JP3624591B2 - 自火報システムの中継器 - Google Patents
自火報システムの中継器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3624591B2 JP3624591B2 JP31517596A JP31517596A JP3624591B2 JP 3624591 B2 JP3624591 B2 JP 3624591B2 JP 31517596 A JP31517596 A JP 31517596A JP 31517596 A JP31517596 A JP 31517596A JP 3624591 B2 JP3624591 B2 JP 3624591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- transmitter
- terminal
- repeater
- fire receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非常火災発信機を火災受信機に接続する場合に、特別な発信機応答ラインを不要とした自火報システムの中継器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動火災報知システム(以下、「自火報システム」という)は公知であるが、このような自火報システムでは、火災受信機から導出された感知器回線に火災感知器を接続し、火災受信機が火災感知器の発報を検知すると、誤報を防ぐために設定された所定の蓄積時間の経過後に地区音響の鳴動等を行って火災報知を行っている。
【0003】
また、この感知器回線には、火災感知器と並列に、非常ボタンを有した非常火災発信機が接続されており、この非常ボタンを押操作すれば、火災感知器が発報したときと同様の処理を火災受信機に行わせることができるようになっている。ところが、自火報システムでは、非常火災発信機が発報したときは、火災感知器が発報したときとは異なり、蓄積機能を解除して、すぐに火災報知の動作を行う必要があるため、火災受信機は火災感知器からの発報か、非常火災発信機からの発報かを判別する必要があり、このため火災受信機と非常火災発信機の間には、感知器ラインとは別の発信機応答ラインが必要であった。
【0004】
そこで、近時においては、発信機応答ラインの配線を不要とするため、火災受信機によって、火災感知器からの発報と、非常火災発信機からの発報とを感知器回線の電圧レベルにより判別し識別するため蓄積解除アダプターと呼ばれる中継器が開発されている。
図5、図6は、この中継器を備えた自火報システム示すもので、以下に説明する。
【0005】
このシステムでは、火災受信機110には感知器回線端子L1〜L5と、発信機応答端子Aと、外部電源端子(I+)と共通端子Cとを設け、蓄積解除アダプターとなる中継器100には、外部電源端子(I+)と共通端子Cを通じて火災受信機110より電源が供給されている。
また、感知器回線端子L1〜L5から導出された感知器回線Lと共通端子Cとの間に接続された火災感知器120は、その火災検出部121が、煙、熱等の発生を検知し、火災を判別すると、火災感知器120の内部インピーダンスが、抵抗122と124との並列回路の値まで低下し、同時に発光ダイオード123が点灯し、このとき感知器回線Lと共通端子Cとの間の電圧レベルが低下する。
【0006】
これに対して、非常ボタン131を備えた非常火災発信機130は、火災感知器120と並列に接続され、火災を発見した非常時に、この非常ボタン131を押下すると、非常火災発信機130内では感知器回線端子L1〜L5と共通端子Cとが短絡されるので、感知器回線Lのインピーダンスは、回線抵抗R100のみとなって、感知器回線Lの残り電圧レベルは火災感知器120の発報時よりも、さらに低くなる。
【0007】
一方の中継器100は、このときの感知器回線Lの電圧レベルを判別するために電圧判別回路CPを備えており、電圧判別回路CPでは2つの抵抗R101,R102を直列に接続して構成された抵抗分圧回路STによって予め設定された基準値と、感知器回線Lの電圧レベルを比較判別し、感知器回線Lの電圧レベルが基準値より低下したときには、火災受信機110の発信機応答端子Aの電圧レベルをグランドレベルまで低下させることによって、蓄積解除信号を火災受信機110に送出し、このとき発光ダイオードLD102を同時に点灯させる構成としている。
【0008】
火災受信機110の発報検出部111は、感知器回線Lの電圧レベルが低下すると、発光ダイオードLD101が点灯し、火災感知器120又は非常火災発信機130のいずれかが発報すれば、発光ダイオードLD101を点灯させる。
このような構成の自火報システムによれば、火災受信機110に、中継器100を付加することで、非常火災発信機130には、発信機応答ラインを設けることなく、中継器100を火災感知器120と並列に感知器回線Lと共通端子Cとの間に接続するだけでよく、火災受信機110は、火災感知器120からの発報か、非常火災発信機130からの発報かを判別し、蓄積機能の作動や解除を行うことが出来る。
