JP3613073B2 - 移動体の可変速機構 - Google Patents

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体の可変速機構、特に動く歩道等のパレットの可変速機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パレット上に乗客を乗せて二点間を搬送する動く歩道が良く知られているが、これは無端状に連結された複数のパレットが毎分40メートル程度の一定速度で循環移動するだけであった。
【0003】
しかし近年、機長の極めて長い動く歩道の設置を要請されることが多く、もっと速度の速い動く歩道が望まれるようになってきている。
【0004】
このため、図2に示すようなパレットの可変速機構が提案されている。
即ち、全長にわたって駆動軸1(サーボモータ2で回転させる)を設置し、この駆動軸1には螺旋状に溝1aが切ってあり、この溝1aに沿ってパレット3が動くようにする加速式動く歩道である。
【0005】
ここで、中間部ではこの溝1aの間隔を広くとり、両端部では狭くとってあり、パレット3は溝1aの間隔が広くなるにつれ加速し、狭くなるにつれ減速するように構成して、乗客が乗降する際にはパレットの速度を低くして十分安全に乗り降りできるようにするものである。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】
しかし、このような駆動軸1はそもそも極めて太くて長い部材であるため、装置が想像以上に大型化してしまう問題があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、簡単な構成で移動体を可変速させる機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のパレットを無端状の索状体により連結し、端部では垂直方向に円運動を描いて反転させ、連続して循環移動させるものにおいて、パレットには補助パレットを摺動自在に有し、隣接するパレットの補助パレットを引っ掛ける連結具を備え、反転付近では前記索状体を案内する案内装置をパレットの幅方向にズラせて配設するとともに、連結具を解放する手段を設けるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、柔軟な索状体を利用して移動体を自在に可変速できる簡単な機構を提案するものである。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る全体図、図3は図1におけるX−X線矢視図、図4は図1におけるワイヤーロープとパレットとの関係を示す拡大図、図5は図1におけるシーブの拡大図、図6は図4のパレットを裏面から見た図、図7はワイヤーロープとガイドレールとの係合状態を示す図である。
【0011】
図中、11は駆動機、12は駆動機11により駆動チェン13及び駆動スプロケット14を介して駆動される駆動シーブで、この駆動シーブ12には図5に示すように溝12aが設けられている。
【0012】
15は緊張装置16により矢印の方向に常時力を受けている従動シーブ、20は駆動シーブ12と従動シーブ15とに無端状に巻き掛けられた索状体、例えばワイヤーロープで、このワイヤーロープ20には所定の間隔ごとに例えば爪20aのような係合部が設けられ、駆動シーブ12の溝12aと係合し、該駆動シーブ12により駆動されるようになっている。
【0013】
そして、所定の爪20aには例えばピンのような係合具21を介してパレット30が連結され、係合具21はパレット30の裏面の長穴30a内を移動自在に嵌合され、ちょうどパレット30の幅方向にスライドできるように構成されている。
【0014】
40はワイヤーロープ20を案内する例えばガイドレールのような案内装置で、乗降口付近では図3に示すように徐々に動く歩道の中央よりにワイヤーロープ20を案内するように配置されている。
【0015】
このガイドレール40は図7に示すようにちょうどワイヤーロープ20を左右から挟み込むように設置される。
【0016】
このような装置において、一定の速度でワイヤーロープ20を移動させれば、動く歩道の中間部分ではこのワイヤーロープ20に連結されたパレット30はワイヤーロープ20と同じ速度で移動するが、乗降口付近では、徐々にワイヤーロープ20よりも遅い速度で移動するようになる。
【0017】
