JPH1151043A - 流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置 - Google Patents
流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置Info
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- JPH1151043A JPH1151043A JP9211026A JP21102697A JPH1151043A JP H1151043 A JPH1151043 A JP H1151043A JP 9211026 A JP9211026 A JP 9211026A JP 21102697 A JP21102697 A JP 21102697A JP H1151043 A JPH1151043 A JP H1151043A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
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- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/107—Grooves for generating pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
- F16C17/045—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with grooves in the bearing surface to generate hydrodynamic pressure, e.g. spiral groove thrust bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動圧の発生効率が高い流体動圧軸受、及び流
体動圧軸受を採用したスピンドルモータ、及びスピンド
ルモータを採用した回転体装置。 【解決手段】 スラスト軸受可動側部材１とスラスト軸
受固定側部材２を備え、スラスト軸受可動側部材１の重
ね面、またはスラスト軸受固定側部材２の重ね面に動圧
発生溝３が形成されている。動圧発生溝３は、溝の長さ
方向及び幅方向の流体が流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、溝の長さ方向及び幅方
向の流体が流出する側が急に深くなる断面形状に形成さ
れていることにより動圧の発生効率が高まる。
体動圧軸受を採用したスピンドルモータ、及びスピンド
ルモータを採用した回転体装置。 【解決手段】 スラスト軸受可動側部材１とスラスト軸
受固定側部材２を備え、スラスト軸受可動側部材１の重
ね面、またはスラスト軸受固定側部材２の重ね面に動圧
発生溝３が形成されている。動圧発生溝３は、溝の長さ
方向及び幅方向の流体が流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、溝の長さ方向及び幅方
向の流体が流出する側が急に深くなる断面形状に形成さ
れていることにより動圧の発生効率が高まる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧の発生効率が
高い動圧発生溝を有する流体動圧軸受、及び流体動圧軸
受を採用したスピンドルモータ、及びスピンドルモータ
を採用した回転体装置に関する。
高い動圧発生溝を有する流体動圧軸受、及び流体動圧軸
受を採用したスピンドルモータ、及びスピンドルモータ
を採用した回転体装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のスピンドルモータは、動圧の発生
効率が低く負荷に対して不十分な流体動圧軸受が採用さ
れていた。
効率が低く負荷に対して不十分な流体動圧軸受が採用さ
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溝の形状を
改善することにより動圧の発生効率が高い流体動圧軸
受、及び流体動圧軸受を採用したスピンドルモータ、及
びスピンドルモータを採用した回転体装置を提供するも
のである。
改善することにより動圧の発生効率が高い流体動圧軸
受、及び流体動圧軸受を採用したスピンドルモータ、及
びスピンドルモータを採用した回転体装置を提供するも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、軸受
可動側部材と軸受固定側部材を備え、いずれか一方の部
材の密着面に設けられる動圧発生溝が、溝内の半径方向
流体流入側及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深
くなる断面形状に形成されているとともに、動圧発生溝
内の半径方向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断
面形状に形成されていることを特徴とする流体動圧軸受
を提供するものである。
可動側部材と軸受固定側部材を備え、いずれか一方の部
材の密着面に設けられる動圧発生溝が、溝内の半径方向
流体流入側及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深
くなる断面形状に形成されているとともに、動圧発生溝
内の半径方向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断
面形状に形成されていることを特徴とする流体動圧軸受
を提供するものである。
【０００５】本願第二の発明は、スピンドルが流体動圧
軸受を介して固定部材に軸承されたスピンドルモータに
おいて、軸受可動側部材または軸受固定側部材のいずれ
か一方の部材の密着面に設けられる動圧発生溝が、溝内
の半径方向流体流入側及び空気が溝幅方向より流入する
側が漸次深くなる断面形状に形成されているとともに、
動圧発生溝内の半径方向内端側及び幅方向反対側が急に
