JP3627572B2 - ショットキバリアダイオード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にミキサ用、検波用または高速スイッチング用など高周波用に適したショットキバリアダイオード(以下、「SBD」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
SBDは、金属と半導体との接触によって生じる電位障壁を利用したダイオードであり、電位障壁の高さ(バリアハイト)が低くなるよう金属と半導体を選択することで、PN接合のダイオードに比べて順方向電圧を低くすることができるという利点がある反面、一般に逆方向電流が大きく、耐圧も低いという欠点があった。
【0003】
また、SBDは少数キャリアの蓄積効果が原理的にゼロであるため、PN接合のダイオードに比べて逆回復時間が短く、スイッチング速度が速いという利点があることから、ミキサ用、検波用または高速スイッチング用などに用いられている。
【0004】
図4(a)は一般的なSBDの断面図、図4(b)はこのSBDの一部を省略した平面図である。N++型のシリコン基板10上に形成したN− 型のエピタキシャル層20の表面に環状の熱酸化膜60を形成し、この熱酸化膜60で囲まれたエピタキシャル層20の表面と接してショットキメタルとなる金属層50を形成し、ショットキ接合面30を形成している。ショットキ接合面30の周縁は電界集中がおこりやすく、これに起因して耐圧が低下するなど逆方向特性が劣化することを防ぐため、ショットキ接合面30の周囲には金属層50と接してP型のガードリング層40を環状に形成することで、逆バイアス時にエピタキシャル層20とガードリング層40とのPN接合により発生した空乏層70の広がりにより、逆方向特性の劣化を防いでいる。
【0005】
ミキサ用など高周波用に適したSBDに望まれる電気特性として、順方向電圧が低いこと、耐圧が高いこと、容量Cが小さいことなどが挙げられる。
【0006】
このうち、SBDの容量Cは、次式により与えられる。
【0007】
【数1】
【0008】
ただし、S:コンデンサを形成する面積 ε0 :真空誘電率 εS :シリコンの比誘電率 W:空乏層の距離。
【0009】
上記式から明らかなように、コンデンサを形成する面積Sを小さくすることにより容量Cを小さくすることができる。
【0010】
図4で示すSBDにおいては、コンデンサを形成する面積Sは、ショットキ接合面30の面積とガードリング層40の面積の和となり、ガードリング層40の外径aが例えば50μmである場合、コンデンサを形成する面積Sは625πμm2 となる。これに対し、ガードリング層を形成しない場合、コンデンサを形成する面積Sはショットキ接合面30の面積のみとなり、ショットキ接合面30の外径bが例えば30μmである場合、コンデンサを形成する面積Sは225πμm2 となるため、ガードリング層を形成した場合と比べ、容量を約35%に低減することができる。しかしながら、ガードリング層を形成しない場合、ショットキ接合面の周縁に電界集中がおこり、耐圧が低下するなど逆方向特性が劣化してしまうという問題がおこる。
【0011】
このため、上記式から容量Cを小さくする別の手段として、空乏層の距離Wを大きくする方法が考えられ、SBDの空乏層の距離Wは次式により与えられる。
【0012】
【数2】
【0013】
ただし、ε0 :真空誘電率 εS :シリコンの比誘電率 q:電子の電荷量
ND:不純物濃度 VR :逆方向電圧。
【0014】
上記式から明らかなように、エピタキシャル層の不純物濃度NDを小さく、すなわち比抵抗を大きくすることで、SBDの容量Cを小さくすることができる。
【0015】
図4で示すSBDにおいては、エピタキシャル層20の不純物濃度ND が例えば5×1015cm−3、すなわち比抵抗が1.0Ωcm程度である場合、空乏層の距離Wは0.7μm程度となる。これに対し、例えばエピタキシャル層の不純物濃度が例えば8×1014cm−3、すなわち比抵抗が5Ωcm程度である場合、空乏層の距離Wは2.23μmと広くなり、容量Cを約30%に小さくすることができる。しかしながら、エピタキシャル層20の不純物濃度を小さく、すなわち比抵抗を高くすると、バリアハイトが高くなり、順方向電圧が高くなってしまうという別の問題が発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記説明したように、SBDの容量を小さくする手段として、ガードリング層を形成しないと逆方向特性が劣化し、エピタキシャル層の比抵抗を高くすると順方向特性が劣化してしまうという問題がおこる。
【0017】
本発明は上記問題点を解決するものであり、順方向特性及び逆方向特性を劣化させることなく、かつ容量も小さくすることができるSBDを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、第1導電型の半導体基板上に形成した高抵抗エピタキシャル層と、前記高抵抗エピタキシャル層上に選択的に形成した低抵抗エピタキシャル層と、前記低抵抗エピタキシャル層の端部から前記高抵抗エピタキシャル層表面にかけて形成した第2導電型のガードリング層と、前記低抵抗エピタキシャル層及び前記ガードリング層と接する金属層を備えたSBDである。高抵抗エピタキシャル層の比抵抗は2〜5Ωcm、低抵抗エピタキシャル層の比抵抗は0.1〜1.0Ωcmであることが好ましい。
【0019】
上記説明したように本発明によれば、エピタキシャル層の不純物濃度を小さく、すなわち比抵抗を高くすることにより、逆バイアス時に空乏層の広がりを大きくすることができるため、容量Cを小さくすることができる。
【0020】
また、低抵抗エピタキシャル層と金属層とでショットキ接合面を形成するため、バリアハイトを下げることができ、順方向電圧を低くすることができる。
