JP3620336B2 - 鋼板加工装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板加工装置に関し、例えば一連の塑性加工等を鋼板に施すうえで好適に用いられる鋼板加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼板に各種加工を施して所定の加工製品に仕上げるには、その加工目的ごとに異なった加工装置を用いるのが一般的である。例えば、図9(D) に示すようなパネル製品にあっては、同図(A) に示す鋼板素材91であるワークWaにプレスによるビード成形を施して波板92に加工してワークWbとした後(同図(B) )、矩形状の枠材93内にそれらを複数枚並べたワークWcに(同図(C) )、リベット94を打ち込んで各波板92同士或いは波板92と枠材93とを固定して出来上がる(ワークWd)。
【0003】
そのため、波板92のビード部92aを成形するためのプレス工程にはプレス装置、リベット穴92bを形成するための穴あけ工程にはパンチ或いはドリル装置、リベット94を固定するためのリベットかしめ工程にはかしめ装置、というようにそれぞれの工程ごとに各加工目的に応じた加工装置を用いる場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したようにそれぞれの工程ごとに加工装置を用いた場合、各工程ごとにそれぞれの加工装置を設備しなければならないため、設備コストの増大を招くという問題を生ずる。また、これらの各工程を一連の製造ラインによって実現しようとすると、それぞれの加工装置を工程順にライン状に設備しなければならないため、設備スペースの拡大にも直結するという問題を生ずる。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、設備コストの削減および設備の省空間化を図り得る鋼板加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の鋼板加工装置では、
鋼板の搬送経路途中に設けられ、この搬送経路を跨ぐように位置するフレームに上型を上下動可能に支持し、前記上型に下型を固定することで前記上型とともに前記下型の上昇をも可能にするプレス機と、
前記フレームに、前記搬送経路の交差方向に移動可能に支持される押圧機と、
前記搬送経路に沿って前記鋼板を搬送する搬送機と、
前記プレス機よりも前記搬送経路の上流側に設けられ、前記鋼板の幅に合わせて前記鋼板の幅方向の位置決めを可能にするガイドとを備え、
前記プレス機による加工および前記押圧機による加工のいずれにおいても、前記鋼板の搬送に前記搬送機を用いることを技術的特徴を技術的特徴とする。
【0007】
また、請求項2の鋼板加工装置では、請求項1において、
前記搬送機は、プレス加工時に前記鋼板を保持する第1の保持手段と、押圧加工時に前記鋼板を保持する第2の保持手段とを備え、
前記第1の保持手段は、前記押圧加工時に前記押圧機の移動範囲外に位置し、
前記第2の保持手段は、前記プレス加工時に前記プレス機の移動範囲外に位置することを技術的特徴とする。
【0008】
さらに、請求項3の鋼板加工装置では、請求項1または2において、
前記押圧機による加工は、前記プレス機により加工された前記鋼板同士をリベット継手により結合するものであることを技術的特徴とする。
【0009】
請求項1の発明では、鋼板の搬送経路途中に設けられるプレス機のフレームに押圧機を搬送経路の交差方向に移動可能に支持し、プレス機による加工および押圧機による加工のいずれにおいても、鋼板の搬送に共通の搬送機を用いる。これにより、同じ搬送経路においてプレス加工および押圧加工が施されることから、プレス機と押圧機とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路方向の設備長さを短くすることができる。また、上型に下型を固定し上型とともに下型の上昇をも可能にするので、例えば、プレス機による加工後の鋼板が下型に接触し得るような形状を有するものであっても、搬送される当該鋼板に下型が接触することを防止できる。さらに、プレス機よりも搬送経路の上流側に設けられたガイドによって鋼板の幅に合わせて幅方向の位置決めをすることができるので、加工される鋼板の幅に違いがあってもそれを吸収することができる。
