JP3608726B2 - コントローラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アナログ入力をシーソー型の入力レバーで操作するコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、例えば特開平11−90042号公報にゲーム機用操作装置(ゲーム用コントローラ)を開示している。かかるゲーム用コントローラは、各種操作ボタンなどの操作子をコントローラ本体の上面及び前面に有し、そのコントローラ本体の両端から後方へ延在する把持部を両手で握り、その握った右手及び左手の指先(例えば親指、人差し指、中指など)で前記操作子を操作する、いわゆる両手保持型のコントローラである。
【0003】
この種のゲーム用コントローラでは、押しボタン一つに対して指一本で操作される。例えば、人差し指で押しボタンを押したり離したりする、などの如きである。一般に、人間の指は単純に押したり離したりするには優れているが、押す力を細かく制御するのには不向きであり、アナログ入力を操作する操作子を高精度に制御するには困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、アナログ入力を行う場合、押し込みボタンのような一つの操作子に対して一本の指で当該操作子を精度良く操作することは難しく、例えばゲームキャラクタを操作する場合のようなときには、キャラクタ操作がうまく制御できない。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題を解決するために提案されたものであり、操作子を高精度に制御可能となし得るコントローラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、指で操作する操作部を二つ設け、その操作部の一方を押圧すると一方向に回転し、他方の操作部を押圧すると他方向に回転するシーソー型の入力レバーを用いる。そして、この二つの操作部を二本の指または一本の指で操作し、その押す力を適宜調整することで細かい制御を行う。
【0007】
操作部を押圧して操作を行ったときに回転した入力レバーの回転方向の位置は、例えばポテンショメータなどの如き回転位置検出手段を使用して検出する。また、回転操作後の入力レバーを所定の基準位置に復帰させるには、レバーにバネなどを取り付けて、このバネによって入力レバーを基準位置に復帰させるレバー基準復帰手段を使用する。
【0008】
このように、二つ設けられた操作部を有したシーソー型の入力レバーを操作し、それぞれの操作部での押圧力を調整することで高精度な制御が行え、従来困難であった両手で保持するコントローラでのアナログ入力が改善される。
【0009】
【発明の実施の形態】
[本実施形態の概要]
本実施形態は、操作部を二つ有し、一方の操作部を押圧すると一方向に回転し、他方の操作部を押圧すると他方向に回転するシーソー型の入力レバーを使用し、その入力レバーの操作部を二本の指または一本の指で一方向または他方向に押圧する力を適宜調整することで、高精度な制御を可能となし、アナログ入力の改善を実現したものである。以下に、本発明に係るコントローラをエンタテインメント装置に接続して構成されるエンタテインメントシステムの例を挙げて、本実施の形態を説明する。
【0010】
[エンタテインメントシステムの概略構成]
エンタテインメントシステムは、図1に示すように、各種のテレビゲームを実行したり電子メールの作成や編集、Webページの閲覧、映画や音楽の再生なども行うことのできるエンタテインメント装置1と、このエンタテインメント装置1に接続される操作端末であるコントローラ2と、ゲーム内容、電子メール、Webページ、映画などを表示すると共に音を出力するテレビジョンモニタ装置3とからなるシステムである。
【0011】
[エンタテインメント装置]
エンタテインメント装置1は、例えばCD−ROM、DVD−ROMなどの光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体から読み出すか、若しくは、電話回線、LAN、CATV回線、通信衛星回線などの各種転送媒体を介してダウンロードされたゲーム、電子メール、Webブラウザ用のアプリケーションプログラムと、コントローラ2を介した操作者からの指示とに応じて、ゲームを実行したり、電子メールの作成、編集、Webページの閲覧のための各種処理を実行する他、CDに記録されたオーディオデータやDVDに記録された映画などのビデオ及びオーディオデータを再生(デコード)可能な装置である。
