JP3613747B2 - 自動車の固定窓ガラスの取付方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のボディ本体やドアの車体構成パネルに取付ける固定窓ガラスの取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1乃至図4を参考にして説明する。図において、Pが車外側、Qが室内側である。
【0003】
自動車の固定窓ガラス50を取付ける窓穴13の周囲のボディやドアの車体構成パネル12には、段部14とフランジ15が形成されている。段部14の上部中央には、中央マーク16が付けられている。芯金23を埋入したU形断面の細長いウインドシールドトリム20は、フランジ15を嵌む双脚21,22を有しており、車外側Pになる脚21の外壁面にはダムラバー30、接着剤層32、離型紙31が順次重ねて取付けられており、所定長のウインドシールドトリム20の一端部24における離型紙31の表面上には接着剤層32よりも強力な接着力で摘み片33が取付けられている。
【0004】
ウインドシールドトリム20の長手方向中央に設けたセンターマーク34を中央マーク16に合致させた状態で、ウインドシールドトリム20の中央部をフランジ15に嵌込み、センターマーク34の左右いずれか一方のトリム20をフランジ15に嵌込み、次いで他方のトリム20をフランジ15に嵌込んでゆき、最後にトリム20の長手方向両端部24,25を接触させた状態に嵌め込む。この場合、段部14の中央マーク16とセンターマーク34が合致させてあるので、トリム20の両端部24,25は窓穴13の下辺の中央で相互に接触した状態になる。
【0005】
段部14にはウレタンシール40が貼付けてある。
【0006】
摘み片33を引張ると、図2に矢印Eで示す如く離型紙31の一端から横に、次いで上向きに、窓穴13の上辺に沿って横方向に、次に下向きに、最後に下辺に沿って他方の端部25に向って、水平方向に剥取られる。
【0007】
周囲にモール41を装着したガラス50を動かして接着剤層32と共にウレタンシール40に当て段部14に向って押圧すると、モール41の室内側Qに取付けておいたダムテープ42も段部14に押圧され、ガラス50がパネル12に固着される。
【0008】
上記従来の固定窓ガラスの取付方法は、ウインドシールドトリム20の上に位置決め用のセンターマーク34を特に付ける必要があり、また離型紙31の剥取り時、離型紙31のトリム20から離れる箇所が一端24から他端25に向ってフランジ15を一周することになり、剥取りにかなりの時間がかかると言う問題点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、従来の固定窓ガラスの取付方法は、ウインドシールドトリム20に特にセンターマーク34を付ける必要があること、また離型紙31の剥取り時、離型紙31のトリム20から離れる箇所が一端24から他端25に向ってフランジ15を一周することになり、剥取りにかなりの時間がかかることであって、本発明は、ウンイドシールドトリムへ付けるセンターマークが不要であり、且つ離型紙の剥取りに要する時間が半減する車体構成パネル12への窓ガラスの取付方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のクォーターウインドへのガラス取付方法は、図1及び図4乃至図6に示す如く、車体構成パネル12のフランジ15に嵌着したU字状ウインドシールドトリム20にその全長にわたって接着したダムラバー30にガラス50を固定することよりなる固定窓ガラスの取付方法であって、ダムラバー30に接着剤層32を介して貼付けた離型紙31の表面上で、トリム20の長手方向の中央に当る位置に取付けたところの剥取用摘み片35を、窓穴13の段部14の中央マーク16に合わせた状態で、フランジ15にトリム20を先ず一方の横方向からその端部24まで、次いで他方の横方向から他端部25まで嵌着したうえ、摘み片35を摘んで引張ることによって離型紙31の左右の両部分を同時に剥取り、さらにダムラバー30の上にガラス50を載せ、露出した接着剤層32を介してダムラバー30にガラス50を接着固定するものである。
【0011】
