JP3615621B2 - 動圧発生機能を備えた含油軸受と同軸受の製法及び使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、動圧発生機能を備えた含油軸受と同軸受の製造方法及び使用方法に係り、簡単な構成で動圧機能を発揮できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、動圧機能を発揮させるには、軸に径方向V字状の溝を形成し、この軸とスリーブ軸受を組み合わせてなるものが一般的である。
また、軸はそのままで軸受側、例えば特公昭63−60247号に示すように、軸と相対的に摺動する焼結含油軸受の内周面に径方向V字状の溝を設けることによって使用時に十分な油圧を得るようにして動圧機能を発揮させるようにしたものがある。
また、特開平3−107612号公報に開示されるように、軸受孔内周面を断面がおむすび型に形成することによって軸と相対的に摺動するとき、くさび状の空隙、すなわち、油膜を形成して使用時に十分な油圧を得るようにしたものか、特開平5−115146号公報の図2に示すように油膜を形成する空隙を実質的に矩形状にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の特開平5ー115146号公報によれば、前述の特公昭63−60247号に示すような径方向にV字状の溝を軸内周面に加工するのは高度な技術を要し高価なものとなってしまうという記載があるだけで、実際にどのように製造するのかわからない。
また、上記のコスト的な問題を改善するための特開平3−107612号に示された軸内周面を平面がおむすび状になるように形成し、3辺で軸を受けるようにしたものでは、くさび状となる空隙の角度が大きくなると油膜の圧力(動圧)の発生が少なくなるなる問題が生じ、3辺と軸とのクリアランスを高精度に追い込む必要がある。このような構造であると低速時には、軸と3辺が局部接触の状態となり摩耗が激しくなる。
上記の改善のため空隙を実質的に矩形にするようにした上記特開平5−115146号が提案されているが、含油量などに対する溝の深さの設定を誤ると逆に油圧が発生せず、何ら動圧効果が得られない問題がある。しかもこれらの動圧発生機能を備えた含油軸受型のオイルの流失の対策については何ら講じられていない。
一般に、軸受の構造としては軸の振れを防ぐために、高速回転時には動圧発生機能を持たせ、低速回転時には比較的クリアランスを小にする必要があるが、上記のような構造では高低両用域に対応させることは望めなかった。
【0004】
この発明の目的は、スリーブ型含油軸受であって軸受円周孔に形成する動圧発生用溝の加工が容易でコスト的に極めて有利で、オイルの流失が防止でき、しかも正逆両用回転にも対応でき、高低両用域に亘って使用できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するには、軸支承径にスパイラル溝のある部分とない部分を一体化させればよい。これによりスパイラル溝のある部分で動圧が発生し、ない部分でオイルの流失が防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
このような含油軸受は、スリーブ型含油軸受(J2)であって動圧発生用スパイラル溝(1a)を形成した第一の軸支承径(1)と、この第一の軸支承径(1)を間にして両端に正逆両用回転対応可能とするために形成されたスパイラル溝のない第二の軸支承径(2)とを有し、両端面(3)から前記第二軸支承径にかかる外径端部(4)を潰してなることを特徴とするもので達成できる。また、別の構成として内径全体に予めスパイラル溝(1a)を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成したものでも良い。
【0007】
このような含油軸受の製造方法としてはスパイラル状凸部(Ma)を設けた第一のマンドレル部(M1)と、この第一のマンドレル部と同径かまたはわずかに小径のスパイラル状凸部のない第二のマンドレル部(M2)を有するピンを用い、このピンまたはワークを相対的に回転させて中間に動圧発生用スパイラル溝を形成すると共に、スパイラル溝のない第二の軸支承径(2)を両端に形成し、その後、両端面(3)から前記第二軸支承径にかかる外径端部(4)を潰してなる工程で製造すればよい。また、別の製造方法として内径全体に予めスパイラル溝を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成してなる工程を採用しても良い。
【0008】
