JP3625706B2 - 粉体を含有する化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関し、更に詳細には、粉体を含有するメークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧料において、粉体類は様々な機能を期待して含有される場合が多い。例えば、基礎化粧料などにおいては、パック化粧料の閉塞補助剤として、有効成分を効率よく経皮吸収させる目的で使用されるし、メークアップ化粧料においては、演色効果や隠蔽効果などの光学的効果を発揮する材料として使用されている。又、メークアップ化粧料、基礎化粧料を問わず、汗や皮脂の吸着体などとしても用いられている。この様な粉体の機能に大きく影響を及ぼすものは、その化学的な組成はもとより、結晶構造などのミクロ的な構造から粉体の形状などのマクロ的構造などである。この内、特に注意すべきは、同じ化学組成、ミクロ的結晶構造などを有している粉体であっても、マクロ的構造が異なれば、その光学的効果や吸着特性などの物理化学的特性は大きく異なってしまう。このよい例が、タルクを層状にへき壊したへき壊タルクが元のタルクとは全く異なった光学的効果と使用感などの物理的特性を有することである。このことは、即ち、新規の物理的形状を有する粉体が重要であり、そのような粉体の開発が望まれていることを示す。
【0003】
一方、貝類の殻について、これらのものはヒドロキシアパタイト等の無機のカルシウム化合物と蛋白などの有機化合物が複雑な構造を形成している有機−無機複合化合物であることが知られており、これらを粉砕して飼料等に使用することは知られているが、このものに焼成処理と粉砕処理とを加えて、粉体と為し、化粧料に含有させることは行われていなかった。更に、この様な貝類の殻の多くはただ単なる廃棄物として処理されているのが常であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、新規構造に由来する優れた物理化学的特性を有する粉体を含有するメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、新規構造を有し優れた物理化学的特性を有する粉体を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、貝類の殻に500〜1000℃の焼成処理と粉砕処理とを加えて得られる平均粒子径が0.1〜100μmである粉体が、皮膚への密着性、すべり感等の使用感、汗や皮脂などの吸着性に優れていることを見いだした。更に研究を重ね、該粉体をメークアップ化粧料に含有させることにより、演色性に優れ、化粧崩れの少ないメークアップ化粧料が得られることを見いだし、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、実施の形態を中心に、更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明に係る粉体
本発明に係る化粧料用の粉体は、貝類の殻に焼成処理と粉砕処理とを加えて得られるものである。本発明に係る粉体の原料として使用できる貝類としては、特段の限定無く、2枚貝、1枚貝、巻き貝の何れもが利用できる。具体的には、アサリ、シジミ、蛤、牡蠣、サザエ、ホッキ貝、ホタテ貝、アゲマキ貝、ムラサキイガイ、ミドリイガイ、アコヤガイ、アワビ、ナガラミ、トコブシ、赤貝、トリガイ、タイラガイ及びシャコガイが好ましく例示できる。これらは唯一種を用いることもできるし、2種以上を組み合わせて使用することもできる。これらの貝殻の焼成処理としては、貝殻中の蛋白の様な有機物を焼成により取り除き、それによって生じる空隙による効果を得るため500〜1000℃が選択される。更に好ましい焼成温度としては、500〜800℃が例示できる。又、焼成時間1〜7日程度が好ましい。この温度であれば、有機物が除去でき、オーブン効率もよいからである。又、粉砕処置は通常の方法により行えば良く、この様な方法としては例えばクラッシャーミル等が例示できる。粉砕は平均粒径が0.1〜100μm程度になるまで行うことが好ましい。この粒径であることが化粧料の使用感には好ましいからである。更に好ましい平均1〜50μmが更に好ましい。必要に応じて、シフター等で篩過したり、分粒装置により分粒し、粒径を揃えることもできる。この様な焼成処理と粉砕処理の順番はどちらが先でもかまわないが、最後に粒径をあわせる方が好ましいので、1)焼成、2)粉砕の順で行うのが好ましい。かくして得られた、貝類の殻に500〜1000℃の焼成処理と粉砕処理とを加えて得られる平均粒子径が0.1〜100μmである、本発明に係る粉体は、皮膚への密着性、すべり感等の使用感、汗や皮脂などの吸着性に優れている特徴を有する。かかる粉体のメークアップ化粧料における好ましい含有量は0.1〜50重量%であり、更に好ましくは1〜40重量%である。
【0007】
(2)本発明のメークアップ化粧料
本発明のメークアップ化粧料は、上記本発明に係る粉体を含有することを特徴とする。本発明のメークアップ化粧料としては、通常メークアップ化粧料として使用されている形態であれば特段の限定を受けずに適用できるが、粉体を通常含有するタイプのものが特に好ましい。この様な化粧料としては、粉体類の光学的特性を利用したメークアップ化粧料などが好ましく例示できる。これは、本発明に係る粉体の効果によって、メークアップ化粧料ののびが良くなるとともに、化粧持ちや使用感が向上するからである。本発明のメークアップ化粧料に於いては、必須成分である上記本発明に係る粉体以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することができる。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス、オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等を好ましく例示できる。本発明のメークアップ化粧料に於いて、特に好ましい任意成分としては、ハイドロジェンメチルポリシロキサン、パーフルオロアルキル燐酸ジエタノールアミン、シランカップリング剤、金属石鹸などで表面処理をした疎水化粉体が例示できる。これは、本発明に係る粉体の有する汗や皮脂の吸着作用と相まって、化粧持ちが向上するからである。これら疎水化粉体の好ましい含有量は1〜50重量%であり、更に好ましくは5〜30重量%である。本発明のメークアップ化粧料は、これら必須の成分と任意の成分とを常法に従って処理することにより、製造することができる。