【0010】
請求項2の発明では、プレス機によってプレス加工するときは第1の保持手段により鋼板を保持する一方で、プレス加工時に用いられない第2の保持手段はプレス機の移動範囲外に位置する。また押圧機によって押圧加工するときは第2の保持手段により鋼板を保持する一方で、押圧加工時に用いられない第1の保持手段は押圧機の移動範囲外に位置する。これにより、プレス機による加工、押圧機による加工のいずれにおいても、その工程では用いられない第1または第2の保持手段が、プレス機または押圧機に干渉することがないため、鋼板の搬送に搬送機を効率良く共用して用いることができる。
【0011】
請求項3の発明では、押圧機による加工は、プレス機により加工された鋼板同士をリベット継手により結合するものであるから、プレス加工された鋼板を複数枚並べて順次リベット継手により結合する場合に適用することができる。これにより、プレス加工された鋼板を複数枚並べてリベット継手により結合するというような一連の塑性加工を鋼板に施す場合に好適に用いることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の鋼板加工装置の実施形態について図1〜図9を参照して説明する。まず、本発明の一実施形態による鋼板加工装置20の全体構成を図1に基づいて説明する。
図1に示すように、鋼板加工装置20は、主に、コロコンベア22、24、プレス機30、押圧機40、搬送機50および制御盤80から構成されている。この鋼板加工装置20は、コロコンベア22、24により形成される搬送経路の途中あるワークに、プレス機30によるプレス加工および押圧機40による押圧加工等を施すものである。
【0013】
コロコンベア22、24は、回動自在な車輪状のコロ22a、24aを複数個直列に並べて構成されており、これらを対向させることにより搬送経路の上流側と下流側を形成している。また、上流側に位置するコロコンベア22の外側には、長板状の位置決めガイド23が設けられており、コロコンベア22にセットされたワークの幅方向の位置決めがなされる。このコロコンベア22、24による対向幅および位置決めガイド23によるワークの幅方向のセット位置は、加工されるワークの種類に合わせて段取り時等に設定される。図1では、枠材93に波板92を仮止したワークWcの幅にコロコンベア22、24の対向幅が設定されているが、例えば図9(A) に示す鋼板素材91(ワークWa)を波板92(ワークWb)にプレス加工する場合には、この対向幅は段取り時にワークWaの幅に設定される。
【0014】
図1および図2に示すように、プレス機30は、コロコンベア22、24により形成される搬送経路の途中に位置しており、主に、フレーム31、油圧シリンダ33、スライドフレーム34、上型35および下型36から構成されている。図2に示すように、門型のフレーム31は、上部フレーム31a、側部フレーム31bおよび下部フレーム31cから構成されており、搬送経路を跨ぐように設けられている。そして、フレーム31の上部を構成する上部フレーム31aには、制御盤80によりピストンロッド33aの移動を制御し得る油圧シリンダ33が設けられいる。このピストンロッド33aは、上部フレーム31aのほぼ中央を貫通し、さらにその先端には、後述するスライドフレーム34が固定されている。一方、フレーム31の下部を構成する下部フレーム31cには、脚部32が設けられており、この脚部32が床面等に固定されることによりフレーム31を床面等に固定している。またフレーム31の両側を構成する側部フレーム31bには、その内側面にガイドレール31dが形成されており、このガイドレール31dを軌道にしてスライドフレーム34が移動する。
【0015】
スライドフレーム34は、フレーム31の両側を構成する側部フレーム31bに挟まれながら、前述した油圧シリンダ33によるピストンロッド33aの移動とともに側部フレーム31bのガイドレール31dに案内されて移動、即ち上下動し得るように構成されている。またこのスライドフレーム34には、ワークWa(図9(A) )を所定形状に成形し得るプレス成形型のうちの上型35が固定されている。この上型35は、下部フレーム31cに固定される下型36とともに、ワークWaに例えば断面三角形状のビード部92aを成形し波板92のワークWb(図9(B) )を形成し得るものである。