それは、ワイヤーロープ20が案内装置40により中央側に案内される結果、パレット30の進行方向の速度成分が徐々に小さくなるからである。即ち、ワイヤーロープ20の係合具21がパレット30の長穴30a内を中央側にスライドしてパレット30の移動速度を適度に殺してくれるからである。
【0018】
したがって、案内装置40の配設を図3に示すように、乗降口ではパレット30の真中よりに、中間部分に行くほどパレット30の両端寄りに徐々に配置するようにすれば、何の苦もなく、理想的な加速式の動く歩道が得られることになる。又は、中間部分を真中より、乗降口では両端よりのように逆に配置しても同じ事である。
【0019】
ところで、このままでは速度の速い領域では、パレット30相互の間隔が開いて間に隙間が生じてしまうため、次のようなパレット構造を採用するのも一法である。
【0020】
図8はその一実施例を示す図3対応図、図9はパレットを裏面から見た機構を説明するための説明図、図10は図9における隣接するパレット相互の係合状態を示す図である。
【0021】
図中、図3と同一符号のものは同一のものを示すが、30′は内部に補助パレット32を有するパレットで、移動自在に内蔵されている。この補助パレット32の先端には後述する連結具33が引っ掛かる部分が設けられている。
【0022】
パレット30′の裏面には二つの連結具33が回動自在に設けられ、該連結具相互を連結するロッド34が設けられ、このロッド34の先端には外方にはみ出すようにローラ34aが回動自在に設けられている。35はこのローラ34aが常時外方にはみ出す方向に付勢している、例えばスプリングのようなものである。
【0023】
50は前述のロッド34のローラ34aと対向するようにトラス内に設けられたブラケットで、動く歩道の中間部分ではこのブラケット50がローラ34aをパレット30′内に押し込むように配置されている。
【0024】
したがって、乗降口付近ではブラケット50とローラ34aは何ら干渉しないので、各パレット30′は相互に独立しているが、ワイヤーロープ20に引っ張られて徐々に中間部分に移動すると、ローラ34aがブラケット50によりパレット30′内方へ押されはじめ、その結果、ロッド34もパレット30′内方へ移動するため、連結具33が図9の反時計方向に回転して前方のパレット30′内の補助パレット32を掴んで引き出すことになり、パレット30′相互の隙間を塞ぐことになる。又、パレット30′が乗降口に近づけば、スプリング35のバネ力により連結具33が再度パレット30′内へ引っ込むため、パレット30′相互の連結は解消されて自由に反転できるものである。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、可変速に移動させたいものが何であれ、柔軟性のある索状体を利用することにより、いとも自在に移動方向への速度成分を簡単に変化させることができるため、索状体により駆動される物体の速度を自由自在に可変させることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体図である。
【図2】従来のパレットの可変速機構を示す概略図である。
【図3】図1におけるX−X線矢視図である。
【図4】図1におけるワイヤーロープとパレットとの関係を示す拡大図である。
【図5】図1におけるシーブの拡大図である。
【図6】図4のパレットを裏面から見た図である。
【図7】ワイヤーロープとガイドレールとの関係を示す拡大図である。
【図8】その他の図3対応図である。
【図9】その他のパレットを裏面から見た機構を示す説明図である。
【図10】図9における隣接するパレット相互の係合状態を示す図である。
【符号の説明】
3、30,30′ パレット
30a パレット30の長穴
12 シーブ
32 補助パレット
20 索状体
20a 索状体20の係合部
21 係合具
40 案内装置

Claims (2)

  1. 複数のパレットを無端状の索状体により連結し、端部では垂直方向に円運動を描いて反転させ、連続して循環移動させるものにおいて、
    前記パレットには補助パレットを摺動自在に有し、隣接するパレットの補助パレットを引っ掛ける連結具を備え、反転付近では前記索状体を案内する案内装置を前記パレットの幅方向にズラせて配設するとともに、前記連結具を解放する手段を設けたことを特徴とする移動体の可変速機構。
  2. 前記連結具は、バネ力により常時前記パレット下方に引き込まれた位置にあり、ロッドが押圧されると突出する機構であることを特徴とする請求項1に記載の移動体の可変速機構。
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