【0012】
このエンタテインメント装置1の前面には、コントローラ2に接続されるケーブル4の先端に設けられたコネクタ5が着脱自在とされる二つのコントローラポート6、7と、図示を省略するメモリカードが着脱自在とされるメモリカードスロット8、9と、DVD−ROMやCD−ROMなどの光ディスクが装填されるディスクトレイ10と、ディスクトレイ10をオープンまたはクローズさせるオープン/クローズボタン11と、電源のオン、スタンバイ、ゲームのリセットを行うためのオン/スタンバイ/リセットボタン12と、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394接続端子13と、二つのUSB(Universal Serial Bus)接続端子14、15などが設けられている。
【0013】
また、エンタテインメント装置1の背面には、電源スイッチ、音声映像出力端子(AVマルチ出力端子)、PCカードスロット、光デジタル出力端子、AC電源入力端子(何れも図示は省略する)などが設けられている。
【0014】
[テレビジョンモニタ装置]
テレビジョンモニタ装置3は、エンタテインメント装置1の背面に設けられた音声映像出力端子にケーブル16を介して接続される。このテレビジョンモニタ装置3のモニタ画面17には、前記したゲーム内容、電子メール、Webページ、映画などが表示される。また、テレビジョンモニタ装置3のスピーカからは、ゲームなどの音声が出力される。
【0015】
[コントローラ]
コントローラ2は、図1及び図2に示すように、各種操作ボタンとアナログ入力を行う入力レバー18が設けられたコントローラ本体19を有している。コントローラ本体19は、例えば操作者が両手で握って操作し得る程度の大きさとされた筐体として形成されている。
【0016】
コントローラ本体19の左上面には、例えばテレビゲームにおいてゲームキャラクタをモニタ画面17上で上下左右に移動させたり、電子メール作成画面上で文字入力カーソルを上下左右に移動させたり、Webページ閲覧中にページスクロールを行ったり、画面上のカーソルを上下左右方向に移動させたりする際に、操作者が操作する上下左右方向指示キー20a、20b、20c、20dが設けられている。これら上下左右方向指示キー20a、20b、20c、20dは、例えばコントローラ本体19を両手で握ったときに左手の親指で操作される。
【0017】
また、コントローラ本体19の右上面には、例えばアプリケーションプログラムによりそれぞれ異なる機能が割り付けられる4つの指示ボタン21a、21b、21c、21dが設けられている。これら指示ボタン21a、21b、21c、21dには、例えばメニューの表示を指定する機能、選択した項目の取り消し等を指定する機能、選択した項目の決定などを指定する機能、目次などの表示/非表示を指定する機能などが割り付けられる。
【0018】
また、コントローラ本体19の上面中央には、ゲーム開始や電子メール画面の表示開始、映画や音楽の再生開始、一時停止などを指示するためのスタートボタン22と、モニタ画面17上にメニュー表示や操作パネルを表示させる指示などを行うためのセレクトボタン23などを備えている。
【0019】
入力レバー18は、図2及び図3に示すように、コントローラ本体19に設けられた回転支持軸24を中心として回転自在に取り付けられたレバー基端部25と、このレバー基端部25から一方向へ延びる第1のアーム26と、他方向へ延びる第2のアーム27とを有した、略V字状をなすシーソー型のレバーとされている。この入力レバー18は、コントローラ本体19に取り付けられたときに、第1のアーム26と第2のアーム27とがそれぞれ当該コントローラ本体19の外側に突出する。
【0020】
レバー基端部25は、略円形状をなし、その下端周縁部に出力ギア31を有している。この出力ギア31は、後述する回転位置検出機構であるポテンショメータ28の回転軸29に取り付けられたポテンショメータ用ギア30と噛み合うようになされている。
【0021】
第1のアーム26は、図3においてレバー基端部25から左斜め上方に向くように延在して設けられ、基端側から先端側に向かってそのアーム幅が次第に先細りとなる形状とされている。同様に、第2のアーム27は、図3においてレバー基端部25から右斜め上方を向くように延在して設けられ、基端側から先端側に向かってそのアーム幅がやはり次第に先細りとなる形状とされている。そして、これら第1及び第2のアーム26、27の先端には、指先で操作するための操作部32、33が設けられている。
【0022】