【0021】
また、低抵抗エピタキシャル層の端面は金属層を均一に形成することが困難であるため、ショットキ接合が不安定となり逆方向特性が劣化してしまうことを防ぐため、低抵抗エピタキシャル層の端面を含めてガードリング層を形成することで、低抵抗エピタキシャル層の端面を安定化し、逆方向特性が劣化することを防いでいる。
【0022】
また、前記低抵抗エピタキシャル層直下の前記高抵抗エピタキシャル層内に前記高抵抗エピタキシャル層の不純物濃度より高濃度の埋め込み層を形成することが好ましい。これによれば、エピタキシャル層のシリーズ抵抗を小さくすることができ、大電流時における順方向電圧も低くすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は本実施形態に係るSBDの断面図である。N++型のシリコン基板10上の全面に形成した高抵抗エピタキシャル層21上に、低抵抗エピタキシャル層22を選択的に形成している。低抵抗エピタキシャル層22の端部から高抵抗エピタキシャル層21の表面にかけて、P型のガードリング層40を環状に形成している。高抵抗エピタキシャル層21の周辺部には環状の熱酸化膜60を形成し、高抵抗エピタキシャル層21の表面に露出するガードリング層40の一方の周縁を覆っている。低抵抗エピタキシャル層22、及び高抵抗エピタキシャル層21の表面に露出するガードリング層40と接してショットキメタルとなる金属層50を形成し、ショットキ接合面30を形成している。ショットキメタルには、例えばTi、Mo、及びCrから選ばれる金属材料が用いられる。各エピタキシャル層の比抵抗については、高抵抗エピタキシャル層21が2〜5Ωcm程度であるのに対して、低抵抗エピタキシャル層は0.1〜1.0Ωcm程度とした。
【0025】
このように、低抵抗エピタキシャル層と金属層とでショットキ接合を形成しているため、バリアハイトが下がり順方向電圧を低くすることができる。また、低抵抗エピタキシャル層の端面を含んでガードリング層を形成しているため、不安定な低抵抗エピタキシャル層の端面をPN接合で保護することができ、逆方向特性が劣化することを防いでいる。
【0026】
また、図2に別の実施形態を示しており、低抵抗エピタキシャル層22直下の高抵抗エピタキシャル層21からシリコン基板10の界面にかけて、高抵抗エピタキシャル層21の不純物濃度より高濃度のN+ 型埋め込み層80を形成することにより、高抵抗エピタキシャル層21内のシリーズ抵抗を小さくし、大電流時における順方向電圧を低くすることができる。埋め込み層80は不純物濃度が7〜8×1019cm−3程度となるようリン(P)などのN型不純物をドーピングして形成した。
【0027】
以下、図3を用いて本実施形態に係るSBDの製造方法について説明する。図3(a)に示すように、比抵抗が3〜5Ωcm程度(不純物濃度が2〜3×1019cm−3程度)で厚さ400μm程度のシリコン基板10上に、比抵抗が2〜3Ωcm程度(不純物濃度が1〜2×1015cm−3程度)で厚さ3〜5μm程度の高抵抗エピタキシャル層21を成長させる。
【0028】
次いで、図3(b)に示すように、高抵抗エピタキシャル層21上の全面に比抵抗が0.4〜0.6Ωcm程度(不純物濃度が2〜4×1017cm−3程度)で厚さ0.3〜0.7μm程度の低抵抗エピタキシャル層(図示せず)を形成した後、高抵抗エピタキシャル層21上の周辺部をエッチングより除去し、選択的に低抵抗エピタキシャル層22を形成する。低抵抗エピタキシャル層22は、熱酸化膜などのマスクを利用して選択的に形成する方法を採用してもよい。
【0029】
次に、図3(c)に示すように、低抵抗エピタキシャル層22の端部、及び高抵抗エピタキシャル層21表面にかけて、ボロン(B)などのP型の不純物を熱拡散またはイオン注入し、ガードリング層40を形成する。
【0030】
この後、図3(d)に示すように、低抵抗エピタキシャル層22、高抵抗エピタキシャル層21の表面に露出するガードリング層40と接して、ショットキメタルとなる金属層50を形成し、ショットキ接合面30を得る。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、SBDの順方向特性及び逆方向特性を向上させ、かつ容量も小さくすることができる。このため、特にミキサ用、検波用または高速スイッチング用など高周波用に適したSBDを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るSBDの断面図
【図2】本発明の他の実施形態に係るSBDの断面図
【図3】本発明の実施形態に係るSBDの製造方法説明図
【図4】(a)一般的なSBDの断面図
(b)図4(a)のSBDの一部を取り除いた平面図
【符号の説明】
10 シリコン基板
20 エピタキシャル層
21 高抵抗エピタキシャル層
22 低抵抗エピタキシャル層
30 ショットキ接合面
40 ガードリング層
50 金属層
60 熱酸化膜
70 空乏層
80 埋め込み層
Claims (2)
- 第1導電型の半導体基板上に形成した比抵抗が2〜5Ωcmの高抵抗エピタキシャル層と、該高抵抗エピタキシャル層上に選択的に形成した比抵抗が0.1〜1.0Ωcmの低抵抗エピタキシャル層と、該低抵抗エピタキシャル層の端部から前記高抵抗エピタキシャル層表面にかけて形成した第2導電型のガードリング層と、前記低抵抗エピタキシャル層及び前記ガードリング層と接する金属層を備えたことを特徴とするショットキバリアダイオード。
- 前記低抵抗エピタキシャル層直下の前記高抵抗エピタキシャル層内に前記高抵抗エピタキシャル層の不純物濃度より高濃度の埋め込み層を形成したことを特徴とする請求項1に記載のショットキバリアダイオード。
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