JP3612876B2 - 塗膜面サンディング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車車体などのワーク塗膜面研磨装置に設けられるサンディング材の自動交換機構、詳細には、塗膜面を研磨するサンディングヘッドの圧着面からサンドペーパーの使用済部分を外部へ送り出すと共に、所定長さの新しい未使用部分を適切に送り込んでヘッド圧着面へ確実に添着固定することのできるサンディング材の自動交換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車車体などの塗装における下塗りから中塗りへ入る前の工程、中塗りから上塗りへ入る前の工程などで行われる下地塗膜面の研磨作業としては、従来より回転するブラシを塗膜面に押し付けるブラシ水研方式が広く行われている。
【0003】
しかしながら、このブラシ水研方式による研磨では、ブラシの先端のような凹凸のある面を塗膜面に押し付けて回転しながら移動するので、研磨終了後における塗膜面に微細な凹凸面とか、ゴミ突起等が残ることがあり、どうしても研磨作業にムラが生ずるという問題がある。
【0004】
このような水研方式による研磨方法の問題点を解消する手段として、ロールから繰り出される長尺サンドペーパーの一部を下面に添着させた軟質製のサンディングヘッドを塗膜面に接触せさて塗膜面を均一に擦るような空研装置が特願平7−256578号により出願されている。
【0005】
【発明が解決すべき課題】
しかしながら、従来における上記のサンディングヘッドによる塗膜面の空研装置では、サンディングヘッドの下面に添着されたサンドペーパーの使用済部分を外側へ送り出し、新たな未使用部分を前記ヘッド下面位置へ送り込むための手段として、サンディングヘッドの両側に上下一対のローラによりサンドペーパーを挾着したアームを設けて、これらのアームを上下動させることで、サンドペーパーをサンディングヘッドに圧着したり分離する構造であるため、サンドペーパーをサンディングヘッドに圧着したり分離する作用は専らアームの上下動だけで行われて、サンドペーパーを挾着する一対のローラは単にサンドペーパーの通過移動を許すための働きしかもたない構成となっている。
【0006】
そのためサンディングヘッド両側の一対のローラによるサンドペーパーの挾着力が弱く、ヘッドの両側のアームを上方へ引き上げることでサンドペーパーの新たな未使用部分をヘッドの下面に密着させたとしても、サンドペーパーをヘッド下面に対して一体的に固定することができず、ヘッドをワーク塗膜面上で左右方向に揺動した場合に、サンドペーパーがヘッドから緩んで剥がれてしまうという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のようなサンディングヘッドによる塗膜面研磨装置の問題点を解消するために、サンドペーパーのようなサンディング材の所定長さを確実にサンディングヘッドの先端圧着面へ供給できると共に、サンディングヘッド両側におけるサンディング材への挾着力を高めて、新たな未使用部分をヘッド圧着面に対して一体的に固定することができ、ヘッドがワーク塗膜面上で左右方向に揺動してもサンディング材がヘッドと緩んで剥がれないようにしたサンディング材自動交換機構の提供を目的とするものである。
【0008】
請求項1の発明にかかる塗膜面のサンディング装置は、そのための具体的手段として、長尺なサンドペーパーの一部をサンディングヘッドの片側外部から前記ヘッドの圧着面を経由して他側外部へ送出させるサンドペーパーの供給機構を備えたサンディング材の自動交換を目的とする機構であって、前記ヘッドの両側部外側に夫々ヘッド両側辺と平行に設けられた固定側ガイドバーと、前記ガイドバーの下方に平行に配置されて前記ヘッド上のシリンダとリンクアームの作動により前記サンドペーパーを固定側ガイドバーの内側から可動側ローラの外側を経由して前記ヘッド圧着面に添設し、前記可動側ローラを上方へ回動することで、該可動側ローラに設けた圧着子がサンドペーパーを固定側ガイドバーへ圧着させるサンドペーパーのクランプ機構を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明にかかる塗膜面のサンディング装置は、前記可動側ローラが、サンディングヘッド上に設けたシリンダとリンクアームの作動により回転するシャフトの両端に設けられた一対の回動アームの先端に支持され、前記固定側ガイドバーが前記シャフトの両端を支持する軸受から突出する一対の固定アームの先端に支持されいることを特徴とする。