【0009】
また、中継器100は、大規模な施設においては、感知器回線Lが複数ある場合でも対応できるようになっており、各感知器回線L毎に電圧レベルを比較判別して、火災感知器120の発報か、非常火災発信機130の発報かを判別し、非常火災発信機130からの発報であれば、火災受信機110に発信機応答ラインを介して発信機応答信号を送信し、蓄積機能を解除することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の自火報システムによれば、中継器は、火災受信機の外部電源端子と共通端子とから電源供給を受けて作動する構成となっているため、電源の供給ラインが断線するなどしたときには、非常火災発信機が発報しても、火災受信機に信号を送信することができなかった。
【0011】
即ち、このような中継器では、火災受信機の外部電源端子からの電源供給が遮断されると、感知器回線の電圧レベルと基準値との比較ができないため、火災受信機は発信機応答ラインを介して蓄積解除信号を出力することができなかった。そのため、非常火災発信機が発報しても、火災受信機では蓄積機能が解除されないために、火災感知器の発報と判別してしまい、火災警報を報知するまでに時間を要するなどの問題があった。
【0012】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、火災受信機からの電源の供給ラインが断線などによって遮断されたときには、蓄積機能を直ちに解除して、非常火災発信機、火災感知器のいずれに対しても迅速に火災警報が報知できる自火報システムの中継器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の自火報システムの中継器は、蓄積機能を有した火災受信機の外部電源端子に接続され、該火災受信機から電源供給ラインを通じ電源供給を受けて作動する電圧判別回路を有し、上記火災受信機の発信機応答端子、共通端子に接続されるとともに、火災受信機の感知器回線端子から導出され、火災感知器、非常火災発信機を接続した感知器回線に接続され、上記電圧判別回路によって上記感知器回線の電圧レベルの大小を判別して、非常火災発信機の発報のときには、上記発信機応答端子に蓄積解除信号を出力する構成とした自火報システムの中継器において、中継器は、火災受信機からの電源が遮断されたときには、発信機応答端子に蓄積解除信号を出力させる電源遮断検知手段を更に設けた構成としている。
【0014】
このような自火報システムでは、感知器回線に接続された火災感知器が発報したときと、非常火災発信機の非常ボタンを押圧操作して発報させたときとでは、感知器回線の残り電圧レベルが異なる。すなわち、感知器回線の残り電圧レベルは、一般的には、非常火災発信機が発報したときの方が、火災感知器が発報したときよりも低い値に設定されている。
【0015】
これに対して、中継器の電圧判別回路は、火災受信機の外部電源端子より供給される電源を受けて作動し、感知器回線の残り電圧レベルを予め定めた基準値と比較しており、感知器回線の残り電圧レベルが、その基準値より低いと判断したときには、蓄積解除信号を出力するが、感知器回線の残り電圧レベルが、その基準値より高いと判断したときには、蓄積解除信号は出力しない。
【0016】
したがって、火災受信機では、感知器回線の電圧レベルが低下し、感知器回線の発報を検知したときに、発信機応答端子が蓄積解除信号を入力すれば、火災受信機は非常火災発信機による発報と判断して、蓄積機能を解除して直ちに火災警報を出力するが、感知器回線端子の電圧レベルが低下し、感知器回線の発報を検知したときに、発信機応答端子が蓄積解除信号を入力しなければ、通常の火災感知器の発報と判断して、蓄積動作を実行させて、火災警報を出力させることになる。
【0017】
一方、火災受信機から外部電源端子を通じて供給される電源が遮断されると、電圧判別回路は作動しない。そのため、感知器回線に接続した火災感知器や非常火災発信機が発報しても、その判別は不能となるが、本発明によれば、電源遮断検知手段が電源が遮断されたことを判別し、火災受信機の発信機応答端子に蓄積解除信号を出力するので、この蓄積解除信号を受けた火災受信機では、感知器回線に電圧レベルの低下を生じた場合には、蓄積を強制的に解除して、火災警報を出力することが出来る。
したがって、電源ラインが切断された非常時においては、非常火災発信機が発報しても無視されることがなく、安全性も高い。
【0018】
請求項2では、上記電源遮断検知手段は、上記電圧判別回路と、蓄積解除信号を出力するスイッチング手段とを備え、上記スイッチング手段は、上記電圧判別回路が上記電圧レベルの判別によって非常火災発信機の発報を識別したときに、蓄積解除信号を出力する一方、上記火災受信機からの電源供給が遮断されたときにも、蓄積解除信号を出力する。
