JP3624244B2 - 希土類ホウケイ化物とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、希土類ホウケイ化物に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、熱電変換素子材料、X線分光素子材料、発光材料等に有用な新規な構造の希土類ホウケイ化物に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来から、高機能性材料の一つとして、希土類多ホウ化物に関心が持たれている。この希土類多ホウ化物としては、一般式(REB、REB、REB、REB12、REB66、REは、希土類元素)で表される構造のものが一般的であり、例えば、LaBが熱電子放射材料として実用されている。さらに、これら以外の各種の組成と構造の希土類多ホウ化物についての研究、開発が進められてきている。
【0003】
近年、このような希土類多ホウ化物の一つとして、YB66が開発され、これが軟X線分光素子材料として利用されるに至っている。また、新規な希土類多ホウ化物として、REB66、REB50、REB25、ScB19などが知られており、さらに、これに炭素ないしは窒素が含まれた系、RE1−x28.54−y、ScB170.25、ScB151.6、ScB150.8、REB17CNなどが知られている。
【0004】
そこでは、炭素ないし窒素は結合に一定の役割を果たし、希土類ホウ炭化物、ホウ炭窒化物となっていることが知られ、これらの機能が検討され、各種の用途への利用が検討されている。一方、ケイ素については、REB50と同一結晶構造をとるREB41Si1.2が、またScB19と同一結晶構造をとるScB19Siが、溶融法に基ずく単結晶育成のために見い出され、その特性が測られ、機能開発が検討されている。
【0005】
このように、これまでに開発された既存の希土類多ホウ化物の用途開発に加え、さらに多彩な希土類多ホウ化物を研究開発し、これまでにない新しい機能を有する高機能性材料としての各種の用途に利用することが大変重要な課題になっている。この発明は、このような実状に鑑みて創案されたものであり、高機能性材料、例えば、熱電素子材料、分光素子材料、発光材料等として有用な、ケイ素を含む希土類多ホウ化物を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するものとして、化学式がRE1−x12Si4−y(ただし、REは、Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる希土類元素の一種または二種以上であり、x, yの範囲は、0≦x≦0.7、0≦y≦2である)で表され、その結晶構造が菱面体晶であるところの希土類ホウケイ化物を提供する。
【0007】
この発明の上記の通りのRE−B−Si化合物は、既に知られているRE−B−Si化合物であるREB41Si1.2、および、ScB19Siとは異なり、この発明によって初めて提供されるものである。この化合物の安定存在領域は、一般式で表すと、前記した通り、RE1−x12Si4−yである。ただし、x, yは、0≦x≦0.7、0≦y≦2の範囲にあることが必要であり、REとしては、Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる希土類元素の内の一種またはそれらの混合体が可能である。x、yの値が上記範囲外では、前記した結晶構造を満たす所定の菱面体晶(空間群R−3m)化合物は得られず、別の構造を持つ化合物を得ることになる。
【0008】
このRE−B−Si化合物は、結晶構造としては菱面体晶(空間群R−3m)であり、格子定数は、いずれも a, b=1.005〜1.009 nm, c=1.630〜1.647 nmであり、希土類元素の種類、組成に対する依存性は小さい。そのx, y=0の定比組成の化合物がREB12Siであるが、最も安定に存在するのは、x、yが、それぞれ、おおよそ0.3、0.8の時であり、したがって、その時の化学組成としてはREB17.2Si4.6となる。
【0009】
前記の一般式RE1−x12Si4−y(ただし、0≦x≦0.7、0≦y≦2、RE=Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる希土類元素の一種または二種以上)の製造は以下のように行えばよい。すなわち、REB、REB、REB、またはREB12で表される希土類多ホウ化物を原料とし、これに、ホウ素、ケイ素、またはそれぞれの化合物を、REBSi(u, vの範囲は、10≦u≦30、3≦v≦10)の組成になるように加え、真空、アルゴンないしは中性雰囲気中、1600〜1900℃の温度で加熱、固相反応させることを特徴とする。
【0010】