【0010】
請求項3にかかる塗膜面のサンディング装置は、前記固定側ガイドバーの内側に長さ方向に沿った凹部を有し、可動側ローラに前記サンドペーパーを前記固定側ガイドバーの凹部内へ圧着する突条を備えていることを特徴とする。
【0011】
固定側ガイドバーを、固定アームの先端に対して非回転式とした場合には、サンドペーパーの通過に際して、固定側ガイドバーはサンドペーパーと接触せずに可動側ローラとだけ接触するような構成とすることが好ましい。
【0012】
長尺サンドペーパーの一部をサンディングヘッドの片側外部から前記ヘッドの圧着面を経由して他側外部へ送出させるサンドペーパーの供給機構は、サンドペーパーの繰り出しドラムとモータを備えた巻き取りドラムとからなり、前記繰り出しドラムにサンドペーパーの所定繰り出し長さを指示するエンコーダと、所定繰り出し長さでドラム回動角度を制御するエアブレーキとを備えていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るサンディング材ガイド機構を、図示の実施例に従って説明すると、図1はこのガイド機構を備えたサンディングヘッド1の正面図であり、図5および図6に示すように、前記サンディングヘッド1はワーク2の移動通路上方の左右方向および上下方向の往復動が可能な梁材3に支持されたヘッド昇降装置4の下端に設けられており、前記ヘッド昇降装置4がワーク2に対する所定の高さ位置に降下した状態で横方向に往復移動することで、前記サンディングヘッド1がワーク2の塗膜面を研磨する。
【0014】
前記ヘッド昇降装置4は、図5及び図6に示すように、前記梁材3の下面に突設された一対の縦形平行アーム5と、該梁材3の上面に立設されたシリンダ6と、前記平行アーム5の間と両側とに設けられた前記シリンダ6により昇降する複数本のヘッド支持脚7と、これらの支持脚7の下端に夫々固定板8を介して吊下げ支持されたウレタンフォームのような軟質板を素材とする前記サンディングヘッド1とからなっている。
【0015】
また、前記平行アーム5の下端には支持板10が設けられていると共に、前記シリンダ6のロッド11の下端にはブラケット12を介して前記平行アーム5の間と両側とに延びるバー13とが設けられており、前記支持脚7の上方のボス14が前記支持板10の上に貫通状態で支持されていると共に、前記支持脚7の上端が前記バー13に開設された孔13aから上方に突出して、前記バー13の上に載置されたウエイト15に固定されている。
【0016】
また、前記平行アーム5の上部背面には、該平行アーム5の間と両側とに延びる夫々スプロケット16を軸着したブラケット17が設けられていると共に、このブラケット17の背面側と前記支持板10の背面側との間に、ガイド18に沿って昇降するバランスウエイト19が設けられていて、表側の前記ウエイト15の上端に接続したチェーン20が、図6に示すように、前記スプロケット16を経由して平行アーム5の上部背面側へ延びて、前記バランスウエイト19の上端に連結されている。
【0017】
図5及び図6では、前記ブラケット12がシリンダ6のロッド11により最も低い位置まで押し下げられた状態を示し、また、サンディングヘッド1も前記ウエイト15の荷重によって、前記支持脚7のボス14が支持板10に支持される最も低い位置まで下降しているが、下端のサンディングヘッド1はその位置で下方のワーク2からの反力を受けたり場合に、前記ウエイト15が同図に実線で示した位置と上方の鎖線15aで示した位置の間を上下動する。
【0018】
サンディングヘッド1が下方のワーク2からの反力を受けることで、上方へ持ち上げられる際には、前記ウエイト15が上昇すると共に、このウエイト15にチェーン20で連結された背面側のバランスウエイト19が下降して、夫々のウエイトの荷重が釣り合うことになるので、サンディングヘッド1の上方移動を軽く作動させる。
【0019】