本発明によれば、従来例のセンターマーク34の代りに摘み片35がセンターマークとして役立つため、ウインドシールドトリム20に特にセンターマークを付ける必要がなく、それを廃止することが出来、また離型紙31の剥取りに当って、摘み片35を摘んで引張ると、離型紙31のトリム20から離れる点が中央から同時に左右両端に向ってフランジ15を半周するだけで、剥ぎ取られるため、剥ぎ取時間を半減することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態例について、図1及び図4乃至図6により説明する。自動車の固定窓ガラス50を取付ける窓穴13の周囲のボディやドアの車体構成パネル12には、段部14とフランジ15が形成されている。段部14の上部中央には、中央マーク16が付けられている。芯金23を埋入したU形断面の細長いウインドシールドトリム20は、フランジ15を嵌む双脚21,22を有しており、車外側Pになる脚21の外壁面にはダムラバー30、接着剤層32、離型紙31が順次重ねて取付けられており、所定長のウインドシールドトリム20の長手方向中央の離型紙31の表面上には接着剤層32よりも強力な接着力で摘み片35が取付けられている。
【0013】
摘み片35を中央マーク16に合致させた状態で、ウインドシールドトリム20の中央部をフランジ15に嵌込み、摘み片35の左右いずれか一方のトリム20をフランジ15に嵌込み、次いで他方のトリム20をフランジ15に嵌込んでゆき、最後にトリム20の長手方向両端部24,25を接触させた状態に嵌め込む。この場合、段部14の中央マーク16と摘み片35が合致させてあるので、トリム20の両端部24,25は窓穴13の下辺の中央で相互に接触した状態になる。
【0014】
段部14にはウレタンシール40が貼付けてある。
【0015】
摘み片35を引張ると、離型紙31の中央から左右に、次いで下方に、最後に下辺に沿って端部24,25に向って、図5に矢印F,Gで示す如く同時に剥取られる。
【0016】
固定窓ガラス50の周囲にモール41を装着したガラス50を動かして接着剤層32と共にウレタンシール40に当て段部14に向って押圧すると、モール41の室内側Qに取付けておいたダムテープ42も段部14に押圧され、ガラス50がパネル12に固着される。
【0017】
作用について説明すると、従来例のセンターマーク34の代りに摘み片35がセンターマークとして役立つため、ウインドシールドトリム20に特にセンターマークを付ける必要がなく、それを廃止することが出来る。また離型紙31の剥取り時、摘み片35を摘んで引張ると、離型紙31のトリム20から離れる点が中央から同時に左右両端に向ってフランジ15を半周するだけで、剥ぎ取られるため、剥取りに要する時間を従来例の所要時間に対して半減することが出来る。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されるため、従来例で必要であったセンターマークを廃止することが出来、また離型紙31の剥取りに要する時間を従来例の所要時間に対して半減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の一部切欠側面図である。
【図2】従来例を示す図1の要部拡大図である。
【図3】ガラス接着前の状態を示す図2のA−A線断面図である。
【図4】ガラス接着後の状態を示す図2のB−B線及び図5のC−C線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す図1の要部拡大図である。
【図6】ガラス接着前の状態を示す図5のD−D線断面図である。
【符号の説明】
12 車体構成パネル
13 窓穴
14 段部
15 フランジ
16 中央マーク
20 トリム
21 脚
22 脚
23 芯金
24 端部
25 端部
30 ダムラバー
31 離型紙
32 接着剤層
33 摘み片
34 センターマーク
35 摘み片
40 ウレタンシール
41 モール
42 ダムテープ
50 ガラス

Claims (1)

  1. 車体構成パネル(12)のフランジ(15)に嵌着したU字状ウインドシールドトリム(20)にその全長にわたって接着したダムラバー(30)にガラス(50)を固定することよりなる固定窓ガラスの取付方法であって、ダムラバー(30)に接着剤層(32)を介して貼付けた離型紙(31)の表面上で、トリム(20)の長手方向の中央に当る位置に取付けたところの剥取用摘み片(35)を、窓穴(13)の段部(14)の中央マーク(16)に合わせた状態で、フランジ(15)にトリム(20)を先ず一方の横方向からその端部(24)まで、次いで他方の横方向から他端部(25)まで嵌着したうえ、摘み片(35)を摘んで引張ることによって離型紙(31)の左右の両部分を同時に剥取り、さらにダムラバー(30)の上にガラス(50)を載せ、露出した接着剤層(32)を介してダムラバー(30)にガラス(50)を接着固定することを特徴とする自動車の固定窓ガラスの取付方法。
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