JP3616655B2 - 照明器具のランプの固定構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は照明器具のランプの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
照明器具に使用されるランプ、殊に両口タイプのランプでは、図7のように点灯時に長手方向の伸びが生ずる。そこでランプ21の両端を、内部にコイルバネ25を有するランプ支持台26で支持し、ランプの両方向への伸びを吸収しようとするようにしている。尚、図7では右方のランプ支持台26のコイルバネ25は断面にて示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7のようにランプの両端を、内部にコイルバネを有する支持台で支持する方法では、両端のコイルバネのバラツキにより、ランプをランプ支持台に装着したときにランプの中心が両ランプ支持台26間の中心に来ないことがある。殊に例えば両口タイプのHIDランプで中心が球形になされここが発光部になっているランプのときは、ランプの中心が両ランプ支持台26の中心に来ないと配光に影響する。
【0004】
またランプの両端が動くためランプをランプ支持台に装着する際、装着しにくいという欠点もある。さらにランプの支持が強固でなく、振動によるアークのゆれや曲がりが大きく配光に悪影響を及ぼす。また振動によりランプがランプ支持台から脱落するおそれもある。
【0005】
本発明は、両口タイプのランプをランプ支持台に装着する際に装着し易く且つランプの中心が両ランプ支持台間の中心に正確に配置され、またランプの点灯時にランプが長手方向に伸びてもそれを許容する一方、ランプが回転するのを阻止し、さらに振動によってランプが揺れたり脱落することがないようなランプの固定構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、両口タイプのランプの両端部をランプ支持台で支持固定するようになされている照明器具のランプの固定構造において、ランプの両端部の一方に突出部が設けられ、一方、ランプの端部を支持するランプ支持台にランプの端部を受容する溝と、ランプの端部に設けられた上記突出部の形状に応じた形状の凹みと、ランプの端部を上から押圧する押え部材とが設けられ、ランプの端部の突出部が一方のランプ支持台の凹みに嵌合するようにランプの両端部を各ランプ支持台の溝に配置した後、押え部材でランプの端部をそれぞれ押圧固定するように構成されている。
【0007】
【作用】
突出部を有する方の端部が突出部の形状に応じた形状の凹みを有するランプ支持台の凹みに嵌合するようにしてランプの両端部を両ランプ支持台の溝に配置し、両ランプ支持台に設けられた押え部材で端部をランプ支持台に固定する。
【0008】
【実施例】
図1のようにランプ1は、例えば投光器のような照明器具2内に配置される。図2及び図3のようにランプ1は例えば両口タイプのHIDランプで、筒状の透明なガラス製の管の中央部分3だけが球形に膨らみ、ここが発光部となっている。両端の円筒状の端部4、5は磁器製で、端部4、5からは電線6がそれぞれ引き出されている。
【0009】
端部4には、2つの突出部7、8が少し間隔を置いて下方に突出して設けられ、この突出部は磁器製で端部4と一体に形成されている。突出部7は、図4のように垂直辺7aと、傾斜辺7bと、水平辺7cとを有し、辺と辺との境は角になっている。もう一方の突出部8の形状も同じである。なお、端部5には、突出部は設けられていない。
【0010】
ランプ1の両端の端部4、5を支持するランプ支持台10、11は磁器製で同じ形状、構造であるので、ランプ支持台10についてのみ説明する。ランプ支持台10には、ランプ1の端部4を受容するU形の溝12が設けられ、ランプ1の長手方向においてこの溝12を挾んで両側に、端部4の突出部7、8を受容する凹み13、14が設けられている(図6)。凹み13、14はランプ1の端部4の突出部7、8と同じ形状になされている。溝12の深さは端部4の直径よりも少し小さくなされ、溝12にランプ端部4を配置したときに、ランプ端部4の上方が溝12の上端より少し突出する(図5)。
【0011】
ランプ支持台10には、溝12を跨ぐように例えばステンレス製の板状の押さえ部材15が配置され、この押さえ部材15の一方は箇所16で回動可能に支持され、押さえ部材15の他方には切欠17が設けられている。この切欠17と係合するように押えネジ(ローレットネジ)18が、溝12を挾んで手前側に設けられている。なおランプ支持台10はネジ19により照明器具に固定されている。
【0012】
ランプ支持台10、11は、図1の投光器の正面からみて図3の状態になるように固定配置される。なお3aはランプの封止部で、この封止部には加工ヒズミが残りここから破損する虞もあるので、ランプ1を配置する際には、最も安定した真横に封止部3aが位置するように、即ち図1において正面又は背面に位置するように、端部4の突出部7、8が形成されるのが好ましい。
【0013】
ランプ1をランプ支持台10、11に固定するには、図2の状態において、ランプ1をそのまま下降させ、端部4をランプ支持台10に、端部5をランプ支持台11に配置する。ランプ支持台10の場合、凹み13、14に端部4の突出部7、8が嵌合し、端部4の突出部7と突出部8との間の部分が溝12に配置される。突出部7、8は溝12を挾んで両側に位置する凹み13、14に嵌合するので、ランプ1は位置決めされ、回転方向にも移動できない。