u, vの範囲を10≦u≦30、3≦v≦10とするのは、この範囲を外れると目的とする希土類ホウケイ化物ではなく、ホウ素の少ない側では希土類六ホウ化物が主に生成し、多い側では希土類五十ホウ化物が主に生成してしまう。また、ケイ素が少なければ、希土類ホウ化物が生成し、多ければ、遊離のケイ素が残留することになる。
【0011】
この反応において、前記の雰囲気を用いなければ、生成物に酸素などの不純物が取り込まれ、異なる化合物となる恐れがあり、また、前記温度範囲より低い温度では反応の進行が極端に遅くなり、実用的ではなく、また、高い温度では、生成物が分解を始め、異なる化合物となる。
【0012】
また、REB、REB、REB、またはREB12で表される希土類多ホウ化物を原料とし、これに、ホウ素、ケイ素、またはそれぞれの化合物を、REBSi(u, vの範囲は、10≦u≦30、50≦v≦200)の組成になるように加え、アルゴンないしは中性雰囲気中、1500〜1700℃の温度で加熱、全体を溶融させ、4〜20時間保持した後、10℃/hr.〜50℃/hr.で徐冷し、Siフラックス中に析出した希土類ホウケイ化物の単結晶を、余剰のSiを酸洗浄、除去して単結晶として製造、取り出すことも可能である。
【0013】
u, vの範囲を10≦u≦30、50≦v≦200とするのは、希土類元素とホウ素の比は目的とする希土類ホウケイ化物生成の必要条件に一致させ、一方、ケイ素については、ケイ素をフラックス(溶媒)とするので、量比を多くとる必要がある。過剰のケイ素が、希土類ホウケイ化物のための溶媒としての作用をしてケイ素フラックス中に析出する。ケイ素量をこれより減らせば、結晶は集合体となり、良質の結晶が得られず、これより増やせば、結晶の析出そのものが起きなくなる。
【0014】
この溶融方法の場合は、加熱雰囲気は真空とすると、ケイ素フラックスの蒸発が顕著となり、長時間にわたる単結晶育成を継続できなくなる。また、前記温度範囲より低い温度ではケイ素フラックスへホウ素が十分溶解することができず、また、高い温度では、ケイ素の蒸発が顕著となり、単結晶育成を継続できない。
【0015】
溶融状態で4〜20時間保持するのは、希土類元素およびホウ素を含むケイ素フラックスが完全な溶融状態になり、しかも均質になる必要があるためである。十分時間を保持しなければ、不溶分が残り、結晶が成長しない、または局所に濃度分布ムラが生じ、異なる相の結晶が成長してしまうなどのトラブルが起こる。
【0016】
10℃/hr.〜50℃/hr.で徐冷するのは、結晶の析出速度を抑制し、良質な結晶を育成するために必要であり、冷却速度が速すぎると、結晶中にケイ素を残留物として取り込むなどのトラブルにより良質の結晶を得ることができない。また、遅くすることは安定な徐冷速度の維持が容易でなくなり、必ずしも良質結晶の成長に結びつかず現実的でない。
【0017】
以上の通り、この発明によって提供される希土類ホウケイ化物(RE1−x12Si4−y)は、熱電素子、分光素子、発光材料等の機能性材料として有用なものである。例えば、Y1−x12CSi4−yの場合、Siを含むために、YB66軟X線分光素子で分光できる1.8〜2.1 keVに対しては使用できないものの、101回折の面間隔d=0.771 nmは、YB66の400回折面間隔d=0.586 nmより長く、YB66軟X線分光素子では分光できない1 keV以下のエネルギーの軟X線分光が可能になり、今まで、測定が困難であったNaのK吸収端等に関する分光実験が可能となる。
【0018】
また、Er1−x12Si4−yおよびTb1−x12Si4−yにおいては、それぞれ、ErおよびTbイオンからの波長1.54ミクロンおよび1.3ミクロンの赤外光の発光があり、これは光ファイバー通信において使用される波長であることから、これらは発光素子材料としての利用が可能になる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発明について説明する。もちろん、この発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
実施例1
予め、REB(RE=Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luの内の一種)を、それぞれの酸化物とホウ素を以下の反応式に基づき混合し、成形した後、ホウ素熱還元法を用い還元し、合成した。
RE +11B → 2REB + 3BO↑
ここで、用いた希土類酸化物は純度4Nの市販品であり、またホウ素は反応を容易にするために粒度0.1ミクロンのアモルファスホウ素を使用した。反応は真空雰囲気、1700℃3時間行った。生成したREBは粉末X線回折法により単一相であることを確認した。
【0020】
ペレット状で得られたREBを粉砕し、平均粒径10ミクロン程度とし、このREBに、最も合成が容易である[RE]/[B]/[Si]=1/21/5の組成比になるよう、下記反応式に基づき、所望量のホウ素およびケイ素を加えた。
