JP2002286027A - 動圧軸受 - Google Patents

動圧軸受

Info

Publication number
JP2002286027A
JP2002286027A JP2001091257A JP2001091257A JP2002286027A JP 2002286027 A JP2002286027 A JP 2002286027A JP 2001091257 A JP2001091257 A JP 2001091257A JP 2001091257 A JP2001091257 A JP 2001091257A JP 2002286027 A JP2002286027 A JP 2002286027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dynamic pressure
groove
spiral
spiral groove
pressure generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001091257A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sekimoto
徹雄 関本
Katsuyuki Uehara
勝行 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2001091257A priority Critical patent/JP2002286027A/ja
Publication of JP2002286027A publication Critical patent/JP2002286027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/02Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
    • F16C17/026Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with helical grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. herringbone grooves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/106Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
    • F16C33/107Grooves for generating pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/14Special methods of manufacture; Running-in
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2220/00Shaping
    • F16C2220/60Shaping by removing material, e.g. machining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動圧軸受に形成する動圧発生溝を簡単かつ容
易に製作するが可能であり、かつ、動圧発生溝に高い動
圧を発生できるようにする。 【解決手段】 動圧発生溝3は互いに逆方向に傾斜する
第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5とで構成
され、これら第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル
溝5の基端と終端を相互に連通させることによって環状
の動圧発生溝3を形成する。軸体2の回転時には第1、
第2のスパイラル溝4,5の交差部7において潤滑油が
絞られ、軸体2を支える方向に動圧が発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受、例えば多孔
質材料に潤滑油を含油させた含油軸受からなる動圧軸受
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】含油軸受は、多孔質材
に潤滑油を含油させたものであり、軸体の回転時に含油
軸受の気孔内に含まれた潤滑油が軸体と含油軸受との摺
動部にしみ出して潤滑作用を行うものである。
【0003】また、含油軸受において、潤滑油に軸体を
支える動圧を発生させるために、軸体を回転自在に支持
する軸受の内周面に軸体の回転に伴って潤滑油を案内す
る動圧発生溝を設けた動圧軸受も種々提案され、例えば
特開平10−141358号公報などには、第1の傾斜
溝部と第2の傾斜溝部とを対称に対向させ、これら第1
の傾斜溝部と第2の傾斜溝部を円周方向に並設させてヘ
リングボーン状の動圧発生溝を形成するとともに、第1
の傾斜溝部と第2の傾斜溝部の合流部に円周方向に周回
する環状溝を形成した動圧軸受が提案されている。
【0004】ところで、この動圧軸受は、動圧軸受の内
周面に形成する動圧発生溝をNC旋盤を用いて切削加工
して形成するようにしているが、このようなヘリングボ
ーン型の動圧発生溝は第1及び第2の傾斜溝部が相互に
隣接して円周方向に多数並設させて形成するようにして
いるため、一回の切削工程で動圧発生溝を連続的に成形
することができず、第1及び第2の傾斜溝部を1本ずつ
切削することから、溝加工が面倒で手間がかかる。すな
わち、前記特開平10−141358号公報で提案され
る動圧軸受は、第1の傾斜溝部を終端まで形成した後、
NC旋盤の回転駆動機構を強制停止させ、第1の傾斜溝
部の終端に環状溝部を形成し、この後、第1の傾斜溝部
の終端に第2の傾斜溝部の基端を合わせるようにして環
状溝部から第2の傾斜溝部を第1の傾斜溝部は逆方向に
向かって形成する(明細書段落0018〜0020段参
照)している。このため、正確なヘリングボーン型の動
圧発生溝を形成するためには1本の第1の傾斜溝部を切
