JPH08296621A - ロック機構 - Google Patents

ロック機構

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JPH08296621A
JPH08296621A JP7101264A JP10126495A JPH08296621A JP H08296621 A JPH08296621 A JP H08296621A JP 7101264 A JP7101264 A JP 7101264A JP 10126495 A JP10126495 A JP 10126495A JP H08296621 A JPH08296621 A JP H08296621A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の構成部材の嵌合およびロック状態を小
さな挿入力で確実に行うことができ、しかもロック解除
を治具を使用せずに容易に行うことができるロック機構
を提供する。 【構成】 ロック機構20は、一方の構成部材21端部
に係合突起24を備えた挿入片23が設けられ、その係
合突起24の両側端部に形成された切れ込み部29によ
り片持ちされた弾性片30が設けられている。また、こ
の弾性片30の自由端部が可撓変位可能なように切欠部
36が設けられている。また、弾性片30の自由端部
が、挿入片挿通孔26から突出するように寸法設定され
ている。更に、他方の構成部材22には挿入片23を係
止する係止面27を備えた枠壁部33と側壁部の一部で
ある壁部材32とにより挿入片挿通孔26を形成する挿
入片係合部25が突設されている。また、この壁部材3
2の一部に弾性片30の可撓変位を受容する切欠部35
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の構成部材の挿入
片に設けた係合突起を他方の構成部材の挿入片係合部に
設けられた係止面に係止させることによって、これら一
対の構成部材を係合するロック機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等のワイヤハーネスを収容保持す
る従来のワイヤハーネスプロテクタ1は、図5に示すよ
うに自動車の車体フレーム等に沿ってワイヤハーネス2
を収容保持するプロテクタ本体枠3と、このプロテクタ
本体枠3の開口部に開閉可能に装着されたプロテクタカ
バー4とを具備した構成であり、絶縁性の合成樹脂によ
る一体成形品である。
【0003】このプロテクタカバー4の基端側は、薄肉
化により所定の可撓性を確保したヒンジ部5を介してプ
ロテクタ本体枠3に一体化されている。そして、このヒ
ンジ部5によりプロテクタ本体枠3に開閉可能に連結さ
れたプロテクタカバー4の先端部には、舌片状の挿入片
7が延出形成されている。さらに、この挿入片7の先端
部には該挿入片7の板厚方向に突出した係合突起8が形
成されている。一方、プロテクタ本体枠3には、プロテ
クタカバー4を閉じたときに、挿入片7を係止する挿入
片係合部9が形成されている。この挿入片7および挿入
片係合部9によって、プロテクタカバー4を閉じた状態
でロックされるロック機構10が構成されている。
【0004】上述したロック機構10をさらに詳しく説
明する。図6は図5の要部の拡大斜視図であり、図7は
図6の平面図である。図6および図7に示すようにロッ
ク機構10の構成要素である挿入片係合部9は、プロテ
クタ本体枠3の側壁部の一部にスリット状の切れ込み部
12を設けることによって形成される舌片状の可撓壁部
13と、該可撓壁部13との協働で挿入片7の挿入を許
容する挿入片挿通孔14を形成した枠壁部15とを具備
した構成である。
【0005】図7に示すようにプロテクタカバー4側の
挿入片7の横幅Lは、プロテクタ本体枠3側の可撓壁部
13の横幅Wに略等しく設定されている。この枠壁部1
5には、挿入片挿通孔14に挿入片7が規定長さ挿入さ
れた時に係合突起8を係止して挿入片7の挿入片挿通孔
14からの抜け出しを防止する係止面16が形成されて
いる。
【0006】図8(a)に示すように挿入片挿通孔14
の断面形状は、挿入片7の断面形状よりも僅かに大きな
矩形状である。プロテクタカバー4が上方から被嵌され
て、挿入片7が挿入片挿通孔14に挿入される。する