【0019】
中継器の電圧判別回路は、感知器回線の電圧レベルが所定の基準値より低い場合には、非常火災発信機による発報と判別して、上記スイッチング手段をオンあるいはオフさせることによって蓄積解除信号を出力させている。
また、請求項3では、スイッチング手段は、所定電圧レベルの蓄積解除信号を出力して、上記発信機応答端子を、その所定電圧レベルに保持するようにしている。
【0020】
この構成では、中継器の電圧判別回路は、感知器回線の電圧レベルが所定の基準値より低い場合には、非常火災発信機による発報と判別して、上記スイッチング手段をオンあるいはオフさせて蓄積解除信号を出力させ、これによって火災受信機の発信機応答端子の電圧レベルを所定レベルに保持する構成となっている。更に請求項4では、スイッチング手段は、リレー手段を有しており、電圧判別回路が電源供給ラインからの電源が遮断され、作動不能になったときには、上記スイチング手段をオフにして、リレー手段の常閉接点を通じて、上記発信機応答端子をグランドレベルに保持させて蓄積解除信号を出力する構成としている。
【0021】
このため、電圧判別回路への電源が遮断されたときには、リレー手段の接点は閉じられ、発信機応答端子は、グランドレベルに保持されるが、火災受信機では蓄積機能が解除されるので、感知器回線に電圧レベルの低下を生じれば、非常火災発信機の発報と判断され、直ちに火災警報が出力される。
以上のように、本発明の中継器によれば、火災受信機からの電源供給が停止したときには、火災感知器あるいは非常火災発信機のいずれの発報であっても、火災受信機に発信機応答信号を出力し、蓄積機能を解除させる。
したがって、火災感知器の発報が誤報であっても、すぐに火災報知を行うことになるが、非常火災発信機が発報したときに火災報知がすぐにできることを優先させ、このシステムを安全側に動作させるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、本発明の中継器を備えた自火報システムの構成の一例を示した図である。
図示する自火報システムでは、蓄積機能を備えた火災受信機2は、感知器回線Lを導出させるための感知器回線端子L1〜L5、外部電源端子(I+)、発信機応答端子A、共通端子Cを備えており、中継器1には外部電源端子(I+)と共通端子Cとを電源供給ラインとして電源が供給されるようになっている。
【0023】
また、火災受信機2の5本の感知器回線L・・・のそれぞれには、火災感知器Sと押ボタン(不図示)を設けた非常火災発信機Pが並列に接続されており、各感知器回線Lを接続した中継器1を火災受信機2に内蔵させている。
この中継器1は、各感知器回線Lに接続されるとともに、火災受信機2に設けた電源供給ラインL(I+)及び発信機応答ラインLAを介して接続されており、電源供給ラインL(I+)によって電源の供給を受けて動作する電圧判別回路11を備えており、いずれかの感知器回線Lが発報すれば、この電圧判別回路11によって、火災感知器Sによる発報であるか、非常火災発信機Pによる発報であるかが判別され、非常火災発信機Pによる発報であれば、発信機応答ラインLAを介して、蓄積解除信号を出力し、火災受信機2に蓄積機能を解除させる。
【0024】
中継器1は、感知器回線Lの電圧レベルを常時監視し、火災感知器Sによる発報と、非常火災発信機Pによる発報とを判別するための電圧判別回路11と、この電圧判別回路11の判別結果に基づいて、発信機応答ラインLAを共通端子Cに短絡接続するためのスイッチング回路12とを備えており、この電圧判別回路11とスイッチング回路12とを組み合わせて、電源遮断検知手段Bを構成している。
【0025】
電圧判別回路11では、感知器回線Lの残り電圧のレベルを、予め設定した基準値と比較判別し、その電圧レベルが基準値より低下した場合には、非常火災発信機Pによる発報と判断し、スイッチング回路12を作動して、発信機応答ラインLAを共通端子Cに接続し、短絡する構成となっている。
ここに、基準値とは、火災感知器Sからの発報と、非常火災発信機Pからの非常発報とを区別するための電圧レベルであり、電圧判別回路11では、1または複数の感知器回線Lあるいはいずれかの感知器回線Lに発報があった場合に、その識別を行う。
【0026】
本発明では、このスイッチング回路12が、火災受信機2からの電源供給に従っても制御されるところに特徴を有している。
即ち、電圧判別回路11に電源供給ラインL(I+)と共通端子Cを介して電源が供給されているときには、発信機応答ラインLAと共通端子Cとの接続は開放状態を保持する一方、電源供給ラインL(I+)の一部が切断するなどして断線すると、火災受信機2からの中継器1への電源供給が停止され、このときスイッチング回路12は、発信機応答ラインLAと共通端子Cを短絡的に接続し、あるいは発信機応答端子Aを直接グランドレベルに引き落とす。
【0027】
