JPH0721809A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0721809A
JPH0721809A JP5161656A JP16165693A JPH0721809A JP H0721809 A JPH0721809 A JP H0721809A JP 5161656 A JP5161656 A JP 5161656A JP 16165693 A JP16165693 A JP 16165693A JP H0721809 A JPH0721809 A JP H0721809A
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

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  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守が容易で配光特性が変化しない道路灯を
提供する。 【構成】 器具本体14の反射鏡21の内側に、2本のナト
リウムランプ27,27を配置する。各ナトリウムランプ2
7,27は、上下に位置し、互いに反対方向に向かって配
置する。各ナトリウムランプ27,27に、それぞれ2つの
発光部28,28を形成する。合計4個の発光部28を順次点
灯制御する。 【効果】 各ナトリウムランプ27,27の寿命が延び、ラ
ンプ交換の回数を低減できる。発光部28を切り換えて
も、配光パターンが不均一に変化しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、道路灯などに
用いる複数のランプを備えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路灯などの照明器具において、
2本の直管型ランプを同一水平面上に配置した構成が知
られている。そして、これらの直管型ランプを交互に点
灯することにより、個々の直管型ランプの寿命を延ば
し、照明器具の保守作業の回数を低減することを図って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、2本の直管型ランプを同一水平面上に配置
した構成では、各ランプを交互に点灯した状態で、水平
方向の配光特性が非対称に変化しやすいとの問題を有し
ている。また、2本の直管型ランプを同一水平面上に配
置した構成では、照明器具が幅方向に大型化しやすいと
の問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、ランプの寿命を延ばすことにより、ランプ交換の
回数を低減するなどして、保守作業を容易にできるとと
もに、配光特性の変化が少ない照明器具を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、少なくとも2本のランプと、これらのランプを内包
する反射鏡とを備えた照明器具において、前記各ランプ
は、互いに略同一鉛直面上に上下に位置して設けられた
ものである。
【0006】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、各ランプは、片口金型ランプであ
って、その口金部が装着されるランプソケットは、互い
に略反対方向に向かって設けられたものである。
【0007】請求項3記載の照明器具は、少なくとも2
本のランプと、これらのランプを内包する反射鏡とを備
えた照明器具において、前記各ランプは、互いに略同一
直線上に位置し、かつ、互いに略相対向して設けられた
ものである。
【0008】請求項4記載の照明器具は、請求項1ない
し3いずれか記載の照明器具において、各ランプは、そ
れぞれ複数の発光部を備えたものである。
【0009】請求項5記載の照明器具は、請求項1ない
し4いずれか記載の照明器具において、各ランプは、互
いにスプリング体により連結保持されたものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の照明器具では、少なくとも2本
のランプを備えたので、これらのランプを交互に点灯す
ることにより、各ランプの長寿命化が図られ、ランプ交
換の回数が低減されて、照明器具の保守作業が容易にな
る。各ランプは、互いに略同一鉛直面上に上下に位置し
て設けられたので、各ランプを交互に点灯しても、反射
鏡により反射される配光特性の変化が小さい。
【0011】請求項2記載の照明器具では、請求項1記
載の作用に加え、各ランプは、片口金型ランプであっ
て、各ランプを装着するランプソケットの位置を略反対
向きに設けたので、各ランプの装着作業が容易になる。
【0012】請求項3記載の照明器具では、少なくとも
2本のランプを備えたので、これらのランプを交互に点
灯することにより、各ランプの長寿命化が図られ、ラン
プ交換の回数が低減されて、照明器具の保守作業が容易
になる。各ランプは、互いに略同一直線上に位置し、か
つ、互いに略相対向して設けられたので、各ランプの反
射鏡により反射される配光特性の変化が小さいととも