と、図8の(b)に示すように可撓壁部13が内側方向
に弾性変形して挿入片挿通孔14を広げ、挿入片7を挿
通させる。そして、係合突起8の後端が係止面16の位
置を越えると、弾性変形していた可撓壁部13の付勢力
によって挿入片7上の係合突起8が係止面16側に押し
出される。これにより、係合突起8が係止面16に係止
された状態となり、プロテクタカバー4がプロテクタ本
体枠3に被嵌された状態でロックされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワイヤハー
ネス2は、プロテクタ1に収容保持させた後にも、収容
する回路の増設や補修等でプロテクタ1から取り出す場
合がある。しかしながら、前述したロック機構10の構
成では、可撓壁部13の上部が挿入片7によって覆い隠
されてしまうため、可撓壁部13を手指等で操作して簡
単にロックを解除することができないという問題があ
る。また、このロック状態を解除するためには、専用の
解除治具が必要となるためワイヤハーネスの保守が困難
になったり、あるいは治具を用いて強引に挿入片7や挿
入片係合部9を変形させてロックを解除させることで、
ロック機構10を破損させてしまう問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解消すること
にあり、一対の構成部材の嵌合およびロック状態を小さ
な挿入力で確実に行うことができるとともに、ロック解
除を治具を使用せずに容易に行うことができるロック機
構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、互
いに連結すべき一対の構成部材の内、一方の構成部材に
延出形成された挿入片に該挿入片の板厚方向に突出した
係合突起が設けられるとともに、他方の構成部材に挿入
片の挿入を許容する挿入片挿通孔と、挿入片の係合突起
を係止する係止面とを備えた挿入片係合部が設けられた
一対の構成部材を係合するロック機構であって、挿入片
が係合突起の両側部にスリット状の切れ込み部を形成
し、該挿入片の先端部に片持ちされた舌片状の弾性片を
備え、該弾性片の自由端部のための可撓空間として切欠
部を形成するとともに、挿入片係合部が、挿入片挿通孔
を構成する壁部材の一部に弾性片の可撓変位を受容する
切欠部を備えていることを特徴とするロック機構によっ
て達成することができる。
【0010】また上記目的が、弾性片上の係合突起が係
止面に係止された状態で弾性片の自由端部が、挿入片挿
通孔の上端から突出するように設定されていることで達
成される。
【0011】また上記目的が、一対の構成部材の内、一
方の構成部材がプロテクタ本体の開口部に開閉可能に装
着されるプロテクタカバーであり、他方の構成部材が車
体フレームに沿って配索されるワイヤハーネスを収容保
持するプロテクタ本体であることにより達成される。
【0012】更に上記目的が、挿入片が一方の構成部材
と、挿入片係合部が他方の構成部材と一体成形によって
形成されていることにより達成される。
【0013】
【作用】本発明の上記構成によるロック機構において
は、挿入片が係合突起の両側部にスリット状の切れ込み
部を形成し、該挿入片の先端部に片持ちされた舌片状の
弾性片を備え、該弾性片の自由端部のための可撓空間と
して切欠部を形成するとともに、挿入片係合部が、挿入
片挿通孔を構成する壁部材の一部に弾性片の可撓変位を
受容する切欠部を備えている。
【0014】したがって、挿入片を挿入片挿通孔に挿入
開始する時、弾性片が該弾性片の自由端部近傍に設けら
れた切欠部側および挿入片挿通孔を構成する壁部材に形
成された切欠部の内側方向に弾性変形する。よって、挿
入片の係合突起が低挿入力で挿入片係合部を乗り越える
ことができ、その後、弾性片の復元力によって係合突起
が挿入片係合部の係止面に係止されてロック状態とな
る。しかも、ロック状態では、弾性片を除く挿入片の外
端部分が、挿入片挿通孔を構成する壁部材に係止されて
いるので、振動等の外力により容易に挿入片が外れるよ
うなことはない。
【0015】また、弾性片上の係合突起が係止面に係止
された状態で弾性片の自由端部が、挿入片挿通孔の上端
から突出するように設定されている。したがって、ロッ
ク状態を解除する場合、治具等を使用する必要がなく、