また、この第1及び第2のアーム26、27には、入力レバー18を所定の基準位置に復帰させるためのレバー基準位置復帰手段であるバネ34、35がそれぞれ取り付けられている。かかるバネ34、35は、一端部34a、35aをコントローラ本体19に設けられたバネ固定部材36に固定し、他端部34b、35bを第1及び第2のアーム26、27に固定して設けられている。例えば、これら第1のアーム26と第2のアーム27に取り付けらた二つのバネ34、35が釣り合った状態を、前記入力レバー18の基準位置とする。図2は、入力レバー18が釣り合って、左右の操作部32、33が水平になった状態を示す。
【0023】
前記出力ギア31に噛み合う回転位置検出手段であるポテンショメータ28は、前記入力レバー18の回転方向の位置を検出するもので、コントローラ本体19に取り付けられている。そして、このポテンショメータ28の回転軸29には、前記出力ギア31と噛み合うポテンショメータ用ギア30が取り付けられている。
【0024】
なお、この入力レバー18は、図3中矢印Cで示す方向にレバー全体を押し込むことが可能とされており、当該入力レバー18の押し込みによりスイッチがオン・オフされる。
【0025】
[入力レバーの動作]
入力レバー18を操作するには、コントローラ本体19を両手で握り、左手の人差し指若しくは中指でコントローラ本体19から外側に突出する第1のアーム26の先端に設けられた操作部32を操作すると共に、右手の人差し指若しくは中指で同様に第2のアーム27の先端に設けられた操作部33を操作して、これら二本の指の押さえる力を適宜調整することにより、入力レバー18の回転方向の位置決めを行う。
【0026】
例えば、図3の基準状態から第1のアーム26の操作部32を押し込む力F1を、第2のアーム27の操作部33を押し込む力F2よりも大きくすると(F1>F2)、入力レバー18は、図4に示すように、回転支持軸24を中心として同図中矢印Aで示すように左側に回転する。このときの入力レバー18の回転により、前記出力ギア31と噛み合うポテンショメータ用ギア30は、図4中矢印Bで示すように右側に回転する。このポテンショメータ用ギア30の回転がポテンショメータ28に伝えられ、その回転がポテンショメータ28で電気信号に変換される。そして、変換された電気信号がケーブル4を介してエンタテインメント装置1に伝えられる。
【0027】
このように、二つの操作部32、33を有したシーソー型の入力レバー18を、それぞれ右指と左指の二本の指でそれぞれ操作部32、33を押さえる力を調整することで、入力レバー18の回転方向の位置決めを精度良く行うことができる。すなわち、二本の指で入力レバー18を操作すれば、入力レバー18を微細に動かすことが可能となるため、例えばこの入力レバー18で操作されるキャラクターなどを思いのままに操ることが可能となる。また、シーソー型の入力レバー18であるため、ジョイスティックの場合に比べて操作量を少なくすることができる。
【0028】
また、図4に示すように、入力レバー18が左に傾いた状態から左右の操作部32、33を押す力を弱めると、第1及び第2のアーム26、27にそれぞれ取り付けられていたバネ34、35によって、前記入力レバー18が図2に示す基準位置に復帰する。
【0029】
[その他の実施形態]
図5には、出力ギア31に噛み合うように駆動ギア37を取り付けた駆動モータ38をコントローラ本体19に設け、この駆動モータ38を駆動して前記入力レバー18を回転させることによって、フォースフィードバックを実現した例を示す。
【0030】
この実施形態では、駆動ギア37が取り付けられた駆動モータ38を、ポテンショメータ28と接触しない位置となるようにコントローラ本体19に取り付け、その駆動ギア37をレバー基端部25に設けられた出力ギア31に噛合させている。
【0031】
このような構成とすることで、例えば第1のアーム26の操作部32を第2のアーム27の操作部33よりも大きな力で押したことにより入力レバー18が左側に回転した状態からそれぞれの操作部32、33に加える力を解放すると、バネ34、35の復元力により入力レバー18には基準位置に戻ろうとする力が一気に作用するが、その一気に戻ろうとする力をこの駆動モータ38によって除々に入力レバー18に作用させることが可能となる。
【0032】
また、駆動モータ38に回転角を制御することのできるステッピングモータを使用すれば、このステッピングモータで入力レバー18を基準位置に戻すことが可能となる。したがって、この場合には、第1及び第2のアーム26、27に取り付けたバネ34、35が不要となる。
【0033】
