JP2000296026A - 上下開閉式アッパーキャビネット - Google Patents

上下開閉式アッパーキャビネット

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JP2000296026A
JP2000296026A JP11106597A JP10659799A JP2000296026A JP 2000296026 A JP2000296026 A JP 2000296026A JP 11106597 A JP11106597 A JP 11106597A JP 10659799 A JP10659799 A JP 10659799A JP 2000296026 A JP2000296026 A JP 2000296026A
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育雄 小早川
Masayoshi Yasunaga
政義 安永
Yukimasa Ikeda
幸正 池田
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背の低い人でも容易に収納物の出し入れが可
能となり、使い勝手が良好化するアッパーキャビネット
の提供を目的とする。 【構成】 箱状に形成されたアッパーキャビネット1に
おいて、底板7と、この底板7の前端で立ち上がる前面
板8が連結されて、底板7と前面板8が、底板7の後端
側を中心として上下方向に回動して開閉できるように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下開閉式のアッパ
ーキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、トイレとか洗面所等
の天井近くにアッパーキャビネットが設置されている
が、このアッパーキャビネットは、背の低い奥様方には
手が届かず、収納物の出し入れが困難で、使いにくい場
合が多いという問題点があり、このような問題を解決す
るために、例えば特許第2823483号,特開昭62
−270107号,特開平10−286131号等で、
上下昇降式のアッパーキャビネットが提案されている
が、従来構造は何れも、専用ステーとかレール等による
リンク機構が存在し、機械的に複雑な昇降装置が必要で
あり、製造コスト等が増大してしまうという問題点があ
った。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、背の低い人でも容易に
開閉して収納物の出し入れができる単純な機構の上下開
閉式アッパーキャビネットを提供せんことを目的とし、
その第1の要旨は、箱状に形成されたアッパーキャビネ
ットにおいて、底板と、該底板の前端で立ち上がる前面
板が連結されてなり、底板と前面板が、底板の後端側を
中心として上下方向に回動開閉できるように構成されて
いることである。また、第2の要旨は、左右の両側板は
後端側が壁面に固定されて不動状に設けられていること
である。また、第3の要旨は、側板の前端側下部部位
に、前記底板がロックされて閉止されるように構成され
ていることである。また、第4の要旨は、前記前面板が
外開き可能に分割形成されていることである。また、第
5の要旨は、壁面に不動に設けられた天板に、前記前面
板がロックされて閉止されるように構成されていること
である。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は、前面板を分割できるように構成し
たアッパーキャビネットに関するものであり、図5及び
図6は、前面板が分割されていないタイプのアッパーキ
ャビネットを示すものである。なお、図1は、アッパー
キャビネットの閉じた状態の斜視図であり、また図2
は、開いた状態の斜視図であり、図3は、閉じた状態の
縦断面図であり、また図4は、開いた状態の縦断面図で
ある。また図5は、前面板が分割されないタイプの閉じ
た状態の概略斜視図であり、図6は、開いた状態の概略
斜視図である。なお、図5及び図6においては、一部構
成部材を省略化して図示している。
【0005】図において、アッパーキャビネット1は、
左側板2と右側板3間の上面に天板4が設けられ、この
左右の側板2,3及び天板4に挟み込まれて背面に背板
5が固定され、この背板5が、トイレとか洗面所の壁面
Wの上部位置にビス等を介して固定されるもので、壁面
Wに背板5が固定された状態では、前記左右の側板2,
3及び天板4の後端部が壁面Wに当接状態となるように
構成されており、背板5の下端には2個の蝶番6,6が
設けられて、この蝶番6,6を介し背板5に対し底板7
が上下方向に昇降して開閉できるように構成されてお
り、この底板7の前端には略90°折曲して前面板8が
固定されており、図1〜図4に示す構造では、この前面
板8の上端側には、スライド蝶番9,9により外開き可
能に分割部8aが形成されたものとなっている。なお、
この分割部8aが存在しないタイプが図5及び図6に示
すものである。
【0006】また、前記左側板2と底板7の左端縁部に
亘り、また右側板3と底板7の右端縁部に亘り、それぞ
れソフトダウンステー10が設けられて、この左右のソ
フトダウンステー10により左右の側板2,3と底板7
が連結されており、ソフトダウンステー10は折曲可能
な軸10aを有し、図1及び図3のように閉じられた状
態では、この軸10aを介して折り曲げられるように構
成されているとともに、ソフトダウンステー10は内部
にオイルダンパー等の抵抗装置を内蔵しており、底板7
及び前面板8が開かれる時にゆっくりと下降できるよう
に設けられたものである。なお、ソフトダウンステー1
0に代えて、シリンダ式のガススプリングやオイルダン
パーを用いることもできる。
【0007】また、底板7の前面板8側の左右の端縁部
にはそれぞれプッシュ式ラッチ11が取り付けられてお
り、このプッシュ式ラッチ11は、底板7の下方へ突出
するプッシュボタン11aを有し、また、プッシュボタ
ン11aを下方側から押圧することにより左右に動き解
除されるラッチ11bを有しており、また、このラッチ
11bが係合する受け座12が、左側板2及び右側板3
の前端側にそれぞれ固定されている。底板7及び前面板
