JP3627169B2 - 上下開閉式アッパーキャビネット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、上下開閉式のアッパーキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、トイレとか洗面所等の天井近くにアッパーキャビネットが設置されているが、このアッパーキャビネットは、背の低い奥様方には手が届かず、収納物の出し入れが困難で、使いにくい場合が多いという問題点があり、このような問題を解決するために、例えば特許第2823483号,特開昭62−270107号,特開平10−286131号等で、上下昇降式のアッパーキャビネットが提案されているが、従来構造は何れも、専用ステーとかレール等によるリンク機構が存在し、機械的に複雑な昇降装置が必要であり、製造コスト等が増大してしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、背の低い人でも容易に開閉して収納物の出し入れができる単純な機構の上下開閉式アッパーキャビネットを提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、箱状に形成されたアッパーキャビネットにおいて、底板と、該底板の前端で立ち上がる前面板が連結されてなり、底板と前面板が、底板の後端側を中心として上下方向に回動開閉できるように構成された上下開閉式アッパーキャビネットであって、前記前面板が外開き可能に分割形成されていることである。
また、第2の要旨は、左右の両側板は後端側が壁面に固定されて不動状に設けられていることである。
【0004】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、前面板を分割できるように構成したアッパーキャビネットに関するものであり、図5及び図6は、前面板が分割されていないタイプのアッパーキャビネットを示すものである。
なお、図1は、アッパーキャビネットの閉じた状態の斜視図であり、また図2は、開いた状態の斜視図であり、図3は、閉じた状態の縦断面図であり、また図4は、開いた状態の縦断面図である。
また図5は、前面板が分割されないタイプの閉じた状態の概略斜視図であり、図6は、開いた状態の概略斜視図である。なお、図5及び図6においては、一部構成部材を省略化して図示している。
【0005】
図において、アッパーキャビネット1は、左側板2と右側板3間の上面に天板4が設けられ、この左右の側板2,3及び天板4に挟み込まれて背面に背板5が固定され、この背板5が、トイレとか洗面所の壁面Wの上部位置にビス等を介して固定されるもので、壁面Wに背板5が固定された状態では、前記左右の側板2,3及び天板4の後端部が壁面Wに当接状態となるように構成されており、背板5の下端には2個の蝶番6,6が設けられて、この蝶番6,6を介し背板5に対し底板7が上下方向に昇降して開閉できるように構成されており、この底板7の前端には略90°折曲して前面板8が固定されており、図1〜図4に示す構造では、この前面板8の上端側には、スライド蝶番9,9により外開き可能に分割部8aが形成されたものとなっている。なお、この分割部8aが存在しないタイプが図5及び図6に示すものである。
【0006】
また、前記左側板2と底板7の左端縁部に亘り、また右側板3と底板7の右端縁部に亘り、それぞれソフトダウンステー10が設けられて、この左右のソフトダウンステー10により左右の側板2,3と底板7が連結されており、ソフトダウンステー10は折曲可能な軸10aを有し、図1及び図3のように閉じられた状態では、この軸10aを介して折り曲げられるように構成されているとともに、ソフトダウンステー10は内部にオイルダンパー等の抵抗装置を内蔵しており、底板7及び前面板8が開かれる時にゆっくりと下降できるように設けられたものである。なお、ソフトダウンステー10に代えて、シリンダ式のガススプリングやオイルダンパーを用いることもできる。
【0007】
また、底板7の前面板8側の左右の端縁部にはそれぞれプッシュ式ラッチ11が取り付けられており、このプッシュ式ラッチ11は、底板7の下方へ突出するプッシュボタン11aを有し、また、プッシュボタン11aを下方側から押圧することにより左右に動き解除されるラッチ11bを有しており、また、このラッチ11bが係合する受け座12が、左側板2及び右側板3の前端側にそれぞれ固定されている。
底板7及び前面板8を閉じた状態では、プッシュ式ラッチ11のラッチ11bが受け座12に係合して閉止状態が維持されるものであり、プッシュボタン11aを下方側から押圧するとラッチ11bが受け座12から外れて、底板7及び前面板8が下方側へ開かれるように構成されている。
