JP3617090B2 - Dc/dcコンバータ用電流制御装置及び光学的読取装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、DC/DCコンバータへの電流を制限するDC/DCコンバータ用電流制御装置及び当該DC/DCコンバータ用電流制御装置が搭載された光学的読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、情報入力用の携帯端末装置(所謂ハンディターミナル)が供されている。この携帯端末装置はキー操作により情報を入力するのが一般的であるが、携帯端末装置にバーコードリーダを接続し、バーコードリーダに給電すると共にバーコードから読取った情報を入力可能とすることが考えられている。
【0003】
ところで、近年、この種の携帯端末装置として、例えば3Vで動作する低電圧タイプのものが供されており、バーコードリーダの電源電圧と一致しないことがある。従って、携帯端末装置からバーコードリーダに給電するには、バーコードリーダ側に携帯端末装置から給電された電圧を必要となる電圧まで昇圧させる電源装置を備える必要がある。
【0004】
そこで、バーコードリーダにDC/DCコンバータを搭載し、そのDC/DCコンバータにより携帯端末装置から給電された電圧を所定電圧まで昇圧することが考えられている。
【0005】
ところが、DC/DCコンバータは起動時に数アンペアの過大な入力電流(突入電流)が流れるので、バーコードリーダへの給電時に携帯端末装置が過負荷となる。従って、バーコードリーダの電源装置にDC/DCコンバータへの突入電流を制限するための突入電流制限回路を設ける必要がある。
【0006】
図9は突入電流制限回路の一例を示してる。この図9において、DC/DCコンバータ1にはトランジスタ2のコレクタが接続されている。このトランジスタ2のエミッタ及びベース間には抵抗3が接続され、ベースは抵抗4を介してアースと接続されている。この場合、DC/DCコンバータ1から負荷に供給する電流が増大すると、それに伴ってトランジスタ2のコレクタ電流が増大してベース電流が増加するので、抵抗3の電圧降下が増大してトランジスタ2のベース電圧が上昇し、以てトランジスタ2のベース電流が低減してコレクタ電流が抑制されるようになる。従って、給電開始時にトランジスタ2からDC/DCコンバータ1への突入電流を抑制することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成のものでは、DC/DCコンバータ1に対する突入電流をトランジスタ2のベース電流の変動により制限する構成であるので、携帯端末装置の電源電圧が例えば3〜6Vの場合は、トランジスタのhFE(電流増幅率)のばらつきにより当該トランジスタ2の入力電圧の変化に応じて突入電流制限値が数百mアンペアの範囲でばらついてしまう。この場合、トランジスタ2によるDC/DCコンバータ1に対する最大電流制限値を携帯端末装置の電源供給能力を越えない値に設定する必要があるが、最大電流制限値がばらつきのため低く設定されすぎた場合に、DC/DCコンバータ1の負荷変動時に増大する入力電流が制限値を越えてしまうことがあると、DC/DCコンバータ1の出力電圧の低下によりバーコードリーダが正常に動作しなくなる虞がある。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、DC/DCコンバータへの電流を供給するトランジスタの特性のばらつきにかかわらず給電開始時に突入電流を適正に調整することができるDC/DCコンバータ用電流制御装置及び当該DC/DCコンバータ用電流装置を用いた光学的読取装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のDC/DCコンバータ用電流制御装置は、入力電流を所定電圧に変換した状態で負荷に給電するDC/DCコンバータを設け、ベース電流に応じたコレクタ電流を前記DC/DCコンバータに与えるトランジスタを設け、このトランジスタのコレクタ電流が増加するときは当該トランジスタのベース電流を低減するように制御すると共に制限値以上のベース電流が流れる場合は当該トランジスタのベース電流を抑制する突入電流制限回路を設け、この突入電流制限回路の制限値が解除されるように前記突入電流制限回路の動作を調整する突入電流制限調整回路を設け、前記DC/DCコンバータからの給電によって動作を開始し、動作開始から所定期間が経過したときは前記突入電流制限調整回路を動作させる動作状態検出手段を設け、前記トランジスタの出力電圧が設定電圧以上となったことを検出する過電圧検出手段を設け、前記突入電流制限回路は、前記過電圧検出手段が検出状態となった場合は前記トランジスタのベース電流を抑制するように構成されているものである(請求項1)。
【0012】
上記構成において、読取対象面のパターンが結像されると共に当該結像パターンを示す画像信号を出力する光電変換素子を設け、上記構成のDC/DCコンバータ用電流制御装置を前記光電変換素子の背面側に設けるようにしてもよい(請求項2)。
【0013】
【作用及び発明の効果】