また、サンディングヘッド1が図5及び図6に示した最も低い位置まで下降する前の段階、つまり支持脚7の上端の前記ウエイト15が図5及び図6の鎖線15aで示した位置にある段階から、下方のワーク2からの反力を受けることなく独自に同図に実線で示した最も低い位置まで下降する際には、背面の前記バランスウエイト19が上昇しながらウエイト15を下降させるので、夫々のウエイト荷重が釣り合うことでサンディングヘッド1の急激な落下を防止し、サンディングヘッド1をワーク2に軟接触させる。
【0020】
前記サンディングヘッド1は、前記支持脚7の下端に夫々細長い前記金属製固定板8が、ヒンジ21を介してワーク2の移動方向に沿った前後方向に対して揺動可能なるように軸着されていて、夫々の固定板8の下面には一枚のゴム製基板22が取付けられ、このゴム製基板22の下面にウレタンフォームのような軟質板23が貼り合わされている。
【0021】
また、図3に示すように、前記夫々の固定板8上のワーク2の移動方向に沿った前方部分には、ワーク2の形状に応じて前記固定板8を前記ヒンジ21を中心にして前方へ傾斜させるためのウエイト24が設けられていると共に、中央の固定板8には中央支持脚7の中間に突出したブラケット25に設けられたエアシリンダ26からロッド27が連結されていて、ヘッド1はエアシリンダ26の作動により水平に保持されるが、外部からの指令等によりエアシリンダ26の作動を加減するこで、ウエイト24の荷重により前方へ傾斜する力が与えられるようになっている。
【0022】
一方、前記ヘッド1のワーク2の移動方向に沿った左右方向に対しては、図1に示すように、ヘッド1の複数本の支持脚7の下端が、ゴム製基板22及び軟質板23に対して夫々左右及び中間の別々の固定板8を介して連結されているから、ワーク2の部分的形状の相違により左側の支持脚7と右側の支持脚7との上昇もしくは下降の高さが異なる場合には、図1に鎖線で示すように、ゴム製基板22及び軟質板23が左右の支持脚7の高さ位置に応じて自由に変形し、ワーク2の表面形状に対応して適切に接触する。
【0023】
図7及び図8に示すように、前記梁材3にはブラケット31を介して夫々サンドペーパー40の繰り出しドラム38と巻き取りドラム39とが軸架されてサンドペーパーの供給機構30を構成しており、繰り出しドラム38には使用前の長尺サンドペーパー40が巻装され、図5のように、この繰り出しドラム38から繰り出されたサンドペーパー40が前記ヘッド1のワーク圧着面(下面)を経由してから上方の巻き取りドラム39に巻き取られるようになっている。なお、前記繰り出しドラム38及び巻き取りドラム39には、夫々サンドペーパー40の巻き緩み防止バネ38a及び39aが設けられている。
【0024】
図8に示すように、前記サンドペーパー供給機構30を構成する一方の巻き取りドラム39には、制御指令に基づいて回動を開始する巻き取り用駆動モータ32を備えると共に、図7に示すように、他方の繰り出しドラム38には同じく制御指令に基づいて前記モータ32と連動してサンドペーパーの所定繰り出し長さを指示するエンコーダ33と、サンドペーパーの所定繰り出し長さの位置でドラム38の回転を停止するエアブレーキ34とが設けられている。
【0025】
一方、図1,図2に示すように、ヘッド1の両端には前記サンドペーパー40を該ヘッド1の下面に圧着するためのペーパークランプ機構41が設けられている。このクランプ機構41は、左右の固定板8の上にエアシリンダ43とリンクアーム44を介して回転するシャフト42を前記固定板8の側縁と平行に配置すると共に、前記固定板8の側縁外側には、前記シャフト42の両端に連結した回動アーム48を介して上下方向に回動する可動側ローラ49を備えている。
【0026】
また、図1に示すように、前記回動アーム48及び可動側ローラ49の上方には、前記シャフト42の両端を支持する軸受45の上端から、夫々固定アーム46が突出して、この固定アーム46の先端に固定側ガイドバー47が前記可動側ローラ49と平行に支持されており、ヘッド1の左側におけるサンドペーパー40の導入側では、サンドペーパー40が上方の固定側ガイドバー47の内側から可動側ローラ49の外側を通ってヘッド1の下側圧着面を通り、右側の同様な構成の送り出し側へ導かれるようになっている。
【0027】
