JP3623461B2 - 鞄 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鞄に関するもので、特に、スーツケース又はキャスターバッグと一般的に称されている比較的大型なものに適し、又は、本体が合成樹脂製のものに適した鞄に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の鞄は、図1に示したスーツケースのように、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状の鞄本体10を構成し、この鞄本体10の開口15の一辺部位(図1例では側面部13bの開口辺部)には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなるのが一般的である。
【0003】
前記蓋体20は、図示例では、鞄本体10と略同形となし、前面部21と底面部22と両側面部23a,23bと上面部24とで開口25を有した箱状となしてあるが、この蓋体20は、図示例とは異なり、平面状のものを使用してもよい。そして、上記鞄本体10と蓋体20とは、スーツケースの場合は硬質な合成樹脂で成型されて構成されるが、可曲性の生地材と針金や帯鉄材とで箱状の形状を保持するように構成してもよい。なお、蓋体20は針金や帯鉄材を使用せず可曲性の生地材のままでもよいものである。
【0004】
上記鞄本体10には把手16,16と蓋係止具17,17とキャスター18,18が取り付けられるが、キャスターバックの場合はさらに引き出し式の引き手(図示せず)が取り付けられるのが一般的である。
【0005】
上記鞄本体10と蓋体20とのヒンジ連結は、図示例では蝶番(図示せず)が使用されているが、鞄本体10と蓋体20との一部を可曲性の生地で連結し、この連結生地部が蝶番を兼ねるようにしてもよい。なお、従来は、図1の蓋体20の代わりに、開口15部位を予め可曲性の生地で塞ぎ、この可曲性生地にはコの字状に切溝を入れ、この切溝部にはスライドファスナーで着脱可能に連結して、該コの字状の切溝の欠部がヒンジ連結部とし、切溝内を開閉可能な蓋部となしたものがあるが、無論、この方式の鞄でもよい。
【0006】
さらに、上記蓋係止具17,17は、図示例では錠止装置を使用し、蓋体20はこの錠止装置に錠止されるフック体27,27を設けてあるが、この蓋係止具17,17とフック体27,27は、鞄本体10の開口部15を蓋体20で開閉可能に閉じられるものであれば従来公知の各種のものが使用でき、キャスターバッグでは前記したと同様に、平面的な蓋体20はその一辺を可曲性生地で鞄本体10にヒンジ連結し、残りの三辺部位をスライドファスナーで着脱可能に該鞄本体10に連結するようにしてある。
【0007】
上記のような鞄は、長期旅行には欠かせないものであるが、大型で強靱に製造されているので、一家庭に複数個必要な例は少なく、家族の者が使い回すことは普通行われるもので、さらには、海外旅行に行く際に知り合い又はリース会社より借りたりすることも合理的と判断され、鞄の貸し借りは保存スペースの確保の問題点、資源保護等で大いに推奨される方法である。
【0008】
しかし、せっかく強靱に製造した鞄でも、同じ鞄を長期間使用すると当然汚れが生じ、汚れた鞄内に収納物を入れるのはためらわれるとの指摘がなされ、同じ鞄を効率的に複数の人が使用することの大きな支障原因となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、内張を交換、洗濯可能となすことで、複数の人が衛生的に、気持ちよく使用できる鞄を提供することを課題とするものである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
課題を解決するための手段
発明は、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状の鞄本体10を構成し、この鞄本体10の開口15の一辺部位には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなる鞄において、上記鞄本体10の内面には、その開口15の縁に沿って、鞄本体10の内側に向けて突出し、さらにその突出先端側が開口端側に向かって湾曲又は折れ曲がって上部が開口する断面欠円状の開口上端が狭まる形状となした凹部47aを有した内張支承レール部47を設け、可撓性の生地で構成された後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さくて縫合可能な可曲性材料で形成された内張体30を形成し、該後面部31と底面部32と両側面部33a,33bとの角境界部位に玉縁36をそれぞれ設け、少なくとも該内張体の開口35の端部は一定幅を可曲性生地部30aで構成し、この可曲性生地部30aを前記内張支承レール部47の凹部47a内に内張支持リング49と共に嵌め込で、前記該内張体30を鞄本体10内に着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
【0021】