削した後、その終端に第2の傾斜溝部の基端を位置合わ
して第2の傾斜溝部を切削することから、これら第1及
び第2の傾斜溝部の位置決めする煩雑な作業を第1及び
第2の傾斜溝部の本数に応じて繰り返して行う必要があ
り、面倒で手間がかかる。さらに、第1及び第2の傾斜
溝部は、軸受の内周面に形成した肉厚な段差部に形成さ
れ、これら第1及び第2の傾斜溝部の端部がそれぞれ軸
受の内周面に開口しているため、第1及び第2の傾斜溝
部内で発生した動圧が外部に逃げてしまい、十分な動圧
が発生しないという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、動圧発生溝を簡単かつ容易に形成するこ
とができるとともに、動圧発生溝で確実に動圧を発生さ
せて軸受の内周面に支持する軸体を安定的に支持するこ
とができる動圧軸受を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、多孔質材料に含油させた筒状の
含油軸受からなり、軸体を回転自在に支持する内周面に
潤滑油を案内する動圧発生溝を設けた動圧軸受におい
て、前記動圧発生溝を互いに交差する第1のスパイラル
溝と、第2のスパイラル溝とで構成するとともに、これ
ら第1のスパイラル溝と第2のスパイラル溝の基端と終
端を相互に連通させて前記動圧発生溝を環状に形成した
ものである。
【0007】動圧発生溝は互いに逆方向に傾斜した第1
のスパイラル溝と第2のスパイラル溝が連通した環状溝
によって形成されることになる。このため、切削加工に
よって動圧発生溝を形成する場合、動圧発生溝を連続的
に形成することができ、切削工程を簡略化することが可
能となる。また、第1のスパイラル溝と第2のスパイラ
ル溝は互いに逆方向に傾斜して確実に交差する。これに
より、動圧軸受により支持された軸体の回転時におい
て、第1のスパイラル溝と第2のスパイラル溝の交差部
で潤滑油が絞られ、第1、第2のスパイラル溝の双方か
ら交差部に向かう加圧力によって、軸体を支える方向に
動圧すなわち油圧が生じる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の動圧
軸受において、前記第1のスパイラル溝と第2のスパイ
ラル溝の傾斜角度が等しいものである。
【0009】軸受の内周面において軸体を支える動圧
は、第1のスパイラル溝と第2のスパイラル溝との交差
部で発生するが、第1のスパイラル溝と第2のスパイラ
ル溝の傾斜角度が等しいため、第1、第2のスパイラル
溝の双方から交差部に向かって均等に動圧が発生するか
ら、軸体を安定的に支持することができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記動圧発生溝を前記動圧軸受の端面から離
して動圧発生溝と動圧軸受の端面との間に空隙を形成し
たものである。
【0011】第1及び第2のスパイラル溝内の潤滑油は
第1及び第2のスパイラル溝によって構成される動圧発
生溝内を循環するが、動圧発生溝の両端縁と前記動圧軸
受の端面から離すことによって、潤滑油が動圧発生溝内
から流出しない。これにより、動圧発生溝で発生する動
圧が動圧発生溝の外部に逃げることなく、高い動圧を維
持できる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の動圧軸受の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。動圧軸受1は多
孔質材料である金属製の焼結体に含油させた含油軸受か
らなり、円筒形状に形成され、回転する軸体2を支持す
る内周面1aに動圧発生溝3を形成している。
【0013】動圧発生溝3は互いに逆方向に傾斜する第
1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5とで構成さ
れ、これら第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝
5の基端と終端を相互に連通させることによって1本の
連続した環状の動圧発生溝3を形成している。すなわ
ち、図1に示すように、右巻きの第1のスパイラル溝4
は、動圧軸受1の軸方向に沿うように動圧軸受1の上端
側から図示右下がりの螺旋を描くようにして動圧軸受1
の下端側に至る。ここで、第1のスパイラル溝4の終端
に第2のスパイラル溝5に基端部を連通させて左巻きの
第2のスパイラル溝5を動圧軸受1の下端側から図示右
上がりの螺旋を描くようにして動圧軸受1の上端側まで
形成する。そして、第2のスパイラル溝5の終端と前記
第1のスパイラル溝4の基端とを連通させることによっ
て第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5とが相
互に連通した環状の動圧発生溝3を形成している。ま
た、右巻きの第1のスパイラル溝4と左巻きの第2のス
パイラル溝5とを動圧軸受1の内周面に形成することで
第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5とがX字
状に交差するとともに、第1のスパイラル溝4と第2の
スパイラル溝5は図1に示すように傾斜の角度θは等し
い。また、これら第1のスパイラル溝4と第2のスパイ
ラル溝5は、前記動圧軸受1の内周面1aのほぼ全周に
形成されているが、第1のスパイラル溝4と第2のスパ
イラル溝5と合流する動圧発生溝3の両端部において、
動圧発生溝3と動圧軸受1の上下の各端面1bとの間に
僅かな空隙Sを形成している。これにより、これら第1
のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5が動圧軸受1
の端面1bに開口しない。なお、動圧発生溝3を構成す
る第1のスパイラル溝4と第2のスパイラル溝5はNC
旋盤などを用いて切削によって成形するものである。ま
た、本実施例では、第1及び第2のスパイラル溝4,5
の巻数は2である。
【0014】以上のように構成される本実施例において
は、動圧発生溝3が第1のスパイラル溝4と第2のスパ
イラル溝5とを連通させて環状に形成しているため、N