また、この駆動モータ38とポテンショメータ28を纏めるようにしてもよい。つまり、駆動モータ38の駆動ギア37に、ポテンショメータ28に取り付けられたポテンショメータ用ギア30を噛合させるようにし、このポテンショメータ用ギア30は出力ギア31に対しては噛合させないようにする。
【0034】
図6には、コントローラ本体19の両端から後方に向けて延在して設けられる左把持部である左グリップ部39と右把持部である右グリップ部40とを有したコントローラ2の例である。左グリップ部39及び右グリップ部40は、コントローラ2を操作する操作者の手の平に内包するような形態として形成されており、コントローラ2を安定して操作し得るようになされている。
【0035】
このような左右のグリップ部39、40を備えたコントローラ2では、入力レバー18の操作をより一層細かく操作することが可能となり、従来困難であった両手で保持するコントローラでのアナログ入力が改善される。
【0036】
図7には、片手の二本の指で入力レバー18を操作できるようにしたコントローラの例を示す。このコントローラ2には、複数の指示ボタン21a、21b、21c、21dが設けられた端部に片手の二本の指(例えば人差し指と中指など)で操作する入力レバー41が設けられている。この入力レバー41は、図3で示した入力レバー18と同一構成の二本の指で操作するシーソー型のレバーである。
【0037】
このタイプのコントローラ2は、先の図1〜図6に示した両手の各指で操作するタイプのコントローラ2と同様、それぞれの操作部32、33を押さえる力を人差し指と中指で調整することで、入力レバー18の回転方向の位置決めを精度良く行うことができる。
【0038】
図8には、二本の指で二つの操作部32、33を押すのではなく、一本の指でこれら二つの操作部32、33を押すことによって操作するようにした入力レバー42の例を示す。
【0039】
このタイプの入力レバー42は、図8に示すように、ポテンショメータ用ギア30と噛合する出力ギア(図示は省略する)を下端に有したレバー基端部43がコントローラ本体に対して回転自在に取り付けられ、そのレバー基端部43の先端に略V字状をなす第1のアーム44と第2のアーム45とを有し、その第1及び第2のアーム44、45の先端が操作部32、33とされた、シーソー型のレバーである。
【0040】
この入力レバー42を操作するには、例えば図8(b)で示すように、親指の腹を第1のアーム44及び第2のアーム45に当て、親指を前後に動かすことで操作する。このタイプの入力レバー42においても、先の何れのタイプの入力レバー18と同様、第1及び第2のアーム44、45の先端の操作部32、33を押す力を調整することで、入力レバー42の回転方向の位置決めを精度良く行うことができる。
【0041】
なお、上述の実施形態では、何れもゲーム用のコントローラに本発明を適用したものであるが、ゲーム用コントローラに制限されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】
本発明によれば、シーソー型とした入力レバーを二本の指または一本の指で操作し、二つの操作部を押さえる力を調整することで、入力レバーの回転方向の位置決めを精度良く行うことができる。また、ジョイスティックの場合は操作量が多くなるが、本発明によれば、操作量を少なくすることができるため、少ない操作量でしかも細かい制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンタテインメントシステムの概略構成を示す図である。
【図2】コントローラの一例を示す平面図である。
【図3】図2のコントローラ本体に取り付けられた入力レバーの平面図である。
【図4】一方の操作部を押し込んで入力レバーを回転させた状態を示す入力レバーの平面図である。
【図5】フォースフィードバックを実現した例を示す入力レバーの平面図である。
【図6】コントローラ本体の両端にグリップ部を設けた例を示すコントローラの平面図である。
【図7】片手の二本の指で入力レバーを操作できるようにしたコントローラの要部を示す斜視図である。
【図8】一本の指で二つの操作部を操作し得るようにした入力レバーを示すもので、(a)はその斜視図、(b)は操作状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・エンタテインメント装置,2・・・コントローラ,3・・・テレビジョンモニタ装置,18、41、42・・・入力レバー,24・・・回転支持軸,25、43・・・レバー基端部,26、44・・・第1のアーム,27、45・・・第2のアーム,34、35・・・バネ,28・・・ポテンショメータ,30・・・ポテンショメータ用ギア,31・・・出力ギア
