JP3619580B2 - パイル用原綿 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天然毛皮調の外観及び風合いを有するパイル製品を得ることのできるパイル用原綿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パイル製品の中で人造毛皮と称されるものは天然毛皮の立毛状に近づけるために、いわゆるさし毛には非収縮繊維を、産毛には収縮性繊維を用いるのが普通である。パイル製品は、その表面のソフト感とパイルを押えつけた時の腰高、ボリューム感を兼ね備えているのが好ましい。
【0003】
パイル表面のソフト感を表現するためには、パイル製品の製造工程の中の熱ローラーでパイル表面をなでる、所謂ポリシャー工程で、繊維自身が持つクリンプをいかに伸ばすかが、重要なポイントとなる。そのために、繊維の製造に用いるアクリロニトリル系重合体中のアクリロニトリルの共重合量を下げて、アクリロニトリル系重合体の熱変形温度を下げる方法が有効であることが知られている。ところが、アクリロニトリル系重合体中のアクリロニトリルの共重合量を下げると、繊維の染色鮮明性、発色性が悪くなる。また、マイルドな熱履歴で簡単にパイル製品の風合いが変化するので、パイル製品の取扱に注意を要することになる。
【0004】
一方、パイルを押えつけた時の腰高、ボリューム感は、収縮性繊維で表現するが、この時に収縮性繊維の収縮率および収縮性繊維の断面に由来する嵩高感が重要な要因となる。そのために、例えば特開昭60−21978号公報及び特開昭60−209048公報等には、収縮率15%以上でかつ繊維−繊維間の静摩擦係数が0.230以下の収縮性繊維をパイル製品の産毛に用いる技術が開示されており、繊維−繊維間の静摩擦係数を0.230以下に抑えるために、アミノシロキサン系柔軟剤を使用している。しかし、一般にアミノシロキサン系柔軟剤は、繊維の乾燥工程にゴム状に付着する等して工程トラブルの原因となり易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、アミノシロキサン系柔軟剤を付与する等の特殊な処理を施さなくても、ポリシャー工程でクリンプが伸び易く、且つパイル製品に優れたソフト感、及び腰高、ボリューム感を付与できるパイル用原綿の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、扁平率15〜30、単繊維繊度2〜30デニールの超扁平アクリル繊維50〜60%と、130℃で10分乾熱処理での収縮率15%以上、単繊維繊度1〜5デニールの、曲線のみで繊維断面が形成され、繊維断面の2箇所以上に凹部を有し、且つその繊維断面を平行する二本の直線で挟んだとき、直線の間隔が最大になるときの間隔をa、最小となるときの間隔をbとした場合、a/bが2〜5となる断面の収縮性アクリル繊維50〜40%とで構成されていることを特徴とするパイル用原綿、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いるアクリル繊維は、いずれもアクリロニトリルを90重量%以上含有し、これと共重合可能な不飽和単量体とからなるアクリロニトリル系重合体である。アクリロニトリル系重合体中のアクリロニトリルが90重量%未満になると、得られるパイル製品の染色鮮明性、発色性が悪化すると共に、熱特性をはじめとする他の物性も低下する。共重合可能な不飽和単量体としてはアクリル酸、メタクリル酸、或はこれらのアルキルエステル類、酢酸ビニル、アクリルアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げられ、更に目的によってはビニルベンゼンスルホン酸ソーダ、メタリルスルホン酸ソーダ、アクリルアミドジメチルプロパンスルホン酸ソーダ等のイオン性不飽和単量体を用いることができる。
【0008】
これらの重合体を湿式紡糸する溶剤としては、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶剤、硝酸、ロダン酸ソーダ、塩化亜鉛等の無機塩の濃厚水溶液が挙げられるが、繊維の断面形状を容易に制御できることから、有機溶剤を使用するのが好ましい。
【0009】