深くなる断面形状に形成されていることを特徴とする流
体動圧軸受を採用したスピンドルモータを提供するもの
である。
軸受を介して固定部材に軸承されたスピンドルモータに
おいて、軸受可動側部材または軸受固定側部材のいずれ
か一方の部材の密着面に設けられる動圧発生溝が、溝内
の半径方向流体流入側及び空気が溝幅方向より流入する
側が漸次深くなる断面形状に形成されているとともに、
動圧発生溝内の半径方向内端側及び幅方向反対側が急に
深くなる断面形状に形成されていることを特徴とする流
体動圧軸受を採用したスピンドルモータを提供するもの
である。
【０００６】本願第三の発明は、第二の発明のスピンド
ルモータのスピンドルにポリゴンミラーあるいは磁気デ
ィスクまたは光ディスク等の被回転体が取付けられてい
ることを特徴とするスピンドルモータを採用した回転体
装置を提供するものである。
ルモータのスピンドルにポリゴンミラーあるいは磁気デ
ィスクまたは光ディスク等の被回転体が取付けられてい
ることを特徴とするスピンドルモータを採用した回転体
装置を提供するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本願第一の発明の第一の実
施の形態にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。
この流体動圧軸受Ａは、スラスト軸受可動側部材１とス
ラスト軸受固定側部材２を備え天地逆にして使用でき
る。スラスト軸受可動側部材１が図１（ａ）において矢
印Ｃの方向に回転するものとした場合、スラスト軸受可
動側部材１の重ね面に図１（ｂ）に示すような動圧発生
溝３が形成されているか、またはスラスト軸受固定側部
材２の重ね面に図１（ｃ）に示すような動圧発生溝３が
形成されている。
施の形態にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。
この流体動圧軸受Ａは、スラスト軸受可動側部材１とス
ラスト軸受固定側部材２を備え天地逆にして使用でき
る。スラスト軸受可動側部材１が図１（ａ）において矢
印Ｃの方向に回転するものとした場合、スラスト軸受可
動側部材１の重ね面に図１（ｂ）に示すような動圧発生
溝３が形成されているか、またはスラスト軸受固定側部
材２の重ね面に図１（ｃ）に示すような動圧発生溝３が
形成されている。
【０００８】そして、図１（ｄ），（ｅ），（ｆ）に示
すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半径方
向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形
成されている。動圧発生溝３は、指数スパイラル曲線に
よって決定されることが好ましいが、例えば「く」の字
形の形状であっても良い。
すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半径方
向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形
成されている。動圧発生溝３は、指数スパイラル曲線に
よって決定されることが好ましいが、例えば「く」の字
形の形状であっても良い。
【０００９】スラスト軸受可動側部材１が図１（ａ）に
おいて矢印Ｃの方向に回転すると、空気の粘性作用によ
り動圧発生溝３に空気を取り込んで圧力を高めてスラス
ト軸受可動側部材１とスラスト軸受固定側部材２の間に
微小なギャップが生じてスラスト軸受可動側部材１が浮
いた状態になりスラスト動圧軸受機能を生起する。動圧
発生溝３の溝床形状を上記形状にすると動圧の発生効率
が高くなる。また、動圧発生溝３の半径方向流体流入側
の溝巾が広く、半径方向中心側の溝巾が狭くすると、動
圧の発生効率が一層高くなる。
おいて矢印Ｃの方向に回転すると、空気の粘性作用によ
り動圧発生溝３に空気を取り込んで圧力を高めてスラス
ト軸受可動側部材１とスラスト軸受固定側部材２の間に
微小なギャップが生じてスラスト軸受可動側部材１が浮
いた状態になりスラスト動圧軸受機能を生起する。動圧
発生溝３の溝床形状を上記形状にすると動圧の発生効率
が高くなる。また、動圧発生溝３の半径方向流体流入側
の溝巾が広く、半径方向中心側の溝巾が狭くすると、動
圧の発生効率が一層高くなる。
【００１０】なお、動圧発生溝３の形状はヘリングボー
ン溝に限定されない。
ン溝に限定されない。
【００１１】図２は本願第一の発明の第二の実施の形態
にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。この流体
動圧軸受Ｂは、ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラ
スト軸受可動側部材１を二つのスラスト軸受固定側部材
２，２でサンドイッチした構造であり、スラスト軸受可
動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転するもの
とした場合、スラスト軸受可動側部材１の上面に図１
（ａ）に示すような動圧発生溝３が形成されているか、
またはスラスト軸受固定側部材２の下面に図１（ｃ）に
示すような動圧発生溝３が形成されているとともに、ス
ラスト軸受可動側部材１の下面に図１（ｃ）に示すよう
な動圧発生溝３が形成されているか、またはスラスト軸
受固定側部材２の下面に図１（ｂ）に示すような動圧発
生溝３が形成されている。
にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。この流体
動圧軸受Ｂは、ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラ
スト軸受可動側部材１を二つのスラスト軸受固定側部材
２，２でサンドイッチした構造であり、スラスト軸受可
動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転するもの
とした場合、スラスト軸受可動側部材１の上面に図１
（ａ）に示すような動圧発生溝３が形成されているか、
