JP2594983Y2 - ベルトラインウエザーストリップ - Google Patents
ベルトラインウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2594983Y2 JP2594983Y2 JP1992081420U JP8142092U JP2594983Y2 JP 2594983 Y2 JP2594983 Y2 JP 2594983Y2 JP 1992081420 U JP1992081420 U JP 1992081420U JP 8142092 U JP8142092 U JP 8142092U JP 2594983 Y2 JP2594983 Y2 JP 2594983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt line
- screw
- weather strip
- lip
- core metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、昇降する自動車のドア
ガラスが摺動するベルトラインウエザーストリップイン
ナーの改良に関するものである。
ガラスが摺動するベルトラインウエザーストリップイン
ナーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の昇降するドアガラス20
の内面が摺動する上下2段のシールリップ32,32を
備えたベルトラインウエザーストリップインナー30と
して、図1乃至図7に示すものが使用されている。すな
わち、図1に示すものは、ベルトラインウエザーストリ
ップインナー30の取付に当たって、その基底部31に
埋設した芯金34を切り起こして形成した爪35をドア
トリム40の先端下垂部45の孔47へ挿入すると共
に、抜け防止しのため、爪35の先端を折り曲げてあ
り、爪35を折り曲げて使っているため、組み付けが不
十分であったり、ドアトリム40の下面に突設した組み
付けガイドピン46等、ドアトリム40の樹脂成形時の
金型アンダー部が大きくなり、成形困難であったりする
と言う問題点がある。なお、10は上方に段部11(前
記組み付けガイドピン46の差し込む孔13が開けてあ
る)を設けたドアインナーパネル、15はそのドアイン
ナーパネル10の先端フランジ12の外面に張り合わせ
たインナーレインフォースメントである。
の内面が摺動する上下2段のシールリップ32,32を
備えたベルトラインウエザーストリップインナー30と
して、図1乃至図7に示すものが使用されている。すな
わち、図1に示すものは、ベルトラインウエザーストリ
ップインナー30の取付に当たって、その基底部31に
埋設した芯金34を切り起こして形成した爪35をドア
トリム40の先端下垂部45の孔47へ挿入すると共
に、抜け防止しのため、爪35の先端を折り曲げてあ
り、爪35を折り曲げて使っているため、組み付けが不
十分であったり、ドアトリム40の下面に突設した組み
付けガイドピン46等、ドアトリム40の樹脂成形時の
金型アンダー部が大きくなり、成形困難であったりする
と言う問題点がある。なお、10は上方に段部11(前
記組み付けガイドピン46の差し込む孔13が開けてあ
る)を設けたドアインナーパネル、15はそのドアイン
ナーパネル10の先端フランジ12の外面に張り合わせ
たインナーレインフォースメントである。
【0003】図2乃至図4に示すものはベルトラインウ
エザーストリップインナー30が一体で、図5乃至図7
に示すものは上下のリップ32,32が別体であり、構
成に若干の違いはあるが、金属製クリップ50とそのク
リップ50に付属する組み付けガイド部52とを使っ
て、組み付けガイド部52をモール部36(或は上のリ
ップ32)の取付部に設けた差込み口に差し込む等し
て、ドアインナーバネル10及びドアトリム40に組み
付けており、さらに隙間には遮音のためにシーラー6
1、シールリッブ62等でシールしている。なお、図2
乃至図7において、70はモール部36等をドアトリム
40に取付けるスクリュービスである。しかしながら、
これらはいずれも構造が複雑であって、部品点数が多
く、コスト高となり、しかも組み付けが煩雑であると言
う問題点がある。
エザーストリップインナー30が一体で、図5乃至図7
に示すものは上下のリップ32,32が別体であり、構
成に若干の違いはあるが、金属製クリップ50とそのク
リップ50に付属する組み付けガイド部52とを使っ
て、組み付けガイド部52をモール部36(或は上のリ
ップ32)の取付部に設けた差込み口に差し込む等し
て、ドアインナーバネル10及びドアトリム40に組み
付けており、さらに隙間には遮音のためにシーラー6
1、シールリッブ62等でシールしている。なお、図2
乃至図7において、70はモール部36等をドアトリム
40に取付けるスクリュービスである。しかしながら、
これらはいずれも構造が複雑であって、部品点数が多
く、コスト高となり、しかも組み付けが煩雑であると言
う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のベルトラインウエザーストリップイン
ナー30は、組み付けが不十分、ドアトリム40の金型
アンダー部が大きくなり、成形困難であること、構造が
複雑で、部品点数が多く、コスト高、組み付けが煩雑で
あること等である。
点は、上記従来のベルトラインウエザーストリップイン
ナー30は、組み付けが不十分、ドアトリム40の金型
アンダー部が大きくなり、成形困難であること、構造が
複雑で、部品点数が多く、コスト高、組み付けが煩雑で
あること等である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、昇降する自動
車のドアガラス20が摺動する芯金埋入ベルトラインウ
エザーストリップインナー30において、芯金34を埋
設した基底部31と、その基底部31の外面に突設した
上下2段のリップ32、32とを有し、その芯金埋入部
をドアトリム40の上部車外側の面にスクリュービス7
0を介して留めるとともに、前記上段のリップ32の車
内側付け根にサブリップ33を結合してスクリュービス
70を覆ってなるものである。
車のドアガラス20が摺動する芯金埋入ベルトラインウ
エザーストリップインナー30において、芯金34を埋
設した基底部31と、その基底部31の外面に突設した
上下2段のリップ32、32とを有し、その芯金埋入部
をドアトリム40の上部車外側の面にスクリュービス7
0を介して留めるとともに、前記上段のリップ32の車
内側付け根にサブリップ33を結合してスクリュービス
70を覆ってなるものである。
【0006】
【実施例】本考案の第1の実施例について図8によって
説明すると、10は上方に段部11を設けたドアインナ
ーパネル、15はそのドアインナーパネル10の先端フ
ランジ12の外面に張り合わせたインナーレインフォー
スメント、20はドアガラス、30はそのドアガラス2
0が昇降する際、摺動するベルトラインウエザーストリ
ップインナーであって、芯金34を埋設した基底部3
1、その基底部31の外面に突設した上下2段のリッブ