したがって、電圧判別回路11に電源供給ラインL(I+)を介して電源が供給されている状態において、電圧判別回路11が感知器回線Lの電圧レベルが、予め設定した基準値より高いと判断した場合には、スイッチング回路12はオンとなって発信機応答ラインLAと共通端子Cとを切断する一方、電圧判別回路11が、感知器回線Lの電圧レベルと予め設定した基準値とを比較し、感知器回線Lの電圧レベルが基準値より低いと判断した場合には、スイッチング回路12をオフにして発信機応答ラインLAと共通端子Cとを接続し、蓄積解除信号を火災受信機2に出力させて、蓄積を解除する。
【0028】
このため、火災受信機2との間の電源供給ラインL(I+)が切断するなどして、中継器1への電源供給が遮断されたときには、火災受信機2には蓄積解除信号が送出され、火災受信機2の蓄積動作は解除されるので、火災感知器Sの発報によっても、直ちに火災警報を報知することになるが、少なくとも、非常火災発信機Pが発報した場合に、火災警報の報知が遅れることを未然に防止することができる。
【0029】
次に、電圧判別回路11、スイッチング回路12の回路構成の一例を説明する。図2は、コンパレータCMPを用いて構成された電圧判別回路11を示しており、コンパレータCMPの非反転入力端子には、基準値設定回路13が接続され、反転入力端子は、感知器回線Lが接続されている。
コンパレータCMPは、外部電源端子(I+)と共通端子Cとの間に供給された電源供給ラインL(I+)によって電源の供給を受け、共通端子Cに対する反転入力端子と非反転入力端子間の電圧レベルの大小を比較しており、反転入力信号が非反転入力信号よりも小さければ、後述するスイッチング回路12をオフにし、反転入力信号が非反転入力信号よりも大きければ、後述するスイッチング回路12をオンにする。
【0030】
ここに、基準値設定回路13は、火災受信機2の外部電源電圧Vと共通端子Cとの間に、ダイオードD,D1、抵抗R1,R2を直列に接続して構成されており、ダイオードD1の順方向電圧降下と抵抗R2との分担電圧とで定まる電圧レベルを基準値としてコンパレータCMPの非反転入力端子に入力させている。
この基準値設定回路13によって設定される基準値は、火災感知器Sの発報時の感知器回線Lの電圧レベルよりも低く、非常火災発信機Pの発報時よりも高い電圧レベルに設定されているので、コンパレータCMPは、感知器回線Lの電圧レベルが基準値より低下したとき、あるいはコンパレータCMPへの電源供給が遮断されたときには、スイッチング回路12をオフにする。
【0031】
なお、図示の回路構成は例示であり、複数の感知器回線Lに対応させるときには、それぞれに対応して複数のコンパレータCMPを備え、各コンパレータCMPのうち、いずれか1つが回線電圧が基準値より低下したと判断した場合には、スイッチング回路12をオフさせるようにすればよい。
図3に示すスイッチング回路12は、駆動電源Vに接続されたトランジスタTR1、コンデンサC1,C2、抵抗R3,R4、ダイオードD,D2を図示のように接続して構成されており、リレーRY1を通電して、その接点NCを開閉制御させるようになっている。
【0032】
すなわち、リレーの励磁コイルRY1と並列にダイオードD2を接続するとともに、火災受信機2の発信機応答端子Aと共通端子Cとの間に常閉接点NCを接続し、トランジスタTR1のベースは抵抗R4を介してコンパレータCMPの出力端子を接続している。
このような構成によれば、コンパレータCMPがトランジスタTR1をオンさせれば、リレーの励磁コイルRY1が通電され、常閉接点NCが開かれるため、発信機応答端子Aは電源回路RAの電圧レベルを保持する一方、コンパレータCMPがトランジスタTR1をオフすると、リレーの励磁コイルRY1への通電が解除されるので、常閉接点NCが閉じられ、発信機応答端子Aはグランドレベルに引き落とされ、蓄積解除信号となって火災受信機2に送出される。
【0033】
したがって、コンパレータCMPは、感知器回線Lの電圧レベルが基準値より低くなったとき、あるいは火災受信機2からコンパレータCMPへの電源供給が遮断されたときには、トランジスタTR1をオフするので、リレーの励磁コイルRY1への通電は阻止され、そのため常閉接点NCは閉じて、発信機応答端子Aはグランドレベルに引き落とされ、蓄積解除信号となって火災受信機2に送出される。
その結果、火災受信機2が感知器回線Lの電圧レベルの低下によって発報を検知した場合には、非常火災発信機Pによる発報と判断して、直ちに火災警報を出力させることになる。
【0034】
ところが一方、コンパレータCMPは、感知器回線Lの電圧レベルが基準値より高いときには、トランジスタTR1をオンするため、リレーの励磁コイルRY1は通電され、そのため常閉接点NCは開いて、発信機応答端子Aは電源電圧RAのレベルに保持され、蓄積解除信号は解除される。
その結果、火災受信機2が感知器回線Lの電圧レベルの低下によって発報を検知した場合には、通常の火災感知器Sによる発報と判断して、誤報を防止するため所定の蓄積動作を開始して、蓄積動作の後に火災警報を出力させることになる。