請求項1記載のDC/DCコンバータ用電流制御装置の場合、給電開始時にはDC/DCコンバータにはトランジスタを通じて大きな電流が流れる。このとき、突入電流制限回路は、トランジスタのコレクタ電流が増大するときはベース電流を低減するように制御するので、DC/DCコンバータに対する突入電流を制限することができる。
【0014】
さて、上述のようにDC/DCコンバータ起動時に突入電流制限回路によりDC/DCコンバータに対する突入電流を制限することができるものの、トランジスタの特性のばらつきにより入力電圧に応じて突入電流値が大きくばらついてしまう。例えば制限値が小さくなった場合、DC/DCコンバータの負荷変動時に増大する入力電流が制限値を越えてしまうと、DC/DCコンバータの出力電圧が低下してしまう。
【0015】
そこで、動作状態検出手段は、DC/DCコンバータへの給電開始から所定期間が経過したときは突入電流制限調整回路の動作を許可し、突入電流制限調整回路は、トランジスタのベース電流が増加するように突入電流制限回路の動作を調整する。これにより、DC/DCコンバータの動作状態にかかわらず適正な電流をDC/DCコンバータに供給することができる。
【0017】
また、入力電圧の変動によりトランジスタの出力電圧が設定電圧以上となったときは、過電圧検出手段が検出状態となり、突入電流制限回路の動作により、トランジスタのベース電流が一定に抑制されるので、トランジスタの出力電圧を抑制することができる。
【0018】
請求項2記載の光学的読取装置の場合、光電変換素子は結像パターンを画像信号として出力する。
ここで、DC/DCコンバータ用電流制御装置は光電変換素子の背面側に設けられているので、光電変換素子に至る光学的通路が遮ることはなくDC/DCコンバータ用電流制御装置を配置することができる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を携帯端末装置から給電を受ける携帯形のバーコードリーダに適用した第1実施例を図1乃至図5を参照して説明する。
図2は、バーコードリーダの電気構成を概略的に示している。この図2において、照明LED部11は、LED12を作動することにより検出対象としてのバーコードラベル13に光を照射する。また、光電変換素子としてのイメージセンサ14は直線状に配設された複数の受光素子を有しており、バーコードラベル13から反射された光を結像レンズ15により集光状態で受光することにより結像パターンに応じた電気信号を出力する。基準レベル部16は、イメージセンサ14からの電気信号をデジタル信号に変換する。
【0020】
そして、CPU17は、基準レベル部16からのデジタル信号に基づいてバーコードパターンを解読すると共に、その解読結果をインターフェース部18を通じてハンディターミナル等の携帯端末装置19に出力する。また、CPU17は、読取が完了したときはブザー部20により報知音発生手段としてのブザー21を作動させることにより報知音を発生させると共に、確認LED部22によりLED23を点灯することにより使用者に読取結果の確認を報知する。
一方、DC/DC電源部24は、携帯端末装置19から与えられた電力を所定電圧まで昇圧した状態でバーコードリーダ内部の各電気回路に出力する。
【0021】
図1は上記DC/DC電源部24を機能ブロックで示している。この図1において、DC/DCコンバータ25には、携帯端末装置19の電源からトランジスタ26を通じて直流電流が供給されるようになっている。このDC/DCコンバータ25は、供給された直流を所定電圧に変換した状態でバーコードリーダを構成する各種電気回路からなる負荷27に給電する。
ここで、上記トランジスタ26は、ベース電流に当該トランジスタ26のhFE(直流電流増幅率)を掛合わせたコレクタ電流までDC/DCコンバータ25に供給することができる。
【0022】
さて、上記トランジスタ26のベースには突入電流制限回路28が接続されており、その突入電流制限回路28によりトランジスタ26のベース電流が調整されるようになっている。つまり、突入電流制限回路28は、トランジスタ26のコレクタ電流の増加に伴って当該トランジスタ26のベース電流が増加したときは、そのベース電流を制限することによりトランジスタ26のコレクタ電流を抑制するようになっている。
【0023】
また、上記突入電流制限回路28には突入電流制限調整回路29が接続されている。この突入電流制限調整回路29は、トランジスタ26のベース電流が増加するように突入電流制限回路28の動作を制御する。
一方、動作状態検出手段30は突入電流制限調整回路29の動作を許可するものであり、その突入電流制限調整回路29の動作状態ではトランジスタ26のベース電流の制限は解除されるようになる。
【0024】
図3は、図1に示した機能ブロック図の具体的な電気回路を示している。この図4において、トランジスタ26(以下、第1のトランジスタと称する)は、そのエミッタが電源入力側と接続され、コレクタがDC/DCコンバータ25と接続されていると共に、エミッタとベース間には抵抗31が接続されている。また、第2のトランジスタ32は、そのコレクタが第1のトランジスタ26のベースと接続され、エミッタが抵抗33を介してアースと接続され、ベースが抵抗34を介して電源入力側と接続されている。第3のトランジスタ35は、そのコレクタが第2のトランジスタ32のベースと接続され、エミッタがアースと接続され、ベースが第2のトランジスタ32のエミッタと接続されている。