【0016】
下部フレーム31cには、プレス成形型のうちの下型36がボルトによりネジ固定されており、またこの下型36とスライドフレーム34に固定される上型35との間にはこれらの型の長手方向両側に位置するガイド37が介在している。これにより、スライドフレーム34の上下動に伴う上型35の移動が下型36との間でスムースに行われ、かつ上型35と下型36との嵌合が適正に行われる。
【0017】
なお、前述したコロコンベア22は、下型36の上面とほぼ同一の高さに位置するように設定されている。これにより、後述する板クランプ60により搬送されるワークWa(図9(A) )は、上型35と下型36との間を通過する際に両型によってプレス成形される。また図3に示すように、下部フレーム31cから外された下型36は、上型35にサスペンダ39を介してボルト固定されることで、スライドフレーム34の上方移動に伴い上型35とともに上昇する。これにより、後述する押圧機40により加工されるワークWc(図9(C) )が、下型36と接触することなくしてフレーム31内を通過することができる。
【0018】
図4および図5に示すように、押圧機40は、プレス機30よりも搬送経路の上流側に位置している。この押圧機40は、主に、上部スライド41、下部スライド42、サーボモータ43、スライダ44、ドリル45、リベットかしめ機46、スライダ47、押え部48から構成されており、前述したプレス機30により波板状に成形されたワークWb(図9(B) )に、リベット穴をあけるととに、このリベット穴に通したリベットをかしめるものである。
【0019】
図4に示すように、上部スライド41は、前述したプレス機30のフレーム31に固定されており、搬送経路を跨ぐように設けられている。そして、この上部スライド41には、長手方向に延びるガイドレール41aが2本並設されており、さらにそのガイドレール41aの間にボールネジ41bがほぼ平行に位置している。このボールネジ41bは、端部に接続されるサーボモータ43によって回動可能に構成されるとともに、このボールネジ41bの回動に伴い板状のスライダ44がガイドレール41aに案内されて、ワークWc(図9(C) )の幅方向に移動可能に構成されている。これにより、スライダ44に取付けられたドリル45およびリベットかしめ機46をワークWcの幅方向に移動させることができるとともに、その移動量を高精度に制御することができる。
【0020】
また、図1に示すように、下部スライド42は、上部スライド41の下方に位置しており、床面等に固定された脚部49によって支えられている。そして、この下部スライド42にも、長手方向に延びるガイドレール42aが2本並設されており、そのガイドレール42aの間にボールネジ42bがほぼ平行に位置している。このボールネジ42bには、端部にプーリ42cが接続されており、ベルト43aにより伝達されるサーボモータ43の動力によって、上部スライド41のボールネジ41bの回動に同期してボールネジ42bが回動するように構成されている。そして、このボールネジ42bの回動に伴い板状のスライダ47がガイドレール42aに案内されて、ワークWcの幅方向に移動可能に構成する。これにより、スライダ47に取付けられた押え部48を、上部スライド41のスライダ44の移動方向と同方向に移動させることができ、スライダ44の移動と同様、その移動量を高精度に制御することができる。
【0021】
スライダ44に取付けられるドリル45は、その先端に所定方向に回転するドリル刃45aと、このドリル刃45aを上下動させる駆動機構45bとを備えている。これにより、スライダ44によってドリル45をワークWcの幅方向に移動した後、駆動機構45bによってドリル刃45aをワークWcの厚さ方向に移動させることができる。そのため、ワークWcの平面方向の任意位置にドリル刃45aにより穴あけをすることができる。なお、このドリル45のワークWc幅方向の移動に同期して移動する押え部48は、ワークWcを下側から支えることによって、ドリル刃45aの押圧時にワークWcが下方に撓むことを防止している。
【0022】