【0035】
次に、本発明の中継器1の外観を図4に示す。
図4において(a)は一部切り欠き正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
この中継器1には、上述したような電圧判別回路11、スイッチング回路12を含んだプリント板ブロック1aを内蔵しており、感知器回線L(L1〜L5)、共通端子C、発信機応答ラインA、外部電源端子(I+)のそれぞれに接続するリード部を有しており、火災受信機2と非常火災発信機P間に発信機応答ラインを配線する必要がなくなる。
【0036】
なお、ここでは、5回線までの感知器回線Lを接続することができる構成としているが、本発明ではこれには限定されない。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1〜4に記載の自火報システムにおける中継器によれば、感知器回線に接続し、火災受信機には、外部電源端子、共通端子、発信機応答端子を通じて接続するだけで、断線などの原因によって外部電源端子からの電源供給が遮断された場合には火災受信機の蓄積を解除するので、非常火災発信機が発報したときには、迅速に火災警報を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自火報システムにおける中継器の構成の一例を示した図である。
【図2】電圧判別回路の構成の一例を示した回路図である。
【図3】スイッチング回路の構成の一例を示した回路図である。
【図4】中継器の外観構成の一例を示した図である。
【図5】従来の自火報システムにおける中継器の概略構成を示した図である。
【図6】中継器を組み込んだ自火報システムの基本構成を示した回路図である。
【符号の説明】
1・・・中継器
11・・・電圧判別回路
12・・・スイッチング回路
2・・・火災受信機
S・・・火災感知器
P・・・非常火災発信機
L1〜L5・・・感知器回線端子
L・・・感知器回線
I+・・・外部電源端子
A・・・発信機応答端子
B・・・電源遮断検知手段
C・・・共通端子
Claims (4)
- 蓄積機能を有した火災受信機の外部電源端子に接続され、
該火災受信機から電源供給ラインを通じ電源供給を受けて作動する電圧判別回路を有し、
上記火災受信機の発信機応答端子、共通端子に接続されるとともに、火災受信機の感知器回線端子から導出され、火災感知器、非常火災発信機を接続した感知器回線に接続され、上記電圧判別回路によって上記感知器回線の電圧レベルの大小を判別して、非常火災発信機の発報のときには、上記発信機応答端子に蓄積解除信号を出力する構成とした自火報システムの中継器において、
上記中継器は、火災受信機からの電源供給が遮断されたときには、上記発信機応答端子に蓄積解除信号を出力させる電源遮断検知手段を更に設けた構成とした自火報システムの中継器。 - 請求項1において、
上記電源遮断検知手段は、上記電圧判別回路と、上記発信機応答端子に蓄積解除信号を出力するスイッチング手段とを備え、
上記スイッチング手段は、上記電圧判別回路が上記電圧レベルの判別によって非常火災発信機の発報を識別したときに、蓄積解除信号を出力する一方、上記火災受信機からの電源供給が遮断されたときにも、蓄積解除信号を出力する自火報システムの中継器。 - 請求項2において、
上記スイッチング手段は、所定電圧レベルの蓄積解除信号を出力して、上記発信機応答端子を、その所定電圧レベルに保持する自火報システムの中継器。 - 請求項3において、
上記スイッチング手段は、リレー手段を有しており、上記電圧判別回路は、上記火災受信機からの電源が遮断されたときには、上記リレー手段への通電を遮断することによって、その常閉接点を通じて、上記発信機応答端子をグランドレベルに保持させて蓄積解除信号を出力する構成としている自火報システムの中継器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31517596A JP3624591B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自火報システムの中継器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31517596A JP3624591B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自火報システムの中継器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162270A JPH10162270A (ja) | 1998-06-19 |
| JP3624591B2 true JP3624591B2 (ja) | 2005-03-02 |
Family