C旋盤などを用いて切削加工する際、一回の切削工程で
動圧発生溝3を連続的に形成することができる。また、
互いに逆方向に傾斜する第1のスパイラル溝4と第2の
スパイラル溝5は確実に交差することから、従来のヘリ
ングボーン型の動圧溝部のように、対向する一対の傾斜
溝の端部を揃えるとった煩わしい位置決め作業も不要で
ある。したがって、動圧軸受1の内周面1aに極めて効
率的に動圧発生溝3を形成することができ、動圧軸受1
の内周面1aに動圧発生溝3を簡単かつ容易に形成する
ことができる。
【0015】また、動圧軸受1は、使用時に、動圧軸受
1の内周面1aに支持する軸体2の回転に伴い、多孔質
の焼結体からなる軸受1の気孔内に含まれている潤滑油
がしみ出し、軸受1の内周面1aと軸体2の外周面との
間に油膜が形成される。しみ出した潤滑油は回転する軸
体2につられて動圧発生溝3を構成する第1のスパイラ
ル溝4と第2のスパイラル溝5に沿って軸体2の回転方
向へ流れる。このとき、第1のスパイラル溝4と第2の
スパイラル溝5は環状に連続するため、図2に示すよう
に、潤滑油は第1のスパイラル溝4に沿って0→1→1
´→2と流れた後、第2のスパイラル溝5に沿って2´
→3→3´→4と流れて再び第1のスパイラル溝4の0
へと循環する。そして、これら第1、第2のスパイラル
溝4,5の交差部7において図1に矢印Aで示すよう
に、潤滑油が絞られ、第1、第2のスパイラル溝4,5
の双方から交差部7に向かう加圧力によって、軸体2を
支える方向に動圧すなわち油圧が生じる。このように軸
受1の内周面1aにおいて潤滑油が第1、第2のスパイ
ラル溝4,5により案内され、これら第1、第2のスパ
イラル溝4,5の交差部7において動圧が発生すること
により、軸体2が軸受1に非接触状態で支持される。こ
の時、第1、第2のスパイラル溝4,5は同じ角度θで
傾斜しているため、その交差部7において第1、第2の
スパイラル溝4,5の双方から均等に加圧力が加わるこ
とから、軸体2を安定的に支持することができる。ま
た、第1、第2のスパイラル溝4,5によって構成され
る動圧発生溝3は動圧軸受1の端面から僅かな空隙Sを
有して動圧軸受1の内周面1aに形成されているため、
第1、第2のスパイラル溝4,5が動圧軸受1の端面に
開口しないから、第1、第2のスパイラル溝4,5から
潤滑油は洩れ出すことはない。したがって、動圧発生溝
3で発生する動圧が動圧発生溝3の外部に逃げることな
く、高い動圧を維持できるとともに、軸体2の回転時に
潤滑油が外部に飛散することもないため、動圧軸受1と
しての機能を安定的に維持することができる。
【0016】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
第1、第2のスパイラル溝の断面形状を含めて軸受の形
状は、前記実施例のものには限らず、種々の形状ものが
あり得る。また、前記実施例では、第1、第2のスパイ
ラル溝4,5の巻数を2としたが、第1、第2のスパイ
ラル溝4,5の巻数は適宜選定すればよく、例えば、図
3に示すように、第1、第2のスパイラル溝4,5の巻
数を4、図4に示すように、第1、第2のスパイラル溝
4,5の巻数を6とすることも可能である。このよう
に、第1、第2のスパイラル溝4,5の巻数を増やせば
より高い動圧が得られる。また、
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明の動圧軸受によれば、動
圧発生溝は互いに交差する第1のスパイラル溝と、第2
のスパイラル溝とで構成するとともに、前記第1のスパ
イラル溝と第2のスパイラル溝とを相互に連通させて前
記動圧発生溝を環状に形成したので、NC旋盤などを用
いて動圧軸受に動圧発生溝を切削する際、動圧発生溝を
連続的に形成することができるため、動圧軸受を簡単か
つ容易に製作することができる。
【0018】請求項2の発明の動圧軸受によれば、第1
のスパイラル溝と第2のスパイラル溝の傾斜角度が等し
いため、第2のスパイラル溝の交差部において潤滑油が
絞られ、第1のスパイラル溝と第2のスパイラル溝の交
差部分に向かって第1、第2のスパイラル溝4,5の双
方から交差部分に向かって均等に加圧力が加わることか
ら、優れた動圧特性が得られる。
【0019】請求項3の発明の動圧軸受によれば、動圧
発生溝の両端縁を動圧軸受の端面から離して動圧発生溝
の端面と動圧発生溝との間に空隙を形成したから、動圧
発生溝内の潤滑油が動圧発生溝内から流出することな
く、高い動圧を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動圧軸受の一実施例を示す断面図であ
り、図1(a)は後部側の動圧軸受の断面図であり、図
1(b)は前部の動圧軸受の断面図である。
【図2】本発明の動圧発生溝の概略を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の動圧発生溝の概略を示す説明図であ
り、動圧発生溝の巻数を4とした変形例を示している。
【図4】本発明の動圧発生溝の概略を示す説明図であ
り、動圧発生溝の巻数を6とした変形例を示している。
【符号の説明】
1 動圧軸受 1a 内周面 2 軸体 3 動圧発生溝 4 第1のスパイラル溝 5 第2のスパイラル溝 7 交差部 S 空隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の軸受からなり、軸体を回転自在に
    支持する内周面に潤滑油を案内する動圧発生溝を設けた
    動圧軸受において、前記動圧発生溝を互いに交差する第
    1のスパイラル溝と、第2のスパイラル溝とで構成する
    とともに、これら第1のスパイラル溝と第2のスパイラ
    ル溝の基端と終端を相互に連通させて前記動圧発生溝を
    環状に形成したことを特徴とする動圧軸受。
  2. 【請求項2】 前記第1のスパイラル溝と第2のスパイ
    ラル溝の傾斜角度が等しいことを特徴とする請求項1記
    載の動圧軸受。
  3. 【請求項3】 前記動圧発生溝を前記動圧軸受の端面か
    ら離して動圧発生溝と動圧軸受の端面との間に空隙を形