更に、前記可動側ローラ49には先端にゴム製の圧着子50が設けられていて、図1に実線で示すように、エアシリンダ43のロッドを押し出して、前記シャフト42の両端の回動アーム48を下方へ回動することで、サンドペーパー40をヘッド1の圧着面から離してサンドペーパー40を移動することができ、また、鎖線で示すように、エアシリンダ43のロッドを引き込ませて、回動アーム48を上方へ回動することで、サンドペーパー40がヘッド1の圧着面に密着し、同時に圧着子50がサンドペーパー40を固定側ガイドバー47に圧着するので、サンドペーパー40をヘッド1の圧着面にしっかりと固定する。
【0028】
図1に示した前記固定側ガイドバー47は、可動側ローラ49と共にサンドペーパー40と接触してその移動通過が円滑に行えるようにする必要から、固定アーム46の先端に対してローラのように回転可能に軸着されているが、この固定側ガイドバー47と圧着子50とによりサンドペーパー40を挾着固定するという機能を考慮した場合、この固定側ガイドバー47は固定アーム46の先端に対して回転せずに固定されたものであってもよい。
【0029】
前記のように、ペーパークランプ機構における固定側ガイドバー47を非回転の固定式とした場合には、図9aに示したように、サンドペーパー40の移動通過に際して、固定側ガイドバー47はサンドペーパー40と接触せずに可動側ローラ49とだけ接触するような構成とする。
【0030】
また、固定側ガイドバー47の下側に長さ方向に沿った凹部51と、可動側ローラ49の内側の回動アーム48に先端部に突条52を設けた前記圧着バー50aを取り付けておき、図9bのように、可動側ローラ49の回動アーム48を上昇させた場合に、圧着バー50aの突条52がサンドペーパー40の一部を固定側ガイドバー47の下側の凹部51に押し込んで挾着するような構成としてもよい。
【0031】
サンディングヘッド1の下側圧着面に固定した一部のサンドペーパー40による研磨作業が進行して、ヘッド圧着面に添着したサンドペーパー40が古くなり、古い部分のサンドペーパーをヘッド圧着面から送り出し、新しい部分のサンドペーパー40をヘッド下面に送り込む場合には、いったんシリンダ6によりサンディングヘッド1を引き上げてワーク2より引き離す。
【0032】
このようにサンディングヘッド1が下方のワーク2から反力を受けない高さの上方まで引き上げられると、夫々の支持脚7がウエイト15の荷重により等しい位置に揃えられるので、夫々の固定板8を介して連結されたゴム製基板22と軟質板23が図1のように水平な状態に戻り、新しいサンドペーパー40がヘッド圧着面に添着されるのに好ましい状態とする。
【0033】
また、図3の鎖線で示したように、ワーク2の形状に応じてサンディングヘッド1がウエイト24の荷重によりヒンジ21を中心にして前方へ傾斜している場合には、エアシリンダ26を作動してロッド27を引き上げることでヘッド1を実線で示すような水平状態に戻し、ヘッド圧着面に新しいサンドペーパー40が添着されるのに好ましい状態とする。
【0034】
サンドペーパー40の供給に際しては、前記サンドペーパー供給機構30を作動する前に、ヘッド圧着面に対するサンドペーパー40の固定状態を解除する。そのためには、図1に示すように、ヘッド1上におけるエアシリンダ43のロッドを押し出して、リンクアーム44により前記シャフト42の両端の回動アーム48を下方へ回動することでサンドペーパー40をヘッド1の圧着面から分離し、サンドペーパー40が移動し易い状態とする。
【0035】
次に、この状態で前記サンドペーパー供給機構30に指令を与え、巻き取りドラム39のモータ32を回転して、この巻き取りドラム39側のサンドペーパー40を巻き取ることで、繰り出しドラム38からサンドペーパー40を所定長さ分だけ引き出す。繰り出しドラム38は巻き取りドラム39のモータ32と連動するエンコーダ33がサンドペーパー40の所定繰り出し長さ量を検出して、所定長さ分が繰り出されると該繰り出しドラム38に設けられたエアブレーキ34が作動して、巻き取りドラム39のモータ32の回転を停止するという手順で、順次サンディングヘッド1の圧着面に新しいサンドペーパー40を供給する。
【0036】
前記のようにサンドペーパーの新しい未使用部分がヘッド1の圧着面へ送り込まれたのちは、エアシリンダ43のロッドを引き戻すと、リンクアーム44を介して前記シャフト42の両端の回動アーム48が上方へ回動し、先端の可動側ローラ49が前記の下方に位置した部分より外側へ回動することでサンドペーパー40の新しい未使用部分を引き上げてヘッド圧着面へ密着させると共に、可動側ローラ49の先端部に設けられた圧着子50がサンドペーパー40の一部を固定側ガイドバー47に圧着することになり、サンドペーパー40をヘッド1の両側部分でクランプ機構によりしっかりと挾着固定する。