ドリル刃45aとともにスライダ44に取り付けられるリベットかしめ機46は、その先端に所定のリベットを押圧可能なポンチ46aと、このポンチ46aを上下動させる加圧機構46bとを備えている。これにより、スライダ44によってリベットかしめ機46をワークWcの幅方向に移動した後、加圧機構46bによってポンチ46aをワークWcの厚さ方向に移動させることができる。またこのリベットかしめ機46のワークWc幅方向の移動に同期して押え部48を移動させることにより、この押え部48によってワークWcを下側から支えることから、ワークWcの平面方向の任意位置に位置するリベットにポンチ46aを押圧させる、即ちリベットをかしめることができる。
【0023】
図6に示すように、搬送機50は、主に、定盤51、サーボモータ53、ボールネジ55、板クランプ60および枠クランプ70からなり、搬送経路上を移動可能に構成されている。つまり、搬送経路に沿って設けられたガイドレール56とボールネジ55によって定盤51が搬送経路上を移動可能に構成することで、定盤51に取付けられた板クランプ60および枠クランプ70が搬送経路に沿って移動するものである。これにより、この搬送機50は、プレス機30による加工および押圧機40による加工のいずれにおいても共通に用いられることになるため、同じ搬送経路においてプレス加工および押圧加工が施される。したがって、プレス機30と押圧機40とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路方向の設備長さを短くすることができる。即ち、搬送機50共用化できる分、設備コストを削減することができるとともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設備スペースを削減することができる。
【0024】
長板状の定盤51は、2本のガイドレール56とこのガイドレール56の間に設けられたボールネジ55とを跨ぐように位置している。ガイドレール56と接する側の面には、ガイドレール56に摺接可能な凸部等がガイドレール56との対向部分に形成されているほか、ボールネジ55の機構部55aが設けられている。他方、ガイドレール56と接しない側の面には、その両側に枠クランプ70が2箇所、ほぼ中央にサーボモータ53がそれぞれ設けれ、またサーボモータ53を挟むようにして板クランプ60も2箇所に設けられている。なお、図6ではサーボモータ53の両側に板クランプ60を位置させているが、コロコンベア24の段取り位置に合わせて適宜変更し得るように構成されている。
【0025】
図6および図7に示すように、板クランプ60は、主に、ベース部61、ポスト63、クランプ本体64、上側クランプ65およびシリンダ66から構成されており、搬送経路の上流側に向かって先端部が突出しながらも、枠クランプ70の先端部よりも定盤51側に引っ込んだところに位置するように定盤51に取付けられている。つまり、押圧加工時(例えば後述する枠リベットかしめ作業)に用いられない板クランプ60は押圧機40の移動範囲外に位置するように構成されている。
【0026】
図7(A) に示すように、クランプ本体64は、厚肉の板状に形成されており、ベース部61に直立して設けられる軸状のポスト63を中心に回動自在に、かつ定盤51に垂直に立つように構成されている。つまり、クランプ本体64の下部に形成されるLアングル部64bと定盤51に固定されるベース部61との間に設けられるポスト63およびコイルばね63aにより、クランプ本体64が回動かつ上下動可能に構成されている。また、クランプ本体64の先端部64aは、その断面が後述する上側クランプ65の先端部65aとともに板状のワークWa、Wbを把持可能に平面状に形成されている。さらに、この先端部64aの近傍には、ストッパ68が設けられており、このストッパ68によって、クランプ本体64と上側クランプ65との間に把持されるワークWa、Wbの位置決めがなされる。
【0027】
上側クランプ65も、厚肉の板状に形成されており、ジョイント部67を介してクランプ本体64に回動自在に軸支されている。この上側クランプ65の先端部65aは、その断面が前述したクランプ本体64の先端部64aとともに板状のワークWa、Wbを把持可能に平面状に形成されている。
【0028】