ID=18062331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31517596A Expired - Fee Related JP3624591B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 自火報システムの中継器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3624591B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5939826B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2016-06-22 | 能美防災株式会社 | 火災報知設備 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31517596A patent/JP3624591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10162270A (ja) | 1998-06-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0241075B2 (ja) | ||
| CA2298744C (en) | Multi-station dangerous condition alarm system incorporating alarm and chirp origination feature | |
| US6040769A (en) | Detecting device and an alarm system | |
| JP3894202B2 (ja) | 住宅用火災警報システム、住宅用親火災警報器、住宅用子火災警報器 | |
| JP3624591B2 (ja) | 自火報システムの中継器 | |
| JPS63314697A (ja) | 火報システム | |
| JP3116250B2 (ja) | 火災報知設備 | |
| JP2766766B2 (ja) | 防災監視装置 | |
| JPH0452519B2 (ja) | ||
| US4646065A (en) | Fault-tolerant control system | |
| JPH0375917B2 (ja) | ||
| JPH029434Y2 (ja) | ||
| JPH0991577A (ja) | 集合住宅火災監視システム | |
| JP3440384B2 (ja) | 防犯受信システム | |
| JP2775063B2 (ja) | 多重伝送を利用した火災監視方法及びシステム | |
| KR950000977Y1 (ko) | 적외선 감지기의 경보시스템간의 오류배선 감지회로 | |
| JP2000339558A (ja) | 防災監視装置 | |
| JPH0228795A (ja) | 蓄積型火災受信機 | |
| JP3065339B2 (ja) | 火災報知設備における端末機器 | |
| JPH0445880B2 (ja) | ||
| JPH0563838B2 (ja) | ||
| JPH09180076A (ja) | 自動火災報知システム | |
| JP3519633B2 (ja) | 防災監視制御盤 | |
| JPH09161188A (ja) | 防災監視装置 | |
| JPH1166482A (ja) | 防災受信機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041012 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041109 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041122 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071210 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 4 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081210 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091210 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101210 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111210 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121210 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |