JPH0544254Y2 - - Google Patents

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JPH0544254Y2
JPH0544254Y2 JP1987173198U JP17319887U JPH0544254Y2 JP H0544254 Y2 JPH0544254 Y2 JP H0544254Y2 JP 1987173198 U JP1987173198 U JP 1987173198U JP 17319887 U JP17319887 U JP 17319887U JP H0544254 Y2 JPH0544254 Y2 JP H0544254Y2
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label
movable frame
suction
pressing roller
pressing
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JP1987173198U
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  • Labeling Devices (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば放射性廃棄物を収容したド
ラムかんの周面上に、種々なデータを記入してな
るラベルを貼付けるのに採用される周面上へのラ
ベル貼付装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば実開昭
61−107709号のラベル貼付装置が提供されてい
る。この従来のラベル貼付装置によると、ラベル
ケースにラベルを入れ、そしてラベルの先端をラ
ベル押圧用ローラと挟持用ローラとの間に挿入す
るとともに、一部突出させた先端部をガイドロー
ラの案内により曲げてラベル押圧用ローラの前方
に位置させることによりセツトし得、そして可動
枠を接近動させることによつて押圧用ローラを介
してラベル先端を被貼付物に押付けて該先端の貼
付けを行え、この状態でターンテーブルとともに
被貼付物を回転させることにより、ラベルをラベ
ルケースから抜き出しつつ、且つラベル押圧用ロ
ーラによる押付けを維持しつつ貼付けを行つてい
る。
しかし、この従来のラベル貼付装置によると、
抜き出されるラベルの貼付面に挟持用ローラやガ
イドローラが接触し回転することから、この貼付
面の貼付力が低下することになる。
これに対しては、たとえば実開昭59−19509号
のラベル貼着用ヘツドが提供されている。この従
来のラベル貼着用ヘツドによると、ラベル保持体
のラベル受入面に多数のエア吸引孔を開設してこ
のラベル受入面をラベル吸着面として構成すると
ともに、ラベル押えロールは、貼付位置におい
て、貼着対象物の外面にラベルの一端を押圧させ
た後、貼着対象物に対する相対移動によつてラベ
ル吸着面に吸着されているラベルを繰出しつつ貼
着対象物の外面に押圧して貼着している。
考案が解決しようとする問題点 上記の従来ラベル貼付位置によると、前進させ
たラベル押圧用ローラと被貼付物の側面との間に
ラベルの先端が必ず存在しなければならないこと
から、最初にセツトし湾曲させたラベルの先端は
多少引き出しすぎの状態になり、したがつてラベ
ル押圧用ローラを介して押付けたとき、ラベル先
端は充分に押付けられないことになり、このラベ
ル先端からはがれ易いものとなる。
また上記の従来のラベル貼着用ヘツドも同様
に、ラベルは、ラベル押えロールよりも多少外側
に位置させた状態で吸着面に吸着させることか
ら、ラベル押えロールを介して押付けたとき、ラ
ベル先端は充分に押付けられないことになり、こ
のラベル先端からはがれ易いものとなる。
このように従来の両形式によると充分な確実な
貼付けを行えない。さらに従来のラベル貼付装置
によると、1個のラベル押圧用ローラが可動枠に
定着されていることから、また従来のラベル貼着
用ヘツドによると、1個のラベル押えロールがラ
ベル保持体に定着されていることから、それぞれ
周面に対する追従性が悪く、十分な押付け力を期
待できない。
本考案の目的とするところは、周面に対するラ
ベルの貼付けを、貼付面の貼付力を低下させるこ
となく、また前端から後端まで充分に行える周面
上へのラベル貼付装置を提供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本考案における周面上
へのラベル貼付装置は、周面を有する被貼付物を
載置自在な回転装置の側方に、ベース部材に案内
されて回転軸心に接近離間自在な可動枠を設ける
とともに、これらベース部材と可動枠との間に作
動装置を設け、前記可動枠の前部に、前面の吸引
部を介してラベルの表面を吸着自在な吸引装置を
設け、この吸引装置の側方に、それぞれ回転軸心
に沿つた軸心周りに遊転自在な第1押圧用ローラ
と第2押圧用ローラとを並設するとともに、これ
ら押圧用ローラを前記可動枠側に、縦軸心の周り
に揺動自在なリンクを介して支持させている。
作 用 かかる本考案の構成によると、まず作動装置に
より可動枠を後退させた状態で、回転装置上に被