【0014】
ランプ支持台11にもランプ1の端部5が配置されるが、端部5には突出部が設けられていないので、端部5が溝12に配置されるだけである。その後ランプ支持台10、11の押え部材15をそれぞれ回動させて切欠17を押えネジ18に係合させた後、押えネジ18を締め付けて押え部材15を固定する。溝12の深さは端部4、5の直径よりも少し小さいので、図5のように押え部材15は上から押えつけるようにして端部4を固定する。端部5でも同じである。
【0015】
ランプ1が点灯しランプ1が熱によりその長手方向に伸延し始めると。ランプの端部4はその突出部7、8がランプ支持台10の凹み13、14と嵌合しているので動かず、一方、端部5には突出部が設けられていないので、ランプ支持台11の溝12内をその長手方向に移動できる。端部4、5は押え部材15で押さえられているので、照明器具2がどのような向きに配置されても、また振動が与えられてもランプ支持台から脱落することはない。
【0016】
実施例では、突出部は二つ設けられ、これに応じてランプ支持台の凹みも二つ設けられているが、それぞれ一つづつでも或いは二つ以上でもよい。突出部の形状は、ランプ支持台の凹みと嵌合してランプの一方の端部の長手方向への移動とランプの回転を阻止する形状であれば、実施例のものに限るものではなく、三角形、四角形などの角を有するものでも、半円形状等の角を持たないものでもよくその形状は問わない。
【0017】
【発明の効果】
本発明では、二つのランプ支持台は動かずに共に固定され、またランプの端部の一方に設けられた突出部がランプ支持台の凹みに嵌合するので、ランプ支持台へのランプの配置が極めて容易であり、またランプをランプ支持台に配置するだけでランプの中心が正確に位置決めできる。
【0018】
さらにランプの一方の端部の突出部はランプ支持台の凹みに嵌合するので、ランプの回転が阻止される。またランプの他方の端部には突出部が設けられていないので、熱によりランプが長手方向に伸延してもそれを許容する。
【0019】
ランプの両端部、突出部及びランプ支持台がすべて磁器製であるので絶縁性が向上し、またランプ支持台は構造が極めてシンプルで成形し易く、ランプの両端部で同じものを使用できるのでコストの低減を図ることができる。また、押え部材で押さえているので、振動等によるアークのゆれや曲りが少なく、振動によりランプがランプ支持台から脱落することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプの固定構造を有する照明器具の一例を示す図。
【図2】ランプをランプ支持台に配置する前の状態を示す斜視図。
【図3】ランプをランプ支持台に配置し右側だけを固定した状態を示す平面図。
【図4】ランプをランプ支持台に配置する前の状態を示す側面図。
【図5】ランプをランプ支持台に配置し押え部材で固定した状態を示す側面図。
【図6】ランプ支持台の平面図。
【図7】従来のランプの支持方法を示す図。
【符号の説明】
1 ランプ
2 照明器具(投光器)
3 中央部分(発光部)
3a 封止部
4 端部
5 端部
6 電線
7 突出部
7a 垂直辺
7b 傾斜辺
7c 水平辺
8 突出部
10 ランプ支持台
11 ランプ支持台
12 溝
13 凹み
14 凹み
15 押え部材
16 箇所
17 切欠
18 押えネジ(ローレットネジ)
19 ネジ
Claims (1)
- 筒状の透明なガラス製の管の中央部分が球形に膨らんで発光部となっている両口タイプのランプの両端部をランプ支持台でそれぞれ支持固定するようになされている照明器具のランプの固定構造において、ランプの磁器製の円筒状の両端部の一方にランプの回転を阻止する形状をした磁器製の突出部がランプの長手方向において間隔を置いて端部と一体的に設けられ、他方の端部には突出部は設けられておらず、ランプの両端部をそれぞれ支持する2つのランプ支持台は同じ形状をし且つランプの中心から等距離になるように配置され、各ランプ支持台はそれぞれ、ランプの端部又は端部の突出部と突出部の間の部分が配置される溝と、該溝を挟んで両側に設けられた、ランプの端部の突出部の形状に応じた形状の凹みと、ランプの端部を上から押圧する押え部材とを具備することを特徴とする照明器具のランプの固定構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP3084594A JP3616655B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 照明器具のランプの固定構造 |
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Family Applications (1)
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JP3084594A Expired - Lifetime JP3616655B2 (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 照明器具のランプの固定構造 |
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