またはスラスト軸受固定側部材２の下面に図１（ｃ）に
示すような動圧発生溝３が形成されているとともに、ス
ラスト軸受可動側部材１の下面に図１（ｃ）に示すよう
な動圧発生溝３が形成されているか、またはスラスト軸
受固定側部材２の下面に図１（ｂ）に示すような動圧発
生溝３が形成されている。
【００１２】そして、第二の実施の形態においても、第
一の実施の形態と同様に、図１（ｄ），（ｅ），（ｆ）
に示すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流
入側及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる
断面形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半
径方向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状
に形成されていることにより、動圧の発生効率が高くな
る。なお、スラスト軸受可動側部材１の内面にもラジア
ル動圧を発生し得る図示しない動圧発生溝が形成されて
いる。
一の実施の形態と同様に、図１（ｄ），（ｅ），（ｆ）
に示すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流
入側及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる
断面形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半
径方向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状
に形成されていることにより、動圧の発生効率が高くな
る。なお、スラスト軸受可動側部材１の内面にもラジア
ル動圧を発生し得る図示しない動圧発生溝が形成されて
いる。
【００１３】さらに、第二の実施の形態では、スラスト
軸受可動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転す
るものとした場合、ラジアル軸受可動側部材を兼用する
スラスト軸受可動側部材１の内面、またはスラスト軸受
可動側部材１の内側に通される図示しない固定軸の周面
に、図２（ｂ）に示すような動圧発生溝３が形成されて
いる。
軸受可動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転す
るものとした場合、ラジアル軸受可動側部材を兼用する
スラスト軸受可動側部材１の内面、またはスラスト軸受
可動側部材１の内側に通される図示しない固定軸の周面
に、図２（ｂ）に示すような動圧発生溝３が形成されて
いる。
【００１４】そして、図２（ｃ），（ｄ），（ｅ）に示
すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半径方
向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形
成されている。
すように、動圧発生溝３が、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、動圧発生溝内の半径方
向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形
成されている。
【００１５】図３は本願第二の発明の第一の実施の形態
にかかる流体動圧軸受を採用したスピンドルモータの断
面図である。このスピンドルモータＭ１は、固定部材４
の中央に固定軸４ａが一体に立設され、キャップ形状の
ロータ５が固定軸４ａに被さり、ロータ５の内部に、ス
テータ６と電磁コイル７とマグネット８が設けられてい
るとともに、固定軸４ａに穿設した孔４ｂに通された給
電線９を介して電磁コイル７に給電されるようになって
いる。そして、モータ部の下側に気体ラジアル軸受Ｄが
設けられ、さらに下側に図１に示す流体動圧軸受Ａが設
けられている。気体ラジアル軸受Ｄは、ラジアル軸受固
定側部材１０が固定軸４ａに固定され、ラジアル軸受可
動側部材１１がロータ５に固定されている。流体動圧軸
受Ａは、スラスト軸受可動側部材１がロータ５の下面に
固定され、スラスト軸受固定側部材２が固定部材４の上
面に固定された構造であり、流体動圧軸受Ａの動圧発生
効率が高いので、従来よりも高いスラスト動圧を生起し
て負荷に抗する軸受機能を有するモータとして信頼性が
高まる。
にかかる流体動圧軸受を採用したスピンドルモータの断
面図である。このスピンドルモータＭ１は、固定部材４
の中央に固定軸４ａが一体に立設され、キャップ形状の
ロータ５が固定軸４ａに被さり、ロータ５の内部に、ス
テータ６と電磁コイル７とマグネット８が設けられてい
るとともに、固定軸４ａに穿設した孔４ｂに通された給
電線９を介して電磁コイル７に給電されるようになって
いる。そして、モータ部の下側に気体ラジアル軸受Ｄが
設けられ、さらに下側に図１に示す流体動圧軸受Ａが設
けられている。気体ラジアル軸受Ｄは、ラジアル軸受固
定側部材１０が固定軸４ａに固定され、ラジアル軸受可
動側部材１１がロータ５に固定されている。流体動圧軸
受Ａは、スラスト軸受可動側部材１がロータ５の下面に
固定され、スラスト軸受固定側部材２が固定部材４の上
面に固定された構造であり、流体動圧軸受Ａの動圧発生
効率が高いので、従来よりも高いスラスト動圧を生起し
て負荷に抗する軸受機能を有するモータとして信頼性が
高まる。
【００１６】図４は本願第二の発明の第二の実施の形態
にかかる流体動圧軸受を採用したスピンドルモータを示
す縦断面図である。このスピンドルモータＭ２は、固定
部材４の外周部に設けたモータコイル１２とロータ５の
外周部に設けたマグネット１３が対向し、モータ部の内
側に、図２に示す流体動圧軸受Ｂを採用した薄型モータ
である。
にかかる流体動圧軸受を採用したスピンドルモータを示
す縦断面図である。このスピンドルモータＭ２は、固定
部材４の外周部に設けたモータコイル１２とロータ５の
外周部に設けたマグネット１３が対向し、モータ部の内
側に、図２に示す流体動圧軸受Ｂを採用した薄型モータ
である。
【００１７】ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラス
ト軸受可動側部材１がロータ５の内部に嵌入固定され、
下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に固定さ
れ、下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に立
設した固定軸４ａに固定された構造であり、流体動圧軸
受Ｂの動圧発生効率が高いので、従来よりも高いスラス
ト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を有するモータ
として信頼性が高まる。
ト軸受可動側部材１がロータ５の内部に嵌入固定され、
下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に固定さ
れ、下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に立
設した固定軸４ａに固定された構造であり、流体動圧軸
受Ｂの動圧発生効率が高いので、従来よりも高いスラス
ト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を有するモータ
として信頼性が高まる。
【００１８】図５は、本願第三の発明の第一の実施の態
様にかかるスピンドルモータを採用した回転体装置を示
す。この回転体装置は、図３のスピンドルモータＭ１の
ロータ５にポリゴンミラー１４が被嵌されナット１５で
締付固定され、固定部材４がミラーケース１６の底面部
に固定されている構成である。なお、図３と同一の構成
要素について同一の符号を付す。
様にかかるスピンドルモータを採用した回転体装置を示
す。この回転体装置は、図３のスピンドルモータＭ１の
ロータ５にポリゴンミラー１４が被嵌されナット１５で
締付固定され、固定部材４がミラーケース１６の底面部
に固定されている構成である。なお、図３と同一の構成
要素について同一の符号を付す。
【００１９】図６は、本願第三の発明の第二の実施の態
様にかかるスピンドルモータを採用した被回転体の回転
駆動ユニットを示す。この回転駆動ユニットは、ディス
ク装置であり、図３のスピンドルモータＭ１のロータ５
に、磁気ディスクまたは光ディスク等の被回転円盤１７
を被着してなる。
様にかかるスピンドルモータを採用した被回転体の回転
駆動ユニットを示す。この回転駆動ユニットは、ディス
ク装置であり、図３のスピンドルモータＭ１のロータ５
に、磁気ディスクまたは光ディスク等の被回転円盤１７
を被着してなる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願第一の発
明の流体動圧軸受によれば、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、溝内の半径方向内端側
及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形成された
動圧発生溝を備えたので従来よりも高い動圧発生効率が
得られる。
明の流体動圧軸受によれば、溝内の半径方向流体流入側
及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次深くなる断面
形状に形成されているとともに、溝内の半径方向内端側
及び幅方向反対側が急に深くなる断面形状に形成された
動圧発生溝を備えたので従来よりも高い動圧発生効率が
得られる。
【００２１】本願第二の発明の流体動圧軸受を採用した
スピンドルモータによれば、動圧発生効率が高い本願第
一の発明の流体動圧軸受を採用しているので、従来より
も高いスラスト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を
有するモータとして信頼性が高まる。本願第三の発明の
スピンドルモータを採用した回転体装置によれば、上記
の流体動圧軸受・スピンドルモータの効果を有するとと
もに、回転体装置としての品質・信頼性が向上する。
スピンドルモータによれば、動圧発生効率が高い本願第
一の発明の流体動圧軸受を採用しているので、従来より
も高いスラスト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を
有するモータとして信頼性が高まる。本願第三の発明の
スピンドルモータを採用した回転体装置によれば、上記
の流体動圧軸受・スピンドルモータの効果を有するとと
もに、回転体装置としての品質・信頼性が向上する。
【図１】（ａ）は本願第一の発明の第一の実施の形態に
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）及び（ｃ）
は動圧発生溝を示す図、（ｄ）は動圧発生溝の拡大図、
（ｅ）は（ｄ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は（ｄ）
におけるｆ−ｆ断面図。
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）及び（ｃ）
は動圧発生溝を示す図、（ｄ）は動圧発生溝の拡大図、
（ｅ）は（ｄ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は（ｄ）
におけるｆ−ｆ断面図。
【図２】（ａ）は本願第一の発明の第二の実施の形態に
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）は動圧発生
溝を示す図、（ｃ）は動圧発生溝の拡大図、（ｄ）は
（ｃ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は（ｃ）における
ｅ−ｅ断面図。
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）は動圧発生
溝を示す図、（ｃ）は動圧発生溝の拡大図、（ｄ）は
（ｃ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は（ｃ）における
ｅ−ｅ断面図。
【図３】本願第二の発明の第一の実施の形態にかかる流
体動圧軸受を示す縦断面図。
体動圧軸受を示す縦断面図。
【図４】本願第二の発明の第二の実施の形態にかかる流
体動圧軸受を示す縦断面図。
体動圧軸受を示す縦断面図。
【図５】本願第三の発明の第一の実施の態様に係るスピ
ンドルモータを用いた回転体装置。
ンドルモータを用いた回転体装置。
【図６】本願第三の発明の第二の実施の態様に係るスピ
ンドルモータを用いた回転体装置。
ンドルモータを用いた回転体装置。
Ａ，Ｂ 流体動圧軸受 １ スラスト軸受可動側部材 ２ スラスト軸受固定側部材 ３ 動圧発生溝 Ｍ１，Ｍ２ スピンドルモータ ４ 固定部材 ５ ロータ １４ ポリゴンミラー １７ 被回転円盤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年４月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、軸受
可動側部材と軸受固定側部材を備え、いずれか一方の部
材の摺動面に設けられる動圧発生溝が、溝の長さ方向に
沿った方向の流体が流入する側、及び溝の幅方向に沿っ
た方向の流体が流入する側が漸次深くなる断面形状に形
成されているとともに、動圧発生溝内の長さ方向に沿っ
た方向の流体が流出する側、及び溝の幅方向に沿った方
向の流体が流出する側が急に深くなる断面形状に形成さ
れていることを特徴とする流体動圧軸受を提供するもの
である。この流体動圧軸受が、スラスト動圧軸受である
場合には、円形の第一のスラスト軸受部材と、第一のス
ラスト軸受部材に対して摺動するように設けられた円形
の第二のスラスト軸受部材を備え、第一のスラスト軸受
部材と第二のスラスト軸受部材のいずれか一方の部材の
摺動面に動圧発生溝を設け、動圧発生溝の長さ方向に沿
った方向の流体が流入する側、及び動圧発生溝の幅方向
に沿った方向の流体が流入する側を、溝の深さが漸次深
くなる断面形状に形成するとともに、動圧発生溝の長さ
方向に沿った方向の流体が流出する側、及び動圧発生溝
の幅方向に沿った方向の流体が流出する側を、溝の深さ
が急に深くなる断面形状に形成して流体動圧軸受を構成
する。また、この流体動圧軸受が、ラジアル動圧軸受で
ある場合には、柱状の第一のラジアル軸受部材と、第一
のラジアル軸受部材に対して摺動するように設けられた
筒状の第二のラジアル軸受部材を備え、第一のラジアル
軸受部材と第二のラジアル軸受部材のいずれか一方の部
材の摺動面に動圧発生溝を設け、動圧発生溝の長さ方向
に沿った方向の流体が流入する側、及び動圧発生溝の幅
方向に沿った方向の流体が流入する側を、溝の深さが漸
次深くなる断面形状に形成するとともに、動圧発生溝の
長さ方向に沿った方向の流体が流出する側、及び動圧発
生溝の幅方向に沿った方向の流体が流出する側を、溝の
深さが急に深くなる断面形状に形成して流体動圧軸受を
構成する。
可動側部材と軸受固定側部材を備え、いずれか一方の部
材の摺動面に設けられる動圧発生溝が、溝の長さ方向に
沿った方向の流体が流入する側、及び溝の幅方向に沿っ
た方向の流体が流入する側が漸次深くなる断面形状に形
成されているとともに、動圧発生溝内の長さ方向に沿っ
た方向の流体が流出する側、及び溝の幅方向に沿った方
向の流体が流出する側が急に深くなる断面形状に形成さ
れていることを特徴とする流体動圧軸受を提供するもの
である。この流体動圧軸受が、スラスト動圧軸受である
場合には、円形の第一のスラスト軸受部材と、第一のス
ラスト軸受部材に対して摺動するように設けられた円形
の第二のスラスト軸受部材を備え、第一のスラスト軸受
部材と第二のスラスト軸受部材のいずれか一方の部材の
摺動面に動圧発生溝を設け、動圧発生溝の長さ方向に沿
った方向の流体が流入する側、及び動圧発生溝の幅方向
に沿った方向の流体が流入する側を、溝の深さが漸次深
くなる断面形状に形成するとともに、動圧発生溝の長さ
方向に沿った方向の流体が流出する側、及び動圧発生溝
の幅方向に沿った方向の流体が流出する側を、溝の深さ
が急に深くなる断面形状に形成して流体動圧軸受を構成
する。また、この流体動圧軸受が、ラジアル動圧軸受で
ある場合には、柱状の第一のラジアル軸受部材と、第一
のラジアル軸受部材に対して摺動するように設けられた
筒状の第二のラジアル軸受部材を備え、第一のラジアル
軸受部材と第二のラジアル軸受部材のいずれか一方の部
材の摺動面に動圧発生溝を設け、動圧発生溝の長さ方向
に沿った方向の流体が流入する側、及び動圧発生溝の幅
方向に沿った方向の流体が流入する側を、溝の深さが漸
次深くなる断面形状に形成するとともに、動圧発生溝の
長さ方向に沿った方向の流体が流出する側、及び動圧発
生溝の幅方向に沿った方向の流体が流出する側を、溝の
深さが急に深くなる断面形状に形成して流体動圧軸受を
構成する。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】また、本願第二の発明は、スピンドルが流
体動圧軸受を介して固定部材に軸承されたスピンドルモ
ータにおいて、上記構成の流体動圧軸受を採用して構成
したスピンドルモータを提供するものである。
体動圧軸受を介して固定部材に軸承されたスピンドルモ
ータにおいて、上記構成の流体動圧軸受を採用して構成
したスピンドルモータを提供するものである。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】図１（ｂ）に示すように、スラスト軸受可
動側部材が反時計回りに回転すると、動圧発生溝３に対
して、流体は回転方向前方から流入し、回転方向後方に
流出することになる。動圧発生溝３は、図１（ｅ）及び
図１（ｆ）に示すように、長さ方向及び幅方向の流体の
流入側の深さが漸次深くなるような断面形状に形成す
る。また流体の流出側の深さは急に深くなるような断面
形状に形成する。動圧発生溝３は、指数スパイラル曲線
によって決定されることが好ましいが、例えば「く」の
字形の形状であっても良い。この場合であっても、動圧