本発明は、必要時に内張体30を交換又は洗濯できる作用を有し、ファスナー片41、42の着脱で内張体30を鞄本体10に着脱できる作用を有する。なお、ファスナー片41、42による連結は全周に渡って行え、略連続状に連結されるため、曲部(コーナー部 位)をも容易・確実に連結できる。それ故、本発明は、内張体30には何ら加工を施すことがなく、単に該内張体30の開口35部の可曲性生地部30aを内張支承レール部47の凹部内に内張支持リング49と共に嵌め込むことで、該内張体30を着脱可能に装着できる作用を呈するものである。
【0022】
【実施例】
本発明の実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。図中、10が鞄本体で、この鞄本体10は、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状に構成してなる。この鞄本体10は、前記したように箱形に構成されるもので有れば従来公知な各種素材、各種形状のものが使用できる。そして、この鞄本体10の開口15の一辺部位には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなるのは従来と同じである。
【0023】
そして、本発明は、上記鞄本体10内には、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さく形成した内張体30を、該鞄本体10内に着脱可能に取り付けてある。
【0024】
一般的に、本発明のような鞄には内張体30が取り付けられるのが通常で、従来法としてはこの内張体30は、所定の形状に縫製したものを用意しこれを鞄本体10の内面に糊着して取り付けるのが一般的である。そして、この内張体30の端部は鞄本体10の開口縁に嵌着する縁レール体19と鞄本体10との内面との間に差し込んでなる。また、別の内張体30としては、鞄本体10の各内面に適合する基板を用意し、この基板の表面を内張用生地で予め覆い、この基板を各面に糊着する方法も行われている。また、鞄本体10が主として柔軟性の生地で縫製されて構成されている場合は、予め各表生地に内張生地を重ねたもので該鞄本体10を縫製するようになしている。
【0025】
しかし、従来のこの種内張作業は、複雑な内面形状に沿って内張生地を貼付しないと皺等が生じて体裁が悪くなるので、鞄製造工程で最も注意を要する困難な作業である。そして、一度取り付けた内張体30は、取り外し交換ができないので、内張体30を汚した場合は、そのまま使用せざるを得ないでいる。そこで、本発明は該内張体30を着脱可能とすることで、該内張体30を交換又は洗濯可能となしたものである。
【0026】
そして、該内張体30を着脱可能となしたところ、該内張体30は鞄本体10の内面の全面に常に密着するようになすことは困難であったが、それほど体裁が悪化するものではなく、内張体30が交換できる機能性から十分受け入れられるものであった。そして、内張体30を取り除くと、合成樹脂製等の鞄本体10の再生利用が容易となり、最近の利用者には社会的要求の十分理解され支持されるものであった。
【0027】
上記内張体30は、通常、可曲性の生地で構成され、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さく形成(図7参照)してある。そして、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bとの各境界部位は、適所を一体連通し(一連の生地で製造し)適所を縫合すればよいが、該各面部の境界部位に図7に示すような玉縁36を設けると保型性が向上して体裁がよいものである。
【0028】
上記内張体30は鞄本体10内に取り付けるとしているが、無論、蓋体20内にも着脱可能に取り付けてもよく、鞄本体10と蓋体20との両内張体30,30は、両者のヒンジ連結部位で可曲性連結生地30aで一体的に連結するのもであってもよい。また、この内張体30には仕切板30b、仕切帯30c等を連結装着しておいてもよい。
【0029】
次に、本発明の第2の発明について説明する。本発明は、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状の鞄本体10を構成し、この鞄本体10の開口15の一辺部位には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなる鞄において、上記鞄本体10の内面には、その開口15の縁に沿ってスライドファスナーの一方側ファスナー片41を取り付けている。
【0030】
上記一方側ファスナー片41の取付はそのテープ部41aを鞄本体10の内面に糊着したり、鞄本体10の生地内に一体埋入したりすればよく、無論、鋲着や溶着や縫着等が可能な場合には、これら従来公知手段で固定して取り付ければよい。そして、図示例では、この一方側ファスナー片41は直接鞄本体10には取り付けず、該鞄本体10の開口15の縁に取り付けられる縁レール体19に取り付けてなるもので、直接又は間接的に鞄本体10に取り付ければよい。
【0031】
そして、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さい内張体30を形成し、この内張体の開口35の端部に沿っては前記一方側ファスナー片41に、噛合可能に着脱できる他方側ファスナー片42を取り付け、両ファスナー片41,42の着脱で該内張体30を鞄本体10内に着脱可能に取り付けてなる。