パイル製品のさし毛となる超扁平アクリル繊維の扁平率は、15〜30、好ましくは15〜20である。パイル製品の製造工程におけるポリシャー処理で熱ローラーの熱が繊維に伝熱し、繊維の温度が熱変形温度以上になって、繊維のクリンプが伸びる。扁平率を高くした場合、繊維の厚みが薄くなり、繊維全体への熱伝導が早くなる。その結果、繊維の温度上昇が高くなり、容易にクリンプが伸びるようになる。扁平率が15未満では、繊維全体への熱伝導効率が悪く、クリンプの伸びが悪くなる。逆に扁平率が30を越えると、紡糸工程及びパイル製品製造工程で繊維同志が密着しやすくなり、パイル製品のソフト感が損なわれる。
【0010】
超扁平繊維の単繊維繊度は2〜30デニール、好ましくは5〜20デニールの範囲であることが必要である。2デニール未満では、繊維の厚みが薄くなりすぎる結果、腰がなくなり、さし毛としてパイル製品表面に直立させることができなくなる。30デニールを越える場合は、繊維の厚みが増し、ポリシャー工程で繊維全体に伝熱しにくくなる結果、クリンプが伸びにくくなる。
【0011】
このような超扁平アクリル繊維を、超扁平アクリル繊維と収縮性アクリル繊維からなるパイル用原綿中50〜60%の範囲で使用する。超扁平アクリル繊維が50%未満では、パイル製品のソフト感を表現することができなくなり、60%を越えると、超扁平アクリル繊維がパイル製品上で横倒し状態になり、かつ超扁平アクリル繊維どうしが密着し易くなるため、逆にソフト感が損なわれることになる。加えて腰高、ボリューム感も不足するようになる。このような超扁平アクリル繊維を得るためには、超扁平断面形状ノズルを用い、その他の紡糸条件を適宜組合せて、目的の断面形状の繊維を得ればよい。
【0012】
一方、産毛となる収縮性アクリル繊維は、130℃で10分乾熱処理での収縮率が15%以上、好ましくは20%以上であることが必要である。収縮率が15%未満の場合、産毛としてパイル製品の底部に沈むことによって、パイルの腰高、ボリューム感に寄与するという役割を果たせなくなる。
【0013】
収縮性アクリル繊維の単繊維繊度は1〜5デニールの範囲であることが必要である。1デニール未満では、単繊維どうしあるいはさし毛成分と絡まり合って、パイル製品上で均一に収縮することが難しくなる。5デニールを越える場合は、パイル製品低部にガサツキ感が感じられるようになり、パイル製品の品位が低下する。
【0014】
また、収縮性アクリル繊維を、超扁平アクリル繊維と収縮性アクリル繊維からなるパイル用原綿中50〜40%の範囲で使用する。収縮性アクリル繊維が40%未満では、パイル製品の腰高、ソフト感を表現することができなくなり、一方、50%を越える場合は、パイル製品表面の繊維密度が低くなり、表面の平滑さが失われる。
【0015】
本発明においては、必要に応じて、超扁平アクリル繊維及び収縮性アクリル繊維以外の他のアクリル繊維を本発明の原綿中に加えることができる。このとき、他のアクリル繊維は、原綿全体の30%以下の範囲で使用する。30%を越える場合は、さし毛としての超扁平アクリル繊維、及び産毛としての収縮性アクリル繊維の割合が低下するので、パイル製品表面のソフト感、及び腰高、ボリューム感がすべて低下する。
【0016】
本発明においては、収縮性アクリル繊維として、特定断面形状の繊維を用いることにより、得られるパイル製品の品位が更に向上する。このような特定断面形状のアクリル繊維の断面としては、次の三点を同時に満足する必要がある。
【0017】
(1)曲線のみで繊維断面が形成されていること。
(2)繊維断面を平行する二本の直線で挟んだとき、直線の間隔が最大になるときの間隔をa、最小になるときの間隔をbとした場合、a/bが2以上、5以下の範囲にあること。
(3)繊維断面において2箇所以上に凹部を有すること。
【0018】
収縮性アクリル繊維の断面にエッジがある場合は、パイル製品の収縮加工工程で繊維を収縮処理する場合、単繊維同志が引っかかり易くなるため、均一に収縮するのが難しく、パイル製品の腰高、ボリューム感が不十分となる。また、他のアクリル繊維の役割は、パイル製品上で超扁平アクリル繊維同志の密着を防ぎ、パイル製品の品位を向上させることにあるが、この繊維にエッジが存在すると密着を防ぐ効果が小さくなる。
【0019】
また、a/bが2未満の場合には、パイル製品のソフト感、腰高、ボリューム感を向上する効果が小さくなり、a/bが5を越える場合はエッジを持つ場合と同様に、パイル製品の腰高、ボリューム感が低下するか、あるいはさし毛として使用する超扁平アクリル繊維の密着を防ぐ効果が小さくなる。
