JP3625104B2 - 曲線レールと直線レールの接続用ジョイント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直線レールを曲線レールの直線部に一直線に接続するジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
病室内の個々のベッドをカーテンによって仕切る場合、ジョイントを介してカーテンレールは、図6に示すように設置され、曲線レール10の直線部19に直線レール11の端部を一直線に接続する。従来のジョイントは、図7に拡大して示すように、曲線レール10の曲線部に直線レール11の端部当て、カバープレート12によって曲線レール10の直線部と直線レール11を連結する方式であった。カバープレート12は曲線レール10の直線部分と直線レール11の端部の前上縁にかぶさり、かつ前面に添着する前板部13と、その前板部の上辺両端に設けた両固定部14とからなり、両固定部はボルト15によって曲線レール10の直線部と直線レール11にそれぞれに固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のジョイントによって連結した曲線レール10と直線レール11は前面から見ると一体化して体裁は良好であるが、下から見ると接合部分に3角形の隙間が見えるため、体裁は良くなかった。又、従来のジョイントは曲線レール10と直線レール11を線接触させるだけであるから、双方のレールの振れが大きく、がたつきやすいという問題があった。
【0004】
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、曲線レールの連結部にと直線レールを一直線に接続するジョイントであって、双方のレールの間に振れやがたつきがなく、接続部分は下から見ても体裁の良好なものを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明が採用する手段は、曲線レールの曲線に当接する直線レールの端面にスペーサを当て、曲線レールの直線部分と直線レールの前面に添着したガイドプレートと、双方のレールとの間の空隙を埋めるくさび形のスペーサをカバープレートに着脱可能に固定したことにある。スペーサは直線レールと曲線レール曲線部前面とカバープレートの前板部背面に略密着する形状を有する。スペーサをカバープレートに直接固定する代わりに、カバープレートにトッププレートを固定し、そのトッププレートにスペーサを固定してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施例のジョイントによって接続した曲線レールと直線レールの接続部分を示す平面図及び底面図である。直線レール11は曲線レール10の直線部と一直線に並ぶ。一直線に並んだ曲線レール10の直線部と直線レール11の上縁と前面にジョイントのカバープレート12の前板部13の上縁と前面が密着する。前板部13の左右の固定部14は双方のレール10、11の最上段の前後の棚部18にのる。両固定部14の上にトッププレート30の両端部32を重ね、そこにボルト15を通してカバープレート12とトッププレート30をレール10、11の棚部18にそれぞれ固定する。
【0007】
トッププレート30の中央部31の下面にスペーサ20を止めねじ27によって固定する。スペーサ20はくさび形であり、前面はカバープレート12に、後面は曲線レール10の曲線部に、厚い側面は直線レール11の端面にそれぞれ添着する。このスペーサ20が曲線レール10と直線レール11とカバープレート12の間の空隙を埋めるから、3者の結合は強固となり、双方のレール10、11の振れは減少する。又、下から見ても空隙はないから体裁も良好である。
【0008】
【実施例】
本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図3に示すように、ジョイントはカバープレート12とスペーサ20と、トッププレート30から構成される。カバープレート12は板金製であり、上縁がわずかに内方に折れた平板状の前板部13と、その前板部の左右両端部から少し下降しついで水平に折れる固定部14とからなる。固定部14にはボルト15を通す通し孔16があけられる。このボルト15にナット17をはめる。ナット17は細長い形状であり、その短径はレールの前後の棚部の間隙よりも狭く、長径はレールの内幅よりも広い。
【0009】
スペーサスペーサ20は合成樹脂製であり、形状は前面21が平面に後面22が曲面に沿うくさび形である。このくさび形は、曲線レールの直線部と直線レールが一線になるように曲線レールと直線レールを接続したときに生じる空隙を埋める形状である。厚い側の側面23には突条24と2個の突起25が設けられる。スペーサ20は上下に貫通するねじ孔26を有する。