に、各ランプを装着するランプソケットの位置が略反対
向きになり、各ランプの装着作業が容易になる。
【0013】請求項4記載の照明器具では、請求項1な
いし3いずれか記載の作用に加え、各ランプは、それぞ
れ複数の発光部を備えたので、これらの発光部を順次点
灯させることにより、各ランプの長寿命化が図られ、照
明器具の保守作業がさらに容易になる。また、各ランプ
の発光部を複数発光させることにより、調光が行われ
る。
【0014】請求項5記載の照明器具では、請求項1な
いし4いずれか記載の作用に加え、各ランプは、互いに
スプリング体により連結保持されたので、各ランプの耐
振性能が向上するとともに、各ランプを機械的に保持す
るランプホルダが不要になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0016】図1ないし図4において、11は照明器具と
しての屋外型の道路灯で、この道路灯11は、先端部近傍
が傾斜状に屈曲されたポール12と、このポール12の先端
部に固定された器具本体14とを有している。この器具本
体14は、下面を開口した平面略楕円状をなし、この器具
本体14の下側部に、器具本体14と同一の材料からなる枠
体15が取り付けられている。また、この枠体15は、先端
部がヒンジ体16により器具本体14に回動自在に連結され
ているとともに、後端部近傍にてラッチ17により係脱可
能に器具本体14に係止されている。そして、このラッチ
17の操作部17aを下方に回動操作することにより、ラッ
チ17の係合が外れて枠体15が回動し、器具本体14の下面
を開口できるようになっている。
【0017】また、器具本体14の前側部には、下面を開
口した略球面状をなす反射鏡21が設けられているととも
に、枠体15には、この反射鏡21の開口を覆うようにし
て、上面を開口した略球面状をなす硬質ガラス製のグロ
ーブ22が設けられている。そして、このグローブ22の周
縁部と、反射鏡21の周縁部との間には、環状をなすシリ
コンゴム製のパッキング23が挾持され、反射鏡21の内部
に雨水が侵入しないように液密に保持されている。
【0018】さらに、反射鏡21の前部および後部に形成
された通孔を挿通する状態で、それぞれランプソケット
25,26が取り付けられている。これらのランプソケット
25,26は、ほぼ反対方向に向かって平行状に設けられて
いるとともに、前側のランプソケット25は、後側のラン
プソケット26よりも若干上側に配置されている。
【0019】そして、これらのランプソケット25,26に
は、それぞれランプとしての直管型で片口金型の高圧の
ナトリウムランプ27,27が装着されている。また、各ナ
トリウムランプ27,27は、それぞれ2本の管状をなす発
光部28,28を有し、これらの発光部28,28は、それぞれ
ナトリウムランプ27,27の長手方向に対して若干傾斜
し、かつ、互いに交差するように配置されている。そし
て、各ランプソケット25,26に装着されたナトリウムラ
ンプ27,27は、互いに平行状をなし、同一鉛直面上に位
置するとともに、各発光部28,28の中心位置(ランプセ
ンタ)が、上下に位置合わせされるようになっている。
【0020】また、各ランプソケット25,26は、電線31
を介して端子台32に接続され、さらに、この端子台32に
接続されてポール12内部を挿通する図示しない電線を介
して、地中などに設置された電源線に接続されている。
【0021】なお、ポール12の先端部は、複数の六角ボ
ルト33により器具本体14に固定されている。また、枠体
15の後部下面には、銘板34が固着されている。
【0022】そして、本実施例の道路灯11によれば、2
本の直管型のナトリウムランプ27,27を備えるととも
に、各ナトリウムランプ27,27にそれぞれ2本の発光部
28,28を備えたため、例えば、毎晩道路灯11を点灯動作
させるごとに、これらの合計4個の発光部28を順次点灯
させることにより、各ナトリウムランプ27,27の長寿命
化を図ることができる。そこで、ランプ交換の回数を低
減して、道路灯11の保守点検作業を容易にすることがで
き、たとえば、1個の発光部を有した1本のランプを備
えた道路灯に比べ、ランプの交換作業を4分の1にする
ことができる。
【0023】また、各ナトリウムランプ27,27を互いに
略同一鉛直面上に位置して上下に配置したため、ナトリ
ウムランプ27,27を2本装着しても器具本体14を小形化
できるとともに、各ナトリウムランプ27,27を交互に点
灯した場合にも、反射鏡21により反射される配光の乱れ
を抑え、水平方向における配光特性の変化を小さくし
て、左右の対称性が良好な安定した配光を得ることがで
きる。
【0024】さらに、各ナトリウムランプ27,27は、互
いに反対方向に向かうランプソケット25,26に装着され
ているため、各ナトリウムランプ27,27の装着作業ある
いは交換作業を容易にすることができる。
【0025】また、各ナトリウムランプ27,27の発光部
28,28を同時に複数発光させることにより、調光を行な
うことができる。そこで、複数種の道路灯を組み合わせ
