてリペア実装時における実装の信頼性を向上させ得る配線板を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるプリント配線板の構成を示す平面図及びそのX−X′端面図である。
【図2】本実施の形態によるプリント配線板への半導体チツプの実装位置の説明に供する平面図である。
【図3】本実施の形態によるプリント配線板へのリペア実装の説明に供する端面図である。
【図4】フリツプチツプ実装法の説明に供する端面図である。
【図5】従来のプリント配線板の説明に供する平面図である。
【符号の説明】
1……半導体チツプ、2……パツド、3……バンプ、10……プリント配線板、11……絶縁基板、12A……ランド、12B……配線ライン。
Claims (1)
- 表面実装型電子部品の各突起電極にそれぞれ対応させて複数の電極が形成された配線板において、
各上記電極が互いに平行に形成され、
各上記電極の長さが、それぞれ上記表面実装型電子部品の上記突起電極のうち、上記電極と接触する先端部分の直径の2倍以上の大きさに選定された
ことを特徴とする配線板。
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JP31879697A JP3627895B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JPH11150159A JPH11150159A (ja) | 1999-06-02 |
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Families Citing this family (2)
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1997
- 1997-11-19 JP JP31879697A patent/JP3627895B2/ja not_active Expired - Fee Related
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