シリンダ66は、クランプ本体64に回動自在に軸支されるとともに、そのピストンロッド66aの先端部も上側クランプ65の上端部65bに回動自在に軸支されている。これにより、シリンダ66の作動によるピストンロッド66aの伸張によって上側クランプ65の先端部65aがクランプ本体64側に向かって移動し(図7(A) )、またピストンロッド66aの収縮によって上側クランプ65の先端部65aがクランプ本体64の反対側に向かって移動する(図7(B) )。したがって、シリンダ66の作動を制御することによって、クランプ本体64と上側クランプ65とによるワークWa、Wbの把持および開放を制御することができる。また前述したストッパ68にワークWa、Wbが当接することによってワーク流れ方向の位置決めがなされる。
この板クランプ60が請求項2に記載の第1の保持手段に該当する。
【0029】
図6および図8に示すように、枠クランプ70は、主に、ベース部71、クランプ本体72、上側クランプ74およびシリンダ75から構成されており、搬送経路の上流側に向かってクランプ本体72が突出するように定盤51の端部に取付けられている。このように定盤51の端部に枠クランプ70を位置させることによって、定盤51の移動に伴い枠クランプ70が搬送経路内を移動しても、プレス機30によるフレーム31内の上型35の可動範囲内に枠クランプ70が入ることがない。つまり、プレス加工時(例えば後述する波板成形作業)に用いられない枠クランプ70はプレス機30の移動範囲外に位置するように構成されている。
【0030】
図8(A) に示すように、クランプ本体72は、厚肉の板状に形成されており、Lアングル状に形成されたベース部71に接続されて定盤51に垂直に立つように構成されている。また、クランプ本体72の先端部には、断面L字形状の下爪73が設けられており、この下爪73によってワークWcの枠材93(図9(C) )を受け止め、さらに後述する上側クランプ74の先端部74aとともにワークWcを把持可能に構成されている。またこの下爪73には突き当て面73aが形成されていることから、この突き当て面73aによって、下爪73と上側クランプ74との間に把持されるワークWcの位置決めがなされる。
【0031】
上側クランプ74も、厚肉の板状に形成されており、ジョイント部76を介してクランプ本体72に回動自在に軸支されている。この上側クランプ74の先端部74aは、その断面が前述したクランプ本体72の下爪73とともにワークWcの枠材93(図9(C) )を把持可能に形成されている。
【0032】
シリンダ75は、クランプ本体72に回動自在に軸支されるとともに、そのピストンロッド75aの先端部も上側クランプ74の後端部74bに回動自在に軸支されている。これにより、シリンダ75の作動によるピストンロッド75aの伸張によって上側クランプ74の先端部74aが下爪73側に向かって移動し(図8(A) )、またピストンロッド75aの収縮によって上側クランプ74の先端部74aが下爪73の反対側に向かって移動する(図8(B) )。したがって、シリンダ75の作動を制御することによって、下爪73と上側クランプ74とによるワークWcの把持および開放を制御することができる。また前述した突き当て面73aにワークWcが当接することによってワーク流れ方向の位置決めがなされる。
この枠クランプ70が請求項2に記載の第2の保持手段に該当する。
【0033】
図1に示すように、制御盤80は、プレス機30のフレーム31に隣接するように搬送経路を跨いで設けられるステージ81に配置されており、主に、操作盤82および制御部83から構成されている。そして、ワークの形状、種類等に応じて予め準備されている所定の制御プログラムによって、前述したプレス機30、押圧機40および搬送機50の作動を制御する。
【0034】
操作盤82は、種々のスイッチ等の操作によって制御部83に対し、ワークの形状、種類等に応じた所定の制御プログラムを選択したり、選択したプログラムの起動および停止させる指示を行い得るように構成されている。一方、制御部83は、中央演算ユニット、記憶ユニット、入出力ユニット等からなり、前述したプレス機30、押圧機40、搬送機50および操作盤82により入出力制御され得るように構成されている。
【0035】
続いて、鋼板加工装置20によるワークの各加工作業を、波板成形作業と枠リベットかしめ作業とに分け、主に図1および図9を参照して説明する。
(1) 波板成形作業