る必要なく、良好な照明効果を得ることができる。
【0026】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0027】図5および図6において、41はトンネル、
地下道、アーケードなどに設置される道路灯で、この道
路灯41は、下面を開口した略箱状をなす器具本体42を有
している。そして、この器具本体42の長手方向の両端部
近傍には、ほぼ同一直線上に相対向して一対のランプソ
ケット44,44が設けられている。さらに、これらのラン
プソケット44,44に、それぞれ図1などに示すものと同
様の、複数の発光部28,28を有したナトリウムランプ2
7,27が装着されている。
【0028】そして、これらのナトリウムランプ27,27
は、ランプソケット44,44に装着された状態で、各ナト
リウムランプ27,27の軸方向に沿って同一直線上に配置
されている。
【0029】また、器具本体42の内部には、各ナトリウ
ムランプ27,27の上側部および両側部に光学的に対向し
て、反射鏡46が設けられている。この反射鏡46は、器具
本体42の長手方向に沿って中央部で2分割され、それぞ
れ断面略放物線状などをなす反射板47,47を組み合わせ
て構成されている。
【0030】さらに、器具本体42の開口には、平面状の
前面ガラス48が装着されている。
【0031】そして、本実施例においても、図1などに
示す実施例と同様の効果を得ることができる。特に、ト
ンネル内などの照明においては、適切な調光が必要であ
るとともに、ランプの交換作業が困難であるため、ラン
プの長寿命化が求められている。しかし、従来は、出力
の異なる灯具を一定のパターンで配置し、間引き点灯す
ることなどにより適切な調光を得ているため、ランプの
長寿命化が困難であるとともに、複数種の灯具が必要な
ため保守点検作業も煩雑であるとの問題を有している。
この点、本実施例の道路灯41によれば、合計4個の発光
部28を例えば毎日の点灯動作ごとに順次点灯させること
により、ランプを長寿命化し、ランプ交換の回数を低減
して、保守点検作業の労を軽減することができる。ま
た、4個の発光部28のうち、複数の発光部28を点灯させ
ることにより、種々の調光効果を得ることができ、異な
る出力の灯具を配設する必要をなくすことができる。
【0032】なお、図7および図8に示すように、各ナ
トリウムランプ27,27および反射鏡46の少なくとも一方
を、長手方向の中央部が上側に向かうように傾斜させる
こともできる。また、この構成では、反射鏡46は、長手
方向に2分割した反射板47a,47a を組み合わせて構成
されている。
【0033】そして、このような構成により、反射鏡46
により反射された光線が、器具本体42の端面に遮られる
ことなく、効率良く路面を照明することができる。
【0034】なお、図5ないし図8に示す実施例では、
それぞれ反射鏡46をそれぞれ2分割して構成したが、そ
れぞれ一体にあるいは4分割して形成することもでき
る。
【0035】また、図5ないし図8に示す実施例におい
て、点灯制御回路を用いて、各発光部28を調光制御する
こともできる。そして、各発光部28を調光制御すること
により、1本のナトリウムランプ27について、両発光部
28の消灯状態、両発光部28の点灯状態のほか、いずれか
一方の発光部28を消灯しかつ他方の発光部28を調光した
状態、いずれか一方の発光部28を消灯しかつ他方の発光
部28を点灯した状態、両発光部28を調光した状態、さら
に、いずれか一方の発光部28を調光しかつ他方の発光部
28を点灯した状態などを使い分けることができる。
【0036】さらに、図5ないし図8に示す実施例にお
いて、一方のランプにフロストバルブなど他方のランプ
と異なる種類のランプを組み合わせることができる。こ
のように、多種の光源を組み合わせることにより、光色
の異なる多様な照明効果を得ることができる。特に、フ
ロストバルブを用いることにより、シャープな光線とソ
フトな光線とを使い分けることができ、例えばアーケー
ドの照明などにおいて、良好な雰囲気を演出することが
できる。
【0037】次に、さらに他の実施例を図9および図1
0を参照して説明する。
【0038】51はトンネル、地下道、アーケードなどに
設置される道路灯で、この道路灯51は、下面を開口した
略箱状をなす器具本体52を有している。そして、この器
具本体52の長手方向の両端部近傍には、ほぼ同一直線上
に相対向して一対のランプソケット54,54が設けられて
いる。さらに、これらのランプソケット54,54には、そ
れぞれ左右一対の発光部28L ,28R を有したナトリウム
ランプ27a ,27a が装着されている。また、これらの発
光部28R ,28L は、ナトリウムランプ27a ,27a の長手
方向に沿って、互いに平行状に形成されている。
【0039】そして、これらのナトリウムランプ27a ,
27a は、各ランプソケット54,54に装着された状態で、
各ナトリウムランプ27a ,27a の軸方向が同一直線上に
位置するように配置されるとともに、各発光部28R ,28