発生溝は、上記同様に形成する。
動側部材が反時計回りに回転すると、動圧発生溝３に対
して、流体は回転方向前方から流入し、回転方向後方に
流出することになる。動圧発生溝３は、図１（ｅ）及び
図１（ｆ）に示すように、長さ方向及び幅方向の流体の
流入側の深さが漸次深くなるような断面形状に形成す
る。また流体の流出側の深さは急に深くなるような断面
形状に形成する。動圧発生溝３は、指数スパイラル曲線
によって決定されることが好ましいが、例えば「く」の
字形の形状であっても良い。この場合であっても、動圧
発生溝は、上記同様に形成する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】スラスト軸受可動側部材１が図１（ａ）に
おいて矢印Ｃの方向に回転すると、空気の粘性作用によ
り動圧発生溝３に空気を取り込んで圧力を高めてスラス
ト軸受可動側部材１とスラスト軸受固定側部材２の間に
微小なギャップが生じてスラスト軸受可動側部材１が浮
いた状態になりスラスト動圧軸受機能を生起する。動圧
発生溝３の溝床形状を上記形状にすると動圧の発生効率
が高くなる。また、動圧発生溝３の長さ方向に沿った方
向の流体が流入する側の溝幅を広く、流出する側の溝幅
を狭くすると、動圧の発生効率が一層高くなる。
おいて矢印Ｃの方向に回転すると、空気の粘性作用によ
り動圧発生溝３に空気を取り込んで圧力を高めてスラス
ト軸受可動側部材１とスラスト軸受固定側部材２の間に
微小なギャップが生じてスラスト軸受可動側部材１が浮
いた状態になりスラスト動圧軸受機能を生起する。動圧
発生溝３の溝床形状を上記形状にすると動圧の発生効率
が高くなる。また、動圧発生溝３の長さ方向に沿った方
向の流体が流入する側の溝幅を広く、流出する側の溝幅
を狭くすると、動圧の発生効率が一層高くなる。
【手続補正６】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】図２は本願第一の発明の第二の実施の形態
にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。この流体
動圧軸受Ｂは、ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラ
スト軸受可動側部材１を二つのスラスト軸受固定側部材
２，２でサンドイッチした構造であり、スラスト軸受可
動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転するもの
とした場合、スラスト軸受可動側部材１の上面に図１
（ｂ）に示すような動圧発生溝３が形成されているか、
またはスラスト軸受固定側部材２の下面に図１（ｃ）に
示すような動圧発生溝３が形成されているとともに、ス
ラスト軸受可動側部材１の下面に図１（ｃ）に示すよう
な動圧発生溝３が形成されているか、またはスラスト軸
受固定側部材２の下面に図１（ｂ）に示すような動圧発
生溝３が形成されている。
にかかる流体動圧軸受を示す縦断面図である。この流体
動圧軸受Ｂは、ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラ
スト軸受可動側部材１を二つのスラスト軸受固定側部材
２，２でサンドイッチした構造であり、スラスト軸受可
動側部材１が図２において矢印Ｃの方向に回転するもの
とした場合、スラスト軸受可動側部材１の上面に図１
（ｂ）に示すような動圧発生溝３が形成されているか、
またはスラスト軸受固定側部材２の下面に図１（ｃ）に
示すような動圧発生溝３が形成されているとともに、ス
ラスト軸受可動側部材１の下面に図１（ｃ）に示すよう
な動圧発生溝３が形成されているか、またはスラスト軸
受固定側部材２の下面に図１（ｂ）に示すような動圧発
生溝３が形成されている。
【手続補正７】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】そして、第二の実施の形態においても、第
一の実施の形態と同様に、図１（ｄ），（ｅ），（ｆ）
に示すように、動圧発生溝３は、長さ方向及び幅方向の
流体の流入側の深さが漸次深くなるような断面形状に形
成し、また流体の流出側の深さは急に深くなるような断
面形状に形成すると動圧の発生効率が高くなる。
一の実施の形態と同様に、図１（ｄ），（ｅ），（ｆ）
に示すように、動圧発生溝３は、長さ方向及び幅方向の
流体の流入側の深さが漸次深くなるような断面形状に形
成し、また流体の流出側の深さは急に深くなるような断
面形状に形成すると動圧の発生効率が高くなる。
【手続補正８】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】そして、図２（ｃ），（ｄ），（ｅ）に示
すように、動圧発生溝３が、溝の長さ方向及び幅方向の
流体の流入する側が漸次深くなる断面形状に形成されて
いるとともに、溝の長さ方向及び幅方向の流体の流出す
る側が急に深くなる断面形状に形成されている。
すように、動圧発生溝３が、溝の長さ方向及び幅方向の
流体の流入する側が漸次深くなる断面形状に形成されて
いるとともに、溝の長さ方向及び幅方向の流体の流出す
る側が急に深くなる断面形状に形成されている。
【手続補正９】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】ラジアル軸受可動側部材を兼用するスラス
ト軸受可動側部材１がロータ５の内部に嵌入固定され、
下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に固定さ
れ、上側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に立
設した固定軸４ａに固定された構造であり、流体動圧軸
受Ｂの動圧発生効率が高いので、従来よりも高いスラス
ト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を有するモータ
として信頼性が高まる。
ト軸受可動側部材１がロータ５の内部に嵌入固定され、
下側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に固定さ