弾性片の自由端部が手指等で挿入片係合部の切欠部側に
弾性変形されることで、弾性片のロック状態を容易に解
除することができる。
【0016】また、一対の構成部材の内、一方の構成部
材がプロテクタ本体の開口部に開閉可能に装着されるプ
ロテクタカバーであり、他方の構成部材が車体フレーム
に沿って配索されるワイヤハーネスを収容保持するプロ
テクタ本体である。したがって、プロテクタ本体と該プ
ロテクタ本体の開口部に開閉可能に装備されるプロテク
タカバーとのロック機構に適用することで、ロック解除
が容易にできて、収容保持したワイヤハーネスの保守等
をより簡単に行うことができるワイヤハーネス用プロテ
クタを得ることができる。
【0017】更に、挿入片が一方の構成部材と、挿入片
係合部が他方の構成部材と一体成形によって形成されて
いる。したがって、上記構成のロック機構は、製造面で
容易かつ安価に構成部材と共に形成することができ、樹
脂製の種々のケースや枠体等のロック機構として利用す
ることできる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るロック機構の一実施例を
図1乃至図4に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係るロック機構の一実施例を示す要部の部分斜視図、
図2は図1におけるA矢視図、図3は図2におけるロッ
ク操作時の動作説明を示すB−B断面図、図4はロック
解除操作時の動作説明を示す断面図である。
【0019】図1および図2に示すように本実施例のロ
ック機構20は、互いに連結すべき一対の構成部材2
1,22の内、一方の構成部材21に舌片状に延出形成
された挿入片23が設けられ、該挿入片23の外側面に
は板厚方向に突出した係合突起24が設けられている。
また、この挿入片23には、係合突起24の両側端部に
スリット状の切れ込み部29が形成されており、これに
より該挿入片23の先端部に片持ちされた舌片状の弾性
片30が設けられている。更に、この弾性片30の自由
端部が水平方向の押圧力によって可撓変位可能なように
可撓空間としての切欠部36が構成部材21上に設けら
れている。また、この弾性片30上の係合突起24が係
止面27に係止された状態で弾性片30の先端部が、挿
入片挿通孔26から突出するように寸法設定されてい
る。
【0020】一方、他方の構成部材22には挿入片23
を係止する挿入片係合部25が突設されている。この挿
入片係合部25は、挿入片23の挿入を許容する挿入片
挿通孔26と、該挿入片挿通孔26に挿入片23が挿入
された時に係合突起24を係止する係止面27を備えて
いる。また、この挿入片係合部25は、構成部材22の
側壁部の一部である壁部材32と、該壁部材32に立設
された枠壁部33とによって挿入片挿通孔26が形成さ
れている。この壁部材32の一部に弾性片30の可撓変
位を受容する切欠部35が形成されている。
【0021】即ち、一方の構成部材21側の弾性片30
の横幅Mは、挿入片23の横幅N内に収まるように設定
されており、他方の構成部材22側の切欠部35の横幅
Xは、挿入片挿通孔26の横幅Y内に収まるように設定
されている。しかも、挿入片23の横幅Nは、挿入片挿
通孔26の横幅Yより若干小さく設定されており、弾性
片30の横幅Mは、切欠部35の横幅Xより若干小さく
設定されている。
【0022】更に、挿入片23は一方の構成部材21
と、挿入片係合部25は他方の構成部材22と合成樹脂
の射出成形により一体成形されている。また、本実施例
では、一対の構成部材21,22の内、一方の構成部材
22が自動車の車体フレーム等に沿ってワイヤハーネス
を収容保持するワイヤハーネス用プロテクタ本体であ
り、他方の構成部材21がプロテクタ本体の開口部に開
閉可能に装着されるプロテクタカバーである。
【0023】次に、上述したロック機構20のロック状
態での作動説明を図3(a)乃至図3(c)に基づいて
説明する。先ず、図3(a)に示すように一対の構成部
材21,22を嵌合するために、一方の構成部材21の
挿入片23が他方の構成部材22の挿入片係合部25の
挿入片挿通孔26に上方から挿入される。
【0024】すると、図3(b)に示すように係合突起
24が挿入片係合部25の上端に当接し、さらに挿入片
