JPH0322301A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照明器具に関するものであり、特にその灯具
の構戒にかかるものである． 〔従来の技術〕 従来、第１２図に示すように直管蛍光灯を光源とした灯
具７を照明器具本体２から突設した支柱３の上端にヒン
ジを介して設け広範囲の配光を得るようにしたスタンド
型照明器具や、第１３図に示すように発光管を４本に折
り返し路面光源状にした片口金蛍光灯を装備した灯具７
を基台１上に設けた照明器具本体２から突設した支柱３
の上端にヒンジを介して設け集中配光を得るようにした
スタンド型照明器具がよく知られている．〔発明が解決
しようとする課題〕 ところが、第１２図に示すようなスタンド型照明器具を
使用していて集中配光が必要になった場合や、第１３図
に示すようなスタンド型照明器具を使用していて広範囲
の配光を必要とする場合には、配光を変えるためには照
明器員自体の交換によるしか対応する方法がなく、交換
ができない場合には不十分な配光で我慢するしかないと
いう問題があった． また、シャンデリアでは灯真の向きを上下に変更できる
ようにして直接照明と間接照明とを変えることができる
ようにしたものも知られているが前記のように広範囲の
配光と集中配光とを任意に変更できるようにしたものは
無かった。

本発明は、前記背景に鑑みてなされたものであり、必要
に応じて任意の配光を得ることのできる照明器具を提供
することを目的とするものである．（課題を解決するた
めの手段〕 本発明による照明器具は、点灯装置を納装した照明器具
本体に片口金蛍光灯を装備した灯具を取り付け、少なく
とも一対の灯具をその長手の一端で互いに近接させ該一
端でヒンジを介して照明器具本体に取り付け、前記対を
なす灯具を前記ヒンジにより互いに略一直線状をなす状
態と互いに略平行に略密接する状態との間でそれぞれ任
意可動にしたものである。

そして、この照明器具は、一対の灯具が照明器具本体か
ら突設された支柱の先端にヒンジを介して取り付けられ
たスタンド型照明器具とすることもできる。

また、この照明器具は、灯具がその長手中心軸まわりに
回動自在とすることもできる．さらに、この照明器具は
、互いに対をなす灯具が個別に点灯制御されるものとす
ることともできる。

〔作用） 本発明によれば、対をなす灯具を該灯具を取り付けたヒンジにより互いに略一直線状をなす状態と互いに略平行に略密接する状態との間でそれぞれ任意可動にしたので、互いに略一直線状をなす状態における広範囲配光から互いに略平行に略密接する状態における集中配光まで灯具の位置関係をかえるこどにより任意の配光を自由にえることができるものである． 〔実施例〕

第１図ないし第１１図は本発明の１実施例を示すもので
あり、以下図面に基づき説明する．この実施例はスタン
ド型照明器具であり、第１図ないし第３図に示すように
、机の天板等の設置面に載置されて設置の安定を図る略
円板状の基台１の上面に内に電子点灯装置を納装した外
形略円筒状の照明器具本体２が取り付けられている．そ
して、照明器具本体２の上方には支柱３が支柱ヒンジ４
を介して設置面に垂直な面内で回動自在に突設されてい
て、支柱３の上端には縦ヒンジ５及び横ヒンジ６を介し
て２個の灯具７が配設されている。

基台１は略円板状をなし、設置の安定を図るための鋼板
製の重しの上面をプラスチック製カバーで覆ったもので
あり、基台ｌと照明器具本体２とは梱包時には互いに分
離していて使用時にはねじにより互いに固定される． 照明器具本体２は、上端に支柱ヒンジ４が一体に形戒さ
れ内に電子点灯装置を納装しており、電源コードが導入
されて電子点灯装置に接続されると供に、支柱ヒンジ４
を通って電子点灯装置から灯具７に装備した片口金蛍光
灯を装着するソケットへ配線されるリード線が導出され
ている．また、照明器具本体２の上面には２個のスイッ
チ８を設けて、２個の灯具７に装備した片口金蛍光灯を
それぞれ個別に点灯制御するようになっている。