Claims (10)
- 操作者の両手で把持されるコントローラ本体と、
前記コントローラ本体に設けられ、少なくとも一方の手の親指で操作される位置に配置された操作ボタンと、
前記一方の手の親指以外の指と他方の手の親指以外の指とで押圧操作される位置にそれぞれ配置された二つの操作部を有し、前記コントローラ本体に回転自在に支持され、前記二つの操作部の一方が押圧されると一方向に回転し、他方が押圧されると他方向に回転するシーソー型の入力レバーと、
前記入力レバーの回転方向の位置を検出する回転位置検出手段と、を備えた
ことを特徴とするコントローラ。 - 操作者の少なくとも一方の手で把持されるコントローラ本体と、
前記コントローラ本体に設けられ、前記一方の手の親指で操作される位置に配置された操作ボタンと、
前記一方の手の親指以外の異なった二つの指で押圧操作される位置にそれぞれ配置された二つの操作部を有し、前記コントローラ本体に回転自在に支持され、前記二つの操作部の一方が押圧されると一方向に回転し、他方が押圧されると他方向に回転するシーソー型の入力レバーと、
前記入力レバーの回転方向の位置を検出する回転位置検出手段と、を備えた
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求項1又は請求項2に記載のコントローラであって、
前記入力レバーは、前記コントローラ本体に回転自在に支持されたレバー基端部と、前記レバー基端部から一方向へ延びる第1のアームと、他方向へ延びる第2のアームと、を有し、
前記二つの操作部は、前記第1のアームと第2のアームとにそれぞれ配置されている
ことを特徴とするコントローラ。 - コントローラ本体と、
前記コントローラ本体の上面に設けられた操作ボタンと、
前記コントローラ本体に回転自在に支持されたレバー基端部と、前記レバー基端部から一方向へ延びる第1のアームと、他方向へ延びる第2のアームと、前記第1のアームと第2のアームとにそれぞれ設けられた二つの操作部と、を有し、前記コントローラ本体に対する前記レバー基端部の回転軸が前記コントローラ本体の上面に対して略直交し、前記二つの操作部が前記コントローラの上面に対して略平行な同一面内に配置された入力レバーと、
前記入力レバーの回転方向の位置を検出する回転位置検出手段と、を備えた
ことを特徴とするコントローラ。 - コントローラ本体と、
前記コントローラ本体の上面に設けられた操作ボタンと、
前記コントローラ本体に回転自在に支持されたレバー基端部と、前記レバー基端部から一方向へ延びる第1のアームと、他方向へ延びる第2のアームと、前記第1のアームと第2のアームとにそれぞれ設けられた二つの操作部と、を有し、前記コントローラ本体に対する前記レバー基端部の回転軸が前記コントローラ本体の上面に対して略平行であり、前記二つの操作部が前記コントローラの上面に対して略直交する同一面内に配置された入力レバーと、
前記入力レバーの回転方向の位置を検出する回転位置検出手段と、を備えた
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求項3〜請求項5の何れかに記載のコントローラであって、
前記回転位置検出手段は、前記レバー基端部に形成されたギアと噛み合って前記入力レバーの回転方向の位置を検出するポテンショメータである
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求項6に記載のコントローラであって、
前記レバー基端部に形成された前記ギアと噛み合って、前記入力レバーの位置出しを行う駆動機構部を有した
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求項7に記載のコントローラであって、
前記駆動機構部は、前記レバー基端部に形成されて前記ギアと噛み合うステッピングモータである
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載のコントローラであって、
前記入力レバーを所定の基準位置に復帰させるレバー基準位置復帰手段をさらに備えた
ことを特徴とするコントローラ。 - 請求9に記載のコントローラであって、
前記レバー基準位置復帰手段は、前記第1のアームと前記第2のアームにそれぞれ取り付けられたバネからなる
ことを特徴とするコントローラ。
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