貼付物を載置させるとともに、この被貼付物に対
応したラベルのセツトを行う。このセツトは、表
面を吸引部に当接させるとともに、裏面である貼
付面を周面に対向させ、さらに前端を第1押圧用
ローラ上に位置させて行う。このときラベルは吸
引力によつて吸引部上に吸着され、脱落すること
はない。
この状態で作動装置により可動枠を前進させる
と、第1押圧用ローラを介して前端の貼付面が周
面に押付けられることになる。そして回転駆動装
置により被貼付物を回転軸心の周りに回転させる
と、ラベルは、遊転する第1押圧用ローラの押付
けによつて順次、周面上に貼付けられ、さらに第
2押圧用ローラの部分を通るときに、その前端か
ら順次、遊転する第2押圧用ローラによる再度の
押付けによつて貼付けられることになる。
その際にラベルは吸着されたままで、その表面
を介して吸引部上を摺接し移動し、また両押圧用
ローラは、リンクを介しての縦軸心の周りでの揺
動により、周面に応じて追従しながら押付けを行
う。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1は回転装置で、基台2上にターンテーブル3
を有し、このターンテーブル3は回転駆動装置4
によつて縦方向の回転軸心5の周りに回転自在と
なる。被貼付物の一例であるドラムかん6は、そ
の軸心を縦軸心5に一致させてターンテーブル3
上に載置され、その際にドラムかん6の底面であ
る縁底6aが下方で露出するようにターンテーブ
ル3の支持径を決定している。前記ドラムかん6
の胴部は真円状の周面6bを形成する。
前記回転装置1の側方には、架枠10を介して
前後方向の支持枠11が連設され、この支持枠1
1の一側面で両端に連設したブラケツト12間
に、前後方向のガイドロツド13が上下一対設け
られる。そして両ガイドロツク13間にねじ軸1
4が配設され、このねじ軸14は軸受け15を介
して両ブラケツト12に回転自在に支持され、ま
たねじ軸14の後端にはハンドル16が取付けら
れる。
ベース部材17は、前後方向の横板18と、こ
の横板18の下面から垂設した縦板19と、この
縦板19に取付けられ、かつガイドロツド13に
外嵌するガイド筒20、ならびにねじ軸14に外
嵌して螺合するナツト体21と、前記横板18の
上面に取付けた前後方向のガイドレール22と、
横板17の一側からの垂設板23、ならびに他側
からの立設板24とからなり、垂設板23には、
前進限検出用の後部リミツトスイツチ25と、後
退限検出用の後部リミツトスイツチ26とが設け
られる。
可動枠28は、平面視でL字形状の基板29
と、この基板29の中間部から立設した取付け板
30と、取付け板30の裏面から基板29の上面
に亘つて配設した補強板31とからなる。そして
基板29の下面に取付けた摺動部材32をガイド
レール22に嵌合させることで、可動枠28は、
回転軸心5に対して接近離間自在となる。前記補
強板31と立設板24との間には、作動装置の一
例であるシリンダ装置33が設けられる。また基
板29の一側には、両リミツトスイツチ25,2
6に対応する操作部34が設けられる。
前記可動枠28の前部で他側寄りの位置には吸
引装置35が設けられる。すなわち吸引装置35
は、前面に多数のスリツト36によつて吸引部3
7を形成し、かつ取付け板30の前面に固定した
吸引箱38と、この吸引箱38内に連通する吸引
ホース39などからなり、前記吸引部37を介し
てラベル40の表面40aを吸着自在となる。
前記取付け板30の前面で一側寄りの位置には
上下一対のブラケツト41が前方に連設される。
これらブラケツト41の遊端間に設けた縦軸42
に上下一対の三角リンク43が取付けられ、これ
ら三角リンク43は縦軸心44の周りに揺動自在
となる。両三角リンク43の遊端間で他側寄りの
位置には縦ピン45を介して第1押圧用ローラ4
6が、回転軸心5に沿つた軸心周りに遊端自在に
取付けられ、また一側寄りの位置には縦ピン47
を介して第2押圧用ローラ48が、回転軸心5に
沿つた軸心周りに遊転自在に取付けられる。
次に上記実施例におけるラベル40の貼付け作
業を説明する。
まず作業を行う前に、ハンドル16によりねじ
軸14を回転させ、ナツト体21などを介してベ
ース部材17を前進または後退させ、両加圧用ロ
ーラ46,48などの作用範囲の確定を行う、そ
してシリンダ装置33の収縮により可動枠28を
後退させた状態で、ターンテーブル3上にドラム
かん6を載置させるとともに、このドラムかん6
に対応したラベル40のセツトを行う。このセツ
トは手作業により行われ、第3図、第4図仮想
線、第5図実線で示すように、その表面40aを
吸引部37に当接させるとともに、裏面である貼
付面40bを周面6bに対向させ、さらに前端4
0cを第1押圧用ローラ46上に位置させる。こ
のときラベル40は吸引力によつて吸引部37上
に吸着され、脱落することはない。
この状態でシリンダ装置33を伸展させ、ガイ
ドレール22に案内される摺動部材32を介して
可動枠28を前進させる。すると第5図仮想線で
示すように、第1押圧用ローラ46を介して前端
40cの貼付面40bが周面6bに押付けられ
る。この状態で回転駆動装置4の作動によりター
ンテーブル3を回転させ、第6図に示すようにド