【0032】
上記内張体30は、縫合可能な可曲性材料が通常使用されるので、他方側ファスナー片42は、そのテープ部42aを内張体30の縁に沿って縫着して取り付ければよい。尚、この両ファスナー片41,42は、各務歯がスライダーで着脱可能となすのは無論であるが、下留め金具等で両ファスナー片41,42を分離できないように連結してはいないもの、即ち、両ファスナー片41,42は完全に分離できるものが使用される。
【0033】
上記両ファスナー片41,42は、織り布製のテープ部41a,42aに、金属製又は樹脂製の務歯41b,42b(一方の務歯42bは、図2の奥方向にあって、両務歯41b,42bは、図奥手前方向に順次交互に並ぶものである。)と称する係合歯片を並置してなるので、意外と折れ曲がった部位での開閉にも対処でき、鞄本体10の開口内周面に沿って一連の両ファスナー片41,42を、その略全周に渡って取り付けても、十分その機能が発揮できるものである。なお、ファスナー片41,42による連結は非常に大きな連結力を有することが知られており、高い信頼性を有して内張体30を鞄本体10内に取り付けられるものである。また、このファスナー片41,42は衣服等でも使用され、通常の方法で洗濯可能なことは実証されている。
【0034】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。本発明は、前記請求項2の両ファスナー片41,42を、鞄本体10の内面に取り付けた一方側面ファスナー43と、内張体30に取り付けた他方側面ファスナー44とに代えたものである。
【0035】
両面ファスナー43,44は、多数の鍵状突起を有した一方側面ファスナー43と、多数のループ状突起を有した他方側面ファスナー44(一方側と他方側とは突起の構成が前記のように異なるものであればどちらを一方側と称しても差し支えない。)とからなる、相互に係合できるものが使用される。そして、テープ状の一方側面ファスナー43を鞄本体10の内周面全周に、テープ状の他方側面ファスナー44を内張体30の開口部外周全周に取り付ければよいが、必ずしも全周に渡って一連に取り付ける必要性はなく、部分的に所定距離は離して複数個に並置するように取り付けてもよいものである。
【0036】
上記面ファスナー43,44は、平面的であるので本発明に利用するに適しており、図3例のように縁レール体19の下方にこの両面ファスナー43,44が位置するようになすと、その厚みは何ら支障となるものではなく、体裁良く内張体30を装着することができるものである。
【0037】
次に、本発明の第4の実施例について説明する。本発明は、前記第3実施例の両面ファスナー条43,44を、鞄本体10の内面に取り付けた一方側スナップ体45,45,45・・・と、内張体30に取り付けた他方側スナップ体46,46,46・・とに代えたものである。このスナップ体45,46は、従来公知なものが使用され、鞄本体の開口15の内周に沿って、所定間隔を有して複数対が使用される。なお、このスナップ体45,46は、意外と厚手(高さが高く)に構成されているので、より高さの高い雌型側を、図4のように、縁レール体19内にその大部分が埋入するように構成すると、突出部が少なくて都合がよいものである。
【0038】
なお、前記もしたように、このスナップ体45,46はその構成にもよるが、大きな連結力が得られるもので、内張体30に仕切板30b等を取り付けて局所的に大きな力が加わる場合に適した連結手段となり得る。また、このスナップ体45,46は、前記した第2実施例ないし第3実施例の連結手段と併用して、連結力の局所的補強を行うのに利用してもよい。
【0039】
次に、本発明の第5の実施例について説明する。本発明は、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状の鞄本体10を構成し、この鞄本体10の開口15の一辺部位には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなる鞄において、上記鞄本体10の内面には、その開口15の縁に沿って、鞄本体10の内側に向けて突出し、その突出先端側が開口端側に向かって湾曲又は折れ曲がる内張支承レール部47を設けてある。この内張支承レール部47は、鞄本体10に一体成形してもよいが、別途製造した内張支承レール部47を鞄本地に10に取り付けるようになしてもよい。また、この内張支承レール部47は前記した縁レール体19(又は、図示しない補強枠体等)に一体連設したり、該縁レール19(又は、図示しない補強枠体等)に別途製造したものを取り付けるようになしてもよい。なお、この内張支承レール部47は、内張体30を支承するものであるから、荷重で変形しない強度が必要で、通常、樹脂や金属で構成される。
【0040】
そして、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さい内張体30を形成し、この内張体の開口35の端部には、弾性材で構成され基端部を内張体30に沿わせる縫い代面部48aとなしこの縫い代面部48aの先端に逆U字状に折り返した断面フック状部48bを連設してなるフック体48を縫着し、このフック状体48を前記内張支承レール部47に係合して、前記該内張体30を鞄本体10内に着脱可能に取り付けてある。