【0025】
一方、第4のトランジスタ36は、そのコレクタが抵抗37を介して第2のトランジスタ32のエミッタと接続され、エミッタはアースと接続され、ベースはCPU17と接続されている。
この場合、抵抗33、トランジスタ32,35により突入電流制限回路28が構成され、第4のトランジスタ36及び抵抗37から突入電流制限調整回路29が構成され、CPU17から動作状態検出手段30が構成されている。
【0026】
図4は、図2に示した電気回路が搭載されたプリント配線基板を示している。この図4において、プリント配線基板38にはイメージセンサ14が実装されたイメージセンサ基板39が立設状態で装着されている。プリント配線基板38においてイメージセンサ基板39の背面側にはDC/DC電源部24が搭載されている。このDC/DC電源部24は、入力した電圧を昇圧した状態で安定化するためにコンデンサのように比較的背の高い部品が多く使用されている。
【0027】
また、プリント配線基板38においてイメージセンサ14の前方となる所定位置にはブザー21が配設されていると共に、プリント配線基板38の前端部には照明用のLED12が実装された照明用基板40が接続されている。尚、プリント配線基板38の略中央部には矩形状の孔41が形成されている。
【0028】
図5は上記構成のプリント配線基板38がケースに装着された状態を示している。この図5において、照明用基板40には照明レンズ42が装着されており、その照明レンズ42により照明用基板40のLED12から投光された光がケース43の前面に設けられた読取口44に集光するようになっている。また、プリント配線基板38の後端部にはケーブル45が接続されている。
また、ケース43には結像レンズ15を支持する支持部46が突出形成されており、その支持部47がプリント配線基板38の孔41から突出している。
【0029】
尚、上記ケース43には図示しないケースが一体化されることによりケース全体が形成されるようになっており、その一体化状態でプリント配線基板38、イメージセンサ基板39、照明用基板40及び照明用レンズ42が位置決めされるようになっている。
【0030】
次に上記構成の作用について説明する。
携帯端末装置19とバーコードリーダとを接続すると、携帯端末装置19からバーコードリーダに給電される。すると、突入電流制限回路28を構成する第2のトランジスタ32がオンするので、抵抗31及び33を通じて電流が流れて当該抵抗31には通電電流に応じた電圧降下が生じる。これにより、第1のトランジスタ26がオンして当該第1のトランジスタ26にコレクタ電流が流れる。このとき、給電開始時においてはDC/DCコンバータ25のインピーダンスは低いので、第1のトランジスタ26のコレクタ電流が瞬間的に増大する。
【0031】
すると、第1のトランジスタ26においてはコレクタ電流の増大に伴ってベース電流が増大するので、抵抗33を流れる電流が増大してその電流に応じた電圧が当該抵抗33に発生する。これにより、第3のトランジスタ35のベース電圧が上昇して当該第3のトランジスタ35がオンするので、それに伴って第2のトランジスタ32がオフする。この結果、第1のトランジスタ26のベース電流ひいてはコレクタ電流が抑制され、それに伴って当該第1のトランジスタ26のベース電流が低下して抵抗33の電圧が低下するようになるので、第3のトランジスタ35がオフすると共に第2のトランジスタ32がオンして第1のトランジスタ26のベース電流ひいてはコレクタ電流が流れるようになる。
【0032】
以上の動作により、給電開始時に第1のトランジスタ26を通じた突入電流がDC/DCコンバータ25に流れようとする場合であっても、第1のトランジスタ26のベース電流は定電流化されるので、第1のトランジスタ26のhFEに応じた突入電流に定電流化することができる。従って、DC/DCコンバータ25への突入電流を適正に調整することができる。
【0033】
さて、上述のように第1のトランジスタ26を通じてDC/DCコンバータ25に電流が与えられると、DC/DCコンバータ25は所定電圧を発生してバーコードリーダの内部回路に給電するようになる。すると、CPU17が動作して動作開始から所定時間が経過したところで第4のトランジスタ36をオンする。これにより、第2のトランジスタ32のエミッタが抵抗33及び抵抗37の並列回路を通じてアースと接続されることになるので、第3のトランジスタ35をオフさるための電圧降下が発生するのに必要な第1のトランジスタ26のベース電流は第4のトランジスタ36がオンする以前より増加することになる。これにより第1のトランジスタ26のコレクタ電流は増加する。従って、以後においては、DC/DCコンバータ25起動時の突入電流制限は解除される。
【0034】
上記構成のものによれば、給電開始時に突入電流制限回路28によりトランジスタ26のベース電流を定電流化することによりトランジスタ26からDC/DCコンバータ25に与えられる突入電流を所定時間だけ定電流化するようにしたので、トランジスタからDC/DCコンバータへの突入電流を抵抗による電圧降下に応じて制限しようとする従来例のものと違って、トランジスタのhFEのばらつきの影響を大きく受けることなくDC/DCコンバータ25への突入電流を適正に調整することができる。