23を下方に押し込むことで弾性片30が、挿入片挿通
孔26を構成する壁部材32の一部に形成された切欠部
35の内側方向に弾性変形する。そして、さらに挿入片
23が挿入片挿通孔26内に押し込まれると、係合突起
24が枠壁部33の下端を乗り越える。
【0025】すると、図3(c)に示すように係合突起
24が弾性片30自体の弾性復元力で挿入片係合部25
側の係止面27に係止されてロック状態になる。
【0026】即ち、挿入片23を挿入片挿通孔26に挿
入する際に必要な挿入力は、挿入片23の一部である弾
性片30を弾性変形させることができる大きさであれば
良いことになる。したがって、弾性片30自体を薄肉化
や小型化することにより挿入力を小さくすることができ
るとともに、ロック機構20全体をコンパクト化するこ
とができ、小さな挿入力で確実なロック状態を得ること
ができる。
【0027】次に、ロック機構20のロック解除時の作
動説明を図4(a)乃至図4(c)に基づいて説明す
る。先ず、図4(a)に示すようにロック状態では弾性
片30の自由端部が挿入片挿通孔26から上方に突出し
ている。
【0028】したがって、図4(b)に示すように専用
の解除治具等を使用しなくても、弾性片30の自由端部
を手指等で内側方向に押圧操作すると、弾性片30が挿
入片係合部25の切欠部35の内側方向に弾性変形す
る。よって、係合突起24が係止面27から外れてロッ
ク状態が解除される。
【0029】そして、図4(c)に示すように挿入片2
3が挿入片挿通孔26から上方に抜き出されることで一
方の構成部材21を他方の構成部材22から離反するこ
とができる。上述したように一対の構成部材21,22
のロック操作およびロック解除操作が極めて容易なロッ
ク機構を実現することができる。
【0030】このようなロック機構20を使用するワイ
ヤハーネス用プロテクタでは、一方の構成部材21であ
るプロテクタカバーと、他方の構成部材22であるプロ
テクタ本体との間のロック操作およびロック解除操作が
容易になる。したがって、収容保持したワイヤハーネス
の保守作業等が簡単に実施することができ、ワイヤハー
ネス用プロテクタにおける保守性及び取り扱い性の向上
を図ることができる。
【0031】また、上記構成のロック機構20は、合成
樹脂の射出成形により構成部材と一体成形する形態に適
し、前述のワイヤハーネス用プロテクタに限らず、樹脂
製の種々のケースや枠体等のロック機構として利用する
ことができる。したがって、ロック操作およびロック解
除操作が簡便な取り扱い性に優れたケースや枠体等を得
ることができる。
【0032】なお、上記実施例では、ロック機構20を
樹脂製として説明したが、本発明のロック機構の構成
は、金属板の折曲加工等により形成される蓋付きケース
のロック機構等としても利用することが可能であること
は云うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のロック機構
によれば、挿入片が係合突起の両側部にスリット状の切
れ込み部を形成し、該挿入片の先端部に片持ちされた舌
片状の弾性片を備え、該弾性片の自由端部のための可撓
空間として切欠部を形成するとともに、挿入片係合部
が、挿入片挿通孔を構成する壁部材の一部に弾性片の可
撓変位を受容する切欠部を備えている。
【0034】これにより、挿入片を挿入片挿通孔に挿入
する際に必要な挿入力が、挿入片の一部である弾性片を
弾性変形させることができる大きさであれば良く、低挿
入力で確実なロック状態を得ることができる。また、ロ
ック状態では、弾性片を除く挿入片の外端部分が、挿入
片挿通孔を構成する壁部材に係止されているので、振動
等の外力により容易に挿入片が外れるようなことはな
い。
【0035】また、弾性片上の係合突起が係止面に係止
された状態で弾性片の自由端部が、挿入片挿通孔の上端
から突出するように設定されている。したがって、ロッ
ク状態を解除する場合、治具等を使用する必要がなく、
弾性片の自由端部が手指等で挿入片係合部の切欠部側に
弾性変形されることで、弾性片のロック状態を容易に解
除することができ、優れた取り扱い性を実現することが
できる。
【0036】また、一対の構成部材の内、一方の構成部
材がプロテクタ本体の開口部に開閉可能に装着されるプ
