JP3611453B2 - 回路遮断器のハンドルロック装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の操作ハンドルを開路状態及び閉路状態にロックするための回路遮断器のハンドルロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の操作ハンドルを開路状態及び閉路状態にロックするための回路遮断器のハンドルロック装置は、特開平9−270224号公報に記載のものがあった。即ち、回路遮断器本体を収納するケースと、このケースを覆うカバーと、回路遮断器本体と連動し、回動させることにより回路遮断器を開閉駆動させるハンドルと、このハンドルに固定されるとともにカバーの開口部を通してケース外部に突出し、ハンドルが回動する面と平行な側の両側面に肉ぬすみ穴を備えた摘まみ部とにより構成された回路遮断器のハンドルを回路遮断器の開路状態および閉路状態にロックするための装置であって、可撓性を有する材質よりなりU字状に形成された第一部品が設けられ、この第一部品の両腕部内に前記摘まみ部が嵌挿可能に形成され、第一部品の両腕部のそれぞれに凸部と突起部が設けられ、凸部は両腕部の内側に互いに向き合うようにして突設されるとともに前記摘まみ部の肉ぬすみ穴に嵌合可能に形成され、突起部は両腕部の付け根側に腕部の幅方向に突設されるとともに凸部を肉ぬすみ穴に嵌合させたときに前記開口部に嵌まり込み開口部の縁部に当接するように形成されるものであった。このハンドルロック装置に南京錠で施錠することによりハンドルロックし、南京錠を開錠することによりハンドルロックを解除していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の回路遮断器のハンドルロック装置は、構造が複雑で製造コストが高くつくと共に、施錠のための南京錠が必要であるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の回路遮断器のハンドルロック装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、簡単な構造で、而も施錠のための南京錠が不要で、製造コストを低減できる回路遮断器のハンドルロック装置を提供するもので、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部を挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記回路遮断器の前記操作ハンドルの段部の係止を解除することである。
【0005】
また、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪と前記軸部に略平行な挿通ピンを有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部及び前記挿通ピンを夫々挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記ハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記ハンドルロックキャップの段部の係止を解除することである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置によれば、請求項1の発明においては、ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部とこの軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、ハンドルロックキャップの側面部には回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、この貫通孔はハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、回路遮断器の操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、回路遮断器の操作ハンドルにハンドルロックキャップを装着すると共に、貫通孔及び挿通孔にハンドルロックピンの軸部を挿通すると、ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が回路遮断器の操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、ハンドルロック解除具は、先端部にハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、収束部を係止状態のハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピンと回路遮断器の操作ハンドルの段部の係止を解除する。
【0007】
また、請求項2の発明においては、ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と軸部の先端外側に突出する係止爪と軸部に略平行な挿通ピンを有し、ハンドルロックキャップの側面部には回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、貫通孔はハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、回路遮断器の操作ハンドルにハンドルロックキャップを装着すると共に、貫通孔及び挿通孔にハンドルロックピンの軸部及び挿通ピンを夫々挿通すると、ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪がハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、ハンドルロック解除具は、先端部にハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、収束部を係止状態のハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピンとハンドルロックキャップの段部の係止を解除する。
【0008】
【実施例】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例を図1〜図3に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0009】
回路遮断器のハンドルロック装置1は、回路遮断器2の操作ハンドル3に装着されるハンドルロックキャップ4と、ハンドルロックキャップ4に設けた貫通孔5に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピン6と、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具7とで構成される。
【0010】
ハンドルロックピン6は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9とこの軸部9,9の先端外側に突出する係止爪10,10を有し、ハンドルロックキャップ4の側面部には回路遮断器2の操作ハンドル3に設けた挿通孔3aに連設した貫通孔5が設けられ、この貫通孔5はハンドルロックピン6の軸部9,9の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、回路遮断器2の操作ハンドル3の挿通孔3a内部には段部11が形成され、回路遮断器2の操作ハンドル3にハンドルロックキャップ4を装着すると共に、貫通孔5及び挿通孔3aにハンドルロックピン6の軸部9,9を挿通すると、ハンドルロックピン6の軸部9,9の先端の係止爪10,10が回路遮断器2の操作ハンドル3の挿通孔3aの段部11に係止され、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン6の軸部9,9の先端を収束させる収束部12を有し、ハンドルロックピン6の軸部9,9を挿通した貫通孔5の反対側から挿通し、収束部12を係止状態のハンドルロックピン6の軸部9,9の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピン6と回路遮断器2の操作ハンドル3の段部11の係止を解除する。
【0011】
尚、本実施例においてハンドルロックピン6は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9を有し、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン6の軸部9,9の先端を収束させる収束部12を有するものとしたが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0012】
また、ハンドルロックキャップ4、ハンドルロックピン6及びハンドルロック解除具7の形状は本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0013】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例を図4〜図6に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0014】
回路遮断器のハンドルロック装置21は、回路遮断器22の操作ハンドル23に装着されるハンドルロックキャップ24と、ハンドルロックキャップ24に設けた貫通孔25に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピン26と、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具27とで構成される。
【0015】
ハンドルロックピン26は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29と軸部29,29の先端外側に突出する係止爪30,30と軸部29,29に略平行な挿通ピン29aを有し、ハンドルロックキャップ24の側面部には回路遮断器22の操作ハンドル23に設けた挿通孔23aに連設した挿通孔25bと回路遮断器22の操作ハンドル23に設けた挿通孔23aに連設しない貫通孔25aが設けられ、貫通孔25aはハンドルロックピン26の軸部29,29の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、ハンドルキャップ24の貫通孔25a内部には段部31が形成され、回路遮断器22の操作ハンドル23にハンドルロックキャップ24を装着すると共に、貫通孔25a及び挿通孔25bにハンドルロックピン26の軸部29,29及び挿通ピン29aを夫々挿通すると、ハンドルロックピン26の軸部29,29の先端の係止爪30,30がハンドルロックキャップ24の貫通孔25aの段部31に係止され、ハンドルロック解除具27は、先端部にハンドルロックピン26の軸部29,29の先端を収束させる収束部32を有し、ハンドルロックピン26の軸部29,29を挿通した貫通孔25aの反対側から挿通し、収束部32を係止状態のハンドルロックピン26の軸部29,29の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピン26とハンドルロックキャップ24の段部31の係止を解除する。
【0016】
尚、本実施例においてハンドルロックピン26は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29を有し、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン26の軸部29,29の先端を収束させる収束部32を有するものとしたが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0017】
また、ハンドルロックキャップ24、ハンドルロックピン26及びハンドルロック解除具27の形状は本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置は、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部を挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンを挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記回路遮断器の前記操作ハンドルの段部の係止を解除することによって、簡単な構造でハンドルロック装置を作ることができ、また施錠はハンドルロックキャプとハンドルロックピンでできるため南京錠が不要となり、製造コストを低減することができるという効果がある。
【0019】
また、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの上面側から装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪と前記軸部に略平行な挿通ピンを有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピン及び前記挿通ピンを夫々挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記ハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記ハンドルロックキャップの段部の係止を解除することによって、簡単な構造でハンドルロック装置を作ることができ、また施錠はハンドルロックキャプとハンドルロックピンでできるため南京錠が不要となり、製造コストを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例の説明図である。
【図2】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例において、ハンドルロックの要部説明図である。
【図3】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例において、ハンドルロックの解除の要部説明図である。
【図4】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例の説明図である。
【図5】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例において、ハンドルロックの要部説明図である。
【図6】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例において、ハンドルロックの解除の要部説明図である。
【符号の説明】
2 回路遮断器
3 操作ハンドル
4 ハンドルロックキャップ
6 ハンドルロックピン
7 ハンドルロック解除具
【産業上の利用分野】
本発明は、配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の操作ハンドルを開路状態及び閉路状態にロックするための回路遮断器のハンドルロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配線用遮断器や漏電遮断器等の回路遮断器の操作ハンドルを開路状態及び閉路状態にロックするための回路遮断器のハンドルロック装置は、特開平9−270224号公報に記載のものがあった。即ち、回路遮断器本体を収納するケースと、このケースを覆うカバーと、回路遮断器本体と連動し、回動させることにより回路遮断器を開閉駆動させるハンドルと、このハンドルに固定されるとともにカバーの開口部を通してケース外部に突出し、ハンドルが回動する面と平行な側の両側面に肉ぬすみ穴を備えた摘まみ部とにより構成された回路遮断器のハンドルを回路遮断器の開路状態および閉路状態にロックするための装置であって、可撓性を有する材質よりなりU字状に形成された第一部品が設けられ、この第一部品の両腕部内に前記摘まみ部が嵌挿可能に形成され、第一部品の両腕部のそれぞれに凸部と突起部が設けられ、凸部は両腕部の内側に互いに向き合うようにして突設されるとともに前記摘まみ部の肉ぬすみ穴に嵌合可能に形成され、突起部は両腕部の付け根側に腕部の幅方向に突設されるとともに凸部を肉ぬすみ穴に嵌合させたときに前記開口部に嵌まり込み開口部の縁部に当接するように形成されるものであった。このハンドルロック装置に南京錠で施錠することによりハンドルロックし、南京錠を開錠することによりハンドルロックを解除していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の回路遮断器のハンドルロック装置は、構造が複雑で製造コストが高くつくと共に、施錠のための南京錠が必要であるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来の回路遮断器のハンドルロック装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、簡単な構造で、而も施錠のための南京錠が不要で、製造コストを低減できる回路遮断器のハンドルロック装置を提供するもので、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部を挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記回路遮断器の前記操作ハンドルの段部の係止を解除することである。
【0005】
また、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪と前記軸部に略平行な挿通ピンを有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部及び前記挿通ピンを夫々挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記ハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記ハンドルロックキャップの段部の係止を解除することである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置によれば、請求項1の発明においては、ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部とこの軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、ハンドルロックキャップの側面部には回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、この貫通孔はハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、回路遮断器の操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、回路遮断器の操作ハンドルにハンドルロックキャップを装着すると共に、貫通孔及び挿通孔にハンドルロックピンの軸部を挿通すると、ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が回路遮断器の操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、ハンドルロック解除具は、先端部にハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、収束部を係止状態のハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピンと回路遮断器の操作ハンドルの段部の係止を解除する。
【0007】
また、請求項2の発明においては、ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と軸部の先端外側に突出する係止爪と軸部に略平行な挿通ピンを有し、ハンドルロックキャップの側面部には回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と回路遮断器の操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、貫通孔はハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、回路遮断器の操作ハンドルにハンドルロックキャップを装着すると共に、貫通孔及び挿通孔にハンドルロックピンの軸部及び挿通ピンを夫々挿通すると、ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪がハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、ハンドルロック解除具は、先端部にハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、収束部を係止状態のハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピンとハンドルロックキャップの段部の係止を解除する。
【0008】
【実施例】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例を図1〜図3に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0009】
回路遮断器のハンドルロック装置1は、回路遮断器2の操作ハンドル3に装着されるハンドルロックキャップ4と、ハンドルロックキャップ4に設けた貫通孔5に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピン6と、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具7とで構成される。
【0010】
ハンドルロックピン6は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9とこの軸部9,9の先端外側に突出する係止爪10,10を有し、ハンドルロックキャップ4の側面部には回路遮断器2の操作ハンドル3に設けた挿通孔3aに連設した貫通孔5が設けられ、この貫通孔5はハンドルロックピン6の軸部9,9の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、回路遮断器2の操作ハンドル3の挿通孔3a内部には段部11が形成され、回路遮断器2の操作ハンドル3にハンドルロックキャップ4を装着すると共に、貫通孔5及び挿通孔3aにハンドルロックピン6の軸部9,9を挿通すると、ハンドルロックピン6の軸部9,9の先端の係止爪10,10が回路遮断器2の操作ハンドル3の挿通孔3aの段部11に係止され、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン6の軸部9,9の先端を収束させる収束部12を有し、ハンドルロックピン6の軸部9,9を挿通した貫通孔5の反対側から挿通し、収束部12を係止状態のハンドルロックピン6の軸部9,9の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピン6と回路遮断器2の操作ハンドル3の段部11の係止を解除する。
【0011】
尚、本実施例においてハンドルロックピン6は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部9,9を有し、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン6の軸部9,9の先端を収束させる収束部12を有するものとしたが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0012】
また、ハンドルロックキャップ4、ハンドルロックピン6及びハンドルロック解除具7の形状は本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0013】
本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例を図4〜図6に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明する。
【0014】
回路遮断器のハンドルロック装置21は、回路遮断器22の操作ハンドル23に装着されるハンドルロックキャップ24と、ハンドルロックキャップ24に設けた貫通孔25に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピン26と、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具27とで構成される。
【0015】
ハンドルロックピン26は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29と軸部29,29の先端外側に突出する係止爪30,30と軸部29,29に略平行な挿通ピン29aを有し、ハンドルロックキャップ24の側面部には回路遮断器22の操作ハンドル23に設けた挿通孔23aに連設した挿通孔25bと回路遮断器22の操作ハンドル23に設けた挿通孔23aに連設しない貫通孔25aが設けられ、貫通孔25aはハンドルロックピン26の軸部29,29の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、ハンドルキャップ24の貫通孔25a内部には段部31が形成され、回路遮断器22の操作ハンドル23にハンドルロックキャップ24を装着すると共に、貫通孔25a及び挿通孔25bにハンドルロックピン26の軸部29,29及び挿通ピン29aを夫々挿通すると、ハンドルロックピン26の軸部29,29の先端の係止爪30,30がハンドルロックキャップ24の貫通孔25aの段部31に係止され、ハンドルロック解除具27は、先端部にハンドルロックピン26の軸部29,29の先端を収束させる収束部32を有し、ハンドルロックピン26の軸部29,29を挿通した貫通孔25aの反対側から挿通し、収束部32を係止状態のハンドルロックピン26の軸部29,29の先端に当接させて押圧することにより、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29が収束されて弾性変形し、ハンドルロックピン26とハンドルロックキャップ24の段部31の係止を解除する。
【0016】
尚、本実施例においてハンドルロックピン26は、二股状の略平行の2本の弾性体より成る軸部29,29を有し、ハンドルロック解除具7は、先端部にハンドルロックピン26の軸部29,29の先端を収束させる収束部32を有するものとしたが、これに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0017】
また、ハンドルロックキャップ24、ハンドルロックピン26及びハンドルロック解除具27の形状は本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置は、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部を挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンを挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記回路遮断器の前記操作ハンドルの段部の係止を解除することによって、簡単な構造でハンドルロック装置を作ることができ、また施錠はハンドルロックキャプとハンドルロックピンでできるため南京錠が不要となり、製造コストを低減することができるという効果がある。
【0019】
また、回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの上面側から装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪と前記軸部に略平行な挿通ピンを有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピン及び前記挿通ピンを夫々挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記ハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記ハンドルロックキャップの段部の係止を解除することによって、簡単な構造でハンドルロック装置を作ることができ、また施錠はハンドルロックキャプとハンドルロックピンでできるため南京錠が不要となり、製造コストを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例の説明図である。
【図2】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例において、ハンドルロックの要部説明図である。
【図3】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第一実施例において、ハンドルロックの解除の要部説明図である。
【図4】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例の説明図である。
【図5】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例において、ハンドルロックの要部説明図である。
【図6】本発明に係る回路遮断器のハンドルロック装置の第二実施例において、ハンドルロックの解除の要部説明図である。
【符号の説明】
2 回路遮断器
3 操作ハンドル
4 ハンドルロックキャップ
6 ハンドルロックピン
7 ハンドルロック解除具
Claims (2)
- 回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪を有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部を挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記回路遮断器の前記操作ハンドルの挿通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記回路遮断器の前記操作ハンドルの段部の係止を解除することを特徴とする回路遮断器のハンドルロック装置。
- 回路遮断器の操作ハンドルに係合して開路状態及び閉路状態にハンドルロックするための回路遮断器のハンドルロック装置であって、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに装着されるハンドルロックキャップと、該ハンドルロックキャップに設けた貫通孔に挿通され挿通状態で係止されるハンドルロックピンと、ハンドルロックを解除するためのハンドルロック解除具とで構成され、前記ハンドルロックピンは、略平行の複数本の弾性体より成る軸部と該軸部の先端外側に突出する係止爪と前記軸部に略平行な挿通ピンを有し、前記ハンドルロックキャップの側面部には前記回路遮断器の前記操作ハンドルに設けた挿通孔に連設した挿通孔と操作ハンドルに設けた挿通孔に連設しない貫通孔が設けられ、該貫通孔は前記ハンドルロックピンの軸部の先端が収束されて弾性変形した状態で挿通可能で、前記ハンドルキャップの貫通孔内部には段部が形成され、前記回路遮断器の前記操作ハンドルに前記ハンドルロックキャップを装着すると共に、前記貫通孔及び前記挿通孔に前記ハンドルロックピンの軸部及び前記挿通ピンを夫々挿通すると、前記ハンドルロックピンの軸部の先端の係止爪が前記ハンドルロックキャップの貫通孔の段部に係止され、前記ハンドルロック解除具は、先端部に前記ハンドルロックピンの軸部の先端を収束させる収束部を有し、前記ハンドルロックピンの軸部を挿通した貫通孔の反対側から挿通し、前記収束部を係止状態の前記ハンドルロックピンの軸部の先端に当接させて押圧することにより、略平行の複数本の弾性体より成る軸部が収束されて弾性変形し、前記ハンドルロックピンと前記ハンドルロックキャップの段部の係止を解除することを特徴とする回路遮断器のハンドルロック装置。
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