【0041】
すなわち、上記フック体48は、図5に示すように、ゴム又は弾性を有した樹脂で、断面略7の字形状の帯体となし、その上部フック状部48bを内張体30の外側に向け、下部縫い代面部48aを内張体30に縫着してある。そして、上記フック状部48b内に内張支承レール部47の上方に向かう立壁部が圧入するようになして、該フック状体48を前記内張支承レール部47に係合し、前記該内張体30を鞄本体10内に着脱可能に取り付けてある。
【0042】
次に、本発明の第6の実施例について説明する。本発明は、後面部11と底面部12と両側面部13a,13bと上面部14とで開口15を有した箱状の鞄本体10を構成し、この鞄本体10の開口15の一辺部位には該開口15を塞ぐ蓋体20をヒンジ連結してなる鞄において、上記鞄本体10の内面には、その開口15の縁に沿って、鞄本体10の内側に向けて突出し、その突出先端側が開口端側に向かって湾曲又は折れ曲がる内張支承レール部47を設けてあるのは前記第5実施例と同じである。
【0043】
しかし、この内張支承レール部47は、その凹部47aは、上部が開口する断面欠円状等の開口上端が狭まる形状となして、後記する内張支持リング49が脱落しないようになすのが望ましいものである。
【0044】
そして、後面部31と底面部32と両側面部33a,33bと上面部34とで開口35を有し、前記鞄本体10より一回り小さい内張体30を形成し、少なくとも該内張体の開口35の端部は一定幅を可曲性生地部30aで構成し、この可曲性生地部30aを前記内張支承レール部47の凹部内に嵌め込まれる内張支持リング49と共に該内張支承レール部47の凹部内に嵌め込で、前記該内張体30を鞄本体10内に着脱可能に取り付けてなる。この内張支承リング49はゴムや合成樹脂等の弾性材で構成され前記内張支承レール部47の凹部47a内に圧入ぎみに嵌め込むことのできるリング状に構成してあるが、必ずしもリング(ループ状)とする必要性はなく、紐状に構成してもよいものである。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、内張体30が交換でき、常に、衛生的な内張体30を有した鞄を提供できるものである。
【0046】
本発明は、内張体30を着脱可能に鞄本体10に取り付けることができ、高い信頼性が得られ易く、且つ、この内張体30は縫製のみで製造でき、手軽に交換・洗濯のできる内張体30が交換可能な鞄を提供できるものである。
【0047】
なお、大型な鞄、合成樹脂製の鞄は、不要となった場合の処分が、今後とも大きな社会的問題となるものであるが、内張体30を取り外せるようになすことで、一歩、資源の有効再利用に貢献できる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、蓋体を開いた斜視図である。
【図2】A−A線部位の断面図である。
【図3】別の実施例におけるA−A線部位の断面図である。
【図4】さらに、別の実施例におけるA−A線部位の断面図である。
【図5】さらに、別の実施例におけるA−A線部位の断面図である。
【図6】さらに、別の実施例におけるA−A線部位の断面図である。
【図7】本発明に使用される内張体の一実施例の斜視図である。
【符号の説明】
10 鞄本体
11 後面部
12 底面部
13a 側面部
13b 側面部
14 上面部
15 開口
20 蓋体
30 内張体
30a 可曲性生地部
31 後面部
32 底面部
33a 側面部
33b 側面部
34 上面部
35 開口
41 一方側ファスナー片
42 他方側ファスナー片
43 一方側面ファスナー
44 他方側面ファスナー
45 一方側スナップ体
46 他方側スナップ体
47 内張支承レール部
47a 凹部
48 フック体
48a 縫い代面部
48b 断面フック状部
49 内張支持リング

Claims (1)

  1. 後面部(11)と底面部(12)と両側面部(13a,13b)と上面部(14)とで開口(15)を有した箱状の鞄本体(10)を構成し、この鞄本体(10)の開口(15)の一辺部位には該開口(15)を塞ぐ蓋体(20)をヒンジ連結してなる鞄において、
    上記鞄本体(10)の内面には、その開口(15)の縁に沿って、鞄本体(10)の内側に向けて突出し、さらにその突出先端側が開口端側に向かって湾曲又は折れ曲がって上部が開口する断面欠円状の開口上端が狭まる形状となした凹部(47a)を有した内張支承レール部(47)を設け、
    可撓性の生地で構成された後面部(31)と底面部(32)と両側面部(33a,33b)と上面部(34)とで開口(35)を有し、前記鞄本体(10)より一回り小さくて縫合可能な可曲性材料で形成された内張体(30)を形成し、該後面部 ( 31 ) と底面部 ( 32 ) と両側面部(33a,33b)との角境界部位に玉縁(36)をそれぞれ設け、少なくとも該内張体の開口(35)の端部は一定幅を可曲性生地部(30a)で構成し、この可曲性生地部(30a)を前記内張支承レール部(47)の凹部(47a)内に内張支持リング(49)と共に嵌め込で、前記該内張体(30)を鞄本体(10)内に着脱可能に取り付けたことを特徴とする鞄。
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