8を閉じた状態では、プッシュ式ラッチ11のラッチ1
1bが受け座12に係合して閉止状態が維持されるもの
であり、プッシュボタン11aを下方側から押圧すると
ラッチ11bが受け座12から外れて、底板7及び前面
板8が下方側へ開かれるように構成されている。
【0008】このようなプッシュ式ラッチ11及び受け
座12は、図5及び図6に示す構造のものにも取り付け
られており、また、図5及び図6では図示はしていない
が、前述した蝶番6,6及びソフトダウンステー10,
10も当然設けられているものであり、図の簡略化のた
めにこれらの部材は図5及び図6では省略されている。
【0009】このような構造においては、左右の側板
2,3及び天板4の後端側が壁面Wに当接されて強固な
箱形状を形成しており、底板7及び前面板8が閉じられ
た状態では、強固に底板7及び前面板8を閉じた状態に
支持することができ、内部に良好に収納物を収納させて
おくことができるものとなる。収納物を取り出す際に
は、底板7の下方に立って、プッシュボタン11aを上
方側へ押圧することにより、ラッチ11bが解除され、
ソフトダウンステー10を介しゆっくりと底板7及び前
面板8が下降して、収納物の出し入れが容易なものとな
る。さらに、図6に示すように、この下降した状態で
は、底板7及び前面板8の左右側面側も解放された状態
となるため、左右側面がオープン状態となって、収納物
の出し入れがより容易となる。
【0010】さらに図1〜図4に示す構造のものでは、
分割部8aが形成されているため、小さいものを取り出
す場合等には、図2及び図4に示すように、スライド蝶
番9を介して分割部8aを折り曲げて垂下状態とさせる
と、良好に奥側に手を差し入れることができ、小さいも
のの出し入れが容易となる。
【0011】なお、図7の概略斜視図で示すものは、前
記プッシュ式ラッチ11を前面板8の上端側の中央部に
設け、受け座12を天板4の前端側中央部に設けたもの
であり、ソフトダウンステー10及び蝶番6の図示は省
略しているが、これらの部材6,10は前述した実施例
のものと同様なものが取り付けられる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、箱状に形成されたアッパーキ
ャビネットにおいて、底板と、該底板の前端で立ち上が
る前面板が連結されてなり、底板と前面板が、底板の後
端側を中心として上下方向に回動開閉できるように構成
されていることにより、高い位置に設置されたアッパー
キャビネット内から収納物を取り出す際には底板と前面
板が下方側へ回動して開くため、背の低い人でも容易に
収納物を出し入れすることが容易となり、使い勝手が良
好なものとなる。
【0013】また、左右の両側板は後端側が壁面に固定
されて不動状に設けられていることにより、左右の両側
板により強固な形状のアッパーキャビネットを構成する
ことができるものとなる。
【0014】また、側板の前端側下部部位に、前記底板
がロックされて閉止されるように構成されていることに
より、底板を左右の側板に確実にロックさせて閉止状態
を維持することができ、また、低い位置に解除ボタン等
を設けて底板を容易に開けるように構成することができ
るものとなる。
【0015】また、前記前面板が外開き可能に分割形成
されていることにより、さらに小さな収納物にも開いた
状態で手が届くようになり、使用勝手が良好なものとな
る。
【0016】また、壁面に不動に設けられた天板に、前
記前面板がロックされて閉止されるように構成すること
も可能であり、天板に前面板をロックさせて確実な閉止
状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面板分割タイプのアッパーキャビネットの閉
じた状態の斜視構成図である。
【図2】図1のアッパーキャビネットの開いた状態の斜
視構成図である。
【図3】図1の縦断面構成図である。
【図4】図2の縦断面構成図である。
【図5】前面板に分割部を有さないアッパーキャビネッ
トの閉じた状態の概略斜視構成図である。
【図6】図5のアッパーキャビネットを開けた状態の概
略斜視構成図である。
【図7】プッシュ式ラッチの取付部位を変更させたアッ
パーキャビネットの開いた状態の概略斜視構成図であ
る。
【符号の説明】
1 アッパーキャビネット 2 左側板 3 右側板 4 天板 5 背板 6 蝶番 7 底板 8 前面板 8a 分割部 9 スライド蝶番 10 ソフトダウンステー 10a 軸 11 プッシュ式ラッチ 11a プッシュボタン 11b ラッチ 12 受け座

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に形成されたアッパーキャビネット
    において、底板と、該底板の前端で立ち上がる前面板が
    連結されてなり、底板と前面板が、底板の後端側を中心
    として上下方向に回動開閉できるように構成されている
    ことを特徴とする上下開閉式アッパーキャビネット。
  2. 【請求項2】 左右の両側板は後端側が壁面に固定され
    て不動状に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の上下開閉式アッパーキャビネット。
  3. 【請求項3】 側板の前端側下部部位に、前記底板がロ
    ックされて閉止されるように構成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の上下開閉式アッ
    パーキャビネット。
  4. 【請求項4】 前記前面板が外開き可能に分割形成され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2または
    請求項3に記載の上下開閉式アッパーキャビネット。
  5. 【請求項5】 壁面に不動に設けられた天板に、前記前
    面板がロックされて閉止されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項4
    に記載の上下開閉式アッパーキャビネット。
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