【0010】
トッププレート30は板金製であり、形状は中央部31が左右両端部32よりも高い板体である。中央部31にはスペーサ20のねじ孔26にねじ込む止めねじ27を通す通し孔33をあける。トッププレート30の両端部32にはカバープレート12の通し孔16と同軸になる通し孔34をあける。
ジョイントの組立は、始めにカバープレート12の両固定部14の上にトッププレート30の両端部32をのせ、それぞれの通し孔16、34を連通させ、連通した通し孔にボルト15を通し、そのボルトにナット17をかける。ついで、スペーサ20をカバープレート12の前板部13の背面に当て、そのねじ孔26とトッププレート30の通し孔33を連通させ、通し孔33から止めねじ27を挿通してねじ孔26にねじ込み、スペーサ20をトッププレート30に固定する。
【0011】
このようにして組み立てたジョイントは、ナット17の長径をレールの長手方向に向けておくと、接続位置にある曲線レールと直線レールに上から取り付けることができる。図4に示すように、ナット17が前後棚部18の間隙を抜けてその下に入ったとき、カバープレート12をずらせてスペーサの側面を直線レールの端面に当接させてスペーサと直線レールを一体化した後に、ボルト15を締め付ける。
【0012】
直線レール11の端面に当接したカバープレート12と一体のスペーサ20は、図5に示すように、側面23の突条24と突起25の間に直線レール11の後辺部がはまるから、直線レール11とスペーサ20は一体化する。
このように、直線レールはスペーサを介して曲線レールと面接触するから、レール相互の振れとそれによるがたつきはなくなる。接続によって生じた空隙はスペーサによって埋められるから、下から見ても体裁は良好である。曲線レール10の直線部分と直線レール11は同一線上に並び、双方のレール前上縁と前面にカバープレート12の前面板部13の上縁と背面が密着する。カバープレート12と双方のレール10、11の間に生じたくさび状の空隙にスペーサ20がぴったりはまるから、下から見ても接合部分の体裁は良好である。
【0013】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明のジョイントは、従来の曲線レールの曲面に直線レールの端面を線接触した状態で接続する方式とは異なり、スペーサを介して曲線レールに直線レールを面接触させた状態で接続する方式であるから、接続したレールの振れやがたつきは減少し、接続によって生じる空隙はスペーサによって埋められるため、下から見ても体裁が良好であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例のジョイントによって接続した曲線レールと直線レールの接続部分を示す平面図、
【図2】は図1の接続部分の底面図、
【図3】は図1のジョイントの部分斜視図、
【図4】は図1のIV−IV線矢視図、
【図5】は図1のV−V線矢視図、
【図6】は曲線レールと直線レールによる仕切りの略図、
【図7】は従来例の図1に相当する図、
【符号の説明】
10:曲線レール
11:直線レール
12:カバープレート
13:前板部
14:固定部
15:ボルト
16:通し孔
17:ナット
18:棚部
19:直線部
20:スペーサ
21:前面
22:後面
23:側面
24:突条
25:突起
26:ねじ孔
27:止めねじ
30:トッププレート
31:中央部
32:端部
33、34:通し孔

Claims (2)

  1. 曲線レール(10)の直線部から直線レール(11)へ渡され、ボルトナットを介して前記双方のレール(10、11)に固定されるカバープレート(12)を有するジョイントであって、前記双方のレール(10、11)と前記カバープレート(12)の間の空隙を埋めるくさび状のスペーサ(20)が前記カバープレートに固定され、前記カバープレート(12)は前記双方のレール(10、11)の前面に密着する前板部(13)と、その前板部の左右上端部から延長して前記双方のレールの棚部(18)にのる固定部(14)とを備え、前記固定部はボルト・ナットにより前記棚部に固定され、前記スペーサ(20)は前面が前記カバープレートの背面に、後面が前記曲線レールの前曲面に、厚い側面(23)が前記直線レールの端面にそれぞれ添着することを特徴とする曲線レールと直線レールの接続用ジョイント。
  2. スペーサ(20)は細長い板状のトッププレート(30)の中央部(31)下面に固定され、前記トッププレートは両端部(32)がカバープレート(12)の両固定部(14)に固定されたことを特徴とする請求項1記載の曲線レールと直線レールの接続用ジョイント。
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