このような含油軸受の使用方法としては前記請求項1または2に記載の動圧発生機能を備えた含油軸受(J2)を樹脂製軸受ホルダー(H2)と共にブラケット(5)に一体成形して用いるのがよい。
【0009】
上記のようにすると、第一の軸支承径は高速回転用に、第二の軸支承径は低速回転用として機能する。また、前記第二の軸支承径を両端に形成したので、一方向のスパイラル溝の場合正逆両用回転ができる。さらに、両端のポーラスを潰してしまうので、端面から外径にかけてオイルが流失してしまうのを防ぐことができ、保油機能の高いものとなる。別の構成として内径全体に予めスパイラル溝(1a)を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成することによって流失方向側端面のポーラスを潰してしまうので、端面からオイルが流失してしまうのを防ぐことができ、容易に動圧溝のある含油軸受が得られる。
【0010】
このような含油軸受の製造方法として上記のように後加工することなく保油機能の高い 軸受が容易に製造できる。特に内径全体に予めスパイラル溝(1a)を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成する製造方法では、動圧発生用溝の位置を正確に形成する必要がないのでマンドレルピンの構成も簡単で、該溝の形成も容易にできる。
このような含油軸受の使用方法として用いると、圧入、カシメなどの手段を採る必要なく、その結果、軸支承径が変化することなく、樹脂製のホルダーH2と軸受は金型によってブラケットに対して軸直度が精度よく使用できる。
【0011】
【実施例】
次に、この発明の第一の実施例の構成を図1に示す要部縦断面図で説明する。
同図において、J1は多数のポーラスが形成されたスリーブ状焼結含油軸受で、動圧発生用として一方向のスパイラル溝1aを形成した第一の軸支承径1と、これに連続して同径か、またはわずかに小径のスパイラル溝のない第二の軸支承径2からなり、両端面3、4はオイルの流失を防ぐためにポーラスを潰してある
【0012】
このような含油軸受J1は、図2に示すようにして製造される。すなわち、スパイラル状凸部Maを設けた第一のマンドレル部M1と、これと同径かまたはわずかに小径のスパイラル状凸部のない第二のマンドレル部M2を有するマンドレルピンMを用いて金型Kにて圧縮成型し、このピンMを回転させながら引き抜き、可動スライド型K1で押し上げてなるワーク(未完成含油軸受J1)を焼結したあと、サイジングピン(図示せず)などによって成形してなるものである。この時同時に端面3、4のポーラスを押し潰してしまうのがよい。
【0013】
このような含油軸受J1は、図3に示すように円筒状軸受ホルダーH1に上下2個装着されて使用される。
いま、軸Sが矢印のように回転したときには、スパイラル溝1aのオイルは矢印の方向に流れ、スパイラル溝のない部分のポーラスに充満しているオイルのため、油圧が高まることになって動圧が発生することになる。
【0014】
次に、この発明の第二の実施例の構成を図4に示す要部縦断面図で説明する。
この実施例の含油軸受J2は、正逆両用回転対応型にしたことを特徴としている。すなわち、上記の実施例のスパイラル溝のない第二の軸支承径2を両端に設けてなるものである。図中、その他の構造は同様なため同一の符号を記してその説明を省略する。
このようにすれば、正逆いずれの方向に回転しても、スパイラル溝のない部分のポーラスに充満しているオイルのため、油圧が高まることになって動圧が発生することになる。
【0015】
この実施例の含油軸受J2の製造方法としては、図5(a)に示すように動圧発生用として一方向のスパイラル溝1aを形成した第一の軸支承径1を内径全体に形成し、同図(b)に示すように両端の外径を絞ることによって、スパイラル溝1aを潰し、スパイラル溝のない第二の軸支承径2を形成すればよい。
【0016】
この実施例の含油軸受J2の使用方法としては、図6に示すように樹脂製のホルダーH2にブラケット5と共に一体に成形されて用いられる。
このようにすると、圧入、カシメなどの手段を採る必要なく、その結果、軸支承径が変化することない。樹脂製のホルダーH2と軸受は金型によって軸直度が精度よく仕上げられる。
【0017】
図7に示すものは、この発明のスリーブ状含油軸受の第三の実施例の構成の要部断面図であって、動圧発生機能を高めたものである。すなわち、この実施例の含油軸受J3は、動圧発生用として周方向V字状スパイラル溝11aを形成した第一の軸支承径11と、これに連続して同径か、またはわずかに小径のスパイラル溝のない第二の軸支承径2を両側に形成してなり、やはり両端面3、4はオイルの流失を防ぐためにポーラスを潰してある。
【0018】