REB +17B+5Si→REB21Si
ここで、ホウ素は、還元反応に用いたものと同一のアモルファスホウ素を用い、また、ケイ素も微粒、高純度品を用いた。メノウ乳鉢を用いアルコールを用いてスラリー状にした混合物を十分混合した後、乾燥させ、加圧成形により再びペレットとして、窒化ホウ素ルツボ中に入れ、真空雰囲気下、1700℃に加熱し、5時間保持した。
【0021】
生成物を粉末X線回折法により調べたところ、目的とするRE1−x12Si4−yに加えて、遊離REBおよびSiが認められた。硝酸(HNO)およびフッ酸(HF)の混合溶液により、これらの余剰物を酸洗浄、および引き続いての蒸留水洗浄により除去した。洗浄後の粉末を再び粉末X線回折法により調べたところ、回折線は全てRE1−x12Si4−yに基づくものとして指数付けすることができ、RE1−x12Si4−yが合成できたことを確認した。化学組成は希土類ごとに多少の差はあったが、おおよそREB19.5Si4.5であり、いずれの格子定数もまた、おおよそ a, b=1.005〜1.009 nm, c=1.630〜1.647 nmであった。それぞれの粉末X線回折図形を図1に示す。
【0022】
実施例2
それぞれの希土類元素(RE=Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu)について、合成したREB粉末を原料とし、RE/B/Si = 1/20/100の比で混合したものを窒化ホウ素ルツボ中で1600℃に加熱、融解し、約5時間保持した後、30℃/時で徐冷した。1300℃に到達した時、炉の電源を切り、以後放冷した。ルツボ内のSiフラックス中に形成された結晶生成物を取り出すため、HF、HNO混合溶液でSiを溶解、除去した。得られた単結晶の一部を粉砕し、粉末X線回折法により調べたところ、回折線は全てRE1−x12Si4−yに基づくものとして指数付けすることができ、RE1−x12Si4−y単結晶が合成できたことを確認した。
【0023】
単結晶のサイズは希土類元素によって異なり、Ho、Er、Tmなどでは数mm程度の比較的大きな単結晶が得られたが、残りのものについては1 mm以下のサイズであった。Y系単結晶を用いて、単結晶構造解析を行い、空間群はR−3m(No.166)であり、ホウ素はB12正20面体クラスターを構成すること、ケイ素は、正4面体配位をしながら、ホウ素正20面体クラスターとつながる図2に示すような構造をとることを明らかにした。また、希土類元素は、図3に示すように、ホウ素正20面体クラスターがc−面に平行な平面を構成しながら積層していて、この面間に挟まれて、希土類元素面を作っていることを明らかにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】REB19.5Si4.5(RE=Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu)の粉末X線回折図である。
【図2】希土類ホウケイ化物(RE1−x12Si4−y)結晶構造における、ホウ素正20面体クラスターとSiの結合を示す模式図である。
【図3】希土類ホウケイ化物(RE1−x12Si4−y)結晶構造における、希土類元素面とホウ素正20面体クラスター面との積層を示す模式図である。

Claims (3)

  1. 化学式がRE1−x12Si4−y(ただし、REは、Y、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる希土類元素の一種または二種以上であり、x, yの範囲は、0≦x≦0.7、0≦y≦2である)で表され、その結晶構造が菱面体晶であるところの希土類ホウケイ化物。
  2. REB、REB、REB、またはREB12で表される希土類多ホウ化物を原料とし、これに、ホウ素、ケイ素、またはそれぞれの化合物を、REBSi(u, vの範囲は、10≦u≦30、3≦v≦10)の組成になるように加え、真空、アルゴンないしは中性雰囲気中、1600〜1900℃の温度で加熱、固相反応させることを特徴とする、請求項1記載の希土類ホウケイ化物の製造方法。
  3. REB、REB、REB、またはREB12で表される希土類多ホウ化物を原料とし、これに、ホウ素、ケイ素、またはそれぞれの化合物を、REBSi(u, vの範囲は、10≦u≦30、50≦v≦200)の組成になるように加え、アルゴンないしは中性雰囲気中、1500〜1700℃の温度で加熱、全体を溶融させ、4〜20時間保持した後、10℃/hr.〜50℃/hr.で徐冷し、Siフラックス中に析出した請求項1記載の希土類ホウケイ化物の単結晶を、余剰のSiを酸洗浄、除去して取り出すことを特徴とする、請求項1記載の希土類ホウケイ化物の製造方法。
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