ラムかん6を回転軸心5の周りに回転Aさせる。
するとラベル40は遊転する第1押圧用ローラ
46の押付けによつて順次周面6b上に貼付けら
れ、さらに第2押圧用ローラ46の部分を通ると
きに、その前端40cから順次、遊転する第2押
圧用ローラ46による再度の押付けによつて貼付
けられることになる。その際にラベル40は吸引
力によつて吸着されたままで、その表面40aを
介して吸引部37上を摺接し移動することにな
る。また両押圧用ローラ46,48が、リンク4
3を介しての縦軸心44の周りでの揺動により、
周面6bに応じて追従しながら押付けを行う。
そしてドラムかん6が所定角度回転すること
で、吸引部37上のラベル40はドラムかん6の
周面6b上に完全に移され、貼付けられることに
なる。その後、シリンダ装置33の収縮により可
動枠28を後退させることで1回の作業を終了す
る。
考案の効果 上記構成の本考案によると、ラベルは表面側を
介して保持し、かつ貼付け時には表面側のみ摺接
することから、その裏面である貼付面に他物が接
することなく、かつ貼付力を低下させることなく
直接に貼付けることができる。またラベルは、第
1押圧用ローラを介して押付けられたのち、再度
前端から第2押圧用ローラを介して押付けられる
ことになり、前端から後端まで充分に確実に貼付
けを行うことができ、さらに両押圧用ローラによ
る押付けは、リンクを介しての縦軸心の周りでの
揺動により周面に応じて追従しながら、十分な押
付け力で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は要部の一部切欠き側面図、第3図は
同平面図、第4図は同正面図、第5図、第6図は
作用状態を示す要部の横断平面図である。 1……回転装置、3……ターンテーブル、5…
…回転軸心、6……ドラムかん(被貼付物)、6
b……周面、11……支持枠、17……ベース部
材、22……ガイドレール、28……可動枠、3
2……摺動部材、33……シリンダ装置(作動装
置)、35……吸引装置、36……スリツト、3
7……吸引部、38……吸引箱、40……ラベ
ル、40a……表面、40b……貼付面、40c
……前端、43……三角リンク(リンク)、44
……縦軸心、46……第1押圧用ローラ、48…
…第2押圧用ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周面を有する被貼付物を載置自在な回転装置の
    側方に、ベース部材に案内されて回転軸心に接近
    離間自在な可動枠を設けるとともに、これらベー
    ス部材と可動枠との間に作動装置を設け、前記可
    動枠の前部に、前面の吸引部を介してラベルの表
    面を吸着自在な吸引装置を設け、この吸引装置の
    側方に、それぞれ回転軸心に沿つた軸心周りに遊
    転自在な第1押圧用ローラと第2押圧用ローラと
    を並設するとともに、これら押圧用ローラを前記
    可動枠側に、縦軸心の周りに揺動自在なリンクを
    介して支持させたことを特徴とする周面上へのラ
    ベル貼付装置。
JP1987173198U 1987-11-12 1987-11-12 Expired - Lifetime JPH0544254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987173198U JPH0544254Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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JP1987173198U JPH0544254Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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Publication Number Publication Date
JPH0176404U JPH0176404U (ja) 1989-05-23
JPH0544254Y2 true JPH0544254Y2 (ja) 1993-11-10

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JP1987173198U Expired - Lifetime JPH0544254Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919509B2 (ja) * 1977-04-12 1984-05-07 松下電器産業株式会社 同期パルス再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919509B2 (ja) * 1977-04-12 1984-05-07 松下電器産業株式会社 同期パルス再生装置

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JPH0176404U (ja) 1989-05-23

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