波板成形作業は、図9(A) に示す鋼板素材91(ワークWa)にプレス加工を施して図9(B) に示す波板92(ワークWb)を成形するまでのもので、鋼板加工装置20のプレス機30を用いて行われる。
【0036】
まず、鋼板素材91であるワークWaの形状に合わせてコロコンベア22、24の間隔を設定するととにも、搬送機50をコロコンベア22側の予め決められた原位置に移動させる。この原位置は、鋼板加工装置20による一連の加工工程が終了すると、次工程に備えて搬送機50が待機する位置のことである。
【0037】
次に、コロコンベア22側の搬送経路にワークWaを搬入してワークWaの幅方向およびワーク流れ方向の位置決めを行う。つまり、コロコンベア22の位置決めガイド23によってワークWaの幅方向の位置決めが行われ、また板クランプ60のストッパ68(図7参照)よってワークWaのワーク流れ方向の位置決めが行われる。そして、これらの位置決めが確認されると、板クランプ60によってワークWaの端部が把持され、鋼板加工装置20へのワークWaのセットが完了する。なお、ワークWaの搬入は、ワークWaの長手方向がワークの流れ方向になるようにセットされる。
【0038】
続いて、制御盤80の操作盤82により、ワークWaに対応する所定の制御プログラムが選択された後、起動スイッチのオンによって、制御部83による搬送機50およびプレス機30の加工制御がなされる。つまり、ワークWaを把持した搬送機50が、ワークの流れ方向、即ちコロコンベア24方向に徐々に移動することにより、ワークWaがプレス機30の成形型(上型35および下型36)内に徐々に引き込まれる。一方、プレス機30は、ワークWaの移動に同期してスライドフレーム34の上下動を繰り返すため、ワークWaのワーク流れ方向には所定間隔ごとに上型35と下型36によるプレス加工が行われる。これにより、例えば図9(B) に示すようなビード部92aが所定間隔ごとに形成されて波板92の成形が行われる。
【0039】
この波板92の成形が完了すると、コロコンベア22側の搬入位置からワークWbとして搬出するため、搬送機50が原位置に戻される。そして、搬送機50の板クランプ60からワークWbが開放され、コロコンベア22からワークWbが搬出されると、鋼板加工装置20のプレス機30による一連のプレス加工、即ち波板成形作業が終了する。
【0040】
(2) 枠リベットかしめ作業
枠リベットかしめ作業は、前述した波板成形作業によって成形された波板92(ワークWb)を、矩形状の枠材93内に複数枚並べてワークWc(図9(C) )を構成し、各波板92同士あるいは波板92と枠材93とを固定するためにリベット94をかしめるもので、鋼板加工装置20の押圧機40を用いて行われる。
【0041】
まず、前述したワークWcの形状に合わせてコロコンベア22、24の間隔を設定するととにも、搬送機50をコロコンベア22側の予め決められた原位置に移動させる。そして、プレス機30の下型36を、サスペンダ39を介して上型35にボルト固定した後、スライドフレーム34を所定位置まで上昇させる(図3参照)。これにより、押圧機40により加工されるワークWcが、下型36と接触することなくしてフレーム31内を通過することができる。
【0042】
次に、コロコンベア22側の搬送経路にワークWcを搬入してワークWcの幅方向およびワーク流れ方向の位置決めを行う。つまり、コロコンベア22の位置決めガイド23によってワークWcの幅方向の位置決めが行われ、また枠クランプ70の下爪73(図8参照)よってワークWcのワーク流れ方向の位置決めが行われる。そして、これらの位置決めが確認されると、枠クランプ70によってワークWcの枠材93が把持され、鋼板加工装置20へのワークWcのセットが完了する。なお、ワークWcの搬入は、ワークWcを構成するワークWbの長手方向がワークの幅方向になるようにセットされる。
【0043】
続いて、制御盤80の操作盤82により、ワークWcに対応する所定の制御プログラムが選択された後、起動スイッチのオンによって、制御部83による搬送機50および押圧機40の加工制御がなされる。つまり、ワークWcを把持した搬送機50が、ワークの流れ方向、即ちコロコンベア24方向に徐々に移動することにより、ワークWcが押圧機40の移動可能範囲内に徐々に引き込まれる。一方、押圧機40は、ワークWcが所定範囲内に引き込まれると、搬送機50の移動中断時期に合わせて、スライダ44、47をワークWcの幅方向に移動させるとともに、所定間隔ごとにドリル45およびリベットかしめ機46の上下動を繰り返す。そのため、ワークWcの幅方向には、所定間隔ごとにリベット穴92bがドリル45によりあけられ、さらにこのリベット穴92bに通されたリベット94がリベットかしめ機46によりかしめられる(図1参照)。