【0008】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0009】
<実施例1>
アサリの貝殻を600℃で72時間焼成し、遊星ボールミルで粉砕し、分粒装置で分級し平均粒径28μmの本発明に係る粉体1を得た。
【0010】
<参考例1>
アサリの貝殻を200℃で72時間焼成し、遊星ボールミルで粉砕し、分粒装置で分級し平均粒径27μmの参考例の粉体1を得た。
【0011】
<実施例2>
アサリの貝殻を900℃で72時間焼成し、遊星ボールミルで粉砕し、分粒装置で分級し平均粒径24μmの本発明に係る粉体2を得た。
【0012】
<実施例3>
実施例1及び2の本発明に係る粉体1及び2、並びに参考例1の粉体を専門パネラーにより、化粧品原料としての特性を評価した。評価項目は、のびの良さ、密着感、肌なじみの良さであり、それぞれ++:非常によい、+:良い、±:やや良い、−:悪いの基準で評価した。結果を表1に示す。焼成温度が200℃の参考例の粉体1の場合には、肌なじみ感が極めて優れており、これは貝殻中の残存蛋白の効果によることが示唆された。又、全体的には粉体としての特性は600℃の焼成のものが特に優れており、蛋白を残存しない形態の粉体では500〜800℃の焼成が好ましいことがわかる。
【0013】
【表1】
【0014】
<実施例4>
実施例1の粉体の分級で余った部分を用いて、実施例1の粉体の粒度分布違いのものを作製した。即ち、平均粒径が0.9μm(粉体3)と79μm(粉体4)のものを得た。これを実施例3と同様に評価した。結果を表2に示す。これより、本発明に係る粉体としては平均粒径が1〜30μmのものが好ましいことがわかる。
【0015】
【表2】
【0016】
<実施例5>
種々の貝殻を実施例1と同様の条件で処理して、本発明に係る粉体を製造した。これらの粉体について、実施例3と同様の基準で評価した結果を表3に示す。これらより、何れの貝殻も優れた特性を有していることがわかる。更に、貝殻の内、特に好ましいものはアサリ、ホタテ貝、ホッキ貝であることがわかる。
【0017】
【表3】
【0018】
<実施例6>
本発明に係る粉体を用いて、本発明のメークアップ化粧料であるファンデーションを作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、これをヘンシェルミキサーで混合しながらロの成分を徐々に加えコーティングし、0.1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成形し、ファンデーション1〜3を得た。このものの演色性と化粧持ちを専門パネラーにより評価した。評価基準は、++:非常によい、+:良い、±:やや良い、−:良くないを用いた。比較例1として、本発明に係る粉体を炭酸カルシウムに置換したものを、比較例2として、本発明に係る粉体をヒドロキシアパタイトに置換したものを用いた。結果を表4に示す。これより、本発明のメークアップ化粧料は何れも優れた演色性と化粧持ち特性を有していることが明白である。
イ
本発明に係る粉体* 20 重量部
酸化鉄 5 重量部
二酸化チタン 20 重量部
酸化亜鉛 5 重量部
チタンセリサイト 5 重量部
セリサイト 5 重量部
タルク 15 重量部
チタンマイカ 2 重量部
メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
ロ
オレイン酸オクチルドデシル 5 重量部
ジメチコン 10 重量部
高粘度ジメチコン(3000cs) 5 重量部
*詳細は表4に示す。
【0019】
【表4】
【0020】
<実施例7>
本発明に係る粉体を用いて、本発明のメークアップ化粧料であるファンデーション4を作製した。即ち、イの成分をヘンシェルミキサーで混合した後、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、これをヘンシェルミキサーで混合しながらロの成分を徐々に加えコーティングし、0.1mmヘリングボーンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に充填し加圧成形し、ファンデーション4を得た。このものの演色性と化粧持ちを専門パネラーにより、本発明のファンデーション1を対照に評価した。評価基準は、++:ファンデーション1に比較して非常によい、+:ファンデーション1に比較して良い、±:ファンデーション1に比較してやや良い、−:ファンデーション1に比較して良くないを用いた。結果は、演色性が+、化粧持ちが+〜±であり、本発明のメークアップ化粧料に於いては疎水化粉体を用いることが好ましいことがわかった。
イ
本発明に係る粉体1 20 重量部
シリコーン処理酸化鉄 5 重量部
シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部
シリコーン処理酸化亜鉛 5 重量部
パーフルオロ処理チタンセリサイト 5 重量部
セリサイト 5 重量部
タルク 15 重量部
チタンマイカ 2 重量部
メチルシロキサン網状重合体 3 重量部
ロ
オレイン酸オクチルドデシル 5 重量部
ジメチコン 10 重量部
高粘度ジメチコン(3000cs) 5 重量部
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、新規構造を有し優れた物理化学的特性を有する粉体を含有する、演色性に優れ、化粧持ちに優れるメークアップ化粧料を提供できる。
Claims (2)
- 貝類の殻に500〜1000℃の温度での焼成処理と粉砕処理とを行って得られた粉体を含有することを特徴とする、メークアップ化粧料。
- 貝類が、アサリ、シジミ、蛤、牡蠣、サザエ、ホッキ貝、ホタテ貝、アゲマキ貝、ムラサキイガイ、ミドリイガイ、アコヤガイ、アワビ、ナガラミ、トコブシ、赤貝、トリガイ、タイラガイ及びシャコガイから選ばれる1種乃至は2種以上であることを特徴とする、請求項1に記載のメークアップ化粧料。
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