このような含油軸受J3の製造方法としては、図8に示すようにして製造される。すなわち、一方向のスパイラル状凸部Maを設けた第一のマンドレル部M1と、これと同径かまたはわずかに小径のスパイラル状凸部のない第二のマンドレル部M2を有するマンドレルピンM12と、他方向のスパイラル状凸部Mbを設けた第三のマンドレル部M3と、前記スパイラル状凸部のない第二のマンドレル部M2と同径のスパイラル状凸部のない第四のマンドレル部M4を有するマンドレルピンM34を互いに向き合わせてスパイラル状凸部同士が突き合うことにより周方向V字型になるように金型を構成し、可動スライド型K2、K3で圧縮成型したあと、これらのピンM12、M34を回転させながら引き抜き、可動スライド型K3で押し上げてなるワーク(未完成含油軸受J3)を焼結したあと、サイジングピン(図示せず)などによって成形してなるものである。この時同時に端面3、4のポーラスを押し潰してしまうのがよい。
このようにすれば、従来加工が困難とされていた内径部の周方向V字型スパイラル溝の形成が容易にできることになる。
【0019】
この実施例の別の製造方法として周方向V字状スパイラル溝を全面に形成し、上記図5(b)に示すように両端の外径を絞ることによってこの周方向V字状スパイラル溝11aを潰し、スパイラル溝のない第二の軸支承径2を形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】
この発明の動圧発生機能を備えた含油軸受は、上記のように動圧発生用スパイラル溝のある部分とない部分で構成したので、高低両用回転域に亘って使用でき、このスパイラル溝の加工も金型で容易にできるため、コスト的にも極めて有利となり、しかも、オイルの流失を防ぎ、正逆両用回転にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の動圧発生機能を備えた含油軸受の第一の実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】同軸受の製造方法を説明する要部縦断面図である。
【図3】同軸受の使用方法を説明する要部縦断面図である。
【図4】この発明の動圧発生機能を備えた含油軸受の第二の実施例を示す要部縦断面図である。
【図5】同軸受の製造方法を説明する要部縦断面図で(a)は加工前の状態を、(b)は加工後の状態を示している。
【図6】同軸受の使用方法を説明する要部縦断面図である。
【図7】この発明の動圧発生機能を備えた含油軸受の第三の実施例を示す要部縦断面図である。
【図8】同軸受の製造方法を説明する要部縦断面図である。
【符号の説明】
J1、J2、J3 スリーブ状含油軸受
1 第一の軸支承径
1a 一方向のスパイラル溝
2 スパイラル溝のない第二の軸支承径
3、4 両端面
M マンドレルピン
M1、M2、M3、M4 マンドレル部
K 金型
K1 可動スライド型
H1、H2 軸受ホルダー
11a 周方向V字状スパイラル溝
Claims (5)
- スリーブ型含油軸受(J2)であって動圧発生用スパイラル溝(1a)を形成した第一の軸支承径(1)と、この第一の軸支承径(1)を間にして両端に正逆両用回転対応可能とするために形成されたスパイラル溝のない第二の軸支承径(2)とを有し、両端面(3)から前記第二軸支承径にかかる外径端部(4)を潰してなることを特徴とする動圧発生機能を備えた含油軸受。
- 内径全体に予めスパイラル溝(1a)を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成したことを特徴とする動圧発生機能を備えた含油軸受
- スパイラル状凸部(Ma)を設けた第一のマンドレル部(M1)と、この第一のマンドレル部と同径かまたはわずかに小径のスパイラル状凸部のない第二のマンドレル部(M2)を有するピンを用い、このピンまたはワークを相対的に回転させて中間に動圧発生用スパイラル溝を形成すると共に、スパイラル溝のない第二の軸支承径(2)を両端に形成し、その後、両端面(3)から前記第二軸支承径にかかる外径端部(4)を潰してなることを特徴とする動圧発生機能を備えた含油軸受の製造方法。
- 内径全体に予めスパイラル溝を有する第一の軸支承径(1)を形成し、少なくとも一端の外径を絞り込むことによりスパイラル溝を圧潰して第二の軸支承径(2)を形成したことを特徴とする動圧発生機能を備えた含油軸受の製造方法。
- 前記請求項1または2に記載の動圧発生機能を備えた含油軸受(J2)を樹脂製軸受ホルダー(H2)と共にブラケット(5)に一体成形して用いる動圧発生機能を備えた含油軸受の使用方法。
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