前記２個の灯具７は、横ヒンジ６の側方に突設された一
対のアーム９の先端近傍の側面にその根元で取り付けら
れ、根元部には片口金蛍光灯を装着するソケットを装備
している。灯具７の片口金蛍光灯を覆うセード１０の内
面は反射板を兼ねており、セード１０の透光開口は透光
カバ−１１で覆われている。灯具７は、縦ヒンジ５によ
り設置面に垂直な面内で回動自在にされてあおり角を任
意に変えることができる一方で、第４図に示すように横
ヒンジ６により互いに平行な配置と互いに略直線状をな
す配置との間で自由に設定可能にされている。さらに灯
具７は、第５図及び第６図に示すように、灯具７の長手
中心軸まわりに回動自在にされていて、直接照明として
の下方への照射方向が可変になっているだけでなく、上
方へ照射して間接照明としての使用も可能になっている
。

この照明器具では、第７図に示すように、２個の灯具７
を横ヒンジ６について移動させて略直線状に配置するこ
とにより、第ｌ２図に示す従来例の照明器具のような広
範囲の配光を得ることができる。また、第８図に示すよ
うに、２個の灯具７を平行に略密接配置することにより
、第１３図に示す従来例の照明器具のような集中配光を
得ることができる．また、第９図に示すように、２個の
灯具７を直線状と平行との中間の角度をつけて配置すれ
ば、広範囲配光と集中配光との中間的な配光を得ること
ができ、さらに第ｌＯ図に示すように、灯具７をその長
手中心軸まわりに回動させて内側のほうに向ければ、光
が内側に集中し被照射物ｌ２に陰が生じにくくよりよく
見ることができる．さらに、第１１図に示すように、向
かって右側の灯具７をその長手中心軸まわりに回動させ
て透光カバ−１１を左側方を向かせて消灯状態とし、向
かって左側の灯具を点灯させれば、右側方への光を遮光
することができる． なお、上記実施例はデスクスタンドにおけるものである
が、フロアスタンド等他のスタンド型照明器具だけでな
く吊り下げ型照明器具や直付型照明器具やシャンデリア
等他の照明器具であってもよい．また、灯具７は照明器
具本体２に対して直接横ヒンジ６で取り付けられるもの
であってもよく、横ヒンジ６もそれぞれの灯具７毎に設
けてもよい．さらに、灯具は２個に限らず２個づつの対
が複数設けられていてもよい． 〔発明の効果〕 本発明は前述の通り構或されているので、次に記載され
ている効果を奏する． 請求項（１）の照明器具においては、互いに略一直線状
をなす状態における広範囲配光から互いに略平行に略密
接する状態における集中配光まで灯具の位置関係をかえ
ることにより任意の配光を自由にえることができる． 請求項（２）の照明器具においては、直接照明における
配光可変なだけでなく、間接照明としても使用が可能で
ある． 請求項（３）の照明器具においては、各灯具を個別に点
灯制御してより細かい配光制御を行なえる．請求項（４
）の照明器具においては、必要な配光が簡単に得られる
．

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１１図は本発明の実施例を示すものであ
り、第１図は斜視図、第２図は正面図、第３図は側面図
、第４図は灯具の横ヒンジに関する可動範囲を示す要部
平面図、第５図及び第６図は使用状態における灯具の長
手中心軸に関する回動状態を示す要部正面図、第７図な
いし第９図は同じく灯只の配置を示す要部平面図、第１
０図は同じく灯具の状態を示す要部斜視図、第１ｌ図は
同じく要部正面図である．第１２図は従来例を示す正面
図、第ｌ３図は異なる従来例を示す側面図である． セード、１１・・・透光カバー

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）点灯装置を納装した照明器具本体に片口金蛍光灯
   を装備した灯具を取り付けてなる照明器具において、少
   なくとも一対の灯具をその長手の一端で互いに近接させ
   該一端でヒンジを介して照明器具本体に取り付け、前記
   対をなす灯具を前記ヒンジにより互いに略一直線状をな
   す状態と互いに略平行に略密接する状態との間でそれぞ
   れ任意可動にしたことを特徴とする照明器具。
2. （２）灯具がその長手中心軸まわりに回動自在であるこ
   とを特徴とする請求項（１）記載の照明器具。
3. （３）互いに対をなす灯具が個別に点灯制御されている
   ことを特徴とする請求項（１）又は（２）記載の照明器
   具。
4. （４）一対の灯具が照明器具本体から突設された支柱の
   先端にヒンジを介して取り付けられたスタンド型照明器
   具であることを特徴とする請求項（１）、（２）又は（
   ３）記載の照明器具。