ロテクタカバーであり、他方の構成部材が車体フレーム
に沿って配索されるワイヤハーネスを収容保持するプロ
テクタ本体である。したがって、プロテクタ本体と該プ
ロテクタ本体の開口部に開閉可能に装備されるプロテク
タカバーとのロック機構に適用することで、ロック解除
が容易にできて、収容保持したワイヤハーネスの保守等
をより簡単に行うことができる保守性および取り扱い性
に優れたワイヤハーネス用プロテクタを得ることができ
る。
【0037】更に、挿入片が一方の構成部材と、挿入片
係合部が他方の構成部材と一体成形によって形成されて
いる。したがって、上記構成のロック機構は、製造面で
容易かつ安価に構成部材と共に形成することができ、樹
脂製の種々のケースや枠体等のロック機構として利用す
ることできる。よって、ロック操作およびロック解除操
作が簡便で取り扱い性に優れたケースや枠体等を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック機構の一実施例を示す部分斜視
図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるロック機構のロック操作時の作動
説明をする断面図であり、(a)は挿入前の状態を示
し、(b)は挿入途中の状態を示し、(c)はロック完
了状態を示す。
【図4】本発明のロック機構のロック解除操作時の動作
説明する断面図であり、(a)は解除前のロック状態を
示し、(b)は解除操作の途中状態を示し、(c)は完
全に解除された状態を示す。
【図5】従来のロック機構を備えたワイヤハーネス用プ
ロテクタの斜視図である。
【図6】図5におけるロック機構の部分斜視図である。
【図7】図6におけるC矢視図である。
【図8】図6におけるロック機構のロック操作時の作動
説明をする断面図であり、(a)は挿入前の状態を示
し、(b)は挿入途中の状態を示す。
【符号の説明】
20 ロック機構 21 プロテクタカバー(一方の構成部材) 22 プロテクタ本体(他方の構成部材) 23 挿入片 24 係合突起 25 挿入片係合部 26 挿入片挿通孔 27 係止面 29 切れ込み部 30 弾性片 32 壁部材 33 枠壁部 35,36 切欠部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結すべき一対の構成部材の内、
    一方の構成部材に延出形成された挿入片に該挿入片の板
    厚方向に突出した係合突起が設けられるとともに、他方
    の構成部材に前記挿入片の挿入を許容する挿入片挿通孔
    と、前記挿入片の前記係合突起を係止する係止面とを備
    えた挿入片係合部が設けられた前記一対の構成部材を係
    合するロック機構であって、 前記挿入片が、前記係合突起の両側部にスリット状の切
    れ込み部を形成し、該挿入片の先端部に片持ちされた舌
    片状の弾性片を備え、該弾性片の自由端部のための可撓
    空間として切欠部を形成するとともに、前記挿入片係合
    部が、前記挿入片挿通孔を構成する壁部材の一部に前記
    弾性片の可撓変位を受容する切欠部を備えていることを
    特徴とするロック機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性片上の係合突起が前記係止面に
    係止された状態で前記弾性片の自由端部が、前記挿入片
    挿通孔の上端から突出するように設定されていることを
    特徴とする請求項1記載のロック機構。
  3. 【請求項3】 前記一対の構成部材の内、一方の構成部
    材が前記プロテクタ本体の開口部に開閉可能に装着され
    るプロテクタカバーであり、他方の構成部材が車体フレ
    ームに沿って配索されるワイヤハーネスを収容保持する
    プロテクタ本体であることを特徴とする請求項1記載の
    ロック機構。
  4. 【請求項4】 前記挿入片が一方の構成部材と、前記挿
    入片係合部が他方の構成部材と一体成形によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3記載のロック
    機構。
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