【0020】
更に、凹部が1箇所以下の場合は、パイル製品のボリューム感を向上する効果が小さくなる。上記(1)〜(3)を満足する断面形状の繊維を得るための紡糸ノズルの形状は特に限定されず、紡糸条件とノズル形状を適宜組合せることによって目的の断面形状の繊維を得ればよい。
【0021】
本発明のパイル用原綿を構成する各アクリル繊維は、その紡糸工程、あるいは染色等の後加工時に使用する油剤は特に限定されるものではない。また色綿を用いる場合は、綿染め、紡糸工程における原着、工程染色等の公知の方法により着色すればよい。更に本発明のパイル用原綿は、常法によりハイパイル、ボア、カーペット等のパイル製品とすることができる。
【0022】
【実施例】
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。尚、重合体の還元粘度(ηred )は0.5%ジメチルホルムアミド溶液により25℃でキャノンフェンスケ粘度計を用いて測定した。また、収縮率の測定は以下の手順で行った。
【0023】
(収縮率の測定)
収縮前の10mg/d荷重下で試長(Lw)を測定し、収縮処理をおこなった後、室温に戻し、10mg/d荷重下での試長(L’w)を測定して下記式により収縮率を求めた。
収縮率[%]={(Lw−L’w)/Lw}×100%
【0024】
更に、パイル用原綿の評価は、人の手による官能試験で行い、次の5段階に評価した。◎:パイル製品表面のソフト感、パイル低部の腰高、ボリューム感等が極めて良好、○:良好、△:普通、×:不良、××:極めて不良。
【0025】
(実施例1、比較例1〜6)
水系懸濁重合法により還元粘度1.95のアクリロニトリル93重量%、酢酸ビニル7重量%からなる共重合体を得た。続いて該共重合体をジメチルアセトアミドに溶解し、ポリマー濃度25%の紡糸原液を得た。この紡糸原液を湿式紡糸し、沸水中で溶剤を洗浄しながら5倍延伸を施し、続いて油剤を付着させ150℃の熱ローラーで乾燥した。更に、2.5kg/cm2の加圧スチーム中で緩和処理を行い、51mmにカットして表1に示しような単繊維繊度と扁平率の異なる超扁平アクリル繊維を得た。
【0026】
また、丸断面ノズルを用い、同様にして紡糸を行い加圧スチーム中での緩和処理の後、常圧水蒸気中1.5倍の延伸を行い、38mmにカットして、単繊維繊度が2デニール、乾熱130℃で10分処理での収縮率が17%である、前記した断面の収縮性アクリル繊維を得た。
【0027】
更に、丸断面ノズルを用い、同様にして紡糸を行い加圧スチーム処理し、38mmにカットして、単繊維繊度が5デニールのソラ豆状断面の他のアクリル繊維を得た。
【0028】
これら3タイプのアクリル繊維を表1の割合で混合して、太さ10g/mのスライバーを作製し、スライバーニッティング機によりスライバーニットを得た。収縮加工工程を経てポリシャー処理を行い、目付700g/m2 、パイル長18mmのハイパイルを得た。このハイパイルの評価結果を表1に併せて示した。
【0029】
【表1】
【0035】
【発明の効果】
本発明のパイル用原綿は、アミノシロキサン系柔軟剤を付与する等の特殊な処理を施さなくても、ポリシャー工程でクリンプが伸び易く、且つパイル製品に優れたソフト感、及び腰高、ボリューム感を付与でき、玩具(ぬいぐるみ)、衣料、インテリア用等として広範囲に利用することができる。
Claims (1)
- 扁平率15〜30、単繊維繊度2〜30デニールの超扁平アクリル繊維50〜60%と、130℃で10分乾熱処理での収縮率15%以上、単繊維繊度1〜5デニールの、曲線のみで繊維断面が形成され、繊維断面の2箇所以上に凹部を有し、且つその繊維断面を平行する二本の直線で挟んだとき、直線の間隔が最大になるときの間隔をa、最小となるときの間隔をbとした場合、a/bが2〜5となる断面の収縮性アクリル繊維50〜40%とで構成されていることを特徴とするパイル用原綿。
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-
1995
- 1995-09-08 JP JP23175195A patent/JP3619580B2/ja not_active Expired - Lifetime
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