【0044】
この押圧機40によるリベット穴92bの穴あけおよびリベット94のかしめ加工が完了すると、コロコンベア22側の搬入位置からワークWdとして搬出するため、搬送機50が原位置に戻される。そして、搬送機50の枠クランプ70からワークWdが開放され、コロコンベア22からワークWdが搬出されると、鋼板加工装置20の押圧機40による一連の押圧加工、即ち枠リベットかしめ作業が終了する。
【0045】
以上説明したように、本実施形態の鋼板加工装置20によると、ワークの搬送経路途中に設けられるプレス機30は、この搬送経路を跨ぐように位置するフレーム31に上型35を上下動可能に支持し、またこのフレーム31には、押圧機40が搬送経路の交差方向に移動可能に支持される。そして、搬送経路に沿ってワークを搬送する搬送機50を、プレス機30による加工および押圧機40による加工のいずれにおいても共通に用いる。これにより、同じ搬送経路においてプレス加工および押圧加工が施されることから、プレス機30と押圧機40とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路方向の設備長さを短くすることができる。したがって、搬送機50共用化できる分、設備コストを削減し得るとともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設備スペースを削減、即ち設備の省空間化を図り得る効果がある。
【0046】
また、本実施形態の鋼板加工装置20によると、プレス機30によってプレス加工するときは板クランプ60によりワークWa、Wbを保持する一方で、プレス加工時に用いられない枠クランプ70はプレス機30の移動範囲外に位置する。また押圧機40によって押圧加工するときは枠クランプ70によりワークWcを保持する一方で、押圧加工時に用いられない板クランプ60は押圧機40の移動範囲外に位置する。これにより、プレス機30による加工、押圧機40による加工のいずれにおいても、その工程では用いられない板クランプ60または枠クランプ70が、プレス機30または押圧機40に干渉することがないため、ワークの搬送に搬送機50を効率良く共用して用いることができる。
なお、本実施例では、プレス加工あるいはリベットかしめ加工終了後、搬送手段によりワークをコロコンベア22側へ戻してからワークを取り出すことで説明したが、加工終了の位置、即ちコロコンベア24側でワークを取り出すようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
請求項1の発明では、鋼板の搬送経路途中に設けられるプレス機のフレームに押圧機を搬送経路の交差方向に移動可能に支持し、プレス機による加工および押圧機による加工のいずれにおいても、鋼板の搬送に共通の搬送機を用いる。これにより、同じ搬送経路においてプレス加工および押圧加工が施されることから、プレス機と押圧機とを別個に構成した場合と較べ、搬送経路方向の設備長さを短くすることができる。また、上型に下型を固定し上型とともに下型の上昇をも可能にするので、例えば、プレス機による加工後の鋼板が下型に接触し得るような形状を有するものであっても、搬送される当該鋼板に下型が接触することを防止できる。さらに、プレス機よりも搬送経路の上流側に設けられたガイドによって鋼板の幅に合わせて幅方向の位置決めをすることができるので、加工される鋼板の幅に違いがあってもそれを吸収することができる。したがって、搬送機共用化できる分、設備コストを削減し得るとともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設備スペースを削減、即ち設備の省空間化を図り得る効果がある。
【0048】