L が互いに同一水平面上に位置するようになっている。
【0040】また、器具本体42の内部には、各ナトリウ
ムランプ27a ,27a の上側部および両側部に光学的に対
向して、反射鏡56が設けられている。この反射鏡56は、
各ナトリウムランプ27a ,27a の上側部に対向する平面
状の上部反射板部56a と、各ナトリウムランプ27a ,27
a の側部に対向する断面略放物線状などに彎曲した側部
反射板部56b となどから構成されている。
【0041】さらに、器具本体52の開口には、平面状の
前面ガラス59が装着されている。
【0042】そして、本実施例の道路灯51では、図10
に示すように、一端側のナトリウムランプ27a の一側の
発光部28R が点灯した状態では、他端側のナトリウムラ
ンプ27a の反対側の発光部28L が点灯するように制御さ
れている。そして、この点灯状態は、例えば1日ごとに
切り替え制御され、翌日には、一端側のナトリウムラン
プ27a の他側の発光部28L が点灯するとともに、他端側
のナトリウムランプ27a の反対側の発光部28R が点灯す
るようになっている。
【0043】このようにして、一対のナトリウムランプ
27a ,27a からそれぞれ照射され、反射鏡56により反射
される光線を合わせると、左右略対称な照射パターンが
得られるようになっている。
【0044】そして、従来の道路灯では、複数の発光部
を備えたランプは、点灯姿勢により配光特性が変化する
など点灯制御が難しく、一灯の道路灯により路面を均一
に照明することが困難であるため、複数の灯具を用いる
必要がある。そこで、ランプ交換、清掃などの保守点検
作業が煩雑で、初期に必要な費用(イニシャルコスト)
が高いとの問題を有している。
【0045】この点、本実施例によれば、一対のナトリ
ウムランプ27a ,27a を相対向させて支持し、各ナトリ
ウムランプ27a ,27a の発光部28R ,28L を水平状に支
持するとともに、各ナトリウムランプ27a ,27a におい
て互いに反対側の発光部28R,28L を発光させるように
したため、一灯の道路灯51により、路面を均一に照明で
き、ランプの長寿命化を実現してランプ交換の回数を低
減しつつイニシャルコストを低減することができる。
【0046】そして、本実施例の道路灯51を用いた場合
には、例えば、トンネル内に設置された全ての道路灯51
を制御回路により一元的に管理し、各ナトリウムランプ
27a,27a の左右の発光部28R ,28L を交互に点灯する
ように制御するシステムを構築することにより、トンネ
ル内の全域を高い均一度で照明することができる。
【0047】また、必要に応じて、各道路灯51を調光、
あるいは消灯制御することにより、トンネル内の各所に
おいて必要に応じた適切な照明レベルを得られるため、
出力の異なる複数の灯具を所定のパターンで配置する必
要を無くすことができ、イニシャルコストを低減するこ
とができる。
【0048】また、上記の図1ないし図10に示す実施
例において、図11ないし図13に示すように、道路灯
60の内部に2本のナトリウムランプ27,27を近接して略
平行状に配置した場合には、各ナトリウムランプ27,27
のガラスバルブ(外管)に環状のスプリング体61を8の
字状に掛け回すことにより、各ナトリウムランプ27,27
を互いに弾性的に支持させて、ランプ27,27同士の干渉
を防ぎ、耐振性能を向上することができる。
【0049】すなわち、道路灯60は道路の近傍に設置さ
れ、器具本体64に頻繁に振動が伝わるため、各ナトリウ
ムランプ27,27を支持するランプホルダを器具本体64あ
るいは反射鏡65に設ける必要がある。しかしながら、こ
のようなランプホルダを設けるためには、器具本体64あ
るいは反射鏡65の加工工程が必要になるとともに、特定
のランプに対応するランプホルダを設けると、ランプの
種類を変更した場合に当該ランプホルダを使用できなく
なり、道路灯60の汎用性が低下するとの問題を有してい
る。
【0050】この点、上記のスプリング体61を用いてナ
トリウムランプ27,27同士を互いに保持せしめることに
より、耐振性能を向上することができるため、各ナトリ
ウムランプ27,27を機械的に保持するランプホルダが不
要になり、加工工程を削減できるとともに、道路灯60の
構造を簡素化し、汎用性を高めることができる。
【0051】なお、このスプリング体61は、種々の形状
のランプに対応することができ、また、図11に示すよ
うに、各ナトリウムランプ27,27を互いに反対方向に向
けて支持した場合のみならず、図12に示すように、各
ナトリウムランプ27,27を同方向に向けて支持した場合
にも用いることができる。
【0052】さらに、上記の各実施例においては、それ
ぞれ2本の発光部28,28を備えたナトリウムランプ27,
27を用いたが、それぞれ1個の発光部を備えたナトリウ
ムランプを用いることもできる。また、メタルハライド
ランプ、水銀ランプなど多種の放電ランプを用いること
もでき、あるいは、白熱電球などを用いることもでき
る。