れ、上側のスラスト軸受固定側部材２が固定部材４に立
設した固定軸４ａに固定された構造であり、流体動圧軸
受Ｂの動圧発生効率が高いので、従来よりも高いスラス
ト動圧を生起して負荷に抗する軸受機能を有するモータ
として信頼性が高まる。
【手続補正１０】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２０】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願第一の発
明の流体動圧軸受によれば、溝の長さ方向及び幅方向の
流体が流入する側が漸次深くなる断面形状に形成されて
いるとともに、溝の長さ方向及び幅方向の流体が流出す
る側が急に深くなる断面形状に形成された動圧発生溝を
備えたので従来よりも高い動圧発生効率が得られる。
明の流体動圧軸受によれば、溝の長さ方向及び幅方向の
流体が流入する側が漸次深くなる断面形状に形成されて
いるとともに、溝の長さ方向及び幅方向の流体が流出す
る側が急に深くなる断面形状に形成された動圧発生溝を
備えたので従来よりも高い動圧発生効率が得られる。
【手続補正１１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）は本願第一の発明の第一の実施の形態に
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）及び（ｃ）
は動圧発生溝を示す図、（ｄ）は動圧発生溝の拡大図、
（ｅ）は（ｄ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は（ｄ）
におけるｆ−ｆ断面図。
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）及び（ｃ）
は動圧発生溝を示す図、（ｄ）は動圧発生溝の拡大図、
（ｅ）は（ｄ）におけるｅ−ｅ断面図、（ｆ）は（ｄ）
におけるｆ−ｆ断面図。
【図２】（ａ）は本願第一の発明の第二の実施の形態に
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）は動圧発生
溝を示す図、（ｃ）は動圧発生溝の拡大図、（ｄ）は
（ｃ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は（ｃ）における
ｅ−ｅ断面図。
かかる流体動圧軸受を示す縦断面図、（ｂ）は動圧発生
溝を示す図、（ｃ）は動圧発生溝の拡大図、（ｄ）は
（ｃ）におけるｄ−ｄ断面図、（ｅ）は（ｃ）における
ｅ−ｅ断面図。
【図３】本願第二の発明の第一の実施の形態にかかる流
体動圧軸受を採用したスピンドルモータの縦断面図。
体動圧軸受を採用したスピンドルモータの縦断面図。
【図４】本願第二の発明の第二の実施の形態にかかる流
体動圧軸受を採用したスピンドルモータの縦断面図。
体動圧軸受を採用したスピンドルモータの縦断面図。
【図５】本願第三の発明の第一の実施の態様に係るスピ
ンドルモータを用いた回転体装置。
ンドルモータを用いた回転体装置。
【図６】本願第三の発明の第二の実施の態様に係るスピ
ンドルモータを用いた回転体装置。
ンドルモータを用いた回転体装置。
Claims (3)
- 【請求項１】 軸受可動側部材と軸受固定側部材を備
え、いずれか一方の部材の密着面に設けられる動圧発生
溝が、溝内の半径方向流体流入側及び空気が溝幅方向よ
り流入する側が漸次深くなる断面形状に形成されている
とともに、動圧発生溝内の半径方向内端側及び幅方向反
対側が急に深くなる断面形状に形成されていることを特
徴とする流体動圧軸受。 - 【請求項２】 スピンドルが流体動圧軸受を介して固定
部材に軸承されたスピンドルモータにおいて、 軸受可動側部材または軸受固定側部材のいずれか一方の
部材の密着面に設けられる動圧発生溝が、溝内の半径方
向流体流入側及び空気が溝幅方向より流入する側が漸次
深くなる断面形状に形成されているとともに、動圧発生
溝内の半径方向内端側及び幅方向反対側が急に深くなる
断面形状に形成されていることを特徴とする流体動圧軸
受を有するスピンドルモータ。 - 【請求項３】 「請求項２」に記載のスピンドルモータ
のスピンドルにポリゴンミラーあるいは磁気ディスクま
たは光ディスク等の被回転体が被着されていることを特
徴とするスピンドルモータを備えた回転体装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211026A JPH1151043A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置 |
| EP98305018A EP0896163A1 (en) | 1997-08-05 | 1998-06-25 | Hydraulic dynamic bearing and spindle motor having the bearing and rotary assembly provided with the spindle motor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9211026A JPH1151043A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151043A true JPH1151043A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16599136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9211026A Pending JPH1151043A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 流体動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータ、及びこのモータを備えた回転体装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0896163A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1151043A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101148242B1 (ko) * | 2010-08-26 | 2012-07-03 | 삼성전기주식회사 | 스핀들 모터 |