請求項2の発明では、プレス機によってプレス加工するときは第1の保持手段により鋼板を保持する一方で、プレス加工時に用いられない第2の保持手段はプレス機の移動範囲外に位置する。また押圧機によって押圧加工するときは第2の保持手段により鋼板を保持する一方で、押圧加工時に用いられない第1の保持手段は押圧機の移動範囲外に位置する。これにより、プレス機による加工、押圧機による加工のいずれにおいても、その工程では用いられない第1または第2の保持手段が、プレス機または押圧機に干渉することがないため、鋼板の搬送に搬送機を効率良く共用して用いることができる。したがって、搬送機を効率的に共用化できる分、設備コストをさらに削減し得るとともに、搬送経路方向の設備長さを短縮できる分、設備の省空間化を図り得る効果がある。
【0049】
請求項3の発明では、押圧機による加工は、プレス機により加工された鋼板同士をリベット継手により結合するものであるから、プレス加工された鋼板を複数枚並べて順次リベット継手により結合する場合に適用することができる。これにより、プレス加工された鋼板を複数枚並べてリベット継手により結合するというような一連の塑性加工を鋼板に施す場合に好適に用いることができる。したがって、かかる一連の塑性加工を鋼板に施す場合においても、設備コストの削減および設備の省空間化を図り得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による鋼板加工装置の構成を示す模式的な斜視図である。
【図2】本実施形態の鋼板加工装置によるプレス機をワークの投入側から示した構成図である。
【図3】本実施形態の鋼板加工装置のプレス機を構成する下型が退避した状態を示す説明図である。
【図4】本実施形態の鋼板加工装置による押圧機をワークの投入側から示した構成図である。
【図5】本実施形態の鋼板加工装置によるプレス機と押圧機との位置関係を示す説明図である。
【図6】本実施形態の鋼板加工装置による搬送機の構成を示す説明図である。
【図7】本実施形態の鋼板加工装置による板クランプの構成を示す説明図で、図7(A) は板クランプが閉じた状態を示すもの、図7(B) は板クランプが開いた状態を示すものある。
【図8】本実施形態の鋼板加工装置による枠クランプの構成を示す説明図で、図8(A) は枠クランプが閉じた状態を示すもの、図8(B) は枠クランプが開いた状態を示すものある。
【図9】鋼板加工による製品の加工過程を順に示す説明図で、図9(A) は加工前の鋼板を示すもの、図9(B) はビード部成形後の鋼板を示すもの、図9(C) はリベット穴形成後の鋼板を示すもの、図9(D) は完成したパネル製品を示すものである。
【符号の説明】
20 鋼板加工装置
22、24 コロコンベア(搬送経路)
30 プレス機
31 フレーム
35 上型
36 下型
40 押圧機
45 ドリル
46 リベットかしめ機
50 搬送機
60 板クランプ(第1の保持手段)
70 枠クランプ(第2の保持手段)
80 制御盤
Wa、Wb、Wc ワーク(鋼板)

Claims (3)

  1. 鋼板の搬送経路途中に設けられ、この搬送経路を跨ぐように位置するフレームに上型を上下動可能に支持し、前記上型に下型を固定することで前記上型とともに前記下型の上昇をも可能にするプレス機と、
    前記フレームに、前記搬送経路の交差方向に移動可能に支持される押圧機と、
    前記搬送経路に沿って前記鋼板を搬送する搬送機と、
    前記プレス機よりも前記搬送経路の上流側に設けられ、前記鋼板の幅に合わせて前記鋼板の幅方向の位置決めを可能にするガイドとを備え、
    前記プレス機による加工および前記押圧機による加工のいずれにおいても、前記鋼板の搬送に前記搬送機を用いることを特徴とする鋼板加工装置。
  2. 前記搬送機は、プレス加工時に前記鋼板を保持する第1の保持手段と、押圧加工時に前記鋼板を保持する第2の保持手段とを備え、
    前記第1の保持手段は、前記押圧加工時に前記押圧機の移動範囲外に位置し、
    前記第2の保持手段は、前記プレス加工時に前記プレス機の移動範囲外に位置することを特徴とする請求項1記載の鋼板加工装置。
  3. 前記押圧機による加工は、前記プレス機により加工された前記鋼板同士をリベット継手により結合するものであることを特徴とする請求項1または2記載の鋼板加工装置。
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