【0037】
【発明の効果】
本発明の塗膜面の研磨装置によれば、ヘッド昇降装置4の両側にサンドペーパー40の供給機構30を設けると共に、サンディングヘッド1の両端に該ヘッド下面へ導通される前記サンドペーパー40をエアシリンダ43およびリンクアーム44の作動によってヘッド圧着面に対して緊張密着及び弛緩させるためのペーパークランプ機構41を設けたので、サンドペーパー40を軟質板からなるサンディングヘッド1の圧着面に対して、緩んだり剥がれたりすることのない研磨作業に十分耐えられる状態にしっかりと固定することができ、かつ固定側ガイドバー47に対する可動側ローラ49の回動圧着と開放とによりサンドペーパー40の緊張及び弛緩作用を的確に行えるので、常にサンドペーパー40の迅速な交換作業を可能とすることができ、この種の研磨作業の大幅な質的向上を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサンディング材ガイド機構の構成を示すサンディングヘッドの側面図。
【図2】同じくサンディングヘッドの平面図。
【図3】図1のA−A線方向から見た断面図。
【図4】同じくサンディングヘッドの側面図。
【図5】サンディングヘッドが取り付けられるヘッド昇降機構の正面図。
【図6】同じくヘッド昇降機構の側面図。
【図7】サンドペーパー供給機構における繰り出しドラムの断面図。
【図8】同じくサンドペーパー供給機構における巻き取りドラムの断面図。
【図9】サンドペーパークランプ機構の別の実施例を示し、aは可動側ローラの開放状態、bは可動側ローラの閉合状態を示す説明図。
【符号の説明】
1:サンディングヘッド
2:ワーク
3:梁材
4:ヘッド昇降装置
5:縦形平行アーム
6:シリンダ
7:支持脚
8:固定板
10:支持板
11:ロッド
12:ブラケット
13:バー
14:ボス
15:ウエイト
16:スプロケット
17:ブラケット
18:ガイド
19:バランスウエイト
20:チェーン
21:ヒンジ
22:ゴム製基板
23:軟質板
24:ウエイト
25:ブラケット
26:エアシリンダ
27:ロッド
30:サンドペーパー供給機構
32:モータ
33:エンコーダ
34:エアブレーキ
38:繰り出しドラム
39:巻き取りドラム
40:サンドペーパー
41:ペーパーガイド機構
42:シャフト
43:エアシリンダ
44:リンクアーム
45:軸受
46:固定アーム
47:固定側ガイドバー
48:回動アーム
49:可動側ローラ
50:圧着子
50a:圧着バー
51:凹部
52:突条

Claims (3)

  1. 長尺サンドペーパーの一部をサンディングヘッドの片側外部から前記ヘッドの圧着面を経由して他側外部へ送出させるサンドペーパーの供給機構を備えたサンディング材の自動交換を目的とする機構であって、前記ヘッドの両側部外側に夫々ヘッド両側辺と平行に設けられた固定側ガイドバーと、前記ガイドバーの下方に平行に配置されて前記ヘッド上のシリンダとリンクアームの作動により前記ヘッド両側部と前記固定側ガイドバーとの間を回動する可動側ローラとからなり、前記サンドペーパーを固定側ガイドバーの内側から可動側ローラの外側を経由して前記ヘッド圧着面に添設し、前記可動側ローラを上方へ回動することで、該可動側ローラに設けた圧着子がサンドペーパーを固定側ガイドバーへ圧着させるサンドペーパーのクランプ機構を備えたことを特徴とする塗膜面サンディング装置。
  2. 前記可動側ローラが、サンディングヘッド上に設けたシリンダとリンクアームの作動により回転するシャフトの両端に設けられた一対の回動アームの先端に支持され、前記固定側ガイドバーが前記シャフトの両端を支持する軸受から突出する一対の固定アームの先端に支持されいる請求項1の塗膜面サンディング装置。
  3. 前記固定側ガイドバーの内側に長さ方向に沿った凹部を有し、可動側ローラに前記サンドペーパーを前記固定側ガイドバーの凹部内へ圧着する突条を備えている請求項1もしくは2の塗膜面サンディング装置。
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