| JP5572832B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-08-20 | ソーラテック コーポレイション | 遠心式血液ポンプ装置 |
| CN106489034A (zh) * | 2014-10-21 | 2017-03-08 | 三菱重工业株式会社 | 推力轴承及旋转机械 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7997802B2 (en) | 2003-05-13 | 2011-08-16 | Carl Freudenberg Kg | Axial plain bearing assembly |
| DE102011018626A1 (de) * | 2011-04-21 | 2012-10-25 | Minebea Co., Ltd. | Lagerrillenstruktur für eine Lagerfläche eines fluiddynamischen Lagers |
| CN112334690B (zh) | 2018-08-01 | 2023-02-28 | 伊格尔工业股份有限公司 | 滑动组件 |
| EP3842673A4 (en) | 2018-08-24 | 2022-05-04 | Eagle Industry Co., Ltd. | SLIDING ELEMENT |
| JP7292811B2 (ja) | 2018-11-30 | 2023-06-19 | イーグル工業株式会社 | 摺動部品 |
| WO2020130087A1 (ja) | 2018-12-21 | 2020-06-25 | イーグル工業株式会社 | 摺動部品 |
| EP3922871B1 (en) * | 2019-02-04 | 2024-01-24 | Eagle Industry Co., Ltd. | Sliding component |
| EP3926186A4 (en) | 2019-02-14 | 2022-11-16 | Eagle Industry Co., Ltd. | SLIDE COMPONENT |
| JP7399966B2 (ja) | 2019-07-26 | 2023-12-18 | イーグル工業株式会社 | 摺動部品 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57161318A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-04 | Taiho Kogyo Co Ltd | Tapered land bearing |
| JPS57163723A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | Taiho Kogyo Co Ltd | Tapered land bearing |
| JPS57163722A (en) * | 1981-04-02 | 1982-10-08 | Toshiba Corp | Dynamic pressure type bearing equipment |
| JP2591155Y2 (ja) * | 1991-07-23 | 1999-02-24 | 光洋精工株式会社 | ローラ支持構造 |
| DE29605578U1 (de) * | 1996-03-26 | 1996-06-27 | Fraunhofer Ges Forschung | Lagerbaugruppe |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9211026A patent/JPH1151043A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-25 EP EP98305018A patent/EP0896163A1/en not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5572832B2 (ja) * | 2010-03-26 | 2014-08-20 | ソーラテック コーポレイション | 遠心式血液ポンプ装置 |
| KR101148242B1 (ko) * | 2010-08-26 | 2012-07-03 | 삼성전기주식회사 | 스핀들 모터 |
| US8727623B2 (en) | 2010-08-26 | 2014-05-20 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Spindle motor |
| CN106489034A (zh) * | 2014-10-21 | 2017-03-08 | 三菱重工业株式会社 | 推力轴承及旋转机械 |
| JPWO2016063340A1 (ja) * | 2014-10-21 | 2017-04-27 | 三菱重工業株式会社 | スラスト軸受及び回転機械 |
| US10060470B2 (en) | 2014-10-21 | 2018-08-28 | Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. | Thrust bearing and rotary machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0896163A1 (en) | 1999-02-10 |
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