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載の動圧軸
    受。
JP2001091257A 2001-03-27 2001-03-27 動圧軸受 Pending JP2002286027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001091257A JP2002286027A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 動圧軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001091257A JP2002286027A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 動圧軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002286027A true JP2002286027A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18945911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001091257A Pending JP2002286027A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 動圧軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002286027A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052345A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 大豊工業株式会社 すべり軸受
WO2012105280A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 Ntn株式会社 流体動圧軸受装置
JP2018048699A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 セイコーエプソン株式会社 ロボット、歯車装置および歯車装置の製造方法
CN112356981A (zh) * 2020-11-26 2021-02-12 武汉船用机械有限责任公司 一种适用于水下工况的滚柱导缆器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052345A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 大豊工業株式会社 すべり軸受
JP2011094746A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Taiho Kogyo Co Ltd すべり軸受
US8616774B2 (en) 2009-10-30 2013-12-31 Taiho Kogyo Co., Ltd. Sliding bearing
WO2012105280A1 (ja) * 2011-01-31 2012-08-09 Ntn株式会社 流体動圧軸受装置
JP2012159125A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Ntn Corp 流体動圧軸受装置
US8864381B2 (en) 2011-01-31 2014-10-21 Ntn Corporation Fluid dynamic bearing device
JP2018048699A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 セイコーエプソン株式会社 ロボット、歯車装置および歯車装置の製造方法
CN112356981A (zh) * 2020-11-26 2021-02-12 武汉船用机械有限责任公司 一种适用于水下工况的滚柱导缆器
CN112356981B (zh) * 2020-11-26 2022-01-28 武汉船用机械有限责任公司 一种适用于水下工况的滚柱导缆器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5674495B2 (ja) 流体動圧軸受装置
KR940002803B1 (ko) 소결함유 베어링
JP2000170746A (ja) 動圧軸受装置及びその製造方法
JPH03107612A (ja) 焼結含油軸受
JP2006183807A (ja) 軸受装置
JP2002286027A (ja) 動圧軸受
JPH1151043A (ja) 流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置
JP4573349B2 (ja) 動圧軸受の製造方法
JP2003232353A (ja) 動圧型軸受装置
JP2003035310A (ja) 動圧滑り軸受構造
JPH109250A (ja) 動圧流体軸受装置
JP3620814B2 (ja) 多孔質複合軸受
JP2006226398A (ja) 軸受装置及び軸受装置の製造方法
JPH10113832A (ja) 動圧流体軸受の製造方法
JPH09317770A (ja) 動圧発生機能を備えた含油軸受と同軸受の製法及び使用方法
JPH11182551A (ja) 動圧型多孔質含油軸受
JPH05180229A (ja) 焼結含油軸受の製造方法
JPS5943216A (ja) 動圧型流体軸受装置
JPS616427A (ja) 流体軸受の製造方法
CN113614395A (zh) 流体动压轴承装置
JP2006329391A (ja) 動圧軸受装置
JP4188288B2 (ja) 動圧型多孔質含油軸受の製造方法
JP2006125461A (ja) 動圧軸受の製造方法
JPH11336762A (ja) 含油軸受装置
JPS63243521A (ja) 動圧型流体軸受