32,32、その上段のリップ32の車内側付け根に結
合したサブリップ33、及び基底部31の芯金34の上
端に設けたモール部36よりなる。40は前記ドアイン
ナーパネル10に沿って取付けたドアトリムであって、
樹脂成形部41の外面にスポンジ層42及び薄皮層43
をそれぞれ形成してあり、その上端車外側の面には、前
記モール部36がその上端に位置するよう、スクリュー
ビス70を使って、ベルトラインウエザーストリップイ
ンナー30の基底部31を取付けてある。
説明すると、10は上方に段部11を設けたドアインナ
ーパネル、15はそのドアインナーパネル10の先端フ
ランジ12の外面に張り合わせたインナーレインフォー
スメント、20はドアガラス、30はそのドアガラス2
0が昇降する際、摺動するベルトラインウエザーストリ
ップインナーであって、芯金34を埋設した基底部3
1、その基底部31の外面に突設した上下2段のリッブ
32,32、その上段のリップ32の車内側付け根に結
合したサブリップ33、及び基底部31の芯金34の上
端に設けたモール部36よりなる。40は前記ドアイン
ナーパネル10に沿って取付けたドアトリムであって、
樹脂成形部41の外面にスポンジ層42及び薄皮層43
をそれぞれ形成してあり、その上端車外側の面には、前
記モール部36がその上端に位置するよう、スクリュー
ビス70を使って、ベルトラインウエザーストリップイ
ンナー30の基底部31を取付けてある。
【0007】第2の実施例は、図9に示すように、モー
ル部36の芯金34を露出してある。
ル部36の芯金34を露出してある。
【0008】作用について説明すると、ベルトラインウ
エザーストリップインナー30のドアトリム40への取
付をスクリュービス70のみで確実に行うことが出来、
取付が著しく容易になると共に、しかも、図1に示す従
来例を成形する際、金型アンダー加工となる組み付けガ
イドピン46や、図2乃至図7に示す組み付け用金属製
クリップ50も不要となり、部品点数が減少し、コスト
が低減される。又、サブリップ33でスクリュービス7
0を覆っているのでスクリュービス70の頭部が外観視
されず、よって自動車の美的外観を保つことができる。
エザーストリップインナー30のドアトリム40への取
付をスクリュービス70のみで確実に行うことが出来、
取付が著しく容易になると共に、しかも、図1に示す従
来例を成形する際、金型アンダー加工となる組み付けガ
イドピン46や、図2乃至図7に示す組み付け用金属製
クリップ50も不要となり、部品点数が減少し、コスト
が低減される。又、サブリップ33でスクリュービス7
0を覆っているのでスクリュービス70の頭部が外観視
されず、よって自動車の美的外観を保つことができる。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
組み付けが容易、且つ確実になり、部品点数が減少し、
コストが低減される。又、自動車の美的外観も保たれ
る。
組み付けが容易、且つ確実になり、部品点数が減少し、
コストが低減される。又、自動車の美的外観も保たれ
る。
【図1】従来例を示す断面図である。
【図2】第2の従来例を示す断面図である。
【図3】第2の従来例を示す斜視図である。
【図4】第2の従来例を示す斜視図である。
【図5】第3の従来例を示す断面図である。
【図6】第3の従来例を示す斜視図である。
【図7】第3の従来例を示す斜視図である。
【図8】本考案の第1の実施例を示す断面図である。
【図9】本考案の第2の実施例を示す断面図である。
10 ドアインナーパネル 11 段部 12 フランジ 13 孔 15 インナーレインフォースメント 20 ドアガラス 30 ベルトラインウエザーストリップインナー 31 基底部 32 リップ 33 サブリッブ 34 芯金 35 爪 36 モール部 40 ドアトリム 41 樹脂成形部 42 スポンジ層 43 薄皮層 45 下垂部 46 ガイドピン 47 孔 50 金属製クリップ 52 組み付けガイド部 61 シーラー 62 シールリップ 70 スクリュービス
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降する自動車のドアガラス(20)が
摺動する芯金埋入ベルトラインウエザーストリップイン
ナー(30)において、芯金(34)を埋設した基底部
(31)と、その基底部(31)の外面に突設した上下
2段のリップ(32、32)とを有し、その芯金埋入部
をドアトリム(40)の上部車外側の面にスクリュービ
ス(70)を介して留めるとともに、前記上段のリップ
(32)の車内側付け根にサブリップ(33)を結合し
てスクリュービス(70)を覆ってなるベルトラインウ
エザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081420U JP2594983Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | ベルトラインウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081420U JP2594983Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | ベルトラインウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639542U JPH0639542U (ja) | 1994-05-27 |
JP2594983Y2 true JP2594983Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13745870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992081420U Expired - Lifetime JP2594983Y2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | ベルトラインウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594983Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5500099B2 (ja) * | 2011-02-23 | 2014-05-21 | 株式会社ファルテック | 自動車用ウエストモールディング |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420830U (ja) * | 1990-06-12 | 1992-02-21 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP1992081420U patent/JP2594983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639542U (ja) | 1994-05-27 |
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