【0053】また、上記の各実施例においては、それぞ
れ2本のナトリウムランプ27,27を用いたが、さらに多
くの本数のナトリウムランプ27などを用いることもでき
る。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、少な
くとも2本のランプを備えたため、これらのランプを交
互に点灯することにより、各ランプの長寿命化を図り、
ランプ交換の回数を低減して、照明器具の保守作業を容
易にすることができる。各ランプを、互いに略同一鉛直
面上に上下に位置して設けたため、各ランプを交互に点
灯しても、反射鏡により反射される配光特性の変化を小
さくすることができる。
【0055】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の効果に加え、各ランプを装着するランプソケッ
トの位置を略反対向きに設けたため、各ランプの装着作
業を容易にすることができる。
【0056】請求項3記載の照明器具では、少なくとも
2本のランプを備えたので、これらのランプを交互に点
灯することにより、ランプの長寿命化を図り、ランプ交
換の回数を低減して照明器具の保守作業を容易にするこ
とができる。各ランプは、互いに略同一直線上に位置
し、かつ、互いに略相対向して設けたため、各ランプの
反射鏡により反射される配光特性の変化を小さくできる
とともに、各ランプを装着するランプソケットの位置が
略反対向きになり、各ランプの装着作業を容易にするこ
とができる。
【0057】請求項4記載の照明器具では、請求項1な
いし3いずれか記載の効果に加え、各ランプに、それぞ
れ複数の発光部を備えたため、これらの発光部を順次点
灯させることにより、各ランプの長寿命化を図り、ラン
プ交換の回数を低減して照明器具の保守作業をさらに容
易にすることができる。また、各ランプの発光部を複数
発光させることにより、調光を行なうことができる。
【0058】請求項5記載の照明器具では、請求項1な
いし4いずれか記載の効果に加え、各ランプを、互いに
スプリング体により連結保持したので、各ランプの耐振
性能を向上できるとともに、各ランプを機械的に保持す
るランプホルダが不要になり、照明器具の構造を簡素化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す道路灯の断
面図である。
【図2】同上道路灯の下面図である。
【図3】同上道路灯の断面図である。
【図4】同上道路灯の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す道路灯の断面図であ
る。
【図6】同上道路灯の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す道路灯の断面図であ
る。
【図8】同上道路灯の断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す道路灯の断面図であ
る。
【図10】同上道路灯の作用を説明する断面図である。 (a)は図9のI−I断面図 (b)は図9のII−II断面図
【図11】本発明の他の実施例を示す道路灯の断面図で
ある。
【図12】本発明の他の実施例を示す道路灯の断面図で
ある。
【図13】同上一部の断面図である。
【符号の説明】
11 照明器具としての道路灯 21 反射鏡 25,26 ランプソケット 27 ランプとしてのナトリウムランプ 28 発光部 61 スプリング体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本のランプと、これらのラ
    ンプを内包する反射鏡とを備えた照明器具において、 前記各ランプは、互いに略同一鉛直面上に上下に位置し
    て設けられたことを特徴とした照明器具。
  2. 【請求項2】 各ランプは、片口金型ランプであって、
    その口金部が装着されるランプソケットは、互いに略反
    対方向に向かって設けられたことを特徴とした請求項1
    記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 少なくとも2本のランプと、これらのラ
    ンプを内包する反射鏡とを備えた照明器具において、 前記各ランプは、互いに略同一直線上に位置し、かつ、
    互いに略相対向して設けられたことを特徴とした照明器
    具。
  4. 【請求項4】 各ランプは、それぞれ複数の発光部を備
    えたことを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載の
    照明器具。
  5. 【請求項5】 各ランプは、互いにスプリング体により
    連結保持されたことを特徴とした請求項1ないし4いず
    れか記載の照明器具。
JP16165693A 1993-06-30 1993-06-30 照明器具 Expired - Fee Related JP4008964B2 (ja)

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