【0008】
このようなプッシュ式ラッチ11及び受け座12は、図5及び図6に示す構造のものにも取り付けられており、また、図5及び図6では図示はしていないが、前述した蝶番6,6及びソフトダウンステー10,10も当然設けられているものであり、図の簡略化のためにこれらの部材は図5及び図6では省略されている。
【0009】
このような構造においては、左右の側板2,3及び天板4の後端側が壁面Wに当接されて強固な箱形状を形成しており、底板7及び前面板8が閉じられた状態では、強固に底板7及び前面板8を閉じた状態に支持することができ、内部に良好に収納物を収納させておくことができるものとなる。
収納物を取り出す際には、底板7の下方に立って、プッシュボタン11aを上方側へ押圧することにより、ラッチ11bが解除され、ソフトダウンステー10を介しゆっくりと底板7及び前面板8が下降して、収納物の出し入れが容易なものとなる。さらに、図6に示すように、この下降した状態では、底板7及び前面板8の左右側面側も解放された状態となるため、左右側面がオープン状態となって、収納物の出し入れがより容易となる。
【0010】
さらに図1〜図4に示す構造のものでは、分割部8aが形成されているため、小さいものを取り出す場合等には、図2及び図4に示すように、スライド蝶番9を介して分割部8aを折り曲げて垂下状態とさせると、良好に奥側に手を差し入れることができ、小さいものの出し入れが容易となる。
【0011】
なお、図7の概略斜視図で示すものは、前記プッシュ式ラッチ11を前面板8の上端側の中央部に設け、受け座12を天板4の前端側中央部に設けたものであり、ソフトダウンステー10及び蝶番6の図示は省略しているが、これらの部材6,10は前述した実施例のものと同様なものが取り付けられる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、箱状に形成されたアッパーキャビネットにおいて、底板と、該底板の前端で立ち上がる前面板が連結されてなり、底板と前面板が、底板の後端側を中心として上下方向に回動開閉できるように構成された上下開閉式アッパーキャビネットであって、前記前面板が外開き可能に分割形成されていることにより、高い位置に設置されたアッパーキャビネット内から収納物を取り出す際には底板と前面板が下方側へ回動して開くため、背の低い人でも容易に収納物を出し入れすることが容易となり、使い勝手が良好なものとなる。また、前面板が外開き可能に分割形成されていることにより、さらに小さな収納物にも開いた状態で手が届くようになり、使用勝手が良好なものとなる。
【0013】
また、左右の両側板は後端側が壁面に固定されて不動状に設けられていることにより、左右の両側板により強固な形状のアッパーキャビネットを構成することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面板分割タイプのアッパーキャビネットの閉じた状態の斜視構成図である。
【図2】図1のアッパーキャビネットの開いた状態の斜視構成図である。
【図3】図1の縦断面構成図である。
【図4】図2の縦断面構成図である。
【図5】前面板に分割部を有さないアッパーキャビネットの閉じた状態の概略斜視構成図である。
【図6】図5のアッパーキャビネットを開けた状態の概略斜視構成図である。
【図7】プッシュ式ラッチの取付部位を変更させたアッパーキャビネットの開いた状態の概略斜視構成図である。
【符号の説明】
1 アッパーキャビネット
2 左側板
3 右側板
4 天板
5 背板
6 蝶番
7 底板
8 前面板
8a 分割部
9 スライド蝶番
10 ソフトダウンステー
10a 軸
11 プッシュ式ラッチ
11a プッシュボタン
11b ラッチ
12 受け座

Claims (2)

  1. 箱状に形成されたアッパーキャビネットにおいて、底板と、該底板の前端で立ち上がる前面板が連結されてなり、底板と前面板が、底板の後端側を中心として上下方向に回動開閉できるように構成された上下開閉式アッパーキャビネットであって、前記前面板が外開き可能に分割形成されていることを特徴とする上下開閉式アッパーキャビネット。
  2. 左右の両側板は後端側が壁面に固定されて不動状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の上下開閉式アッパーキャビネット。
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