【0035】
また、突入電流制限回路28をトランジスタを組合せて構成したので、トランジスタのオンオフ動作を利用して簡単に構成することができる。
さらに、プリント配線基板38においてDC/DC電源部24をイメージセンサ14の背面側に配置するようにしたので、DC/DC電源部24を構成する電気部品がイメージセンサ14に至る光学的通路を遮断することはない。
【0036】
図6乃至図8は本発明の第2実施例を示しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この第2実施例では、図6に示すように第1のトランジスタ26の出力側に過電圧検出手段47を接続し、その過電圧制御手段47がDC/DCコンバータ25の入力電圧が設定電圧以上となったことを検出したときは突入電流制限回路28及び突入電流制限調整回路29を動作させることを特徴とする。
【0037】
図7は、図6に示した機能ブロック図の具体的な電気回路を示している。この図7において、第1のトランジスタ26のコレクタと第2のトランジスタ32のエミッタとの間には電圧制御回路としての図示極性の定電圧ダイオード48が接続されている。
【0038】
図7に示す電気回路の動作を説明する。給電開始から所定時間経過するまでは第1実施例と同様にしてDC/DCコンバータ25に対する突入電流を許容範囲に制限することができる。そして、CPU17により第4のトランジスタ36がオンされることにより突入電流制限が解除された状態で、入力電圧の上昇に伴って第1のトランジスタ26の出力電圧が上昇して定電圧ダイオード48の降伏電圧を上回ると、定電圧ダイオード48がオンして当該定電圧ダイオード48に電流を流れる。すると、抵抗33,37に流れる電流が増大して第3のトランジスタ35のベース電圧が上昇するので、当該第3のトランジスタ35がオンすると共に第2のトランジスタ32がオフするようになる。これにより、第1のトランジスタ26のベース電流が低減し、それに伴って当該第1のトランジスタ26のVCEが増大するので、第1のトランジスタ26の出力電圧を抑制することができる(図8参照)。
【0039】
また、第4のトランジスタ36がオフの場合にも、定電圧ダイオード48を流れる電流は抵抗33のみに流れ、前述と同様に第1のトランジスタ26の出力電圧を抑制することができる。
【0040】
この第2実施例のものによれば、第1実施例と同様の作用効果を得られながら、過電圧検出手段47の動作により入力電圧の変動にかかわらずDC/DCコンバータ25に過度に高い電圧を印加してしまうことを防止することができる。
【0041】
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
本発明のDC/DCコンバータ用電流制御装置をバーコードリーダ以外の装置に適用するようにしてもよい。
【0042】
突入電流制限回路28をトランジスタの組合わせ以外の回路から構成するようにしてもよい。
動作状態検出手段30をマイクロコンピュータ17以外で構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の機能ブロック図
【図2】全体の電気的構成を示すブロック図
【図3】DC/DC電源部を示す電気回路図
【図4】プリント配線基板を示す平面図
【図5】ケースへの装着状態で示すプリント配線基板の平面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】図3相当図
【図8】入力電圧と出力電圧との関係を示す特性図
【図9】従来例を示す図3相当図
【符号の説明】
19は携帯端末装置、25はDC/DCコンバータ、26はトランジスタ、28は突入電流制限回路、29は突入電流制限調整回路、30は動作状態検出手段、47は過電圧検出手段である。
Claims (2)
- 入力電流を所定電圧に変換した状態で負荷に給電するDC/DCコンバータと、
ベース電流に応じたコレクタ電流を前記DC/DCコンバータに与えるトランジスタと、
このトランジスタのコレクタ電流が増加するときは当該トランジスタのベース電流を低減するように制御すると共に制限値以上のベース電流が流れる場合は当該トランジスタのベース電流を抑制する突入電流制限回路と、
前記突入電流制限回路の制限値が解除されるように前記突入電流制限回路の動作を調整する突入電流制限調整回路と、
前記DC/DCコンバータからの給電によって動作を開始し、動作開始から所定期間が経過したときは前記突入電流制限調整回路を動作させる動作状態検出手段と、
前記トランジスタの出力電圧が設定電圧以上となったことを検出する過電圧検出手段とを備え、
前記突入電流制限回路は、前記過電圧検出手段が検出状態となった場合は前記トランジスタのベース電流を抑制するように構成されていることを特徴とするDC/DCコンバータ用電流制御装置。 - 読取対象面のパターンが結像されるように設けられ当該結像パターンを示す画像信号を出力する光電変換素子を備え、
請求項1記載のDC/DCコンバータ用電流制御装置は前記光電変換素子の背面側に設けられていることを特徴とする光学的読取装置。
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